JP2781240B2 - Isdnファクシミリ装置 - Google Patents
Isdnファクシミリ装置Info
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- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/0428—Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
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- H04Q11/0457—Connection protocols
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- Facsimiles In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、同時に1つの伝送プロセスを実行可能なIS
DNファクシミリ装置に関する。
DNファクシミリ装置に関する。
[従来の技術] 近年、ISDN(サービス総合通信網)の構築が進められ
ており、そのISDNを用いて画情報伝送するファクシミリ
装置も実用されている。
ており、そのISDNを用いて画情報伝送するファクシミリ
装置も実用されている。
このように、ISDNを伝送路として用いるファクシミリ
装置(以下、ISDNファクシミリ装置という)は、一般的
には、ISDNなどのデジタル網を伝送路として用いること
が前提としてその機能が規定されているグループ4ファ
クシミリ装置機能を備えているが、ISDNが既存の公衆電
話網との間で網間接続できることから、公衆電話網に接
続されている多数のグループ3ファクシミリ装置とも接
続できるように、さらに、グループ3ファクシミリ装置
機能を備えたものも実用されている。
装置(以下、ISDNファクシミリ装置という)は、一般的
には、ISDNなどのデジタル網を伝送路として用いること
が前提としてその機能が規定されているグループ4ファ
クシミリ装置機能を備えているが、ISDNが既存の公衆電
話網との間で網間接続できることから、公衆電話網に接
続されている多数のグループ3ファクシミリ装置とも接
続できるように、さらに、グループ3ファクシミリ装置
機能を備えたものも実用されている。
一方、ISDNの基本インターフェースでは、データ伝送
に使用される2つの情報チャネル(Bチャネル)と、主
として呼制御のために用いられる1つの信号チャネル
(Dチャネル)が多重化されており、例えば、1つの情
報チャネルを用いてデータ伝送を行っているときに、信
号チャネルを用いて他の端末からの着呼を受け付けるこ
とができる。
に使用される2つの情報チャネル(Bチャネル)と、主
として呼制御のために用いられる1つの信号チャネル
(Dチャネル)が多重化されており、例えば、1つの情
報チャネルを用いてデータ伝送を行っているときに、信
号チャネルを用いて他の端末からの着呼を受け付けるこ
とができる。
そこで、2つの情報チャネルを用いた伝送プロセスを
それぞれ独立して実行できるISDNファクシミリ装置を実
現することも可能であるが、かかるISDNファクシミリ装
置はその装置コストが大きくなるため、普及機としては
適さない。したがって、1つの伝送プロセスのみを実行
可能なISDNファクシミリ装置も実用されている。
それぞれ独立して実行できるISDNファクシミリ装置を実
現することも可能であるが、かかるISDNファクシミリ装
置はその装置コストが大きくなるため、普及機としては
適さない。したがって、1つの伝送プロセスのみを実行
可能なISDNファクシミリ装置も実用されている。
さて、上述したように、ISDNでは、信号チャネルが情
報チャネルと独立しているので、1つの情報チャネルを
使用して画情報伝送を行っているときに、そのとき画情
報伝送中の相手端末とは別の端末から発呼されると、そ
の発呼に対応した着信メッセージ(呼設定メッセージ)
を受信する。
報チャネルと独立しているので、1つの情報チャネルを
使用して画情報伝送を行っているときに、そのとき画情
報伝送中の相手端末とは別の端末から発呼されると、そ
の発呼に対応した着信メッセージ(呼設定メッセージ)
を受信する。
この場合、上述したように1つの伝送プロセスのみを
実行可能なISDNファクシミリ装置では、画情報伝送中に
着信検出したときには、その着呼を拒否するか、あるい
は、その着呼を無視している。
実行可能なISDNファクシミリ装置では、画情報伝送中に
着信検出したときには、その着呼を拒否するか、あるい
は、その着呼を無視している。
[発明が解決しようとする課題] このように、呼が拒否されると、ISDNからその呼を発
呼した端末装置に対して着呼拒否あるいは着端末無応答
が通知されて、その呼は解放される。
呼した端末装置に対して着呼拒否あるいは着端末無応答
が通知されて、その呼は解放される。
したがって、その発端末は、例えば、一定時間を経過
したのちに再度同一の宛先を発呼する再発呼動作を行っ
ていた。
したのちに再度同一の宛先を発呼する再発呼動作を行っ
ていた。
このようにして、従来では、同時に2つの伝送プロセ
スを実行できないISDNファクシミリ装置を発呼したと
き、しばしば再発呼状態に移行するという事態を生じて
いた。
スを実行できないISDNファクシミリ装置を発呼したと
き、しばしば再発呼状態に移行するという事態を生じて
いた。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであ
り、効率的な画情報伝送を行うことができるISDNファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
り、効率的な画情報伝送を行うことができるISDNファク
シミリ装置を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、データ伝送に用いられる第1および第2の
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて
画情報伝送中に信号チャネルを介して着呼検出し、その
信号チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3
ファクシミリ装置に対応したものであるときには、その
新たな呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな呼
にかかる第2の情報チャネルを確立し、その確立した第
2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一方、
上記第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送を終了
すると上記保留状態にした第2の情報チャネルを用いて
行う画情報伝送の保留状態を解除し、その第2の情報チ
ャネルを用いて行う画情報伝送を実行する制御手段を備
えたものである。
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて
画情報伝送中に信号チャネルを介して着呼検出し、その
信号チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3
ファクシミリ装置に対応したものであるときには、その
新たな呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな呼
にかかる第2の情報チャネルを確立し、その確立した第
2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一方、
上記第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送を終了
すると上記保留状態にした第2の情報チャネルを用いて
行う画情報伝送の保留状態を解除し、その第2の情報チ
ャネルを用いて行う画情報伝送を実行する制御手段を備
えたものである。
また、前記制御手段は、前記第2の情報チャネルを用
いる画情報伝送を保留状態にしてから所定時間内に所定
の手順信号を検出しなかったときには、非ファクシミリ
端末が接続されたことを警告表示する。
いる画情報伝送を保留状態にしてから所定時間内に所定
の手順信号を検出しなかったときには、非ファクシミリ
端末が接続されたことを警告表示する。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファ
クシミリ装置に対応したものであるときには、上記第1
の情報チャネルを用いて実行中の画情報送信が一定時間
内に終了するかどうかを調べ、一定時間内に終了すると
判定した場合には、その新たな呼を受け付け、呼設定手
順を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネルを
確立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる画情
報伝送を保留する一方、上記第1の情報チャネルを用い
て行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした第2
の情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解
除し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送
を実行する制御手段を備えたものである。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファ
クシミリ装置に対応したものであるときには、上記第1
の情報チャネルを用いて実行中の画情報送信が一定時間
内に終了するかどうかを調べ、一定時間内に終了すると
判定した場合には、その新たな呼を受け付け、呼設定手
順を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネルを
確立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる画情
報伝送を保留する一方、上記第1の情報チャネルを用い
て行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした第2
の情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解
除し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送
を実行する制御手段を備えたものである。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファ
クシミリ装置に対応したものであるときには、その新た
な呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな呼にか
かる第2の情報チャネルを確立し、その確立した第2の
情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一方、上記
第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送が、上記第
2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留にした時点
から所定時間内に終了しないときには、上記第1の情報
チャネルを用いる画情報送信を強制的に終了して、上記
保留状態にした第2の情報チャネルを用いて行う画情報
伝送の保留状態を解除し、その第2の情報チャネルを用
いて行う画情報伝送を実行する制御手段を備えたもので
ある。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファ
クシミリ装置に対応したものであるときには、その新た
な呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな呼にか
かる第2の情報チャネルを確立し、その確立した第2の
情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一方、上記
第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送が、上記第
2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留にした時点
から所定時間内に終了しないときには、上記第1の情報
チャネルを用いる画情報送信を強制的に終了して、上記
保留状態にした第2の情報チャネルを用いて行う画情報
伝送の保留状態を解除し、その第2の情報チャネルを用
いて行う画情報伝送を実行する制御手段を備えたもので
ある。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな着呼を拒否し、上記第1の情報チャネルを
用いて実行中の画情報送信を終了すると、その時点から
一定期間待機状態に移行する制御手段を備えたものであ
る。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな着呼を拒否し、上記第1の情報チャネルを
用いて実行中の画情報送信を終了すると、その時点から
一定期間待機状態に移行する制御手段を備えたものであ
る。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな呼を着呼拒否するとともに信号チャネルを
介して受信した呼設定メッセージに含まれている発番号
を記憶し、上記第1の情報チャネルを用いて実行中の画
情報送信を終了すると、その記憶している発番号の宛先
を発呼してポーリング送信要求の画情報伝送を実行する
一方、画情報送信のための発呼に対して着呼拒否された
ときには、ポーリング送信待機状態に移行する制御手段
を備えたものである。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな呼を着呼拒否するとともに信号チャネルを
介して受信した呼設定メッセージに含まれている発番号
を記憶し、上記第1の情報チャネルを用いて実行中の画
情報送信を終了すると、その記憶している発番号の宛先
を発呼してポーリング送信要求の画情報伝送を実行する
一方、画情報送信のための発呼に対して着呼拒否された
ときには、ポーリング送信待機状態に移行する制御手段
を備えたものである。
[作用] したがって、相手端末が画情報伝送手順を開始するま
で保留可能になっている状態で現在実行中の画情報伝送
を終了し、その保留状態の相手端末との画情報伝送を開
始するので、無駄な再発呼動作が行われることを未然に
防止することができる。また、着呼拒否して、一旦呼を
切断したのちに、同一端末からの画情報伝送を受け付け
可能な状態に設定するので、相手端末が無駄な発呼動作
を行うことを防止できる。
で保留可能になっている状態で現在実行中の画情報伝送
を終了し、その保留状態の相手端末との画情報伝送を開
始するので、無駄な再発呼動作が行われることを未然に
防止することができる。また、着呼拒否して、一旦呼を
切断したのちに、同一端末からの画情報伝送を受け付け
可能な状態に設定するので、相手端末が無駄な発呼動作
を行うことを防止できる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、本発明の一実施例にかかるファクシミリ装
置を示している。このファクシミリ装置は、ISDNを伝送
路として用いるとともに、グループ3ファクシミリ装置
機能、グループ4ファクシミリ装置機能、および、通話
機能を備えている。ただし、同時に実行可能な伝送プロ
セスの数は、1であり、したがって、グループ3ファク
シミリ伝送とグループ4ファクシミリ伝送の両方を平行
して行うことはない。
置を示している。このファクシミリ装置は、ISDNを伝送
路として用いるとともに、グループ3ファクシミリ装置
機能、グループ4ファクシミリ装置機能、および、通話
機能を備えている。ただし、同時に実行可能な伝送プロ
セスの数は、1であり、したがって、グループ3ファク
シミリ伝送とグループ4ファクシミリ伝送の両方を平行
して行うことはない。
同図において、制御部1は、このファクシミリ装置の
動作制御処理、グループ3ファクシミリ伝送手順処理、
上位レイヤのグループ4ファクシミリ伝送手順処理、お
よび、通話手順処理を実行するものであり、システムメ
モリ2は、制御部1が実行する処理プログラムおよびそ
の処理プログラムを実行するために必要な各種データを
記憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成する
ものである。
動作制御処理、グループ3ファクシミリ伝送手順処理、
上位レイヤのグループ4ファクシミリ伝送手順処理、お
よび、通話手順処理を実行するものであり、システムメ
モリ2は、制御部1が実行する処理プログラムおよびそ
の処理プログラムを実行するために必要な各種データを
記憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成する
ものである。
パラメータメモリ3は、このファクシミリ装置に固有
な各種の情報を記憶するためのものであり、バッテリバ
ックアップされたSRAM(スタティック型ランダム・アク
セス・メモリ)などデータを書き換え可能な不揮発性の
半導体記憶装置からなる。
な各種の情報を記憶するためのものであり、バッテリバ
ックアップされたSRAM(スタティック型ランダム・アク
セス・メモリ)などデータを書き換え可能な不揮発性の
半導体記憶装置からなる。
時計回路4は、現在時刻情報を得るためのものであ
り、スキャナ5は、原稿画像をグループ4ファクシミリ
装置に設定されている解像度で読み取るためのものであ
り、プロッタ6は、画像をグループ4ファクシミリ装置
に設定されている解像度で記録出力するものである。
り、スキャナ5は、原稿画像をグループ4ファクシミリ
装置に設定されている解像度で読み取るためのものであ
り、プロッタ6は、画像をグループ4ファクシミリ装置
に設定されている解像度で記録出力するものである。
操作表示部7は、このファクシミリ装置を操作するた
めのものであり、各種の操作キー、および、オペレータ
へのガイダンス情報等を表示するための液晶表示器など
の各種の表示装置からなる。
めのものであり、各種の操作キー、および、オペレータ
へのガイダンス情報等を表示するための液晶表示器など
の各種の表示装置からなる。
符号化復号化部8は、画信号を所定の符号化方式で符
号化圧縮するとともに、符号化圧縮された状態の画情報
を元の画信号に復号化するためのものであり、画素密度
変換部9は、スキャナ5およびプロッタ6の画像の画素
密度と相手先の端末装置が伝送可能な画像の画素密度が
相違する場合にそれらの画素密度を相互に変換するため
のものである。
号化圧縮するとともに、符号化圧縮された状態の画情報
を元の画信号に復号化するためのものであり、画素密度
変換部9は、スキャナ5およびプロッタ6の画像の画素
密度と相手先の端末装置が伝送可能な画像の画素密度が
相違する場合にそれらの画素密度を相互に変換するため
のものである。
画像蓄積装置10は、送信画信号、送信画情報、受信画
情報および受信画信号などの種々の情報を蓄積するため
のものである。
情報および受信画信号などの種々の情報を蓄積するため
のものである。
ISDNインタフェース回路11は、ISDNと物理的に接続す
るためのものであり、レイヤ1信号制御部12は、ISDNと
レイヤ1の信号処理機能およびDチャネル(信号チャネ
ル)の信号と2つのBチャネル(情報チャネル)の信号
の統合/分離機能を備えたものである。
るためのものであり、レイヤ1信号制御部12は、ISDNと
レイヤ1の信号処理機能およびDチャネル(信号チャネ
ル)の信号と2つのBチャネル(情報チャネル)の信号
の統合/分離機能を備えたものである。
Dチャネル伝送制御部13は、Dチャネルを用いてISDN
と行なう呼制御処理などの伝送制御処理を行なうための
ものであり、CODEC14は、ISDNのBチャネルを用いてア
ナログ信号を伝送するためのアナログ信号/デジタルデ
ータの信号変換処理を行なうためのものである。
と行なう呼制御処理などの伝送制御処理を行なうための
ものであり、CODEC14は、ISDNのBチャネルを用いてア
ナログ信号を伝送するためのアナログ信号/デジタルデ
ータの信号変換処理を行なうためのものである。
Bチャネル伝送制御部15は、ISDNのBチャネル(情報
チャネル)を用いたグループ4ファクシミリ伝送制御処
理のうちレイヤ2,3,4,5の伝送制御処理を行なうための
ものである。
チャネル)を用いたグループ4ファクシミリ伝送制御処
理のうちレイヤ2,3,4,5の伝送制御処理を行なうための
ものである。
グループ3ファクシミリモデム16は、グループ3ファ
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21
モデム)、および、主に画情報をやりとりするための高
速モデム機能(V.29モデム、V.27terモデム)を備えて
いる。
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V.21
モデム)、および、主に画情報をやりとりするための高
速モデム機能(V.29モデム、V.27terモデム)を備えて
いる。
切換器17は、CODEC14を、グループ3ファクシミリモ
デム16、通話のためのハンドセット18、または、呼出音
などを出力するためのスピーカ19のいずれかに切換接続
するためのものである。
デム16、通話のためのハンドセット18、または、呼出音
などを出力するためのスピーカ19のいずれかに切換接続
するためのものである。
制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、
時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、
符号化復号化部8、画素密度変換部9、画像蓄積装置1
0、レイヤ1信号制御部12、Dチャネル伝送制御部13、C
ODEC14、Bチャネル伝送制御部15、グループ3ファクシ
ミリモデム18、および、切換器17は、内部バス20に接続
されており、これらの各要素間における各種情報のやり
とりは、主としてこの内部バス20を介して行なわれる。
また、ハンドセット18のフック状態をあらわすフック信
号FSは、内部バス20を介して制御部1に加えられてい
る。
時計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、
符号化復号化部8、画素密度変換部9、画像蓄積装置1
0、レイヤ1信号制御部12、Dチャネル伝送制御部13、C
ODEC14、Bチャネル伝送制御部15、グループ3ファクシ
ミリモデム18、および、切換器17は、内部バス20に接続
されており、これらの各要素間における各種情報のやり
とりは、主としてこの内部バス20を介して行なわれる。
また、ハンドセット18のフック状態をあらわすフック信
号FSは、内部バス20を介して制御部1に加えられてい
る。
第2図(a)は、ISDNに接続されている端末装置が、
ISDNとの間で行う回線交換モードでの呼制御手順の一例
について示している。
ISDNとの間で行う回線交換モードでの呼制御手順の一例
について示している。
すなわち、発端末は、まず、転送モードとして回線交
換モードを設定するとともに、着端末を宛先に指定した
呼設定メッセージSETUPをISDNに送出して着端末との呼
設定を要求し、ISDNは、指定された着端末に呼設定メッ
セージSETUPを送出して発呼する。また、ISDNは、呼設
定状況を通知するための呼設定受付メッセージCALL_PRO
Cを発端末に送出する。
換モードを設定するとともに、着端末を宛先に指定した
呼設定メッセージSETUPをISDNに送出して着端末との呼
設定を要求し、ISDNは、指定された着端末に呼設定メッ
セージSETUPを送出して発呼する。また、ISDNは、呼設
定状況を通知するための呼設定受付メッセージCALL_PRO
Cを発端末に送出する。
着端末は、着信検出すると、自端末が着信可能な状態
になっているときには、ISDNに呼出メッセージALERTを
所定間隔で連続して送出し、ISDNは呼出メッセージALER
Tを発端末に送出して着端末の呼出を開始したことを通
知する。
になっているときには、ISDNに呼出メッセージALERTを
所定間隔で連続して送出し、ISDNは呼出メッセージALER
Tを発端末に送出して着端末の呼出を開始したことを通
知する。
着端末は、着信応答すると応答メッセージCONNをISDN
に送出し、ISDNは応答メッセージCONNを発端末に送出し
て着端末が呼を受け付けたことを通知する。
に送出し、ISDNは応答メッセージCONNを発端末に送出し
て着端末が呼を受け付けたことを通知する。
また、ISDNは、着端末に応答確認メッセージCONN_ACK
を送出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末
と着端末の間にデータ伝送のための情報チャネル(Bチ
ャネル)が確立する。
を送出して着端末の応答を確認し、その時点で、発端末
と着端末の間にデータ伝送のための情報チャネル(Bチ
ャネル)が確立する。
これにより、発端末と着端末との相互間で、情報チャ
ネルを用いたデータ伝送が、おのおのの端末の伝送機能
に設定された伝送制御手順により実行される。
ネルを用いたデータ伝送が、おのおのの端末の伝送機能
に設定された伝送制御手順により実行される。
そして、データ伝送を終了すると、発端末が切断メッ
セージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解放を要求
し、ISDNが切断メッセージDISCを着端末に送出して情報
チャネルの復旧を通知する。
セージDISCをISDNに送出して情報チャネルの解放を要求
し、ISDNが切断メッセージDISCを着端末に送出して情報
チャネルの復旧を通知する。
これにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解
放メッセージRELをISDNに応答すると、ISDNから発端末
に解放メッセージRELが送出される。発端末は、チャネ
ル解放が完了すると、解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに送出してその旨を通知し、それにより、ISDNは解放
完了メッセージREL_COMPを着端末に送出して、情報チャ
ネルの解放が成立し、発端末と着端末との間に設定され
ていた情報チャネルが完全に解放される。
放メッセージRELをISDNに応答すると、ISDNから発端末
に解放メッセージRELが送出される。発端末は、チャネ
ル解放が完了すると、解放完了メッセージREL_COMPをIS
DNに送出してその旨を通知し、それにより、ISDNは解放
完了メッセージREL_COMPを着端末に送出して、情報チャ
ネルの解放が成立し、発端末と着端末との間に設定され
ていた情報チャネルが完全に解放される。
このようにして、発端末と着端末との間に情報チャネ
ルが設定されて、データ伝送が行われ、データ伝送が終
了すると、情報チャネルが解放される。
ルが設定されて、データ伝送が行われ、データ伝送が終
了すると、情報チャネルが解放される。
また、ISDNの呼設定用のおのおののメッセージは、第
3図(a)に示すように、レイヤ3呼制御メッセージを
規定するプロトコル仕様(フォーマット、シーケンスな
ど)を識別するためのプロトコル識別子、そのメッセー
ジがどの呼に関与するものであるかを識別するための呼
番号、それぞれのメッセージの内容を識別するためのメ
ッセージタイプ、おのおののメッセージに必ず付加され
る必須情報要素、および、おのおののメッセージに必要
に応じて付加される付加情報要素からなる。なお、必須
情報要素は、メッセージタイプに応じて0,1または複数
個が設定されており、付加情報要素は、その状況に応じ
て0,1または複数個が配置される。
3図(a)に示すように、レイヤ3呼制御メッセージを
規定するプロトコル仕様(フォーマット、シーケンスな
ど)を識別するためのプロトコル識別子、そのメッセー
ジがどの呼に関与するものであるかを識別するための呼
番号、それぞれのメッセージの内容を識別するためのメ
ッセージタイプ、おのおののメッセージに必ず付加され
る必須情報要素、および、おのおののメッセージに必要
に応じて付加される付加情報要素からなる。なお、必須
情報要素は、メッセージタイプに応じて0,1または複数
個が設定されており、付加情報要素は、その状況に応じ
て0,1または複数個が配置される。
呼設定メッセージSETUPは、同図(b)に示すよう
に、必須情報要素として「伝達能力」をもち、付加情報
要素としては、例えば、「発番号」、「着番号」、「低
位レイヤ整合性」、および、「高位レイヤ整合性」など
の情報要素をもつ。
に、必須情報要素として「伝達能力」をもち、付加情報
要素としては、例えば、「発番号」、「着番号」、「低
位レイヤ整合性」、および、「高位レイヤ整合性」など
の情報要素をもつ。
これらの情報要素の概略について説明する。
「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の内容が、音
声、非制限デジタル情報、制限デジタル情報、3.1KHzオ
ーディオ、7KHzオーディオ、あるいは、ビデオのいずれ
かであるのかを示す情報転送能力、使用する交換機能が
回線交換であるのかパケット交換であるのかを示す転送
モード、情報転送の速度をあらわす情報転送速度、情報
の転送形態をあらわす情報、および、ユーザ情報のプロ
トコルをあらわす情報などからなる。
声、非制限デジタル情報、制限デジタル情報、3.1KHzオ
ーディオ、7KHzオーディオ、あるいは、ビデオのいずれ
かであるのかを示す情報転送能力、使用する交換機能が
回線交換であるのかパケット交換であるのかを示す転送
モード、情報転送の速度をあらわす情報転送速度、情報
の転送形態をあらわす情報、および、ユーザ情報のプロ
トコルをあらわす情報などからなる。
「発番号」情報要素は、発端末のISDN番号をあらわ
し、「着番号」情報要素は、着端末のISDN番号をあらわ
す。
し、「着番号」情報要素は、着端末のISDN番号をあらわ
す。
「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端末との通信
可能性検査に使用するためのものであり、基本的な内容
は「伝達能力」情報要素と同一である。さらに、この
「低位レイヤ整合性」情報要素には、より細かい内容が
含まれる。
可能性検査に使用するためのものであり、基本的な内容
は「伝達能力」情報要素と同一である。さらに、この
「低位レイヤ整合性」情報要素には、より細かい内容が
含まれる。
「高位レイヤ整合性」情報要素は、相手端末との整合
性検査に使用するためのものであり、例えば、グループ
2/グループ3ファクシミリ、グループ4ファクシミリ、
ミックスモード、テレテックス、ビデオテックス、テレ
ックス、あるいは、メッセージ・ハンドリング・システ
ムなどの端末機能のうち、いずれの端末機能を備えてい
るのかを表示する。
性検査に使用するためのものであり、例えば、グループ
2/グループ3ファクシミリ、グループ4ファクシミリ、
ミックスモード、テレテックス、ビデオテックス、テレ
ックス、あるいは、メッセージ・ハンドリング・システ
ムなどの端末機能のうち、いずれの端末機能を備えてい
るのかを表示する。
以上の構成で、このファクシミリ装置は、ISDNより呼
設定メッセージSETUPを受信すると、第4図に示すよう
な着信処理を実行する。
設定メッセージSETUPを受信すると、第4図に示すよう
な着信処理を実行する。
まず、そのときに他のファクシミリ装置と通信中であ
るかどうかを調べ(判断101)、判断101の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
るかどうかを調べ(判断101)、判断101の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
判断101の結果がYESになるときには、そのときに受信
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が、グループ3ファクシミリ装置と同一の3.1KHzオ
ーディオであるかどうかを調べる(判断102)。判断102
の結果がNOになるときには、相手端末がグループ3ファ
クシミリ装置ではないと判断できるので、その着呼を無
視し(処理103)、この着信処理を終了して、待機状態
に移行する。
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が、グループ3ファクシミリ装置と同一の3.1KHzオ
ーディオであるかどうかを調べる(判断102)。判断102
の結果がNOになるときには、相手端末がグループ3ファ
クシミリ装置ではないと判断できるので、その着呼を無
視し(処理103)、この着信処理を終了して、待機状態
に移行する。
また、判断102の結果がYESになるときには、そのとき
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理104)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理104)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
そして、そのままの状態で、現在実行中の通信処理が
終了するまで待機する(処理105)。この状態では、相
手端末は、画情報伝送手順が実行されないで、保留状態
になる。この保留状態は、所定時間T1(30±5秒)だけ
継続される。
終了するまで待機する(処理105)。この状態では、相
手端末は、画情報伝送手順が実行されないで、保留状態
になる。この保留状態は、所定時間T1(30±5秒)だけ
継続される。
現在実行中の通信処理が終了し、その呼解放がなされ
ると、レイヤ1信号制御部12により、その終了した通信
に使用されていた情報チャネルから、保留状態にしてい
た情報チャネルに使用する情報チャネルを切換える(処
理106)。
ると、レイヤ1信号制御部12により、その終了した通信
に使用されていた情報チャネルから、保留状態にしてい
た情報チャネルに使用する情報チャネルを切換える(処
理106)。
これにより、保留状態にされていた相手端末と接続さ
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行して(処理107)、例えば、
相手端末からの画情報を受信する。
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行して(処理107)、例えば、
相手端末からの画情報を受信する。
この画情報伝送を終了すると、呼解放手順を実行して
(処理108)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放
する。
(処理108)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放
する。
このようにして、画情報伝送中にグループ3ファクシ
ミリ装置より発呼されたときには、そのグループ3ファ
クシミリ装置との間で呼設定手順を実行して通信パスを
確立するとともに、相手端末を保留状態に設定してお
き、実行中の画情報伝送を終了すると、保留状態にした
相手端末との間で画情報伝送を行うので、相手装置は、
このファクシミリ装置との間の呼を保持することがで
き、したがって、再発呼動作を防止することができる。
ミリ装置より発呼されたときには、そのグループ3ファ
クシミリ装置との間で呼設定手順を実行して通信パスを
確立するとともに、相手端末を保留状態に設定してお
き、実行中の画情報伝送を終了すると、保留状態にした
相手端末との間で画情報伝送を行うので、相手装置は、
このファクシミリ装置との間の呼を保持することがで
き、したがって、再発呼動作を防止することができる。
ところで、上述した実施例では、呼設定メッセージSE
TUPの「伝達能力」情報要素の内容が、3.1KHzオーディ
オの場合に、相手端末がグループ3ファクシミリ装置だ
と判定しているが、グループ3ファクシミリ装置以外に
も、「伝達能力」情報要素の内容に3.1KHzオーディオが
セットされるものがある。
TUPの「伝達能力」情報要素の内容が、3.1KHzオーディ
オの場合に、相手端末がグループ3ファクシミリ装置だ
と判定しているが、グループ3ファクシミリ装置以外に
も、「伝達能力」情報要素の内容に3.1KHzオーディオが
セットされるものがある。
かかる場合に、そのまま画情報伝送手順を実行する
と、正常なデータ伝送が行われないので、その場合に
は、オペレータ呼び出しを行って、ハンドセットによる
通話を行わせることが好ましい。
と、正常なデータ伝送が行われないので、その場合に
は、オペレータ呼び出しを行って、ハンドセットによる
通話を行わせることが好ましい。
第5図は、かかる場合の着信処理の一例を示してい
る。
る。
まず、そのときに他のファクシミリ装置と通信中であ
るかどうかを調べ(判断200)、判断200の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
るかどうかを調べ(判断200)、判断200の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
判断200の結果がYESになるときには、そのときに受信
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が3.1KHzオーディオであるかどうかを調べる(判断
201)。判断201の結果がNOになるときには、その着呼を
無視し(処理202)、この着信処理を終了して、待機状
態に移行する。
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が3.1KHzオーディオであるかどうかを調べる(判断
201)。判断201の結果がNOになるときには、その着呼を
無視し(処理202)、この着信処理を終了して、待機状
態に移行する。
また、判断201の結果がYESになるときには、そのとき
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理203)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理203)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
そして、呼接続してから、所定時間TAの間に、グルー
プ3ファクシミリ手順において発端末から最初に送出さ
れる信号CNGを受信できたかどうかを監視する(判断20
4,205のNOループ)。
プ3ファクシミリ手順において発端末から最初に送出さ
れる信号CNGを受信できたかどうかを監視する(判断20
4,205のNOループ)。
相手端末がグループ3ファクシミリ装置であり、信号
CNGが送出されて、判断205の結果がYESになるときに
は、実在実行中の通信処理が終了するまで待機する(判
断206のNOループ)。
CNGが送出されて、判断205の結果がYESになるときに
は、実在実行中の通信処理が終了するまで待機する(判
断206のNOループ)。
現在実行中の通信処理が終了し、その呼解放が行われ
て、判断206の結果がYESになると、その終了した通信に
使用されていた情報チャネルから、保留状態にしていた
情報チャネルに、使用する情報チャネルを切換える(処
理207)。
て、判断206の結果がYESになると、その終了した通信に
使用されていた情報チャネルから、保留状態にしていた
情報チャネルに、使用する情報チャネルを切換える(処
理207)。
これにより、保留状態にされていた相手端末と接続さ
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行し(処理208)、その画情報
伝送を終了すると、呼解放手順を実行して(処理20
9)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放する。
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行し(処理208)、その画情報
伝送を終了すると、呼解放手順を実行して(処理20
9)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放する。
また、相手端末がグループ3ファクシミリ装置ではな
く、時間TAを経過するまでの間に信号CNGを検出できな
かった場合で、判断204の結果がYESになるときには、そ
のときに確立した情報チャネルにハンドセット18を接続
する(処理210), そして、CODEC14より発生させたオペレータ呼出音を
スピーカ19より鳴動させてオペレータ呼出を行うととも
に、操作表示部7に、例えば、「ファクシミリ装置以外
と接続されました。」という警告メッセージを表示し
(処理211)、その状態で、オペレータがハンドセット1
8を取り上げてオフフック状態になるか、あるいは、呼
接続してから所定時間T1を経過するまで待つ(判断212,
213のNOループ)。
く、時間TAを経過するまでの間に信号CNGを検出できな
かった場合で、判断204の結果がYESになるときには、そ
のときに確立した情報チャネルにハンドセット18を接続
する(処理210), そして、CODEC14より発生させたオペレータ呼出音を
スピーカ19より鳴動させてオペレータ呼出を行うととも
に、操作表示部7に、例えば、「ファクシミリ装置以外
と接続されました。」という警告メッセージを表示し
(処理211)、その状態で、オペレータがハンドセット1
8を取り上げてオフフック状態になるか、あるいは、呼
接続してから所定時間T1を経過するまで待つ(判断212,
213のNOループ)。
呼出音を聞いたオペレータがハンドセット18を取り上
げて、オフフック状態となり、判断212の結果がYESにな
るときには、自端末側のオペレータが相手端末側のオペ
レータより先にオンフックするか、または、相手端末側
のオペレータが先にオンフックしてISDNより切断メッセ
ージDISCを受信するまで待機し(判断214,215のNOルー
プ)、判断214,215のいずれかの結果がYESになると、処
理209に移行して、呼解放手順を実行する。
げて、オフフック状態となり、判断212の結果がYESにな
るときには、自端末側のオペレータが相手端末側のオペ
レータより先にオンフックするか、または、相手端末側
のオペレータが先にオンフックしてISDNより切断メッセ
ージDISCを受信するまで待機し(判断214,215のNOルー
プ)、判断214,215のいずれかの結果がYESになると、処
理209に移行して、呼解放手順を実行する。
また、処理211で発生したオペレータ呼出音にオペレ
ータが応答せず、時間T1を経過して判断213の結果がYES
になるときには、その時点で処理209に移行して、呼解
放手順を実行する。
ータが応答せず、時間T1を経過して判断213の結果がYES
になるときには、その時点で処理209に移行して、呼解
放手順を実行する。
ところで、上述したように、グループ3ファクシミリ
装置では、呼接続してから時間T1を経過するまでの間
に、着端末側からの応答信号を得られないと、着端末が
非ファクシミリ装置であると判定して、呼解放する。
装置では、呼接続してから時間T1を経過するまでの間
に、着端末側からの応答信号を得られないと、着端末が
非ファクシミリ装置であると判定して、呼解放する。
したがって、現在実行中の画情報伝送に長い時間がか
かり、画情報伝送を保留状態にしたまま時間T1を経過す
る場合には、一旦呼接続されたものの、相手端末が呼解
放するので、画情報伝送を行うことができない。
かり、画情報伝送を保留状態にしたまま時間T1を経過す
る場合には、一旦呼接続されたものの、相手端末が呼解
放するので、画情報伝送を行うことができない。
かかる場合には、一旦呼接続されたのちに、呼解放さ
れるので、相手端末では、着端末側になんらかの支障が
発生したと判断して、再発呼を行わないという事態を発
生するおそれがある。
れるので、相手端末では、着端末側になんらかの支障が
発生したと判断して、再発呼を行わないという事態を発
生するおそれがある。
第6図は、このような事態を回避できる着信処理の他
の例を示している。この実施例では、送信動作中にグル
ープ3ファクシミリ装置からの着信検出があった場合
に、その実行中の画情報送信が時間T1内に終了するかど
うかを調べ、終了する場合に限って、その相手端末との
間に通信パスを形成するようにしている。
の例を示している。この実施例では、送信動作中にグル
ープ3ファクシミリ装置からの着信検出があった場合
に、その実行中の画情報送信が時間T1内に終了するかど
うかを調べ、終了する場合に限って、その相手端末との
間に通信パスを形成するようにしている。
まず、そのときに他のファクシミリ装置と通信中であ
るかどうかを調べ(判断301)、判断301の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
るかどうかを調べ(判断301)、判断301の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
判断301の結果がYESになるときには、そのときに受信
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が3.1KHzオーディオであるかどうかを調べ(判断30
2)、判断302の結果がNOになるときには、そのときに送
信動作中であるかどうかを調べる(判断303), 判断303の結果がYESになるときには、その送信動作
が、その時点より時間T1を経過する以前に終了するかど
うかを調べる(判断304),この判断は、例えば、残っ
ている送信画情報のページ数に、そのときの伝送速度で
の標準的な1ページあたりの送信時間を乗じた時間が、
時間T1よりも小さいかどうかで行うことができる。
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が3.1KHzオーディオであるかどうかを調べ(判断30
2)、判断302の結果がNOになるときには、そのときに送
信動作中であるかどうかを調べる(判断303), 判断303の結果がYESになるときには、その送信動作
が、その時点より時間T1を経過する以前に終了するかど
うかを調べる(判断304),この判断は、例えば、残っ
ている送信画情報のページ数に、そのときの伝送速度で
の標準的な1ページあたりの送信時間を乗じた時間が、
時間T1よりも小さいかどうかで行うことができる。
判断302,303,304のいずれかの結果がNOになるときに
は、その着呼を無視し(処理305)、この着信処理を終
了して、待機状態に移行する。
は、その着呼を無視し(処理305)、この着信処理を終
了して、待機状態に移行する。
また、判断304の結果がYESになるときには、そのとき
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理306)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理306)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
そして、そのままの状態で、現在実行中の通信処理が
終了するまで待機し(処理307)、その呼解放がなされ
ると、レイヤ1信号制御部12により、その終了した通信
に使用しれていた情報チャネルから、保留状態にしてい
た情報チャネルに、使用する情報チャネルを切換える
(処理308)。
終了するまで待機し(処理307)、その呼解放がなされ
ると、レイヤ1信号制御部12により、その終了した通信
に使用しれていた情報チャネルから、保留状態にしてい
た情報チャネルに、使用する情報チャネルを切換える
(処理308)。
これにより、保留状態にされていた相手端末と接続さ
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行する(処理309)。
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行する(処理309)。
この画情報伝送を終了すると、呼解放手順を実行して
(処理310)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放
する。
(処理310)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放
する。
ところで、例えば、画情報伝送を頻繁に行うファクシ
ミリ装置は、他のファクシミリ装置から発呼することが
困難になる場合があり、この場合、そのファクシミリ装
置では、自端末で実行する送信動作よりも、他の端末装
置からの着信を優先することが必要になることがある。
ミリ装置は、他のファクシミリ装置から発呼することが
困難になる場合があり、この場合、そのファクシミリ装
置では、自端末で実行する送信動作よりも、他の端末装
置からの着信を優先することが必要になることがある。
かかる場合には、画情報送信中に他のグループ3ファ
クシミリ装置からの着信検出したとき、一旦その相手端
末と呼接続して保留状態に設定しておき、所定時間内に
画情報送信動作が終了しなかった場合には、そのときに
実行していた画情報送信を強制的に終了し、保留状態の
相手端末との間で画情報伝送を実行し、その画情報伝送
を終了してから、強制終了した画情報伝送の宛先を再発
呼して、残っていた画情報を送信すればよい。
クシミリ装置からの着信検出したとき、一旦その相手端
末と呼接続して保留状態に設定しておき、所定時間内に
画情報送信動作が終了しなかった場合には、そのときに
実行していた画情報送信を強制的に終了し、保留状態の
相手端末との間で画情報伝送を実行し、その画情報伝送
を終了してから、強制終了した画情報伝送の宛先を再発
呼して、残っていた画情報を送信すればよい。
この様子を、第7図に示す。
同図では、端末TAが本発明にかかるファクシミリ装置
に相当し、ファクシミリ装置である端末TBとの画情報送
信中に、グループ3ファクシミリ装置である端末TCから
発呼された場合について示している。
に相当し、ファクシミリ装置である端末TBとの画情報送
信中に、グループ3ファクシミリ装置である端末TCから
発呼された場合について示している。
この場合、端末TBに画情報を送信しているときに、端
末より発呼され、端末TCがグループ3ファクシミリ装置
であったので、応答メッセージCONNを送出して、端末TC
との間の通信パスを確立しておく。
末より発呼され、端末TCがグループ3ファクシミリ装置
であったので、応答メッセージCONNを送出して、端末TC
との間の通信パスを確立しておく。
その時点から、時間T1の最小時間よりも若干短い時間
T1′を経過しても、端末TBに対する画情報送信が終了し
なかったので、端末TAは、その時点で呼解放手順を実行
して端末TBへの画情報送信を強制終了する。なお、この
ときには、端末TBに対して残りの画情報を送信できるよ
うに、端末TBのISDN番号と、端末TBに正常送信できなか
った送信原稿のページ番号などを記憶しておく。
T1′を経過しても、端末TBに対する画情報送信が終了し
なかったので、端末TAは、その時点で呼解放手順を実行
して端末TBへの画情報送信を強制終了する。なお、この
ときには、端末TBに対して残りの画情報を送信できるよ
うに、端末TBのISDN番号と、端末TBに正常送信できなか
った送信原稿のページ番号などを記憶しておく。
そして、その直後から、端末TCとの間で画情報伝送手
順を実行して、端末TCからの画情報を受信し、その画情
報伝送を終了すると、端末TCとの間に張った呼を解放す
る。
順を実行して、端末TCからの画情報を受信し、その画情
報伝送を終了すると、端末TCとの間に張った呼を解放す
る。
このようにして、端末TCとの間の画情報伝送を終了す
ると、再度端末TBを発呼して、伝送できなかった画情報
を送信する。
ると、再度端末TBを発呼して、伝送できなかった画情報
を送信する。
この場合の着信検出時の処理例を第8図に示す。
まず、そのときに他のファクシミリ装置と通信中であ
るかどうかを調べ(判断401)、判断401の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
るかどうかを調べ(判断401)、判断401の結果がNOにな
るときには、通常の着信処理に移行する。
判断401の結果がYESになるときには、そのときに受信
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が3.1KHzオーディオであるかどうかを調べ(判断40
2)、判断402の結果がYESになるときには、そのとき送
信動作中であるかどうかを調べる(判断403)。
した呼設定メッセージSETUPの「伝達能力」情報要素の
内容が3.1KHzオーディオであるかどうかを調べ(判断40
2)、判断402の結果がYESになるときには、そのとき送
信動作中であるかどうかを調べる(判断403)。
判断402,403の結果がNOになるときには、その着呼を
無視し(処理404)、この着信処理を終了して、待機状
態に移行する。
無視し(処理404)、この着信処理を終了して、待機状
態に移行する。
また、判断403の結果がYESになるときには、そのとき
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理405)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
の空き情報チャネルを通信パスに設定する呼設定手順を
実行して(処理405)、相手端末との間で通信パスを確
立する。
そして、そのままの状態で、現在実行中の通信処理が
終了するか、あるいは、時間T1′が経過するかを監視し
ている(判断406,407のNOループ), 送信時間が長く、判断407の結果がYESになるときに
は、現在実行中の画情報伝送を強制終了し(処理40
8)、レイヤ1信号制御部12により、その強制終了した
通信に使用されていた情報チャネルから、保留状態にし
ていた情報チャネルに、使用する情報チャネルを切換え
る(処理408)。
終了するか、あるいは、時間T1′が経過するかを監視し
ている(判断406,407のNOループ), 送信時間が長く、判断407の結果がYESになるときに
は、現在実行中の画情報伝送を強制終了し(処理40
8)、レイヤ1信号制御部12により、その強制終了した
通信に使用されていた情報チャネルから、保留状態にし
ていた情報チャネルに、使用する情報チャネルを切換え
る(処理408)。
これにより、保留状態にされていた相手端末と接続さ
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行し(処理410)、その画情報
伝送を終了すると、呼解放手順を実行して(処理41
1)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放する。
れるので、その相手端末との間でグループ3ファクシミ
リの画情報伝送手順を実行し(処理410)、その画情報
伝送を終了すると、呼解放手順を実行して(処理41
1)、そのときに画情報伝送を行った呼を解放する。
この後は、上述したように、強制終了した画情報送信
動作の宛先を発呼して、残りの画情報を伝送する。
動作の宛先を発呼して、残りの画情報を伝送する。
ところで、上述の各実施例は、通信動作中にグループ
3ファクシミリ装置より発呼された場合に適用できる
が、グループ4ファクシミリ装置では呼接続してから保
留時間を取れないので、おなじ方法を用いることができ
ない。
3ファクシミリ装置より発呼された場合に適用できる
が、グループ4ファクシミリ装置では呼接続してから保
留時間を取れないので、おなじ方法を用いることができ
ない。
そこで、次に、通信動作中にグループ4ファクシミリ
装置より発呼された場合でも、そのファクシミリ装置と
の画情報伝送を実行できる可能性を大きくすることがで
きる実施例について説明する。
装置より発呼された場合でも、そのファクシミリ装置と
の画情報伝送を実行できる可能性を大きくすることがで
きる実施例について説明する。
この場合の伝送手順の一例を第9図に示す。
端末TAが端末TBと画情報伝送しているときに、端末TC
から発呼されると、端末TAは、その着呼を無視する。
から発呼されると、端末TAは、その着呼を無視する。
これにより、ISDNは、端末TAに呼設定メッセージSETU
Pを送出してから、一定時間Taを経過しても端末TAより
応答信号を得られないので、その時点で解放メッセージ
RELを端末TCを送出して、着端末が応答しないことを通
知し、呼を解放する。
Pを送出してから、一定時間Taを経過しても端末TAより
応答信号を得られないので、その時点で解放メッセージ
RELを端末TCを送出して、着端末が応答しないことを通
知し、呼を解放する。
これにより、端末TCは、解放メッセージRELを受信し
てから、所定の再発呼間隔時間Tbを経過した時点で、再
度端末TAを発呼する呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出する。
てから、所定の再発呼間隔時間Tbを経過した時点で、再
度端末TAを発呼する呼設定メッセージSETUPをISDNに送
出する。
一方、端末TAは、端末TBとの画情報伝送を終了する
と、他の端末TDとの画情報伝送を連続して実行可能にな
っているときでも、一定の待機時間TSの間、自端末の状
態を強制的に待機状態に設定する。
と、他の端末TDとの画情報伝送を連続して実行可能にな
っているときでも、一定の待機時間TSの間、自端末の状
態を強制的に待機状態に設定する。
これにより、この待機状態になっているときに、端末
TCより発呼されると、その着呼を受け付けて、端末TCと
の間で画情報伝送を実行する。
TCより発呼されると、その着呼を受け付けて、端末TCと
の間で画情報伝送を実行する。
そして、端末TCとの間の画情報伝送を終了すると、端
末TDを発呼して、端末TDに対する画情報伝送を実行す
る。
末TDを発呼して、端末TDに対する画情報伝送を実行す
る。
このように、画情報伝送中に他のファクシミリ装置か
ら発呼されたときには、その画情報を終了した時点で、
待機時間TSの間待機状態に移行することで、その他のフ
ァクシミリ装置からの着呼を受け付ける状態を作り、そ
のファクシミリ装置との画情報伝送を実行できるように
している。
ら発呼されたときには、その画情報を終了した時点で、
待機時間TSの間待機状態に移行することで、その他のフ
ァクシミリ装置からの着呼を受け付ける状態を作り、そ
のファクシミリ装置との画情報伝送を実行できるように
している。
かかる実施例の着信検出時の処理例を第10図に示し、
また、待機時の処理例を第11図に示す。
また、待機時の処理例を第11図に示す。
着信検出時には、そのとき通信中であるかどうかを調
べ(判断501)、判断501の結果がNOになるときには、通
常の着信検出時の処理に移行する。
べ(判断501)、判断501の結果がNOになるときには、通
常の着信検出時の処理に移行する。
また、判断501の結果がYESになるときには、待機フラ
グをセットし(処理502)、その着呼を無視して(処理5
03)、この着信検出時の処理を終了する。
グをセットし(処理502)、その着呼を無視して(処理5
03)、この着信検出時の処理を終了する。
待機時には、待機フラグがセットされているかどうか
を調べ(判断601)、判断601の結果がYESになるときに
は、直前の画情報伝送動作を終了してから待機時間TSを
経過するまで間、着信検出することを監視し(判断602,
603のNOループ)、その間に着信検出すると、着信検出
時の処理に移行する。
を調べ(判断601)、判断601の結果がYESになるときに
は、直前の画情報伝送動作を終了してから待機時間TSを
経過するまで間、着信検出することを監視し(判断602,
603のNOループ)、その間に着信検出すると、着信検出
時の処理に移行する。
また、待機フラグがセットされていないで判断601の
結果がNOになるとき、および、待機時間TSの間に着信検
出せずに、判断602の結果がNOになるときには、送信動
作の開始または着信検出を監視する通常の待機状態に移
行する(判断604,605), さて、上述した実施例では、着呼拒否(無視)したフ
ァクシミリ装置からの再発呼を待っているが、積極的に
そのファクシミリ装置からの画情報受信を行うこともで
きる。
結果がNOになるとき、および、待機時間TSの間に着信検
出せずに、判断602の結果がNOになるときには、送信動
作の開始または着信検出を監視する通常の待機状態に移
行する(判断604,605), さて、上述した実施例では、着呼拒否(無視)したフ
ァクシミリ装置からの再発呼を待っているが、積極的に
そのファクシミリ装置からの画情報受信を行うこともで
きる。
この場合の伝送手順の一例を第12図に示す。
端末TAが端末TBと画情報伝送しているときに、端末TC
から発呼されると、端末TAは、そのときに受信した呼設
定メッセージSETUPに含まれている「発番号」情報要素
にセットされているISDN番号を記憶して、その着呼を無
視する。
から発呼されると、端末TAは、そのときに受信した呼設
定メッセージSETUPに含まれている「発番号」情報要素
にセットされているISDN番号を記憶して、その着呼を無
視する。
これにより、ISDNは、端末TAに呼設定メッセージSETU
Pを送出してから、一定時間Taを経過しても端末TAより
応答信号を得られないので、その時点で解放メッセージ
RELを端末TCを送出して、着端末が応答しないことを通
知し、呼を解放する。
Pを送出してから、一定時間Taを経過しても端末TAより
応答信号を得られないので、その時点で解放メッセージ
RELを端末TCを送出して、着端末が応答しないことを通
知し、呼を解放する。
これにより、端末TCは、解放メッセージRELを受信し
てから、所定のポーリング待機時間Tpを経過するまでの
間、自端末の状態をポーリング送信待機状態に設定す
る。
てから、所定のポーリング待機時間Tpを経過するまでの
間、自端末の状態をポーリング送信待機状態に設定す
る。
一方、端末TAは、端末TBとの画情報伝送を終了する
と、そのときに記憶しているISDN番号の端末TCを発呼す
る。
と、そのときに記憶しているISDN番号の端末TCを発呼す
る。
それにより、端末TCと通信パスが確立すると、画情報
伝送手順において、端末TAは、端末TCに対してポーリン
グ送信要求を指令し、それによって、端末TCから端末TA
に画情報が送信される。
伝送手順において、端末TAは、端末TCに対してポーリン
グ送信要求を指令し、それによって、端末TCから端末TA
に画情報が送信される。
かかる場合に、送信時に実行する処理例を第13図に示
し、着信検出時に実行する処理例を第14図に示し、待機
時に実行する処理例を第15図に示す。
し、着信検出時に実行する処理例を第14図に示し、待機
時に実行する処理例を第15図に示す。
送信時には、指定された宛先を発呼して(処理70
1)、相手端末から着信応答があるかどうかを判断する
(判断702), 判断702の結果がYESになるときには、呼設定手順を実
行し、相手端末との間で通信パスを確立し(処理70
3)、画情報伝送を実行して相手端末に送信画情報を送
信する(処理704),また、ポーリング送信要求モード
が設定されている場合には、相手端末から画情報を受信
する。
1)、相手端末から着信応答があるかどうかを判断する
(判断702), 判断702の結果がYESになるときには、呼設定手順を実
行し、相手端末との間で通信パスを確立し(処理70
3)、画情報伝送を実行して相手端末に送信画情報を送
信する(処理704),また、ポーリング送信要求モード
が設定されている場合には、相手端末から画情報を受信
する。
そして、送信画情報の送信を終了すると、呼解放手順
を実行して(処理705)、一連の画情報送信動作を終了
する。
を実行して(処理705)、一連の画情報送信動作を終了
する。
また、相手端末が着信応答せずに、判断702の結果がN
Oになるときには、ポーリング待機時間Tpを計時するた
めのタイマを起動し(処理706)、内部的にポーリング
送信待機モードをセットして(処理707)、待機状態に
移行する。
Oになるときには、ポーリング待機時間Tpを計時するた
めのタイマを起動し(処理706)、内部的にポーリング
送信待機モードをセットして(処理707)、待機状態に
移行する。
着信検出時には、そのときに通信中であるかどうかを
調べ(判断801)、判断801の結果がNOになるときには、
通常の着信検出時の処理に移行する。
調べ(判断801)、判断801の結果がNOになるときには、
通常の着信検出時の処理に移行する。
判断801の結果がYESになるときには、受信した呼設定
メッセージSETUPの内容を解析して、自端末と機能が一
致するかどうかを調べ(判断802)、判断802の結果がYE
Sになるときには、その呼設定メッセージSETUPに「発番
号」情報要素が含まれているかどうかを調べる(判断80
3)。
メッセージSETUPの内容を解析して、自端末と機能が一
致するかどうかを調べ(判断802)、判断802の結果がYE
Sになるときには、その呼設定メッセージSETUPに「発番
号」情報要素が含まれているかどうかを調べる(判断80
3)。
判断803の結果がYESになるときには、その「発番号」
情報要素にセットされているISDN番号を記憶するととも
に、ポーリング要求モードをセットし(処理804)、そ
の着呼を無視する(処理805), 待機状態では、ポーリング送信待機モードがセットさ
れているかどうかを調べ(判断901)、判断901の結果が
YESになるときには、ポーリング待機時間Tpを計時する
ためのタイマがタイムアウトするか、あるいは、着信検
出することを監視している(判断902,903のNOルー
プ), そして、その間に着信検出して判断902の結果がYESに
なるときには、着信検出処理に移行してポーリング送信
動作を行い、タイマがタイムアウトとして判断903の結
果がYESになるときには、ポーリング送信待機モードを
リセットして(処理904)判断901に戻る。
情報要素にセットされているISDN番号を記憶するととも
に、ポーリング要求モードをセットし(処理804)、そ
の着呼を無視する(処理805), 待機状態では、ポーリング送信待機モードがセットさ
れているかどうかを調べ(判断901)、判断901の結果が
YESになるときには、ポーリング待機時間Tpを計時する
ためのタイマがタイムアウトするか、あるいは、着信検
出することを監視している(判断902,903のNOルー
プ), そして、その間に着信検出して判断902の結果がYESに
なるときには、着信検出処理に移行してポーリング送信
動作を行い、タイマがタイムアウトとして判断903の結
果がYESになるときには、ポーリング送信待機モードを
リセットして(処理904)判断901に戻る。
また、判断901の結果がNOになるときには、そのとき
にポーリング要求モードがセットされているかどうかを
調べ(判断905)、判断905の結果がYESになるときに
は、そのときに記憶している宛先を発呼してポーリング
要求する送信処理に移行する。
にポーリング要求モードがセットされているかどうかを
調べ(判断905)、判断905の結果がYESになるときに
は、そのときに記憶している宛先を発呼してポーリング
要求する送信処理に移行する。
また、判断905の結果がNOになるときには、送信動作
の開始または着信検出を監視する通常の待機状態に移行
する(判断906,907), また、ポーリング送信待機モードをリセットした状態
では、そのポーリング送信待機モードがセットされた画
情報送信動作が終了していないので、この場合には、送
信動作が実行されて、再度同一の宛先に対する画情報伝
送動作が行われる。
の開始または着信検出を監視する通常の待機状態に移行
する(判断906,907), また、ポーリング送信待機モードをリセットした状態
では、そのポーリング送信待機モードがセットされた画
情報送信動作が終了していないので、この場合には、送
信動作が実行されて、再度同一の宛先に対する画情報伝
送動作が行われる。
以上のように、本実施例では、一旦着信拒否された場
合でも、目的の宛先に送信画情報を送信できるので、画
情報伝送の信頼性および効率が格段に向上する。
合でも、目的の宛先に送信画情報を送信できるので、画
情報伝送の信頼性および効率が格段に向上する。
なお、上述した実施例では、グループ3ファクシミリ
機能とグループ4ファクシミリ機能の2つの伝送機能を
備えたファクシミリ装置に本発明を適用したが、グルー
プ3ファクシミリ機能のみを備えたISDNファクシミリ装
置にも、本発明を同様にして適用することができる。
機能とグループ4ファクシミリ機能の2つの伝送機能を
備えたファクシミリ装置に本発明を適用したが、グルー
プ3ファクシミリ機能のみを備えたISDNファクシミリ装
置にも、本発明を同様にして適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、データ伝送に
用いられる第1および第2の情報チャネルと呼制御に用
いられる信号チャネルとが多重化されたISDN網を介して
画情報伝送を実行するISDNファクシミリ装置において、
第1の情報チャネルを用いて画情報伝送中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がグループ3ファクシミリ装置に対応し
たものであるときには、その新たな呼を受け付け、呼設
定手順を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネ
ルを確立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる
画情報伝送を保留する一方、上記第1のチャネルを用い
て行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした第2
の情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解
除し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送
を実行する制御手段を備えたので、第1の情報チャネル
を用いて画情報伝送中に他のグループ3ファクシミリ装
置より発呼された場合には、その他のグループ3ファク
シミリ装置との間に第2の情報チャネルを確立した状態
で、その他のグループ3ファクシミリ装置との間の画情
報伝送を保留し、第1の情報チャネルを用いた画情報伝
送終了後に、保留した第2の情報チャネルの画情報伝送
を実行することができるので、他のグループ3ファクシ
ミリ装置に再発呼動作を行わせるような事態を回避で
き、画情報伝送の効率が向上するという効果を得る。
用いられる第1および第2の情報チャネルと呼制御に用
いられる信号チャネルとが多重化されたISDN網を介して
画情報伝送を実行するISDNファクシミリ装置において、
第1の情報チャネルを用いて画情報伝送中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がグループ3ファクシミリ装置に対応し
たものであるときには、その新たな呼を受け付け、呼設
定手順を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネ
ルを確立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる
画情報伝送を保留する一方、上記第1のチャネルを用い
て行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした第2
の情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解
除し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送
を実行する制御手段を備えたので、第1の情報チャネル
を用いて画情報伝送中に他のグループ3ファクシミリ装
置より発呼された場合には、その他のグループ3ファク
シミリ装置との間に第2の情報チャネルを確立した状態
で、その他のグループ3ファクシミリ装置との間の画情
報伝送を保留し、第1の情報チャネルを用いた画情報伝
送終了後に、保留した第2の情報チャネルの画情報伝送
を実行することができるので、他のグループ3ファクシ
ミリ装置に再発呼動作を行わせるような事態を回避で
き、画情報伝送の効率が向上するという効果を得る。
また、前記制御手段は、前記第2の情報チャネルを用
いる画情報伝送を保留状態にしてから所定時間内に所定
の手順信号を検出しなかったときには、非ファクシミリ
端末が接続されたことを警告表示するので、保留した画
情報伝送を行えないような事態をオペレータに対して警
告でき、便利であるという効果も得る。
いる画情報伝送を保留状態にしてから所定時間内に所定
の手順信号を検出しなかったときには、非ファクシミリ
端末が接続されたことを警告表示するので、保留した画
情報伝送を行えないような事態をオペレータに対して警
告でき、便利であるという効果も得る。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファクシ
ミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情報
送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号チ
ャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファク
シミリ装置に対応したものであるときには、上記第1の
情報チャネルを用いて実行中の画情報送信が一定時間内
に終了するかどうかを調べ、一定時間内に終了すると判
定した場合には、その新たな呼を受け付け、呼設定手順
を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネルを確
立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる画情報
伝送を保留する一方、上記第1の情報チャネルを用いて
行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした第2の
情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解除
し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送を
実行する制御手段を備えたので、第1の情報チャネルを
用いて画情報伝送中に他のグループ3ファクシミリ装置
より発呼された場合には、その実行中の第1の情報チャ
ネルを用いた画情報伝送が短時間で終了する場合に限
り、その他のグループ3ファクシミリ装置との間に第2
の情報チャネルを確立した状態で、その他のグループ3
ファクシミリ装置との間の画情報伝送を保留し、第1の
情報チャネルを用いた画情報伝送終了後に、保留した第
2の情報チャネルの画情報伝送を実行することができる
ので、他のグループ3ファクシミリ装置の保留のための
待ち時間を低減できるとともに、再発呼動作を行わせる
ような事態を回避でき、画情報伝送の効率が向上すると
いう効果を得る。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファクシ
ミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情報
送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号チ
ャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファク
シミリ装置に対応したものであるときには、上記第1の
情報チャネルを用いて実行中の画情報送信が一定時間内
に終了するかどうかを調べ、一定時間内に終了すると判
定した場合には、その新たな呼を受け付け、呼設定手順
を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネルを確
立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる画情報
伝送を保留する一方、上記第1の情報チャネルを用いて
行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした第2の
情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解除
し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送を
実行する制御手段を備えたので、第1の情報チャネルを
用いて画情報伝送中に他のグループ3ファクシミリ装置
より発呼された場合には、その実行中の第1の情報チャ
ネルを用いた画情報伝送が短時間で終了する場合に限
り、その他のグループ3ファクシミリ装置との間に第2
の情報チャネルを確立した状態で、その他のグループ3
ファクシミリ装置との間の画情報伝送を保留し、第1の
情報チャネルを用いた画情報伝送終了後に、保留した第
2の情報チャネルの画情報伝送を実行することができる
ので、他のグループ3ファクシミリ装置の保留のための
待ち時間を低減できるとともに、再発呼動作を行わせる
ような事態を回避でき、画情報伝送の効率が向上すると
いう効果を得る。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファ
クシミリ装置に対応したものであるときには、その新た
な呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな呼にか
かる第2の情報チャネルを確立し、その確立した第2の
情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一方、上記
第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送が、上記第
2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留にした時点
から所定時間内に終了しないときには、上記第1の情報
チャネルを用いる画情報送信を強制的に終了して、上記
保留状態にした第2の情報チャネルを用いて行う画情報
伝送の保留状態を解除し、その第2の情報チャネルを用
いて行う画情報伝送を実行する制御手段を備えたので、
他のグループ3ファクシミリ装置の保留のための待ち時
間を低減できるとともに、再発呼動作を行わせるような
事態を回避でき、画情報伝送の効率が向上するという効
果を得る。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がグループ3ファ
クシミリ装置に対応したものであるときには、その新た
な呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな呼にか
かる第2の情報チャネルを確立し、その確立した第2の
情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一方、上記
第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送が、上記第
2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留にした時点
から所定時間内に終了しないときには、上記第1の情報
チャネルを用いる画情報送信を強制的に終了して、上記
保留状態にした第2の情報チャネルを用いて行う画情報
伝送の保留状態を解除し、その第2の情報チャネルを用
いて行う画情報伝送を実行する制御手段を備えたので、
他のグループ3ファクシミリ装置の保留のための待ち時
間を低減できるとともに、再発呼動作を行わせるような
事態を回避でき、画情報伝送の効率が向上するという効
果を得る。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな着呼を拒否し、上記第1の情報チャネルを
用いて実行中の画情報送信を終了すると、その時点から
一定時間待機状態に移行する制御手段を備えたので、そ
の他のファクシミリ装置が再発呼した際に通信できる可
能性が向上し、その結果、画情報伝送の効率が向上する
という効果を得る。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな着呼を拒否し、上記第1の情報チャネルを
用いて実行中の画情報送信を終了すると、その時点から
一定時間待機状態に移行する制御手段を備えたので、そ
の他のファクシミリ装置が再発呼した際に通信できる可
能性が向上し、その結果、画情報伝送の効率が向上する
という効果を得る。
また、データ伝送に用いられる第1および第2の情報
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな呼を着呼拒否するとともに信号チャネルを
介して受信した呼設定メッセージに含まれている発番号
を記憶し、上記第1の情報チャネルを用いて実行中の画
情報送信を終了すると、その記憶している発番号の宛先
を発呼してポーリング送信要求の画情報伝送を実行する
一方、画情報送信のための発呼に対して着呼拒否された
ときには、ポーリング送信待機状態に移行する制御手段
を備えたので、第1の情報チャネルを用いて画情報伝送
中に他のファクシミリ装置より発呼された場合には、第
1の情報チャネルを用いた画情報伝送終了後に、伝送を
希望した相手端末へポーリング送信要求するので、その
他のファクシミリ装置が送信しようとした画情報を適切
に受信でき、その結果、画情報伝送の効率が向上すると
いう効果を得る。
チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多重化
されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNファク
シミリ装置において、第1の情報チャネルを用いて画情
報送信中に信号チャネルを介して着呼検出し、その信号
チャネルを介して指定された伝達能力がファクシミリ装
置に対応したものであるときには、信号チャネルを介し
てその新たな呼を着呼拒否するとともに信号チャネルを
介して受信した呼設定メッセージに含まれている発番号
を記憶し、上記第1の情報チャネルを用いて実行中の画
情報送信を終了すると、その記憶している発番号の宛先
を発呼してポーリング送信要求の画情報伝送を実行する
一方、画情報送信のための発呼に対して着呼拒否された
ときには、ポーリング送信待機状態に移行する制御手段
を備えたので、第1の情報チャネルを用いて画情報伝送
中に他のファクシミリ装置より発呼された場合には、第
1の情報チャネルを用いた画情報伝送終了後に、伝送を
希望した相手端末へポーリング送信要求するので、その
他のファクシミリ装置が送信しようとした画情報を適切
に受信でき、その結果、画情報伝送の効率が向上すると
いう効果を得る。
第1図は本発明の一実施例にかかるファクシミリ装置を
示すブロック図、第2図はISDNを用いる場合の呼制御手
順の一例を示すタイムチャート、第3図(a)は呼設定
用メッセージの形式を示す概略図、同図(b)は呼設定
メッセージの情報要素の一例を示す概略図、第4図は着
信検出時の処理例を一例を示すフローチャート、第5図
は着信検出時の処理例の他の例を示すフローチャート、
第6図は着信検出時の処理例のさらに他の例を示すフロ
ーチャート、第7図は伝送手順の一例を示すタイムチャ
ート、第8図は第7図の伝送手順を実行するときの着信
検出時の処理例を示すフローチャート、第9図は本発明
の他の実施例にかかる伝送手順例を示すタイムチャー
ト、第10図は第9図の伝送手順を実行するときの着信検
出時の処理例を示すフローチャート、第11図は第9図の
伝送手順を実行するときの待機時の処理例を示すフロー
チャート、第12図は本発明のさらに他の実施例にかかる
伝送手順例を示すフローチャート、第13図は第12図の伝
送手順を実行するときの送信時の処理例を示すフローチ
ャート、第14図は第12図の伝送手順を実行するときの着
信検出時の処理例を示すフローチャート、第15図は第12
図の伝送手順を実行するときの待機時の処理例を示すフ
ローチャートである。 1……制御部、2……システムメモリ。
示すブロック図、第2図はISDNを用いる場合の呼制御手
順の一例を示すタイムチャート、第3図(a)は呼設定
用メッセージの形式を示す概略図、同図(b)は呼設定
メッセージの情報要素の一例を示す概略図、第4図は着
信検出時の処理例を一例を示すフローチャート、第5図
は着信検出時の処理例の他の例を示すフローチャート、
第6図は着信検出時の処理例のさらに他の例を示すフロ
ーチャート、第7図は伝送手順の一例を示すタイムチャ
ート、第8図は第7図の伝送手順を実行するときの着信
検出時の処理例を示すフローチャート、第9図は本発明
の他の実施例にかかる伝送手順例を示すタイムチャー
ト、第10図は第9図の伝送手順を実行するときの着信検
出時の処理例を示すフローチャート、第11図は第9図の
伝送手順を実行するときの待機時の処理例を示すフロー
チャート、第12図は本発明のさらに他の実施例にかかる
伝送手順例を示すフローチャート、第13図は第12図の伝
送手順を実行するときの送信時の処理例を示すフローチ
ャート、第14図は第12図の伝送手順を実行するときの着
信検出時の処理例を示すフローチャート、第15図は第12
図の伝送手順を実行するときの待機時の処理例を示すフ
ローチャートである。 1……制御部、2……システムメモリ。
Claims (6)
- 【請求項1】データ伝送に用いられる第1および第2の
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、 第1の情報チャネルを用いて画情報伝送中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がグループ3ファクシミリ装置に対応し
たものであるときには、その新たな呼を受け付け、呼設
定手順を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネ
ルを確立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる
画情報伝送を保留する一方、上記第1の情報チャネルを
用いて行う画情報伝送を終了すると上記保留状態にした
第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態
を解除し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報
伝送を実行する制御手段を備えたことを特徴とするISDN
ファクシミリ装置。 - 【請求項2】前記制御手段は、前記第2の情報チャネル
を用いる画情報伝送を保留状態にしてから所定時間内に
所定の手順信号を検出しなかったときには、非ファクシ
ミリ端末が接続されたことを警告表示することを特徴と
する請求項1記載のISDNファクシミリ装置。 - 【請求項3】データ伝送に用いられる第1および第2の
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、 第1の情報チャネルを用いて画情報送信中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がグループ3ファクシミリ装置に対応し
たものであるときには、上記第1の情報チャネルを用い
て実行中の画情報送信が一定時間内に終了するかどうか
を調べ、一定時間内に終了すると判定した場合には、そ
の新たな呼を受け付け、呼設定手順を行ってその新たな
呼にかかる第2の情報チャネルを確立し、その確立した
第2の情報チャネルを用いる画情報伝送を保留する一
方、上記第1の情報チャネルを用いて行う画情報伝送を
終了すると上記保留状態にした第2の情報チャネルを用
いて行う画情報伝送の保留状態を解除し、その第2の情
報チャネルを用いて行う画情報伝送を実行する制御手段
を備えたことを特徴とするISDNファクシミリ装置。 - 【請求項4】データ伝送に用いられる第1および第2の
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、 第1の情報チャネルを用いて画情報送信中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がグループ3ファクシミリ装置に対応し
たものであるときには、その新たな呼を受け付け、呼設
定手順を行ってその新たな呼にかかる第2の情報チャネ
ルを確立し、その確立した第2の情報チャネルを用いる
画情報伝送を保留する一方、上記第1の情報チャネルを
用いて行う画情報伝送が、上記第2の情報チャネルを用
いる画情報伝送を保留にした時点から所定時間内に終了
しないときには、上記第1の情報チャネルを用いる画情
報送信を強制的に終了して、上記保留状態にした第2の
情報チャネルを用いて行う画情報伝送の保留状態を解除
し、その第2の情報チャネルを用いて行う画情報伝送を
実行する制御手段を備えたことを特徴とするISDNファク
シミリ装置。 - 【請求項5】データ伝送に用いられる第1および第2の
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、 第1の情報チャネルを用いて画情報送信中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がファクシミリ装置に対応したものであ
るときには、信号チャネルを介してその新たな着呼を拒
否し、上記第1の情報チャネルを用いて実行中の画情報
送信を終了すると、その時点から一定期間待機状態に移
行する制御手段を備えたことを特徴とするISDNファクシ
ミリ装置。 - 【請求項6】データ伝送に用いられる第1および第2の
情報チャネルと呼制御に用いられる信号チャネルとが多
重化されたISDN網を介して画情報伝送を実行するISDNフ
ァクシミリ装置において、 第1の情報チャネルを用いて画情報送信中に信号チャネ
ルを介して着呼検出し、その信号チャネルを介して指定
された伝達能力がファクシミリ装置に対応したものであ
るときには、信号チャネルを介してその新たな呼を着呼
拒否するとともに信号チャネルを介して受信した呼設定
メッセージに含まれている発番号を記憶し、上記第1の
情報チャネルを用いて実行中の画情報送信を終了する
と、その記憶している発番号の宛先を発呼してポーリン
グ送信要求の画情報伝送を実行する一方、 画情報送信のための発呼に対して着呼拒否されたときに
は、ポーリング送信待機状態に移行する制御手段を備え
たことを特徴とするISDNファクシミリ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007146A JP2781240B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | Isdnファクシミリ装置 |
US07/642,201 US5138466A (en) | 1990-01-18 | 1991-01-16 | Facsimile apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007146A JP2781240B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | Isdnファクシミリ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03213047A JPH03213047A (ja) | 1991-09-18 |
JP2781240B2 true JP2781240B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=11657933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007146A Expired - Lifetime JP2781240B2 (ja) | 1990-01-18 | 1990-01-18 | Isdnファクシミリ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5138466A (ja) |
JP (1) | JP2781240B2 (ja) |
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JPH04287478A (ja) * | 1991-03-15 | 1992-10-13 | Canon Inc | ファクシミリ装置及び電話機 |
JPH05308500A (ja) * | 1992-04-28 | 1993-11-19 | Canon Inc | ファクシミリ装置 |
JPH07297915A (ja) * | 1994-04-28 | 1995-11-10 | Sharp Corp | 接続制御装置 |
KR100288690B1 (ko) * | 1997-11-28 | 2001-05-02 | 윤종용 | 종합정보통신망에 연결하여 팩스데이터 송/수신 및 데이터통신이 가능한 복합기 |
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JPS62260472A (ja) * | 1986-05-06 | 1987-11-12 | Tokyo Electric Co Ltd | 通信端末装置 |
US5041915A (en) * | 1988-05-10 | 1991-08-20 | Canon Kabushiki Kaisha | Facsimile apparatus with controllable pixel density for image formation |
JPH0251973A (ja) * | 1988-08-15 | 1990-02-21 | Nec Corp | フアクシミリ装置 |
US4994926C1 (en) * | 1988-09-22 | 2001-07-03 | Audiofax Ip L L C | Facsimile telecommunications system and method |
JPH0326048A (ja) * | 1989-06-22 | 1991-02-04 | Fujitsu Ltd | 着呼処理方式 |
US5068888A (en) * | 1989-08-11 | 1991-11-26 | Afd Systems, Inc. | Interactive facsimile information retrieval system and method |
JP2870655B2 (ja) * | 1989-12-18 | 1999-03-17 | キヤノン株式会社 | フアクシミリ装置 |
-
1990
- 1990-01-18 JP JP2007146A patent/JP2781240B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-01-16 US US07/642,201 patent/US5138466A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5138466A (en) | 1992-08-11 |
JPH03213047A (ja) | 1991-09-18 |
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