JPH0374452B2 - - Google Patents

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JPH0374452B2
JPH0374452B2 JP9615585A JP9615585A JPH0374452B2 JP H0374452 B2 JPH0374452 B2 JP H0374452B2 JP 9615585 A JP9615585 A JP 9615585A JP 9615585 A JP9615585 A JP 9615585A JP H0374452 B2 JPH0374452 B2 JP H0374452B2
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JP9615585A
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、高い切換電力のリレー用の接点装置
であつて、可動の接点ばねが対応接点部材に対向
しており、接点ばねの自由端部に設けられた、高
い導電性の接点片が、接続導体に直接接続してい
る形式のものに関する。
従来の技術 例えば自動車用リレーにおける高圧電流の切換
のためには、電圧降下及び発熱量を少なくするた
めに、スイツチ回路中に良好な導電性材料より成
る大きな横断面の導電体が必要である。このよう
なリレーにおける可動の接点ばねは、その材料及
びその比較的小さい横断面により、上記の必要を
十分充たすことができないので、一般的には既
に、電流が接続部材から銅リツツ線を介して接点
個所へ直接に導かれるように構成されており、こ
の場合銅リツツ線は接点片に直接に結合される。
例えばドイツ連邦共和国実用新案登録第
8109089号明細書にははじめに述べた形式の接点
装置が記載されている。この場合接点ばねの接点
片はリベツト状に接点ばねを貫通する透し孔に通
されて反対側で直接接続導体に結合されている。
類似の接点装置はドイツ連邦共和国特許第
2927879号明細書に記載されている。この場合フ
レキシブルのリツツ線が接点ばねの透し孔に通さ
れ、かつ端部自体が接点片として形成されてい
る。しかし上記の公知のいずれの場合にも、その
接点装置はたんに1つの対応接点部材しか有しな
い接点装置であり、従つてブレーク接点装置もし
くはメーク接点装置を構成しうるにすぎない。
発明が解決しようとする問題点 ところが上記の接点装置の構成では、接続導体
はそれぞれ接点ばねの、接点片とは反対の側へ導
かれているから、切換接点として第2の接点片を
設けるスペースはもはや残されていない。従つて
このようなリレーにおいては、接点ばねに2つの
互いに反対側に位置する接点片を有する切換接点
装置が必要である場合、従来は接続導体を接点ば
ね自体に溶接しなければならなかつた。しかしこ
のことは、接点ばねを高価な材料から、即ち良好
なばね特性を有する銅合金から製作しなければな
らなかつたことを意味している。そうしないとス
イツチ回路に甘受できない高い抵抗が生じたから
である。
本発明の課題は、良好な導電性を有し従つて高
価であるばね材料を接点ばねのために使用する必
要なしに、高い切換電流を中心接点を介して損失
なく導くことができる、切換接点として使用され
る、はじめに述べた形式の接点装置を提供するこ
とにある。
問題点を解決するための手段 この課題は本発明によれば、接点ばねが中心接
点ばねとしてその両側にそれぞれ1つの接点片を
支持しており、その一方の接点片は接点ばね及び
反対側の接点片の幅を越えて突出しており、かつ
接続導体が上記の突出する接点片の突出した部分
に溶接されていることによつて、解決されてい
る。
発明の効果 一方の接点片が、中心接点ばねの幅を越えて突
出する本発明の中心接点ばねの構成によれば、こ
の突出する接点片を直接に接続導体(接線リツツ
線)に結合することができ、その結果接点ばね自
体は切換電流を通さず、従つてこれを安価なばね
鋼から製作することができる。反対側にある、短
い方の接点片に対しても接点ばねは大きな抵抗体
とはならない。それというのはこの場合電流は接
続リツツ線から長い方の接点片を介して、次いで
大きな横断面を有する比較的薄い中心接点ばねを
介して短い方の接点片へ流れるからである。
実施例 本発明の一実施態様によれば、両接点片の少な
くとも一方が突出部を有していて、この突出部が
中心接点ばねの透し孔を通つてこれに係合しかつ
直接に他方の接点片に結合されており、これによ
り中心接点ばねを介しての抵抗がさらに小さくさ
れている。接点装置のこのような構成によれば要
するに両方の接点片が直接互いに導電的に結合さ
れていると共に、一方の長い方の接点片がさらに
接続導体、例えばリツツ線に溶接されている。従
つて、有利には導電性が比較的低いばね鋼から成
つている中心接点ばねの抵抗値は全く問題になら
ない。
基本的には、両接点片に突出部を設け、両突出
部が中心接点ばねの透し孔内へ両側から嵌挿され
るようにすることも可能である。しかしたんに一
方の接点片だけに、中心接点ばねの厚さにほぼ等
しい長さの突出部を設ける方が簡単である。両接
点片の小さい方の接点片をリベツト状に製作し、
該接点片がこのリベツト状の突出部を似つて中心
接点ばねの透し孔内へ挿込まれるようにするのが
有利である。両接点片を透し孔の範囲で相互に直
接に溶接すると共に中心接点ばねとも直後に溶接
するのが有利である。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図に示されている接点装置は、例えばドイ
ツ連邦共和国実用新案登録第8325986号明細書の
図面のそのマグネツト系と一緒に一般的に図示さ
れているリレーの一部として使用することができ
るものである。このマグネツト系の接極子1には
接点ばね2が固定されており、該接点ばね2は接
極子戻しばねとしても機能する。この接点ばね2
の、横断面を小さくした自由端部2aは接点装置
における中心接点ばねとして役立つ。接点ばね2
はこの場合2つの対応接点部材3,4間で切換可
能である。両方の各対応接点部材3,4は例えば
接続条片5を介して図示されていないソケツト又
は基体に接続されている。両方の各対応接点部材
3,4には対応接点片6もしくは7がリベツト接
点又は溶接接点として設けられている。
中心接点ばね2のために基体にさらに別の接続
条片8が接続されており、この接続条片8からは
リツツ線9が接点ばね2の端部2aに直接導かれ
ている。接点ばね2のこの端部2aにはその両側
に各1つの接点片10もしくは11が溶接されて
おり、この場合接点片11は接点ばね2の端部2
aの幅及び接点片10の幅を越えて突出してお
り、この突出した自由表面12にリツツ線9の一
端が固定されている。従つてこの銅リツツ線9を
介して切換電流は接点片11から直接に接続条片
8へ導かれる。電流は接点片10へも、接点片1
1から接点ばね2の薄い材料及び接点片10の全
表面を介して、問題となる抵抗を生じることなし
に、流れることができる。第2図から判るよう
に、面接点片10,11は同じ帯材から異なる長
さに切出されて接点ばね2もしくはその自由端部
2aに両側から溶接されている。両接点片10,
11のこの帯在は銅より成つており、貴金属層1
3をコーチングされている。接点ばね2自体は十
分な導電性と必要な接点圧をうるための良好なば
ね特性とを有する、コスト的に有利な鋼ばねとし
て製作されている。
第3図及び第4図は本発明の接点装置の別の一
実施例を示す。この場合両方の接点片20,11
は両側から接点ばね2の自由端部2aに設けられ
ている。接点片20は軸状部分もしくは突出部2
1をもつたリベツト(鉄)状の形状を有してお
り、上記の突出部21の長さは接点ばね2の厚さ
にほぼ等しい。この突出部21は接点ばね2の透
し孔22内へ嵌挿されており、さらに、接点ばね
2の反対側には、帯材から切り出された接点片1
1が設けられている。両接点片は透し孔22の範
囲で互いに直接接合し溶接されている。両接点片
はこの実施例の場合も例えば銅もしくは銅合金よ
り成つていて、貴金属層13もしくは23をコー
チングされている。両接点片はしかしまた、例え
ばAgNi0.15の接点材料塊であつてもよい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すもので、第1図は
本発明による接点装置を示す図、第2図は第1図
の接点装置における接点ばねの自由端部をその両
側に設けられる接点片と一緒に示した詳細図、第
3図は接点ばねの自由端部を、第2図とは異なる
構成の接点片と一緒に示した詳細図、第4図は第
3図の接点片が両側に設けられた中心接点ばねの
端部の横断面図である。 2……接点ばね、2a……端部、3,4……対
応接点部材、5,8……接続条片、6,7……対
応接点片、9……リツツ線、10,11,20…
…接点片、12……表面、13,23……貴金属
層、21……突出部、22……透し孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高い切換電力のリレー用の接点装置であつ
    て、可動の接点ばね2が対応接点部材3,4に対
    向しており、接点ばね2の自由端部2aに設けら
    れた、高い導電性の接点片10,11が、接続導
    体9に直接接続している形式のものにおいて、接
    点ばね2が中心接点ばねとしてその両側にそれぞ
    れ1つの接点片10,11を支持しており、上記
    の一方の接点片11は接点ばね2a及び反対側の
    接点片10の幅を越えて突出しており、かつ接続
    導体9が上記の一方の突出する接点片11の突出
    した部分12に溶接されていることを特徴とす
    る、高い切換電力のリレー用の接点装置。 2 両接点片10,11が貴金属13でコーチン
    グされた銅板から形成されている、特許請求の範
    囲第1項記載の接点装置。 3 接点ばね2が良好なばね特性を有する鋼合金
    から成る、特許請求の範囲第1項記載の接点装
    置。 4 両接点片の少なくとも一方20が、中心接点
    ばねの透し孔22に嵌挿されて他方の接点片11
    の直接に接続した突出部21を有している、特許
    請求の範囲第1項記載の接点装置。 5 両接点片の小さい方の接点片20がリべツト
    状に製作されていて、中心接点ばねの透し孔22
    に嵌挿された突出部21を有しており、該突出部
    21の長さが中心接点ばね2の厚さに等しい、特
    許請求の範囲第4項記載の接点装置。 6 両接点片11,20が互いに直接に溶接され
    ている、特許請求の範囲第4項又は第5項記載の
    接点装置。
JP9615585A 1984-05-09 1985-05-08 高い切換電力のリレー用の接点装置 Granted JPS60243928A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE3417165.7 1984-05-09
DE3417165 1984-05-09
DE8433394.4 1984-11-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60243928A JPS60243928A (ja) 1985-12-03
JPH0374452B2 true JPH0374452B2 (ja) 1991-11-27

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ID=6235359

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9615585A Granted JPS60243928A (ja) 1984-05-09 1985-05-08 高い切換電力のリレー用の接点装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2971883B2 (ja) * 1988-10-24 1999-11-08 松下電工株式会社 リレー接点装置
JP2531442B2 (ja) * 1993-06-28 1996-09-04 日本電気株式会社 電磁リレ―

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Publication number Publication date
JPS60243928A (ja) 1985-12-03

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