JP2783509B2 - プラスチック製はとめ - Google Patents
プラスチック製はとめInfo
- Publication number
- JP2783509B2 JP2783509B2 JP16416794A JP16416794A JP2783509B2 JP 2783509 B2 JP2783509 B2 JP 2783509B2 JP 16416794 A JP16416794 A JP 16416794A JP 16416794 A JP16416794 A JP 16416794A JP 2783509 B2 JP2783509 B2 JP 2783509B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring member
- ring
- plastic
- pair
- hole
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Landscapes
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Slide Fasteners, Snap Fasteners, And Hook Fasteners (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、プラスチック製のは
とめに関するものである。
とめに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】はとめは、シート材に穿けた孔の周囲を
補強するためのものであり、金属製のものと、プラスチ
ック製のものとがある。
補強するためのものであり、金属製のものと、プラスチ
ック製のものとがある。
【０００３】ところで、従来、プラスチック製はとめ
は、シート材の表面側と裏面側にそれぞれ位置する一対
のリング部材からなり、一方のリング部材に他方のリン
グ部材の孔内に挿入される筒部を一体に形成し、この筒
部の先端を、他方のリング部材の外面側に突出させ、こ
の突出部分に打撃を加えて外向きにかしめることによ
り、一対のリング部材を締結するようになっている。
は、シート材の表面側と裏面側にそれぞれ位置する一対
のリング部材からなり、一方のリング部材に他方のリン
グ部材の孔内に挿入される筒部を一体に形成し、この筒
部の先端を、他方のリング部材の外面側に突出させ、こ
の突出部分に打撃を加えて外向きにかしめることによ
り、一対のリング部材を締結するようになっている。
【０００４】ところが、プラスチックは、金属とは異な
り、弾力性に富み、復元力が強いので、上記のように、
リング部材の筒部の先端に打撃を加えて変形させた場
合、変形部分の筒部はその弾力性によって若干元に戻
る。このため、プラスチック製はとめでは、一対のリン
グ部材の締結状態がどうしても緩くなり、シート材の孔
内ではとめが回転しやすいという欠点がある。
り、弾力性に富み、復元力が強いので、上記のように、
リング部材の筒部の先端に打撃を加えて変形させた場
合、変形部分の筒部はその弾力性によって若干元に戻
る。このため、プラスチック製はとめでは、一対のリン
グ部材の締結状態がどうしても緩くなり、シート材の孔
内ではとめが回転しやすいという欠点がある。
【０００５】そこで、この発明は、かしめ固定の際に、
緩みが生じにくく、強い締結状態が得られるプラスチッ
ク製はとめを提供しようとするものである。
緩みが生じにくく、強い締結状態が得られるプラスチッ
ク製はとめを提供しようとするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するために、シート材を挟んで対向する一対のリ
ング部材からなり、一方のリング部材に他方のリング部
材の孔内に挿入される筒部を一体に形成し、この筒部の
先端を他方のリング部材の外面側に突出させ、この突出
部分に打撃を加えて外向きにかしめ、かしめ部分を他方
のリング部材の孔の周縁部に押し当てて一対のリング部
材を締結するプラスチック製はとめにおいて、上記他方
のリング部材の孔の周縁部を薄肉に形成して、一方のリ
ング部材の筒部の先端のかしめ部分が押し当てられた際
に、押し付け方向に撓むようにしたのである。
を解決するために、シート材を挟んで対向する一対のリ
ング部材からなり、一方のリング部材に他方のリング部
材の孔内に挿入される筒部を一体に形成し、この筒部の
先端を他方のリング部材の外面側に突出させ、この突出
部分に打撃を加えて外向きにかしめ、かしめ部分を他方
のリング部材の孔の周縁部に押し当てて一対のリング部
材を締結するプラスチック製はとめにおいて、上記他方
のリング部材の孔の周縁部を薄肉に形成して、一方のリ
ング部材の筒部の先端のかしめ部分が押し当てられた際
に、押し付け方向に撓むようにしたのである。
【０００７】上記一対のリング部材の対向面に、突起
と、この突起が嵌まる環状溝を形成することが望まし
い。
と、この突起が嵌まる環状溝を形成することが望まし
い。
【０００８】
【作用】上記のように、他方のリング部材の孔の周縁部
が、一方のリング部材の筒部の先端のかしめ部分が押し
当てられた際に、その押し付け方向に撓むように形成し
た場合、一方のリング部材のかしめ部分が若干元に戻っ
ても、この戻りは上記押し付け方向の撓みによって吸収
される。
が、一方のリング部材の筒部の先端のかしめ部分が押し
当てられた際に、その押し付け方向に撓むように形成し
た場合、一方のリング部材のかしめ部分が若干元に戻っ
ても、この戻りは上記押し付け方向の撓みによって吸収
される。
【０００９】したがって、一対のリング部材をかしめ固
定する際に緩みが生じにくく、強い締結状態が得られ
る。
定する際に緩みが生じにくく、強い締結状態が得られ
る。
【００１０】上記一対のリング部材の対向面に、突起
と、この突起が嵌まる環状溝を形成した場合、一対のリ
ング部材でシート材を撓むと、突起がシート材に食い込
み、より強い締結状態が得られ、シート材に対するリン
グ部材の回転を防止できる。
と、この突起が嵌まる環状溝を形成した場合、一対のリ
ング部材でシート材を撓むと、突起がシート材に食い込
み、より強い締結状態が得られ、シート材に対するリン
グ部材の回転を防止できる。
【００１１】
【実施例】以下、この発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。
て説明する。
【００１２】この発明のプラスチック製はとめは、シー
ト材Ａの表面側と裏面側にそれぞれ位置する一対のリン
グ部材１、２からなる。
ト材Ａの表面側と裏面側にそれぞれ位置する一対のリン
グ部材１、２からなる。
【００１３】上記一対のリング部材１、２のうち、一方
のリング部材１には、他方のリング部材２の孔内に挿入
される筒部３が一体に形成されている。
のリング部材１には、他方のリング部材２の孔内に挿入
される筒部３が一体に形成されている。
【００１４】上記筒部３の先端は、他方のリング部材２
の外面側に突出する長さに形成され、この突出部分は打
撃が加えられ、図２に示すように、外向きにかしめられ
るようになっている。このかしめ部分４は、他方のリン
グ部材２の孔の周縁部に押し当てられ、これによって、
一対のリング部材１、２が一体に締結されるようになっ
ている。
の外面側に突出する長さに形成され、この突出部分は打
撃が加えられ、図２に示すように、外向きにかしめられ
るようになっている。このかしめ部分４は、他方のリン
グ部材２の孔の周縁部に押し当てられ、これによって、
一対のリング部材１、２が一体に締結されるようになっ
ている。
【００１５】上記一方のリング部材１の筒部３のかしめ
部分４が当たる他方のリング部材２の孔の周縁部は、薄
肉に形成されている。この薄肉の部分５は、一方のリン
グ部材１の筒部３の先端のかしめ部分４が形成される際
に、押し当てられると、押し当てられた方向に撓むよう
になており、これによってかしめ部分４が、プラスチッ
クの弾性によって若干元に戻っても、その戻りが上記の
撓みによって吸収され、一対のリング部材１、２が強固
に締結される。
部分４が当たる他方のリング部材２の孔の周縁部は、薄
肉に形成されている。この薄肉の部分５は、一方のリン
グ部材１の筒部３の先端のかしめ部分４が形成される際
に、押し当てられると、押し当てられた方向に撓むよう
になており、これによってかしめ部分４が、プラスチッ
クの弾性によって若干元に戻っても、その戻りが上記の
撓みによって吸収され、一対のリング部材１、２が強固
に締結される。
【００１６】上記一対のリング部材１、２の対向面に
は、先端が尖った複数の突起６と、この突起６が嵌まる
環状溝７がそれぞれ形成され、シート材Ａを一対のリン
グ部材１、２によって挟んだときに、突起６がシート材
Ａに食い込むようになっている。
は、先端が尖った複数の突起６と、この突起６が嵌まる
環状溝７がそれぞれ形成され、シート材Ａを一対のリン
グ部材１、２によって挟んだときに、突起６がシート材
Ａに食い込むようになっている。
【００１７】
【発明の効果】以上のように、この発明のプラスチック
製はとめは、シート材に対して緩みなく強固に固定され
るので、シート材の孔内ではとめが回転するといった欠
点を防止できるという効果がある。
製はとめは、シート材に対して緩みなく強固に固定され
るので、シート材の孔内ではとめが回転するといった欠
点を防止できるという効果がある。
【図１】この発明に係るプラスチック製はとめを一部を
切欠いた状態で示す斜視図
切欠いた状態で示す斜視図
【図２】この発明に係るプラスチック製はとめをシート
材に締結した状態を示す斜視図
材に締結した状態を示す斜視図
１、２ リング部材 ３ 筒部 ４ かしめ部分 ５ 薄肉部分 ６ 突起 ７ 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A43C 5/00 A44B 17/00 A44B 21/00 611 F16B 17/00
Claims (2)
- 【請求項１】 シート材を挟んで対向する一対のリング
部材からなり、一方のリング部材に他方のリング部材の
孔内に挿入される筒部を一体に形成し、この筒部の先端
を他方のリング部材の外面側に突出させ、この突出部分
に打撃を加えて外向きにかしめ、かしめ部分を他方のリ
ング部材の孔の周縁部に押し当てて一対のリング部材を
締結するプラスチック製はとめにおいて、上記他方のリ
ング部材の孔の周縁部を薄肉に形成して、一方のリング
部材の筒部の先端のかしめ部分が押し当てられた際に、
押し付け方向に撓むようにしたことを特徴とするプラス
チック製はとめ。 - 【請求項２】 一対のリング部材の対向面に、突起と、
この突起が嵌まる環状溝を形成したことを特徴とする請
求項１記載のプラスチック製はとめ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16416794A JP2783509B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | プラスチック製はとめ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16416794A JP2783509B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | プラスチック製はとめ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0824014A JPH0824014A (ja) | 1996-01-30 |
| JP2783509B2 true JP2783509B2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=15788007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16416794A Expired - Fee Related JP2783509B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | プラスチック製はとめ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2783509B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4781122B2 (ja) * | 2006-02-10 | 2011-09-28 | 積水化学工業株式会社 | 建物ユニット用保護カバーの止水構造 |
| JP6090720B2 (ja) * | 2014-12-17 | 2017-03-08 | 株式会社ワショウ精機 | ホールキーパー |
| CN111997433A (zh) * | 2020-08-17 | 2020-11-27 | 晋江市高威电磁科技有限公司 | 一种低频电磁屏蔽强的篷布 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP16416794A patent/JP2783509B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0824014A (ja) | 1996-01-30 |
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