JP2776555B2 - ホイールカバー取付装置 - Google Patents

ホイールカバー取付装置

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JP2776555B2
JP2776555B2 JP1113295A JP11329589A JP2776555B2 JP 2776555 B2 JP2776555 B2 JP 2776555B2 JP 1113295 A JP1113295 A JP 1113295A JP 11329589 A JP11329589 A JP 11329589A JP 2776555 B2 JP2776555 B2 JP 2776555B2
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wheel cover
wheel
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nut
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功 飯田
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Kansei Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60BVEHICLE WHEELS; CASTORS; AXLES FOR WHEELS OR CASTORS; INCREASING WHEEL ADHESION
    • B60B7/00Wheel cover discs, rings, or the like, for ornamenting, protecting, venting, or obscuring, wholly or in part, the wheel body, rim, hub, or tyre sidewall, e.g. wheel cover discs, wheel cover discs with cooling fins
    • B60B7/06Fastening arrangements therefor
    • B60B7/061Fastening arrangements therefor characterised by the part of the wheels to which the discs, rings or the like are mounted
    • B60B7/068Fastening arrangements therefor characterised by the part of the wheels to which the discs, rings or the like are mounted to the wheel bolts or wheel nuts

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ホイールカバーの取付装置に係り、特に
ホイールナットに取付けるホイールカバー取付装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来のホイールカバー取付装置として我々は、特開昭
63−287601号を開示した。その技術思想要点は、ナット
に嵌着するに当り、挟角開閉弾性と環開閉弾性と二重の
弾性を有するばね体を使用することにより、広い周波数
範囲の振動・衝撃に対し強靭な取付性を発揮するもので
あった。この点は、その後の研究により卓越した性能を
追認できたが、ばね体の支承に摺動部を伴うものであっ
たため、摺動部に問題点のあることが明らかになってき
た。
[発明が解決しようとする課題] 従来例における問題の第1は、塵埃汚着によって摺動
の円滑性を劣化させることである。これは上述の環開閉
作用を制限するので、特に取付外しの操作感触を阻害す
る。第2は、摺動部には適正な間隙を要するが、プラス
チック成形では微小公差を実現し難く又長期の維持は困
難である。加えて打痕・摩耗により間隙は広がるため
に、振動により雑音の発生が生じたり、衝撃により局部
加速度が生じ更に打痕を拡大し、ついには取付性能の低
下を招くなどという問題点があった。
[課題を解決するための手段] この発明は、このような従来の問題点に着目してなさ
れたもので、摺動部を廃して固嵌し、代りにプラスチッ
ク・ヒンジ等に代表されるプラスチックス弾性を応用
し、さらにはホイールナットとの係止力を利用すること
により、上記問題点を解決することを目的としているも
のである。
[実 施 例] 以下、この発明を図面に基づいて説明する。第1図乃
至第3図は、この発明の一実施例を示す図である。
まず、その構成・構造について説明すると、ホイール
カバー盤1には支承板2を植立しばね体3を固嵌する。
ホイールナット4は本来はデイスクホイール5をハブに
締付するものであるが、本件ではホイールカバー取付の
対象に兼用する。尚、ホイールバランサ6、エアバルブ
7を有し、その調整孔8がホイールカバー盤1に穿たれ
ている。
ばね体3は、第2図のように略々星形に形成したばね
線30を閉環して管31でカシメ止し或はプロジェフション
溶接接合する。星形は、ナット4の外郭線40に角度β,
βで当接しつつ挟持する挟角αと、挟角αの開閉を援助
する張出耳32と、をナット4の個数に合致数とし、これ
らを連繋閉環した形状である。
支承板2は、ナット4に対向して配設され、ヒンジ21
を介して前記1より立植されて、前記32を固嵌する孔22
を有している。孔22には、周孔23や周溝24を加えて固嵌
クッション性を増すことができる。
これら21,22,23,24を成形する型は、斜方突出型9を
用いて行う例を示した。
ヒンジ21は、同21′に示すように、環状リブ11からR1
2を介した上に設けることもできる。この意義は、盤面
剛性補強する環状リブ11から継続的にヒンジ21′を構成
することによってヒンジ曲り性は変化させることなく、
ヒンジ長手方向のスティフネスを増加させ、加えて盤面
直上に生じている成形応力とヒンジ曲げ応力とを一致す
ることを避けるものである。
なお、デイスクホイールのナット数が多いときは適宜
選択的にナット数の少数を対象にすることができる。例
えば総数8個中4個に取付するとか、総数5個中3個に
する等である。これは、ばね体3の全形状、ひいてはそ
の二重弾性に影響する場合がある。
第3図では、孔22の固嵌性の向上手段と、ヒンジ21の
別手段とを示したものである。孔22の近くに周孔23を設
けると、孔22のクッション性を増すので孔22の寸法公差
を吸収できる。又周溝24を設けるときは上記の他に、大
巾な支承板の揺動角あるとき(支承板高さ低いとき)も
ダイヤフラム作用により、ばね体支承に無理を生じな
い。同時に第3のばね性(後述参照)となり微少振巾を
吸収する。ホイールカバー盤デザインにより、その剛性
を要するときは環状リブ11を設けることができ、これか
ら継続的にR12を介してヒンジ21′を設けることもでき
る。一般に、広い盤面1から肉薄の部位21を立てると盤
面表面にはヒケが生じ難いので好んで用いられるが、そ
の断面急変部には大きな成形時の応力が残存しているの
で、此処をヒンジとして用い大きな曲げ応力を付加える
ことは強度上は好ましい手段と云えない。プラスチック
材質の強度少いときは、成形応力と曲げ応力とを別部位
に分離する方が良いので、ヒンジ21′はこの要望に応え
るために有効である。
次に作用を説明する。
支承板2はヒンジ21の介在により、それぞれ放射方向
に揺動可能である。しかしヒンジ長手方向にはスティフ
ネスが大きく倒れ難い。
ばね体3はその張出耳32を、上記揺動を利用して孔22
に固嵌し取付する。張出耳32の存在は、ばね体3の挟角
αの開閉を容易化するので、ナット4を乗り越え作用を
可能にする。又ナット乗り越え時には、ばね体3は拡径
開環しさらに張出耳32も拡径するが、これに固嵌された
支承板2は揺動によって追随する。
ホイールカバーの取付操体の実際は、エアバルブ7と
調整孔8とを合致させるとホイールナット4は外郭線40
の近傍にくるので、そのまま押込するとナット全数を同
時に乗り越え、ナットテーパ下端にばね線30が嵌着され
て完了する。尚、取外しは逆操作作用になるのみであ
る。
ナットに嵌着されたばね体3は開閉環弾性に加えて角
度β,βで圧接する挟角αの開閉による楔効果により、
強靭な取付作用を有している。ばね体3と盤1との相対
位置移動は、互いに90゜方向にある一対の支承板のヒン
ジ・スティフネスにより、効果的に制限されている。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、その構
成をばね体3の拡縮径弾性と挟角弾性との二重の弾性の
保持に加えて楔効果を有する取付性を保有しながら、ば
ね体支承に摺動部を有せず、固嵌支承し、代りにプラス
チックス材弾性にて支承するものとしたため、塵芥汚れ
に影響を受けず、支承にガタ無く耐久性・信頼性に高
く、取付性能は、広い周波数範囲の振動にも、衝撃にも
良く耐え、且つ永年的にその性能が維持される。しかも
ホイールカバー盤のデザインは自由であり、盤面の反り
曲りやクリープ性にも影響を受けず、プラスチック材質
を選ばず適用できる上に、簡単で低コストでもあるとい
う効果が得られる。
さらに上記二重の弾性に加えて第3のプラスチック弾
性を追加したため取付性能は更に向上する上に、型は同
様であり経済性負担もないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明のホイールカバー取付装置の全断面
図、第2図はその取付部の平面図、第3図は同側面図
で、左半は環状リブを補設した応用例を示す。 1……オイールカバー盤、2……支承板 3……ばね体、4……ホイールナット 5……デイスクホイール、6……ホイールバランサ 7……エアバルブ、8……エア調整孔 9……斜方突出型

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】樹脂製ホイールカバー盤(1)に、ホイー
    ルを車軸に螺着するに要するホイールナット(4)の数
    と同数の支承板(2)を、そのホイールカバー盤に対し
    て薄肉ヒンジを介してそのホイールカバー盤の半径方向
    へ起伏可能に立植し、さらにこの支承板(2)には、前
    記ナットと係合する環状ばね体(3)に設けられた張出
    耳(32)の先端部が嵌着する孔(22)と、該孔(22)の
    近傍に周孔(23)又は周溝(24)を設けたことを特徴と
    するホイールカバー取付装置。
JP1113295A 1989-05-02 1989-05-02 ホイールカバー取付装置 Expired - Lifetime JP2776555B2 (ja)

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JPH02293201A JPH02293201A (ja) 1990-12-04
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4027919A (en) * 1975-05-22 1977-06-07 Michael Ladney, Jr. Wheel cover
JP2611989B2 (ja) * 1987-05-20 1997-05-21 株式会社カンセイ ホイールカバー取付装置

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Publication number Publication date
JPH02293201A (ja) 1990-12-04

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