JPH0355725A - 超小型双子型電気接点の製造方法 - Google Patents

超小型双子型電気接点の製造方法

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JPH0355725A
JPH0355725A JP18995389A JP18995389A JPH0355725A JP H0355725 A JPH0355725 A JP H0355725A JP 18995389 A JP18995389 A JP 18995389A JP 18995389 A JP18995389 A JP 18995389A JP H0355725 A JPH0355725 A JP H0355725A
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JP
Japan
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contact
twin
ultra
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welding
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Pending
Application number
JP18995389A
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English (en)
Inventor
Mitsuyoshi Sayama
佐山 光義
Takumi Shichida
七田 巧
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Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
Original Assignee
Tanaka Kikinzoku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、リレー、マイクロスイッチ等に、詳しくは基
板に搭載して用いられる超小型の双子型電気接点の製造
方法に関する。
(従来の技術) 従来、双子型電気接点を作るには、第5図aに示ス如<
ベリリウム銅、燐青銅、洋白等より成る中央にスリット
lを有するばね材2の左右両側の先端部に第5図bに示
すAuAg/Ag/CuNiなどより成るクラッド接点
材3を抵抗溶接法により第5図c,dに示す如く順次溶
接して、双子型電気接点4を作っていた。
また、第6図aに示す如《帯状のばね材5の一側部長手
方向に、帯状のクラッド接点6がシーム溶接された帯材
7を点線にて示す如くプレス抜きして、第6図bに示す
双子型電気接点8を作っていた。
(発明が解決しようとする課題) ところで、近時リレー、マイクロスイッチにおける小型
化の要望が強く、その為双子型電気接点の接点材間の隙
間(第5図dにおけるA)即ちスリット幅の狭いものが
要望されているが、前記従来の双子型電気接点の製造方
法ではせいぜい0.5wun位までが限界であった。
即ち、第5図a乃至dに示す双子型電気接点の製造方法
は、スリットIを有するばね材2の左右両側先端部に順
次クラッド接点材3を溶接する方法である為、その際第
7図に示す如く片側のクラッド接点材3が邪魔になる為
、下部電極9の側部9aに十分な厚みを持てず、従って
加圧溶接時の熱と力により負荷がかかり、電極寿命が短
かった。
また均一な加圧が行われない為、溶接強度が低く且つ不
安定であった。
他方、第6図a,bに示す双子型電気接点の製造方法は
、クラッド接点材6を厚みを含めてプレス抜きする為、
双子型電気接点8のスリット幅が0.5mm以下になる
と引きちぎられて綺麗にプレス抜きできなかった。また
帯状のクラッド接点材6が帯状のばね材5にシーム溶接
されている為、シーム溶接法の特徴がパルス数に応じた
連続抵抗(スポット)溶接の集合であることから、おの
ずと小型化には限界があった。
そこで本発明はスリット幅の小さい、具体的には0.5
mm以下でも接点材の溶接強度が高く安定した超小型の
双子型電気接点を作る方法を提供しようとするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するための本発明の超小型双子型電気接
点の製造方法は、帯状の接点材を帯状のベース材の左右
両側部長手方向に接合すると共にベース材の下面左右両
側部長手方向にプロジエクションを形成して双子接点帯
材を作り、次にこの双子接点帯材を所定寸法に切断して
双子接点材を得、次いでこの双子接点材をばね材に溶接
し、然る後接点材間をプレス抜きしてスリットを形成し
、超小型双子型電気接点を得ることを特徴とするもので
ある。
(作用) 上述の如く本発明の超小型双子型電気接点の製造方法で
は、スリットを形成するのにベース材の厚みとばね材の
厚み分をプレス抜きするので、そのプレス抜きする厚さ
は薄く、従ってスリットの幅が0.5mm以下でも容易
にプレス抜きできて、超小型の双子型電気接点が得られ
る。また本発明の超小型双子型電気接点の製造方法では
、接点材をスリットの無いベース材と一体の状態でしか
もべ一ス材の左右両側に均等に位置した状態で、スリッ
トの無いばね材に溶接するので、安定した加圧状態で溶
接され、接点材の溶接強度が高く安定したものとなる。
(実施例) 本発明の超小型双子型電気接点の製造方法の一実施例を
図によって説明すると、第l図aに示す上面幅0.20
mm,下面幅0.27mm,高さ0.10mmで表面層
厚み5μmのAuAglO%/Agの帯状の接点材IO
を、第l図bに示す幅0.9M、厚さ0.05nmのC
u−Ni30%の帯状のベース材11の左右両側部長手
方向に第l図Cに示す如くシーム溶接にて溶接すると共
にベース材11の下面左右両側部長手方向に夫々幅0.
10mm、高さ0.05mmの断面円弧状のプロジエク
ションl2を形成して双子接点帯材13を作り、次にこ
の双子接点帯材l3を長さ0.35mmずつ切断して第
l図dに示す双子接点材l4を得、次いでこの双子接点
材l4を第l図eに示す如く逆台形の凹部(前記接点材
lOの上半部に合致する凹部)l5を左右2個有する下
部電極l6上にセットし、即ち双子接点材l4を逆さに
してそれの接点材10’を凹部l5に嵌入セットし、そ
の上に幅1.Oi+m、厚さ0.08Inm、長さ8a
+の燐青銅より成るばね材l7の先端部を重ねて上部電
極l8の加圧通電により溶接し、然る後左右両側の接点
材10’間をプレス抜きして第l図fに示す如< 0.
2mm幅のスリ・ソトl9を形成し、超小型双子型電気
接点20を得た。
一方、従来例として、第5図aに示す如く燐青銅より成
る中央に幅0.2m+a,長さ5mmのスリット1を有
する幅1.0+nm、長さ8mmのばね材2の左右両側
の先端部に、第5図bに示すA u A g 10%/
Ag/CuNi30%より成る上面幅0. 20mm、
下面幅0.31IIII11高さ0.15mm、長さ0
.35mmのクラツド接点材3を抵抗溶接法により第5
図c,dに示す如く順次溶接して、超小型の双子型電気
接点4を得た。
こうして作った実施例及び従来例の超小型双子型電気接
点各100個の接点材の溶接強度を測定し、またばね材
との溶接に使用した下部電極の寿命を測定した処、下記
の表に示すような結果を得た。
尚、溶接強度は双子型電気接点100ケの各2ヶの接点
材合計200ケのX,Rである。また下部電極の寿命は
接点材を何ヶまで溶接できたかである。
上記の表で明らかなように従来例の超小型双子型電気接
点は、溶接強度が低く、ばらつきが大きくて不安定であ
るのに対し、実施例の超小型双子型電気接点は溶接強度
が高く、ばらつきが小さくて安定していることが判る。
また従来例の製造方法によると下部電極が1万ケの接点
材の溶接で寿命となったが、実施例の製造方法によると
下部電極は接点材を3万ケまで溶接することができて著
しく寿命が長いことが判る。
尚、上記実施例の製造方法では双子接点材l4を溶接す
るばね材l7が単尺材であるが、第2図に示す如く窓孔
2l付帯状ばね材22の棧23でも良いものである。ま
た帯状の接点材IOはその下面にプロジェクションを設
けたものであっても良い。さらに本発明の製造方法にお
いて使用する下部電極16は、第3図に示す如く2個の
接点材10’が嵌人セ、,トできる幅広の逆台形の凹部
15’を有する下部電極16’に代えても良いものであ
る。また接点材IOの断面形状や超小型双子型電気接点
20における接点材10′の断面形状は台形、角形に限
るものでは無く第4図a,bに示す如く甲丸状、R付等
適宜な形状にできるものである。
(発明の効果) 以上の説明で判るように本発明の超小型双子型電気接点
の製造方法によれば、0. 5mm以下のスリット幅で
も接点材の溶接強度が高く安定した超小型双子型電気接
点を容易に作ることができる。また本発明の製造方法に
よれば、電極寿命が長《なり、交換頻度が少なく、また
連続溶接の自動化にも対応できる。
【図面の簡単な説明】
第1図a乃至fは本発明の超小型双子型電気接点の製造
方法の一実施例の工程を示す図、第2図はばね材の他の
例を示す図、第3図は下部電極のの他の例を示す図、第
4図a,bは接点材及び超小型双子型電気接点における
接点材の断面形状の他の例を示す図、第5図a乃至dは
従来の双子型電気接点の製造方法の工程を示す図、第6
図a、bは従来の他の双子型電気接点の製造方法を示す
図、第7図は第5図a乃至dの従来の双子型電気接点の
製造方法の問題点の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、帯状の接点材を帯状のベース材の左右両側部長手方
    向に接合すると共にベース材の下面左右両側部長手方向
    にプロジェクションを形成して双子接点帯材を作り、次
    にこの双子接点帯材を所定寸法に切断して双子接点材を
    得、次いでこの双子接点材をばね材に溶接し、然る後接
    点材間をプレス抜きしてスリットを形成し、超小型双子
    型電気接点を得ることを特徴とする超小型双子型電気接
    点の製造方法。
JP18995389A 1989-07-21 1989-07-21 超小型双子型電気接点の製造方法 Pending JPH0355725A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0596759U (ja) * 1992-05-25 1993-12-27 ヤンマーディーゼル株式会社 ガスタービンの燃焼器
CN105940476A (zh) * 2014-01-28 2016-09-14 泰科电子奥地利有限责任公司 切换触头和制造切换触头的方法

Cited By (4)

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CN105940476B (zh) * 2014-01-28 2018-09-25 泰科电子奥地利有限责任公司 切换触头和制造切换触头的方法
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