JP2783811B2 - 電池及びその極板の製造方法 - Google Patents

電池及びその極板の製造方法

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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は長手方向に送給されるシート部材から該シー
ト部材の幅方向に長く、また、幅方向側辺が重なるよう
にして連続して長板状に打抜かれ、その角部を打抜き時
に円弧状に形成するようにした極板を備えた電池及びそ
の極板の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に電池の極板の打抜きによる製造方法には2通り
ある。
第1の製造方法は、姿抜きと呼ばれるものであって、
第9図に示すように、長板状の発電部101とこの発電部1
01の長手方向一方に形成されるタブ部102とを備えた極
板100を帯状のシート110に連続的に打抜く方法である。
そして、図において矢印の方向にシートが送られる際に
おいて、aが打抜き跡、bが打抜き金型の位置を示して
おり、この打抜き金型によりbの位置で極板の全周が打
抜かれる。したがって、打抜き跡の位置aと打抜き金型
の位置bとの間にシート110を固定する部分が必要とな
る。この固定する部分は極板として利用できないので、
材料利用効率が悪くなる。従って、この第1の製造方法
はコスト面より極板の形状がより重視される特殊用途の
みに用いられている。
次に、第2の製造方法を第10図を参照して述べる。こ
れはシート111が長手方向に送られ、あらかじめ極板100
Aの角部に該当する箇所cが略1/4円となるように円形に
打抜かれ、このシート111に、このシート111の幅方向に
長く、また幅方向側辺が重なるようにして連続して長板
状の発電部101Aとこの発電部101Aの長手方向一方に形成
されるタブ部102Aとを備えた極板100Aが打抜かれる。そ
して、図中矢印方向へのシート111の送りに対して、d
は打抜き跡、eは打抜き金型の位置を示している。
この第2の製造方法は、打抜き跡dと打抜き金型の位
置eとの間に無駄になるものはなく、高い材料利用効率
が得られる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、その反面、シート111の送りピッチのずれ
によって、角部の形状に鋭いエッジを生じることがあ
る。第11図(a)は打抜き部分を示しており、2重線部
分が金型で打抜かれる部分である。図に示すように、シ
ート111の送りのばらつきによって金型位置に対し、シ
ート111の送りが大きい場合の位置(イ)、シート111の
送りが丁度良い場合の位置(ロ)、シート111の送りが
小さい場合の位置(ハ)に角部の打抜き跡dがそれぞれ
位置する。第11図(b)はシート111の送りが大きい場
合の位置(イ)で、また、第11図(c)はシート111の
送りが丁度良い場合の位置(ロ)で、第11図(d)はシ
ート111の送りが小さい場合の位置(ハ)で、極板100A
が打抜かれた部分の角部付近をそれぞれ示している。第
11図(b)に示すように、シート111の送りが大きい場
合は極板100Aの角部に鋭いエッジが生じてしまうことに
なる。
また、第11図(d)に示すように、シート111の送り
が小さい場合は、この極板100Aの角部には鋭いエッジは
生じないが、これの次に打抜かれるシート111の上流側
の極板100A′の角部に鋭いエッジが生じてしまうことに
なる。
このような鋭いエッジが生じるとセパレータを貫通し
て対極と接触して短絡することが起こり易くなる。第6
図(a)にセパレータを貫通した状態を示す。袋状セパ
レータ130(第5図参照)に破線で示す極板を挿入した
ときに、その挿入角度がずれた場合、上記の鋭いエッジ
があると、セパレータに食い込んで短絡が生じる。一般
に、セパレータ130に対し、極板100Aの側面が押しつけ
られた程度では、絶縁する能力をセパレータ130は有し
ているが、セパレータ130自身が多孔体である性格上、
鋭いエッジのようなものには対応能力が弱いので、上記
の鋭いエッジが容易にセパレータ130に食い込んでしま
う。
このような鋭いエッジによる短絡現象は、極板セパレ
ータを渦巻状に巻取る円筒型の電池においても生じる。
上述の点を考慮して、極板の角部に外向きの円弧状部
を形成することも考えられる。これを第12図(a),
(b),(c),(d)を参照して述べる。この極板10
0Bは、図示しないが、長板状の発電部と、この発電部の
長手方向一方にタブ部が設けられ、発電部の各角部に外
向きの円弧状部が形成される。第12図(a)は打抜き部
分を示しており、2重線部分が金型で打抜かれる部分で
ある。また第12図(a)において、シート112の送りの
ばらつきによって金型位置に対し、シート112の送りが
大きい場合の位置(イ)、シート112の送りが丁度良い
場合の位置(ロ)、シート112の送りが小さい場合の位
置(ハ)を破線で示している。第12図(b)はシート11
2の送りが大きい場合の位置(イ)で、また、第12図
(c)はシート112の送りが丁度良い場合の位置(ロ)
で、第12図(d)はシート112の送りが小さい場合の位
置(ハ)で、極板100Bが打抜かれた部分の角部付近をそ
れぞれ示している。
第12図(a)に示すように、シート112の送りのばら
つきに対して、例えば、シート112の送りが小さい場
合、第12図(d)に示すような鋭いエッジが生じること
がある。上述のように、極板の角部に外向きの円弧状部
を形成するようにしても、この角部に鋭いエッジが形成
され、上記したような問題点を解決するには至らない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、
極板の角部の円弧状部を、シート部材送給の上流側に対
してシート部材送給の下流側を大きくすることによっ
て、極板に鋭いエッジが生じることがなくて、セパレー
タへの食い込みを防止して短絡の発生を防止できる電池
及びその極板の製造方法を提供することを目的としてい
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の電池は、上記目的を達成するために、長手方
向に送給されるシート部材から該シート部材の幅方向に
長く、また幅方向側辺が重なるようにして連続して長板
状に打抜かれ、その角部を打抜き時に円弧状に形成する
ようにした極板を備えた電池において、極板の角部の円
弧状部を、シート部材送給の上流側に対してシート部材
送給の下流側を大きくするようにして、換言すれば、極
板のシート部材送給の下流側の角部の円弧状部が、先に
打抜かれた極板のシート部材送給の上流側の角部の円弧
状部と幅方向の側辺の直線部との交点又は前記直線部と
交叉するように打抜き形成した。
また、本発明の電池の極板の製造方法は、角部に円弧
状部を有する長板状の極板を長手方向に送給されるシー
ト部材から該シート部材の幅方向と極板の長手方向を一
致させ、また幅方向側辺が重なるようにして連続して打
抜いて製造する方法であって、先に打抜かれた打抜き跡
のシート部材送給の上流側の角部の円弧状部と、次にシ
ート部材を極板に打抜く打抜き金型のシート部材送給の
下流側の円弧状部との間に、下記の式の関係が成り立つ
ように打抜くようにした。
(D−R1sinθ)2+〔E−(R1(1+cosθ)+F〕2
R2 2 ただし、 (D,E)…打抜き跡の長手方向一方側の辺をx軸とし、
打抜き跡の幅方向の側辺の直線部をy軸とする座標系に
おける打抜き金型のシート部材送給の下流側の円弧状部
の中心点の座標。
R1…打抜き跡におけるシート部材送給の上流側の円弧状
部の半径。
R2…打抜き金型のシート部材送給の下流側の円弧状部の
半径。
θ…シート部材送給方向のx軸とのずれ角度。
F…シート部材の送給による幅方向のx軸とのずれ寸
法。
〔作用〕
本発明に係る電池は上述のように形成したので、シー
ト部材の送給が大きい場合は、極板のシート部材送給の
下流側の角部の円弧状部が、先に打抜かれた極板のシー
ト部材送給の上流側の幅方向の側辺の直線部と交叉し、
また、シート部材の送りが小さい場合は、極板のシート
部材送給の下流側の角部の円弧状部が、先に打抜かれた
極板のシート部材送給の上流側の角部の円弧状部と幅方
向の側辺の直線部との交点までの直線部と交叉するの
で、極板におけるシート部材送給の上流側及び下流側の
いずれの角部の円弧状部とも鋭いエッジが生じることが
ない。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例について説明する。
第1図(a)は本発明に係る電池の極板の製造方法に
よって、打抜きされるシート部材の打抜き状態の要部の
平面図、第1図(b)はシート部材の送りが大きい場合
の極板の角部の円弧状部付近を示す平面図、第1図
(c)はシート部材の送りが丁度良い場合の極板の角部
の円弧状部付近を示す平面図、第1図(d)はシート部
材の送りが小さい場合の極板の角部の円弧状部付近を示
す平面図である。
本発明に係る電池は、長手方向に送給されるシート部
材1から該シート部材1の幅方向に長く、また幅方向側
辺が重なるようにして連続して長板状に打抜かれる発電
部21の長手方向一方にタブ部22が形成される極板2(第
7図参照)が備えられている。そして、この発電部21の
四方の角部21A,21A…は打抜き時に円弧状に形成され
る。そして、打抜きに際して極板2Bの発電部21のシート
部材1送給の下流側の角部21Aの円弧状部21bが、先に打
抜かれた極板2Aの発電部21のシート部材送給の上流側の
角部21Aの円弧状部21aと幅方向の側辺21Bの直線部との
交点R1(第2図参照)又は前記直線部を通過するように
打抜き形成される。
即ち、打抜き金型の左右の角部の円弧の大きさを変
え、右側(シート部材1の送給上流側)の角部の円弧の
大きさに比べて、左側(シート部材1の送給下流側)の
角部の円弧状の大きさを大きくする。このとき、シート
部材1の送給が最も小さい場合において、極板2の発電
部21の角部21Aの円弧状部21aと側辺21Bの直線部との交
点R1又はこの直線部が切れるような円弧部を打抜き金型
の左側の角部を形成する。
そして、シート部材1の送りが大きい場合(イ)は、
第1図(b)に示すように、極板2Bの発電部21の角部21
Aの円弧状部21bが大きく形成され、また、シート部材1
の送りが丁度良い場合(ロ)は、第1図(c)に示すよ
うに、極板2Bの発電部21の角部21Aの円弧状部21bが丁度
良い大きさに形成され、また、シート部材1の送給が小
さい場合(ハ)は、第1図(d)に示すように極板2Bの
発電部21の角部21Aの円弧状部21bが小さく形成される。
図に示すように、シート部材1の送りにばらつきが生
じても極板2Bの発電部21の角部21Aの円弧状部21bに鋭い
エッジが生じることがない。
したがって、上記のような円弧状部21bを有する発電
部21を備えた極板2であれば、第6図(b)に示すよう
に、この極板2がセパレータ3に食い込むことがなくな
り、短絡が生じることがなくなる。
次に、第2図(a),(b)を参照して打抜き金型と
極板2の発電部21の左右の角部21A,21Aの円弧状部21a,2
1bとの関係を詳細に説明する。この図は、打抜き跡の長
手方向一方側の辺をx軸とし、打抜き跡の幅方向の側辺
の直線部をy軸とした座標系を示している。そして、
(A,B)が打抜き金型のシート部材送給の下流側の円弧
状部と側辺の直線部の交点の座標であり、(C,0)が打
抜き金型の円弧状部と長手方向一方側の直線部との交点
の座標である。また、(D,E)は打抜き金型のシート部
材送給の下流側の円弧状部の中心点の座標、またR2はそ
の半径を示している。また、R1は打抜き跡におけるシー
ト部材送給の上流側の円弧状部の半径である。従って、
(0,R1)はこの円弧状部とシート部材1送給の上流側の
側辺の直線部との交点の座標、(−R,0)はこの円弧状
部と打抜き跡の長手方向一方側の辺の直線部との交点の
座標を示すことになる。
第2図(a)はシート部材1の送りが許容し得る最も
小さい場合、即ち打抜き金型の円弧状部が(0,R1)と交
叉する位置にある場合であり、第2図(b)はシート部
材1の送りがそれよりも大きい場合である。図において
2重線部分が打抜き金型の切れる部分を示し、第2図
(a)に示すように打抜き金型の円弧状部が(0,R1)の
位置を通るときに次の関係式が成り立つ。
D2+(E-R1)2=R2 2 また、第2図(b)に示すように打抜き金型の円弧状
部がR1より大きい値α(0,α)で示されるy軸上の点を
通るときに(0,R1)と(D,E)との長さをQとすると次
の関係式が成り立つ。
Q2=D2+(E-R1)2>R2 2 したがって、極板2のシート部材送給の下流側の角部
21Aの円弧状部21bが、先に打抜かれた極板のシート部材
送給の上流側の角部21Aの円弧状部21aと幅方向の側辺21
Bの直線部との交点又は前記直線部と交叉するには次の
関係式の条件を満たさなければならない。
(a)D2+(E-R1)2≧R2 2 ただし、打抜き金型のシート部材1送給の下流側の側
辺は少なくとも打抜き跡の幅方向側辺の位置よりシート
部材1送給の下流側に位置しなければならない。
また、打抜き金型は(A,B),(C,0)の位置を通るこ
とにより、次の関係式が成り立つ。
(b)(D-A)2+(E-B)2≦R2 2 (c)(D-C)2+E2≦R2 2 (d)2δ≦A δは極板の送り誤差を示す。
そして、(a)の式から明らかなように、打抜き金型
のシート部材1送給の下流側の円弧状部はy軸、即ち、
打抜き跡の幅方向の側辺の直線部に常に交叉することに
なり、極板2Bの角部21Aの円弧状部21bに鋭いエッジが生
じることがない。
また、以上の説明はシート部材1の送りのばらつきの
みで説明してきたが、実際にはシート部材1の送給方向
に対する幅方向のずれも誤差として考えられる。
次に、このシート部材1の送給方向に対する幅方向の
ずれについて、第3図を参照して説明する。シート部材
1の送給による幅方向のx軸とのずれ寸法をF、シート
部材1の送給方向とx軸とのずれ角度をθとすると、
(0,R1)の位置が(R1sinθ,R1(cosθ+1)+F)に
代わる。
したがって、極板2のシート部材送給の下流側の角部
21Aの円弧状部21bが、先に打抜かれた極板のシート部材
送給の上流側の角部21Aの円弧状部21aと幅方向の側辺21
Bの直線部との交点又は前記直線部と交叉するには次の
関係式の条件を満たさなければならない。
(D−R1sinθ)2+{E−(R1(1+cosθ)+F)}2
≧R2 2 そして、上記の関係式を満たす場合、シート部材1送
給による幅方向のx軸とのずれが生じても極板2の発電
部21の角部21Aの円弧状部21a,21bには鋭いエッジが生じ
ることがない。そして、この極板2の側面がセパレータ
3に加圧されても、極板2の発電部21の角部21Aにエッ
ジがなければセパレータ3は絶縁する能力があるので、
短絡することはない。
次に具体的な数値を示すと、極板寸法長手方向の長さ
50mm、幅方向の長さ14mmをシート部材1から打抜くもの
として、下記の値を設定する。
シート部材1の送給による幅方向のx軸とのずれ寸法
±0.1mm、シート部材1の送給方向とx軸とのずれ角度
は1°、送りずれは±0.2mm、R1は1mm、A=−0.5mm、
B=3mm、C=3mmとする。
この場合に上記の数値を前記の式にあてはめると、次
の値が得られる。
R2=5.470mm,D=4.478mm,E=5.266mm したがって、A≧2δは0.5≧0.4で満たされる。
〔発明の効果〕
本発明は、以上述べたような構成を有し、作用をなす
ものであるから、極板に鋭いエッジが生じることがなく
て、セパレータへの食い込みを防止できて短絡の発生を
防止できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明に係る電池の極板の製造方法でシ
ート部材から電池の極板を打抜くときの説明図、第1図
(b)はその打抜きときにシート部材の送りが大きい場
合の極板の角部の円弧状部を示す平面図、第1図(c)
はその打抜きときにシート部材の送りが丁度良い場合の
極板の角部の円弧状部を示す平面図、第1図(d)はそ
の打抜きときにシート部材の送りが小さい場合の極板の
角部の円弧状部を示す平面図、第2図(a),(b)は
極板の左右の角部の円弧の関係を示す説明図、第3図は
シート部材の送給による幅方向のx軸とのずれが生じた
場合の極板の左右の角部の円弧状部の関係を示す説明
図、第4図は本発明に係る電池の一実施例を示す斜視
図、第5図(a)は電池のセパレータに極板が正常に挿
入された状態の正面図、第5図(b)は電池のセパレー
タに極板が異常な状態(傾いた状態)で挿入された場合
の正面図、第6図(a)は従来の極板の角部がセパレー
タを貫通した状態の一部分の正面図、第6図(b)は本
発明の電池の極板をセパレータに挿入したときの要部の
正面図、第7図は本発明に係る電池の極板の正面図、第
8図は従来の電池の極板の正面図、第9図、第10図はそ
れぞれ別々の従来の電池の極板の製造方法における説明
図、第11図(a)は従来の電池の極板の製造方法でシー
ト部材から電池の極板の打抜くときの説明図、第11図
(b)はその打抜くときにシート部材の送りが大きい場
合の極板の角部を示す平面図、第11図(c)はその打抜
くときにシート部材の送りが丁度良い場合の極板の角部
を示す平面図、第11図(d)はその打抜くときにシート
部材の送りが小さい場合の極板の角部を示す平面図、第
12図(a)は別の従来の電池の極板の製造方法でシート
部材から電池の極板を打抜くときの説明図、第12図
(b)はその打抜くときにシート部材の送りが大きい場
合の極板の角部を示す平面図、第12図(c)はその打抜
くときにシート部材の送りが丁度良い場合の極板の角部
を示す平面図、第12図(d)はその打抜くときにシート
部材の送りが小さい場合の極板の角部を示す平面図であ
る。 1……シート部材、2……極板、21A……角部、21B……
側辺、21a,21b……円弧状部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長手方向に送給されるシート部材から該シ
    ート部材の幅方向に長く、また幅方向側辺が重なるよう
    にして連続して長辺状に打抜かれ、その角部を打抜き時
    に円弧状に形成するようにした極板を備えた電池であっ
    て、極板のシート部材送給の下流側の角部の円弧状部
    が、先に打抜かれた極板のシート部材送給の上流側の角
    部の円弧状部と幅方向の側辺の直線部との交点又は前記
    直線部と交叉するように打抜き形成してなる極板を備え
    ていることを特徴とする電池。
  2. 【請求項2】角部に円弧状部を有する長板状の極板を長
    手方向に送給されるシート部材から、該シート部材の幅
    方向と極板の長手方向を一致させ、また幅方向側辺が重
    なるようにして連続して打抜いて製造する方法であっ
    て、先に打抜かれた打抜き跡のシート部材送給の上流側
    の角部の円弧状部と、次にシート部材を極板に打抜く打
    抜き金型のシート部材送給の下流側の円弧状部との間
    に、下記の式の関係が成り立つように打抜くことを特徴
    とする電池の極板の製造方法。 (D−R1sinθ)2+〔E−(R1(1+cosθ)+F)〕2
    ≧R2 2 ただし、 (D,E)…打抜き跡の長手方向一方側の辺をx軸とし、
    打抜き跡の幅方向の側辺の直線部をy軸とする座標系に
    おける打抜き金型のシート部材送給の下流側の円弧状部
    の中心点の座標。 R1…打抜き跡におけるシート部材送給の上流側の円弧状
    部の半径。 R2…打抜き金型のシート部材送給の下流側の円弧状部の
    半径。 θ…シート部材送給方向のx軸とのずれ角度。 F…シート部材の送給による幅方向のx軸とのずれ寸
    法。
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