JP2780299B2 - 光フアイバケーブルの製造方法 - Google Patents
光フアイバケーブルの製造方法Info
- Publication number
- JP2780299B2 JP2780299B2 JP1015494A JP1549489A JP2780299B2 JP 2780299 B2 JP2780299 B2 JP 2780299B2 JP 1015494 A JP1015494 A JP 1015494A JP 1549489 A JP1549489 A JP 1549489A JP 2780299 B2 JP2780299 B2 JP 2780299B2
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- Japan
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- optical fiber
- tape
- type optical
- manufacturing
- spiral groove
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は光フアイバケーブルの製造方法に関し、特に
外周にらせん溝を有するスペーサの溝内に複数のテープ
型光フアイバを連続的に積層状に収納する光フアイバケ
ーブルの製造方法に関するものである。
外周にらせん溝を有するスペーサの溝内に複数のテープ
型光フアイバを連続的に積層状に収納する光フアイバケ
ーブルの製造方法に関するものである。
第３図は、従来のこの種のテープスペーサ型光フアイ
バケーブルの構造概要を示す。スペーサ１の外周に、長
手方向に設けたらせん溝２内に沿って、連続的に複数枚
の、本例では４枚のテープ型光フアイバ31〜34を積層状
に収納して構成されている。
バケーブルの構造概要を示す。スペーサ１の外周に、長
手方向に設けたらせん溝２内に沿って、連続的に複数枚
の、本例では４枚のテープ型光フアイバ31〜34を積層状
に収納して構成されている。
テープ型光フアイバ31〜34は、各々らせん溝２内に適
切な収納長さを備えて収納される。そのため、テープ型
光フアイバ31〜34は、各々の収納されたらせん溝２内の
積層状の位置に応じた収納長さを必要とする。
切な収納長さを備えて収納される。そのため、テープ型
光フアイバ31〜34は、各々の収納されたらせん溝２内の
積層状の位置に応じた収納長さを必要とする。
即ち、らせん溝２内に積層状に収納されるテープ型光
フアイバ31〜34は、らせん溝２の底部から34,33,32,31
の順で上層へ積層されて収納される。これにより、上層
のテープ型光フアイバは下層のテープ型光フアイバに比
較して積層されたテープ型光フアイバの厚さ分だけらせ
ん溝２の外周側に収納されることになる。従って、スペ
ーサ１の中心に対する収納半径が大きくなる分、長い収
納長さを必要とすることから31,32,33,34の順で収納長
さが長くなる。
フアイバ31〜34は、らせん溝２の底部から34,33,32,31
の順で上層へ積層されて収納される。これにより、上層
のテープ型光フアイバは下層のテープ型光フアイバに比
較して積層されたテープ型光フアイバの厚さ分だけらせ
ん溝２の外周側に収納されることになる。従って、スペ
ーサ１の中心に対する収納半径が大きくなる分、長い収
納長さを必要とすることから31,32,33,34の順で収納長
さが長くなる。
第３図に例示したように、従来のテープスペーサ型光
フアイバケーブルは、複数のテープ型光フアイバ31〜34
をらせん溝２内に収納する際、各々のテープ型光フアイ
バ31〜34相互の接触に関しては特に考慮することなく収
納している。
フアイバケーブルは、複数のテープ型光フアイバ31〜34
をらせん溝２内に収納する際、各々のテープ型光フアイ
バ31〜34相互の接触に関しては特に考慮することなく収
納している。
第４図は従来の製造方法による集合装置要部の構成概
要図を示す。スペーサ１のらせん溝２内に、積層状に配
列して供給するテープ型光フアイバ31〜34を押えダイス
５でらせん溝２の外に脱落しないよう押えながら導入、
収納していく。従って、テープ型光フアイバ31〜34は、
らせん溝２内に完全に収納される前に相互に接触しなが
ら収納されていく。
要図を示す。スペーサ１のらせん溝２内に、積層状に配
列して供給するテープ型光フアイバ31〜34を押えダイス
５でらせん溝２の外に脱落しないよう押えながら導入、
収納していく。従って、テープ型光フアイバ31〜34は、
らせん溝２内に完全に収納される前に相互に接触しなが
ら収納されていく。
従来の、この種の光フアイバケーブルの製造方法にお
けるテープ型光フアイバ31〜34のらせん溝２内収納工程
では、テープ型光フアイバ31〜34がらせん溝２内に収納
される際、各々のテープ型光フアイバ31〜34は相互に接
触しながららせん溝２内に挿入されるので、テープ型光
フアイバ31〜34相互の接触摩擦または粘着により、各々
のテープ型光フアイバ31〜34は、各々適切な収納長さで
らせん溝２内に収納されず、機械特性及び伝送特性上、
側圧による変形、破断及び伝送損失増といった種種の問
題が生起する。
けるテープ型光フアイバ31〜34のらせん溝２内収納工程
では、テープ型光フアイバ31〜34がらせん溝２内に収納
される際、各々のテープ型光フアイバ31〜34は相互に接
触しながららせん溝２内に挿入されるので、テープ型光
フアイバ31〜34相互の接触摩擦または粘着により、各々
のテープ型光フアイバ31〜34は、各々適切な収納長さで
らせん溝２内に収納されず、機械特性及び伝送特性上、
側圧による変形、破断及び伝送損失増といった種種の問
題が生起する。
本発明の目的は従来の問題点を解決し、各々のテープ
型光フアイバを相互に接触することなく、らせん溝内に
各々適切な収納長さを備えて挿入、収納することによ
り、テープ型光フアイバ収納において機械特性及び伝送
特性の優れた、光フアイバケーブルの製造方法を提供す
ることにある。
型光フアイバを相互に接触することなく、らせん溝内に
各々適切な収納長さを備えて挿入、収納することによ
り、テープ型光フアイバ収納において機械特性及び伝送
特性の優れた、光フアイバケーブルの製造方法を提供す
ることにある。
本発明は上記目的を達成するため、以下の構成を有す
る。即ち、外周に溝（２）を有するスペーサ（１）の該
溝（２）内に複数のテープ型光フアイバ（31〜34）を連
続的に積層状に収納する光フアイバケーブルの製造方法
において、 前記複数のテープ型光フアイバ（31〜34）を相互に離間
した状態とする手段を、積層状に収納された前記複数の
テープ型光フアイバ（31〜34）間に残らない形態で、前
記複数のテープ型光フアイバ（31〜34）を積層状に収納
する際に用いる ことを特徴とする光フアイバケーブルの製造方法として
の構成を有する。
る。即ち、外周に溝（２）を有するスペーサ（１）の該
溝（２）内に複数のテープ型光フアイバ（31〜34）を連
続的に積層状に収納する光フアイバケーブルの製造方法
において、 前記複数のテープ型光フアイバ（31〜34）を相互に離間
した状態とする手段を、積層状に収納された前記複数の
テープ型光フアイバ（31〜34）間に残らない形態で、前
記複数のテープ型光フアイバ（31〜34）を積層状に収納
する際に用いる ことを特徴とする光フアイバケーブルの製造方法として
の構成を有する。
或いはまた、前記複数のテープ型光フアイバ（31〜
34）の間にセパレータを介し、前記複数のテープ型光フ
アイバ（31〜34）１枚１枚を溝（２）内に収納する ことを特徴とする光フアイバケーブルの製造方法として
の構成を有する。
34）の間にセパレータを介し、前記複数のテープ型光フ
アイバ（31〜34）１枚１枚を溝（２）内に収納する ことを特徴とする光フアイバケーブルの製造方法として
の構成を有する。
或いはまた、前記セパレータは、スパイラル状のセパ
レータ（４）であることを特徴とする光フアイバケーブ
ルの製造方法としての構成を有する。
レータ（４）であることを特徴とする光フアイバケーブ
ルの製造方法としての構成を有する。
本発明は、複数のテープ型光フアイバ（31〜34）は全
収納工程にわたり、相互に離間した独立した状態で積層
状に配列してらせん溝（２）内に収納する収納方法であ
ることから、複数のテープ型光フアイバ（31〜34）は、
らせん溝（２）内に完全に収納し終わるまで相互に接触
することがない。従って、複数のテープ型光フアイバ
（31〜34）は各々適切な収納長さを備えてらせん溝
（２）内に収納されるので、光フアイバケーブルの機械
特性、伝送特性に影響を及ぼすことがない。以下図面に
基づき実施例について説明する。
収納工程にわたり、相互に離間した独立した状態で積層
状に配列してらせん溝（２）内に収納する収納方法であ
ることから、複数のテープ型光フアイバ（31〜34）は、
らせん溝（２）内に完全に収納し終わるまで相互に接触
することがない。従って、複数のテープ型光フアイバ
（31〜34）は各々適切な収納長さを備えてらせん溝
（２）内に収納されるので、光フアイバケーブルの機械
特性、伝送特性に影響を及ぼすことがない。以下図面に
基づき実施例について説明する。
第１図は本発明の実施例としての光フアイバケーブル
の製造方法による集合装置の要部構成概要図である。第
３図と同じ参照番号は同じ構成要件であることを示す。
第１図により本発明の光フアイバケーブルの製造方法に
おけるテープ型光フアイバ31〜34の収納工程を説明す
る。
の製造方法による集合装置の要部構成概要図である。第
３図と同じ参照番号は同じ構成要件であることを示す。
第１図により本発明の光フアイバケーブルの製造方法に
おけるテープ型光フアイバ31〜34の収納工程を説明す
る。
スペーサ１は軸方向に連続的に移動し、かつ軸方向に
対し回転している。従って、らせん溝２は見かけ上連続
した溝方向にのみ移動する状態となる。このらせん溝２
内にテープ型光フアイバ31〜34を積層状に収納し、らせ
ん溝２外に脱落しないよう押えダイス５により押えられ
る。この際、テープ型光フアイバ31〜34は、セパレー
タ、本実施例ではスパイラルセパレータ４により、各々
相互に接触しないように離間し、独立した状態で、全収
納工程にわたって完全にらせん溝２内に収納される。
対し回転している。従って、らせん溝２は見かけ上連続
した溝方向にのみ移動する状態となる。このらせん溝２
内にテープ型光フアイバ31〜34を積層状に収納し、らせ
ん溝２外に脱落しないよう押えダイス５により押えられ
る。この際、テープ型光フアイバ31〜34は、セパレー
タ、本実施例ではスパイラルセパレータ４により、各々
相互に接触しないように離間し、独立した状態で、全収
納工程にわたって完全にらせん溝２内に収納される。
セパレータをスパイラル状に形成したスパイラルセパ
レータ４とすることにより、複数のらせん溝２に、同時
に複数のテープ型光フアイバ31〜34を収納することがで
き有効である。テープ型光フアイバ31〜34を単一のらせ
ん溝２内に積層状に収納する場合は、一層ごとの離間用
セパレータ４を適用し、同様の効果を発揮できることは
明白である。
レータ４とすることにより、複数のらせん溝２に、同時
に複数のテープ型光フアイバ31〜34を収納することがで
き有効である。テープ型光フアイバ31〜34を単一のらせ
ん溝２内に積層状に収納する場合は、一層ごとの離間用
セパレータ４を適用し、同様の効果を発揮できることは
明白である。
第２図は、本発明の実施例としての光フアイバケーブ
ルの製造方法による集合装置におけるテープ型光フアイ
バ収納工程の説明図である。スペーサ１のらせん溝２内
に、積層状に配列して供給するテープ型光フアイバ31〜
34を、各々スパイラルセパレータ４を介して相互に接触
しないよう離間した状態で導入し、らせん溝２の外に脱
落しないように押えダイス５で押えながら収納してい
く。
ルの製造方法による集合装置におけるテープ型光フアイ
バ収納工程の説明図である。スペーサ１のらせん溝２内
に、積層状に配列して供給するテープ型光フアイバ31〜
34を、各々スパイラルセパレータ４を介して相互に接触
しないよう離間した状態で導入し、らせん溝２の外に脱
落しないように押えダイス５で押えながら収納してい
く。
第２図のテープ型光フアイバ収納工程の説明図は、第
１図に図示したように４枚のテープ型光フアイバ31〜34
をスパイラルセパレータ４を適用して同時にらせん溝２
内に収納する例を示す。
１図に図示したように４枚のテープ型光フアイバ31〜34
をスパイラルセパレータ４を適用して同時にらせん溝２
内に収納する例を示す。
以上説明したように、本発明の光フアイバケーブルの
製造方法は、テープ型光フアイバ各々が収納全工程にわ
たって収納時に相互に接触することなく、各々独立に適
切な収納長さを備えてらせん溝内に収納されるので、テ
ープ型光フアイバの収納時における相互接触による側圧
に起因する変形、破断などを生ずることがなく、機械特
性、伝送特性ともに安定なテープスペーサ型の光フアイ
バケーブルを製造することができ、その効果が顕著であ
る。
製造方法は、テープ型光フアイバ各々が収納全工程にわ
たって収納時に相互に接触することなく、各々独立に適
切な収納長さを備えてらせん溝内に収納されるので、テ
ープ型光フアイバの収納時における相互接触による側圧
に起因する変形、破断などを生ずることがなく、機械特
性、伝送特性ともに安定なテープスペーサ型の光フアイ
バケーブルを製造することができ、その効果が顕著であ
る。
第１図は本発明の実施例としての光フアイバケーブルの
製造方法による集合装置要部構成概要図、第２図は本発
明の実施例としての光フアイバケーブルの製造方法によ
る集合装置におけるテープ型光フアイバ収納工程説明
図、第３図は従来のテープスペーサ型光フアイバケーブ
ルの構造図、第４図は従来の製造方法による集合装置要
部構成概要図である。 １……スペーサ ２……らせん溝 31〜34……テープ型光フアイバ ４……スパイラルセパレータ ５……押えダイス
製造方法による集合装置要部構成概要図、第２図は本発
明の実施例としての光フアイバケーブルの製造方法によ
る集合装置におけるテープ型光フアイバ収納工程説明
図、第３図は従来のテープスペーサ型光フアイバケーブ
ルの構造図、第４図は従来の製造方法による集合装置要
部構成概要図である。 １……スペーサ ２……らせん溝 31〜34……テープ型光フアイバ ４……スパイラルセパレータ ５……押えダイス
Claims (3)
- 【請求項１】外周に溝を有するスペーサの該溝内に複数
のテープ型光フアイバを連続的に積層状に収納する光フ
アイバケーブルの製造方法において、 前記複数のテープ型光フアイバを相互に離間した状態と
する手段を、積層状に収納された前記複数のテープ型光
フアイバ間に残らない形態で、前記複数のテープ型光フ
アイバを積層状に収納する際に用いる ことを特徴とする光フアイバケーブルの製造方法。 - 【請求項２】前記複数のテープ型光フアイバの間にセパ
レータを介し、前記複数のテープ型光フアイバ１枚１枚
を溝内に収納する ことを特徴とする請求項１記載の光フアイバケーブルの
製造方法。 - 【請求項３】前記セパレータは、スパイラル状のセパレ
ータである ことを特徴とする請求項１記載の光フアイバケーブルの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1015494A JP2780299B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 光フアイバケーブルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1015494A JP2780299B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 光フアイバケーブルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02196205A JPH02196205A (ja) | 1990-08-02 |
| JP2780299B2 true JP2780299B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=11890362
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1015494A Expired - Lifetime JP2780299B2 (ja) | 1989-01-25 | 1989-01-25 | 光フアイバケーブルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2780299B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6375714A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-06 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 防水形光ケ−ブル |
| JPS63237008A (ja) * | 1987-03-26 | 1988-10-03 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 防水形光通信ケ−ブル |
-
1989
- 1989-01-25 JP JP1015494A patent/JP2780299B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02196205A (ja) | 1990-08-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090515 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090515 Year of fee payment: 11 |