JP2974704B2 - チェンジ・オーバコンタクトリレー用の接点装置 - Google Patents
チェンジ・オーバコンタクトリレー用の接点装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/58—Electric connections to or between contacts; Terminals
- H01H1/5822—Flexible connections between movable contact and terminal
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H11/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches
- H01H11/04—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts
- H01H11/041—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion
- H01H11/043—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion by resistance welding
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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- H01H11/041—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion
- H01H2011/047—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of electric switches of switch contacts by bonding of a contact marking face to a contact body portion on both sides of the contact body portion
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、チェンジ・オーバコンタクトリレー用の接
点装置であって、可動の接点ばねが設けられており、該
接点ばねがその自由端部において両側に各1つの切換え
接点部材を有しており、かつ該切換え接点部材の範囲に
切欠きを有しており、この場合より線状の接続導体が、
切換え接点部材のうちの少なくとも1つと直接的に導電
接続されている形式のものに関する。
点装置であって、可動の接点ばねが設けられており、該
接点ばねがその自由端部において両側に各1つの切換え
接点部材を有しており、かつ該切換え接点部材の範囲に
切欠きを有しており、この場合より線状の接続導体が、
切換え接点部材のうちの少なくとも1つと直接的に導電
接続されている形式のものに関する。
高い切換え能力を備えた上記形式のチェンジ・オーバ
コンタクトリレー用の接点装置(ヨーロッパ特許公開第
0167668号明細書)では、対応接点エレメントの間にお
いて可動の2つの接点ばねはその自由端部に、両側に配
置された2つの切換え接点部材を備えている。可動の接
点ばねの片側に配置された第1の切換え接点部材は、銅
より線として構成された電気的な接続導体と直接接続さ
れているので、接点ばね自体は切り換えられる電流を通
さない。電気的な接続導体と第1の切換え接点部材とを
接続するのに十分な接続面を得るために、第1の切換え
接点部材は、可動の接点ばねの自由端部の幅を上回るほ
ど長く構成されている。そして、接点ばねの自由端部に
他方の側に配置された第2の切換え接点部材の幅は、接
点ばねの自由端部の幅にほぼ相当している。この比較的
短い切換え接点部材は、公知の接点装置では、接点ばね
と溶接されているか又は、付加部を用いて、比較的長い
第1の切換え接点部材と結合されている。公知の両方の
構成において、切り換えられる電流は接点ばねの接点形
成する各位置において、長い切換え接点部材を介して流
れ、この結果この長い接点部材は、短い接点部材に比べ
てより強く加熱されることになる。切り換えられる電流
が短い切換え接点部材に流れる場合には、電流は少なく
とも2つの接続部を通過しなくてはならない。しかしな
がら各接続部は、電気的な出力損失の原因となる高めら
れたオーム抵抗を形成する。また異なった構成をもつ切
換え接点部材によって、非対称的な質量分配が生ぜしめ
られ、この非対称的な質量分配は、切換え動作中におけ
る不都合な動的特性、例えば強められたスナップ傾向に
おける動的特性によって、顕著なものになる。また公知
の接点装置では長い切換え接点部材によって、切換え接
点部材の純然たる接点形成面のために必要な貴金属必要
量に比べて著しく高められた貴金属必要量が必要にな
る。さらに、異なった長さの切換え接点部材の製造及び
加工によって、公知の接点装置にかかる製造コストが高
騰する。
コンタクトリレー用の接点装置(ヨーロッパ特許公開第
0167668号明細書)では、対応接点エレメントの間にお
いて可動の2つの接点ばねはその自由端部に、両側に配
置された2つの切換え接点部材を備えている。可動の接
点ばねの片側に配置された第1の切換え接点部材は、銅
より線として構成された電気的な接続導体と直接接続さ
れているので、接点ばね自体は切り換えられる電流を通
さない。電気的な接続導体と第1の切換え接点部材とを
接続するのに十分な接続面を得るために、第1の切換え
接点部材は、可動の接点ばねの自由端部の幅を上回るほ
ど長く構成されている。そして、接点ばねの自由端部に
他方の側に配置された第2の切換え接点部材の幅は、接
点ばねの自由端部の幅にほぼ相当している。この比較的
短い切換え接点部材は、公知の接点装置では、接点ばね
と溶接されているか又は、付加部を用いて、比較的長い
第1の切換え接点部材と結合されている。公知の両方の
構成において、切り換えられる電流は接点ばねの接点形
成する各位置において、長い切換え接点部材を介して流
れ、この結果この長い接点部材は、短い接点部材に比べ
てより強く加熱されることになる。切り換えられる電流
が短い切換え接点部材に流れる場合には、電流は少なく
とも2つの接続部を通過しなくてはならない。しかしな
がら各接続部は、電気的な出力損失の原因となる高めら
れたオーム抵抗を形成する。また異なった構成をもつ切
換え接点部材によって、非対称的な質量分配が生ぜしめ
られ、この非対称的な質量分配は、切換え動作中におけ
る不都合な動的特性、例えば強められたスナップ傾向に
おける動的特性によって、顕著なものになる。また公知
の接点装置では長い切換え接点部材によって、切換え接
点部材の純然たる接点形成面のために必要な貴金属必要
量に比べて著しく高められた貴金属必要量が必要にな
る。さらに、異なった長さの切換え接点部材の製造及び
加工によって、公知の接点装置にかかる製造コストが高
騰する。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第1665958号明細書に
基づいて公知の接点装置では、接点ばねが両側に接点部
材を有している。この場合電流供給のための接続部とし
ては、U字形の別の板ばねが働くので、接点部材の範囲
には2倍の板ばね厚さが存在している。給電用のこの板
ばねは、いずれにせよ接点ばねに対して付加的な力を加
えるので、この理由から板ばねはその横断面においても
制限されており、したがって任意に高い電流を通すとは
できない。また給電用の板ばねはその板ばね形状に基づ
いて、任意の方向に曲げることも不可能であり、したが
って完全に規定された接点ばね配置形式のためにしか使
用することができない。英国特許出願公開第1158119号
明細書には、接点部材を両側に取り付けられた接点ばね
配置形式が示されており、この場合接点部材は接点ばね
における孔を通して互いに溶接されている。この構成で
はしかしながら別体の給電部は設けられていない。
基づいて公知の接点装置では、接点ばねが両側に接点部
材を有している。この場合電流供給のための接続部とし
ては、U字形の別の板ばねが働くので、接点部材の範囲
には2倍の板ばね厚さが存在している。給電用のこの板
ばねは、いずれにせよ接点ばねに対して付加的な力を加
えるので、この理由から板ばねはその横断面においても
制限されており、したがって任意に高い電流を通すとは
できない。また給電用の板ばねはその板ばね形状に基づ
いて、任意の方向に曲げることも不可能であり、したが
って完全に規定された接点ばね配置形式のためにしか使
用することができない。英国特許出願公開第1158119号
明細書には、接点部材を両側に取り付けられた接点ばね
配置形式が示されており、この場合接点部材は接点ばね
における孔を通して互いに溶接されている。この構成で
はしかしながら別体の給電部は設けられていない。
ゆえに本発明の課題は、冒頭に述べた形式の接点装置
を改良して、著しく改善された運転特性を有しかつそれ
と同時に製造コストが安価が接点装置を提供することで
ある。
を改良して、著しく改善された運転特性を有しかつそれ
と同時に製造コストが安価が接点装置を提供することで
ある。
この課題を解決するための本発明の構成では、チェン
ジ・オーバコンタクトリレー用の接点装置において、可
動の接点ばねが設けられており、該接点ばねがその自由
端部において両側に各1つの切換え接点部材を有してお
り、該切換え接点部材の範囲に接点ばねが切欠きを有し
ており、より線状の接続導体が、そのプレート状にエン
ボス加工された端部で、接点ばねの自由端部の扁平側面
と接続されており、第1の切換え接点部材が、接続導体
の、接点ばねとは反対の側において、該接続導体と直接
的に導電接続されており、第2の切換え接点部材が、接
点ばねの、接続導体に向かい合っている側に、配置され
ていて、かつ切欠きを介して同様に直接的に接続導体と
導電接続されている。
ジ・オーバコンタクトリレー用の接点装置において、可
動の接点ばねが設けられており、該接点ばねがその自由
端部において両側に各1つの切換え接点部材を有してお
り、該切換え接点部材の範囲に接点ばねが切欠きを有し
ており、より線状の接続導体が、そのプレート状にエン
ボス加工された端部で、接点ばねの自由端部の扁平側面
と接続されており、第1の切換え接点部材が、接続導体
の、接点ばねとは反対の側において、該接続導体と直接
的に導電接続されており、第2の切換え接点部材が、接
点ばねの、接続導体に向かい合っている側に、配置され
ていて、かつ切欠きを介して同様に直接的に接続導体と
導電接続されている。
本発明の利点としては、接点ばねの各接点形成位置に
おいて切り換えられる電流が、ただ1つの接続箇所もし
くは電気的な接続部を介してその都度の切換え接続部材
に流れるということが挙げられる。そして各切換え接点
部材のためには、電気的な接続導体の一方の端部とのそ
の都度接続するための接点面を設けるだけでよいので、
第1の切換え接点部材において必要な貴金属必要量は著
しく減じられ、かつ本発明による接点装置の両切換え接
点部材の不均一な加熱も有利な形で回避される。さら
に、切換え接点部材がほぼ等しく構成されていることに
よって、接点ばねの自由端部の範囲における質量は著し
く有利につまり均等に分配されることになる。
おいて切り換えられる電流が、ただ1つの接続箇所もし
くは電気的な接続部を介してその都度の切換え接続部材
に流れるということが挙げられる。そして各切換え接点
部材のためには、電気的な接続導体の一方の端部とのそ
の都度接続するための接点面を設けるだけでよいので、
第1の切換え接点部材において必要な貴金属必要量は著
しく減じられ、かつ本発明による接点装置の両切換え接
点部材の不均一な加熱も有利な形で回避される。さら
に、切換え接点部材がほぼ等しく構成されていることに
よって、接点ばねの自由端部の範囲における質量は著し
く有利につまり均等に分配されることになる。
本発明による接点装置の別の有利な構成では、別の切
換え接点部材のうちの少なくとも1つが、付加部を有し
ていて、該付加部が、電気的な接続導体の一方の端部と
導電接続されている。このような付加部が設けられてい
ることによって、一方では導電接続部を形成するための
規定された範囲を有利な形式で得ることができ、かつ他
方ではこの付加部によって場合によっては接点ばねの厚
さを克服することができる。
換え接点部材のうちの少なくとも1つが、付加部を有し
ていて、該付加部が、電気的な接続導体の一方の端部と
導電接続されている。このような付加部が設けられてい
ることによって、一方では導電接続部を形成するための
規定された範囲を有利な形式で得ることができ、かつ他
方ではこの付加部によって場合によっては接点ばねの厚
さを克服することができる。
本発明の別の有利な構成では、電気的な接続導体の一
方の端部が、付加部を有していて、該付加部が少なくと
も1つの別の切換え接点部材と導電接続されている。本
発明による接点装置がこのように構成されていると、完
全に等しく構成された切換え接点部材を使用できるとい
う利点が得られる。すなわちこのことは、同一の切換え
接点部材の部材数がこのように高められることに基づい
て、経済性の観点において有利である。電気的な接続導
体の一方の端部における付加部は、例えば、電気的な接
続導体の一方の端部が溶接行程においてシールされた後
で、エンボス加工によって製造することができる。また
別の実施例では、第2の切換え接点部材と電気的な接続
導体の一方の端部とがそれぞれ付加部を有しており、両
付加部の合計が接点ばねの厚さに相当している。
方の端部が、付加部を有していて、該付加部が少なくと
も1つの別の切換え接点部材と導電接続されている。本
発明による接点装置がこのように構成されていると、完
全に等しく構成された切換え接点部材を使用できるとい
う利点が得られる。すなわちこのことは、同一の切換え
接点部材の部材数がこのように高められることに基づい
て、経済性の観点において有利である。電気的な接続導
体の一方の端部における付加部は、例えば、電気的な接
続導体の一方の端部が溶接行程においてシールされた後
で、エンボス加工によって製造することができる。また
別の実施例では、第2の切換え接点部材と電気的な接続
導体の一方の端部とがそれぞれ付加部を有しており、両
付加部の合計が接点ばねの厚さに相当している。
本発明による接点装置のさらに別の構成では、付加部
が、接点ばねの自由端部に設けられた切欠きに貫通係合
している。このような切欠きが設けられていると、付加
部の位置決めを簡単化することができ、この結果全体と
してより高い製造精度を得ることが可能である。
が、接点ばねの自由端部に設けられた切欠きに貫通係合
している。このような切欠きが設けられていると、付加
部の位置決めを簡単化することができ、この結果全体と
してより高い製造精度を得ることが可能である。
本発明のさらに別の有利な構成では、付加部が切欠き
に固定されている。このように構成されていると、製造
行程中に、付加部を有するエレメント、つまり電気的な
接続導体の一方の端部及び/又は第2の切換え接点部材
と、接点ばねとの間において、構造ユニットが形成さ
れ、このような構造ユニットは、例えば製造中における
取扱いに関して有利である。
に固定されている。このように構成されていると、製造
行程中に、付加部を有するエレメント、つまり電気的な
接続導体の一方の端部及び/又は第2の切換え接点部材
と、接点ばねとの間において、構造ユニットが形成さ
れ、このような構造ユニットは、例えば製造中における
取扱いに関して有利である。
本発明による接点装置の別の有利な構成では、導電接
続部が溶接結合部であり、切換え接点部材がその溶接区
域の範囲に、溶接特性を改善する被覆部を有している。
このように構成されていると、その都度に切換え接点部
材と電気的な接続導体の一方の端部との間における溶接
結合部の導電性及び機械的な品質が、さらに改善され、
これによって、この範囲におけるオーム抵抗を低減させ
ることができ、ひいては、切り換えられる電流が流れて
いる間における切換え接点部材もしくは接点装置全体の
加熱を、さらに減じることができる。
続部が溶接結合部であり、切換え接点部材がその溶接区
域の範囲に、溶接特性を改善する被覆部を有している。
このように構成されていると、その都度に切換え接点部
材と電気的な接続導体の一方の端部との間における溶接
結合部の導電性及び機械的な品質が、さらに改善され、
これによって、この範囲におけるオーム抵抗を低減させ
ることができ、ひいては、切り換えられる電流が流れて
いる間における切換え接点部材もしくは接点装置全体の
加熱を、さらに減じることができる。
本発明による接点装置は、全体として、切換え動作中
に動かされる質量を著しく減じることができるという点
で傑出しており、このことによって一方では、接点装置
の動的な特性に対して有利な影響を及ぼすことができ、
かつ他方では必要な駆動力を減じることができる。
に動かされる質量を著しく減じることができるという点
で傑出しており、このことによって一方では、接点装置
の動的な特性に対して有利な影響を及ぼすことができ、
かつ他方では必要な駆動力を減じることができる。
次に図面につき本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明による接点装置を示す斜視図、第2図
は接点ばねの自由端部及び切換え接点部材の構成を示す
分解図、第3図は第2図に示された切換え接点部材の範
囲を示す断面図、第4図は接点ばねの自由端部と2つの
切換え接点部材の別の構成を示す斜視図、第5図は第4
図に示された切換え接点部材の範囲を示す断面図であ
る。
は接点ばねの自由端部及び切換え接点部材の構成を示す
分解図、第3図は第2図に示された切換え接点部材の範
囲を示す断面図、第4図は接点ばねの自由端部と2つの
切換え接点部材の別の構成を示す斜視図、第5図は第4
図に示された切換え接点部材の範囲を示す断面図であ
る。
第1図に略示された接点装置は、例えばドイツ連邦共
和国実用新案第8325986号明細書に磁石系と共に一般的
に記載されているリレーの一部である。略示されている
可動子1には接点ばね2が固定されている。この接点ば
ね2は、チェンジ・オーバコンタクトリレーにおいて中
央接点ばねとして働く自由端部3を有している。接点ば
ね2もしくはその自由端部3は、可動子1の位置に応じ
て2つの安定位置を占める。第1図に示されている第1
の安定位置において、対応接点エレメント4は切換え接
点部材5と共に、閉鎖された電気接点を形成している。
接点ばね2の自由端部3の第2の安定位置において第2
の切換え接点部材6は別の対応接点エレメント7と共
に、閉鎖された電気接点を形成する(第1図にはこの接
点は開放された状態で示されている)。切換え接点部材
5と6との間には、銅製のより線として構成された電気
的な接続導体9の一方の端部8が位置している。電気的
な接続導体9の他方の端部10は、接続エレメント11と接
続されている。対応接点エレメント4,7もまたそれぞれ
接続エレメント12;13と接続されており、これらの接続
エレメントは、チェンジ・オーバコンタクトリレーの第
1図には示されていないソケットを貫いて外部接続部と
して突出している。
和国実用新案第8325986号明細書に磁石系と共に一般的
に記載されているリレーの一部である。略示されている
可動子1には接点ばね2が固定されている。この接点ば
ね2は、チェンジ・オーバコンタクトリレーにおいて中
央接点ばねとして働く自由端部3を有している。接点ば
ね2もしくはその自由端部3は、可動子1の位置に応じ
て2つの安定位置を占める。第1図に示されている第1
の安定位置において、対応接点エレメント4は切換え接
点部材5と共に、閉鎖された電気接点を形成している。
接点ばね2の自由端部3の第2の安定位置において第2
の切換え接点部材6は別の対応接点エレメント7と共
に、閉鎖された電気接点を形成する(第1図にはこの接
点は開放された状態で示されている)。切換え接点部材
5と6との間には、銅製のより線として構成された電気
的な接続導体9の一方の端部8が位置している。電気的
な接続導体9の他方の端部10は、接続エレメント11と接
続されている。対応接点エレメント4,7もまたそれぞれ
接続エレメント12;13と接続されており、これらの接続
エレメントは、チェンジ・オーバコンタクトリレーの第
1図には示されていないソケットを貫いて外部接続部と
して突出している。
第2図には、接点ばね2の自由端部3の範囲が分解図
で示されている。電気的な接続導体9の一方の端部8
は、溶接動作においてシールされていて、プレート状の
形状を有している。電気的な接続導体9の一方の端部8
の片側には、方形に構成された切換え接点部材5が設け
られており、この切換え接点部材の、一方の端部8に向
かい合っている表面は、薄い銀層20によって覆われてい
る。接点ばね2の自由端部3は切欠き21を有しており、
リベット状に構成された切換え接点部材6の付加部22は
嵌め合わせられた状態で、この切欠き21を貫通する。そ
して付加部22の端面もまた同様に、銀層23によって覆わ
れている。
で示されている。電気的な接続導体9の一方の端部8
は、溶接動作においてシールされていて、プレート状の
形状を有している。電気的な接続導体9の一方の端部8
の片側には、方形に構成された切換え接点部材5が設け
られており、この切換え接点部材の、一方の端部8に向
かい合っている表面は、薄い銀層20によって覆われてい
る。接点ばね2の自由端部3は切欠き21を有しており、
リベット状に構成された切換え接点部材6の付加部22は
嵌め合わせられた状態で、この切欠き21を貫通する。そ
して付加部22の端面もまた同様に、銀層23によって覆わ
れている。
第3図には、第2図に示された切換え接点部材の範囲
の嵌め合わせられた状態が、断面図で示されている。銀
層20;23による被覆によって、切換え接点部材5,6の組立
て後には、電気的な接続導体9の一方の端部8との大面
積でかつ効果的な溶接結合部が生ぜしめられ、この結
果、電気的な接続導体9とその都度接点を形成する切換
え接点部材5;6との間において著しく損失の少ない通電
が達成される。そして切換え接点部材5,6の範囲におい
ては、全質量の著しく対称的な分配が認められる。
の嵌め合わせられた状態が、断面図で示されている。銀
層20;23による被覆によって、切換え接点部材5,6の組立
て後には、電気的な接続導体9の一方の端部8との大面
積でかつ効果的な溶接結合部が生ぜしめられ、この結
果、電気的な接続導体9とその都度接点を形成する切換
え接点部材5;6との間において著しく損失の少ない通電
が達成される。そして切換え接点部材5,6の範囲におい
ては、全質量の著しく対称的な分配が認められる。
切換え接点部材5が対応接点エレメント4と接続して
いる場合(接点ばね2の第1の安定位置)には、切り換
えられる電流は、接続エレメント11・電気的な接続導体
9・該電気的な接続導体の一方の端部8・該端部と切換
え接点部材5との間のただ1つの電気的な接続部・接続
エレメント12を介して流れる。同様に第2の安定位置に
おいて切り換えられる電流は、切換え接点部材6と電気
的な接続導体9の一方の端部8との間における電気的な
接続部を介して接続エレメント13に通じる適当な経路を
進む。
いる場合(接点ばね2の第1の安定位置)には、切り換
えられる電流は、接続エレメント11・電気的な接続導体
9・該電気的な接続導体の一方の端部8・該端部と切換
え接点部材5との間のただ1つの電気的な接続部・接続
エレメント12を介して流れる。同様に第2の安定位置に
おいて切り換えられる電流は、切換え接点部材6と電気
的な接続導体9の一方の端部8との間における電気的な
接続部を介して接続エレメント13に通じる適当な経路を
進む。
第4図には接点装置の別の実施例が分解図で示されて
いる。この実施例では切換え接点部材40と第2の切換え
接点部材41とが同一に構成されている。両切換え接点部
材40,41の間には、電気的な接続導体43の端部42が位置
しており、この端部には、プレス時における適当なエン
ボス加工によって付加部44が形成されている。この付加
部44はその高さ45を接点ばね2の自由端部3の厚さに、
かつその直径46を切欠き21の直径に合わせられている。
切換え接点部材40;41の、電気的な接続導体43の端部42
側の表面には、銀を含有した層である溶接補助部が設け
られている。
いる。この実施例では切換え接点部材40と第2の切換え
接点部材41とが同一に構成されている。両切換え接点部
材40,41の間には、電気的な接続導体43の端部42が位置
しており、この端部には、プレス時における適当なエン
ボス加工によって付加部44が形成されている。この付加
部44はその高さ45を接点ばね2の自由端部3の厚さに、
かつその直径46を切欠き21の直径に合わせられている。
切換え接点部材40;41の、電気的な接続導体43の端部42
側の表面には、銀を含有した層である溶接補助部が設け
られている。
第5図には、第4図について説明されたエレメント
が、嵌め合わせられた状態で断面図で示されている。付
加部44は前リベッティングによって接点ばね2の切欠き
21と結合されており、この結合動作は、切換え接点部材
40と電気的な接続導体43との溶接による結合及び切換え
接点部材41と付加部44との溶接による結合が実施される
前に、行われる。この実施例では切換え接点部材40,41
は、同一の帯材から等しい長さで切り離すことが可能で
あり、この場合帯材は例えば、片側(接点面)を貴金属
被覆されかつ他方の側を溶接補助によって被覆された銅
合金から成っている。切換え接点部材40,41を同様に構
成することによって、さらに接点装置の極めて対称的な
構成が得られる。
が、嵌め合わせられた状態で断面図で示されている。付
加部44は前リベッティングによって接点ばね2の切欠き
21と結合されており、この結合動作は、切換え接点部材
40と電気的な接続導体43との溶接による結合及び切換え
接点部材41と付加部44との溶接による結合が実施される
前に、行われる。この実施例では切換え接点部材40,41
は、同一の帯材から等しい長さで切り離すことが可能で
あり、この場合帯材は例えば、片側(接点面)を貴金属
被覆されかつ他方の側を溶接補助によって被覆された銅
合金から成っている。切換え接点部材40,41を同様に構
成することによって、さらに接点装置の極めて対称的な
構成が得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−243928(JP,A) 米国特許3930211(US,A) 米国特許3339048(US,A) 欧州公開136592(EP,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01H 1/58 H01H 50/54 - 50/56
Claims (5)
- 【請求項1】チェンジ・オーバコンタクトリレー用の接
点装置であって、可動の接点ばね(2)が設けられてい
る形式のものにおいて、該接点ばねがその自由端部
(3)において両側に各1つの切換え接点部材(5,6)
を有しており、該切換え接点部材(5,6)の範囲に接点
ばね(2)が切欠き(21)を有しており、より線状の接
続導体(9;43)が、そのプレート状にエンボス加工され
た端部(8;42)で、接点ばね(2)の自由端部(3)の
扁平側面と接続されており、第1の切換え接点部材(5;
41)が、接続導体(9;43)の、接点ばね(2)とは反対
の側において、該接続導体と直接的に導電接続されてお
り、第2の切換え接点部材(6;40)が、接点ばね(2)
の、接続導体(9;43)に向かい合っている側に、配置さ
れていて、かつ切欠き(21)を介して同様に直接的に接
続導体(9;43)と導電接続されていることを特徴とす
る、チェンジ・オーバコンタクトリレー用の接点装置。 - 【請求項2】第2の切換え接点部材(6)が付加部(2
2)を有していて、該付加部が、接点ばね(2)の切欠
き(21)内に位置しながら接続導体(9)と接続されて
いる、請求項1記載の接点装置。 - 【請求項3】電気的な接続導体(43)が付加部(44)を
有していて、該付加部が接点ばね(2)の切欠き(21)
内に位置しながら第2の切換え接点部材(40)と接続さ
れている、請求項1記載の接点装置。 - 【請求項4】付加部(22;44)が、前記切欠き(21)に
おいて固定されている、請求項2又は3記載の接点装
置。 - 【請求項5】導電接続部が溶接結合部であり、切換え接
点部材(5,6;41,40)がその溶接区域の範囲に、溶接特
性を改善する被覆部(22,23)を有している、請求項1
から4までのいずれか1項記載の接点装置。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/DE1989/000689 WO1991006964A1 (de) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | Kontaktanordnung für ein wechsler-relais |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05503803A JPH05503803A (ja) | 1993-06-17 |
JP2974704B2 true JP2974704B2 (ja) | 1999-11-10 |
Family
ID=6835276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1506113A Expired - Fee Related JP2974704B2 (ja) | 1989-10-24 | 1989-10-24 | チェンジ・オーバコンタクトリレー用の接点装置 |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP0481993B1 (ja) |
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AT (1) | ATE103103T1 (ja) |
DE (1) | DE58907255D1 (ja) |
WO (1) | WO1991006964A1 (ja) |
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DE102008039704A1 (de) * | 2008-08-26 | 2010-03-04 | Tyco Electronics Amp Gmbh | Kontaktanordnung mit gebogener Litze, Relais mit Kontaktanordnung und Verfahren zur Montage eines Relais |
DE102008039705B4 (de) * | 2008-08-26 | 2018-05-30 | Te Connectivity Germany Gmbh | Kontaktbaugruppe für ein Relais, Relais mit Kontaktbaugruppe und Verfahren zur Montage eines Relais |
DE102014201533A1 (de) | 2014-01-28 | 2015-07-30 | Tyco Electronics Austria Gmbh | Schaltkontakt und Verfahren zu dessen Herstellung |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3339048A (en) * | 1965-10-14 | 1967-08-29 | Texas Instruments Inc | Switch having improved multiple blade assembly |
DE1665958A1 (de) * | 1967-06-12 | 1971-04-08 | Siemens Ag | Hochbelastbare Kontaktanordnung |
US3930211A (en) * | 1974-11-25 | 1975-12-30 | Caribe Circuit Breaker Co Inc | Circuit breaker |
DE8325986U1 (de) * | 1983-09-09 | 1983-12-29 | Siemens AG, 1000 Berlin und 8000 München | Elektromagnetisches Relais |
DE3473963D1 (en) * | 1984-05-09 | 1988-10-13 | Siemens Ag | Contact arrangement for a relay with a high interrupting capacity |
-
1989
- 1989-10-24 DE DE89911776T patent/DE58907255D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-10-24 AT AT89911776T patent/ATE103103T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-10-24 JP JP1506113A patent/JP2974704B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-24 US US07/828,794 patent/US5324901A/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-10-24 WO PCT/DE1989/000689 patent/WO1991006964A1/de active IP Right Grant
- 1989-10-24 EP EP89911776A patent/EP0481993B1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5324901A (en) | 1994-06-28 |
DE58907255D1 (de) | 1994-04-21 |
ATE103103T1 (de) | 1994-04-15 |
JPH05503803A (ja) | 1993-06-17 |
WO1991006964A1 (de) | 1991-05-16 |
EP0481993B1 (de) | 1994-03-16 |
EP0481993A1 (de) | 1992-04-29 |
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