JPS6356664B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6356664B2
JPS6356664B2 JP21398781A JP21398781A JPS6356664B2 JP S6356664 B2 JPS6356664 B2 JP S6356664B2 JP 21398781 A JP21398781 A JP 21398781A JP 21398781 A JP21398781 A JP 21398781A JP S6356664 B2 JPS6356664 B2 JP S6356664B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
spring
movable
fixed
branch
Prior art date
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Expired
Application number
JP21398781A
Other languages
English (en)
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JPS58112222A (ja
Inventor
Yoshio Okamoto
Sho Tamura
Moryasu Negita
Takashi Miura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP21398781A priority Critical patent/JPS58112222A/ja
Publication of JPS58112222A publication Critical patent/JPS58112222A/ja
Publication of JPS6356664B2 publication Critical patent/JPS6356664B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 (1) 発明の技術分野 本発明は固定端子対間に可動ばねが配置され、
接点駆動部材によつて可動ばねの可動接点を一方
の固定端子の固定接点から他方の固定端子の固定
接点へ接点切替させる電磁継電器の改良に関する
ものである。
(2) 技術の背景 可動接点の両側に固定接点が位置する構成の接
点ばね組は電磁継電器の接点ばね配置として一般
的であり、これによつてメーク・ブレークの接点
切替を行なつている。
ところで、回路設計においては一対の固定端子
と可動ばねの3者が同時に接触するコンテイニア
ス時間を必要とする場合が多々あるが、このよう
なコンテイニアス時間を与える電磁継電器は今ま
で固定端子の両側に可動ばねが位置するばね構成
であつた。
従つて、継電器製造メーカでは接点切替の形態
に応じて種々の電磁継電器を用意しなければなら
ず不都合を生じている。
(3) 従来技術と問題点 第1図〜第3図に従来継電器の接点切替動作を
示す。図において、1は絶縁容器、2は接極子、
3は絶縁材からなる接点駆動子、4と5は金属片
をL字状に屈曲させてその端部を容器1に挿着し
た固定端子、6と7は固定接点、8は可動ばね、
9と10は可動接点である。
この電磁継電器は固定端子4,5間に可動ばね
8が位置した接点ばね構成になつている。
第1図は静止状態であつて、この時には固定端
子4と可動ばね8が接点6,9を介して電気接続
している。この状態から容器1内に収容された図
示せぬ電磁石が励磁されると、接極子2は第2図
の如く上昇し、これによつて可動ばね8が固定端
子4,5のいずれにも接触しない図示状態にな
る。そして、更に接極子8が上昇すると、今度は
可動ばね8の可動接点10が固定端子5の固定接
点7に接触して接点切替が行なわれる。
すなわち、従来構造においては接点6と9がブ
レーク接点を、接点7と10がメーク接点を形成
するが、これでは可動ばね8と固定端子4,5の
3者が同時に接触するコンテイニアス時間を得ら
れない。
(4) 発明の目的 本発明は上記従来の問題点を解決し、可動ばね
の両側に固定端子が位置したばね構成の電磁継電
器において、その接点切替時にコンテイニアス時
間を持たせることを目的としたものである。
(5) 発明の構成 本発明はこの目的を達するため、可動ばねを双
子形状のものとし、且つ該可動ばねの分岐ばねを
接点駆動子によつて別々に移動させて可動ばねと
固定端子対の3者が同時接融するコンテイニアス
時間を例えた構成を特徴とするものである。
(6) 発明の実施例 第4図は本発明に係る電磁継電器の側面図、第
5図は第4図の本発明の特徴である接点部分を取
出して示す斜視図、第6図〜第8図は本発明に係
る接点切替状態を示す図である。
これらの図において、11は樹脂モールド成形
された箱形の容器、12は接極子、13は絶縁材
からなる接点駆動子、14と15はL字形金属片
からなる固定端子、16と17は固定接点、18
は可動ばね、19および19′と20および2
0′は可動接点である。
第4図において、容器11内には図示せぬ電磁
石が収容されており、これの励磁で接極子12が
上昇して接点切替が行なわれる。また、この容器
11には図示せぬ接点保護用のカバーが取付けら
れる。
第5図に示す如く、本継電器では可動ばね18
として双子形状のものが使用される。これは端部
から切込まれたスリツト8′により2個の分岐ば
ね部18aと18bが形成されており、一方の分
岐ばね18aの表裏に可動接点19と20が、他
方の分岐ばね部18bに可動接点19′と20′が
溶接固定されている。また、接極子12に固定さ
れた接点駆動子13は分岐ばね部18bの当接部
分13bが分岐ばね部18aの当接部分13aよ
り突出しており、これによつて段差形状になつて
いる。また、この段差は後述する如く、分岐ばね
19′が固定端子15に接触した時に他の分岐ば
ね部19が固定端子14と接触状態にあるように
設定される。
本継電器の接点動作は、先ず静止時においては
第6図に示す如く第1図の従来例と何ら変らな
い。
すなわち、この静止状態では可動ばね18と固
定端子14が接点16,19,19′を介して電
気接触している。この状態から励磁によつて接極
子12が第7図の如く上昇すると、接点駆動子1
3の当接部分13が先ず分岐ばね部18bに接し
てそれが上昇する。そして可動接点20′が固定
接点17に接触した後に今度は当接部分13aが
分岐ばね18aに接しそれを上昇させて可動接点
20を固定接点17に接触させる。この状態が第
8図であつて、可動ばね18はコンテイニアス時
間をもつて固定端子14と15間のメーク・ブレ
ーク接点切替を行なう。
このように本接点切替においては、分岐ばね1
8bが固定端子15に接触するまでは、他の分岐
ばね18aが固定端子14から離れない(接点1
9と16が開放しない)ようになつているため、
コンテイニアス時間が得られている。
尚、この際、より安定なコンテイニアス時間を
得るため、最初に動作する分岐ばね部18bを分
岐ばね部18aよりばね性を大きくしておくこと
が望ましい。この手段としては第5図に示す如
く、分岐ばね18a,18bの幅寸法○ア,○イを○ア
<○イに設定すれば良い。または分岐ばね部18b
の板厚を加工するか、分岐ばね部18b側に穴2
1(第5図参照)を形成すれば良い。
(7) 発明の効果 以上の本発明によれば、固定端子間に可動ばね
が配置されて接点ばね組を構成する電磁継電器に
おいてその接点切替時にコンテイニアス時間を与
えることができ、その実現手段も安価になし得る
などの実用上の効果は著しいものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は従来継電器の接点切替動作を
説明するための側面図、第4図は本発明に係る継
電器の全体を示す側面図、第5図は本発明に係る
接点ばね部分を示す斜視図、第6図〜第8図は本
発明に係る継電器の接点切替動作を説明するため
の図である。 〔符号の説明〕、12……接極子、13……接
点駆動子、13a,13b……当接部分、14,
15……固定端子、16,17……固定接点、1
8……可動ばね、18a,18b……分岐ばね
部、19,19′,20,20′……可動接点。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 固定端子対間に可動ばねが配置され、接点駆
    動部材の移動により一方の前記固定端子の固定接
    点に接触していた前記可動ばねの可動接点が他方
    の前記固定端子の固定接点に接触して接点切替を
    行なう電磁継電器において、前記可動ばねの構造
    を端部から切込まれたスリツトにより少なくとも
    一対の前記可動接点を有する分岐ばね部が形成さ
    れた双子形状可動ばねとし、且つ該可動ばねの前
    記分岐ばね部を別々に前記駆動部材により駆動
    し、これによつて一方の前記分岐ばね部が一方の
    前記固定端子に接触している時に他方の前記分岐
    ばね部を他方の前記固定接点端子に接触させて前
    記接点切替にコンテイニアス時間を持たせたこと
    を特徴とする電磁継電器。 2 前記駆動部材の前記分岐ばね部が夫々当接す
    る部分に段差を設け、一方の当接部分が一方の前
    記分岐ばね部を前記固定端子に接触させた時には
    他方の当接部分は他方の前記分岐ばね部に当接し
    ないようになつていることを特徴とした特許請求
    の範囲第1項記載の電磁継電器。 3 一方の前記分岐ばね部を他方の前記分岐ばね
    部に比べて大きなばね性を持つように形成したこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の電磁
    継電器。
JP21398781A 1981-12-26 1981-12-26 電磁継電器 Granted JPS58112222A (ja)

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JP21398781A JPS58112222A (ja) 1981-12-26 1981-12-26 電磁継電器

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JP21398781A JPS58112222A (ja) 1981-12-26 1981-12-26 電磁継電器

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Publication Number Publication Date
JPS58112222A JPS58112222A (ja) 1983-07-04
JPS6356664B2 true JPS6356664B2 (ja) 1988-11-09

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ID=16648369

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JPS59107451U (ja) * 1983-01-07 1984-07-19 オムロン株式会社 電磁継電器における接点機構
JP2015153564A (ja) * 2014-02-13 2015-08-24 Necトーキン株式会社 電磁継電器

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