JP2782102B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2782102B2 JP1325837A JP32583789A JP2782102B2 JP 2782102 B2 JP2782102 B2 JP 2782102B2 JP 1325837 A JP1325837 A JP 1325837A JP 32583789 A JP32583789 A JP 32583789A JP 2782102 B2 JP2782102 B2 JP 2782102B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、遠隔操作装置からの指令により指定された
内部データの読み出し、および、内部データの書き換え
を行う遠隔操作機能を備えたファクシミリ装置に関す
る。
[従来の技術] 近年、ファクシミリ装置の機種が豊富になり、高機能
なファクシミリ装置が実用される一方で、安価な普及機
が実用されている。
このような普及機では、ファクシミリ装置についての
予備知識をもたないユーザが購入して使用するため、フ
ァクシミリ装置に備えられている機能を十分に活用でき
ない場合がある。
また、ファクシミリ装置を長いあいだ使用している
と、装置各部に経年劣化を生じ、各種のセンサや光源な
どの特性が変化して、初期の性能を維持できなくなる。
そこで、外部装置から遠隔操作することで、内部デー
タの設定、書き換え、または、各種のセンサの感度の設
定などの保守作業を行えるようにしたファクシミリ装置
が実用されている。
このような遠隔操作機能を備えたファクシミリ装置を
用いると、遠隔操作装置側でファクシミリ装置の性能劣
化を監視して保守作業を自動的に行ったり、内部デー
タ、例えば、ワンタッチダイアルに対するデータの一括
登録など、種々の機能を実現できるので、ファクシミリ
装置のユーザにとって非常に便利である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような遠隔操作機能には、次のよ
うな問題がある。
すなわち、通常、ファクシミリ装置を購入した人は、
そのファクシミリ装置について所有権を有し、その所有
者の許可なくして、ファクシミリ装置の状態や、内部デ
ータなどを収集したり改変することは、セキュリティや
プライバシー保護の観点から、なされるべきことではな
い。
とくに、悪意により遠隔操作機能が使用されると、ワ
ッタッチダイアルに全くでたらめなデータがセットされ
たり、ワンタッチダイアルデータが収集されて主な通信
相手が漏れたり、装置内部のパラメータが最も不利な状
態に設定されて装置が使用不能になるという種々の不都
合を生じるおそれがある。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、ユーザの意に反した遠隔操作を防止できるファクシ
ミリ装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、基本的には、遠隔操作を許可/不許可する
条件を設定する手段を備え、遠隔操作が許可された場合
に限って遠隔操作装置の遠隔操作を許可するようにした
ものである。
[作用] したがって、ユーザの不利益となるような遠隔操作が
行われることを極力排除することができ、セキュリティ
およびプライバシー保護に優れる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の
各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送制御手順処
理を行うものであり、システムメモリ2は、制御部1が
実行する制御処理プログラム、および、処理プログラム
を実行するときに必要な各種データなどを記憶するとと
もに、制御部1のワークエリアを構成するものであり、
パラメータメモリ3は、このファクシミリ装置に固有な
各種の情報を記憶するためのものである。
時計回路4は、現在時刻情報を得るためのものであ
る。
スキャナ5は、所定の解像度で原稿画像を読み取るた
めのものであり、プロッタ6は、所定の解像度で画像を
記録出力するためのものであり、操作表示部7は、この
ファクシミリ装置を操作するためのもので、各種の操作
キー、および、各種の表示器からなる。
符号化復号化部8は、画信号を符号化圧縮するととも
に、符号化圧縮されている画情報を元の画信号に復号化
するためのものであり、画像蓄積装置9は、符号化圧縮
された状態の画情報を多数記憶するためのものである。
グループ3ファクシミリモデム10は、グループ3ファ
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21
モデム)、および、おもに画情報をやりとりするための
高速モデム機能(V.29モデム、V.27terモデム)を備え
ている。
網制御装置11は、このファクシミリ装置を公衆電話回
線網に接続するためのものであり、自動発着信機能を備
えている。
これらの、制御部1、システムメモリ2、パラメータ
メモリ3、時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作
表示部7、符号化復号化部8、画像蓄積装置9、グルー
プ3ファクシミリモデム10、および、網制御装置11は、
システムバス12に接続されており、これらの各要素間で
のデータのやりとりは、主としてこのシステムバス12を
介して行われている。
また、網制御装置11とグループ3ファクシミリモデム
10との間のデータのやりとりは、直接行なわれている。
第2図は、操作表示部7の一例を示している。
同図において、スタートキー7aは、このファクシミリ
装置の送受信動作などの開始を指令入力するためのもの
であり、ストップキー7bは、このグループ3ファクシミ
リ装置の動作の停止を指令入力するためのものであり、
テンキー7cは、電話番号などの数値情報を操作入力する
ためのものである。
機能キー7dは、このファクシミリ装置に装備されてい
る種々の機能の実行を選択入力するためのものであり、
ワンタッチキー7eは、1つのキー操作で宛先電話番号を
入力するためのものである。
液晶表示器7fは、このファクシミリ装置からオペレー
タに対する種々のメッセージを表示するためのものであ
り、YESキー7gは、液晶表示器7fに表示したガイダンス
メッセージなどに肯定的に回答する操作を行うためのも
のであり、NOキー7hは、液晶表示器7fに表示したガイダ
ンスメッセージなどに否定的に回答する操作を行うため
のものである。
第3図(a)は、パラメータメモリ3に記憶される遠
隔操作項目テーブルの一例を示している。
この遠隔操作項目テーブルは、遠隔操作可能な各項目
について、項目番号、項目名、遠隔操作を許可するか否
かをあらわす遠隔フラグ、その項目のデータが記憶され
ている領域のアドレスをあらわすデータ格納アドレスか
らなる。
この遠隔操作項目テーブルの遠隔フラグは、このファ
クシミリ装置の工場出荷時には全て遠隔操作不許可をあ
らわすオフ状態あるいは遠隔操作許可をあらわすオン状
態になっており、ユーザは、操作表示部7を操作するこ
とで、おのおの項目について、遠隔フラグの状態を再設
定することができる。
この再設定は、例えば、次のような操作により実現で
きる。
すなわち、機能キー7dおよびテンキー7cを操作して、
遠隔フラグの設定操作処理を選択すると、液晶表示器7f
に項目番号、項目名および遠隔フラグの内容の一覧表示
があらわれ、その項目番号を選択することにより、対応
する遠隔フラグの状態をオン/オフする。
このような操作の結果は、遠隔操作項目テーブルの対
応する項目の遠隔フラグの内容に直接反映される。
また、パラメータメモリ3には、同図(b)に示すよ
うに、遠隔操作装置(以下、センタ装置という)側のオ
ペレータを識別するための管理者識別番号(管理者ID)
のテーブルが記憶されている。
この管理者IDテーブルに登録される管理者IDは、この
ファクシミリ装置の工場出荷時にあらかじめ設定されて
いる。
なお、この管理者IDテーブルの登録内容をユーザが適
宜に書き換えるようにすることもできる。
以上の構成で、制御部1は、電源投入直後には、遠隔
操作の許可/不許可を記憶するための許可フラグ(図示
略)を、不許可をあらわすオフ状態に設定する。
ユーザは、センタ装置からの遠隔操作サービスを受け
るときには、センタ装置に電話を掛けて遠隔操作サービ
スを申し込むとともに、操作表示部7の機能キー7dおよ
びテンキー7cを操作して、遠隔操作許可を設定入力す
る。これにより、制御部は、許可フラグを許可をあらわ
すオン状態に設定する。
このようにして、ファクシミリ装置が遠隔操作許可状
態になっているときに、センタ装置からの遠隔操作は、
次のようにして行われる。
すなわち、ファクシミリ装置の内部データを読み出す
場合、第4図(a)に示すように、まず、センタ装置CE
Rがファクシミリ装置FAXを発呼する。
これにより、ファクシミリ装置FAXは、自端末が非音
声端末であることを表示する被呼局識別信号CEDを応答
するとともに、自端末に装備されている非標準的な伝送
機能を通知するための非標準機能識別信号NSF、およ
び、自端末に装備されている標準的な伝送機能を通知す
るためのデジタル識別信号DISを応答する。
なお、この場合、非標準機能識別信号NSFには、遠隔
操作機能を備えていることをあらわす情報、および、遠
隔操作項目テーブルの各項目について、項目番号順に遠
隔フラグの内容を配置した情報が付加される。この場
合、遠隔フラグの状態がオフのときにデータ「0」が、
オンのときにデータ「1」が、それぞれ対応する項目の
ビット位置に配置される。
これにより、センタ装置CERは、そのときのセンタ装
置CER側のオペレータをあらわす管理者ID、データ読み
出しを指令する命令情報、読み出すアドレス範囲を指定
するアドレス情報を含む非標準機能設定信号NSSを送出
する。
このときには、許可フラグがセットされているので、
ファクシミリ装置FAXは、非標準機能設定信号NSSで指定
されたアドレス範囲の内部データを読み出し、その内容
を情報フィールドに含む非標準機能設定信号NSSを送出
する。
センタ装置CERは、ファクシミリ装置FAXからの非標準
機能設定信号NSSを正常に受信すると、受信準備確認信
号CFRを送出する。
これにより、ファクシミリ装置FAXは、切断命令信号D
CNを送出して、回線を開放する。
また、センタ装置CERは、切断命令信号DCNを受信する
と、回線を開放する。
このようにして、センタ装置CERは、ファクシミリ装
置FAXの内部データを詠み出すことができる。
また、センタ装置CERがファクシミリ装置FAXの内部デ
ータを書き換える処理は、同図(b)に示すような手順
により実行される。
すなわち、この場合、センタ装置CERは、情報フィー
ルドに管理者ID、データ書き込みを指令する命令情報、
および、データ書き込みするアドレス範囲を指定するア
ドレス情報をセットした状態で、非標準機能設定信号NS
Sを送出する。
この場合、許可フラグがセットされているので、ファ
クシミリ装置FAXは、受信準備確認信号CFRを応答し、そ
れにより、センタ装置CERは、そのときの書き込みデー
タが情報フィールドにセットされている非標準機能設定
信号NSSを送出する。
ファクシミリ装置CERは、非標準機能設定信号NSSを正
常受信したときには、受信準備確認信号CFRを応答し
て、そのときに受信した書き込みデータの内容を指定さ
れたアドレス範囲に書き込む。
センタ装置CERは、受信準備確認信号CFRを受信する
と、切断命令信号DCNを送出するとともに、回線を復旧
する。また、ファクシミリ装置FAXは、切断命令信号DCN
を受信すると回線を復旧する。
このようにして、センタ装置CERは、ファクシミリ装
置FAXの内部データを書き換えることができる。
なお、センタ装置CERとファクシミリ装置FAXとの間で
データをやりとりするとき、伝送データを複数に分割
し、おのおのの分割したデータを1つの非標準機能設定
信号NSSにセットして送信することもでき、その場合の
手順の一例を同図(c),(d)に示す。
第5図は、着信検出時のファクシミリ装置FAXの処理
例を示す。
まず、回線を閉結して(処理101)、被呼局識別信号C
ED、非標準機能識別信号NSFおよびデジタル識別信号DIS
を順次送出し(処理102)、相手装置から送出される非
標準機能設定信号NSSを受信する(処理103)。
その受信した非標準機能設定信号NSSの内容を解析し
て、遠隔操作が指定されたかどうかを判断し(判断10
4)、判断104の結果がNOになるときには、通常の伝送手
順に移行する。
また、判断104の結果がYESになるときには、遠隔操作
判定処理105を実行して、遠隔操作が許可状態であるか
不許可状態であるかを判定する(処理105)。
遠隔操作判定処理105の判定結果が「許可」と得られ
たかどうかを調べて(判断106)、判断106の結果がYES
になるときには、指定アドレス範囲判定処理107を実行
して、非標準機能設定信号NSSで指定されたアドレス
が、遠隔操作項目テーブルにおいて遠隔フラグがオンさ
れている項目のデータ格納アドレスに包含されるかどう
かを調べる。
次に、この指定アドレス範囲判定処理107の判定結果
が「OK」と得られたかどうかを調べて(判断108)、判
断108の結果がYESになるときには、そのときに指定され
た処理がデータ読み出し処理であるかどうかを調べる
(判断109)。
判断109の結果がYESになるときには、そのときに指定
されているアドレス範囲の内部データを読み出し、その
内容を情報フィールドにセットした非標準機能設定信号
NSSを送信し(処理110)、相手装置からの応答を受信す
る(処理111)。
応答信号が受信準備確認信号CFRであるかどうかを調
べ(判断112)、判断112の結果がYESになるときには、
切断命令信号DCNを送出して(処理113)、回転を開放す
る(処理114)。
また、処理111で受信した応答信号が、トレーニング
失敗信号FTTであり、判断112の結果がNOになるときに
は、処理110に戻って、再度非標準機能設定信号NSSを送
信する。
また、センタ装置CERから、データ書き込みが指定さ
れていて、判断109の結果がNOになる場合には、受信準
備確認信号CFRを送出して(処理115)、相手装置から送
信される非標準機能設定信号NSSを受信する(処理11
6)。
そのときに受信した非標準機能設定信号NSSに受信エ
ラーがないかどうかを調べ(判断117)、判断117の結果
がYESになるときには、受信準備確認信号CFRを送出し
(処理118)、切断命令信号DCNを受信したのちに(処理
199)、そのときに受信したデータを、指定されたアド
レスに書き込んで(処理120)、処理114に移行し、回線
を開放する。
また、処理116で受信した非標準設定信号NSSに受信エ
ラーが含まれていて、判断117の結果がNOになるときに
は、そのときの受信データを廃棄して(処理121)、ト
レーニング失敗信号FTTを送出し(処理122)、処理116
に戻って、再送されてくる非標準設定信号NSSを受信す
る。
また、遠隔操作判定処理105の判定結果が「不許可」
と得られて、判断106の結果がNOになるとき、および、
指定アドレス範囲判定処理107の判定結果が「NG」と得
られて、判断108の結果がNOになる時には、その時点で
処理114に移行し、回線を開放してセンタ装置CERからの
遠隔操作を受け付けない。
第6図は、遠隔操作判定処理105の一例を示してい
る。
この場合、上述したように、ユーザの操作により許可
フラグをオン/オフする場合である。
まず、その許可フラグを読み出して(処理201)、そ
れがオンされているかどうかを調べ(判断202)、判断2
02の結果がYESになるときには、判定結果を「許可」に
設定する(処理203)。また、判断202の結果がNOになる
ときには、判断結果を「不許可」に設定する(処理20
4)。
ところで、遠隔操作を許可あるいは不許可に設定する
方法としては、上述したように、ユーザの操作により許
可フラグを直接オン/オフする場合以外にも、例えば、
次のような方法がある。
(ア) ユーザの操作により許可フラグをオンしたのち
に、1回遠隔操作を行うと、その直後に許可フラグをオ
フする。
これにより、遠隔操作の後でユーザが許可フラグをオ
フする手間を省くことができる。また、この場合の、遠
隔操作判定処理105の一例を第7図に示す。
まず、許可フラグを読み出し(処理211)、それがオ
ンされているかどうかを調べ(判断212)、判断212の結
果がYESになるときには、判定結果を「許可」に設定し
たのちに(処理213)、許可フラグをオフする(処理21
4)。
また、判断212の結果がNOになる時には、反映結果を
「不許可」に設定する(処理215)。
(イ) ユーザが許可フラグをオンすると、それから一
定時間を経過するまでを遠隔操作の許可制限時刻に設定
し、その時刻以降の遠隔操作を受け付けない。
この場合の遠隔操作判定処理105の一例を第8図に示
す。
まず、許可フラグを読み出し(処理221)、それがオ
ンされているかどうかを調べ(判断222)、判断222の結
果がYESになるときには、許可制限時刻情報を読み出す
(処理223)。
そして、現在時刻と比較して、許可制限時刻を経過し
ているかどうかを調べ(判断224)、判断224の結果がNO
になるときには判定結果を「許可」に設定する(処理22
5)。
また、現在時刻が許可制限時刻を経過していて、判断
224の結果がYESになるときには、許可フラグをオフして
(処理226)、判定結果を「不許可」に設定する(処理2
27)。
また、許可フラグがオフされており、判断222の結果
がNOになる時には、処理227に移行して、判定結果を
「不許可」に設定する。
(ウ) ユーザが遠隔操作を許可する時間帯の開始時刻
と、終了時刻を入力し、その時間帯に限って遠隔操作を
受け付ける。
この場合の遠隔操作判定処理105の一例を第9図に示
す。
許可時間帯情報を読み出し(処理231)、時計回路4
より現在時刻情報を経て、現在時刻が許可時間帯に含ま
れているかどうかを調べる(判断232)。
判断232の結果がYESになるときには、判定結果を「許
可」に設定し(処理233)、判断232の結果がNOになると
きには、判定結果を「不許可」に設定する(処理23
4)。
(エ) 遠隔操作を許可する回数をユーザが入力し、そ
の回数を超えるまでは、遠隔操作を受け付ける。
この場合の遠隔操作判定処理105の一例を第10図に示
す。
まず、許可フラグを読み出し(処理241)、それがオ
ンされているかどうかを調べ(判断242)、判断242の結
果がYESになるときには、許可回数カウンタCNを読み出
してデクリメントする(処理243)。
そして、許可回数カウンタCNの値が0よりも大きいか
どうかを調べ(判断244)、判断244の結果がNOになると
きに判定結果を「許可」に設定する(処理245)。
また、最初にユーザにより設定された許可回数を超え
て遠隔操作が指定された場合で、判断244の結果がYESに
なるときには、許可フラグをオフして(処理246)、判
定結果を「不許可」に設定する(処理247)。
また、許可フラグがオフされており、判断242の結果
がNOになる時には、処理247に移行して、判定結果を
「不許可」に設定する。
(オ) センタ装置CERから通知された管理者IDが、管
理者IDテーブルに登録されている場合に限って、遠隔操
作を許可する。
この場合の遠隔操作判定処理105の一例を第11図に示
す。
まず、管理者IDテーブルから管理者IDを1つ取り出し
て(処理251)、センタ装置CERから通知された管理者ID
に一致するかどうかを調べ(判断252)、判断252の結果
がYESになるときには、判定結果を「許可」に設定する
(処理253)。
判断252の結果がNOになる時には、管理者IDテーブル
に登録されている全ての管理者IDとの照合を終了したか
どうかを調べ(判断254)、判断254の結果がNOになる時
意には、管理者IDテーブルから別の管理者IDを1つ取り
出して(処理255)、判断252に移行する。
また、センタ装置CERから通知された管理者IDに一致
するものが管理者IDテーブルに登録されていない場合
で、判断254の結果がYESになるときには、判定結果を
「不許可」に設定する(処理256)。
さて、センタ装置CERのオペレータが、ファクシミリ
装置FAXに対して行う遠隔操作の内容を、おのおののオ
ペレータについて制限することもできる。
この場合、例えば、操作レベルという条件を、オペレ
ータに付すとともに、遠隔操作可能な項目にも操作レベ
ルという情報を付加する。
例えば、装置の保守にかかる項目には操作レベルとし
て値「1」を設定し、装置の内部システムにかかる項目
には操作レベルとして値「2」を設定し、ユーザパラメ
ータにかかる項目には操作レベルとして値「3」を設定
する。
そして、操作レベルの値が「1」に設定されているオ
ペレータは、操作レベルの値が「1」の項目のみ遠隔操
作することができ、操作レベルの値が「2」に設定され
ているオペレータは、操作レベルの値が「1」および
「2」の項目を遠隔操作することができ、操作レベルの
値が「3」に設定されているオペレータは、操作レベル
の値が「1」,「2」,「3」の項目を遠隔操作するこ
とができるように規定する。
この場合、遠隔操作項目テーブルおよび管理者IDテー
ブルには、それぞれ第3図(c),(d)に示すよう
に、操作レベルの項を追加する。
この場合、操作レベル情報は、指定アドレス範囲判定
処理107で、センタ装置CERから指定されたアドレス範囲
を判定する基準となるアドレス範囲を規定する。
すなわち、第12図に示すように、処理103で受信した
非標準機能設定信号NSSに含まれている管理者IDの操作
レベルを、管理者IDテーブルから読み出し(処理30
1)、その操作レベルに対応した項目を、遠隔操作項目
テーブルより取り出す(処理302)。
このとき、操作レベルの値が「1」の場合は、操作レ
ベルの値が「1」の項目を取り出し、操作レベルの値が
「2」の場合は、操作レベルの値が「1」および「2」
の項目を取り出し、操作レベルの値が「3」の場合は、
操作レベルの値が「1」および「2」および「3」の項
目を取り出す。
そして、取り出した各項目について許可フラグのオン
オフ状態を調べて(処理303)、許可フラグがオンに設
定されている項目のデータ格納アドレスを操作可能アド
レスとして判定し、その操作可能アドレスをまとめて操
作可能アドレス範囲として判定する(処理304)。
この操作可能アドレス範囲が、指定されたアドレス範
囲を包含するかどうかを調べ(判断305)、判断305の結
果がYESになるときには判定結果を「OK」に設定し(処
理306)、判断305の結果がNOになるときには判定結果を
「NG」に設定する(処理307)。
なお、このような操作レベルによる指定アドレス範囲
判定処理106は、遠隔操作判定処理105で第11図の処理を
実行している場合に、有効となる。すなわち、この場
合、遠隔操作判定処理105で第11図の処理と、別の処理
を組み合わせている場合に、第12図の処理を行うとよ
い。
ところで、上述した実施例では、遠隔操作判定処理に
1種類の処理を実行しているが、複数の処理を組み合わ
せて実行することもできる。その場合、管理者IDを参照
する処理を組み合わせることが、とくに有効である。
また、上述した実施例では、指定されたアドレス範囲
が、遠隔操作可能なアドレス範囲に包含されない場合に
は、回線を開放して即遠隔操作処理を終了しているが、
データ読み出しの場合に限り、指定されたアドレス範囲
が、遠隔操作可能なアドレス範囲の包含されている部分
があれば、その部分のデータのみを読み出すようにして
もよい。
なお、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ
装置について本発明を適用したが、グループ4ファクシ
ミリ装置についても、同様にして本発明を適用できる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、遠隔操作を許
可/不許可する条件を設定し、遠隔操作が許可された場
合に限って遠隔操作装置の遠隔操作を許可するようにし
ているので、ユーザの不利益となるような遠隔操作が行
われることを極力排除することができ、セキュリティお
よびプライバシー保護に優れているという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図は操作表示部の一例を示す概略
図、第3図(a)は遠隔操作項目テーブルの一例を示す
概略図、同図(b)は管理者IDテーブルの一例を示す概
略図、同図(c)は遠隔操作項目テーブルの他の例を示
す概略図、同図(d)は管理者IDテーブルの他の例を示
す概略図、第4図(a)はメモリ読み出しの手順の一例
を示すタイムチャート、同図(b)はメモリ書き込みの
手順の一例を示すタイムチャート、同図(c)はメモリ
読み出しの手順の一例を示すタイムチャート、同図
(d)はメモリ書き込みの手順の一例を示すタイムチャ
ート、第5図は着信検出時の処理例を示すフローチャー
ト、第6図は遠隔操作判定処理の一例を示すフローチャ
ート、第7図は遠隔操作判定処理の他の例を示すフロー
チャート、第8図は遠隔操作判定処理のさらに他の例を
示すフローチャート、第9図は遠隔操作判定処理のまた
さらに他の例を示すフローチャート、第10図は遠隔操作
判定処理のまたさらに他の例を示すフローチャート、第
11図は遠隔操作判定処理のさらに他の例を示すフローチ
ャート、第12図は指定アドレス範囲判定処理の一例を示
すフローチャートである。 1……制御部、2……システムメモリ、3……パラメー
タメモリ、4……時計回路、7……操作表示部。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遠隔装置からの指令により指定された内部
    データの読み出し、および、内部データの書き換えを行
    う遠隔操作機能を備えたファクシミリ装置において、 遠隔操作許可/不許可を操作入力する操作入力手段と、 上記操作入力手段より遠隔操作不許可が操作入力されて
    いるときには遠隔操作装置からの操作指令を実行しない
    とともに、上記操作入力手段により遠隔操作許可が操作
    入力されていると遠隔操作装置からの操作指令を実行す
    るとともに、その直後に遠隔操作不許可状態に設定する
    制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】遠隔装置からの指令により指定された内部
    データの読み出し、および、内部データの書き換えを行
    う遠隔操作機能を備えたファクシミリ装置において、 遠隔操作許可/不許可を操作入力する操作入力手段と、 上記操作入力手段より遠隔操作不許可が操作入力されて
    いるときには遠隔操作装置からの操作指令を実行しない
    とともに、上記操作入力手段により遠隔操作許可が操作
    入力されるとその操作時点から一定期間を経過するまで
    は遠隔操作許可状態に設定するとともに、上記操作時点
    から一定期間を経過した時点で遠隔操作不許可状態に設
    定する制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ
    装置。
  3. 【請求項3】遠隔装置からの指令により指定された内部
    データの読み出し、および、内部データの書き換えを行
    う遠隔操作機能を備えたファクシミリ装置において、 遠隔操作を許可する回数を操作入力する入力手段と、 この入力手段により設定された遠隔操作許可回数まで遠
    隔操作装置からの操作指令を実行する制御手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】遠隔装置からの指令により指定された内部
    データの読み出し、および、内部データの書き換えを行
    う遠隔操作機能を備えたファクシミリ装置において、 遠隔操作可能な管理者識別番号およびおのおのの管理者
    識別番号に設定される操作レベル情報を記憶するととも
    におのおのの内部データについて操作レベル情報を記憶
    する記憶手段と、 遠隔操作装置から通知された管理者識別番号が上記記憶
    手段に登録されているときには、その管理者識別番号に
    設定されている操作レベル情報と同一の操作レベル情報
    が設定されている内部データに限り遠隔操作を許可する
    制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
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