JP2788091B2 - 無洗米化のための白米処理方法及びその装置 - Google Patents

無洗米化のための白米処理方法及びその装置

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JP2788091B2 JP2052263A JP5226390A JP2788091B2 JP 2788091 B2 JP2788091 B2 JP 2788091B2 JP 2052263 A JP2052263 A JP 2052263A JP 5226390 A JP5226390 A JP 5226390A JP 2788091 B2 JP2788091 B2 JP 2788091B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炊飯に先立つ洗米作業を必要としない、い
わゆる無洗米化のための白米処理方法並びにその装置に
関する。
〔従来の技術〕
従来、炊飯する前に白米を数回水研ぎし、白米に付着
する糠(ぬか)粉を洗い流した後適量の水を加えて一定
時間浸漬してから加熱するという炊飯方法が一般的であ
る、また、無洗米に加工するために、白米を水中で撹拌
して付着糠や米粒面に残留する糊(こ)粉層を除去した
後、包装白米とする試みは多数行われており、例えば特
開昭57−141257号公報や特開昭59−103811号公報等に開
示されている。
一方、白米の水分は16%を上限とすることが農産物規
格で決められており、通常15%程度の水分の白米が流通
している。これは、米穀の保管上の理由、つまり、高水
分の米穀は長期保管に向かないからである。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、水分含有率が15%を下回る米粒を水中に浸
漬すると亀裂を生じることが知られている。また、通常
の洗米方法では水分の浸透が進み過ぎ、15%を超える水
分含有率になってしまうものもあり、保存性の問題並び
に水分含有率のバラツキによる流通上の問題点と食味低
下の問題があった。
また、洗米時間を短時間で行い、流通白米と同程度の
水分となるように加工すると、白米表面の糠層が除去し
切れない問題や脱水処理後精白米表面に無数の亀裂が生
じ、これにより、商品価値を低下させると同時に炊飯に
より糊が溶け出して食味を低下するという問題があっ
た。
本発明はこれらの点にかんがみ、洗米時に水中で亀裂
を生じることがなく、15%か16%程度の含有水分率に処
理する無洗米化のための白米処理方法並びにその装置の
提供を技術的課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため本発明は、白米に水を可及的
短時間に接触させて、白米表面を水濡れ状態にして洗米
し、洗米後の白米に付着した過剰な水を水切りし乾燥す
る。ついで、この白米に粒々、接触による研磨作用を加
える方法を採用する。そして、このように処理された白
米を包装品とする。
このため、洗米機、水切り乾燥装置、研米機及び包装
機を白米の流れに沿ってこの順に接続し、全体を1つの
装置あるいは設備として構成する。洗米機は洗米槽の内
部に撹拌装置と槽内の白米表面を水濡れ状態にできる水
供給排出装置を備えたものとする。水切り乾燥装置は回
動による脱水装置と送風装置を備えたものとする。研米
機は研磨槽内に回動撹拌転子を備え、これによって白米
相互間の粒々摩擦を発生する。なお、洗米機と水切り装
置は装置全体が備えた制御装置によって、投入した白米
が短時間でこれらの装置を通過し、含有水分率が15〜16
%程度となるように制御される。
水切り乾燥装置の脱水装置として遠心分離機を採用す
ることができ、また、研米機として振動式撹拌盤式や回
転ドラム式のものを採用することができる。
〔作用及び効果〕
白米に水を可及的短時間接触させて洗米すると、白米
の表面は水濡れして軟化し、精米により除去きれなかっ
た糠粉や残存する糊粉層が容易に除去される。米粒への
吸水をなるべく少なく止める短時聞で洗米を完了し、洗
米後の白米を次工程の水切り乾燥装置に輸送する。水切
り乾燥装置においてまず白米周辺の水が瞬時に分離さ
れ、ついで、白米の粒面に付着した余分な水が脱水され
る。その後、米粒表面の乾燥と同時に白米の粒表面から
白米粒内部へと水の吸水が行われるので、白米は例えば
16%の適度の水分上昇に抑制される。そして、適度に水
分上昇した白米は研米機によってその表面に粒々接触に
よる摩擦を受け、白米表層部が滑面化して、表面に無数
の亀裂を生じることがない。
このように処理された白米は炊飯時洗米しないので、
一定量ずつ清潔な密封包装を施された商品となる。な
お、水切り乾燥装置の初期工程に遠心分離機を使用すれ
ぱ、白米粒面及び白米粒間に偏在する余分な水を可及的
短時間に除去できるので水分偏在による米粒亀裂発生に
対し一層安全である。また、研米機として振動撹拌盤を
使用すれば米粒相互の摩擦力が均一化するとともに、撹
拌盤を有孔選別盤とし、異物や砕米を除去することもで
きて二重の作用効果があり、回転ドラムは溝造が簡単で
処理時間の調整が容易である。また、内筒内に回転撹拌
転子を設けた研米機は粒々間の接触圧力の調整が便利で
あり、粒々間の圧力を大きくすることもできる。これに
より、白米表面を滑面化して強度に光沢のある美麗な白
米に仕上げることができる。更に包装白米は気密包装と
し、包装内部の空気を除去する、いわゆる真空包装にす
れば、さらに保管期間を長くすることができる。
このように、本発明における白米処理方法及び装置
は、白米に水を可及的短時間接触させて水濡れ状態で洗
米し、洗米後の白米から過剰な水を水切りし、ついで乾
燥後、該白米を粒々接触により研磨する。そして、その
白米を包装するものであるので、洗米を完全に実施して
も、米粒表面に亀裂を生じて商品価値及び食味を悪くす
ることを防止する。また、水分を標準流通白米である15
〜16%程度に処理してあるので、高水分白米のような保
管上の問題や食味低下の問題を解決できるという種々の
効果を奏するものである。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の好適な一実施例を図面を参照しながら
説明する。
図面は本発明を実施する白米処理装置の全体を表す正
面図であり、以下白米の流れに沿って説明する。
精米手段100はいわゆる研削式精米機101と摩擦式精米
機102とを連座してなり、研削式精米機101は、多孔壁除
糠精白筒103内に研削転子104を内装し、前記精白筒103
の下方には集糠ホッパー105を配設し、集糠ホッパー105
に接続して除糠ファン106を設ける。摩擦式精米機102
は、多孔壁精白筒107内に摩擦精白転子108を内装し、前
記研削式精米機101と同様に、集糠ホッパー109及び除糠
ファン110を傭え、両精米機101,102はバケットエレベー
タ111によって連絡される。
次に、洗米機及び水切り乾燥装置200について説明す
る。まず、洗米機200Aであるが、下端部に米粒供給口20
1を、上端部に米粒排出口202を各々設けて立設した円筒
203(洗米槽)内に、米粒を撹拌・上送するためのスク
リューコンベア204を設ける。このスクリューコンベア2
04はモータ205によって駆動し、その羽根には撹拌バー2
06(撹拌装置)を多数設ける。また、前記米粒供給口20
1には供給樋207を、米粒排出口202には排出樋208を各々
接続するとともに、米粒供給口201にはロータリーバル
ブ209及び穀温センサTを装着する。
更に、円筒203の下端部には洗浄水供給口210を、米粒
排出口202よりもやや下方には洗浄水排出口211を各々設
けるとともに、洗浄水供給口210と洗浄水排出口211とに
は米粒が漏出しない程度の網を張設する。そして、洗浄
水排出口211と洗浄水供給口210との間には洗浄水循環路
212を形成し、この洗浄水循環路212中に循環用のポンプ
213、フィルタ214及び冷却器215を適宜に介在させ、ポ
ンプ213には水タンク(図示せず)に連絡した給水管216
を接続するとともに、循環路212の下端部に排水管217を
分岐して設ける。これらは水供給排出装置を構成する。
次に、水切り乾燥装置200Bであるが、洗米機の排出樋
208と連結する供給樋219と排出樋220とを備えたケーシ
ング218内に、多孔壁水切り筒221(回転による脱水装
置)を排出樋220側をやや低く横架し、モータ222によっ
て回転可能に形成する。そして、ヒーター226を備えた
送風機223の送風管224(送風装置)の端部をケーシング
218内に臨ませてある。また、ケーシング218の底部には
水抜き口225を設ける。
前記排出樋220に連結するバケットエレベータ301を介
して研米機300を設ける。研米機300には調質機能を付加
することも可能である。ここで言う調質とは加湿と乾燥
とを含み、要するに、白米を目標の水分含有率に調整す
ることをいう。すなわち、機壁302内に円筒の調質筒30
3,304(研磨槽)を近接して立設し、調質筒303,304内に
は中空軸からなるスクリューコンベア305,306(撹拌転
子)がそれぞれモータ307によって回転可能に枢支され
る。スクリューコンベア305,306の中空軸には多数の通
気孔308を開設し、通気孔308には米粒が侵入しないよう
に網を張設する。
また、一方の調質筒303の下部に供給口309を設けると
ともに、供給口309は空気遮断弁としてのロータリーバ
ルブ310を介して供給ホッパー311に連絡され、供給ホッ
パー311はバケットエレベータ301に連結される。また、
供給ホッパー311内には米粒の水分含有率を測定する水
分センサSを設ける。前記調質筒303の上端付近に設け
た排出口312と他方の調質筒30召下部に設けた供給口313
とは連絡路314によって連通され、調質筒304の上端付近
には排出口315を設けるとともに、排出口315には排出樋
316を接続し、排出樋316にはロータリーバルブ317を装
着する。また、各調質筒303,304の上面壁を連通する連
通管327を設け、各調質筒303,304の底壁の残粒米排出用
の開口及びシャッター(図示せず)を設けるとともに、
排出ホッパー318及びロータリーバルブ319を設ける。
更に、調質筒303,304の下方には高圧ブロア320を配設
し、高圧ブロア320の吐出管321はヒータ322を介し、残
留米排出用のロータリーバルブ319の排出部に連結する
とともに上方に立ち上げて、排出樋316を経て排出口315
に連通する。そして、各スクリューコンベア305,306に
中空軸下端は、吸引管323によって高圧ブロア320の吸引
口に接続される。また、供給口309付近の調質筒303には
ノズルを備えた給水管324を臨ませる。給水管324はポン
プ325及び水槽326に連絡される。
乾燥を行う場合には高圧ブロア320を稼動し、ポンブ3
25を停止したままで常温空気又は加温空気を送る制御を
行う。以上、研米機300に調質機能を付加した構成につ
き説明したが、単純な研米機としては円筒の調質筒303,
304内にスクリューコンベア305,306を回転可能に枢支し
たもので足り、更には水切り乾燥装置200B又は摩擦式精
米機102の基本的溝成から成る研米機も利用できる。研
米機は米粒の接触により米粒表面を摩擦する作用を生起
するものであればよい。
研米機300の後工程には計量、袋詰め手段400を配設す
る。
計量、袋詰め手段400は、ガス遮断性を有するロール
状チューブフィルム401を袋状に形成する製袋部、計量
・充填部及び包装部(図示せず)からなる。
以下、上記実施例における具体的作動について説明す
る。研削式精米機101に投入された米粒(玄米)は・研
削転子104の研削作用によって表面の糠層の一部が削り
取られた後、バケットエレベータ111により摩擦式精米
機102に供給され、比較的高圧下での粒々摩擦等によっ
て米粒表面の糠層がほぼ除去される。この精米工程で発
生する糠粉は、各精米機101,102の集糠ホッパー105,109
及び除糠ファン106,110によってサイクロンコレクタ
(図示せず)に搬送される。
このようにして精米された米粒(白米)は洗米機200A
に投入される。すなわち、供給樋27を通過する米粒は、
穀温センサTによってその温度が検出され、ロータリー
バルブ209によって順次円筒203内へ送り込まれる。円筒
203内は洗浄水が満たされており、米粒はスクリューコ
ンベア204及び撹拌バー206により撹拌されながら上送さ
れる間に洗浄され、米粒表面に残留する糠粉及び糊粉層
が除去される。そして、給水管216から供給される水の
温度が米温にくらべあまりにも高い場合は冷却器215に
よって冷却して循環させる。このとき汚水の一部は排出
管217から排出されるとともに給水管216によって補給さ
れ、フィルタ214によってろ過される。
米粒が円筒203内を通過する時間は、洗浄水が米粒内
に浸透しない短時間が望ましく、例えば30秒以内とす
る。この程度の時間内であると、米粒内へ洗浄水が急速
に浸透する恐れがなく、いわゆる水中亀裂が生じない。
こうして洗浄を終えた米粒は、直ちに水切り乾燥装置
200Bに搬送され、送風機223による風を浴びながら、回
転する多孔壁水切り筒221内を転動し、表面に付着する
水分を除去する。
除去された水は、多孔壁水切り筒221から漏出し、水
抜き口225から機外の容器等に落下し、米粒はバケット
エレベータ226で研米機300の供給ホッパー311内に投人
される。
前記供給ホッパー311内の水分センサSによって水分
含有率を測定された米粒は、ロータリーバルブ310の回
転により供給口326から調質筒303内に流入し、スクリュ
ーコンベア305によって上送され、排出口312及び連絡樋
314を経て他方の調質筒304の供給口313に流入し、再び
スクリューコンベア306によって上送される。この輸送
工程において、米粒は粒々が相互に接触し、撹拌されな
がら摩擦作用を受け、米粒の粒面が滑面化される。
そして、各調質筒303,304内において米粒の調質を行
うこともできる。すなわち、製品の目標水分含有率を16
%とし、水分センサSの検出値がこれより高いときは、
ヒータ322によって暖められた高圧空気を吐出管321を介
して排出樋316内に送風し、更に、排出口315から調質筒
304内に給風する。調質筒304内の熱風は連通管327及び
連通路314を経て他方の調質筒303内にも流入し、スクリ
ューコンベア305,306によって撹拌、流動する米粒に接
触して米粒の水分を奪う。熱風の温度は水分センサSの
検出値に応じてヒータ322の温度を制御して調節するよ
うに形成するとよい。
一方、水分センサSの検出値が16%よりも低い場合
は、ヒータ322によって暖められた熱風(温度は一定で
よい)の送風に加えて給水管324からの加水を行うこと
により、熱風に暖められて細胞間隔が開きぎみの米粒内
に容易に水分が浸透する。加水量は水分センサSの検出
値に応じて行うとよい。米粒に接触した熱風は、通気孔
308から排風して高圧ブロア320に還流する。
なお、吸引管323に流量調節バルブを設けて各調質筒3
03,304内を加圧状とする加湿をより速く行い得る。研磨
終了後は、各調質筒303,304底壁のシャッタを開けてロ
ータリーバルブ319を駆動することにより、残留米が吐
出管321に搬送されて排出樋316に至る。また、水槽326
内に食塩、糖類、アルコール又はデンプン等を溶解し、
水溶液としたものを利用すると吸水速度を遅くできる。
デンプンのときは高濃度のデンプン溶液を加熱糊化した
後、水重量に対し2〜5%溶解したものを用いる。
アルコールは10%程度の水溶液が適する。水溶液を用
いる主目的は、吸水速度を遅くするためである。こうす
ることによって、浸漬時間の微妙な調整が不要となり、
亀裂発生等に対して安全に処理できる。製品として最適
水分に調整された米粒は、計量・袋詰め手段400に順次
供給され、ガス遮断性を有するフィルムによって形成さ
れた袋内に計量・充填される。なお、該袋内の空気を真
空ポンブ402に連結したガス吸引管によって抜き去るこ
とによる真空包装とすること、更に、不活性ガス注入管
によって窒素ガス等を珪入して密閉包装することにより
この発明が一層効果的になる。
〔発明の効果〕
洗米によって精米後も残っていた糠粉や糊粉層が米粒
表面から除去されて炊飯前に研がなくても良く食味の良
い無洗米を得ることができる。
白米表面に亀裂がなく、かつ、研磨することによって
非常に光沢が良く、生米の状態でも、飯米の状態でも見
栄えし、商品価値の高い無洗米を得ることができる。
無洗米として含有水分率15〜16%であることにより、
食味が良いとともに高水分白米のような流通上や保管上
の問題を生じない。
無洗米を包装品とすることで、流通上で取り扱いやす
く、また、光沢を失うことなく保存性が向上する。包装
品の内部圧を大気よりも低くすると、包装されている内
部の無洗米の全体が外部から圧迫された状態となり、流
通時に白米の粒子どうしがぶつかって澱粉粉を生じた
り、砕米化してしまうのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図は、一部を破断した正面図 〔符号の説明〕 100……精米手段 101……研削式精米機 102……摩擦式精米機 103……多孔壁除糠精白筒 104……研削転子 105……集糠ホッパー 106……除糠ファン 107……多孔壁精白筒 108……摩擦精白転子 109……集糠ホッパー 110……集糠ファン 111……バケットエレベータ 200……洗米機及び水切り乾燥装置 200A……洗米機 200B……水切り乾燥装置 201……米粒供給口 202……米粒排出口 203……円筒(洗米槽) 204……スクリューコンベア 205……モータ 206……撹拌バー(撹拌装置) 207……供給樋 208……緋出樋 209……ロータリーバルブ 210……洗浄水供給口 211……洗浄水排出口 212……洗浄水循環路 213……ポンプ 214……フィルタ 215……冷却器 216……給水管 217……操出管 218……ケーシング 219……供給樋 220……排出樋 221……多孔壁水切り筒(回転による脱水装置) 222……モータ 223……送風機 224……送風管(送風装置) 225……水抜き口 226……ヒーター 300……研米機 301……バケットエレベータ 302……機壁 303,304……調質筒(研磨槽) 305,306……スクリューコンベア(撹拌転子) 307……モータ 308……通気孔 309……供給口 310……ロータリーバルブ 311……供給ホッパー 312……排出口 313……供給口 314……連絡路 315……排出口 316……排出樋 317……ロータリーバルブ 318……排出ホッパー 319……ロータリーバルブ 320……高圧ブロア 321……吐出管 322、ヒータ 323……吸引管 324……給水管 325……ポンプ 326……水槽 327……連通管 T……温度センサ S……水分センサ 400……計量・袋詰め手段 401……ロール状チューブフィルム 402……真空ポンブ
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−254650(JP,A) 特開 平3−254648(JP,A) 特開 平2−242647(JP,A) 特開 平1−308779(JP,A) 特開 昭60−257841(JP,A) 特開 昭59−103811(JP,A) 特開 昭57−141257(JP,A) 特公 昭44−28466(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10 B02B 1/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】白米に、水を短時間接触させて水濡れ状態
    で洗米し、洗米後の白米に付着した過剰な水を水切り乾
    燥し、さらに、該白米に粒々接触による研磨作用を与え
    ることを特徴とする無洗米化のための白米処理方法。
  2. 【請求項2】白米に、水を短時間接触させて水濡れ状態
    で洗米し、該白米に付着した過剰な水を水切り乾燥後、
    該白米を粒々接触により研磨し、研磨された白米を包装
    品とすることを特徴とする無洗米化のための白米処理方
    法。
  3. 【請求項3】請求項(2)記載の無洗米化のための白米
    処理方法であって、前記包装品が大気圧より低い内部圧
    に包装されたものであることを特徴とする無洗米化のた
    めの白米処理方法。
  4. 【請求項4】洗米機、水切り乾燥装置、研米機及び包装
    機を白米の流れに沿ってこの順に接続し、洗米機は洗米
    槽の内部に撹拌装置と槽内の白米表面を水濡れ状態にで
    きる水供給排出装置を備え、水切り乾燥装置は回動によ
    る脱水装置と送風装置を備え、洗米機と水切り乾燥装置
    を、投入した白米が短時間でこれらの装置を通過し、含
    有水分率が15〜16%程度となる制御下に置いてあり、研
    米機は研磨槽内に白米の粒々摩擦を発生する回動撹拌転
    子を備えていることを特徴とした無洗米化のための白米
    の処理装置。
  5. 【請求項5】水切り乾燥装置の脱水装置が遠心分離機で
    あることを特徴とする請求項4に記載した無洗米化のた
    めの白米処理装置。
  6. 【請求項6】請求項(4)に記載の無洗米化のための白
    米処理装置において、研米機が振動式撹拌盤からなる研
    米機とされていることを特徴とした無洗米化のための白
    米処理装置。
  7. 【請求項7】請求項(4)に記載の無洗米化のための白
    米処理装置において、研米機が回転ドラムからなる研米
    機とされていることを特徴とした無洗米化のための白米
    処理装置。
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