JP4781122B2 - 建物ユニット用保護カバーの止水構造 - Google Patents
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また、請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の建物ユニット用保護カバーにおいて、前記止水手段は、前記閉鎖部材に形成されて前記止水部材を覆うように張り出す環状の張出部を備え、前記閉鎖部材をねじ込んだときに前記止水部材が前記閉鎖部材の前記張出部と前記建物ユニットとの間に挟持されることにより、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間が止水されていることを特徴とする。
また、請求項13に記載の発明は、請求項11又は請求項12に記載の建物ユニット用保護カバーにおいて、前記止水手段は、前記閉鎖部材に形成されて前記吊り具挿通孔の縁部を覆うように張り出す環状の張出部を備え、前記閉鎖部材をねじ込んだときに前記止水部材が前記張出部と前記吊り具挿通孔の前記縁部との間に挟持されることにより、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間が止水されていることを特徴とする。
また、請求項14に記載の発明は、請求項11乃至13のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバーにおいて、前記止水部材の内周面には、前記止水部材の内径が前記カバー本体の外方から内方へ向けて漸減するように傾斜する傾斜面が前記止水部材の周方向に沿って形成されていることを特徴とする。
さらに、止水部材が、閉鎖部材の張出部から受ける建物ユニットへ向けての押圧力により弾性変形する変形部を有することから、建物ユニットへの閉鎖部材の取付状態では、止水部材の変形部の変形により、閉鎖部材は止水部材から弾性反力を受ける。これにより、止水部材と閉鎖部材の張出部との密着度が高まるので、カバー本体及び閉鎖部材間の止水性をより向上させることができる。
11 建物ユニット
14,29,33 閉鎖部材(吊り具、栓部材、連結部材)
18 カバー本体
21 吊り具挿通孔(挿通孔)
21a 縁部(挿通孔の縁部)
22,28,31,36 止水手段(止水部材、張出部)
24 溝
24a 内面
24b 突起部
25 傾斜面
27 変形部
Claims (15)
- 建物ユニットを覆うカバー本体と、該カバー本体に形成された吊り具挿通孔と、該吊り具挿通孔内にねじ込まれて前記建物ユニットに取り付けられる閉鎖部材とを備え、該閉鎖部材と前記カバー本体との間には、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間を止水する止水手段が設けられ、
前記止水手段は、前記吊り具挿通孔の縁部に水密的に設けられた環状の止水部材を備え、
前記止水部材は、前記閉鎖部材をねじ込んだときに受ける前記建物ユニットへ向けての押圧力により弾性変形する変形部を有するとともに、周方向に伸びる環状の溝を有し、前記変形部は前記溝が広がるように弾性変形することを特徴とする建物ユニット用保護カバーの止水構造。 - 前記止水手段は、前記閉鎖部材に形成されて前記止水部材を覆うように張り出す環状の張出部を備え、前記閉鎖部材をねじ込んだときに前記止水部材が前記閉鎖部材の前記張出部と前記建物ユニットとの間に挟持されることにより、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間が止水されていることを特徴とする請求項1に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記止水部材には、その径方向外方へ開放し、前記吊り具挿通孔の前記縁部が挿入される環状の溝が形成されており、該溝の互いに対向する内面には、それぞれ前記溝内に挿入された前記吊り具挿通孔の前記縁部を挟み込むべく該縁部に向けて突出する複数の突起部が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記止水部材は、前記吊り具挿通孔の前記縁部を補強するための環状の補強部材であることを特徴とする請求項2又は3に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記止水手段は、前記閉鎖部材に形成されて前記吊り具挿通孔の縁部を覆うように張り出す環状の張出部を備え、前記閉鎖部材をねじ込んだときに前記止水部材が前記張出部と前記吊り具挿通孔の前記縁部との間に挟持されることにより、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間が止水されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記止水部材の内周面には、前記止水部材の内径が前記カバー本体の外方から内方へ向けて漸減するように傾斜する傾斜面が前記止水部材の周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記閉鎖部材は、前記建物ユニットを吊り上げるための吊り具であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記閉鎖部材は前記吊り具挿通孔を塞ぐための栓部材であり、該栓部材は、その前記カバー本体の外方側に位置する端面が前記止水部材の前記カバー本体の外方側に位置する面とほぼ面一になるように、前記建物ユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記止水部材の内周面には前記止水部材の内径が前記カバー本体の外方から内方へ向けて漸減するように傾斜する傾斜面が前記止水部材の周方向に沿って形成されており、前記張出部は、前記栓部材の前記端面を含む端部から前記止水部材の前記傾斜面上に張り出していることを特徴とする請求項8に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 前記閉鎖部材は、前記建物ユニットを含む複数の建物ユニットを互いに積み重ねたときに該各建物ユニットを互いに連結するための連結部材であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造。
- 建物ユニットを覆い、吊り具挿通孔が形成されたカバー本体と、前記吊り具挿通孔の縁部に水密的に設けられ、該吊り具挿通孔内にねじ込まれて前記建物ユニットに取り付けられる閉鎖部材と前記カバー本体との間に設けられ、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間を止水するための止水手段とを備え、
前記止水手段は、前記吊り具挿通孔の縁部に水密的に設けられた環状の止水部材を備え、
前記止水部材は、前記閉鎖部材をねじ込んだときに受ける前記建物ユニットへ向けての押圧力により弾性変形する変形部を有するとともに、周方向に伸びる環状の溝を有し、前記変形部は前記溝が広がるように弾性変形することを特徴とする建物ユニット用保護カバー。 - 前記止水手段は、前記閉鎖部材に形成されて前記止水部材を覆うように張り出す環状の張出部を備え、前記閉鎖部材をねじ込んだときに前記止水部材が前記閉鎖部材の前記張出部と前記建物ユニットとの間に挟持されることにより、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間が止水されていることを特徴とする請求項11に記載の建物ユニット用保護カバー。
- 前記止水手段は、前記閉鎖部材に形成されて前記吊り具挿通孔の縁部を覆うように張り出す環状の張出部を備え、前記閉鎖部材をねじ込んだときに前記止水部材が前記張出部と前記吊り具挿通孔の前記縁部との間に挟持されることにより、前記閉鎖部材及び前記カバー本体間が止水されていることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の建物ユニット用保護カバー。
- 前記止水部材の内周面には、前記止水部材の内径が前記カバー本体の外方から内方へ向けて漸減するように傾斜する傾斜面が前記止水部材の周方向に沿って形成されていることを特徴とする請求項11乃至13のいずれか一項に記載の建物ユニット用保護カバー。
- 請求項1に記載の建物ユニット用保護カバーの止水構造を用いてユニット建物を構成する建物ユニットを搬送する方法であって、前記建物ユニットを建物ユニット用保護カバーのカバー本体により覆い、前記建物ユニットの吊り上げ時には、前記建物ユニット吊り上げるための吊り具を、前記カバー本体の吊り具挿通孔を経て前記建物ユニットにねじ込んだときに前記吊り具に形成された張出部から受ける前記建物ユニットへ向けた押圧力により、前記カバー本体に形成された吊り具挿通孔の縁部に設けられた環状の止水部材の変形部を、周方向に伸びる環状の溝を広げるように弾性変形させて前記張出部を前記カバー本体に水密的に当接させ、前記建物ユニットの輸送時には、前記吊り具に代えて、前記吊り具挿通孔を塞ぐための栓部材を前記カバー本体の吊り具挿通孔を経て前記建物ユニットにねじ込んだときに前記栓部材に設けられた張出部から受ける前記建物ユニットへ向けての押圧力により、前記カバー本体に形成された吊り具挿通孔の縁部に設けられた環状の止水部材の変形部を周方向に伸びる環状の溝を広げるように弾性変形させて前記張出部を前記カバー本体に水密的に当接させることを特徴とする建物ユニットの搬送方法。
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