JPH055289Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH055289Y2 JPH055289Y2 JP1677188U JP1677188U JPH055289Y2 JP H055289 Y2 JPH055289 Y2 JP H055289Y2 JP 1677188 U JP1677188 U JP 1677188U JP 1677188 U JP1677188 U JP 1677188U JP H055289 Y2 JPH055289 Y2 JP H055289Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust cover
- socket
- ball
- ball joint
- joint structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 32
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 9
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 3
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Standing Axle, Rod, Or Tube Structures Coupled By Welding, Adhesion, Or Deposition (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案はボールジヨイント構造に係り、詳しく
は車両の操向リンク機構およびサスペンシヨン等
に用いられるボールジヨイント構造の改善に関す
る。
は車両の操向リンク機構およびサスペンシヨン等
に用いられるボールジヨイント構造の改善に関す
る。
（従来の技術）
一般に、ボールジヨイント構造は、結合部の負
荷能力が大きく、しかも、動きの自由度が大きい
ことから、例えば車両の操向リンク機構およびサ
スペンシヨンに用いられている。このようなボー
ルジヨイント構造においては、無給脂あるいは長
期間無給脂が要求されるため、ボールシートやダ
ストカバーには耐候性および寿命特性を向上させ
る様々な工夫がなされている。
荷能力が大きく、しかも、動きの自由度が大きい
ことから、例えば車両の操向リンク機構およびサ
スペンシヨンに用いられている。このようなボー
ルジヨイント構造においては、無給脂あるいは長
期間無給脂が要求されるため、ボールシートやダ
ストカバーには耐候性および寿命特性を向上させ
る様々な工夫がなされている。
従来この種のボールジヨイント構造としては、
例えば第５，６図に示すようなものがある。
例えば第５，６図に示すようなものがある。
第５，６図において、１はソケツト、２はソケ
ツト１にベアリング３を介して回動自在に連結さ
れたボール部２ａを有するボールスタツド、４は
ダストカバーである。ダストカバー４はボールス
タツド２に係合された一端部およびソケツト１に
係合された他端部を有する。ダストカバー４の他
端部は接着剤５によつてソケツト１に接着され、
ソケツト１とダストカバー４の間を通つて水がダ
ストカバー４内に浸入するのを防止している。
ツト１にベアリング３を介して回動自在に連結さ
れたボール部２ａを有するボールスタツド、４は
ダストカバーである。ダストカバー４はボールス
タツド２に係合された一端部およびソケツト１に
係合された他端部を有する。ダストカバー４の他
端部は接着剤５によつてソケツト１に接着され、
ソケツト１とダストカバー４の間を通つて水がダ
ストカバー４内に浸入するのを防止している。
（考案が解決しようとする課題）
しかしながら、このような従来のボールジヨイ
ント構造においては、前記接着剤がソケツト１の
円周下面に塗布されるだけであるので、ダストカ
バー４の接着力が弱く、ダストカバー４がソケツ
ト１から剥がれ易いという問題点があつた。
ント構造においては、前記接着剤がソケツト１の
円周下面に塗布されるだけであるので、ダストカ
バー４の接着力が弱く、ダストカバー４がソケツ
ト１から剥がれ易いという問題点があつた。
（考案の目的）
そこで本考案は、ダストカバーが剥がれること
なくソケツトに確実に接着されダストカバーの接
着力を向上させることを目的としている。
なくソケツトに確実に接着されダストカバーの接
着力を向上させることを目的としている。
（課題を解決するための手段）
本考案は、上記の目的を達成するために、ソケ
ツトと、ソケツトに回動自在に連結されたボール
部を有するボールスタツドと、ボールスタツドに
係合さた一端部およびソケツトに係合された他端
部を有するダストカバーと、を備えたボールジヨ
イント構造において、ダストカバーの他端部がダ
ストカバーの他端面で開口する複数のめくら溝を
有し、該めくら溝内に接着剤を注入することによ
りダストカバーの他端部をソケツトに接着固定す
るようにしたものである。
ツトと、ソケツトに回動自在に連結されたボール
部を有するボールスタツドと、ボールスタツドに
係合さた一端部およびソケツトに係合された他端
部を有するダストカバーと、を備えたボールジヨ
イント構造において、ダストカバーの他端部がダ
ストカバーの他端面で開口する複数のめくら溝を
有し、該めくら溝内に接着剤を注入することによ
りダストカバーの他端部をソケツトに接着固定す
るようにしたものである。
（作用）
本考案では複数のめくら溝内に注入された接着
剤によりダストカバーをソケツトに確実に接着す
ることができダストカバーの接着力を向上させる
ことができる。
剤によりダストカバーをソケツトに確実に接着す
ることができダストカバーの接着力を向上させる
ことができる。
（実施例）
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
第１〜４図は本考案の一実施例を示す図であ
り、本考案を自動車のサスペンシヨンに装着され
るボールジヨイント構造に適用した例である。
り、本考案を自動車のサスペンシヨンに装着され
るボールジヨイント構造に適用した例である。
まず、構成を説明する。第１〜４図において、
１１はソケツト、１２はソケツト１１にベアリン
グ１３を介して回動自在に連結されたボール部１
２ａを有するボールスタツド、１４はダストカバ
ーである。ダストカバー１４はボールスタツド１
２に係合された一端部およびソケツト１１に係合
された他端部を有する。ダストカバー１４の他端
部、すなわち裏面下端部には円周方向に所定の間
隔で離隔した複数のめくら溝１５が形成され、各
めくら溝１５はダストカバー１４の他端面で開口
する入口溝部１５ａおよび入口溝部１５ａの深部
に連結された溝深部１５ｂを有する。各めくら溝
１５はほぼＴ字形状に形成されているが、その形
状はめくら溝であればＴ字形状以外のものでもよ
い。本考案においてはこれらのめくら溝１５に接
着剤１６を注入してダストカバー１４の他端部が
ソケツト１１に接着固定されている。
１１はソケツト、１２はソケツト１１にベアリン
グ１３を介して回動自在に連結されたボール部１
２ａを有するボールスタツド、１４はダストカバ
ーである。ダストカバー１４はボールスタツド１
２に係合された一端部およびソケツト１１に係合
された他端部を有する。ダストカバー１４の他端
部、すなわち裏面下端部には円周方向に所定の間
隔で離隔した複数のめくら溝１５が形成され、各
めくら溝１５はダストカバー１４の他端面で開口
する入口溝部１５ａおよび入口溝部１５ａの深部
に連結された溝深部１５ｂを有する。各めくら溝
１５はほぼＴ字形状に形成されているが、その形
状はめくら溝であればＴ字形状以外のものでもよ
い。本考案においてはこれらのめくら溝１５に接
着剤１６を注入してダストカバー１４の他端部が
ソケツト１１に接着固定されている。
（効果）
本考案によれば、ダストカバー１の他端部がソ
ケツトに確実に接着されるので、ダストカバーの
接着力が従来のものに比較し、確実に向上し、ダ
ストカバーがソケツトから剥がれることがない。
ケツトに確実に接着されるので、ダストカバーの
接着力が従来のものに比較し、確実に向上し、ダ
ストカバーがソケツトから剥がれることがない。
第１〜４図は本考案に係るボールジヨイント構
造の一実施例を示す図であり、第１図はその断面
図、第２図はダストカバーの断面図、第３図は第
２図のＡ−A′矢視図、第４図はダストカバーの
下端付近の断面図、第５図は従来のボールジヨイ
ント構造の断面図、第６図はダストカバーの下端
部付近の断面図である。 １１……ソケツト、１２……ボールスタツド、
１３……ベアリング、１４……ダストカバー、１
５……めくら溝、１６……接着剤。
造の一実施例を示す図であり、第１図はその断面
図、第２図はダストカバーの断面図、第３図は第
２図のＡ−A′矢視図、第４図はダストカバーの
下端付近の断面図、第５図は従来のボールジヨイ
ント構造の断面図、第６図はダストカバーの下端
部付近の断面図である。 １１……ソケツト、１２……ボールスタツド、
１３……ベアリング、１４……ダストカバー、１
５……めくら溝、１６……接着剤。
Claims (1)
- ソケツトと、ソケツトに回転自在に連結された
ボール部を有するボールスタツドと、ボールスタ
ツドに係合された一端部およびソケツトに係合さ
れた他端部を有するダストカバーと、を備えたボ
ールジヨイント構造において、ダストカバーの他
端部がダストカバーの他端面で開口する複数のめ
くら溝を有し、該めくら溝内に接着剤を注入する
ことによりダストカバーの他端部をソケツトに接
着固定するようにしたことを特徴とするボールジ
ヨイント構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1677188U JPH055289Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1677188U JPH055289Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01119916U JPH01119916U (ja) | 1989-08-14 |
| JPH055289Y2 true JPH055289Y2 (ja) | 1993-02-12 |
Family
ID=31229986
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1677188U Expired - Lifetime JPH055289Y2 (ja) | 1988-02-09 | 1988-02-09 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055289Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3921007B2 (ja) * | 1999-05-14 | 2007-05-30 | Ｎｔｎ株式会社 | 動圧型軸受ユニットおよびその製造方法 |
-
1988
- 1988-02-09 JP JP1677188U patent/JPH055289Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01119916U (ja) | 1989-08-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH055289Y2 (ja) | ||
| JPH0333710U (ja) | ||
| JPS59167022U (ja) | ベルトモ−ルデイングの取付構造 | |
| JPS6061562U (ja) | メカニカルシ−ル | |
| JPS60180816U (ja) | ケ−スナツト構造 | |
| JPS586005U (ja) | 密封結合装置 | |
| JPS602023U (ja) | 軸継手 | |
| JPS6130585U (ja) | リヤフロアクロスメンバ構造 | |
| JPS5820946U (ja) | バツテリ固定部材 | |
| JPS6075515U (ja) | 間仕切りパネルの並置構造 | |
| JPS6146266U (ja) | 車両用天井 | |
| JPS60175752U (ja) | モ−ルデイングの組付け構造 | |
| JPS5999851U (ja) | 車両用ワイパア−ム保持構造 | |
| JPS6088898U (ja) | 車輌用のシ−トカバ− | |
| JPS6035860U (ja) | 車両用ドアインサイドハンドル構造 | |
| JPS6020939U (ja) | 車両用ル−ムミラ−の支持構造 | |
| JPS61189889U (ja) | ||
| JPS60108815U (ja) | 組立式クランクシヤフト | |
| JPS6098907U (ja) | 自動車のアンテナ取付構造 | |
| JPS6045906U (ja) | 部材間の係合構造 | |
| JPS58196415U (ja) | ミラーの取付構造 | |
| JPS60135247U (ja) | 自動車用ウエザストリツプの取付構造 | |
| JPS58171150U (ja) | シ−トベルトの交換指示表示機構 | |
| JPS6198620U (ja) | ||
| JPS60158017U (ja) | ボ−ルジヨイント装置 |