JP2776879B2 - 接点の溶接方法 - Google Patents

接点の溶接方法

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幸晴 田中
英俊 竹山
卓雄 久保田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、超小型のリレーに用いられる所謂双子接点
を溶接する接点の溶接方法に関するものである。
[従来の技術] 第10図及び第11図は従来例を示し、接点バネ1を加工
する前のバネ材2の端部に接点材3をプレス加工して、
分岐された接点バネ1の先端に接点部4を形成するよう
にしていた。
第12図及び第13図は他の従来例を示し、テープ接点か
ら切断した接点5を分岐された接点バネ1の先端に溶接
して、接点5を固着するものである。
[発明が解決しようとする課題] 前者の場合においては、接点材3は帯状で貴金属材料
を用いているため、プレス加工により材料ロスが大き
く、また、接点間耐電圧が低く、耐サージ電流遮断容量
が小さいという問題がある。
後者の場合では、双子接点構成の接点5を夫々接点バ
ネ1の端部に溶接しているため、超小型双子接点での自
動溶接化が困難となる。つまり、第14図(a)に示すよ
うに、接点間の寸法をAとした場合に、自動溶接化のた
めには、同図(b)に示すように、接点間ピッチB(B
>A)を大きくする必要があり、バネ材のロス、部品の
小型化が困難となる。
本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、
複数の接点構成を得る場合に、材料ロスを少なく、しか
も、容易に形成できるようにした接点の溶接方法を提供
することを目的としたものである。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は、先端が複数に分岐された接点板の先端部分
と、該接点板の長手方向と交差する方向に配した接点部
材とを溶接し、該溶接後に接点板の分岐部分に対応した
接点部材の部分を切断するようにしたものである。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図において、第1図(a)は双子接点テ
ープ6の斜視図を示し、長手方向に接点部7を形成し、
また、下面には溶接用の突部8が形成してある。第2図
に示すように双子接点テープ6の平板状の基台6aはCu合
金からなり、接点部7はAg合金で形成してある。この双
子接点テープ7を第1図(b)に示すように、長手方向
と交差する方向に切断して接点本体9を形成し、接点本
体9を先端を2つに分岐した接点バネ1の先端に配置す
る。そして、同図(c)に示すように、接点本体9と接
点バネ1とを溶接する。このとき、接点本体9の突部8
が熔融し、接点本体9が接点バネ1の先端に固着され
る。次に、同図(d)に示すように、接点本体9の接点
部7を接続している薄肉部の接続部(図中の斜線部分)
10をプレス加工により切断し、同図(e)(f)に示す
ように両接点部7を分離する。尚、実施例では双子接点
の場合を示しているが、2つ以上の接点の場合でも同様
である。
第3図は上記の溶接する場合を示しており、同図
(a)に示すように、溶接機11の孔12を介して接点本体
9を吸引搬送して、接点本体9を接点バネ1の上に配置
し、溶接を行う。尚、上記孔12の大きさは、接点部7以
外の接続部10の大きさに合わせて大きくしてあり、接点
本体9の吸着力を向上させている。同図(a)が溶接時
を示し、同図(b)は溶接後を示している。第4図はプ
レス加工をする場合を示し、治具14の孔15にパンチ13を
挿入して、接点本体9の接続部10を切断する。同図
(a)は分断時を示し、同図(b)は分断後を示してい
る。上記の方法で接点本体9を溶接することで、溶接強
度を向上させ、スプラッシュを減少させ、さらに、接点
部7の表面には溶接電極跡の痕跡を残さないものであ
る。また、双子接点テープ7は単一の接点テープとは異
なり、断面積を拡大させることができ、そのため、剛性
が増し、供給トラブルが減少する。
第5図は他の実施例を示し、双子接点テープ6を平板
状とした場合である。方法は上記の実施例と同じであ
り、双子接点テープ6を所定の幅で切断し、接点バネ1
の上に配置して接点本体9と接点バネ1とを溶接し、そ
の後、接点本体9の接続部10をプレス加工にて切断す
る。
第6図は上記接点バネ1を用いたリレーを示し、ベー
ス21上にコイル22を巻装した鉄心23が配置され、鉄心23
の端部間には永久磁石24が介装してある。また、鉄心23
の両端面間には接極子25が中央部を中心に揺動自在に配
置され、接極子25を支持する支持部26の端部両側には上
記接点バネ1が一体的に設けられ、接点バネ1の分岐し
た先端には双子接点の接点部7が固着されている。ま
た、接点部7と相対する可動接点27は端子板28に固着し
てある。ベース21の下面からは、上記端子板28の他、コ
イル端子や、共通端子等の各端子板29が垂下されてい
る。30はカバーである。
ところで、第7図は接点部7を接点バネ1に溶接した
場合を示し、この場合は、接点部7の接点表面に溶接す
るのではなく、基台6aに溶接を施すようにしている。図
中の×印が溶接跡を示している。つまり、基台6aの両側
に溶接をしている。従って、接点部7の表面には溶接跡
がなく、また素材の変質もない接点溶接が可能となる。
また、接点部7の表面への電極材の粉の付着はない。さ
らに、溶接を行うCu合金基台6aの部分が増えている分だ
け、放熱効果が増し、開閉容量のアップ、接点開閉寿命
が増加することになる。また、第8図に示すように、基
台6aに接点部7を2つ形成するようにしてもよい。この
場合には、微少負荷開閉時双子接点効果が有り、接触信
頼性が向上する。また、第9図に示すように、双子接点
構造としても良く、この場合には、双子接点効果と上記
の効果の相乗効果で、更に接触信頼性が向上する。
[発明の効果] 本発明は上述のように、先端が複数に分岐された接点
板の先端部分と、該接点板の長手方向と交差する方向に
配した接点部材とを溶接し、該溶接後に接点板の分岐部
分に対応した接点部材の部分を切断するようにしたもの
であるから、超小型の溶接接点を有する2以上の接点構
成を得ることができ、そのため、接点の接触信頼性が高
く、且つ接点開閉容量を向上でき、また、材料ロスが少
なく安価な接点構造を得ることができる効果を奏するも
のである。
また、上記接点部材の接点開閉部分にのみ貴金属材料
を固着していることで、つまり、切断する部分以外の接
点開閉部分にのみ貴金属材料を固着しているため、切断
しても貴金属材料のロスはないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(f)は本発明の実施例の溶接を示す工
程図、第2図は同上の断面図、第3図(a)(b)は同
上の夫々溶接する場合の断面図、第4図(a)(b)は
同上の夫々分断する場合の断面図、第5図(a)〜
(f)は同上の他の実施例の溶接を示す工程図、第6図
(a)〜(d)は同上のリレーの平断面図、横断面図、
破断側面図及び第6図(b)のX部分の拡大図、第7図
は同上の斜視図、第8図は同上のシングル接点構造とし
た場合の正面図、第9図は同上の双子接点構造とした場
合の正面図、第10図(a)(b)は従来例の平面図及び
側面図、第11図は同上の斜視図、第12図は他の従来例の
斜視図、第13図は同上の斜視図、第14図(a)(b)は
同上の説明図である。 1は接点バネ、7は接点部である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 戸田 利明 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−198013(JP,A) 特開 昭60−208019(JP,A) 実開 昭49−150662(JP,U) 実開 昭63−70625(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 1/06 - 1/66 H01H 11/00 - 11/06 H01H 49/00 - 50/92

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端が複数に分岐された接点板の先端部分
    と、該接点板の長手方向と交差する方向に配した接点部
    材とを溶接し、該溶接後に接点板の分岐部分に対応した
    接点部材の部分を切断するようにした接点の溶接方法。
  2. 【請求項2】上記接点部材の接点開閉部分にのみ貴金属
    材料を固着したことを特徴とする請求項1記載の接点の
    溶接方法。
JP7581689A 1989-03-28 1989-03-28 接点の溶接方法 Expired - Lifetime JP2776879B2 (ja)

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