JP2780908B2 - 換金カード - Google Patents

換金カード

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JP2780908B2
JP2780908B2 JP11354793A JP11354793A JP2780908B2 JP 2780908 B2 JP2780908 B2 JP 2780908B2 JP 11354793 A JP11354793 A JP 11354793A JP 11354793 A JP11354793 A JP 11354793A JP 2780908 B2 JP2780908 B2 JP 2780908B2
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cash card
magnetic
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輝雄 金
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輝雄 金
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、真贋の判別と、金種の
読み取りとが同時に行える換金カードに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ業界において、パチンコの景品
として発給されるものの中に特殊景品がある。
【0003】この特殊景品は、貸し玉に相応するもの
と、これに見合う現金とを屋外交換所において換金する
もので、従来は一般的に、プラスチックケース内に納め
られて一定の金額からなる時計のバンドや筆記具等が専
ら換金用の景品として用いられていた。
【0004】このものは、形状的に大きいので持ち運び
にかさばって取り扱いに不便であると共に、輸送中に落
とすと容易に破損して使用不能となるばかりか、外観の
体裁が悪い。
【0005】特に、換金の際に、その量が多くなると集
計に手間取り、円滑な換金業務が行なえない。等の様々
な問題点を有するものであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記した問
題点を解決するためになされたもので、基板へ少なくと
も一箇所に磁性体を埋設し、該磁性体の表面を蓋体によ
り被覆することにより、真贋の判別と、金種の読み取り
とが同時に行える換金カードを提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ための本発明の手段は、基板と、該基板へ少なくとも一
箇所に埋設して外部の検出手段に対応する磁性体と、こ
の磁性体の表面を被覆する蓋体とを備えさせた換金カー
ドにあって、前記検出手段による前記換金カードの金種
を判別は、埋設された磁石である磁性体の磁束密度の異
なりに応じて行なう換金カードの構成にある。
【0008】また、基板と、該基板へ少なくとも一箇所
に埋設して外部の検出手段に対応する磁性体と、この磁
性体の表面を被覆する蓋体とを備えさせた換金カードに
あって、前記検出手段による前記換金カードの金種を判
別は、埋設された磁石である磁性体の磁束密度の異なり
に応じて行なう換金カードであり、異なる磁束密度から
なる前記磁性体を複数組み合わせた換金カードの構成に
ある。
【0009】
【作用】前記のように構成される本発明は以下に述べる
作用を奏する。
【0010】この換金カードを外部の検出手段に対応さ
せると、該カード内に埋設した磁性体に検出手段が反応
し、その磁力を検出する。
【0011】この磁力が、あらかじめ設定した数値であ
れば該換金カードが真物であることが判定される。
【0012】また、基板へ埋設する磁性体の磁束密度を
変換させれば、複数の換金カードにおいてその金種を判
別することができる。
【0013】更に、異なる磁束密度の磁性体を、複数組
み合わせることで、多数の金種の換金カードが得られ、
検出手段による検出機能が向上する。
【0014】
【実施例】次に本発明に関する換金カードの実施の一例
を図面に基づいて説明する。
【0015】図1〜図3においてAは、パチンコ業界に
おいて貸し玉に対する景品を換金するために用いられる
換金カードで、基板1と、磁性体2と、蓋体3とにより
基本的に構成される。
【0016】この換金カードAは、換金カードA自体以
外の外部の検出手段、すなわち、後記する換金カード読
み取り装置Bへ供給すると、該カードAの真贋判別と、
該カードAの金額がいくらに表示されているかの金種の
読み取りとが同時に行なわれるように構成されたもの
で、例えば、100 円,200 円,500 円,1000円,2000
円,3000円,5000円とのように複数種類(7種類)が用
意される。
【0017】そして、前記した基板1は、非磁性体から
なる合成樹脂、例えば、ABS樹脂等により、長方形等
の方形状や多角形や円形等に形成してあって、赤や青,
黄等の容易に視覚により識別できるような着色を施して
あるもので、これら色ごとに金種あるいは使用地区を変
えてあるものであるが、本実施例においては、横幅84m
m,縦幅54mm,厚さを3mmに設定した方形状のものを使
用した。
【0018】前記した磁性体2は、フェライト等の磁石
を基板1へ埋入させて、前記した換金カード読み取り装
置Bにおける磁気センサ9を反応させるもので、図1〜
図3に示すように、基板1において対角線状に設けた二
箇所の凹嵌部4へ埋設してある。
【0019】なお、この磁性体2の埋入個数は一個であ
っても構わないが、磁気センサ9に対応させる際に、換
金カードA自体が180 °が反転させて挿入した場合であ
っても、一律に感知し得る二箇所以上が好ましい。
【0020】そして、この磁性体2は、前記したように
多数に亙る金種であっても簡便に判別し得るように、磁
束密度の異なる複数の磁石を用いるもので、例えば、磁
力の弱い600 ガウスや700 ガウス,800 ガウス程度のも
のを、それ単体または異なる磁束密度のものとを組み合
わせて使用するもので、この磁力密度の設定は適宜任意
に行ない得る。
【0021】この磁性体2における磁束密度は、例え
ば、600 ガウスの場合であれば、550〜650 ガウス,700
ガウスの場合であれば、650 〜750 ガウスと、その上
限と下限とのばらつきが生じている場合があるため、異
なる磁束密度の磁性体2,2を使用するときは、例え
ば、その磁束密度の幅が近接する600 ガウスと700 ガウ
スとを使用しないほうが好ましい。
【0022】また、同じ磁束密度の磁石2でも、その極
性における+極を上側にむけて埋設した場合と、−極を
上側にむけて埋設した場合とでは、磁気センサ9による
検知結果が異なるため、この+,−極も組み合わせるこ
とにより設定する金種の幅が広がる。
【0023】したがって、例えば、+極の600 ガウスが
100 円,−極の600 ガウスが500 円,+極の700 ガウス
が2000円、更に、+極の600 ガウスと+極の800 ガウス
との組み合わせが5000円とのように設定することがで
き、これらのデータは後記する制御手段へ入力される。
【0024】前記した蓋体3は、磁性体2の表面を被覆
するもので、非磁性体のポリカーボネート等の合成樹脂
等により、基板1よりわずかに小形で相似形に成形し
て、基板1の外周縁に刻設した嵌合部5へ嵌着したの
ち、超音波ウェルダ等により基体1と該蓋体3とを溶着
することで、磁性体2を基体1内へ封入することができ
るものであって、その上面は基板1面と同一に揃えてあ
る。
【0025】図4〜図5においてBは、前記した換金カ
ード読み取り装置で、その構成は、框体6と、受入部7
と、移送手段8と、磁気センサ9と、振分手段10と、排
出シュート11と、排出口12と、戻しシュート13と、戻し
口14と、制御手段15とよりなる。
【0026】そして、前記した受入部7は、箱形に形成
した框体6の一側に設けて換金カードAを移送手段8へ
供給するもので、ホッパー16を立設して、多数、例え
ば、20枚程度が一度に投入できるようにしてある。
【0027】前記した移送手段8は、框体6内において
受入部7の下側に対応させ、一側から他側へ換金カード
Aを移送するもので、框体6に支承させた駆動および従
動軸17, 18へ無端状に平ベルト19を懸張したベルトコン
ベアを用いるもので、モータ等の駆動部材20により連続
移送される。
【0028】なお、このときホッパー16に投入された換
金カードAは、移送手段8における平ベルト19上へ多数
積層された状態で載置されるもので、該移送手段8の駆
動に伴って一枚ずつ他側へ送られるものであって、積み
重ねられた換金カードAの下から2枚目以上のものは、
受入部7の周縁部に付設した抑え片21により連れ移動し
ないように保持されている。
【0029】前記した磁気センサ9は、移送手段8の移
送途中に設けて換金カードAに埋設した磁性体2に反応
させることにより、この磁性体2の磁束密度を検出し、
この発生する電圧、または、電流信号を増幅器(図示せ
ず)を介して制御手段15へ送る。
【0030】前記した振分手段10は、移送手段8の移送
終端部に対応させて、この移送手段8により送り出され
る良品換金カードAと不良品換金カードAとを操作手段
22の操作により振り分けるもので、支軸23により揺動自
在に支持させた回動板24を、モータ等の操作部材25の回
転を連係部材26を介して伝達させる操作手段22により水
平位置と傾斜位置とに対応するように操作する。
【0031】前記した排出シュート11は、下方へ自然落
下させるように傾斜させ、振分手段10に連接して良品換
金カードAを框体1の外部へ送り出すもので、振分手段
10によるその回動板24が水平位置に対応したとき、その
移送終端と接続させた排出口12より取り出す。
【0032】また、この排出口12に良品換金カードAを
蓄溜させるストッカー27を取り付けて、取り出されたも
のが散乱しないようにする。
【0033】前記した戻しシュート13は、下方へ自然落
下させるように傾斜させ、振分手段10に連接して不良品
換金カードAを框体1の外部へ取り出すもので、振分手
段10によるその回動板24が傾斜位置に対応したとき、そ
の移送終端と接続させた戻し口14より取り出す。
【0034】前記した制御手段15は、磁気センサ9に連
係して換金カードAの磁性体2における磁束密度に応じ
た磁気センサ9による検知信号を制御する。
【0035】この構成は、例えば、あらかじめ、メモリ
部28へ、前記したような7種類の換金カードA,A…に
それぞれに埋設された磁性体2,2…の磁束密度と、そ
れに対応する金額とを入力させておき、移送手段8によ
り磁気センサ9を通過したとき、発する信号が中央処理
部29を介してメモリ部28に送られると、前記したように
設定したデータ通りであれば、その換金カードAは真物
と判断し、かつ、演算部30へ送信されて計数される。
【0036】この真贋の判断と金額の計数は、磁気セン
サ9を換金カードAが通過するごと行なわれ、その結果
は、框体6の前側部に設けた表示部31に適正カードAの
枚数と合計金額が表示される。
【0037】なお、この表示部31は、カード持参者の視
覚内に設けることによりその確認が瞬時に行なえる。
【0038】そして、換金カードAの投入時において、
磁気センサ9の信号が、制御手段15において合致しなけ
れば、移送手段8により送られた換金カードAは贋物と
判別し、振分手段10の操作手段22を操作させてその回動
板24を回動させ、戻しシュート13へこのカードAを落と
して戻し口14より排出する。
【0039】また、この制御手段15へ現金支払機Cを連
係することにより、計数された金額が自動支払されるの
で、屋外交換所においてこれに従事する人が完全に不要
となって省人化される。
【0040】なお、図1〜図3において32は、換金カー
ドAにおける基板1に設けた凹部33に装着したメダルや
コイン等の貴金属で、該換金カードAの設定金額に応じ
た等価のものを選定するもので、この設定金額は蓋体3
の隅部に表示eを設ける。
【0041】更に、図1および図2において34は、換金
カードAにおける蓋体3にシルク印刷等により施した模
様で、この塗料内に蛍光体を適量混入してあって、波長
300nm 〜800nm の紫外線等を照射すると、この部分が白
色等に発光するもので、これにより換金カードAの真贋
判別も行なえるようにしてある。
【0042】
【発明の効果】前述のように構成される本発明は、カー
ド状に形成してあるので運搬や収納等の取り扱いが良好
で体裁が良い。
【0043】特に、真贋および金種の判別を行なう磁性
体を、その磁束密度を変換させて設ける簡単な構造を採
用することにより、外部の検出手段による検出が簡便か
つ確実に行なえて、換金業務が大幅に軽減される。等の
特有の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する換金カードの一実施例を示す斜
視図である。
【図2】図1における一部を破断して示す平面図であ
る。
【図3】図1における縦断面図である。
【図4】図1における換金カードの読み取り装置を示す
斜視図である。
【図5】図4における要部を示す縦断側面図である。
【図6】図4における装置を用いて換金カードの読み取
りを行なう動作を概略的に示す回路図である。
【符号の説明】
A 換金カード B 検出手段 1 基板 2 磁性体 3 蓋体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06K 19/06 G06K 19/00 U

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板へ少なくとも一箇所に埋
    設して外部の検出手段に対応する磁性体と、この磁性体
    の表面を被覆する蓋体とを備えさせた換金カードにあっ
    て、 前記検出手段による前記換金カードの金種を判別は、埋
    設された磁石である磁性体の磁束密度の異なりに応じて
    行なうことを特徴とする換金カード。
  2. 【請求項2】 基板と、該基板へ少なくとも一箇所に埋
    設して外部の検出手段に対応する磁性体と、この磁性体
    の表面を被覆する蓋体とを備えさせた換金カードにあっ
    て、 前記検出手段による前記換金カードの金種を判別は、埋
    設された磁石である磁性体の磁束密度の異なりに応じて
    行なう換金カードであり、 異なる磁束密度からなる前記磁性体を複数組み合わせた
    ことを特徴とする換金カード。
JP11354793A 1993-05-17 1993-05-17 換金カード Expired - Lifetime JP2780908B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4668482B2 (ja) * 2001-09-07 2011-04-13 株式会社高見沢サイバネティックス カード集積装置およびカードシステム
JP2017047596A (ja) * 2015-09-01 2017-03-09 横浜金属株式会社 流通カード

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3233475B2 (ja) * 1993-02-19 2001-11-26 日本発条株式会社 符号化部材を有する被検出物とその書込み装置および読取装置

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