JP2776500B2 - 通信システム及びその方法 - Google Patents

通信システム及びその方法

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JP2776500B2
JP2776500B2 JP62064460A JP6446087A JP2776500B2 JP 2776500 B2 JP2776500 B2 JP 2776500B2 JP 62064460 A JP62064460 A JP 62064460A JP 6446087 A JP6446087 A JP 6446087A JP 2776500 B2 JP2776500 B2 JP 2776500B2
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    • HELECTRICITY
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    • HELECTRICITY
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    • H04Q11/04Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
    • H04Q11/0428Integrated services digital network, i.e. systems for transmission of different types of digitised signals, e.g. speech, data, telecentral, television signals
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はコールディレクトリに関し、特にユーザの
パーソナルコンピュータに含まれる統合式コールディレ
クトリに関する。本統合式コールディレクトリは、パー
ソナルコンピュータのメモリ内にストアされたディレク
トリ情報と、業務用通信システムにストアされた集中デ
ィレクトリ項目の両方にアクセスする。 (従来の技術) 既存のコールディレクトリは、業務用通信システムに
付設のプロセッサに通常存在するデータベースで、この
データベースは個々人の名前、住所、組織、電話番号及
びその他の関連情報を識別する入力を含んでいる。この
集中データベースは、業務用通信システムのサービスを
受けている加入者、及び一般にデータベースを含む付設
プロセッサに配線接続された端末を有するディレクトリ
補佐オペレータによりダイヤル呼出しモードでアクセス
可能である。データベースからディレクトリ情報を得た
い人は、そうした端末アクセスポイントの1つを使って
データベースに問合せなければならない。 別のコールディレクトリ構成は、パーソナルコンピュ
ータに存在し、そこでは個々人が私用のコールディレク
トリ用データベースを自分のパーソナルコンピュータで
作成できる。このデータベースは、集中コールディレク
トリ用データベースに含まれているものと同様の入力を
含む。パーソナルコンピュータが識別された個人の電話
番号をダイヤルパルスまたはタッチトーン(Touch−Ton
e)信号として出力し、業務用通信システムを介して識
別された個人に電話呼出しを発生できる場合には、別の
能力がそのパーソナルコンピュータによって与えられ
る。同様に、パーソナルコンピュータに存在するファイ
ルは、加入者が電子メールのアドレスをファイルに付
け、それを電話線を通じ業務用通信システムを介して識
別された宛先に出力することにより、加入者の制御下
で、パーソナルコンピュータによって識別された宛先へ
電子的に転送できる。 (発明が解決しようとする問題点) これらのコールディレクトリ構成の重要な欠点は、情
報を識別された個人または宛先に伝送するのに、加入者
が多くの作業を行なわねばならない点にある。つまり、
加入者はコールディレクトリにアクセスし、識別された
加入者に入力し、被呼者のルーム番号、電話番号または
電子メール用アドレスを識別する項目をコールディレク
トリから受け取らなければならない。その後、加入者は
受信情報を取り出し、それを自分の端末またはパーソナ
ルコンピュータに入力し、識別された被呼者への呼出し
接続またはデータ転送を発するのにその情報を用いなけ
ればならないことをパーソナルコンピュータに指示しな
ければならない。この一連の操作は時間を要し、エラー
が発生しがちである。 (問題点を解決するための手段) 本発明の統合式コールディレクトリは、パーソナルコ
ンピュータでランしてコールディレクトリとコール発生
の機能を自動化させるソフトウエアシステムを与えるこ
とによって従来のコールディレクトリ構成における欠点
を除去する。パーソナルコンピュータは、個人の電話ス
テーションセットと、この個人の電話ステーションセッ
トに付設された業務用通信システムのポート回路との間
に介設される。コールディレクトリ用ソフトウエアは個
人の私的ディレクトリ項目を含むと同時に、付設プロセ
ッサに存在する集中業務用通信システムのデータベース
中のディレクトリ項目にアクセスする。これらのディレ
クトリ項目は全て、個人の名前、ルーム番号、電子メー
ルのアドレス、電話番号、被呼者に付設された端末機の
種別、ジョブ名称等の情報を含む被呼者の識別データを
有する。 統合式コールディレクトリ用ソフトウエアは、作成さ
れたメッセージの書式と、端末機の種別等識別された宛
先の幾つかのメッセージ依存特性とを自動的に分析する
ことにより、パーソナルコンピュータで加入者によって
作成されたメッセージに応答する。つまり、コールディ
レクトリ用ソフトウエアは自動的にメッセージの伝送媒
体を選択し、該当のディレクトリ項目にアクセスしてコ
ールディレクトリ用ソフトウエアで選択された媒体に該
当するメッセージヘッダを作成した後、選択された媒体
を用いて完成メッセージを指示された宛先に伝送する。
コールディレクトリ用ソフトウエアは、パーソナルコン
ピュータに存在する個々のデータベースまたは業務用通
信システムに付設したプロセッサに存在する集中データ
ベースからのコールディレクトリ情報を得ることが出来
る。コールディレクトリ用ソフトウエアはこれら2つの
データベースのうち該当の1つへ自動的にアクセスし
て、被呼者の宛先記述の識別を得る。 本発明のコールディレクトリ用ソフトウエアは、メッ
セージ伝送の機能全体を自動化し、加入者がコールディ
レクトリに逐次アクセスした後、選択された宛先アドレ
スをパーソナルコンピュータに入力し、コール発生機能
を実行する必要を取り除く。また、統合式コールディレ
クトリ用ソフトウエアは、これら全ての機能を加入者に
よる簡単な1つの特徴の起動に統合する。この統合が、
従来のコールディレクトリ構成における不適説つまり不
正確なデータ入力及び時間のかかる逐次動作の可能性を
取り除く。 (実施例) この発明の業務用通信システムが第1図に示してあ
る。このシステムは複数の端末機T11〜T58を含み、各端
末機にそれぞれポート回路111〜158が付設されている。
この端末機は電話ステーションセット、デジタル端末装
置及びコンピュータ機構を含む。1978年9月5日付けで
エッチ.ジー.アリス(H.G.Alles)に発行された米国
特許第4,112,258号に示してあるようなタイムスロット
交換回路から成るスイッチング回路網101が、多数のポ
ートデータ/制御インタフェース回路171〜175に接続さ
れている。第1図に示した各ポートデータ/制御インタ
ーフェース回路(例えば171)が8ポート回路(111〜11
8)を取り扱い、これらのポート回路をスイッチング回
路網101およびシステムプロセッサ100にインタフェース
する機能を果たす。スイッチング回路網101は、システ
ムプロセッサ100の制御下で動作し、付設のポート回路1
11〜158を相互接続することによって端末機間で通信接
続を確立する。 ポート回路151に接続された端末機は、DCPインタフェ
ースカードとデジタル電話ステーションセットT51を備
えたパーソナルコンピュータ(PC)PC51として具体化さ
れる主体インタフェース構成から成る。パーソナルコン
ピュータPC51はポート回路151とデジタル電話ステーシ
ョンセットT51の間に介設され、デジタル電話ステーシ
ョンセット51に通信サービスを与える。この点は、第2
図にプロック図の形で示したDCPインタフェースカード2
01を用いて達成される。 DCPインタフェース回路 DCPインタフェースカード201はパーソナルコンピュー
タPC51の拡張スロットの1つにプラグ差みされ、パーソ
ナルコンピュータPC51は、例えばAT&T PC6300コンピュ
ータとし得る。DCPインタフェースカード201は2つのイ
ンタフェース装置、つまり、電話ステーションセットイ
ンターフェース202と業務用通信システムインタフェー
ス206から成り、これらがパーソナルコンピュータPC51
をデジタル電話ステーションセットT51とポート回路151
にそれぞれ相互接続する。リード203,205が電話ステー
ションセットインタフェース202と業務用通信システム
インタフェース206をバス通信コントローラ204にそれぞ
れ接続する。 DCPインタフェースカード201は通信リードTR51を介
し、業務用通信システムインタフェース206のポート回
路151からの全ての伝送を受信する。バス通信コントロ
ーラ204はリード205を介して業務用通信システムインタ
フェース206から割込信号を受信し、業務用通信システ
ムインタフェース206にストアされたポート回路151から
の伝送を読み取る。バス通信コントローラ204は、パー
ソナルコンピュータPC51に至るパーソナルコンピュータ
バス(PCバス)207へ割込信号を発生することによっ
て、これらの伝送に応答する。パーソナルコンピュータ
PC51はバス通信コントローラ204にストアされた伝送をP
Cバス207を介して読み、伝送をメモリ208内にストアす
ることによって割込に対処する。パーソナルコンピュー
タPC51は、ポート回路151から受信した伝送を処理する
通信管理アプリケーション210を含む。装置ドライバ211
が通信管理アプリケーション210をDCインタフェースカ
ード201にインタフェースする。装置ドライバ211は2つ
の基本構成要素を含む:つまり、割込サービスルーチン
212とアプリケーションインタフェースプロセス213。装
置ドライバ211の機能は:DCPインタフェースカード201か
らの割込を処理し;データをバッファしてDCPインタフ
ェースカード201と通信管理アプリケーション210の間で
転送し;さらに後述するように、基本のコール設定及び
データ転送取り扱いデータコール設定手順のため通信管
理アプリケーション210との簡単なインタフェースを業
務用通信システムに与えることにある。 受信された伝送の処理がデジタル電話ステーションセ
ットT51の状態に変化を必要とする場合には、プロセッ
サ209がPCバス207を介してバス通信コントローラ204に
制御信号を送る。これらの制御信号はバス通信コントロ
ーラ204によって、リード203と電話ステーションセット
インタフェース202を介してデジタル電話ステーション
セットインタフェース202に転送される。 デジタル電話ステーションセットT51からポート回路1
51への伝送は、上記の過程を逆にして同じように扱われ
る。DCPインタフェースカード201と通信管理アプリケー
ション210の動作は、第3図に関連して後述する。DCP信
号伝送プロトコルを説明するため、以下の説明では、代
表的なポート回路とそこで実行される諸機能を論じる。 端 末 機 標準型のデジタル端末機T11では、極めて制限された
伝送レンジを持つRS232信号出力を発生する。デジタル
端末機T11からのRS232信号出力を、業務用信号システム
のポート回路111へと通信リードTR11を通じ、かなり遠
い距離まで伝送可能な交番バイポーラ変調コード信号
に、変換するのに、デジタル端末機インタフェースモジ
ュール(DTIM)(例えばDT11)を用いる。デジタル端末
機インタフェースモジュールDT11は、デジタル端末機の
一体部分を成すか、或いは既存のデジタル端末機T11と
付設の通信リードTR11の間に接続される。このデジタル
端末機インタフェースモジュールは、1985年8月13日付
でジー.エヌ.アクイシアリニ(G.N.Squicciarini)に
発行された米国特許第4,535,198号に詳述されている。 上記の信号変換に加え、デジタル端末機インタフェー
スモジュールDT11は特定のメッセージフレーム書式(DC
P)を用いて、ポート回路111等とそれに付設のデジタル
端末機T11等の間でデータ伝送を行なう。このDCP書式は
フレーム指示ビットと次の3つのフイールドから成る:
制御信号通信データを表わすSフイールド、及び情報デ
ータを表わす2つのIフイールド(第8図)。これは周
知のデータ伝送書式で、IEEE1979年国際通信会議の会議
報告として発行されたエヌ.アカリノ(N.Accarino)他
の論文、「局所統合式音声及びデータデジタルネットワ
ークへのフレームモードカストマアクセス」(Frame−m
ode Customer Access to Local Integrated Voice and
Data Digital Network)に記されている。このDCPデー
タ伝送書式において、一方のIフイールドは、PCM−コ
ード化音声情報の伝送用に使われる一方、他方(または
両方のIフイールド)はバルクもしくは対話式データの
伝送用に使われる。 メッセージ書式 業務用通信システムで扱われる端末機はさまざまな種
類の機器で構成でき、第1図に示した端末機は音声及び
データの同時伝送能力を持つ。このシステムでは、ユー
ザからの音声伝送を受信する全ての端末機が、受信した
アナログ音声信号を一組のデジタルデータセグメントに
変換し、各セグメントは8ビットのPCM−コード化音声
サンプルから成る。デジタル伝送を発生する端末機(キ
ーボード等)が、一般に8ビットより大きい長さのデジ
タルデータメッセージを受信及び伝送する。これらデー
タメッセージの代表的な書式(HDLC)を第9図に示す。
各データメッセージは、データメッセージの始めと終り
のフラグ文字;データ、制御及びアドレスフイールド;
及びエラーチェック目的の周期冗長チェックフイールド
を含む。 信号伝送チャネル 本業務用通信システムは、ポート回路で使われる基本
のDCPメッセージフレーム書式を反映して2つの信号伝
送チャネルを備えている。一方の制御信号伝送チャネル
(Sチャネル)が、システムプロセッサ100とデジタル
端末機T11〜T58の間で制御メッセージ(Sフイールドビ
ット)を伝送する。Sチャネルは各デジタル端末機(T1
1等)から、付設のデジタル端末機インタフエースモジ
ュール(DTIM)DT11、通信リードTR11、ポート回路11
1、リードP11及びポートデータ/制御インタフェース回
路171を介し、I/Oバスを経てシステムプロセッサ100へ
と延びている。業務用通信システムも情報チャネル(I
チャネル)を備え、これが8−ビットのPCM−コード化
音声信号またはバルクデータ((−ビットバイト)等の
情報データ(Iフイールドセグメント)を、スイッチン
グ回路網101とデジタル端末機T11〜T58の間で伝送す
る。Iチャネルは各デジタル端末機(T11等)から、付
設のデジタル端末機インタフエースモジュール(DTIM)
DT11、通信リードTR11、ポート回路111、リードP11及び
ポートデータ/制御インタフェース回路171を介し、リ
ードPA1を経てスイッチング回路網101へと延びている。 つまり、デジタル端末機と付設のデジタル端末インタ
フェースモジュールが、実際のデータ伝送(音声とデー
タ)を制御信号で多重化する。この多重化信号が通信リ
ードを介して付設のポート回路に伝送され、そこでデマ
ルチプレクス化される。実際のデータ伝送はスイッチン
グ回路網101により通常の方法で指定された宛先に切り
換えられ、制御信号はシステムプロセッサ100に送られ
る。これらの制御信号は、全ての電話スイッチング系に
共通な標準のオンフック/オフフック状態、ボタン動
作、ランプ点灯、ベル呼出しの各制御用信号である。本
インタフェース構成の構造及び動作を効果的に例示する
ため、既存のポート回路特にSチャネルの詳細について
先ず論じる。 Iチャネルの実現 コールするデジタル端末機(T11)をコールされるデ
ジタル端末機(T58)に接続する過程で、システムプロ
セッサ100がスイッチング回路網101内のタイムスロット
を、両端末機T11とT58の相互接続用に割り当てる。そし
て、スイッチング回路網101が両端末機T11−T58間での
データ(Iチャネル)伝送を制御する。つまり、スイッ
チング回路網101がデジタル端末機T58から受信した各8
ビットのデータセグメントを、ポートデータ/制御イン
タフェース回路175を介してポート回路111に伝送する。
ポート回路111が受信した各データセグメントをデジタ
ル端末機インタフェースモジュール(DTIM)DT11を介し
てデジタル端末機T11に伝送するとともに、デジタル端
末機T11からの応答データセグメントをDTIM DT11を介し
て受信しデジタル端末機T58へと伝送する。その際ポー
ト回路111が、DTIM DT11から受信した応答データセグメ
ントを、ポートデータ/制御インタフェース回路171を
介してスイッチング回路網101に送る。スイッチング回
路網101が受信したデータセグメントをストアし、その
コールに割当てられた時間スロット中に、両デジタル端
末機T11と58から受信したデータセグメントを交換す
る。この動作で、両デジタル端末機が相互接続される。 Sチャネルの実現 制御つまりSチャネルの伝送は、システムプロセッサ
100によって制御される。システムプロセッサ100は各ポ
ート、トランク及びスイッチング回路網101に接続され
たサービス回路を周期的に走査し、システムプロセッサ
100用の制御メッセージが存在するかどうか捜す。この
各走査サイクル中に、システムプロセッサ100はタイミ
ング、アドレス及び制御情報を、I/Oバスを介してポー
トデータ/制御インタフェース回路171〜175に伝送す
る。各ポートデータ/制御インタフェース回路(例えば
171)はマルチプレクサを有し、このマルチプレクサが
各走査サイクル中にI/Oバスで受信された信号を解釈
し、そこに送られたアドレス信号が当該ポートデータ/
制御インタフェース回路(171)で扱われているポート
回路の1つ(例えば111)を識別しているかどうかを判
定する。走査サイクル中に合致が生じると、ポートデー
タ/制御インタフェース回路171が識別されたポート回
路111をエネーブルし、システムプロセッサ100からポー
トデータ/制御インタフェース回路171に伝送された制
御メッセージを読取らせる。 ポート回路111は、システムプロセッサ100からポート
データ/制御インタフェース回路171に書込まれた制御
メッセージを読み取って、その制御メッセージをポート
回路111内の制御メッセージレジスタ(不図示)内に入
れる。ポート回路111は制御メッセージを1回に1ビッ
トづつ、制御メッセージレジスタからデジタル端末機イ
ンタフェースモジュールDT11に送る。デジタル端末機イ
ンタフェースモジュールDT11がこれらのシリアルデータ
を、デジタル端末機T11用のコマンドにアセンブルす
る。デジタル端末機T11は、ランプの点灯、可聴呼出し
信号の発生等、指示された動作を実行することによって
コマンドに応答する。 デジタル端末機T11が応答しないか、またはシステム
プロセッサ100に戻すべきその他の制御メッセージを有
すると、デジタル端末機インタフェースモジュールDT11
がアイドルビットをポート回路111に返送する。デシタ
ル端末機T11がシステムプロセッサ100に送るべき制御メ
ッセージを有すると、その制御メッセージが1回に1ビ
ットづつポート回路111の制御メッセージレジスタ内に
書き込まれる。ポート回路111がデータレデイビットを
その状態レジスタ(不図示)にセットし、制御メッセー
ジがデジタル端末機T11から到着したことをシステムプ
ロセッサ100に指示する。システムプロセッサ100がI/O
バスとポートデータ/制御インタフェース回路171を周
期的に走査し、セットされたデータレデイビットを捜
す。そのビットが見つかると、システムプロセッサ100
はポート回路111の制御メッセージレジスタにストアさ
れた制御メッセージを読み取り、状態レジスタ内のデー
タレデイビットをリセットする。 ポート回路、第4図〜第6図 第7図のように配列された第4図、第5図および第6
図がポート回路の詳細を示しており、特に第8図に示し
たDCPフレーム書式中のSビット信号伝達メッセージの
受信および発生に関連したポート回路に重点が置いてあ
る。またこの回路の詳細は、1985年8月6日付でS.R.ペ
ック(S.R.Peck)他に発行された米国特許第4,534,023
号に開示されている。 通信リードTR18は、付設の端末機コンピュータT18に
至る毎秒160キロビットのデータリンクから成る。160キ
ロビットの速度は、(第8図に示すように)20ビットの
メッセージセグメントがコンピュータT18とポート回路1
18の間で8kHzの速さで伝送されることによる。データ信
号の伝送には、交番バイポーラ変調が用いられる。 受 信 器 ポート回路118の受信部の動作をまず説明する。コン
ピュータT18からのメッセージセグメントがDCPフレーム
書式の形で受信され、通信リードTR18を通じてライン受
信器401に印加される。ライン受信器401は、各受信メッ
セージセグメントのフレーム指示ビットからその同期化
を得、残りのフィールド(Sフィールドと2つのIフィ
ールド)をシリアルな形でリード402を通じフレームデ
マルチプレクサ404に送る。ライン受信器401の同期化回
路が受信クロック信号を発生し、それをリード403を通
じてデマルチプレクサ404の制御部、且つ受信フォーマ
ッタ407およびクロック検出器408に加える。 ライン受信器401は、通信リードTR18のノイズ環境か
ら受信信号を分離し、それをデマルチプレクサ404の入
力に印加される論理レベル信号に変換する。デマルチプ
レクサ404がSフィールドと2つのIフィールドをデマ
ルチプレクス化する。2つのIフィールド内の情報は、
コンピュータT18からのデータ伝送から成る。このデー
タ伝送はリードRI1とRI2を通じてスイッチマルチプレク
サ405に導かれ、これが信号を多重化して時間多重化バ
スPCM上に置く。各Iフィールドは時間多重化バスPCM上
で異なるタイムスロットを占め、各Iフィールド内の情
報はその対応時間スロットの各発生中に逐次伝送され
る。この情報は、通常のタイムスロット交換機能を実行
して各Iフィールドをコールが差し向けられているポー
トに相互接続するシステムのタイムスロット交換機構に
印加される。スイッチマルチプレクサ405からバスPCMへ
のインタフェースは、スイッチマルチプレクサ405とス
イッチデマルチプレクサ448を制御するデータおよびク
ロック両信号を含む。 Sフィールド情報は第8図に示した1ビットのメッセ
ージセグメントから成り、リード460を通じて受信側フ
ォーマッタ407に印加される。受信側フォーマッタ407
は、印加信号に対して通例のフラグ検出動作を実行す
る。つまり、受信側フォーマッタ407は第9図に示すよ
うに0、それに続く6個の1および最後の0から成るパ
ターンを捜し、フラグがリード460上に現われている間
そのパターンを同期化する。信号伝送メッセージ文字が
受信された場合のように、非フラグシーケンスを受信側
フォーマッタ47が検出するや否や、同フォーマッタは各
非フラグバイトについて直/並変換を実行し始める。非
フラグ文字が受信されている間、受信側フォーマッタ40
7は5個の1の後に0が続くシーケンスを検出する都
度、通常のゼロ削除機能を実行する。これは、メッセー
ジ文字がフラグ文字の受信として解されるのを防ぐた
め、HDLCプロトコルに従って行なわれる。受信側フォー
マッタ407は非フラグ文字について直/並変換を実行し
ている間、それと同時に各メッセージの終りにフラグ文
字の受信も検出する。次いで、リード412に印加され受
信文字用メッセージの終りを指定する信号を発生する。
このリード412はRCVEOM(受信メッセージの終り)とも
称される。受信側フォーマッタ407は、パラレル書式に
形成された後の各文字をリード411に、さらにそこから
受信側FIFO414に印加される。また受信側フォーマッタ4
07は、リード13に印加され情報のFIFO414へのストロー
ブを制御する信号も発生する。リード413上の信号はリ
ード411,412上の信号と同時に現われ、後者の両信号がF
IFO414へストローブ可能とする。 受信側FIFO414は、1語当り9ビットで48語のFIFOと
して編成される。各語中の9ビットは、リード411上の
受信文字を表わす8ビットと、各受信文字がメッセージ
の最終文字を表わすかどうかを指示する1ビットの“メ
ッセージの終り”信号とから成る。受信側FIFO414の入
力に印加される文字は、通常の方法で受信側FIFO414の
出力に至る。これらの8ビットはリード416を通じて3
状態ゲート417に加えられる。各文字に対応したメッセ
ージ信号の終りは、リード419を通じて受信側メッセー
ジカウンタ421に加えられる。メッセージ信号の終りは
実際にその文字がメッセージの最終文字である場合にの
み存在し、その時点でメッセージ信号の終りがカウンタ
421を1だけインクレメントする。 3状態ゲート417はリード420上の読取レジスタ信号に
よってエネーブルされる。この信号はシステムプロセッ
サ100から発生され、システムプセッサ100がFIFO414の
内容を読みたいときに、I/Oバスを通じポートデータ/
制御インタフェース回路171およびリードDATAを経てポ
ート回路111に印加される。システムプロセッサ100はこ
の動作を、上記の経路を通じて特有のアドレス信号をア
ドレスデコーダ433に加え、該信号をFIFO414およびゲー
ト417へと延びたリード420上に出力発生することによっ
て行なう。第4図、第5図および第6図に示したポート
回路111を含む各ポート回路には複数のI/Oバスアドレス
が割り当てられている。それぞれのアドレスは、ポート
回路が可能なそれぞれの機能を表わす。特定の機能は、
対応したI/Oバスアドレスをアドレスデコーダ433に印加
することに開始される。従って、FIFO414から文字を読
取るには、システムプロセッサ100がリード420に対応し
たポートアドレスを、リードDATAを経てアドレスデコー
ダ433に印加する。アドレスデコーダ433がこのアドレス
に応答してリード420を駆動し、FIFO414の出力にある文
字をリード416およびゲート417を介してリードDATAに導
く。この文字は次いでポートデータ/制御インタフェー
ス回路171とI/Oバスを介してシステムプロセッサ100に
送られ、完全なメッセージが形成されるまでシステムプ
ロセッサ100が同文字とその他の各受信文字をストアす
る。 リードレジスタリード420は、FIFO414のOUTSTB端子に
も延びている。FIFO414はそこへの信号の後縁に応答し
てFIFO414内にストアされている次の文字をFIFO414の出
力に進め、次の読取レジスタ動作で読取られるようにす
る。従って、リード420上の読取レジスタ信号は2つの
機能を果たす。第1は、ゲート417をエネーブルし、FIF
O414の出力に現在ある文字をゲート417を介してリードD
ATAに通過させる機能である。第2は、リード420上の読
取レジスタ信号の後縁によって、FIFO414内の次の文字
をFIFO414の出力に進ませる機能である。 FIFO414内の9番目のビットは、リード419上のEND OF
MESSAGE(メッセージの終り)ビットである。この信号
は、2つの機能を実行する。第1機能は、READ END OF
MESSAGE(メッセージの読取終り)信号を状態ゲート426
の入力に与えることである。状態ゲート426は、ポート
回路111でREAD STATUS REGISTER(読取状態レジスタ)
機能を実行しようとするシステムプロセッサ100によっ
て読取られる。状態ゲート426は特有のアドレスを持
ち、システムプロセッサ100がこのアドレスをI/Oバスに
加えると、そのアドレスがアドレスデコーダ433でデコ
ードされ、エネーブル信号がリード429を通じて状態ゲ
ート426を起動する。状態ゲート426は、リード419上に
存在する信号をリードDATAに加え、システムプロセッサ
100へと送る。リード429のエネーブル化は、全ての状態
レジスタゲート424〜428をエネーブルする。 リード419上のREAD END OF MESSAGE信号ビットの第2
機能は、受信側メッセージカウンタ421をデクレメント
する。カウンタ421は、いずれの時点においても、FIFO4
14内に現在ストアされているメッセージ数を指示するカ
ウントを持つ。カウンタ421は、リード412上のRECEIVE
END OF MESSAGE(メッセージの受信終り)信号によって
インクレメントされ、READ END OF MESSAGE信号がFIFO4
14からリード419上に読出されるとデクレメントされ
る。従って、カウンタ421の現カウントはFIFO414内に現
在ストアされている完全メッセージの数を表わす。リー
ドDR上に発せられるカウンタ421の出力は、状態ゲート4
24〜428を走査するシステムプロセッサ100によってDATA
READY(データレディ)指示を読取可能とする信号であ
る。リード422がエネーブル信号を与えると、DR信号は
ゲート458を通り、そこからリード406を介し走査レジス
タゲート423およびゲート425の入力へと至る。 システムプロセッサ100は該当のアドレスをI/Oバスに
加えることによって、走査レジスタゲート423またはFIF
O414を読取ることができる。これらいずれかのアドレス
は、アドレスデコーダ433によってデコードされる。ア
ドレスデコーダ433の該当出力がエネーブルされ、423か
417等該当の3状態ゲートを起動して、データをDATAリ
ードに加える。 送 信 システムプロセッサ100はコンピュータT18への伝送の
ため、第4図、第5図および第6図のポート回路118へ
とメッセージを発生および書込可能である。これは、ポ
ート回路118の書込部を利用して行なわれる。システム
プロセッサ100がポート書込動作を実行する第1ステッ
プでは、送信側FIFO440が満杯かまたはメッセージを受
取れるかどうかを判定する。FIFO440が満杯でないと、
システムプロセッサ100がメッセージの第1バイトをポ
ート回路118に書込む。システムプロセッサ100はこの機
能を、まず該当のアドレス信号をI/Oバスに加えること
によって実行する。印加される信号は、ポート回路118
の書込部に対応したものである。アドレスデコーダ433
がこのアドレスを解読し、WREG信号をリード435上に発
生する。WREG信号が3状態ゲート434をエネーブルし、
現在I/Oバス上にあるメッセージ情報を、ゲート434およ
びリード457を経てFIFO440の入力に導く。リード435上
のWREG信号はFIFO440のINSTB入力にも加えられ、現在リ
ード457上にあるメッセージ情報をFIFO440内にストロー
ブする。 この時点でFIFO440内には、リード436を通じてFIFO44
0に加えられる9番目のWRITE END OF MESSAGE(メッセ
ージの書込終り)ビットもストローブされる。この信号
は、該ビットに対応した文字が伝送メッセージの最終文
字であることを指示する。システムプロセッサ100は、
メッセージの各文字をFIFO40内に逐次書込む。メッセー
ジの最終文字がFIFO440に入力される直前、システムプ
ロセッサ100はゲート432とリード459を経て制御レジス
タ431に書込みを行ない、WRITE END OF MESSAGE信号を
リード436上に発生する。この信号は、メッセージの最
終バイトがWREG信号によってリード435上へストローブ
されるのと同時に、FIFO440内へストローブされる。最
終バイトがFIFO440内に書込まれた後、リード436上の信
号はリード435上のWREG信号の後縁で自動的にリセット
される。 送信側FIFO440は、1語当り9ビットの48語のFIFOと
して編成される。9ビット中の8個は文字情報を表わ
し、各語の9番目のビットはWRITE END OF MESSAGE信号
の存否を表わす。送信側FIFO440は、WBFと示したWRITE
BUFFER FULL(書込バッファ満杯)出力を持つ。FIFO440
内の全48語が満杯だと、WBF信号がリード430を通じて状
態レジスタゲート427に導かれる。このゲートは、FIFO4
40への書込前システムプロセッサ100によって周期的に
読まれる。FIFO440が満杯のとき、その時点でFIFO440が
それ以上のバイトを受入れられないことを、ゲート427
の出力がシステムプロセッサ100に知らせる。メッセー
ジの書込最中にFIFO440が満杯と検出されたら、システ
ムプロセッサ100がメッセージの残りをキューに登録
し、前にロードされたメッセージが伝送されFIFO440が
少なくとももう1つのバイトを受入れるのに充分なだけ
空になるまで、ロードを抑制する。 FIFO440の出力は、リード441と442に加えられる。リ
ード442は文字情報を表わす8ビットを送り、リード441
はEND OF MESSAGEビットを送る。FIFO440はリード443を
通じ、送信側フォーマッタ445からストローブ信号を受
取る。リード442上の文字情報とリード441上のEND OF M
ESSAGE信号は、送信側フォーマッタ445の各入力に加え
られる。送信側フォーマッタ445は通常、FIFO440内にメ
ッセージが存在しない間、付設のカストマステーション
に至るチャネルへフラグ文字を連続的に発生して送る。
つまり、その期間中送信側フォーマッタ445は、0,6個の
1および0から成るフラグ文字を逐次発生する。FIFO44
0が空でなければ、送信側フォーマッタ445はFIFO440か
ら文字をアンロードしSチャネルを通じて伝送するプロ
セスを必ず開始する。これは、受信文字について並/直
変換し、透過に必要なゼロ挿入機能を実行することによ
って成される。つまり送信側フォーマッタ445は、まずF
IFO440が空でないことをリード439を介して送信側FIFO4
40から判定するとフラグ文字を送出し、次にフラグ文字
の伝送が終るとリード443を通じてFIFO440に加えられる
ストローブ信号を発生する。この信号は送信側フォーマ
ッタ445内部で、リード442上の文字情報およびリード44
1上のEND OF MESSAGE信号を、送信側フォーマット445内
へロードするのにも使われる。またストローブ信号の後
縁は、FIFO440を進めて内部の次の文字をFIFO出力へ導
くのに用いられる。 送信側フォーマッタ445は、受信情報について並/直
変換を実行する。また、非フラグ文字をリード446へ送
出するときには、ゼロ挿入機能も実行する。つまり、メ
ッセージの伝送ビット流が連続5個の1を有すると、送
信側フォーマッタ445は5番目の1と次の伝送ビットの
間に0を挿入する。こうして、送信側フォーマッタ445
は、それが受信した各文字を送出し、各文字に対応した
END OF MESSAGEビットをチェックする。メッセージの最
終文字がFIFO440から受信されると、リード441が1にセ
ットされる。これは、その文字がメッセージの終りで、
送信側フォーマッタ445がその文字の後にフラグを挿入
すべきことを、送信側フォーマッタ445に告げる。送信
側フォーマッタ445は上記挿入を行ない、リード444上に
送信側FIFO空信号があるかをチェックする。空信号が存
在すると、送信側フォーマッタ445はフラグを発生およ
び伝送し続ける。空信号が存在しないと、送信側フォー
マッタ445は次の文字をFIFO440から読出す。この新しい
信号が、後続メッセージの第1文字となる。送信側フォ
ーマッタ445は、各後続メッセージの第1文字とその他
の全文字を、前述したのと同じように処理する。 システムプロセッサ100は、初期化ビットを制御レジ
スタ431に書込むことができる。このビットは、FIFO41
4,440およびメッセージカウンタ421,438をクリアせしめ
る。これで全情報がポート回路から除去される。 リード409がクロック検出器408を、状態レジスタゲー
ト424に接続する。クロック検出器408は通常、ライン受
信器401からリード403に送出されるクロックパルスを受
信する。受信期間中、クロック検出器408はリード409を
通じてレジスタゲート424に0を加える。これにより各
状態レジスタゲート424〜428を読んでいるシステムプロ
セッサ100は、受信データ流から得たクロックパルスが
通信リードTR18を介しライン受信器401によって受信さ
れ、さらにリード403を介してクロック検出器408に加え
られ続けていると判定する。これはシステムの正常な動
作状態である。何らかの理由で、ライン受信器401がデ
ータ流を受信しなくなると、クロック検出器408はクロ
ックパルスを全く受け取らず、リード409を1にセット
し、システムプロセッサ100がゲート424を読んでその状
態を判定できるようにする。かかる状態は例えば、対応
のデジタル端末機T11が通信リードTR11から分離された
ときに生じ得る。 リード422がANDゲート458の下側入力を制御レジスタ4
31に接続している。このリードは通常、制御レジスタに
よってエネーブル状態に保たれる。これがゲート458を
エネーブルし、カウンタ421のDR出力をリード406を経て
走査レジスタゲート423に送出可能とする。このデータ
レディ信号は、少なくとも1つのメッセージが受信側FI
FO414内に現在含まれていることを、システムプロセッ
サ100に知らせるのに使われる。 アドレスデコーダ433はフリップフロップを含み、シ
ステムプロセッサ100からの該当制御信号と一緒にアド
レスがI/Oバスに加えられたとき、これらの制御信号が
アドレスをデコーダのフリップフロップ内にラッチす
る。これらフリップフロップの出力が、アドレスをデコ
ードし各異なったアドレスに特有な出力信号を与える回
路に導かれる。その出力信号の1つがリード459に送出
される。この信号は、データがI/Oバスに現われ、デー
タを制御レジスタ431内のラッチへストローブするのに
使われるときアクティブとなる。データは制御レジスタ
431内にラッチされるので、首尾一貫している。また制
御レジスタ431は以下に述べるように、システムプロセ
ッサで制御されたポート回路の状態をストアするフリッ
プフロップも含む。 送信側メッセージカウンタ438は受信側メッセージカ
ウンタ421と同様に機能し、FIFO440が現在完全なメッセ
ージを含んでいるかどうかを指示する。メッセージがFI
FO440に入力されると、送信側メッセージカウンタ438は
リード436を通じてインクレメントされる。逆に、メッ
セージがFIFO440から読出されると、送信側メッセージ
カウンタ438はリード441を通じてデクレメントされる。 送信側フォーマッタ445の出力は、リード456を通じて
フレームマルチプレクサ449に至る。スイッチデマルチ
プレクサ448がバスPCM上のPCM時間スロット信号を受信
し、ポート回路118で使われるI1およびI2フィールド信
号を割り当てられた時間スロットから分離し、それらの
信号をリード453と454に加える。送信側メッセージカウ
ンタ438の出力はリード439を通じて送信側フォーマッタ
445に至り、送信側メッセージカウンタ438の内容が0に
なった時点を指示する。この時点は、何のメッセージも
FIFO440内に含まれていず、送信側フォーマッタ445がフ
ラグ文字を発生すべきことを意味する。 I1,I2両信号は、リード456上のシリアル化されたSチ
ャネルビットと共に、フレームマルチプレクサ449で送
信される。各フレーム毎に、フレームマルチプレクサ44
9は8ビットのI1フィールド、8ビットのI2フィールド
および1ビットのSフィールドをフレーム指示信号に組
入れ、この信号をリード452を通じてライン送信器450に
印加し、ここでFフィールドビットを加える。こうして
得られた第8図の20ビットのフレームが、通信リードTR
18を通じてそこからコンピュータT18に送出される。 ライン送信器450とフレームマルチプレクサ449は、ク
ロック発生器455からの出力信号の制御下で動作する。
スイッチデマルチプレクサ448はバスPCMからその制御信
号を受取る。 DCPインタフェースカードの詳細 DCPインタフェースカード201は、メッセージハンドラ
及びプロトコルコンバータとして機能するプロセッサ制
御回路である。DCPインタフェースカード201は、ポート
回路151及びデジタル電話ステーションセットT51のDCP
信号を、PCバス207用のデータへまたその逆に変換す
る。物理的及びリンク層のプロトコルが、DCPインタフ
ェースカード201を構成する装置によって取り扱われ
る。DCPインタフェースカード201がパーソナルコンピュ
ータPC51に、業務用通信システムへのアクセス、データ
及び同システムとの間での信号伝送の制御を与える。DC
Pインタフェースカード201は業務用通信システムにとっ
てデータ及び表示モジュールを備えたデジタル電話のよ
うに見え、また、デジタル電話ステーションセットT51
にとっては業務用通信システムのデジタルポートボード
のように見える。業務用通信システム及びパーソナルコ
ンピュータPC51に付設のデジタル電話ステーションセッ
ト両方からの情報は、1つの多重化データチャネルを通
じてパーソナルコンピュータPC51に転送される。業務用
通信システムへのアクセス及び信号伝送チャネルの制御
により、パーソナルコンピュータPC51は、業務用通信シ
ステムにおける既存の音声及びデータ機能の動作と組合
せて、高度な音声及びデータ機能を実行できる。 第3図はDCPインタフェースカード201の詳細な配線ブ
ロック図である。上述したDCPインタフェースカード201
の主な機能要素が、第3図にさらに詳しく示してある。
主要な構成部分には電話ステーションセットインタフェ
ース202、バス通信コントローラ204および業務用通信シ
ステムインタフェース206が含まれる。これらの主要構
成部分に加え第3図には、パーソナルコンピュータPC51
がオフか電源不良時に、デジタル電話ステーションセッ
トを通信リードTR51へ直接接続するバイパススイッチ30
1が示してある。また、外部インタフェース302がDCPイ
ンタフェースカード201に接続してあり、後述するよう
に、スピーカフォン等追加の機器用に使われる。デジタ
ル信号プロセッサ303はワイヤード論理装置で、後述す
るように、コール進行トーン、タッチトーン検出及びタ
ッチトーン信号の発生を行なう。 CPU330 DCPインタフェースカード201の動作は、第3図にCPU3
30として示されたマイクロプロセッサで制御される。CP
U330は、Motorola 6800 16ビットマイクロプロセッサ
等、任意の当該関連プロセッサとし得る。CPU330は高レ
ベルCプログラミング言語をサポートするマイクロプロ
セッサである。CPU330は割込に対するソフトウエア応答
を速めるため、ベクトル割込方式で動作する。CPU330の
主な機能は次の通りである: 1) Sチャネルを通じてスイッチSチャネルHDLCプロ
トコルによって業務用通信システムと交信し、Sチャネ
ル端末プロトコールのレベル2及び3を終了させる; 2) HDLCプロトコルの12チャネルを通じて業務用通信
システムとデータを送受し、同プロトコルのレベル2及
び3を終了させる; 3) Sチャネルを通じ電話SチャネルHDLCプロトコル
によってデジタル電話ステーションセットと交信し、同
プロトコルのレベル2を終了させる; 4) デジタル信号プロセッサ303を制御し、タッチフ
ォン信号を発生するか、またはコール進行トーンとタッ
チトーン信号の両方を検出する; 5) バイパススイッチ301とI2選択/同期化ロジック3
23を制御する; 6) タイミングを制御し、プロトコル処理で使われる
割込に応答する; 7) PCバス207を通じて、パーソナルコンピユータPC5
1と交信し、DCPインタフェースカード201とパーソナル
コンピユータPC51の間でメッセージを送受して、上記の
全データチャネル用の情報を送受する。 ライン終端 CPU330の動作を理解するためには、先ず電話ステーシ
ョンセットインタフェース202と業務用通信システムイ
ンタフェース206の動作を理解する必要がある。前述し
たように、通信リードTR51とデジタル電話ステーション
セットからの通信リードは、バイパススイッチ301に愁
嘆している。バイパススイッチ301は、業務用通信シス
テムからの信号をデジタル電話ステーションセットに直
接接続するか、あるいは、デジタル電話ステーションセ
ットと業務用通信システム両方からの信号をそれぞれ電
話ステーションセットインタフェース202と業務用通信
システムインタフェース206にそれぞれ接続する。この
ようにバイパススイッチ301は電源不良時の転送機能を
果たす。バイパススイッチ301は、パーソナルコンピュ
ータPC51がオンされてないか、正しく機能しないか、電
源不良か、DCPインタフェースカード201が正しく機能し
ていないとき、デジタル電話ステーションセットを業務
用通信システムに直接接続するように作動する。その他
の場合バイパススイッチ301は作動せず、通信リードTR5
1は業務用通信システムインタフェース206に終端する。
同じく、デジタル電話ステーションセットT51からの通
信リードはバイパススイッチ301を介して電話ステーシ
ョンセットインタフェース202に終端する。 電話ステーションセットインタフェース202と業務用
通信システムインタフェース206はそれぞれ、第3図に
示したスイッチDLI310と電話DLI320をDCPインタフェー
ス回路として含む。スイッチDLI310と電話DLI320は、ポ
ート回路118に関連して前述したDCPシステムインタフェ
ースを果たす。つまり、スイッチDLI310と電話DLI320は
ポート回路118について前述したような第4図のライン
受信器401、フレームデマルチプレクサ404、クロック検
出回路408、ライン送信器450、フレームマルチプレクサ
449及びクロック発生器455から成る。これらの要素は前
述のごとく動作して、DCP信号伝送プロトコルを終了さ
せる。スイッチDLI310は、業務用通信システムにとって
表示およびデータモジュールを備えたデジタル電話ステ
ーションセットとして現われるような端末モードで構成
されている。電話DLI320は、デジタル電話ステーション
セットT51にとってポート回路118等のデジタルポートと
して現われるようなポートモードで構成されている。ス
イッチDLI310と電話DLI320は共に、前述したように、受
信したDCP信号をシリアルなS,I1及びI2チャネルに分離
し、また送信すべきシリアルなS,I1及びI2チャネルを送
信DCP信号に結合する。 S,I1及びI2チャネル信号線路指定 S,I1及びI2チャネルは全て、業務用通信システムとDC
Pインタフェースカード201の間のDCPプロトコル伝送
で、音声、制御及びデータ信号を両者間で授受するのに
使われる。デジタル電話ステーションセットT51とDCPイ
ンタフェースカード201の間では、制御及び音声信号を
伝送するのにS1とI1両チャネルだけが使われる。業務用
通信システムに対する全てのデータ通信はパーソナルコ
ンピュータPC51に終端されるので、S2とI2両チャネルは
デジタル電話ステーションセットで使われない。 I1チャネルで送られる信号は、デジタル電話ステーシ
ョンセットと業務用通信システムの間で伝送される音声
通信信号である。従って、I1チャネルの音声信号は、こ
こで説明する用途ではパーソナルコンピュータPC51に切
り換えられない。I1選択/同期化ロジック323は、I1チ
ャネル音声信号についての各種発信元および宛先間を相
互接続する。音声信号はデジタル電話ステーションセッ
トT51から、デジタル信号プロセッサ303からのタッチト
ーン信号として、業務用通信システムから通信リード51
上へ、あるいは外部インタフェース302から発生可能で
ある。I1チャネル上の音声通信信号は、業務用通信シス
テム、デジタル信号プロセッサ303、または外部インタ
フェース302からデジタル電話ステーションセットT51へ
差し向けられる。従って、I1選択/同期化ロジック323
は、スイッチDLI310で分離されリード313に加えられる
業務用通信システムからの、外部インタフェース302か
らリード304に加えられる、あるいはデジタル信号プロ
セッサ305に加えられる音声通信信号を、これらの音声
通信信号を電話DLI320に送るリード321に接続し、そこ
で音声信号DCP信号伝送書式にコード化されデジタル電
話ステーションセットT51に伝送される。同じように、
音声通信信号は業務用通信システムまたはデジタル電話
ステーションセット51から、外部インタフェース302へ
差し向けることもできる。I1選択/同期化ロジック323
は、スイッチDLI310でデコードされ、リード313に加え
られる業務用通信システムからの、或いは電話,DLI320
でデコードされリード321に加えられるデジタル電話ス
テーションセットT51からの音声通信信号を受信し、こ
れらの信号をリード304に切り換え外部インタフェース3
02に加えるようにする。スイッチDLI310は外部インタフ
ェース302、デジタル信号プロセッサ303またはデジタル
電話ステーションセットT51から、I1選択/同期化ロジ
ック323を経て音声通信信号を受信する。音声通信信号
の残りの宛先は、デジタル信号プロセッサ303である。
デジタル信号プロセッサ303は、業務用通信システムか
ら受信されるコール進行トーンまたはタッチトーン信号
をデコードするワイヤード論理プロセッサである。これ
らのコール進行トーンとタッチトーン信号は、業務用通
信システムから通信リードTR51を通じて伝送され、スイ
ッチDLI310でデコードされてリード313に加えられる。I
1選択/同期化ロジック323が受信したトーーンをリード
305を介しデジタル信号プロセッサ303に切り換え、そこ
で受信トーンは検出され分析される。こうして得られた
コール進行トーンまたはタッチトーン信号を識別する制
御信号が、デジタル信号プロセッサ303によってリード3
06に加えられる。 I/O装置 装置314,315,324,325はシリアルな入/出力装置で、
各装置は同期または非同期モードでプログラム可能な独
立の全2重シリアルデータチャネルを含む。これらの装
置は、MOSTEK MC68564P等市販の入/出力装置である。
入/出力装置314,315は、HDLCビット同期モードを取り
扱ってスイッチS及びI2データチャネルを処理するよう
にプログラムされている。入/出力装置324はデジタル
信号プロセッサ303と交信する非同期モードにプログラ
ムされる一方、入/出力装置325はデジタル電話ステー
ションセット用のSチャネルを取り扱うHDLCビット同期
モードにプログラムされている。HDLCモードにプログラ
ムされたシリアルチャネルは次の属性を有する: 1) 自動的なO挿入と削除 2) メッセージ間への自動的なフラグ挿入 3) シーケンス発生及び検出の放棄 4) 内部フラグの検出と同期化 5) 自動的な周期冗長チェック デジタル信号プロセッサ303による非同期通信チャネ
ルは次の属性を持つ:文字当り6ビット;1つのスタット
ビット;1つのストップビット;パリティなし。各入/出
力装置314,315,324,325は制御、状態及びデータレジス
タを含む。これらの装置は、受信データレジスタがデー
タを含むか、または送信データレジスタがデータを必要
とするときに割込を発生する。CPU330は装置314,315,32
4,325の1つから発生されCPUアドレス/制御データバス
リード203に加えられる割込に対し、受信する割込用受
信データレジスタの内容を読み取り、割込を発している
装置内での送信割込用の文字を送信データレジスタへ送
ることによって応答する。 つまり、デジタル信号プロセッサ303がコール進行ト
ーンを解釈すると、得られた制御信号がI/O装置324のレ
ジスタにロードされ、I/O装置324がCPU330のための割込
を発生する。CPU330はこの割込に対し、I/O装置324内の
レジスタからの通信リードTR51上に存在するコール進行
トーンを指示するデータレジスタを読取ることによって
応答する。 デジタル信号プロセッサ デジタル信号プロセッサ303は、動作、タッチトーン
発生、及びコール進行トーンまたはタッチトーン信号の
検出という3種類のモードにプログラムされている。CP
U330はI/O装置324内のレジスタを介し、デジタル信号プ
ロセッサ303の動作を制御する。タッチトーン発生モー
ドでは、CPU330がCPUアドレス/制御/データバス203を
経てタッチトーンコマンドをI/O装置324に送る。デジタ
ル信号プロセッサ303はI/O装置324からタッチトーンコ
マンドを読み取り、リード305を経てI1選択/同期化ロ
ジック323に加えられるタッチトーン信号を発生する。I
1選択/同期化ロジック323は発生されたタッチトーン信
号をリード313を経てスイッチDLI310に送り、そこで発
生タッチトーン信号を、通信リードTR51を経て業務用通
信システムに加えられるDCP信号のI1フイールド内に組
み込む。同様に、CPU330は制御信号をCPUアドレス/制
御/データバス203に加え、コール進行トーン検出また
はタッチトーン信号検出コマンドをI/O装置324にロード
する。デジタル信号プロセッサ303はロードされたコー
ル進行トーン検出またはタッチトーン信号検出コマンド
に対し、業務用通信システムからのI1チャネルをモニタ
ーして通信リードTR51上にコール進行トーンまたはタッ
チトーン信号が存在するかどうかを検出することによっ
て応答する。この検出はスイッチDLI310が、業務用通信
システムから受信したDCP信号からI1チャネル信号をデ
コードし、デコード後のI1チャネル信号をリード313を
経て、I1選択/同期化ロジック323に加え、そこからリ
ード305を経てI1チャネル信号をデジタル信号プロセッ
サへ向かわせることによって行なわれる。デジタル信号
プロセッサ303は、占有信号、ダイヤルトーン、再オー
ダトーン、呼出音遮断トーン、コール確認トーン、及び
すべてのタッチトーン信号を検出可能である。デジタル
信号プロセッサ303は、上記各トーンの1つに応じてコ
ール進行トーン検出メッセージまたはタッチトーン検出
メッセージを発生し、そのトーン検出メッセージをCPU3
30に割込を掛けるI/O装置324の受信データレジスタにロ
ードする。CPU330はCPUアドレス/制御/データバス203
を経て、I/O装置324からトーン検出メッセージを読み取
る。 メモリ及びタイミング 読出し専用メモリ331は、CPU330動作用の命令セット
を含んだDCPインタフェースカード201上のメモリ装置で
ある。ランダムアクセスメモリ332は、CPU330によりパ
ーソナルコンピュータPC51との間で情報を伝送するため
の読み/書きメモリとして使われる読み/書きメモリか
ら成る。局所制御/タイマー333とPCバスインタフェー
ス334は、Motorola MC 68230パラレルインタフェース/
タイマー装置等の市販チップである。この組合せ装置は
全ての非同期バスインタフェース信号と、タイマー及び
パラレルI/Oレジスタ用の割込ベクトルを発生する。同
装置のパラレルインタフェース部は、双方向8ビットモ
ードにプログラムされている。PCバスンインタフェース
334は、PCバス207とCPUアドレス/制御/データバス203
の間にバッファ付インタフェースを与える。 装置ドライバプロトコル 業務用通信システムからのSチャネルメッセージ及び
I2データと、付設電話ステーションセットT51からのS1
チャネルメッセージと、DCPインタフェースカード201と
装置ドライバ211間の局所制御メッセージは、メッセー
ジフレームに書式化され、1つのデータ流に多重化さ
れ、PCバス207を経て、DCPインタフェースカード201と
装置ドライバ211の割込サービスルーチン212との間で伝
送される。データ流内の各メッセージフレームはアドレ
スヘッダバイトによって区分され、その後にメッセージ
長指示バイトが続く。実際のメッセージは、メッセージ
長バイトの後のメッセージフレーム内に位置する。DCP
インタフェースカード201のPCバスインタフェース334内
にある制御レジスタ(不図示)が、送信及び受信両割込
と、送信及び受信直接メモリアクセスを装置ドライバ21
1に与える。メッセージフレームは、DCPインタフェース
カード201と装置ドライバ211の間で、転送データの1バ
イト毎に1回割込を入れるバイト単位か、あるいは転送
データのブロック毎に1回割込を入れる直接メモリアク
セスで転送される。PCバスインタフェース334は、DCPイ
ンタフェースカード201と装置ドライバ211の間で転送さ
れるメッセージフレームをストアするのに使われる送信
側レジスタ(不図示)と受信側レジスタ(不図示)を含
む。 装置ドライバ211 装置ドライバ211は、PC51のプロセッサ209でランする
ソフトウエアプロセスである。装置ドライバ211は通信
管理アプリケーション210をDCPインタフェースカード20
1にインタフェースする。第2図に示すように、2つの
ソフトウエアプロセスが装置ドライバ211を構成する。
一方の割込サービスルーチン212はPCバス207上のデータ
流を処理し、メッセージフレームをメモリ208に対しス
トア/検索することによって、DCPインタフェースカー
ド201と通信管理アプリケーション210の間でメッセージ
フレームを交換する。同じく他方のアプリケーションイ
ンタフェース213は、通信管理アプリケーション210とメ
モリ208の間でメッセージフレームを転送する。プロセ
ス間通信路214が、アプリケーションインタフェース213
と割込サービスルーチン212を相互接続するものとして
第2図に示してある。これは、アプリケーションインタ
フェース213と割込サービスルーチン212の間で制御メッ
セージを授受するための制御メッセージ通信チャネルで
ある。プロセス間通信路214の実際の実行は、一般にメ
モリ208のプロセス間通信部にアクセスする各プロセス
を介してなされる。メモリ208のプロセス間通信部は
“メールボックス”として機能し、各々のプロセス212,
213がメモリ208のプロセス間通信部に対してメッセージ
をストア/検索する。これらのメールボックスメッセー
ジは多くの通信アプリケーションの場合、単なるフラグ
またはポインタとし得る。 導通保持プロセス 装置ドライバ211か通信管理アプリケーション210が不
良を生じても、デジタル電話ステーションセットT51と
業務用通信システムの間での電話サービスを維持するた
めに、導通保持プロセスがDCPインタフェースカード201
によって使われる。通信の各種モードを第10図に概略的
に示す。経路1010がメッセージフローの平常つまりCMA
モードを示す一方、経路1020は後述するソフト直接接続
モードを、経路1030は後述する直接接続モードを示す。 DCPインタフェースカード201と装置ドライバ211間の
通信が不良になると、DCPインタフェースカード201は直
接接続モードに入り、デジタル電話ステーションセット
T51は、業務用通信システムに直接接続される。DCPイン
タフェースカード201上のタイマー333は常時ランし、装
置ドライバ211からメッセージが受信される毎にリセッ
トされる。業務用通信システムはS1チャネルメッセージ
を、各デジタル電話ステーションセットに6〜12毎に伝
送する。これらのS1チャネルメッセージは、前述のごと
く、DCPインタフェースカード201で受信され、装置ドラ
イバ211に送られる。駆動ドライバ211は、このS1チャネ
ルメッセージ、そのメッセージの変形ヴァージョン、ま
たは応答メッセージをDCPインタフェースカード201に導
く。つまり、この周期的なS1チャネルメッセージがプロ
セス導通保持タイマーを維持する。 装置ドライバ211が13秒以内にメッセージをDCPインタ
フェースカード201に伝送しないと、タイマー333が切
れ、CPU330が局所制御メッセージを装置ドライバ211に
送り、DCPインタフェースカード201が直接接続モードに
入ろうとしていることを指示する。装置ドライバ211が
2秒以内に、この局所制御メッセージに応答すれば、CP
U330はタイマー333をリセットする。装置ドライバ211が
2秒以内に局所制御メッセージに応答しないと、CPU330
はバイパススイッチ301を起動し、デジタル電話ステー
ションセットT51を通信リードTR51へ直接接続する(経
路1030)。 別のレベルの導通保持プロセスは、通信管理アプリケ
ーション210が不良になる一方、装置ドライバ211が正常
に機能している場合に生じる。これがソフト直接接続モ
ード(経路1020)と呼ばれる。ソフト直接接続モード
は、装置ドライバ211が機能しており、DCPインタフェー
スカード201が直接接続モードに入ろうとしていること
を示す上記の局所制御メッセージを受信したとき起動さ
れる。通信管理アプリケーション210が、このメッセー
ジに応答しないと、装置ドライバ211はソフト直接接続
モードに入り、受信した全メッセージを通信管理アプリ
ケーション210の介入なく伝送する。 PC51からの音声起源コール DCPインタフェースカード201と装置ドライバ211の動
作をより明瞭に理解するため、簡単なコール接続に関す
る以下の説明によって、DCPインタフェースカード201と
装置ドライバ211を構成する上記各要素の動作を例示す
る。音声コールはPC51から幾つかの方法で発せられる:
キーボードダイヤリング、ニモニック(簡略)ダイヤリ
ング、またはディレクトリダイヤリング。ここでの説明
の目的上、キーボードダイヤリングを例として用いる。 PC51にアクセスしている者(以下ユーザと呼ぶ)が、
PC51のキーボードから数字を入力し、キーボード上のキ
ャリッジリターンキーを押して音声コールを発する。こ
のキーボードダイヤル数の入力に応じ、通信管理アプリ
ケーション210がS1チャネル(Sチャネルの音声制御
部)オフフックメッセージをアプリケーションインタフ
ェース213に送る。アプリケーションインタフェース213
は、このオフフックメッセージに応じ、PCバスインタフ
ェース334の制御レジスタ部に送信割込を掛け、経路214
を介して割込サービスルーチン212用のバッファポイン
タを変更する。受信割込は常時可能である。PCバスイン
タフェース334は、送信側レジスタが空のとき割込を発
生する。割込サービスルーチン212は送信レジスタ空割
込に対し、オフフック制御メッセージを送出して応答
し、これはPCバス207を通じてPCバスインタフェース334
に送られた該当のアドレスヘッダバイト及びメッセージ
長バイトと共に送信バッファの終りにメモリ内へ一時的
にストアされ、そこから局所制御/タイマー333とCPUア
ドレス/制御/データバス203を通じてDCPインタフェー
スカード201上のCPU330に導かれる。オフフックメッセ
ージの伝送が完了すると、割込サービスルーチン212がP
Cバスインタフェース334の制御レジスタ内における送信
割込を不能にする。 PCバスと通信リード間でのメッセージ転送 CPU330は受信したオフフックメッセージに対し、この
メッセージをCPUアドレス/制御/データバス203を経て
HDLC315へ送ることによって応答する。前述したよう
に、HDLC装置315は、スイッチDLI310と協働でDCP書式メ
ッセージフレームを書式化し、通信リードTR51を介して
業務用通信システムに送る。 CPU330から送られたオフフックメッセージを受け取る
と、業務用通信システムが、S1チャネルランプ更新メッ
セージを含むDCPメッセージフレームを通信リードTR51
を経てDCPインタフェースカード201に送ることによって
応答する。このランプ更新メッセージはスイッチDLIに
よってDCPメッセージフレームから検索され、リード312
を経てHDLC装置315に差し向けられる。CPU330はCPUアド
レス/制御/データバス203を介して、HDLC装置315から
ランプ更新メッセージを検索する。CPU330はアドレスヘ
ッダ及びメッセージ長両バイトをランプ更新メッセージ
に付し、PC51用のメッセージフレームを作成する。次に
CPU330はPCバスインタフェース334を介して、装置ドラ
イバ211に割込を発生する。装置ドライバ211の割込サー
ビスルーチン212がこの受信割込に対し、割込を介して
ランプ更新メッセージを読取ることと、CPU330がランプ
更新メッセージを含むメッセージフレームを差し向けた
PCバスインタフェース334内の受信側レジスタからの直
接メモリアクセスによって応答する。割込サービスルー
チン212はS1チャネルランプ更新メッセージを、通信管
理アプリケーション210用のメモリ208内のバッファにス
トアする。通信管理アプリケーション210は周期的にア
プリケーションインターフェース213をポーリングし、
ストアされたランプ更新メッセージをアプリケーション
インタフェース213を読取り、ランプ更新メッセージを
メモリ208から検索する。 PC51から電話ステーションセットT51への制御メッセー
ジ 通信管理アプリケーション210はランプ更新メッセー
ジに対し、PC51上の画面を更新し、オフフック信号が業
務用通信システムで受信されたことをPC51のユーザに指
示する。また、通信管理アプリケーション210はランプ
更新メッセージを、DCPインタフェースカード201を介し
て付設の電話ステーションカセットT51にも送る。これ
は、通信管理アプリケーション210がランプ更新メッセ
ージをアプリケーションインタフェース213に送り、そ
こで該当のアドレスヘッダおよびメッセージ長両バイト
を加え、そのメッセージをメモリ208内に入れることに
よって行なわれる。前記のごとく、アプリケーションイ
ンタフェース213がPCバスインタフェース234の制御レジ
スタ部内で送信割込を可能とする。次に割込サービスル
ーチン212がランプ更新メッセージを、割込とそのメッ
セージを差し向けたPCバスインタフェース334へのDMAと
によって、局所制御/タイマー333とCPUアドレス/制御
/データバス203を介しCPU330に送る。メッセージの伝
送が完了すると、割込サービスルーチン212がPCバスイ
ンタフェース334の制御レジスタ内における送信割込を
不可能とする。 CPU330は電話ステーションセットT51に指定された受
信ランプ更新メッセージに応じ、そのメッセージをCPU
アドレス/制御/データバス203を介してHDLC装置325に
送り、そこからランプ更新メッセージが電話DLI320に差
し向けられ付設電話ステーションセットT51用のDCPメッ
セージフレームへと書式化される。前記のごとく、電話
DLI320はDCP書式メッセージフレームを送り、該ランプ
更新メッセージが伝送される。 ダイヤル番号処理 ここで通信管理アプリケーション210が、キーボード
を介しPC51のユーザによって入力された数字を処理す
る。通信管理アプリケーション210はキーボードから入
力されたダイヤル列をアプリケーションインタフェース
213に送り、これがダイヤル列を構文解析し、発生タッ
チトーン制御メッセージの各デジットを前述のごとくメ
モリ208と割込サービスルーチン212を介し、送信側レジ
スタを介してCPU330に送る。CPU330は発生タッチトーン
制御メッセージに対し、制御信号を前述のごとくCPUア
ドレス/制御/データバス203を経てデジタル信号プロ
セッサ303に送ることによって応答する。デジタル信号
プロセッサ303はCPU330から伝送された制御信号に対
し、対応するタッチトーン信号をI1チャネルに発生し業
務用通信システムに送ることによって応答する。デジタ
ル信号プロセッサ303から発生されたタッチトーン信号
は、リード305を通じてI1選択/同期化ロジック323に差
し向けられ、そこからリード313を通じてスイッチDLI31
0に導かれる。こうして導かれたタッチトーン信号はDCP
メーセージフレームに書式化され、通信リードTR51を経
て業務用通信システムに送られる。 第2ダイヤルトーン ダイヤリングの一部として、第2ダイヤルトーンの待
ちが必要な場合には、アプリケーションインタフェース
213がプロセス間制御経路214を経て、割込サービスルー
チン212用のポインタとフラグを設定する。アプリケー
ションインタフェース213は、コール進行モニタ制御メ
ッセージを、メモリ208と割込サービスルーチン212を経
てCPU330に送る。CPU330はコール進行モニタ制御メッセ
ージに応じ、デジタル信号プロセッサ303をコール進行
モニタモードに設定し、このモードではデジタル信号プ
ロセッサ303がI1選択/同期化ロジック323によってスイ
ッチDLI310に接続され、業務用通信システムから通信リ
ードTR51上に受信した全信号をモニターして、DCPメッ
セージフレームのI1フィールド内で通信リードTR51上に
ダイヤルトーンが存在するかどうかを判定する。ダイヤ
ルトーン信号がDCPメッセージフレームのI1フィールド
内に、業務用通信システムから通信リードTR51上に受取
られると、このダイヤルトーン信号は通常通りスイッチ
DLI310からリード313を経てI1選択/同期化ロジック323
に導かれ、そこからリード305を通じデジタルプロセッ
サ303に送られる。デジタルプロセッサ303は受信したダ
イヤルトーンに応じ、制御信号をリード306、I/O装置32
4およびCPUアドレス/制御/データバス203を通じてCPU
に送り、ダイヤルトーンが受信されたことを指示する。
CPUはこのダイヤルトーン受信信号に対し、ダイヤルト
ーン受信制御メッセージを発生して、PCバスインタフェ
ース334から割込サービスルーチン212へ送ることによっ
て応答する。ダイヤルトーン受信制御メッセージを受信
した割込サービスルーチン212は、制御メッセージ中の
ダイヤル列の残りをPCバスインタフェース334を介してC
PU330に送る。CPU330は受信したダイヤル列メッセージ
を解釈してデジタル信号プロセッサ303に信号を送り、
該当のタッチトーン信号を発生してI1選択/同期化ロジ
ック323に送る。全てのタッチトーン信号が、デジタル
信号プロセッサ303から通信リードTR51を経て業務用通
信システムに送られると、割込サービスルーチン212が
制御信号をPCバスインタフェース334を介してCPU330に
送り、デジタル信号プロセッサ303をコール進行モニタ
モードに設定して、コール状態がユーザにフィードバッ
クされるべきかどうかを判定する 被呼者の呼出し 業務用通信システムは完全なダイヤル列に対応したタ
ッチトーン信号を受信すると、被呼者を信号発生し、被
呼者の識別名をS1チャネル表示メッセージの形でDCPイ
ンタフェースカード201に送る。被呼者表示メッセージ
はDCPメッセージフレームの形で、業務用通信システム
から通信リードTR51を通じスイッチDLI310に伝送され
る。DCPメッセージフレームのチャネル部は、スイッチD
LI310からリード312を経てHDLC装置315に差し向けられ
る。前述したように、CPU330は被呼者表示メッセージを
CPUアドレス/制御/データバス203を介してHDLC装置31
5から検索する。CPU330を介してHDLC装置315から検索す
る。CPU330は受信した被呼者表示メッセージに対し、該
当のアドレスヘッダおよびメッセージ長両バイトを付し
た後、そのメッセージを割込サービスルーチン212へ送
ることによって応答する。割込サービスルーチン212は
割込と直接メモリアクセス(DMA)を介して被呼者表示
メッセージを読取り、それを通信管理アプリケーション
210用のためメモリ208のバッファ内に入れる。通信管理
アプリケーション210は、アプリケーションインタフェ
ース213を周期的にポーリングして、被呼者表示メッセ
ージをアプリケーション213を介しメモリ208から得る。
被呼者表示メッセージの受信に応じ、通信管理アプリケ
ーション210はPC51の画面を更新して、コールが指定被
呼者に成されたことをユーザに指示する。また、通信管
理アプリケーション210はオフフックメッセージについ
て前述したように、被呼者表示メッセージを付設の電話
ステーションセット51にも送る。 業務用通信システムは、DCPメッセージフレームのI1
チャネルにある周期的な呼出トーンを通信リードTR51を
介してDCPインタフェースカード201に送り、被呼者が呼
出されていることを指示する。デジタル信号プロセッサ
303はコール進行モニタにあり、CPU330用の制御信号を
発生して各受信した呼出トーンに応答する。CPU330はデ
ジタル信号プロセッサ303から受信した各コール進行ト
ーンに応じ、PCバスインタフェース334を経て制御メッ
セージを割込サービスルーチン212に伝送する。この制
御メッセージにより、割込サービスルーチン212がコー
ル進行モニター制御メッセージをCPU330に送ってタイマ
ーをリセットする。また、割込サービスルーチン212
は、アプリケーションインタフェース213に至るプロセ
ス間制御路214を介して、呼出情報を通信管理アプリケ
ーション210にも送る。通信管理アプリケーション210は
PC51の画面上にテキスト“呼出中(Ringing)”を点滅
して、呼出情報をユーザに表示する。ここでPC51のユー
ザは、コールに接続すべく付設電話ステーションセット
T51の受話器を持ち上げるか、あるいは被呼者が応答す
るのを待つ。ユーザが外部インタフェース302に接続さ
れたスピーカホンをオンにすれば、ユーザは呼出トーン
を聴き取れ、被呼者がオフフックしてコールに答えたと
き被呼者に自動的に接続される。 コール完了 この説明の目的上、PC51のユーザが付設電話ステーシ
ョンセットT51の受話器を持ち上げるとする。持ち上げ
ると、ユーザは付設の電話ステーションセットT51から
電話DLI320、I1選択/同期化ロジック323、スイッチDLI
310および通信リードTR51のI1チャネルを介して業務用
通信システムに接続される。被呼者が答えると、呼出音
は業務用通信システムによってDCPメッセージフレーム
のI1チャネル上にもはや発せられない。コール進行トー
ンがもはや存在しないので、デジタル信号プロセッサ30
3はトーンを検出せず、制御信号をCPU330に送らない。
コール進行トーン制御メッセージがCPU330から装置ドラ
イバ211に差し向けられないので、装置ドライバ211はコ
ール進行モニタ制御信号をCPU330に送らない。従って、
CPU330はタイムアウトしてデジタル信号プロセッサ303
をオフし、制御メッセージを割込サービスルーチン212
に送ってデジタル信号プロセッサ303がオフであること
を指示する。こうして、コール進行トーンのモニタがデ
ィセーブルされる。 コール終了 コールの完了後、付設電話ステーションセットT51の
ユーザがオンフックする。付設電話ステーションセット
T51はオンフック状態に応じ、S1チャンネルオンフック
メッセージをDCPインタフェースカード201へ伝送する。
電話DLI320が付設電話ステーションセットT51から受信
したHDLCメッセージフレームからSチャネルメッセージ
を分離し、そのSチャネルメッセージをリード322を通
じてHDLC装置325に伝送する。CPU330がCPUアドレス/制
御/データバス203を介し、HDLC装置325内にストアされ
たオンフックメッセージを読取る。CPU330は、オンフッ
クメッセージに対し、PCバスインタフェース334から割
込サービスルーチン212に伝送されるメッセージフレー
ムを発生することによって応答する。割込サービスルー
チン212はオンフックメッセージをメモリ208内にバッフ
ァし、アプリケーションインタフェース213の次の周期
的なポーリング時に通信管理アプリケーション210が読
取れるようにする。次いで通信管理アプリケーション21
0は、オンフックメッセージをPCバスインタフェース334
を経てCPU330に差し向け、業務用通信システムに伝送せ
しめる。CPU330は割込サービスルーチン212からのオン
フックメッセージに対し、そのオンフックメッセージを
CPUアドレス/制御/データバス203を経てHDLC装置315
に送り、HDLCフレーム化オンフックメッセージを、そこ
からスイッチDLI310に差し向け、DCPメッセージフレー
ムに書式化して通信リードTR51を通じ業務用通信システ
ムに伝送する。 最後のランプ更新/表示メッセージがオンフックメッ
セージに応じ、業務用通信システムからDCPインタフェ
ースカード201に伝送される。これらのランプ更新/表
示メッセージはSチャネルメッセージで、通信リードTR
51を通じDCPインタフェースカード201によって受信され
る。スイッチDLI310がSチャネルメッセージをHDLC装置
315に向かわせ、そこにストアされてCPU330でアクセス
される。CPU330はHDLC装置315からランプ更新/表示メ
ッセージを読取り、それらメッセージに該当のアドレス
ヘッダとメッセージ長両バイトを付して、割込サービス
ルーチン212用のメッセージフレームに書式化する。割
込サービスルーチン212はランプ更新/表示メッセージ
をメモリ208内にストアし、アプリケーションインタフ
ェース213に対する次のポーリング時に通信管理アプリ
ケーション210によってアクセスされるようにする。通
信管理アプリケーション210はランプ更新/表示メッセ
ージに対し、PC51の画面を更新するとともに、アプリケ
ーションインタフェース213と割込サービスルーチン212
を経てランプ更新/表示情報をCPU330に送り、前述のご
とく付設電話ステーションセットT51に差し向けて付設
電話ステーションセットT51のランプを更新する。 PC51からのキーボードダイヤリングに基づくコールの
上記説明は、ニモニックまたはディレクトリダイヤリン
グにも同様に当てはまる。これら2つのケースでは、通
信管理アプリケーション210がキーボードからユーザが
入力する情報に応答してメモリ208にアクセスし、ユー
ザによってキーボードから入力されたニモニックまたは
ディレクトリ項目と対応したダイヤル列を検索する。こ
うして得られたダイヤル流が、キーボードダイヤリング
について前述したのと同様に処理される。こうして通信
管理アプリケーション210は、直接のキーボード入力ダ
イヤリングを用いるか、あるいは被呼者のディレクトリ
識別名またはニモニック識別名からの翻訳機能を実行す
ることによって、コールを設定できる。 PC51からのデータ起源コール 上記の説明は、PC51から被呼者に設定される音声コー
ルに関連していた。同様に、データコールもPC51のユー
ザにより幾つかの方法のいずれかを用いて設定できる:
キーボードダイヤリング、ニモニックダイヤリングまた
はディレクトリダイヤリング。前述と同じく、一般的な
起呼設定順序の一例とでキーボードダイヤリングを選
ぶ。PC51のユーザが、被呼者の識別番号をPC51のキーボ
ードから入力し、PC51のキーボード上のキャリッジリタ
ーンキーを押すことにより、キーボードダイヤリングで
データコールをスタートする。通信管理アプリケーショ
ン210が入力された被呼者の識別番号に応答し、制御メ
ッセージをアプリケーションインタフェース213に送っ
て、データコールが所定のボー速度で所定の被呼者識別
番号に設定されることを要求する。アプリケーションイ
ンタフェース213はこのデータ制御メッセージに対し、S
2チャネル(Sチャネルのデータ制御部)オフフックメ
ッセージを業務用通信システムへ送ることによって応答
する。アプリケーションインタフェース213はダイヤル
列とボー速度を、214を経て割込サービスルーチン212に
送る。これは前述したように、アプリケーションインタ
フェース213がPCバスインタフェース334の制御レジスタ
内での送信割込を可能とすることによって行なわれる。
PCバスインタフェース334の送信側レジスタ部が空だ
と、DCPインタフェースカード201が割込を発生する。割
込サービスルーチン212はこの割込に応じ、該当のアド
レスヘッダおよびメッセージ長両バイトを含むS2チャネ
ルオフフックメッセージを、割込と直接メモリアクセス
を介しPCバスインタフェースを経てCPU230に伝送する。
このS2チャネルオフフックメッセージが伝送されると、
割込サービスルーチン212がPCバスインタフェース334の
制御レジスタ内での送信割込を禁止する。次いでCPU330
がCPUアドレス/制御/データバス203を介し、S2チャネ
ルオフフックメッセージをHDLC装置315に送る。スイッ
チDLI310がS2チャネル制御メッセージをHDLC装置315か
ら読取り、この制御メッセージをDCPメッセージフレー
ムに書式化し、得られたDCPメッセージフレームを通信
リードTR51を通じて業務用通信システムに送る。 データコールダイヤリング 業務用通信システムはS2チャネルオフフックメッセー
ジに応じ、テキスト“Dial:"を含むS2チャネルダイヤル
トーンメッセージをDCPメッセージフレームの形でDCPイ
ンタフェースカード201に戻す。このS2チャネルダイヤ
ルトーンメッセージはスイッチDLIによってHDLC装置315
に差し向けられ、CPU330による検索のためそこにストア
される。CPU330はS2チャネルダイヤルトーンメッセージ
を検索し、該当のアドレスヘッダおよびメッセージ長両
バイトを付した後、PCバスインタフェース334を介して
割込サービスルーチン212に割込を発生する。割込サー
ビスルーチン212は割込と直接メモリアクセスを介してS
2チャネルダイヤルトーンメッセージを読取り、該メッ
セージに応じ、アプリケーションインタフェース213か
ら受信した被呼者識別番号を業務用通信システムで受取
可能な書式へと処理する。割込サービスルーチン212は
プロセス間制御路214を介してアプリケーションインタ
フェース213に向かうダイヤリング状態を更新し、通信
管理アプリケーション210が読取れるようにする。また
割込サービスルーチン212は、そのダイヤル列をASC II
の書式でS2チャネルメッセージ当り5ディジットの速度
でCPU330に送り、ダイヤル流の終りにキャリッジリター
ン文字を付す。CPU330は受信したS2チャネルメッセージ
をHDLC装置315とDLI310を経、DCPメッセージフレームの
S2チャネルを通じて業務用通信システムに送る。 業務用通信システムは割込サービスルーチン212によ
ってダイヤル流の終りに付されたキヤリッジリターン文
字を受取ると、被呼者を呼出し、テキスト“Ringing
(呼出中)”を含むS2チャネル呼出トーンメッセージを
DCPインタフェースカード201を伝送する。受信されたS2
チャネル呼出メッセージフレームはスイッチDLI310から
HDLC装置315に差し向けられ、そこでCPU330によって検
索される。CPU330は該当のアドレスヘッダおよびメッセ
ージ長両バイトをS2チャネル呼出トーンメッセージに付
し、得られたメッセージを割込サービスルーチン212に
送る。割込サービスルーチン212はプロセス間制御路214
を介してアプリケーションインタフェース213に向かう
ダイヤリング状態を更新し、通信管理アプリケーション
210が読取れるようにする。通信管理アプリケーション2
10がダイヤリング状態をアプリケーションインタフェー
ス213から読取り、PC51のディスプレイにテキスト“Rin
ging"を表示する。 データコール完了 被呼先がオフフックするまでコールは呼出状態にあ
り、オフフックされると業務用通信システムがテキスト
“Answered(応答あり)”を含むS2チャネル呼出除去ト
ーンメッセージをDCPインタフェースカード201に送る。
このメッセージは、被呼者がデータコールに答えたこと
を指示する。S2チャネル呼出除去トーンメッセージはス
イッチDLI310からHDLC装置315に差し向けられ、CPU330
によって検索される。CPU330はこの制御メッセージにア
ドレスヘッダおよびメッセージ長両バイトを付した後、
割込サービスルーチン212に送る。割込サービスルーチ
ン212は、プロセス間制御路214を介してアプリケーショ
ンインタフェース213に向かうダイヤリング状態を更新
し、通信管理アプリケーション210が読取れるようにす
る。通信管理アプリケーション210が、アプリケーショ
ンインタフェース213を介してその状態を読取り、テキ
スト“Answered"をユーザに表示する。S2チャネル応答
除去トーンメッセージを受信すると、割込サービスルー
チン212は制御メッセージをCPU330に送り、DCPインタフ
ェースカード201上に(ボー速度で選ばれた)該当のデ
ータプロトコルコードを生じる。データプロトコルコー
ドはCPU330でランし、データプロトコルのレベル2およ
び3を終了させ、シリアルHDLC装置315と割込サービス
ルーチン212の間にデータインタフェースを与える。 データプロトコルコードは、314,311,310を介し制御
メッセージを送受することによって、I2チャネルで遠隔
データモジュールとハンドシェーキングする。DCPイン
タフエースカード201と遠隔データモジュール両方のデ
ータが両立すると判定されると、CPU330は制御メッセー
ジを割込サービスルーチン212に送ってコール設定が成
功したことを指示し、これに応じ割込サービスルーチン
212がS2チャネルハンドシェーク成功メッセージを業務
用通信システムに送る。つまり、割込サービスルーチン
212がS2チャネルハンドシェーク成功メッセージをCPU33
0に伝送し、HDLC装置315とスイッチDLI310を介して書式
化後、業務用通信システムへ送られるようにする。また
割込サービスルーチン212はDCPIから受信した制御メッ
セージを、アプリケーションインタフェース213を介し
て通信管理アプリケーション210に伝送する。この受信
メッセージに応じ、通信管理アプリケーション210がPC5
1の画面を“active(可動中)”を更新する。 データ転送状況の一例は、通信管理アプリケーション
210が端末エミュレーションの目的に使われる場合であ
る。この場合、PC51のユーザがPC51のキーボードからデ
ータを入力すると、通信管理アプリケーション210がそ
のデータをアプリケーションインタフェース213と割込
サービスルーチン212(これがアドレスヘッダ及びメッ
セージ長両バイトを付す)を介して、CPU330に存在する
データプロトコルコードに送る。データプロトコルコー
ドは、データだけをI2チャネルでの適切なフレーミング
を用い、HDLC装置314とスイッチDLI310を経て遠隔デー
タモジュールに伝送する。遠隔データモジュールからの
データは通信リードTR51を介して受信され、スイッチDL
I310からHDLC装置314に差し向けられる。このI2チャネ
ルは、CPUアドレス/制御/データバス203を介しCPU330
によって読み取られる。CPU330はアドレスヘッダ及びメ
ッセージ長両バイトを含む受信データを割込サービスル
ーチン212に送り、割込サービスルーチン212はデータだ
けをアプリケーションインタフェース213を介して通信
管理アプリケーション210に通す。通信管理アプリケー
ション210で受信されたデータは、ユーザのためPC51の
画面に表示されるか、またはメモリ208のファイル内に
ストアされる。 データコール切断 コールの終りに、PC51のユーザが切断を要求する。通
信管理アプリケーション210はユーザの切断信号に応
じ、切断制御メッセージをアプリケーションインタフェ
ース213に送って切断を要求する。アプリケーションイ
ンタフェース213が制御メッセージを割込サービスルー
チン212を介してCPU330に伝送し、データプロトコルコ
ードを終了させる。CPU330は制御メッセージを割込サー
ビスルーチン212に戻し、データプロトコルコードが終
了したことを指示する。割込サービスルーチン212はデ
ータプロトコルコード終了メッセージに応じ、S2チャネ
ルオンフックメッセージをCPU330,HDLC装置315及びスイ
ッチDLI310を介して業務用通信システムに送る。その
後、割込サービスルーチン212はアイドル状態に戻る。 ニモニック及びディレクトリダイヤリングの場合に
は、通信管理アプリケーション210がニモニックまたは
ディレクトリの形のユーザからのキーボード入力をダイ
ヤル列に置換した後、キーボードダイヤリングの場合と
同じように処理する。 PC51への来呼 PC51への来呼は、前述した起呼と同様に処理される。
音声来呼時業務用通信システムは次のメッセージをDCP
インタフェースカード201に伝送する:S1チャネル振鈴オ
ンメッセージ;起呼者識別を含むS1チャネル表示メッセ
ージ;及びS1チャネルランプ更新メッセージ。これらの
メッセージはHDLCメッセージフレームの一部として通信
リードTR51からスイッチDLI310に送られ、そこからHDLC
装置35に差し向けられる。CPC330は上記メッセージをCP
Uアドレス/制御/データバス203を介してHDLC装置315
から逐次検索する。CPU330はアドレスヘッダ及びメッセ
ージ長両バイトを各メッセージに不し、PCバスインタフ
ェース334を介して割込サービスルーチン212に割込を発
生する。割込サービスルーチン212が割込と直接メモリ
アクセスを介してメッセージを読み取り、各受信メッセ
ージを逐次メモリ208内にストアする。通信管理アプリ
ケーション210がそれらのメッセージを、メモリ208から
各メッセージを検索するアプリケーションインタフェー
スを周期的にポーリングして逐次検索する。通信管理ア
プリケーション210は受信した各メッセージに応じ、PC5
1の画面を更新すると同時にそのメッセージを付設の電
話ステーションセットT51に送る。また、通信管理アプ
リケーション210はメッセージを、アプリケーションイ
ンタフェース213と割込サービスルーチン212を介してCP
U330に差し向ける。CPU330は通信管理アプリケーション
210から送られた各メッセージに応じて該メッセージの
宛先、ここでは、付設電話ステーションセットT51の識
別を判定し、S1チャネルメッセージをCPUアドレス/制
御/データバス203を介してHDLC装置325に送る。電話DL
I320がHDLC装置325内にストアされたS1チャネルメッセ
ージを検索し、該メッセージをDCPフレームに書式化し
て付設の電話ステーションセットT51に伝送する。付設
の電話ステーションセットT51はS1チャネル振鈴オンメ
ッセージに応じて警報トーンを発し、来呼が到着したこ
とをPC51のユーザに知らせる。さらに、起呼者IDのS1チ
ャネル表示メッセージによって、ディスプレイを備えた
付設の電話ステーションセットT51は、該T51のユーザを
呼び出している起呼者の識別を指示する。また、S1チャ
ネルランプ更新メッセージが、付設の電話ステーション
セットT51を介して該当のコール指示灯を点灯させる。P
C51のユーザは、付設電話ステーションセットT51の受話
器を取り上げることで、そのコールに答えられる。この
動作で、付設電話ステーションセットT51はS1チャネル
オフフックメッセージを電話DLI320に送り、そこからHD
LC装置325に差し向けられる。CPU330がCPUアドレス/制
御/データバス203を介してS1チャネルオフフックメッ
セージを検索し、該等のアドレスヘッダ及びメッセージ
長両バイトをこのメッセージに付した後、得られた制御
メッセージをPCバスインタフェース334を介して割込サ
ービスルーチン212に送る。割込サービスルーチン212は
付設の電話ステーションセットT51からのS1チャネルオ
フフックメッセージ受信に応じ、オフフックメッセージ
をメモリ208にストアして通信管理アプリケーション210
がアプリケーションインタフェース213を介して読み取
れるようにし、同メッセージを業務用通信システムに送
る。また割込サービスルーチン212は、該当のアドレス
ヘッダ及びメッセージ長両バイトを含むS1チャネルオフ
フックメッセージを、PCバスインタフェース334を経てC
PU330に伝送する。CPU330はそのメッセージのヘッダ部
をデコードし、該制御メッセージの宛先を判定する。さ
してCPU330はメッセージを、CPUアドレス/制御/デー
タバス203を経てHDLC装置315に送る。スイッチDLI310が
S1チャネルオフフックメッセージをHDLC装置315から検
索してDCPフレームに書式化し、得られたフレームを通
信リードTR51を介して業務用通信システムに送り、付設
電話ステーションセットT51のユーザがオフフックした
ことを業務用通信システムに指示する。付設電話ステー
ションセットT51のユーザと起呼者の間の会話は、どち
らかがオンフックするまで続き、PC51からの起呼の場合
と同じく、この時点でコールは終了する。 CP51へのデータ来呼は、上述した音声来呼と同じ動作
である。つまり、データ来呼の場合、業務用通信システ
ムがS2チャネル振鈴オンメッセージをDCPインタフェー
スカード201に伝送する。スイッチDLI310がS2チャネル
振鈴オンメッセージをHDLC装置315に差し向け、CPU330
による検索のためそこにストアされる。CPU330は受信し
たS2チャネル振鈴オンメッセージに該当のヘッダ及びメ
ッセージ長両バイトを付し、得られたメッセージフレー
ムをPCバスインタフェース334を介して割込サービスル
ーチン212に送る。ユーザが自動応答オンを通信管理ア
プリケーション210に指定していれば、この状態情報が
通信管理アプリケーション210により、アプリケーショ
ンインタフェース213とプロセス間通信路214を経て割込
サービスルーチン212に送られる。割込サービスルーチ
ン212は、S2チャネルオフフックメッセージを業務用通
信システムへ伝送して、そのコールに自動的に答える。
また、割込サービスルーチン212は、該当のヘッダ及び
メッセージ長両バイトを含むS2チャネルオフフックメッ
セージをCPU330に伝送する。CPU330はこのメッセージの
ヘッダ部をデコードしてメッセージの宛先を判定し、制
御メッセージをCPUアドレス/制御/データバス203に通
じてHDLC装置315に送る。スイッチDLI310がS2チャネル
オフフックメッセージをHDLC装置315から検索してDCPメ
ッセージフレームに書式化し、そのフレームを通信リー
ドTR51を通じて業務用通信システムに送る。業務用通信
システムはS2チャネルオフフックメッセージの受信に応
じ、テキスト“Answered"を含むS2チャネル振鈴オフフ
ックメッセージをDCPインタフェースカード201に伝送す
る。スイッチDLI310がこのS2チヤネル振鈴オフメッセー
ジをHDLC装置315に差し向け、そこでCPU330によって検
索される。CPU330はS2チャネル振鈴オフメッセージに該
当のヘッダ及びメッセージ長両バイトを付し、得られた
メッセージフレームをPCバスインタフェース334を介し
て割込サービスルーチン212に送る。割込サービスルー
チン212は業務用通信システムから受信したS2チャネル
振鈴オフメッセージに応じ、制御メッセージを自動的に
CPU330に送ってデータプロトコルコードを初期化する。
コール設定手順の残りは、PC51からのデータコールに関
連して前述したとおりである。接続が完了したら、いず
れか一方がコールを終了させるまで発信元と宛先間での
データ通信は継続し、終了させた時点でPC51からのデー
タコールに関連して前述したのと同様にコールが停止さ
れる。 付設電話ステーションセットとのコール授受 付設電話ステーションセットT51からの音声及びデー
タ起呼の処理は、PC51からの音声及びデータ起呼の場合
と同様である。著しい相違は、バイパススイッチ301が
直接接続モードである場合にだけデータコールを発生可
能な点と、起呼発信が付設の電話ステーションセットT5
1から発せられ、電話DLI320からHDLC装置325に差し向け
られた後、CPU330による検索のためそこにストアされる
点である。CPU330はコール発生メッセージに該当のヘッ
ダ及びメッセージカウント両バイトを付して、割込サー
ビスルーチン212に送る。割込サービスルーチン212は受
信したS1チャネル(音声起源コールの場合)制御メッセ
ージをメモリ208と、アプリケーションインタフェース2
13から通信管理アプリケーション210に送る。通信管理
アプリケーション210はPC51の画面を更新し、付設電話
ステーションセットT51のコール発生状態を指示する。
この発生コールの残りの処理は、PC51からのコールの場
合と同じである。 付設電話ステーションセットT51への音声またはデー
タ来呼は、前述したPC51への来呼と同様に処理される。
唯一の相違は、バイパススイッチ301が業務用通信シス
テムと付設電話ステーションセットT51の間で直接接続
モードにある場合にだけ、データコール受信可能な点で
ある。 統合コールディレクトリの応用 上記した通信管理装置は、各種の応用プロセスと組合
せて用い、デジタル電話ステーションセットT51とパー
ソナルコンピュータPC51のユーザにさまざまな業務通信
サービスを提供できる。主な応用は、パーソナルコンピ
ュータPC51でソフトウエアプロセスとして実行される統
合コールディレクトリ機能である。この機能の概念図は
第2図に示してあり、通信管理アプリケーション210が
プロセス間通信路217を介してディレクトリプロセス216
と交信する。ディレクトリプロセス216は以下述べるよ
うに、パーソナルコンピュータPC51のユーザに統合ディ
レクトリサービスを与える。ディレクトリサービス216
は、パーソナルコンピュータPC51のキーボードから通信
管理アプリケーション210に送られた制御コマンドを介
し、ユーザによって呼出される。 コール管理表示 第11図は、パーソナルコンピュータPC51の画面に現わ
れる通信管理表示を示す。このコール管理表示は、デジ
タル電話ステーションセットT51の各ボタン及び機能を
絵図の形で表わしたものである。第11図に示した画面
は、4つのウインドウ1111〜1114に分割される。第1の
ウインドウ1111は画面の頂部を含み、2列のボタン表示
F1〜F0を示している。ボタン表示F1〜F0は、デジタル電
話ステーションセットT51上に通常存在するライン外見
(appearance)及び機能ボタンを表わす。左列のボタン
表示F1〜F9は、内線4479の複数外見である4つのライン
外見F1〜F7を示す。第11図から明らかなように、表示
“LDLE(アイドル)”がコール外見の右側に現われ、こ
れらのライン外見が空きであることを示す。ボタンF9は
内線6248で、デジタル電話ステーションセットT51に付
設のデータラインを表わしている。ボタンF9の内線番号
の後に見られる文字Dは、それがデータラインであるこ
とを指示する。ボタンF9に対応したDの後に見られる占
有/空き表示“ACTIVE(使用中)”は、このラインが現
在使用中で、ユーザがPC51用であるこのライン外見を用
いてコンピュータにダイヤルしたことを示している。機
能ボタンF2,F4,F6,F8,F0は、デジタル電話ステーション
セットT51に存在する特徴ボタンを表わしている。これ
らの特徴ボタンは、デジタル電話ステーションセットで
の1回のボタンプッシュで実行可能な標準機能を示す。
ウインドウ1111のすぐ下に画面の左から右へ延びた文字
の水平線があり、この2つのウインドウ1112と1113を区
分している。ウインドウ1112はT51等の一般的なデジタ
ル電話ステーションセットで起動可能な多数の追加特徴
/機能キーを表わしている。これら10個のボタンの表示
はAF1〜AF0である。文字Aは、パーソナルコンピュータ
PC51のキーボード上に或る対応の機能キーF1〜F0を同時
に押しながら、パーソナルコンピュータPC51の端末キー
ボード上のALTボタンを押すことによってそれらの機能
が起動されることを示す。つまり、パーソナルコンピュ
ータPC51のユーザが全コール送信機能を起動したけれ
ば、そのユーザは機能キーF3を押しながら同時にALTキ
ーを押して、全コール送信というAF3の機能を起動させ
ればよい。同様に、ウインドウ1113はコールディレクト
リの構成を示し、10種類の項目SF1〜S10が表示されてい
る。ウインドウ1113に示したディレクトリ項目の1つを
選択するには、パーソナルコンピュータPC51のユーザが
SHIFT(シフト)キーを押しながら、同時に機能ボタンF
1〜F0の1つを押せばよい。この機能の動作は、以下さ
らに詳しく論じる。残った最後のウインドウ1114は、以
下で論じるように、ユーザが起動可能なディレクトリ項
目/探索メニューを示している。 コールディレクトリ機能の機能説明 第12図はディレクトリプロセス216をフローチャート
の形で示す。ディレクトリプロセスの第1ステップは、
第12図上ステップ1210で表わしてある。この第1ステッ
プは、ユーザがディレクトリ項目キーを選択したか、あ
るいはキーボードから名前/ニモニックをタイプ入力し
たことを指示する。これは、パーソナルコンピュータPC
51のユーザが第11図に示した表示を見ながら、ウインド
ウ1113に表示された機能キーの1つを選択して第11図中
の10種類の宛先リストから特定の被呼者を選ぶか、ある
いは被呼者の個別の名前またはニモニック記述をキーボ
ードからタイプ入力できることを示しており、このエン
トリはウインドウ1111内で選択されたコール外見の右側
に現われている識別名“IDLE:"のすぐ後に現われる。ユ
ーザがディレクトリ項目を選択するか、またはキーボー
ドから成る項目をキー入力すると、ディレクトリプロセ
ス216はステップ1211に進み、ユーザが10個の機能キー
の1つを操作したか、あるいは新しい被呼者の表示をキ
ーボードから直接入力したのかを判定する。ここでは、
ユーザが機能キーSF3を選択したものとする。ディレク
トリプロセス216が機能キーSF3の操作を識別すると、デ
ィレクトリプロセス216内の制御はステップ1212に進
み、そこで機能キーSF3によって指定された被呼者に対
応するメモリからダイヤリングバッファ(不図示)内に
ディレクトリ項目番号をコピーする。ディレクトリプロ
セス216はその中に機能キーSF3で指定された被呼者O.L.
AVERとダイヤル列との対応関係をストアしており、この
ダイヤル列が業務用通信システムへパルス出力されるこ
とで、パーソナルコンピュータPC51から識別された被呼
者への通信接続が確立される。ディレクトリ項目のダイ
ヤル列がダイヤリングバッファ内に設定されていれば、
ディレクトリプロセス216はステップ1213に進む。ステ
ップ1213においてディレクトリプロセス216は、それが
音声コールかデータコールであることを判定する。音声
コールであれば、ディレクトリプロセス216はステップ1
214に進み、前述したように音声コール設定を実行す
る。音声コールが確立されると、ディレクトリプロセス
216はステップ1215に出る。本例では、コールが音声コ
ールでなく、データコールであるとする。この場合、デ
ィレクトリプロセス216はステップ1216に進み、データ
コールの設定を実行する。このプロセスも前述したが、
ここで簡単に要約しておく。データコール用のコール設
定機能はステップ1217と1218を含む。ステップ1217で
は、ディレクトリプロセス216が端末エミュレータのソ
フトウエアを呼び出す。データプロトコルの低レベルに
おけるデータモジュールとデータモジュール間の“ハン
ドシェーキング”が、パーソナルコンピュータPC51から
業務用通信システム内の別のポート回路に接続されたコ
ンピュータへのデータコール発生に関連して前述したよ
うに、DCPインタフェースカード201によって取り扱われ
る。予備のハンドシェーキングが達成されていれば、端
末エミュレータのソフトウエアが呼び出され、データプ
ロトコルの高レベルを処理する。これらのレベルは一般
に提示層と呼ばれ、カーソルを画面上で位置決めし、画
像画面の属性を決定することを含む。また、ディレクト
リプロセス216はステップ1218でスクリプトファイルプ
ロセスを呼び出し、SF3のディレクトリ項目に対応した
スクリプトファイルを取り出すと共に、それを使って被
呼者への通信接続を確立する。この通信接続が確立され
ると、ディレクトリプロセス216はステップ1215に出
る。 ステップ1211でパーソナルコンピュータPC51のユーザ
が機能キーを押さず、その代わりにパーソナルコンピュ
ータPC51のキーボードからタイプ入力した場合には、デ
ィレクトリプロセス216がステップ1219に進む。ステッ
プ1219でディレクトリプロセス216は、パーソナルコン
ピュータPC51にストアされたディレクトリをサーチし、
パーソナルコンピュータPC51のキーボードからのタイプ
入力項目をメモリ内にストアされている項目と合致させ
る。サーチは、被呼者を識別するのに使われる省略形で
あるタイプ入力されたニモニックまたは名前によって行
なえる。この省略形は、被呼者の特定状態や機能を表わ
す頭文字あるいは識別名とし得る。例えば、ニモニック
として“guard(ガード)”をタイプ入力すると、これ
がパーソナルコンピュータPC51によって翻訳され、パー
ソナルコンピュータPC51のユーザが働いている特定会社
である警備保証組織へのコール接続が要求される。パー
ソナルコンピュータPC51のキーボードからのタイプ入力
項目に対応するメモリ内の項目を突き止めたディレクト
リプロセス216は、ステップ1220からステップ1212に進
み、前述したコール確立機能を実行する。パーソナルコ
ンピュータPC51のキーボードからのタイプ入力項目に対
応する項目が突き止められないと、ディレクトリプロセ
ス216はステップ1215に出て、ユーザの制御下に戻る。 ディレクトリ編集 第13図は、ディレクトリ項目を作成または編集するた
めパーソナルコンピュータPC51のユーザによって使われ
る画面を示す。この画面は、ユーザが第11図に示した画
面からディレクトリ編集機能を選択すると呼び出され
る。この選択は、キーボード上のALTボタンを操作しな
がら、ディレクトリ編集を識別する機能EDIT DIRの第1
文字に対応したキーボード上のEキーを押すことによっ
て成される。第11図に示した構成では、ウインドウ1114
が最下部の左から右に向かって、実行可能な各種機能の
メニューを含む。これらの機能はSEARCH(サーチ),CLE
AR(クリア),ALLDIR(全ディレクトリ),PHONE(電
話),MESSAGE(メッセージ),LOG(記録),EDIT DIR
(ディレクトリ編集),OTHER(その他)とラベル付けさ
れている。各機能は、キーボード上のALTキーを操作し
ながら、ウインドウ1114の最下行に識別された機能の第
1文字に対応するキーを同時に押すことによってアクセ
スされる。つまり、パーソナルコンピュータP51のユー
ザは、パーソナルコンピュータPC51のキーボード上のAL
TとE両キーを同時に操作することで、ディレクトリ編
集を起動し得る。ユーザがこれら両キーを操作すると、
ディレクトリプロセス216は、ウインドウ1112,1113,111
4を消し、その代わりに第13図に示すようなウインドウ1
312をユーザに提示する。ウインドウ1312はディレクト
リ編集ウインドウで、ディレクトリ項目を作成するのに
必要なデータの各種エレメントの識別名を含む。ウイン
ドウ1312の第1行では、ユーザが新しいデイレクトリ項
目に対応した名前、グループ識別名、及び音声コールか
データコールの指定を入力するように促される。つま
り、被呼者の名前と、被呼者が所属する特定組織又はグ
ループの識別名とが、ウインドウ1312の第1行に入力さ
れる。ウインドウ1312の第1行の右側に、パーソナルコ
ンピュータPC51から識別された宛先に発せられたコール
が音声コールかまたはデータコールであるかをユーザが
指定するのを促すプロンプトがある。これによりパーソ
ナルコンピュータPC51は、特定ディレクトリ項目で識別
された宛先がコンピュータである場合、ストック端末エ
ミュレータとスクリプトファイル処理を用いてデータコ
ール設定を実行可能となる。ウインドウ1312の第2行
は、被呼者とつなぐのに必要なダイヤル列をユーザが入
力すべき箇所を指示する“number(番号)”とラベル付
されたプロンプトを含む。さらに、dialing nnemonic
(ダイアリングニモニック)”とラベル付したプロンプ
トが第2行に示してあり、ユーザはこれで被呼者識別の
省略形を指定できる。ウインドウ1312の第3行は、被呼
者用の発送先住所をユーザが入力する箇所を与える“ad
dress(住所)”とラベル付されたプロンプトを含む。
ウインドウ1312の第4行は、指定ユーザによって受信さ
れるようにパーソナルコンピュータPC51から電子メール
メッセージが送信される宛先コンピュータの電子メール
ボックスをユーザが指定できるようにするプロンプト
“electronic mail address(電子メール住所)”を含
む。ウインドウ1312の第5行は、該ディレクトリ項目を
起呼する際に、ユーザにとって便利な被呼者に関する特
定のコメントを入力するスペースをユーザに与えるプロ
ンプト“comment(コメント)”を含む。これらのコメ
ントは、ユーザが思い出したい被呼者に関する顧客連絡
情報や個人情報とでき、被呼者に対応したディレクトリ
項目が呼出されたときに見ることができる。ウインドウ
1312の一番下にメニュー項目のリストがあり、ユーザは
パーソナルコンピュータPC51のキーボード上のALTキー
とウインドウ1312の機能表示の第1文字とを同時に押す
だけで任意の項目を呼出せる。ウインドウ1312の最下行
における一番左の項目は、ディレクトリプロセス216の
現モードを示すEDIT DIRである。この項目はユーザに、
ディレクトリ編集機能が呼出されており、ディレクトリ
プロセス216がウインドウ1312に示した全エレメントに
ついてデータ入力を待っていることを指示する。列挙さ
れている機能の別のものを起動すれば、ディレクトリ編
集機能を終了できる。 集中ディレクトリ ディレクトリサーチが局所のPCディレクトリ内で合致
を見い出せないと、業務用通信システムに接続した別の
付設プロセッサに存在する集中共同ディレクトリがサー
チされる。このサーチは、以下説明する2つの方法のい
ずれかで実行できる。 第1の方法では、パーソナルコンピュータPC51のディ
レクトリプロセス216が、集中共同ディレクトリの人で
あるユーザをエミュレートする。つまり、ディレクトリ
プロセス216が接続された付設プロセッサ(不図示)を
ダイヤルで呼出し(第12図のステップ1221)、その付設
プロセッサに必要なログイン手段を実行する。次いでPC
ディレクトリプロセス216が、接続された付設プロセッ
サでディレクトリサーチプロセスを呼出し(ステップ12
22)(人であるユーザが呼出すのと必ずしも同じディレ
クトリサーチでなくてもよい)、PCユーザから元来供給
された名前/ニモニックを用いて集中共同ディレクトリ
のデータベースをサーチする。ディレクトリサーチプロ
セスで合致が満つかると(ステップ1223)、PCディレク
トリプロセス216が前述のごとく被呼者をダイヤル呼出
しするのに、名前/ニモニックに対応した電話番号を使
うことができる。この方法は、業務用通信システムのソ
フトウエアに何の変化も必要としない。パーソナルコン
ピュータPC51のディレクトリプロセス216は、業務用通
信システムのスイッチング回路網を介して付設プロセッ
サを“ダイヤル呼出し”し、プロセッサとプロセッサ間
のデータ転送を行なうだけでよい。 集中共同ディレクトリをサーチする問題に対する第2
の方法は、DCP S−チャネルメッセージセットを増強
し、2つの新しいメッセージを含めることである。一方
のS−チャネルメッセージが、PCディレクトリプロセス
216により集中共同ディレクトリでサーチすべき名前/
ニモニックを業務用通信システムに送るのを可能とす
る。これは、サーチすべき名前/ニモニックを前述した
ごとく、S−チャネルメッセージとして業務用通信シス
テムのシステムプロセッサ100に伝送することによって
成される(ステップ1221)。システムプロセッサ100は
このS−チャネルメッセージに応じて付設プロセッサに
アクセスし、受信した名前/ニモニックを用いそれに対
応した被呼者の識別名を検索する(ステップ1222)。他
方のメッセージはシステムプロセッサ100からPC51に送
られ、先に送られた集中合同ディレクトリ内の名前/ニ
モニックに対応した番号を含む。この方法は2つの強力
な利点を持つ:(1)集中共同ディレクトリが存在する
付設プロセッサをダイヤル呼出しする必要がないので、
ユーザの応答時間が速い;(2)DSP S−チャネルメッ
セージセットと業務用通信システムのソフトウエアを適
切に変更すれば、業務用通信システム内のどの集中ディ
レクトリ構成に対しても、PCディレクトリプロセス216
によるのと同じ方法で集中共同ディレクトリのサーチを
要求できる。従って、集中ディレクトリは付設プロセッ
サにでも、またシステムプロセッサ100内でも配置可能
である。またディレクトリプロセス216にとって、付設
プロセッサがいかにシステムプロセッサ100に変換され
るかは重要でない。ディレクトリプロセス216はディレ
クトリサーチの制御を、S−チャネルメッセージを介し
てシステムプロセッサ100に送るだけである。 以上発明の特定実施例を開示したが、特許請求の範囲
内における構造的詳細上の変形は可能且つ予期されるも
のである。ここに示した正確な開示に含まれるものに限
定されない。上述の構成は、本発明の原理の応用を例示
したものにすぎない。発明の精神および範囲を逸脱せず
に、その他各種の構成が当業者にとっては考案可能であ
ろう。
【図面の簡単な説明】 第1図は本業務用通信システムとそれに接続された各種
装置をブロック図の形で示す; 第2図は本発明のインタフェース装置をブロック図の形
で示す; 第3図は本インタフェース装置の詳細な配線ブロック図
を示す; 第4図〜第6図は業務用通信システムのポート回路の詳
細を示す; 第7図は第4図〜第6図の配列方法を示す; 第8図はDCP信号発生プロトコルの詳細を示す; 第9図はHDLCメッセージフレームの詳細を示す; 第10図は装置ドライバ、通信管理アプリケーションおよ
びDCPインタフェースカード間の接続における3つの異
なったモードを示す; 第11図はパーソナルコンピュータの画面上の代表的なコ
ール管理表示を示す; 第12図はコールディレクトリ装置の動作をフローチャー
トの形で示す;および 第13図はパーソナルコンピュータの画面上の代表的なコ
ールログ項目作成表示を示す。 [主要部分の符号の説明] システムプロセッサ……100 ポート回路……111〜158 接続手段(DCPインタフェースカード)……201 通信接続発生手段(ディレクトリプロセス)……216 端末装置(デジタル電話)……T11〜T58 処理手段(パーソナルコンピュータ)……PC51
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ジョン ティアニー,ジュニ ヤ アメリカ合衆国 80014 コロラド,オ ーロラ,イースト ラサール プレイス 12370 (56)参考文献 特開 昭61−170168(JP,A) 特開 昭61−199360(JP,A) 特開 昭60−172867(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数の端末装置(T51)にサービスを提供する業務
    用通信システムにおいて、該端末装置の各々は関連ポー
    ト回路(151)によって業務用通信システムに接続さ
    れ、被呼者及びそれらの電話番号のリストを記憶するた
    めの少なくとも1つの集中コールディレクトリファイル
    を含むシステムプロセッサ(100)が該ポート回路に接
    続されており、 該端末装置の1つに関連し該1つの端末装置にてユーザ
    によって指定された被呼者へ該業務用通信システムを通
    して呼を自動的に発生するコールディレクトリ装置(PC
    51)が、 処理手段(209)と、 該1つの端末装置及びその対応ポート回路間に介設さ
    れ、該処理手段を該ポート回路及び該1つの端末装置の
    両方に接続する接続手段(201)と、 被呼者及びそれらの関連した電話番号のリストを記憶す
    るための、コールディレクトリファイル手段(216)、
    及び 該被呼者の名前を入力する該ユーザに応答して、該被呼
    者の電話番号を得るために被呼者の該名前を使用して該
    コールディレクトリファイル手段を走査するための、走
    査手段(210)と、 該走査手段が該被呼者の名前を見つけたことに応答し
    て、該接続手段を介して該被呼者への通信接続を開始す
    るための、通信開始手段(211)と、 該走査手段が被呼者の該名前に対応する該コールディレ
    クトリファイル手段内の入力を見つけ損なったことに応
    答して、該集中コールディレクトリファイルから被呼者
    の該名前に関連した電話番号を得るために該接続手段及
    び該ポート回路を介して該システムプロセッサにダイヤ
    ル呼出をすることなくメッセージを送って自動的に該シ
    ステムプロセッサを問い合わせるための、該通信開始手
    段内の問い合わせ手段(213)とを備え、 該システムプロセッサは該メッセージに応答して該通信
    開始手段に電話番号を送っていることを特徴とする業務
    用通信システム。 2.特許請求の範囲第1項のシステムにおいて、該通信
    開始手段は、該集中コールディレクトリファイルから該
    問い合わせ手段によって得られた電話番号を使用して該
    被呼者への電話呼を設定するための手段を含むことを特
    徴とするシステム。 3.特許請求の範囲第1項のシステムにおいて、該通信
    開始手段は、該コールディレクトリファイル手段から該
    走査手段によって得られた電話番号を使用して該被呼者
    への電話呼を設定するための手段を備えることを特徴と
    するシステム。 4.特許請求の範囲第1項のシステムにおいて、該メッ
    セージは該被呼者の名前を示すものであり、該システム
    プロセッサは該メッセージに基づいて該集中コールディ
    レクトリファイルから該被呼者の名前に対応する電話番
    号を検索していることを特徴とするシステム。
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