JP3490823B2 - 建築部材用の接合具 - Google Patents

建築部材用の接合具

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JP3490823B2 JP01135096A JP1135096A JP3490823B2 JP 3490823 B2 JP3490823 B2 JP 3490823B2 JP 01135096 A JP01135096 A JP 01135096A JP 1135096 A JP1135096 A JP 1135096A JP 3490823 B2 JP3490823 B2 JP 3490823B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】この発明は、例えば木質パネル等の建築部
材同士を相互に接合する接合具に関し、特に接合面のガ
タ付きや、接合具の抜けを防止できるようしたものであ
る。
【従来の技術】
【0003】従来、この種の接合具は、フランジ部と、
このフランジ部の表裏面から突出し、互いに接合される
一対の建築部材にそれぞれ設けられた取付孔にそれぞれ
圧入される一対の圧入部とを備えていた。上記各圧入部
は、建築部材の取付孔の内径より少し外径の大きな棒状
の部材で構成されていた。
【0004】そして、棒状の圧入部を、建築部材の各取
付孔に各々圧入することで、一対の建築部材を互いに接
合していた。一方、前記各圧入部に、抜け止め用のフィ
ンを設けたものもあった。上記フィンは、環状に突出
し、前記フランジ部に向かって傾斜し、その先端部は、
刃状に尖っている。また、フィンは、圧入部の挿入方向
に沿って複数段設けられている。
【0005】フィンは、建築部材の各取付孔に圧入する
際に、取付孔の内周面に押されて、半径方向に内向きに
たわみながら取付孔内にはまり込む。そして、接合具に
抜け方向の力が作用すると、フィンの尖った先端部が、
取付孔の内周面に食い込むようにして、圧入部が取付孔
から抜けるのを阻止する。
【発明が解決しようとする課題】
【0006】しかし、上記した従来の接合具のうち、棒
状の圧入部を有するものは、建築部材の接合面のずれを
有効に防止できるという利点はあるが、接合具に抜け力
が作用すると、圧入部が抜け易いという欠点がある。こ
れに対し、フィンを有する圧入部は、フィンの作用によ
り抜け難いが、建築部材が互いにずれる方向、すなわち
圧入部の半径方向の力が作用すると、フィンが取付孔の
内周面に押されてたわんでしまうことがある。このよう
に、フィンがたわむと、建築部材が互い違いにずれてし
まという問題点があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、上記した
従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、次の点にある。請求項1
記載の発明は、従来の棒状の圧入部を有するものと、フ
ィンを有するものとの利点を併せ持った接合具を提供し
ようとするものである。すなわち、請求項1記載の発明
は、フィンにより圧入部の抜けを防止するとともに、フ
ィンを圧入リブにより放射状に多分割することで、建築
部材の接合面のずれを有効に防止できるようにすること
を目的とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、上記した請求項1
記載の発明の目的に加え、次の点を目的とする。すなわ
ち、請求項2記載の発明は、フィンを挟んで圧入部の自
由端側とフランジ部側とに、建築部材の取付孔の内周面
に全周にわたって当接する一対の円周部を設けること
で、取付孔内での圧入部のガタ付きを、一層、有効に防
止できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】(特徴点) 本発明は、上記した目的を達成するためのものであり、
以下にその内容を、例えば図1〜8に示す第1実施例を
用いて説明する。請求項1記載の発明は、次の点を特徴
としている。すなわち、接合具(10)の各圧入部(50)に
は、次の2つの構成を備えている。
【0010】第1に、圧入リブ(51)であり、この圧入リ
ブ(51)は、例えば図1,3に示すように、放射状に延
び、複数有る。 第2に、抜け止め用のフィン(52)であり、このフィン(5
2)は、例えば図1,3に示すように、隣接した圧入リブ
(51)の間隔内にそれぞれ設けられ、圧入リブ(51)より半
径方向外向きに突出している。
【0011】第3に、複数の圧入リブ (51) の外径が、取
付孔 (21,31) の内径と略同一に設定されている。 第4に、フィン (52) が、弾性変形可能である。 請求項2
記載の発明は、上記した請求項1記載の発明の特徴点に
加え、次の点を特徴とする。
【0012】すなわち、圧入部(50)には、例えば図1,
3に示すように、フィン(52)を挟んで圧入部(50)の自由
端側とフランジ部(40)側とにそれぞれ位置し、建築部材
(20,30)の取付孔(21,31)の内周面に全周にわたって当接
する一対の円周部(例えば自由端部側円周部54とフラン
ジ部側円周部55)を備えている。これに加え、一対の円
周部(例えば自由端部側円周部 54 とフランジ部側円周部
55 )が、圧入リブ (51) と等しい外径を有する。
【0013】さらに、フィン (52) の四方が、前記圧入リ
(51) 及び前記一対の円周部(例えば自由端部側円周部
54 とフランジ部側円周部 55 )によりボックス状に囲まれ
ている。 (作用) つぎに、上記した特徴点を備えた各請求項にそれぞれ記
載された各発明の作用について、以下に説明する。
【0014】請求項1記載の発明によれば、次のような
作用を奏する。すなわち、接合具(10)の各圧入部(50)
を、例えば図7に示すように、各建築部材(20,30)の取
付孔(21,31)内に圧入した状態で、抜け方向の力が加わ
ると、フィン(52)が取付孔(21,31)の内周面に係合
し、圧入部(50)の抜けを阻止する。また、建築部材(20,
30)が互いにずれる方向、すなわち圧入部(50)の半径方
向の力が加わると、圧入リブ(51)が取付孔(21,31)の内
周面に当接する。
【0015】このため、フィン(52)が取付孔(21,31)の
内周面に押されて、半径方向内向きにたわみ込むのを防
止できる。したがって、圧入部(50)が取付孔(21,31)内
でガタ付き、これが原因して、建築部材(20,30)が互い
違いにずれるのを防止することができる。請求項2記載
の発明によれば、上記した請求項1記載の作用に加え
て、次のような作用を奏する。
【0016】すなわち、接合具(10)の各圧入部(50)を、
例えば図7に示すように、各建築部材(20,30)の取付孔
(21,31)内に圧入した状態で、建築部材(20,30)が互いに
ずれる方向、すなわち圧入部(50)の半径方向の力が加わ
ると、フィン(52)の前後に位置する円周部(例えば自由
端部側円周部54とフランジ部側円周部55)が、取付孔(2
1,31)の内周面の全周方向に当接する。
【発明の実施の形態】
【0017】(第1実施例) 図1〜8は、本発明の実施の形態の第1実施例を示すも
のである。図1は、接合具の斜視図、図2は接合具の使
用例を示す断面図、図3は接合具の上半を断面にした正
面図、図4は図3の側面図、図5は図3のV−V線に沿
う断面図、図6は図3のVI−VI線に沿う断面図、図
7は接合具の使用状態を示す断面図、図8は接合具の圧
入部と建築部材の取付孔との関係を示す断面図をそれぞ
れ示す。
【0018】図1中、10は、接合具を示し、この接合具
10は、図2に示すように、例えば木質パネル等の建築部
材20,30を互いに接合するに使用される。なお、建築部
材20,30は、例えば木質パネル等に限らず、他の材質の
ものであっても良い。上記建築部材20,30の相対向した
接合面には、図7に示すように、接合具10を圧入する取
付孔21,31がそれぞれ形成されている。各取付孔21,31
は、建築部材20,30をそれぞれ貫通するとともに、接合
面に面した縁部には、環状に凹んだ座部22,32がそれぞ
れ形成されている。
【0019】なお、取付孔21,31を貫通孔としたが、こ
れに限らずに、いわゆる盲穴としても良い。また、座部
22,32を、取付孔21,31の双方に形成したが、いずれか一
方の取付孔21,31にのみ設けても良い。前記接合具10
は、図1に示すように、大別すると、フランジ部40と、
このフランジ部40の表裏面から突出し、一対の建築部材
20,30の各取付孔21,31(図7参照)にそれぞれ圧入され
る一対の圧入部50,50とを備えている。そして、接合具1
0は、適度な剛性と弾性とを有する、例えばナイロン等
の合成樹脂により一体に成形されている。
【0020】上記フランジ部40は、図1に示すように、
円盤形を成し、その外径を建築部材20,30の取付孔21,31
より大きく設定している。上記各圧入部50は、図1,
3,8に示すように、中空な円筒形を成し、概略放射状
に延びた複数、本実施例では4個の圧入リブ51・・・
と、隣接した圧入リブ51,51の間隔内にそれぞれ設けら
れ、圧入リブ51より半径方向外向きに突出した抜け止め
用のフィン52・・・とを備えている。
【0021】なお、各圧入部50を、中空な円筒形に形成
したが、これに限らずに、中実な円柱形に形成しても良
い。上記各圧入部50は、図7に示すように、その全長を
建築部材20,30の各取付孔21,31の長さよりも長く設定し
ている。本実施例では、各取付孔21,31が建築部材20,30
をそれぞれ貫通していることから、各圧入部50の全長
を、各建築部材20,30の板厚さよりも長く設定してい
る。
【0022】前記圧入リブ51は、それらの周囲の外径
が、図8に示すように、建築部材20,30の各取付孔21,31
の内径に対して、圧入されるように略同一に設定されて
いる。また、各圧入リブ51は、図6に示すように、断面
梯子状に形成されている。このように断面梯子状に形成
したのは、二面割りの型抜きを容易にするためである。
もちろん、金型を四面割りにした場合には、圧入リブ51
を放射状に形成することも可能である。
【0023】さらに、隣接した圧入リブ51の間には、図
1,3,6に示すように、連接円周部57と基部円周部58
とにより挟まれ、圧入リブ51と等しい外径を有する放射
状の補強リブ53が形成されている。前記フィン52は、図
1,3,5に示すように、各圧入部50の全長方向に沿っ
て等間隔に複数個形成されている。そして、フィン52の
各先端部は、フランジ部40側に向かって斜めに突出し、
刃状に尖っている。
【0024】一方、前記圧入部50には、図1,3に示す
ように、フィン52を挟んで圧入部50の自由端側とフラン
ジ部40側とにそれぞれ位置し、建築部材20,30の取付孔2
1,31の内周面に全周にわたって当接する自由端部側円周
部54とフランジ部側円周部55を形成する。上記自由端部
側円周部54は、図1,3に示すように、圧入リブ51と等
しい外径を有し、先端に向かって縮径した先端テーパー
部56を備えている。
【0025】前記フランジ部側円周部55は、図3に示す
ように、圧入リブ51と等しい外径を有し、フィン52に隣
接する隣接円周部57と、フランジ部40に面した基部円周
部58とを備えている。なお、フランジ部側円周部55を、
隣接円周部57と、基部円周部58とから構成したが、これ
に限らず、いずれか一方のみを設けても良い。このよう
に、上記した圧入リブ51、補強リブ53、自由端部側円周
部54、フランジ部側円周部55の隣接円周部57及び基部円
周部58は、等しい外径を有している。
【0026】また、フィン52は、図1,3に示すよう
に、その四方が圧入リブ51、自由端部側円周部54及びフ
ランジ部側円周部55の隣接円周部57によりボックス状に
囲まれている。つぎに、上記した構成を備えた接合具10
を用いて、一対の建築部材20,30同士を接合する方法を
説明する。まず、いずれか一方の建築部材20,30の取付
孔21,31内に、接合具10の一方の圧入部50をフランジ部4
0まで圧入し、先端テーパー部56を取付孔21,31の裏面か
ら突出させる。同様にして、一方の建築部材20,30から
突出した接合具10の他方の圧入部50を、他方の建築部材
20,30の取付孔21,31内に圧入することにより、図2,7
に示すように、両建築部材20,30を互いに接合できる。
【0027】なお、このとき、建築部材20,30の各取付
孔21,31に、座部22,32を設けていることから、図7に示
すように、フランジ部40が座部22,32にそれぞれはまり
込む。そして、フランジ部40の表裏面が座部22,32の底
に当接することで、各取付孔21,31に対する両圧入部50
の挿入量を一定に規制できる。取付孔21,31内に圧入部5
0を圧入する際には、図8に示すように、フィン52がた
わむことで、フィン52の先端部の外径が、取付孔21,31
の内径とほぼ等しくなるとともに、フィン52の弾性力に
より、フィン52の先端部が取付孔21,31の内周面に押し
付けられる。
【0028】なお、建築部材20,30の接合時に、接着剤
等を併用しても良い。上記した接合状態で、建築部材2
0,30の接合面が互いに離れる方向、すなわち接合具10の
圧入部50が建築部材20,30の取付孔21,31から抜ける方向
に力が加わると、フィン52の先端部が取付孔21,31の内
周面に食い込もうとすることで、取付孔21,31内から圧
入部50が抜けるのを阻止できる。
【0029】これに対し、建築部材20,30が互いにずれ
る方向、すなわち圧入部50の半径方向の力が加わると、
圧入部50の自由端部側円周部54、並びにフランジ部側円
周部55の隣接円周部57及び基部円周部58が、取付孔21,3
1の内周面に全周方向にわたって当接する。また、建築
部材20,30のずれる方向により、圧入部50の放射状に延
びた圧入リブ51或いは補強リブ53が、取付孔21,31の内
周面に一部的に当接する。
【0030】このため、圧入部50の自由端部側円周部5
4、フランジ部側円周部55の隣接円周部57及び基部円周
部58、並びに圧入リブ51或いは補強リブ53が、取付孔2
1,31の内周面に当接することで、フィン52が取付孔21,3
1の内周面に押されて、半径方向内向きにたわみ込むの
を防止できる。したがって、圧入部50が取付孔21,31内
でガタ付き、これが原因して、建築部材20,30が互い違
いにずれるのを防止することができる。
【0031】要するに、フィン52の四方が圧入リブ51、
自由端部側円周部54及びフランジ部側円周部55の隣接円
周部57によりボックス状に囲まれていることから、フィ
ン52が取付孔21,31の内周面に必要以上に押されてたわ
み込むのを防止できる。 (第2実施例) つぎに、本発明の実施の形態の第2実施例について、図
9を用いて説明する。
【0032】図9は、接合具の正面を示すものである。
本第2実施例の特徴は、図9に示すように、フランジ部
側円周部55に凹部60・・・を円周方向に2列に形成する
ことで、2列の凹部60の間隔内に中間円周部61を形成し
た点にある。すなわち、本第2実施例では、フランジ部
側円周部55は、隣接円周部57、基部円周部58、並びに中
間円周部61から構成されている。なお、隣接円周部57や
基部円周部58を省いても良い。
【0033】本第2実施例によれば、建築部材20,30の
各取付孔21,31内に圧入した際に、中間円周部61が各取
付孔21,31の内周面に接することで、圧入部110を一層、
抜け難くすることができる。なお、本第2実施例の説明
においては、先に説明した第1実施例と同一構成部分に
ついては同一符号を付し、その具体的な説明を省略す
る。 (第3実施例) つぎに、本発明の実施の形態の第3実施例について、図
10を用いて説明する。
【0034】図10は、接合具の正面図を示すものであ
る。本第3実施例の特徴は、図10に示すように、圧入
リブ51とフィン52とを、フランジ部40の根元側から形成
した点にある。本第3実施例によれば、圧入部50の構造
を簡便化できる。なお、本第3実施例の説明において
は、先に説明した第1実施例と同一構成部分については
同一符号を付し、その具体的な説明を省略する。
【発明の効果】
【0035】本発明は、以上のように構成されているの
で、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1記
載の発明によれば、次のような効果を奏する。すなわ
ち、フィンにより圧入部の抜けを防止できるとともに、
フィンを圧入リブにより放射状に多分割することで、建
築部材の接合面のずれを有効に防止することができる。
これに加え、建築部材が互いにずれる方向、すなわち圧
入部の半径方向の力が加わると、圧入リブが取付孔の内
周面に当接する。このため、圧入部が取付孔内でガタ付
いたり、これにより建築部材が互い違いにずれるのを防
止することができる。
【0036】また、圧入リブが取付孔の内周面に当接す
ることで、フィンが取付孔の内周面に必要以上に押され
てたわみ込むのを防止でき、フィンの破損を防止するこ
とができる。請求項2記載の発明によれば、上記した請
求項1記載の発明の効果に加えて、次のような効果を奏
する。すなわち、フランジ部側の基端部に基部円周部を
設けるとともに、圧入部の自由端部に先端円周部を設け
ることにより、取付孔内での圧入部のガタ付きを、一
層、有効に防止することができる。
【0037】これに加え、建築部材が互いにずれる方
向、すなわち圧入部の半径方向の力が加わると、圧入リ
ブに加えて、一対の円周部が取付孔の内周面に当接す
る。このため、圧入部が取付孔内でガタ付いたり、これ
により建築部材が互い違いにずれるのを防止することが
できる。また、フィンが、圧入リブ及び一対の円周部に
よりボックス状に囲まれているので、圧入リブに加え
て、一対の円周部が取付孔の内周面に当接することで、
フィンが取付孔の内周面に必要以上に押されてたわみ込
むのを防止でき、フィンの破損を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】接合具の斜視図である。
【図2】接合具の使用例を示す断面図である。
【図3】接合具の上半を断面にした正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図3のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】接合具の使用状態を示す断面図である。
【図8】接合具の圧入部と建築部材の取付孔との関係を
示す断面図である。
【図9】第2実施例を示し、同図は接合具の正面図であ
る。
【図10】第3実施例を示し、同図は接合具の正面図で
ある。
【符号の説明】
【0039】 10 接合具 20,30 建築部材 21,31 取付孔 22,32 座部 40 フランジ部 50 圧入部 51 圧入リブ 52 フィン 53 補強リブ 54 自由端部側円周部 55 フランジ部側円周部 56 先端テーパー部 57 隣接円周部 58 基部円周部 60 凹部 61 中間円周部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−98112(JP,A) 実開 昭63−71277(JP,U) 実開 昭51−109605(JP,U) 実開 平7−19410(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 1/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フランジ部と、このフランジ部の表裏面
    から突出し、互いに接合される一対の建築部材にそれぞ
    れ設けられた取付孔にそれぞれ圧入される一対の圧入部
    とを備えた建築部材用の接合具において、 前記各圧入部には、放射状に延びた複数の圧入リブと、 隣接した圧入リブの間隔内にそれぞれ設けられ、圧入リ
    ブより半径方向外向きに突出した抜け止め用のフィンと
    を備え、 前記複数の圧入リブの外径が、前記取付孔の内径と略同
    一に設定され、 前記フィンが、弾性変形可能である ことを特徴とする建
    築部材用の接合具。
  2. 【請求項2】 圧入部は、フィンを挟んで圧入部の自由
    端部側とフランジ部側とにそれぞれ位置し、且つ前記圧
    入リブと等しい外径を有し、建築部材の取付孔の内周面
    に全周にわたって当接する一対の円周部を備え、 前記フィンの四方が、前記圧入リブ及び前記一対の円周
    部によりボックス状に囲まれている ことを特徴とする請
    求項1記載の建築部材用の接合具。
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