JP2002258124A - 光ファイバケーブルの製造方法 - Google Patents

光ファイバケーブルの製造方法

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JP2002258124A
JP2002258124A JP2001057602A JP2001057602A JP2002258124A JP 2002258124 A JP2002258124 A JP 2002258124A JP 2001057602 A JP2001057602 A JP 2001057602A JP 2001057602 A JP2001057602 A JP 2001057602A JP 2002258124 A JP2002258124 A JP 2002258124A
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optical fiber
manufacturing
fiber cable
groove
type spacer
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Akira Murayama
彰 村山
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Hitachi Cable Ltd
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SZ型スペーサの溝に光ファイバを収納するこ
とにより光ファイバケ−ブルとする光ファイバケーブル
の製造方法において、光ファイバケーブルの製造速度が
速く、且つSZ型スペーサ溝への光ファイバの収納配列
乱れが発生しない光ファイバケーブルの製造方法を提供
すること。 【解決手段】SZ型スペーサの溝に光ファイバを収納す
ることにより光ファイバケ−ブルとする光ファイバケー
ブルの製造方法において、前記SZ型スペ−サの溝への
光ファイバ収納は、光ファイバ案内ガイドにより行なう
ようにしたことにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバケーブ
ル、特にSZ型スペーサを使用した光ファイバケーブル
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術について以下、図面に基づい
て詳述する。
【0003】図5は、従来の光ファイバケーブルの製造
方法を示した説明図である。図6は、従来の光ファイバ
ケーブルの製造方法に係り、収納部の拡大説明図であ
る。11はスペーサ送出機、12はSZ型スペーサ、1
3は光ファイバ、14は集合ダイス、15は粗巻装置、
16は粗巻、17は上巻装置、18は巻取機である。
【0004】SZ型スペーサ12は、長手方向に複数の
溝が螺旋状に設けられており、その螺旋の巻き方向は一
定区間毎に反転するように構成されている。
【0005】スペーサ送出機11からSZ型スペーサ1
2が送出される。そして、撚口のところで、集合ダイス
14によって光ファイバ13がSZ型スペーサ12の各
溝に収納され、その直後に粗巻装置15によって粗巻1
6が施される。そのようにして、光ファイバ13を所定
の溝に適切に収納することができる。なお、撚口とは、
光ファイバ13がSZ型スペーサ12に収納される部分
を指し、通常は集合ダイス14のある部分である。
【0006】粗巻16が施された後、上巻装置17によ
って上巻きを施す。そして、光ファイバ13が収納さ
れ、且つ上巻されたSZ型スペーサを、巻取機18によ
って巻取ることにより、光ファイバケーブルの製造(S
Z型スペーサに光ファイバを収納するまでの作業)を完
了する。
【0007】なお、粗巻16は、これを施さない場合に
は各溝に収納した光ファイバ13が溝からはみ出してし
まうため、光ファイバ13を各溝に収納した直後に必ず
施す必要がある。言うまでもなく光ファイバ13が溝か
らはみ出してしまうと、それ以後の工程で施される上巻
やシースなどにより側圧や曲げを受け、伝送特性が著し
く劣化し、製品不良を起こす。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の光ファイバケー
ブルの製造方法には、以下に説明する問題点があった。
【0009】SZ型スペーサ12の各溝に、光ファイバ
13を安定に収納するためには、スペーサ送出機11の
送出速度、粗巻装置15の粗巻速度、上巻装置17の上
巻速度、巻取機18の巻取り速度をある一定の速度に制
御しなければならない。従って、これらの速度により光
ファイバケーブルの製造速度が決定される。
【0010】しかしながら、従来の光ファイバケーブル
の製造方法では、この製造速度が非常に遅く作業効率が
悪いという問題があった。
【0011】なお、従来の光ファイバケーブルの製造方
法で、単にスペーサ送出機11の送出速度、粗巻装置1
5の粗巻速度、上巻装置17の上巻速度、巻取機18の
巻取り速度を全て速くして光ファイバケーブルの製造速
度を速くしようとしても、SZ型スペーサ12の各溝に
光ファイバ13を適切に収納することができず、収納配
列に乱れが発生していた。
【0012】従って本発明の目的は、前記した従来技術
の欠点を解消し、SZ型スペーサの溝に光ファイバを収
納することにより光ファイバケーブルを製造する光ファ
イバケーブルの製造方法において、製造速度が速く、且
つSZ型スペーサ溝への光ファイバの収納配列乱れが発
生しない光ファイバケーブルの製造方法を提供すること
にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を実
現するため、SZ型スペーサの溝に光ファイバを収納す
ることにより光ファイバケーブルとする光ファイバケー
ブルの製造方法において、前記SZ型スペーサの溝への
光ファイバ収納は、光ファイバ案内ガイドにより行なう
ようにした。
【0014】前記光ファイバ案内ガイドは、撚口の部分
では前記光ファイバと共に前記SZ型スペーサの溝に収
納し、然る後上部から粗巻した。
【0015】前記光ファイバ案内ガイドは、前記SZ型
スペーサの溝と同数だけ具備した。
【0016】前記光ファイバ案内ガイドは、その外周断
面積をS2又前記SZ型スペーサの溝の断面積S1とす
ると、S2<S1の関係を満足するようにした。
【0017】前記光ファイバ案内ガイドは、その内周断
面積をS3又前記光ファイバの断面積S4とすると、S
4<S3の関係を満足するようにした。
【0018】前記光ファイバ案内ガイドは、可とう性の
ある素材で構成した。
【0019】前記光ファイバ案内ガイドは、表面の摩擦
抵抗が小さな素材で構成した。
【0020】前記光ファイバ案内ガイドは、例えばテフ
ロンで構成しても良い。
【0021】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態を以下、図面に
基づいて詳述する。
【0022】光ファイバケーブル製造の流れは従来技術
と同じである。すなわち、スペーサ送出機から送出され
たSZ型スペーサ1の各溝に、集合ダイス4によって光
ファイバ3を収納し、その直後に粗巻装置によって粗巻
5を施す。その後、上巻装置によって上巻きを施し、巻
取機によって巻取ることにより、光ファイバケーブルの
製造(SZ型スペーサに光ファイバを収納するまでの作
業)を完了する。
【0023】図1は、本発明の光ファイバケーブルの製
造方法の一実施例に係り、収納部の拡大説明図である。
1はSZ型スペーサ、2は光ファイバ案内ガイド、3は
光ファイバ、4は集合ダイス、5は粗巻である。
【0024】本発明の光ファイバケーブルの製造方法で
は、光ファイバ案内ガイド2により光ファイバ3をガイ
ドしていることが特徴である。つまり、光ファイバ案内
ガイド2によりガイドされた光ファイバ3は、光ファイ
バ案内ガイド2と共にSZ型スペーサ1の各溝に集合ダ
イス4により収納され(落とし込まれ)、光ファイバ案
内ガイド2の上から粗巻5が施される。粗巻5が完了し
た部分で光ファイバ3が光ファイバ案内ガイド2を離れ
て、単独でSZ型スペーサ1の溝に収納されることにな
る。
【0025】光ファイバ案内ガイド2は、光ファイバ3
の収納が迅速に行なわれ、且つ収納配列乱れが発生しな
いように次の要件を満たしている。 (1)SZ型スペーサ1の溝と光ファイバ案内ガイド2
との数は同一、すなわち各溝に1本の光ファイバ案内ガ
イド2を使用する。 (2)光ファイバ案内ガイド2の外周断面積S2とSZ
型スペーサの溝の断面積S1との関係は、S2<S1と
する。 (3)光ファイバ案内ガイド2の内周断面積S3と光フ
ァイバ3の断面積S4との関係は、S4<S3とする。 (4)光ファイバ案内ガイド2は、可とう性のある素材
で構成しSZ型スペーサ1の溝とのなす角度が調整可能
なようにする。 (5)光ファイバ案内ガイド2は、外周面はSZ型スペ
ーサ1に、内周面は光ファイバ3に常時接触するため、
例えばテフロンのように表面の摩擦抵抗が小さい素材で
構成する。
【0026】図2は、図1の光ファイバ案内ガイドの第
一実施例を示した断面図である。図3は、図1の光ファ
イバ案内ガイドの第二実施例を示した断面図である。図
4は、図1の光ファイバ案内ガイドの第三実施例を示し
た断面図である。
【0027】第一実施例では断面形状が矩形、第二実施
例では断面形状が円形、第三実施例では断面形状が台形
であり、いずれも所謂中空構造になっているが、いずれ
の光ファイバ案内ガイドも上記5つの要件を満たしてい
る。要するに、光ファイバ案内ガイドは上記の要件を満
たしていれば形状はいずれであっても構わない。
【0028】実際に、図2に示した光ファイバ案内ガイ
ドをテフロンで製作し、光ファイバケーブルの製造を行
なった。結果は、従来に比べて格段の速度で製造するこ
とが可能になった。しかも光ファイバの収納配列乱れは
全く皆無であった。
【0029】
【発明の効果】本発明の光ファイバケーブルの製造方法
によれば、SZ型スペーサの溝に光ファイバを収納する
ことにより光ファイバケ−ブルとする光ファイバケーブ
ルの製造方法において、前記SZ型スペ−サの溝への光
ファイバ収納は、光ファイバ案内ガイドにより行なうよ
うにしたので、光ファイバケーブルの製造速度が速く、
且つSZ型スペーサ溝への光ファイバの収納配列乱れが
発生しないという効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバケーブルの製造方法の一実
施例に係り、収納部の拡大説明図である。
【図2】図1の光ファイバ案内ガイドの第一実施例を示
した断面図である。
【図3】図1の光ファイバ案内ガイドの第二実施例を示
した断面図である。
【図4】図1の光ファイバ案内ガイドの第三実施例を示
した断面図である。
【図5】従来の光ファイバケーブルの製造方法を示した
説明図である。
【図6】従来の光ファイバケーブルの製造方法に係り、
収納部の拡大説明図である。
【符号の説明】
1 SZ型スペーサ 2 光ファイバ案内ガイド 3 光ファイバ 4 集合ダイス 5 粗巻 11 スペーサ送出機 12 SZ型スペーサ 13 光ファイバ 14 集合ダイス 15 粗巻装置 16 粗巻 17 上巻装置 18 巻取機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SZ型スペーサの溝に光ファイバを収納す
    ることにより光ファイバケーブルとする光ファイバケー
    ブルの製造方法において、前記SZ型スペーサの溝への
    光ファイバ収納は、光ファイバ案内ガイドにより行なう
    ようにしたことを特徴とする光ファイバケーブルの製造
    方法。
  2. 【請求項2】前記光ファイバ案内ガイドは、撚口の部分
    では前記光ファイバと共に前記SZ型スペーサの溝に収
    納し、然る後上部から粗巻することを特徴とする請求項
    1記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  3. 【請求項3】前記光ファイバ案内ガイドは、前記SZ型
    スペーサの溝と同数だけ具備することを特徴とする請求
    項1及び2記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  4. 【請求項4】前記光ファイバ案内ガイドは、その外周断
    面積をS2又前記SZ型スペーサの溝の断面積S1とす
    ると、S2<S1の関係を満足することを特徴とする請
    求項1乃至3記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  5. 【請求項5】前記光ファイバ案内ガイドは、その内周断
    面積をS3又前記光ファイバの断面積S4とすると、S
    4<S3の関係を満足することを特徴とする請求項1乃
    至4記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  6. 【請求項6】前記光ファイバ案内ガイドは、可とう性の
    ある素材で構成すること特徴とする請求項1乃至5記載
    の光ファイバケーブルの製造方法。
  7. 【請求項7】前記光ファイバ案内ガイドは、表面の摩擦
    抵抗が小さな素材で構成することを特徴する請求項1乃
    至6記載の光ファイバケーブルの製造方法。
  8. 【請求項8】前記光ファイバ案内ガイドは、テフロン
    (登録商標)で構成することを特徴とする請求項1乃至
    7記載の光ファイバケーブルの製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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