JP6347540B2 - 片引戸枠構造 - Google Patents

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Description

本発明は、建築物の壁の開口部に設けられて、片引戸が摺動される片引戸枠構造に関する。より詳細には、片引戸を左又は右のいずれに引いて開く場合でも、片引戸枠構造の鴨居が使い分けられるようにし、簡単に且つ高い精度で組み立てられる片引戸枠構造に関する。
従来、部屋の壁に設けられる片引戸を納める片引戸枠は、その上下の横材をなす鴨居、敷居の小壁にあたる部分を欠き込み、片引戸を一方の部屋の側に寄せて摺動させるようにし、他方の部屋の側には小壁が設けられるようにされている。片引戸は部屋の使い勝手に応じて、小壁が設けられた側から見て、左引きと右引きのいずれかに使い分けられている。そして、予め建具部材加工場において、片引戸の左引き又は右引きの使い勝手に応じて、鴨居と敷居の小壁を納める部分が欠き込まれ、鴨居と敷居と縦枠材が建築工事現場で片引戸枠として組み立てられて、壁の開口部に取り付けられていた。
しかし、工事の途中で部屋の使い勝手が変更される場合や、左引きと右引きを間違えて準備した場合には、正しい片引戸枠が届くまで工事を中断しなければならなかった。また、建具部材加工場においては、左引き又は右引きのいずれの使い勝手の片引戸枠も不足しないように在庫管理する必要があり、コストアップの要因となるという課題があった。
そこで、特許文献1には、左引きと右引きのいずれの片引戸枠にも適用できる横枠の技術が開示されている。特許文献1では、横枠をなす鴨居と敷居の各々の上下に片引戸摺動溝を形成させ、横枠の一方の端部側を短尺部、他方の端部側を長尺部としておき、左引き又は右引きに応じて横枠の上下を反転させて、小壁を設ける側に短尺部を位置させるようにしている。この技術によれば、上下の両面の同じ位置に片引戸摺動溝が形成されるため、横枠材が薄くなり、横枠としての強度が弱くなるため、片引戸が摺動しない側の溝に嵌合棒を嵌合させて、その固着により強度を保たなければならないという課題があった。
特許文献2には、横枠を長さ方向に沿って、片引戸溝が形成される長横枠と出入り部に設置される長横枠よりも短い短横枠とに分割して、長横枠の左右いずれの端部から短横枠を併設するかによって、左引き又は右引きを使い分ける片引戸枠の技術が開示されている。特許文献1の技術では、長横枠の側面に凹部を形成し、短横枠の側面に凸部を形成して、該凹部と該凸部を嵌合することで容易に長短横枠のレベル出しができ、段違いの発生がなく、凹凸の嵌合による接着面積の拡大により接着力を増大させている。前記のように構成した横枠を使って、右引き又は左引きのいずれにも対応可能とされている。
また、特許文献3には、部材の種類を少なくしてコストの低減を図るために、短尺板を右又は左に片寄せて長尺板に固定し左右片引戸の鴨居板と敷居板に兼用し、左右の方立板は上下逆にし、中方立板は両面化粧板として左右片引戸のいずれにも兼用できる片引戸枠の技術が開示されている。特許文献3では、特許文献2と同様に、長尺板(特許文献2の長横枠)と、短尺板(短横枠)の側面には嵌合溝を設け、合成樹脂製のヤトイ(長尺棒)を嵌着して片寄せて組み立てるとされている。また敷居板としては、長尺板に設けた嵌合溝に短尺板に設けた嵌合凸条を嵌着させて、短尺板を長尺板の一方に片寄せて組み立てるとされている。前記のように構成し、左右片引戸の鴨居板と敷居板として、右引き又は左引きのいずれにも対応可能とされている。
しかし、特許文献2又は特許文献3のいずれの技術であっても、木材を切出した2つの部材を横部材に適用すると、横部材をなす木材の含湿状態により、木材が膨張又は収縮により変形しやすいため、寸法精度を維持することが困難となり、前記2つの部材の外端部の位置を調整することが困難であるか、又は2つの部材がゆるみやすく、片引戸枠の寸法精度が狂いやすくなるという課題があった。
具体的には、組立の際に短尺部材又は長尺部材のいずれかが他方の端部より出っ張った状態となった場合には、嵌合溝と嵌合凸条との嵌合がきつい場合には、短尺部材と長尺部材とを外すことが困難となる。長尺部材に短尺部材が嵌った状態で、いずれかの端部を叩いて揃えることが困難であるため、いずれかの部材の端部を傷つけやすい。いずれによっても、外端部の位置を揃える調整が面倒であるという課題があった。
一方、嵌合溝と嵌合凸条との嵌合がゆるい場合には、接着剤が硬化するまで組み立てた片引戸枠の形状が安定せず、壁の開口部に取り付けるまで接着剤の硬化を待つ必要があるという課題があった。接着剤の硬化が不十分な状態で壁の開口部に取り付けると、接着強度の不足を招き、長期間にわたって片引戸を使用した際に、鴨居と敷居がゆるんで、片引戸が片引戸枠に擦れて引きにくくなったり、片引戸がぐらついて外れやすくなったりするという課題があった。
特開平11−270238号公報 特開平09−60424号公報 特開2003−82945号公報
そこで、本発明では左右兼用の片引戸枠として使用できるとともに、簡単に且つ高い精度で組み立てられる片引戸枠構造を提供することを課題とする。
本発明の第1の発明は、縦枠と片枠と方立と鴨居とを含み、前記鴨居を下面に片引戸溝が形成される長鴨居部材と出入り部に設置される前記長鴨居部材よりも短い短鴨居部材とにより構成させ、前記長鴨居部材の側面に前記短鴨居部材の側面を固着して前記鴨居とする片引戸枠構造において、前記長鴨居部材と前記短鴨居部材の対向する各々の面に、長手方向に沿って筋状に形成された連結誘導部材挿入溝が備えられ、前記長鴨居部材の前記面には前記連結誘導部材挿入溝から離間した位置に、長手方向に沿って筋状に固定溝を形成させ、前記短鴨居部材の前記面には前記固定溝に対向される位置に、前記固定溝に嵌合される断面をなす嵌合凸条を筋状に形成させ、前記長鴨居部材と前記短鴨居部材に形成されたいずれの前記連結誘導部材挿入溝の深さも前記嵌合凸条の突出寸法よりも大きく、短尺に形成された複数の連結誘導部材が、いずれか一方の前記連結誘導部材挿入溝に挿入された状態で、前記連結誘導部材の突出寸法が、前記嵌合凸条の突出寸法よりも大きく、前記連結誘導部材の長さが前記連結誘導部材挿入溝の長さよりも短く、前記連結誘導部材が前記連結誘導部材挿入溝に挿入され、前記長鴨居部材と前記短鴨居部材の外端部の位置が揃えられるように誘導された状態で、前記嵌合凸条が前記固定溝に挿入されて片引戸枠に組み立てられていることを特徴としている。
本発明の第1の発明では、鴨居を長手方向に沿って長鴨居部材と短鴨居部材に分割して、長鴨居部材のいずれかの端部に短鴨居部材の端部を揃えてから鴨居を構成している。また、長鴨居部材には固定溝と連結誘導部材挿入溝を形成し、短鴨居部材には固定溝に挿入させる嵌合凸条と連結誘導部材挿入溝を形成し、固定溝よりも連結誘導部材挿入溝を深く形成させている。固定溝、連結誘導部材挿入溝、嵌合凸条は、各々の部材の側面の全長に亘り形成されると好適であるが、その長さは限定されない。
短尺に形成された複数の連結誘導部材が、長鴨居部材と短鴨居部材向い合う位置との各々の連結誘導部材挿入溝に挿入されて、長鴨居部材と短鴨居部材の端部位置が揃えられるとともに、短鴨居部材の嵌合凸条が長鴨居部材の固定溝に対向するように上下位置も揃えられる。そして、嵌合凸条が固定溝に嵌め込まれて鴨居が構成される。長鴨居部材と短鴨居部材とは接着剤により接着されると好適であるが限定されない。そして、この鴨居を使って片引戸枠が構成される。
ここで、連結誘導部材の材質、形状は限定されず、鴨居の材質に応じて決定されればよい。例えば鴨居が割裂しにくい無垢の硬質の木材である場合には、薄板金属を屈曲させたものであってもよい。また、鴨居が吸湿しにくくされた中密度繊維板から構成される場合には、連結誘導部材を反発力の小さな樹脂から構成させると、連結誘導部材の反発力により中密度繊維板が割裂されず好適である。また、連結誘導部材の数も限定されないが、2か所乃至3か所程度とすると挿入が容易であり、外端部の位置が調整しやすく好適である。連結誘導部材の長さも限定されないが、長さ30mmから50mmとすると仮止めが容易であり好適である。
本発明の第1の発明の片引戸枠構造によれば、長鴨居部材と短鴨居部材の端部が揃えられた状態とされてから、嵌合凸条が固定溝に嵌合されて鴨居が構成される。これにより、長鴨居部材と短鴨居部材の外端の位置が揃った精度の高い鴨居が容易に構成でき、片引戸のがたつきや擦れ等の開閉支障が生じない右引き又は左引きの片引戸枠が容易に構成できるという有利な効果を奏する。
本発明の第2の発明は、第1の発明の片引戸枠構造において、前記連結誘導部材挿入溝に挿入される前記連結誘導部材の挿入先端部が先窄まりに形成されていることを特徴としている。
本発明の第2の発明によれば、連結誘導部材の挿入先端部が先窄まりに形成されている。ここで、先窄まりとは、両面ともが傾斜して先窄まりに形成されていても、一方の面のみが傾斜して先窄まりに形成されていてもよい。これにより、短尺に形成された複数の連結誘導部材が、短鴨居部材の連結誘導部材挿入溝において離間して嵌められて、連結誘導部材を長鴨居部材に嵌合させることが容易となり、長鴨居部材と短鴨居部材とから鴨居を容易に構成できる。
本発明の第3の発明は、第1又は第2の発明の片引戸枠構造において、前記連結誘導部材が、その内部が空洞の樹脂からなっていることを特徴としている。本発明の第3の発明によれば、連結誘導部材が、内部が空洞の樹脂からなっている。これにより、連結誘導部材の中央部を押し潰すようにして、連結誘導部材の高さを縮小させて、連結誘導部材挿入溝に嵌合することが可能になり、長鴨居部材と短鴨居部材とから鴨居をより容易に構成できる。
本発明の第4の発明は、第1から第3の発明の片引戸枠構造において、前記連結誘導部材の上方又は下方のいずれかの一方の面が平坦な面とされ、他方の面が先窄まりをなす傾斜面とされていることを特徴としている。本発明の第4の発明によれば、連結誘導部材が、内部が空洞の樹脂からなり、一方の面が平坦で、他方の面が傾斜面とされている。連結誘導部材が、連結誘導部材挿入溝に嵌合されてからも、その一方の平坦な面が連結誘導部材挿入溝の面に接する状態とされて、連結誘導部材挿入溝の中でぐらつかない状態に、安定して保持される。これにより、固定溝に挿入された嵌合凸条と、嵌合凸条と並んで伸びる連結誘導部材挿入溝の2列において短鴨居部材と長鴨居部材を保持するため、接着剤が硬化するまでも長鴨居部材と短鴨居部材が安定した状態を保持して、精度の高い鴨居を構成することが可能である。
本発明の第5の発明は、第1から第4の発明の片引戸枠構造において、前記連結誘導部材挿入溝に挿入された前記連結誘導部材が外れ止め係部を備えていることを特徴としている。本発明の第5の発明によれば、挿入された前記連結誘導部材には外れ止め係部が形成されている。これにより、連結誘導部材を連結誘導部材挿入溝に嵌合した後は、連結誘導部材が連結誘導部材挿入溝から脱落しにくく、固定溝に嵌合凸条を嵌合させて長鴨居部材と短鴨居部材とを鴨居に一体に構成してから、接着剤が硬化するまでも長鴨居部材と短鴨居部材とが安定した位置を保持しやすく、精度の高い鴨居を構成することが可能である。
本発明の第6の発明は、第1から第5の発明の片引戸枠構造において、前記長鴨居部材と前記短鴨居部材の各々が中密度繊維板からなっていることを特徴としている。これにより、長鴨居部材と短鴨居部材の各々の部材が変形しにくく、各々が組み立てられていない状態で保管されていても、高い寸法精度のまま形状が保持され、精度の高い鴨居を構成することが可能である。
・本発明の第1の発明によれば、長鴨居部材と短鴨居部材の端部が揃えられた状態とされてから、嵌合凸条が固定溝に嵌合されて鴨居が構成され、長鴨居部材と短鴨居部材の外端の位置が揃った精度の高い鴨居が容易に構成でき、片引戸のがたつきや擦れ等の開閉支障が生じない右引き又は左引きの片引戸枠が容易に構成できるという有利な効果を奏する。
・本発明の第2の発明によれば、連結誘導部材の挿入先端部が先窄まりに形成され、短尺に形成された複数の連結誘導部材が、短鴨居部材の連結誘導部材挿入溝において離間して嵌められて、連結誘導部材を長鴨居部材に嵌合させることが容易となり、長鴨居部材と短鴨居部材とから鴨居を容易に構成できる。
・本発明の第3の発明によれば、連結誘導部材が、内部が空洞の樹脂からなり、連結誘導部材の中央部を押し潰すようにして、連結誘導部材の高さを縮小させて、連結誘導部材挿入溝に嵌合することが可能になり、長鴨居部材と短鴨居部材とから鴨居をより容易に構成できる。
・本発明の第4の発明によれば、連結誘導部材が、連結誘導部材挿入溝に嵌合されてからも、その一方の平坦な面が連結誘導部材挿入溝の面に接する状態とされて、連結誘導部材挿入溝の中でぐらつかない状態に、安定して保持される。これにより、固定溝に挿入された嵌合凸条と、嵌合凸条と並んで伸びる連結誘導部材挿入溝の2列において短鴨居部材と長鴨居部材を保持するため、接着剤が硬化するまでも長鴨居部材と短鴨居部材が安定した状態を保持しやすく、精度の高い鴨居を構成することが可能である。
・本発明の第5の発明によれば、連結誘導部材を連結誘導部材挿入溝に嵌合した後は、連結誘導部材が連結誘導部材挿入溝から脱落しにくく、固定溝に嵌合凸条を嵌合させて長鴨居部材と短鴨居部材を鴨居に一体に構成してから、接着剤が硬化するまでも長鴨居部材と短鴨居部材が安定した位置を保持しやすく、精度の高い鴨居を構成することが可能である。
・本発明の第6の発明によれば、長鴨居部材と短鴨居部材の各々の部材が変形しにくく、各々が組み立てられていない状態で保管されていても、高い寸法精度のまま形状が保持され、精度の高い鴨居を構成することが可能である。
左引き片引戸枠の構成の斜視図による説明図(実施例1)。 右引き片引戸枠の構成の斜視図による説明図(実施例1)。 左引き片引戸枠の水平断面図による説明図(実施例1)。 通行部の垂直断面図による説明図(実施例1)。 小壁部の垂直断面図による説明図(実施例1)。 鴨居の組立工程図(実施例1)。 連結誘導部材の断面図(実施例2)。
左引き又は右引きの片引戸枠の鴨居の在庫管理を容易にし、鴨居を構成する長鴨居部材と短鴨居部材の外端の位置が揃った精度の高い鴨居を容易に構成でき、片引戸枠内でがたつきや擦れ等の片引戸の開閉支障が生じないようにするという目的を、長鴨居部材と短鴨居部材の外端部が揃うように連結誘導部材により誘導させてから固定させることにより実現した。
実施例1では、図1から図6を参照して、連結誘導部材を介して短鴨居部材を長鴨居部材に固定して鴨居として含む片引戸枠構造の実施例を説明する。図1は左片引戸枠とする構成を斜視図により説明する図、図2は右片引戸枠とする構成を斜視図により説明する図、図3は左片引戸枠とした場合の水平方向断面図による説明図、図4は通行部の左片引戸枠とした場合の通行部における垂直方向断面図による説明図、図5は小壁部位置における垂直方向断面図による説明図、図6は本発明の要部である鴨居の組立工程を説明する図である。
実施例1の片引戸枠構造は、鴨居10をなす長鴨居部材11と短鴨居部材12と3つの連結誘導部材20と、鴨居10の両側端部に固定される太幅の縦枠30と細幅の片枠50と、鴨居の中間位置に固定される中方立40と、長鴨居部材11の下方に対向して配設され縦枠と片枠に固定され、且つ中方立を固定させる敷居60とを備えている。更に長鴨居部材と敷居の間には片引戸70が水平方向に引いて開閉可能に配置される。片引戸70は障子、木ふすま、紙ふすま等の木質系の片引戸とすればよいが限定されない。また、長鴨居部材には片引戸を吊下げるアルミ製の吊下げレール73(図4参照)を固定して、片引戸70を吊下げるようにしてもよい。
長鴨居部材、短鴨居部材、縦枠、型枠、中方立のいずれも木質繊維を原料とする成型板である中密度繊維板を芯材として、その表面の外部に表れる部分には化粧シートが貼着され、吸水性が低くなるように加工されている。ここで、中密度繊維板は、木材チップを解繊した植物繊維を原料としドライプロセスによって製造され、木材と同様に軽量で高い加工性を備え、かつ、木材特有の反りや乾燥割れなどの癖が少なく、高い寸法精度の枠材を形成することが可能とされている。中密度繊維板に替えて、無垢の木質材、高密度繊維板を使用してもよいことは勿論のことである。
敷居は木質系の敷居60としてもよく、アルミ製の押出型材による敷居61としてもよい。図1及び図2では敷居を木質系とした場合の図を示し、図4においては敷居をアルミ製の型材とした場合の図を示している。連結誘導部材20は、樹脂製の扁平な筒体(図7(A)図参照)であり、長手方向の端部が開放され、底面が平坦な面とされ、天面の短手方向両縁部は外方が窄まるように傾斜面22とされ、傾斜面より内方の内方部23が低くなるように段状に形成され、傾斜面の基端部が係部21とされている(図7(A)図参照)。連結誘導部材20は、後述する連結誘導部材挿入溝14に短辺方向から差し込んで、長鴨居部材と短鴨居部材の端部が一致するように案内させる。
ここで、片引戸枠構造を左引き又は右引きに使い分ける構成を、図1及び図2を参照して説明する。図1に一点鎖線で示す薄い壁厚さの小壁80が設けられた側から見て、図1は片引戸を左側に引く左引きの片引戸枠を示し、図2は片引戸を右側に引く右引きの片引戸枠を示し、その構成部材を分離した状態で表している。いずれも基本とする構成は同様であるため、図1を参照して左引きの片引戸枠を説明し、右片引戸枠については、図2に図1と同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
実施例1の片引戸枠構造は、図1に示すように片引戸枠の右側に実線矢印1に示すように通行部が設けられる。鴨居10は、長鴨居部材11の右側端部と短鴨居部材12の右側端部の位置が一致するように、3つの連結誘導部材20を介して接着剤90(図6(A)図参照)により長鴨居部材11と短鴨居部材12が一体化されて構成される。鴨居の右端部に形成された連結孔16にはログナット17が嵌合され、縦枠に形成されたネジ孔31を介してネジ32が挿通され縦枠30が連結される。長鴨居部材の左側端部も同様にして、ネジ32により片枠50が連結される。通行部を挟んで縦枠30とは反対側の短鴨居部材12の端部も同様にして、ネジ32により中方立40が連結される。
中方立40は片引戸に向く側の上縁部と下縁部に切欠き部41が設けられ、上方の切欠き部は長鴨居11に係るように固定され、中方立40の上端部は、縦枠30と片枠50の上端部と同一の高さとされる。中方立の下方の切欠き部をなす突出部42は敷居の厚さに応じて水平に切断される。例えば図1に示す木質系の敷居60の場合には切断が不要であるが、図4に示す低い高さのアルミ製の敷居61の場合には敷居の高さを残して切断される。
中方立を挟んで通行部とは反対側には、一点鎖線で示すように薄い壁厚さの小壁80が付設される。図1に示している敷居60は、木質系の部材からなり、長鴨居部材11の下方の位置にのみ配置され、右引きの片引き戸の場合にも共通の部材が同一の位置に設けられる。図1に示す破線矢印に示すように片引戸70を引く位置の長鴨居部材の下方及び敷居の上方には、片引戸が摺動される溝18,62が形成される。
ここで鴨居10を共通にしながら、片引戸の納まりを異にする鴨居と敷居の例を、図4の断面図を参照して説明する。鴨居の下方に向いた溝18には、レール溝71の両側に吊下げフランジ72を備えたアルミ製の吊下げレール73が固定され、吊下げフランジ72には片引戸の上部に備えられた吊戸車74が沿って移動して、片引戸を摺動させる。敷居61はアルミ製の押出型材からなり、敷居61の長手方向の中央部には略V字形状の溝62が形成され、片引戸の戸車が摺動される。敷居の端部にはネジ孔63が備えられ、ネジ32により縦枠30及び片枠50が固定される。
左引きの片引戸枠の構成部材は、図2に示すように、右引きの片引戸の構成部材としても適用できる。右引きの片引戸枠とするには、縦枠30と片枠50とを上下を反転させて、その位置を交換する。そして、長鴨居部材11の左側端部と短鴨居部材12の右側端部の位置が一致するように、3つの連結誘導部材20を介して接着剤により長鴨居部材11と短鴨居部材12とを一体化して鴨居10を構成させる。
右引き片引戸枠の鴨居10には、右側に左引きの片引き枠と同様にネジにより片枠50が固定され、左側も同様にネジにより縦枠30が固定される。中方立40も上下反転させて短鴨居部材12と敷居60に固定される。中方立の下方の切欠き部41をなす突出部42は敷居の高さに応じて水平に切断される。図2でも、障子、木ふすま、紙ふすま等の木質系の片引戸が引かれて開口される片引戸枠構造を示しているが、図4に示すように片引戸70を吊下げるようにしてもよいことは、左引きの片引戸枠で説明したのと同様である。
次に、断面図を参照して、壁の開口に片引戸枠構造が取り付けられた状態を説明する。図3は図1のA位置の水平方向断面図を示し、図4は図1のB位置の垂直方向断面図を示し、図5は図1のC位置の垂直方向断面図を示している。縦枠30と片枠50は、通行部を挟む2本の間柱81の間に、木製小片82を介して、釘止めなどにより固定される。中方立40の片引戸側には、片引戸との隙間が大きくあかないように、中方立に沿ってモヘア43が設けられている。中方立40には、壁止め下地材44が木製小片45を介して垂直方向に延びるように設けられる。更に片枠50との間にも所望の間隔で、壁止め下地材44が垂直方向に延びるように配列され、壁止め下地材44の両面に壁板46が添着されて小壁80が形成される。
鴨居は、長鴨居部材11と短鴨居部材12が連結誘導部材20を介して、接着剤90により接着されて鴨居10(図6参照)とされ、通行部を囲む横胴縁83に、木製小片82を介して釘止め等により固定される。図4に示した例では、鴨居の溝18には、吊下げレール73がネジ止めされ、片引戸70が吊下げられる。敷居はアルミ製のレール61とされ、天部の略中央部にレールに沿ってV字形状の溝62が形成される。鴨居10と敷居61、縦枠30、片枠50とは予め片引戸枠の周縁をなすように連結されて壁の開口部に固定される。中方立40は、前記周縁が固定されてから所望の位置に固定されるとよいが、所望の位置に固定される前に周縁を固定しておいてもよい。
図3を参照して説明した垂直方向の壁止め下地材44に替えて、図5に示すような水平方向の壁止め下地材47としてもよい。壁止め下地材44,47は、木質に限定されず、金属製の下地材であってもよい。また、垂直方向の壁止め下地材44と、水平方向の壁止め下地材47を併用してもよいことは勿論のことである。なお、中方立の切欠き部をなす突出部42(図1参照)は、図5に示したようにアルミレールの高さを残して切断される。
ここで、長鴨居部材11と短鴨居部材12の構成と、その固定の工程を詳細に説明する。長鴨居部材には、その下面に全長に亘って長手方向に沿って片引戸が摺動される溝18が形成される。また、長鴨居部材の側面に沿って、上方から連結誘導部材挿入溝14と固定溝19が形成される。連結誘導部材挿入溝14は固定溝19よりも深い溝とされている。具体的には連結誘導部材挿入溝の深さは12mm、高さは4.5mmとされ、固定溝の深さは4mm、高さは6mmとされている。
短鴨居部材には、その側面に沿って上方から連結誘導部材挿入溝14と嵌合凸条15が形成される。連結誘導部材挿入溝の深さと高さは、長鴨居部材の連結誘導部材挿入溝と同様とされる。嵌合凸条の突出寸法は3.8mm、高さは5.8mmとされ、連結誘導部材挿入溝の断面寸法よりも僅かに小さい寸法とされている。
連結誘導部材20は、鴨居に沿う方向の長さが30mm、幅が21mm、高さが5mmとされ、その幅が長鴨居と短鴨居の連結誘導部材挿入溝14の深さをあわせた寸法の24mmよりも僅かに小さく、その高さが各々の連結誘導部材挿入溝14の高さよりも僅かに大きな寸法とされている。連結誘導部材挿入溝に挿入された連結誘導部材20が突出する寸法は、嵌合凸条15の突出寸法よりも大きい。これにより、複数の連結誘導部材、実施例1においては3つの連結誘導部材20を連結誘導部材挿入溝14に挿入させて、長鴨居部材11と短鴨居部材12を対面させて外端部の位置が概ね揃えられた状態では、嵌合凸条15は固定溝19には挿入されていない。
ここで、長鴨居部材11と短鴨居部材12を一体化する工程を、図6(A)図から図6(E)図を順に参照して説明する。まず、長鴨居部材の固定溝19の短鴨居部材に対面する位置の範囲に接着剤90を予め塗り、同範囲の位置にある連結誘導部材挿入溝14に3つの連結誘導部材20を均等に挿入させるようにする(図6(A)図参照)。そして、3つの連結誘導部材20をすべて長鴨居部材の連結誘導部材挿入溝14に挿入して(図6(B)図)、長鴨居部材から突出した3つの連結誘導部材20に短鴨居部材の連結誘導部材挿入溝14を挿入させるようにする(図6(C)図)。
更に、2つの部材を引寄せ、固定溝19に嵌合凸条15を挿入させる状態とする(図6(D))。この状態で、前記のようにゴムハンマー等を使用して、長鴨居部材11と短鴨居部材12の外端部を精度よく揃える。そして、長鴨居部材と短鴨居部材と引寄せるようにして、固定溝に予め塗られている接着剤90を嵌合凸条15と固定溝19との間の僅かな隙間に行きわたるように押さえつけて、鴨居10を構成する。
実施例2では、複数の連結誘導部材とその適用を、図7を参照して説明する。図7(A)図は、実施例1で示した連結誘導部材20で、ポリアセタール樹脂からなり、筒壁の厚さは0.7mmとされている。傾斜部22は、左右端部の高さは連結誘導部材挿入溝の高さより小さく、傾斜部の高さは連結誘導部材挿入溝の高さよりも大きくされている。底面が平坦とされ、連結誘導部材挿入溝の下面に接するようにされている。
傾斜部の内方部23の高さは連結誘導部材挿入溝の高さよりも低くされ、傾斜部の縁部が係部21とされる。傾斜部の内方部23を押圧して、連結誘導部材20の高さを小さくして挿入すれば、連結誘導部材の反発戻りにより、係部21が連結誘導部材挿入溝に引っ掛かり抜けにくくなる。図7(A)図に示した連結挿入部材によれば、片引戸が摺動される溝18と連結誘導部材挿入溝14の溝底との距離が小さくても、反発戻り力が小さいため長鴨居部材が中密度繊維板からなっていても割裂しにくい。
図7(B)図に示した連結誘導部材24は筒状体とされ、長さが10mm、幅が21mm、高さが5mmとされ、連結誘導部材挿入溝14に挿入される両端部の上面及び下面が傾斜面とされて、連結誘導部材挿入溝への挿入部分を先窄まり形状に形成させている。その材質、中央部25が段状に低く形成されている点に関しては図7(A)図の連結誘導部材と同様である。この連結誘導部材は、両端部の上面及び下面共が傾斜面とされているため、連結誘導部材の内方部25を押さえつけなくても連結誘導部材挿入溝14に挿入可能である。
図7(C)図に示した連結誘導部材26は、板厚0.4mmの金属板の両縁部の先方を緩やかに曲げて、連結誘導部材挿入溝への挿入部分を先窄まり形状に形成させた連結誘導部材である。長さが40mm、幅が21mm、高さが5mmとされる。長鴨居部材及び短鴨居部材に無垢の木材を切り出して形成させた割裂しにくい材料等を使用している場合には適用でき、その製造が容易でコストが安い点で優れる。
図7(D)図に示した連結誘導部材27は、板厚2mmの樹脂板28に緩やかに盛り上がった複数の凸部29を形成させ、連結誘導部材挿入溝への挿入部分を先窄まり形状に形成させ、その高さを連結誘導部材挿入溝14の高さよりも僅かに高く形成させている。図7(D)図に示した連結誘導部材27は、金属製の連結誘導部材とは異なり挿入した後に反発力が発生せず、短鴨居部材及び長鴨居部材を割裂させない点で優れる。
(その他)
・実施例2では、複数の連結挿入部材の例を示したが、材質・形状が限定されないことは勿論のことである。
・今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の技術的範囲は、上記した説明に限られず、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10…鴨居、11…長鴨居部材、12…短鴨居部材、
14…連結誘導部材挿入溝、15…嵌合凸条、16…連結孔、
17…ログナット、18…溝、19…固定溝、
20,24,26,27…連結誘導部材、21…係部、22…傾斜部、
23,25…内方部、28…樹脂板、29…凸部、
30…縦枠、31…ネジ孔、32…ネジ、
40…中方立、41…切欠き部、42…突出部、43…モヘア、
44…壁止め下地材、45…木製小片、46…壁板、47…壁止め下地材、
50…片枠、
60…敷居、61…敷居、62…溝、63…ネジ孔、
70…片引戸、71…レール溝、72…フランジ、
73…吊下げレール、74…吊戸車、
80…小壁、81…間柱、82…木製小片、83…横胴縁、90…接着剤

Claims (6)

  1. 縦枠と片枠と方立と鴨居とを含み、前記鴨居を下面に片引戸溝が形成される長鴨居部材と出入り部に設置される前記長鴨居部材よりも短い短鴨居部材とにより構成させ、前記長鴨居部材の側面に前記短鴨居部材の側面を固着して前記鴨居とする片引戸枠構造において、
    前記長鴨居部材と前記短鴨居部材の対向する各々の面に、長手方向に沿って筋状に形成された連結誘導部材挿入溝が備えられ、
    前記長鴨居部材の前記面には前記連結誘導部材挿入溝から離間した位置に、長手方向に沿って筋状に固定溝を形成させ、前記短鴨居部材の前記面には前記固定溝に対向される位置に、前記固定溝に嵌合される断面をなす嵌合凸条を筋状に形成させ、
    前記長鴨居部材と前記短鴨居部材に形成されたいずれの前記連結誘導部材挿入溝の深さも前記嵌合凸条の突出寸法よりも大きく、
    短尺に形成された複数の連結誘導部材が、いずれか一方の前記連結誘導部材挿入溝に挿入された状態で、前記連結誘導部材の突出寸法が、前記嵌合凸条の突出寸法よりも大きく、前記連結誘導部材の長さが前記連結誘導部材挿入溝の長さよりも短く、
    前記連結誘導部材が前記連結誘導部材挿入溝に挿入され、前記長鴨居部材と前記短鴨居部材の外端部の位置が揃えられるように誘導された状態で、前記嵌合凸条が前記固定溝に挿入されて片引戸枠に組み立てられている、
    ことを特徴とする片引戸枠構造。
  2. 前記連結誘導部材挿入溝に挿入される前記連結誘導部材の挿入先端部が先窄まりに形成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の片引戸枠構造。
  3. 前記連結誘導部材が、その内部が空洞とされた樹脂からなっている、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の片引戸枠構造。
  4. 前記連結誘導部材の上方又は下方のいずれかの一方の面が平坦な面とされ、他方の面が先窄まりをなす傾斜面とされている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の片引戸枠構造。
  5. 前記連結誘導部材挿入溝に挿入された前記連結誘導部材が外れ止め係部を備えている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の片引戸枠構造。
  6. 前記長鴨居部材と前記短鴨居部材の各々が中密度繊維板からなっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の片引戸枠構造。
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