JP2657331B2 - 米研ぎ不要の精白米の製造方法と、その装置 - Google Patents

米研ぎ不要の精白米の製造方法と、その装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、常法により搗精した精
白米を独自の水中仕上搗精機による二次搗精を経て洗米
処理を行い、改めて洗米しないで即炊飯可能な精白米を
得る方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、市販流通している精白米は、炊飯
する前に必ず研ぐ(洗米する)必要がある。その最大の
理由は、除糠のためであるが、一般に搗精した精白米は
糠の附着により、あるいは摩擦熱のため経時とともに発
酵して悪臭を発する。そしてその悪臭が次第に増し、不
衛生となるばかりでなく、米質を低下させ、また米虫の
発生する原因ともなる。このようなことから精米業界に
おいても大量に搗精備蓄することを控えている現状にあ
る。
【0003】 また、精白米を水洗いして乾燥すれば一
応の弊害は除去することができるが、従来の研ぎ方(手
研ぎ、単式米研ぎ器)では、極く短時間にて乾燥できな
いために米粒内に水分が浸透してしまい、米の成分の変
質が生じ、米質を低下させ、食味を減ずことになる。さ
らに、従来の研ぎ方では、滅菌もできず、長期保存に堪
えず、従って、毎日毎回必要量を炊飯前に研いでいる実
情にある。そして、手研ぎの場合、完全に研ぎ上げるに
は精白米1.4Kg(約1升)に対してぎ水1合程度
が、摩擦効率が良く、約3分連続的に力を入れて研ぐと
良好な研ぎ上げができる(米1升を容器等にて完全に濯
ぐには約1斗の濯ぎ水が必要)。ところがそのための労
力が非常に大きいめに、結局水洗い的にならざるを得な
い。このように米研ぎ作業は、業者や家庭の主婦にとっ
てまことに厄介な仕事である。
【0004】加えて、家庭においては、消費量が少ない
ため容器に入れて研いでも米粒の摩擦による研磨、除糠
が充分できない。またホテル、レストラン等の業者は、
単式的な米研ぎ器を使用しているが、いずれも本来の米
研ぎである研磨、除糠が充分行なわれず、単なる水洗い
的な洗米に終っているケ−スが多い。米麦業界や米粉加
工業界においては、ベルト式のネットコンベヤ−上面に
米を連続的に載せ、上部よりシャワ−を噴射して水洗い
しているが(実公昭61−121946、実公昭64−
4257等の手段)これらにては、米質を低下させない
本来の米研ぎは不可能であった。
【0005】他方、米研ぎにおいては、米を水に浸すこ
とにより生ずるヌメリをいかにして除去するかも大きな
課題である。昔日より、米は研げば研ぐ程美味な炊飯が
できると言われるのは、研ぎ水を少なくし、長時間力を
入れて研ぐことがヌメリを取る最も重要な作業であるか
らで、この点からも大変労力が必要であった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のかか
る実情を踏まえ、「最終的に、米研ぎ不要の精白米を誕
生させることこそ精米技術の究極」との本発明者の理念
に基きなされたもので、常法にて精米された米粒を極力
研磨し、独自の水中仕上搗精機により二次搗精を行い、
次いで洗滌、脱水、乾燥滅菌、冷却工程を経ることによ
り、研がずにすぐ炊ける精白米を得るめの方法とその装
置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、常法により一次的に搗精した精白米をさ
らに研磨し、次いで所定量の水を入れた水中仕上搗精機
にて二次的に搗精し、次いで充分洗滌後脱水し、次いで
熱風乾燥し、後急速に冷却することによって、米研ぎ不
要の精白米を得るものである。
【0008】そして最後に、前記各工程で得られた精白
米を計量し、長期保存可能且つ流通市販商品としての袋
詰め商品を得るものである。
【0009】また、前記米研ぎ不要の精白米の製造方法
の実施に使用する装置は、常法により搗精した精白米
を、さらに研磨する研磨機Bと、所定量の水を入れた水
中仕上搗精機Cと、洗滌機Dと、脱水機Eと、熱風乾燥
機Fと、冷却機Gと、最終的に計量袋詰めする計量袋詰
機Hとの結合から成る。
【0010】さらに、前記水中仕上搗精機Cは、水槽4
内上部に横向きに多孔筒5を架設する。そしてその多孔
筒5の内部に攪拌スクリュ−回転軸6を軸架する。この
攪拌スクリュ−回転軸6の終端部には、円周方向に軸方
向案内隆条6bを所定間隔に設ける。さらに前記攪拌ス
クリュ−回転軸6の終端側の前記水槽4に排出口10を
設け、この排出口10に絞りシュ−ト13を設ける。そ
してその絞りシュ−ト13の中心部に円錐形の圧力蓋1
2を対面させたものである。
【0011】
【実施例】本発明を実施例を示す図面に沿って説明する
と、米研ぎ不要の精白米の製造の全体の工程は図1に示
す順序による。まず既存の精米機Aにて常法により搗精
し、研磨機Bで研磨し、所定量の水を入れた水中仕上搗
精機Cで研磨除糠し、洗滌器Dで洗滌し、脱水機Eで脱
水し、熱風乾燥機Fで乾燥させ、冷却機Gで冷却する。
そして最終的に計量袋詰機Hで計量して密閉梱包する。
【0012】そして、その各工程における装置は、図2
(イ),(ロ)に示す夫々のユニットから構成される。
それらのユニットは工程順に、精米機A、研磨機B、水
中仕上搗精機C、洗滌器D、脱水機E、熱風乾燥機F、
冷却機G、計量袋詰機Hと、これらユニット間に米粒を
移送する手段(J1、J2、J3)とに分れる。次に各
ユニットを作用とともに詳しく説明すると、図2(イ)
に示すように、まず精米機Aは従来の任意の装置を用い
る。この精米機Aで搗精され、排出された米を、研磨機
Bのホッパ−1で受けて、研磨機B内部に移される。
【0013】 この研磨機Bは内部にスクリュー回転に
よる研磨筒体2を備える。前記研磨筒体2はできるだけ
直径の大きい方が効率的であり、これは極力研磨効率を
高めるためである。ただし、あまり大きいと粋米が発生
するので限度はある。なお、できるだけ研磨機Bの機数
を多く通過させることが好ましく、これは加水または水
中仕上効果を一層高めることができ、加えて使用量の
節約することができるからである。
【0014】 前記研磨機Bで研磨された米粒は排出口
3より排出され、図3に示す水中仕上搗精機Cに移され
る。その水中仕上搗精機Cは、容器外壁を水槽4とし
て、その水槽4内上部に横向きに多孔筒5を架設する。
そしてその多孔筒5の内部にスクリュー隆条6aを追い
駆け式に数条形成した攪拌スクリュー回転軸6を軸架す
る。この攪拌スクリュー回転軸6の終端部には円周方向
に軸方向案内隆条6bを前記スクリュー隆条6aの本数
だけ形成する。さらに、前記攪拌スクリュー回転軸6の
終端側の前記水槽4に排出口10を設け、この排出口1
0に絞りシュート13を設ける。そしてその絞りシュー
ト13の中心部に円錐形の圧力蓋12を対面させる。
【0015】水槽4内には、水を注ぎ込み、精白米の流
量に合せてバルブ7,8を調整し、水面を多孔筒5の径
の約1/5程度の位置(図3の破線に示す位置S)に維
持する。もし多孔筒5内の水量が多いと米粒間の摩擦効
率が低下し、ヌメリの除去が不十分となる。反対に水量
が少ないと、少ない程米粒間の摩擦効率が高くなるの
で、米粒の摩擦により粋米の発生しない程度に水量を水
槽4側部に設けた水面計9に合せて調整することが好ま
しい。量的には米粒1.4Kg(約1升)に対して、水
量1合程度が適切である。そして常時、この適量水量を
維持するためにバルブ7,8による水量調節が大切であ
る。水量調節を電磁弁等の自動水量維持調節機構を用い
て自動制御して常時適量を維持することもできる。
【0016】水中仕上搗精機Cの多孔筒5と攪拌スクリ
ュ−回転軸6との間隙内に移された米粒は、攪拌スクリ
ュ−回転軸6の回転により、攪拌スクリュ−回転軸6の
終端側の前記水槽4に排出口10に設けられた絞りシュ
−ト13と円錐形の圧力蓋12の抵抗及び、多孔筒5と
攪拌スクリュ−回転軸6自体の抵抗により、米粒同士が
摩擦されながら表面及び胚芽凹部のヌメリが除去されて
排出口10より排出される。前記攪拌スクリュ−回転軸
6の終端部の案内隆条6bは、軸方向に直線で比較的短
く形成してあるので粋米等の発生を防止する。
【0017】従来精米機の排出口は図2の精米機Aに示
すように、筒部を斜切りした排出口の上部にヒンジにて
蓋板を継ぎ、その蓋板に突設した竿に分銅を載せ、その
分銅の重量の加圧により蓋板に抵抗力を与えている。そ
の抵抗蓋板はヒンジによって、常時蓋をした傾斜状態で
上下開閉しており、攪拌スクリュ−回転軸によって送り
出す米粒のスクリュ−推進力を半減させることしかでき
ない。従って、排出口の筒部内の米粒の摩擦も不規則的
となり、多量の水分を使用する場合、スクリュ−推進力
を抑えることができず、米粒が棒状のかたまりとなって
出てくるため使用できない。
【0018】これに対して本発明の水中仕上搗精機C
は、攪拌スクリュ−回転軸6に案内隆条6bを設けてあ
り、円錐形の圧力蓋12によってスクリュ−推進力を抑
制することができるため、絞りシュ−ト13内の米粒の
摩擦も規則的で安定状態を維持継続することができるも
のである。なおこの水槽4内の水温は若干高い方がヌメ
リの除去には効果的である。
【0019】かくして水中仕上搗精機Cの排出口10に
より排出された米粒は、洗滌器Dのホッパ−で受けて、
洗滌器D内部に移される。そこで洗滌器Dの水槽内に横
向きに架設した洗滌用水中スクリュ−コンベア−14に
移り、米粒のヌメリは完全に濯ぎ落される。この洗滌用
水中スクリュ−コンベヤ−14内の水量はほぼ満水状態
とし、バルブ15,16の調整にて行なう。この場合に
おいても水温は若干高い方が効果的である。なお手研ぎ
で精米1.4Kg(約1升)を研ぎ濯ぐ場合、その都度
濯ぎ水を捨てるため、水量は約1斗を必要なのである
が、本発明による連続濯ぎ工程の場合はその1/2の水
量で充分であり、水の節約ともなる。
【0020】前記洗滌用水中スクリュ−コンベヤ−14
にて濯がれた米粒は、脱水機E底部の清水濯ぎ槽17に
入り、清水にて綺麗に濯がれ、脱水槽18の回転によ
り、遠心力により脱水されながら、プロペラ状の縦型回
転上昇翼片19に乗り上昇して上部に設けた排出口20
に向かう。
【0021】この縦型脱水機Eの回転速度は米質に応じ
て調節する。砕米となるのを防止するため、普通米の場
合は毎分1000回から1200回程度、低質米の場合
は毎分800回程度が好ましい。この回転数に比例して
脱水効果が現れる。水中仕上搗精機C内に入り水中に浸
された米粒が、脱水機Eの排出口20から排出される迄
の時間は、15秒程度の短時間で処理すると、米粒の内
層には水分滲透は全く起こらない。
【0022】次に排出口20から排出された米粒は、図
2(ロ)に示す昇降機J1を経てホッパ−21で受け
て、熱風乾燥機Fの金網張の六角移送筒23内に入る。
その昇降機J1を通過する際に、米粒は上記の脱水処理
をされているのでバケット22には附着することはな
い。前記六角移送筒23をこの下方に設けた蒸気パイプ
25から放熱された熱風をさらにその下方に設けた風車
26で吹きつけて加熱し、加熱温度を100゜Cから1
20゜C程度に調整バルブ25で調整維持する。そして
金網張の六角移送筒23を、回転速度毎分30回程度に
すると、六角移送筒23内部の米粒は、攪拌散乱し遠心
力で末広がりの方向に移行しながら表面水分を発散す
る。発散された水分は熱風乾燥機F上部に設けられた排
風機27により吸引され機外に放出される。そして米粒
は乾燥されて水分が原水分(14パ−セント)となり、
同時に熱風により雑菌が滅菌される。また六角移送筒2
3からこの外へ金網目28より小さい砕米等が排除され
る。熱風乾燥した米粒は排出され、さらに残存熱を解消
するため昇降機J2を経て冷却機Gに移す。
【0023】冷却機Gは上部が漏斗33を形成し、中間
部の外周壁が多孔状、金網張りまたは多段階傾斜横樋状
とし、底面31には粒量調整開閉板32を設ける。そし
て壁体の側面に吸引口30を付けて排風機29を設け
る。昇降機J2より投入された米粒は、冷却機Gの上部
最上面に設けた漏斗33内に溜まり、ここで連続流量を
一端調整し、流量の増減変化に速応可能とすることによ
って連続運転を容易にする。特にこの工程は品質確保の
ため重要な作業である。前記金網張り等の外周壁によっ
て米粒が落下または放出されないようにするとともに、
空気の流通を良くする。そして排風機29を稼働する
と、金網張り等の外周壁から乾燥した空気が吸込まれ、
米粒表面を除湿して湿った空気を排風する。金網張り等
の内部を落下した米粒は、冷却機Gの底面31空間に設
けた粒量調整開閉板32上を閉鎖して一端蓄える。前記
連続流入量に応じて粒量調整板32を開放すると、完全
に冷却された米粒は排出口34から昇降機J3を経て計
量袋詰機Hに入る。
【0024】計量袋詰機Hによって計量され、任意の量
に袋詰される。この袋は真空包装とすれば長期間変質し
ない。以上の工程によって、ヌメリの除去された、改め
て研がずとも炊ける品質の変化しない袋詰め精白米がで
きあがる。
【0025】なお、冷却機Gを使用しない場合は、熱風
乾燥機Fの後工程に自然冷却用の容器を付け加えれば、
加熱されている米粒は自然放熱により常温に冷却され
る。なお本工程をコンピュ−タ−システムによって制御
し、全体を自動化する態様が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上の各工程処理により、研ぎを全く不
要としたそして真空包装等により品質の良い長期保存に
適する美味なる精白米を得ることができる。現在精米業
界においては精米の鮮度保持のため貯め置きを控えてい
る現状で、搗精日付順の古いものから出荷しいるが、本
発明の実施によりその煩わしさもなくなり超大型の連続
加工処理が可能となるので、コストの低下は勿論のこ
と、経済的効果は大きく、また上記のように長期保存が
可能であることは、流通面はもとより災害用備蓄米とし
ても望ましい。家庭においては毎日毎回の米研ぎから解
放され、レストラン、ホテルその他関係業界においては
米研ぎの労力が省かれ、その効果は計り知れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する方法の工程図である。
【図2】本発明を実施するための装置の略図的縦断側面
図で、(イ)の昇降移送機J1から(ロ)のホッパ−2
1に連続する。
【図3】水中仕上搗精機の略図的縦断側面図である。
【符合の説明】 A 精米機 B 研磨機 C 水中仕上搗精機 D 洗滌器 E 脱水機 F 熱風乾燥機 G 冷却機 H 計量袋詰機 J1 昇降移送機 J2 昇降移送機 J3 昇降移送機 S 水中仕上搗精機の水面線 1 ホッパ− 2 研摩筒体 3 排出管 4 水中仕上搗精機の水槽 5 多孔筒 6 攪拌スクリュ−回転軸 6a スクリュ−隆条 6b 案内隆条 7 バルブ 8 バルブ 9 水面計 10 排出口 11 圧力錘 12 円錐形の圧力蓋 13 絞りシュ−ト 14 洗滌用水中スクリュ−コンベア− 15 バルブ 16 バルブ 17 清水濯ぎ槽 18 脱水槽 19 縦型回転上昇翼片 20 排出口 21 ホッパ− 22 排出口 23 金網張六角移送筒 24 蒸気パイプ 25 蒸気パイプ調整バルブ 26 風車 27 排風機 28 金網目 30 吸引口 29 排風機 31 底面部 32 粒量調整開閉板 33 漏斗 34 排出口 35 袋詰部

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次的に搗精した精白米をさらに研磨
    し、次いで所定量の水を入れた水中仕上搗精機にて二次
    的に搗精し、次いで充分洗滌後脱水し、次いで熱風乾燥
    し、後急速に冷却して得ることを特徴とする米研ぎ不要
    の精白米の製造方法。
  2. 【請求項2】 一次的に搗精した精白米をさらに研磨
    し、次いで所定量の水を入れた水中仕上搗精機にて二次
    的に搗精し、次いで充分洗滌後脱水し、次いで熱風乾燥
    し、後急速に冷却し、最後にこれを計量袋詰めして得る
    ことを特徴とする米研ぎ不要の精白米の製造方法。
  3. 【請求項3】 常法により搗精した精白米を、さらに研
    磨する研磨機Bと、所定量の水を入れた水中仕上搗精機
    Cと、洗滌機Dと、脱水機Eと、熱風乾燥機Fと、冷却
    機Gと、最終的に計量袋詰めする計量袋詰機Hとの結合
    から成る請求項2の米研ぎ不要の精白米の製造方法の実
    施に使用する装置。
  4. 【請求項4】 水中仕上搗精機Cが、水槽(4)内の上
    部に架設した多孔筒(5)内部に攪拌スクリュ−回転軸
    (6)を軸架し、その終端部には円周方向に軸方向案内
    隆条(6b)を所定間隔に設けるとともに前記水槽
    (4)の前記攪拌スクリュ−回転軸(6)の終端側に設
    けた排出口(10)は、絞りシュ−ト(13)の中心部
    に円錐形の圧力蓋12を対面させて成る請求項3の米研
    ぎ不要の精白米の製造方法の実施に使用する装置。
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