JP2777097B2 - 蓄熱再生式燃焼装置付きベル型焼鈍炉 - Google Patents

蓄熱再生式燃焼装置付きベル型焼鈍炉

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JP2777097B2 JP32875295A JP32875295A JP2777097B2 JP 2777097 B2 JP2777097 B2 JP 2777097B2 JP 32875295 A JP32875295 A JP 32875295A JP 32875295 A JP32875295 A JP 32875295A JP 2777097 B2 JP2777097 B2 JP 2777097B2
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一之 林
慎一 高野
義輝 森山
敏明 花田
裕二 林
信一 中桐
正樹 岡野
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
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Chugai Ro Co Ltd
Nisshin Steel Co Ltd
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に鋼板コイルや
線材コイルの焼鈍に用いる蓄熱再生式燃焼装置付きベル
型焼鈍炉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、鋼板コイルや線材コイルなどの処
理材料を熱処理する焼鈍炉としてベル型焼鈍炉が知られ
ている。このベル型焼鈍炉は、通常、インナカバーで処
理材料を覆って内部に雰囲気ガスを満たし、さらにこの
インナカバーにアウタカバーを被せ、これらのカバー間
に形成された燃焼室で燃焼を行い処理材料を焼鈍するも
のであり、その一例として図5に示すものがある。
【0003】このベル型焼鈍炉30は、炉床32、イン
ナカバー33、及びアウタカバー34を備え、これらカ
バー33,34の間に環状空間をなす燃焼室36が形成
されている。アウタカバー34の下部外周には、複数の
燃焼装置(図示せず)を周方向に均等に取り付けること
ができ、かつ、燃焼装置から延びる火炎が燃焼室36の
接線方向に形成されるように、貫通孔を有する複数の取
付部31が設けてある。このように各取付部31を配置
するのは、通常の燃焼装置による火炎はほぼ円柱状をな
しているので、複数の燃焼装置によってインナカバー3
3を周方向に均一加熱するためである。また、上記各取
付部31は、図5に示すように、燃焼装置の取り付けス
ペースを確保するために、上段、中段、下段というよう
に炉の上下方向に高低差を設けて形成されている。な
お、図5(b)では理解容易化のため、上段、中段、下
段の各取付部31をアウタカバー34の同一縦断面上に
示してある。
【0004】上記アウタカバー34の天井部34aに近
い一側部には、レキュペレータ39が燃焼室36に臨ま
せて組み込まれている。燃焼室36内部の燃焼によって
生じた排ガスは、ブロワ等の吸引力によってレキュペレ
ータ39を介して炉外に放出される。このとき、排ガス
はインナカバー33に熱を伝えながら燃焼室36を上方
に流れ、レキュペレータ39内部の蓄熱媒体を通過する
際に廃熱回収される。回収された廃熱は燃焼用空気の予
熱に利用される。予熱された燃焼用空気は、図示しない
配管を介してアウタカバー34下部に装着される各燃焼
装置に供給され、燃料と混合されて燃焼に供される。
【0005】ところで、ベル型焼鈍炉による処理プロセ
スは、炉内を設定温度まで上昇する加熱工程、この設定
温度に炉内温度を保つ均熱工程、アウタカバーをはずし
て処理材料を冷却する冷却工程の3つの工程に分けられ
る。また、上記均熱工程では、品質を均等なものにする
ため処理材料を均一加熱することが重要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インナカバー
33に熱を伝えた後の排ガスの温度は、燃焼直後に比べ
て低温になっている。このように比較的低温となった排
ガスをアウタカバー34の一側部に設けた1つのレキュ
ペレータ39から吸引すると、アウタカバー天井部34
a近傍の燃焼室36の排ガスの温度は、レキュペレータ
39設置側で低く、その周方向反対側で高くなってお
り、インナカバー33の表面温度にも周方向に温度差を
生じていた。その結果、インナカバー33内部のコイル
材35についても周方向に温度差を生じ、均熱を完全な
ものにすることができないという問題があった。
【0007】一方、レキュペレータ39をアウタカバー
34の天井部34aに設置すれば、インナカバー33の
周方向の不均一加熱を是正することが可能である。しか
し、この場合には、クレーンでアウタカバー34および
インナカバー33を吊り上げる際に、レキュペレータ3
9に接続される燃焼用空気配管等がクレーン金具と干渉
したり、クレーンの揚程を大きくとる必要があるために
建設費が高くなるという問題を生じることから、適当で
ない。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は以上の
問題点を解消するため、処理材料をインナカバーで覆
い、さらにこのインナカバーにアウタカバーを被せ、こ
れらのインナカバーとアウタカバーとの間の燃焼室で燃
焼を行い処理材料を熱処理するベル型焼鈍炉において、
上記アウタカバーの下部周円の180°対称位置に、一
対のスリット型蓄熱再生式燃焼装置を上記燃焼室に向け
て接線方向から縦偏平火炎が形成されるようにそれぞれ
配置すると共に、上記アウタカバーの天井部に燃焼によ
り生じた排ガスの一部を放出するベント孔を形成したも
のである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施例について説明する。図1において、蓄熱
再生式燃焼装置付きベル型焼鈍炉1は炉床2、インナカ
バー3、及びアウタカバー4で構成されている。通常、
処理材料であるコイル材5は炉床2上に積み重ね、イン
ナカバー3、さらにアウタカバー4で覆い、インナカバ
ー3とアウタカバー4との間の燃焼室6で燃焼を行い熱
処理される。
【0010】アウタカバー4は、下部周円の180°対
称位置に一対のスリット型蓄熱再生式燃焼装置(以下、
「燃焼装置」という。)7a,7bと、天井部4aにベ
ント孔8を備えている。図2に示すように、燃焼装置7
a,7bは、内部のヘッダ管8a,8bから燃料を面状
に噴出することにより、燃焼室6に向けて接線方向から
縦偏平火炎が形成されるようになっている。なお、ベン
ト孔8には外気が燃焼室6に流入するのを防止するため
の弁等の逆止機構を設けるのが好ましい。
【0011】燃焼装置7a,7bは、燃焼室6に燃料を
噴出して燃焼する機能と、燃焼室6の排ガスを吸引して
その廃熱を回収する機能を有し、これらの機能を達成す
るため、通気性の蓄熱媒体を有する蓄熱器9a,9bを
備えている。
【0012】燃焼装置7a,7bのヘッダ管8a,8b
は、蓄熱器9a,9bを貫通してそれぞれ延びる燃料分
岐管12a,12b、及び燃料本管13を介して燃料供
給装置14に接続されており、燃料分岐管12a,12
bには燃料切替弁15a,15b、燃料本管13には燃
料制御弁16が設けてある。
【0013】一方、燃焼装置7a,7bの本体には、そ
れぞれに対応した給排気管17a,17bが接続されて
いる。この給排気管17a,17bはさらに空気供給管
18a,18bと排ガス排気管23a,23bに別れて
おり、それぞれの空気供給管18a,18bが空気本管
19を介して燃焼空気供給用ブロア20に接続され、そ
れぞれの排ガス排気管23a,23bが排ガス本管24
を介して排ガスブロア25に接続されている。これらの
空気供給管18a,18bには空気切替弁21a,21
b、空気本管19には空気制御弁22が設けてある。同
様に、それぞれの排ガス排気管23a,23bには排ガ
ス切替弁26a,26b、排ガス本管24には排ガス制
御弁27が設けてある。そして、燃料制御弁16、空気
制御弁22、及び排ガス制御弁27は空燃比制御装置2
8によりそれらの開度が調整されるようになっている。
【0014】次に、蓄熱再生式燃焼装置付きベル型焼鈍
炉1の動作を説明する。前述のように、上記焼鈍炉1の
熱処理は、加熱工程、均熱工程、及び冷却工程に分けら
れる。加熱工程では、燃焼装置7a,7bで交互に燃焼
を繰り返すとともに、非燃焼状態にある燃焼装置7aま
たは7bから燃焼室6の排ガスを吸引排気してその廃熱
を回収しながらコイル材5を所定温度まで加熱する。な
お、加熱工程及び均熱工程では、通常、排ガスの約80
%を燃焼装置7a,7bで回収し、残りの約20%の排
ガスをベント孔8から排気するが、この比率は燃料の種
類によって変化し、一般には排ガスの持つ顕熱と予熱空
気が受け取れる顕熱比から算出され、空燃比制御弁装置
28による排ガス制御弁27の開度調整によって設定さ
れる。
【0015】具体的に、燃焼動作と廃熱回収動作を説明
する。いま一方の燃焼装置7aで燃料を燃焼し、他方の
燃焼装置7bで廃熱を回収するものとする。この場合、
燃料配管系では、燃料制御弁16、燃料切替弁15aを
開いて燃料供給装置14から燃焼装置7aのヘッダ管8
aに燃料を供給する。他方、燃料切替弁15bを閉じて
燃焼装置7bへの燃料供給を遮断する。
【0016】空気配管系では、空気制御弁22、空気切
替弁21aを開いて燃焼装置7aに燃焼用空気を供給す
る。他方、空気切替弁21bを閉じて燃料装置7bへの
供給を遮断する。燃焼装置7aのヘッダ管8aに供給さ
れた燃料は燃焼室6に向かって面状に噴出され、蓄熱器
9aを通過して流入した空気と混合して燃焼し、縦偏平
火炎を形成する。
【0017】排ガス配管系では、排ガス制御弁27と排
ガス切替弁26bを開き、他方の排ガス切替弁26aを
閉じる。これにより、燃焼室6の排ガスの約80%が燃
焼装置7bに吸引され、蓄熱器9bでその廃熱が回収さ
れた後、排ガスブロア25で排気される。残りの20%
の排ガスはベント孔8から外部に自然に排気される。
【0018】以上の動作が所定時間継続された後、次に
燃焼装置7bで燃焼を行い、他方の燃焼装置7aで廃熱
を回収する動作に移る。この場合、燃料配管系では、燃
料切替弁15aを閉じて燃焼装置7aへの燃料供給を遮
断し、燃料切替弁15bを開いて燃料供給装置14から
燃焼装置7bのヘッダ管8bに燃料を供給する。一方、
空気配管系では、空気切替弁21aを閉じて燃焼装置7
aへの空気供給を遮断し、空気切替弁21bを開いて燃
焼装置7bに空気を供給する。燃焼装置7bに供給され
た空気は、蓄熱器9bに回収された廃熱で予熱されて燃
焼室6に噴出される。ヘッダ管8bから燃焼室6に面状
に噴出された燃料は予熱空気と混合して燃焼し、縦偏平
火炎を形成する。
【0019】排ガス配管系では、排ガス切替弁26aを
開き、他方の排ガス切替弁26bを閉じる。これによ
り、燃焼室6の排ガスの約80%が燃焼装置7aに吸引
され、蓄熱器9aでその廃熱が回収された後、排ガスブ
ロア25で排気される。残りの20%の排ガスはベント
孔8から外部に自然に排気される。このようにして、燃
焼装置7a,7bでは、燃焼動作と廃熱回収動作が所定
時間ごとに交互に行われて炉内温度が設定温度まで昇温
される。
【0020】均熱工程では、コイルの全体の温度が均一
な温度になるまで設定炉内温度を維持するだけでよいの
で、加熱工程時の燃焼状態に対して、各燃焼装置7a,
7bの燃焼量を小さくするターンダウン制御や、各燃焼
装置7a,7bについて燃焼動作と廃熱回収動作との間
に所定時間休止する状態を設けるオンーオフ制御を行
う。このようにして所定時間の均熱工程を終了すると、
従来と同様の冷却工程でコイルは冷却される。
【0021】以上に説明したように、焼鈍炉1の燃焼装
置7a,7bとして縦偏平火炎が形成されるスリット型
のものを用いている。縦偏平火炎はインナカバー3との
接触面積が大きく、従来例の焼鈍炉30のように通常の
燃焼装置を複数配置して同一容量で燃焼させる場合より
も、インナカバーを効率よく加熱することができる。
【0022】また、図2に示すように、燃焼装置7aが
燃焼状態にあるときは、高温排ガスはインナカバー3に
十分に熱を伝えながらその周囲を矢印a方向に半周回っ
て燃焼装置7bに吸引される。一方、燃焼装置7bが燃
焼状態にあるときには、排ガスはインナカバー3の周囲
を矢印b方向に半周回って燃焼装置7aで吸引される。
この2つの状態が交互に繰り返されることで、インナカ
バー3の周囲に排ガスの流れが均等に形成される。さら
に、アウタカバー4の天井部4aに形成したベント孔8
から約20%の排ガスが自然排気されることによって、
インナカバー3の上部の周囲にも偏りのないほぼ均一な
排ガスの流れが形成される。これらにより、インナカバ
ー3の全体について周方向の温度偏差がほぼ解消され、
コイル材5の均熱度が向上する。
【0023】本発明にかかる焼鈍炉1と従来例の焼鈍炉
30との比較実験を行った結果を図3、4に示す。な
お、図面中、縦軸は炉上部におけるインナカバー表面
(細線)およびコイル材表面(太線)の周方向の最大温
度差、横軸は経過時間を表しており、いずれの焼鈍炉で
も加熱工程中の燃焼量は100万Kcal/時間とし
た。
【0024】図3、4から明らかなように、インナカバ
ー表面の最大温度差は本発明の焼鈍炉1では約8℃であ
るのに対して従来例の焼鈍炉30では約23℃あり、焼
鈍炉1の方が加熱工程においてインナカバーを周方向に
満遍なく加熱する効果に優れていることが分かる。
【0025】また、均熱工程(約5時間経過後以降)に
おいて、本発明の焼鈍炉1ではインナカバー表面の温度
差は2℃以下、コイル表面の温度差はごく僅か(1℃以
下)であった。一方、従来例の焼鈍炉30では、インナ
カバー表面の温度差は5℃程度、コイル表面の温度差は
1℃程度あり、このコイル表面の温度差は均熱時間を長
くしても解消されなかった。換言すれば、本発明によれ
ば、炉上部のコイル材についてもほぼ完全に均熱できる
ことが分かる。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の蓄熱再生式燃焼装置付きベル型焼鈍炉では、スリット
型蓄熱再生式燃焼装置から燃焼室に向けて接線方向に縦
偏平火炎が形成される。この縦偏平火炎は、通常の燃焼
装置によって形成される円柱状の火炎に比べてインナカ
バーとの接触面積が大きいために、インナカバーを効率
よく加熱することができる。
【0027】一対のスリット型蓄熱再生式燃焼装置は、
燃焼動作と排ガス吸引による廃熱回収動作を所定時間ご
とに交互に繰り返すことで、排ガスの流れがインナカバ
ーの周囲を均等に覆うように構成されている。また、ア
ウタカバーの天井部にベント孔を形成してあるため、そ
こから排ガスの一部がスムーズに放出され、インナカバ
ー上部の周囲にも周方向にほぼ均一な排ガスの流れが形
成される。これにより、インナカバー上部の周方向の温
度差が縮小し、処理材料の均熱をほぼ完全なものにする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る蓄熱再生式燃焼装置付きベル型
焼鈍炉の縦断面図とその配管系統図である。
【図2】 図1に示す焼鈍炉の横断面図である。
【図3】 本発明の焼鈍炉における焼鈍時間と、炉上部
のインナカバー表面及びコイル材表面の周方向最大温度
差との関係を示す図である。
【図4】 従来例の焼鈍炉における焼鈍時間と、炉上部
のインナカバー表面及びコイル材表面の周方向最大温度
差との関係を示す図である。
【図5】 従来例の焼鈍炉における(a)横断面図と、
(b)縦断面図である。
【符号の説明】
1…蓄熱再生式燃焼装置付きベル型焼鈍炉、3…インナ
カバー、4…アウタカバー、5…コイル材(処理材
料)、6…燃焼室、7a,7b…スリット型蓄熱再生式
燃焼装置、8…ベント孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高野 慎一 大阪府大阪市西区京町堀2丁目4番7号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 森山 義輝 大阪府堺市石津西町五番地 日新製鋼株 式会社堺製造所内 (72)発明者 花田 敏明 大阪府堺市石津西町五番地 日新製鋼株 式会社堺製造所内 (72)発明者 林 裕二 大阪府堺市石津西町五番地 日新製鋼株 式会社堺製造所内 (72)発明者 中桐 信一 大阪府堺市石津西町五番地 日新製鋼株 式会社堺製造所内 (72)発明者 岡野 正樹 大阪府堺市石津西町五番地 日新製鋼株 式会社堺製造所内 (56)参考文献 特開 平7−102326(JP,A) 特開 平7−260360(JP,A) 実開 昭58−83451(JP,U) 特公 昭59−10977(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C21D 9/663 - 9/677

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 処理材料をインナカバーで覆い、さらに
    このインナカバーにアウタカバーを被せ、これらのイン
    ナカバーとアウタカバーとの間の燃焼室で燃焼を行い処
    理材料を熱処理する焼鈍炉において、 上記アウタカバーの下部周円の180°対称位置に、一
    対のスリット型蓄熱再生式燃焼装置を上記燃焼室に向け
    て接線方向から縦偏平火炎が形成されるようにそれぞれ
    配置すると共に、上記アウタカバーの天井部に燃焼によ
    り生じた排ガスの一部を放出するベント孔を形成したこ
    とを特徴とする蓄熱再生式燃焼装置付きベル型焼鈍炉。
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