JP2801076B2 - 無洗米加工装置 - Google Patents

無洗米加工装置

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JP2801076B2 JP2226217A JP22621790A JP2801076B2 JP 2801076 B2 JP2801076 B2 JP 2801076B2 JP 2226217 A JP2226217 A JP 2226217A JP 22621790 A JP22621790 A JP 22621790A JP 2801076 B2 JP2801076 B2 JP 2801076B2
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利彦 佐竹
勝行 熊本
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、炊飯に先立つ洗米及び浸漬を必要としな
い、いわゆる無洗米を製造するための無洗米加工装置に
関する。
【従来の技術】
精米機で精白された白米は、精白過程で大部分の糠は
除去されているが、まだ微細な糠(ぬか)がかなり白米
に付着している。それをそのまま炊飯すれば糠臭い米飯
に炊き上がってしまうので、白米を洗米及び浸漬してか
ら炊飯する必要があった。しかし、この洗米及び浸漬は
時間がかかるとともに面倒であり、家庭の主婦には嫌わ
れる傾向にある。そこで、洗米及び浸漬を必要とせず、
水を直接加えるだけで炊飯できる無洗米が切望されてい
た。 この無洗米の加工装置について、本出願人は既に提案
している(特願平1−244499)が、このものは、2台の
洗米装置と脱水装置と乾燥装置とからなり、精白された
白米を洗米装置で洗米した後に脱水し、更に乾燥装置に
より所定含水率まで乾燥して無洗米に加工するものであ
る。 しかし、上記の無洗米加工装置においては、洗米装置
と脱水装置とが別々に設けられているため、装置全体が
大型化して設置面積が大きくなるとともに、製造コスト
も大幅に増大するという欠点があった。
【発明が解決しようとする課題】
この発明は上記のような欠点を解消して、装置全体を
小型化して設置面積を縮小するとともに、製造コストも
大幅に引き下げることのできる無洗米加工装置を提供す
ることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、この発明は次のような
構成とする。 洗米装置と、該洗米装置で洗米された白米を所定の含
水率に調整する乾燥装置と、からなる無洗米加工装置に
おいて、前記洗米装置は、内部を洗米室となした洗米筒
の外周に揚送用の螺(ら)旋翼を周設するとともに、該
螺旋翼を包囲する多孔壁を回転自在に立設して該多孔壁
と前記洗米筒との間の脱水室となし、該洗米筒の上端部
を白米と水との供給装置に連絡する一方、該洗米筒の下
端部と前記脱水室の下端部とを連通する。
【作 用】
洗米装置に水と共に供給された白米は、洗米室におい
て水により短時間に洗浄されて表層部に残留する糠(=
糊粉層)が除去される。洗米された白米は洗米筒の下端
部から脱水室の下端部に至り、螺旋翼の回転により揚送
され、この揚送されるときに脱水室において、表面に付
着した水滴が多孔壁筒から排出・除去される。脱水され
た白米は、乾燥装置に送られて所定の水分に乾燥されて
無洗米に仕上げられる。
【実施例】
本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。第1
図は無洗米加工装置のフローチャート、第2図はその正
面図、第3図は洗米装置の側断面図である。 無洗米加工装置1は洗米装置2と乾燥装置3とからな
り、洗米装置2の上方に供給ホッパを設け、供給ホッパ
4は精米機(図示せず)に連絡している。供給ホッパ4
の下方に設けたロータリーバルブ5は、供給筒6を介し
て供給口7に連絡し、また、供給筒6はフローメータ8
及び電磁弁9を介して水の供給装置(図示せず)に連絡
している。 洗米装置2の架台10の一側壁にモータ11を取付け、モ
ータ11に軸装したプーリ12はベルト13及びテンションプ
ーリ19を介して、主軸14に軸装したプーリ15に連結す
る。プーリ16はベルト17を介して中空状の回転軸18のプ
ーリ73に連結する。主軸14は連結軸20を介して回転筒21
に連結し、回転筒21に取付けた連結板22は洗米筒23に連
結する。洗米筒23と回転筒21との空間を洗米室24とし、
洗米筒23の外周に米と水とを揚送するための螺旋翼25を
取付け、洗米筒23と螺旋翼25を包囲する多孔壁筒26とで
脱水室27を形成する。多孔壁筒26は回転台28を介して回
転軸18に連結し、螺旋翼25の上端は排出口29を介して排
出樋(ひ)30に連絡する。符号31は脱水した水を集めて
排出する排出口であり、排出口31は、排出筒32及び電磁
弁33を介してポンプ34に連絡している。排出筒30に連結
した排出筒35にエアーシャッタ36を設け、排出樋35の下
部を水滴が落下する程度の多孔壁に形成する。 洗米装置2の排出筒35を、ロータリーバルブ37を介し
て、モータ38に連結したスクリューコンベア39に連絡す
る。スクリューコンベア39を、円筒40下端部に開口した
供給口41に連絡し、円筒40の内部にモータ42により回転
するスクリューコンベア43を立設し、円筒40の上端部に
排出口44を開口する。スクリューコンベア39に設けた給
気筒45はヒータ46及びフィルター47を介して外気に連絡
する。符号48は乾燥風を吸引排出する吸風装置である。
排出口44に連結した排出筒49の下端にロータリーバルブ
50を取付け、ロータリーバルブ50は排出筒51を介して揚
穀機52に連絡する。洗米装置2及び乾燥装置3の各電磁
弁53は、糠等の付着を防止するエアーの供給及び停止作
用を行う。符号54は乾燥機3の乾燥終了時に残留する白
米を排出するエアーシャッタである。 次に、上記構成における作用を説明する。精米機(図
示せず)により適度の搗(とう)精歩留りに精白された
白米は、供給ホッパ4からロータリーバルブ5により間
歇(けつ)的に排出され、供給筒6から供給口7を経て
洗米室24に供給される。洗米用の水は電磁弁9の開成に
より、フローメータ8から供給筒6及び供給口7を経て
洗米室24に供給される。モータ11の起動により洗米筒23
は毎分約1,500〜2,000回転に回動しており、その回転に
より洗米室24に供給された白米は洗米作用を受ける。そ
の洗米作用により白米に残存する糠層が分離して溶出
し、洗米された白米は螺旋翼25により脱水室27内を揚送
される。そのとき、洗米筒23より約100回転遅く回動す
る多孔壁層26により脱水作用が行なわれ、白米より溶出
した糠を含む水は多孔壁筒26の孔より排出される。排出
された汚濁水は排出口31に集められ、排出筒32を流下し
て電磁弁33の開成とポンプ34の作動とにより機外へ排出
される。 脱水された白米は、螺旋翼25に揚送されて排出口29か
ら排出され、排出樋30から排出筒35を流下して乾燥装置
3のロータリーバルブ37に送られる。排出筒35を流下す
るとき、白米に残留する水滴は下部の多孔壁から落下
し、ポンプ34により機外へ排出される。 ロータリーバルブ37により間歇排出された白米は、ス
クリューコンベア39により供給口41に送られ、そのとき
白米には、給気筒45からヒータ46によって加熱された乾
燥風が給気される。この乾燥風は円筒40内を上昇すると
きに、円筒40内を撹拌揚送される白米を乾燥し、吸風装
置48より機外へ排出される。乾燥された白米は排出口44
から排出され、排出筒49を流下してロータリーバルブ50
により間歇排出され、排出筒51から揚穀機52を経て次工
程へ送られる。白米が排出筒51を流下するときに発生し
やすい結露現象は、ファン55からの冷風の供給により防
止される。乾燥終了後、円筒40下部に残留する白米は、
エアーシャッタ54を開成することにより排出され、揚穀
機52へ送られる。洗米終了後、洗米装置2を洗浄すると
きは、エアーシャッタ36を閉成させた後に水を供給して
行なう。 なお、洗米装置における洗米・脱水の所用時間は5〜
45秒であり、白米水分を1.5〜3.5%上昇させ、また、乾
燥装置における所用乾燥時間は20〜120秒であり、白米
水分を1〜2%下降させ、最終的に仕上り水分を14.7〜
16.0%の範囲に調整して無洗米に加工する。白米は洗米
・脱水・乾燥作用を受けるとき(特に乾燥作用におい
て)、その表面に微細な亀裂が生じ、炊飯時にその亀裂
から吸水が行われる。この無洗米は、水洗いが不要であ
るため水が汚れず、また、米粒内層まである程度の水分
が浸透しているので、水分不足により芯が硬くなること
がなく、食味のよいご飯となる。 第4図は本発明の別実施例であり、白米の供給ホッパ
56をロータリーバルブ57を介して混合タンク58に連絡
し、水の供給装置(図示せず)は電磁弁59を介して混合
タンク58に連絡する。混合タンク58はポンプ60を介して
洗米装置2及び乾燥装置3に連絡する。その作用を述べ
ると、供給ホッパ56の白米は、ロータリーバルブ57によ
り間歇排出されて混合タンク58に供給された水と混合さ
れる。白米と水はポンプ60を通過することにより予備洗
米が行われる。予備洗米の行われた白米は洗米装置2に
送られ、洗米装置2により弱洗米が行われた後に脱水さ
れ、乾燥装置3により乾燥される。 第5図は更に他の実施例であり、洗米装置2の排出筒
35を、ロータリーバルブ61を介して横型乾燥装置62の供
給筒63に連絡する。横型乾燥装置62は、ケーシング64内
に多孔壁回転筒65を設け、多孔壁回転筒65は排出側をや
や低く横架してある。外気はフィルター66、ファン67及
びヒータ68を介して給気筒69に連絡し、ケーシング64の
上部に排気筒70を、下部に排出筒71を設け、排出筒71に
ロータリーバルブ72を取付ける。その作用を述べると、
洗米装置2により洗米された白米は、排出筒35を流下し
てロータリーバルブ61により間歇排出され、供給筒63か
ら多孔壁回転筒65に投入される。白米は多孔壁回転筒65
内を撹拌・流動されるとき、給気筒69から供給される乾
燥風により乾燥され、白米は排出筒71からロータリーバ
ルブ72により排出され、乾燥風は排気筒70から機外に排
気される。 第6図は更に他の実施例であり、第4図に示した無洗
米加工装置の乾燥装置を第5図に示した横型乾燥装置62
に置き換えたものであり、作用は同様なので省略する。
【効 果】
本発明における無洗米加工装置によれば、洗米装置と
は別に脱水装置を設ける必要がなく、無洗米装置全体を
小型化することができて設置面積を大幅に縮小すること
ができるとともに、製造コストも大幅に引き下げること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した無洗米加工装置のフローチャ
ート、第2図は無洗米加工装置の正面図、第3図は洗米
装置の側断面図、第4〜第6図は他の実施例の無洗米加
工装置のフローチャートである。 1……無洗米加工装置、2……洗米装置、3……乾燥装
置、4……供給ホッパ、5……ロータリーバルブ、6…
…供給筒、7……供給口、8……フローメータ、9……
電磁弁、10……架台、11……モータ、12……プーリ、13
……ベルト、14……主軸、15……プーリ、16……プー
リ、17……ベルト、18……回転軸、19……テンションプ
ーリ、20……連結軸、21……回転筒、22……連結板、23
……洗米筒、24……洗米室、25……螺旋翼、26……多孔
壁筒、27……脱水室、28……回転台、29……排出口、30
……排出樋、31……排出口、32……排出筒、33……電磁
弁、34……排出管、35……排出筒、36……エアーシャッ
タ、37……ロータリーバルブ、38……モータ、39……ス
クリューコンベア、40……円筒、41……供給口、42……
モータ、43……スクリューコンベア、44……排出口、45
……給気筒、46……ヒータ、47……フィルター、48……
吸風装置、49……排出筒、50……ロータリーバルブ、51
……排出筒、52……揚穀機、53……電磁弁、54……エア
ーシャッタ、55……ファン、56……供給ホッパ、57……
ロータリーバルブ、58……混合タンク、59……電磁弁、
60……ポンプ、61……ロータリーバルブ、62……横型乾
燥装置、63……供給筒、64……ケーシング、65……多孔
壁回転筒、66……フィルター、67……ファン、68……ヒ
ータ、69……給気筒、70……排気筒、71……排出筒、72
……ロータリーバルブ、73……プーリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A23L 1/10 B02B 1/00 - 1/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗米装置と、該洗米装置で洗米された白米
    を所定の含水率に調整する乾燥装置と、からなる無洗米
    加工装置において、前記洗米装置は、内部を洗米室とな
    した洗米筒の外周に揚送用の螺旋翼を周設するととも
    に、該螺旋翼を包囲する多孔壁を回転自在に立設して該
    多孔壁と前記洗米筒との間の脱水室となし、該洗米筒の
    上端部を白米と水との供給装置に連絡する一方、該洗米
    筒の下端部と前記脱水室の下端部とを連通したことを特
    徴とする無洗米加工装置。
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