JP2784760B2 - 植生用マットおよびその施工方法 - Google Patents

植生用マットおよびその施工方法

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JP2784760B2
JP2784760B2 JP7338154A JP33815495A JP2784760B2 JP 2784760 B2 JP2784760 B2 JP 2784760B2 JP 7338154 A JP7338154 A JP 7338154A JP 33815495 A JP33815495 A JP 33815495A JP 2784760 B2 JP2784760 B2 JP 2784760B2
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vegetation mat
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は特に寒冷地や乾燥地
等における硬質土、無土壌地帯等に敷設される植生用マ
ットおよびその施工方法の技術分野に属する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】法面の安定緑化を図る
ための施工方法の一つに、植生マットを法面上に敷設す
る方法がある。従来の植生マットは、例えばプラスチッ
クネットに、種子、肥料、土壌改良材、保水材等の植生
基材を接着剤によって付着させた比較的薄いものであっ
た。このような薄いマットでは、保温性が低い難点があ
り、寒冷時における凍上を充分防ぐことができなかっ
た。
【0003】また、厚手の麻のマットに植生基材を付着
ないしは収納させた植生マットもあるが、マットが厚い
ため、植物の幼芽や幼根の通過が不良で、植物の発芽・
生育が不完全になることが多かった。
【0004】本発明はこのような実情に鑑みてなされ、
保温性が高く凍上に強い植生マットおよびその施工方法
を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するための手段を、以下のように構成している。す
なわち、請求項1に記載の発明では、植物繊維よりなる
厚手のマットと、腐食性の薄手のシートまたは網状体と
の間に、植生基材を充填した水溶性素材よりなる袋体を
並列に配置して介在させ、そのマットとシートまたは網
状体とを締結部材によって固定してなり、前記袋体に
は、種子、肥料、土壌改良材、保水材に撥水抑制材を加
えた植生基材を充填してなることを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明における前記袋体と共に、肥料袋を前記マット
とシートまたは網状体との間に介在させてなることを特
徴としている。
【0007】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の発明における前記マットがヤシマッ
トであることを特徴としている。
【0008】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれかに記載の発明における前記シート
がヘシャインクロスであることを特徴としている。
【0009】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれかに記載の発明における前記袋体が
PVAフィルムよりなることを特徴としている。
【0010】請求項6に記載の発明では、請求項1ない
し請求項5のいずれかに記載の発明の前記マットにおけ
る袋体との当接箇所に、種子の通芽や通根を許容する開
孔または切り割を設けてなることを特徴としている。
【0011】
【0012】請求項に記載の方法の発明では、請求項
1ないし請求項のいずれかに記載の植生用マットの前
記マットを天側に向け、前記シートまたは網状体を地側
に向けて前記植生用マットを法面上に敷設することを特
徴としている。
【0013】請求項に記載の方法の発明では、請求項
1ないし請求項5のいずれかに記載の植生用マットの前
記マットを地側に向け、前記シートまたは網状体を天側
に向けてその植生用マットを法面上に敷設することを特
徴としている。
【0014】厚手のマットで植生基材を覆うように敷設
することにより、法面に対する植生基材の密着性が向上
し、種子の定着をよくし、また、保温性が向上すること
により、凍上を防ぐことができる。
【0015】そして、その厚手のマットに通芽・通根の
開孔または切り割を設けておくことにより、種子の発芽
・生育を促進させることができる。
【0016】あるいは、厚手のマットを地側に向けて敷
設することによっても、そのマットによって法面に対す
るすぐれた保温効果が得られ、凍上を効果的に防ぐこと
ができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の植生用マットお
よびその施工方法の実施の形態を図面を参照しつつ説明
する。図1は傾斜した法面に敷設された植生用マットの
断面図、図2は植生用マットの部分斜視断面図、図3は
植生用マットの部分破断斜視図である。これらの図にお
いて、符号1は植生用マット、2は法面、3は植物繊維
よりなる厚手のマットで、例えば厚さ1cm程度(幅1
m×長さ3m程度)のヤシの実繊維よりなるヤシマット
が好適である。31は種子の通芽・通根用の開孔である
が、切り割ないしはスリットであってもよく、例えばφ
13mmの開孔では、10cm×7cm間隔で設ければ
よい。
【0018】4は法面上に載置される腐食性の薄手のシ
ートで、例えば麻の織布(ヘシャインクロス、縦横5〜
15本/インチ、糸7〜20番手のもの)が好適である
が、腐食性の不織布や、再生セルロースよりなる腐食性
素材で形成した目合いの細い網状体等であってもよい。
5は、種子、肥料、土壌改良材、保水材に撥水抑制材を
加えた植生基材51を充填してなる植生袋(袋体)であ
り、PVA(ポリビニルアルコール)フィルム等の水溶
性シート、PVA繊維による不織布や水により容易に繊
維が分散する不織布等よりなるものである。
【0019】6は、マット3とシート4とをやや間隔を
おいて締結するための締結部材でUピンもしくはそれに
類する止め金具やその他固縛材であってもよく、各植生
袋5、5間に例えば10cm間隔程度に設けられ、マッ
ト3とシート4に貫通掛止され、植生袋5、…を固定す
る。なお、マット3とシート4の周囲は縫着するものと
する。
【0020】このような植生用マット1を、傾斜した法
面2に敷設する場合には、その山側にアンカー7を2本
/m2 程度打設すればよい。敷設された状態では、植生
袋5が厚手のマット3に覆われていることにより、法面
2に対する植生基材51の密着性がよく、水溶性の植生
袋5が溶失してしまった後も植生基材51を流亡させる
ことなく法面2に安定に定着させることができ、その法
面2が硬質土壌や軟岩I程度の無土壌地であってもある
いは乾燥期に施工しても確実に健全な緑化を図ることが
できる。また、その植生基材51中の撥水抑制材は、保
水材(ピートモス、バーミキュライト、リンター等)の
撥水性を抑制して吸湿性を向上させるためのものであ
り、特に無土壌地や乾燥期における種子の発芽・生育を
効果的に促進させることができる。
【0021】さらに、そのマット3が厚いため、保温性
にすぐれ、凍上地帯や寒冷時においても種子を保護し、
かつ法面2の凍上を効果的に防ぐことができ、年間を通
じて万遍なく健全な緑化が可能となる。そして、その厚
いマット3に開孔31を設けてあることにより、通芽力
の弱いクローバ等の広葉植物等であっても健全に発芽・
生育させることができる。なお、イネ科の植物は一般に
通芽力が強いため、マット3に開孔や切り割等を設けな
くても充分発芽させることができる。
【0022】ちなみに、図示は省略するが、気象条件の
厳しい法面等では、植生マット1を敷設した後に、その
表面全体をラス(例えば5cm×5cm目合いの菱形金
網)で被覆することにより、耐候性を向上させることが
できる。
【0023】図4は植生用マット1の異なる実施形態を
示し、前実施形態における植生基材51を充填した植生
袋5に隣接させて、特に遅効性の肥料と、土壌改良材、
保水材、撥水抑制材等を充填した腐食性の不織布等より
なる肥料袋15を交互に配列したものである。
【0024】このような肥料袋15を植生袋5、5間に
設けておくことにより、マット3と法面2との間隔を比
較的長期にわたって保持することができ、その間、良好
な保温性を保つことができるため、特に、長期にわたっ
て厳しい気象条件が続く無土壌地等の法面への施工に適
している。
【0025】図5は植生用マット1の異なる施工方法を
示し、マット3を法面2上に載せるように敷設したもの
であり、この場合、そのマット3には開孔を設ける必要
はなく、そのマット3によって直接法面2の凍上を防止
することができ、種子が根を張る頃には、そのマット3
は法面2と同化して根を定着させることができ、寒冷地
における無土壌地であっても、また、寒冷時においても
健全な緑化が可能となる。なお、図4に示すような植生
用マット1にあってもこのような施工が可能であるのは
いうまでもない。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の植生用マ
ットによれば、厚手のマットで植生基材を充填した袋体
を覆うように敷設するので、法面に対する植生基材の密
着性が向上し、硬質土壌や軟岩法面でも、あるいは乾燥
期においても確実に健全な緑化を図ることができる。
【0027】そのマットとシートまたは網状体との間
に、植生基材を充填した袋体と共に、肥料袋を介在させ
ると、より長期にわたり肥効を持続させることができ、
無土壌地でもより健全な緑化が可能となる。
【0028】また、その厚手のマットにより保温性が向
上するので、凍上地帯や寒冷時においても種子を保護
し、凍上を効果的に防ぐことができ、年間を通じて万遍
なく健全な緑化が可能となる。
【0029】そして、その厚手のマットに通芽・通根用
の開孔または切り割を設けておくことにより、クローバ
等の広葉植物の種子をも良好に発芽・生育させることが
できる。
【0030】あるいは、厚手のマットを地側に向けて敷
設するこによっても、法面に対するすぐれた保温効果が
得られ、凍上を効果的に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の植生用マットの一実施形態を傾斜した
法面上に敷設した状態の断面図である。
【図2】同植生用マットの部分斜視断面図である。
【図3】同植生用マットの部分破断斜視図である。
【図4】同植生用マットの異なる実施形態を傾斜した法
面上に敷設した状態の断面図である。
【図5】同植生用マットの異なる施工方法を示す断面図
である。
【符号の説明】
1…植生用マット、2…法面、3…マット、31…開
孔、4…シート、5…袋体(植生袋)、51…植生基
材、6…締結部材、15…肥料袋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 淳司 岡山県津山市高尾590番地の1 日本植 生株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−146291(JP,A) 実開 平3−108032(JP,U) 実開 昭61−110251(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E02D 17/20 102

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植物繊維よりなる厚手のマットと、腐食
    性の薄手のシートまたは網状体との間に、植生基材を充
    填した水溶性素材よりなる袋体を並列に配置して介在さ
    せ、そのマットとシートまたは網状体とを締結部材によ
    って固定してなり、前記袋体には、種子、肥料、土壌改
    良材、保水材に撥水抑制材を加えた植生基材を充填して
    なることを特徴とする植生用マット。
  2. 【請求項2】 前記袋体と共に、肥料袋を前記マットと
    シートまたは網状体との間に介在させてなることを特徴
    とする請求項1に記載の植生用マット。
  3. 【請求項3】 前記マットがヤシマットであることを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の植生用マッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記シートがヘシャインクロスであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の植生用マット。
  5. 【請求項5】 前記袋体がPVAフィルムよりなること
    を特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    の植生用マット。
  6. 【請求項6】 前記マットにおける袋体との当接箇所
    に、種子の通芽や通根を許容する開孔または切り割を設
    けてなることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれかに記載の植生用マット。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項のいずれかに記
    載の植生用マットの前記マットを天側に向け、前記シー
    トまたは網状体を地側に向けて前記植生用マットを法面
    上に敷設することを特徴とする植生用マットの施工方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項5のいずれかに記
    載の植生用マットの前記マットを地側に向け、前記シー
    トまたは網状体を天側に向けてその植生用マットを法面
    上に敷設することを特徴とする植生用マットの施工方
    法。
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