JPH0746818B2 - 電話端末メツセ−ジ通信方式 - Google Patents
電話端末メツセ−ジ通信方式Info
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- JPH0746818B2 JPH0746818B2 JP60042321A JP4232185A JPH0746818B2 JP H0746818 B2 JPH0746818 B2 JP H0746818B2 JP 60042321 A JP60042321 A JP 60042321A JP 4232185 A JP4232185 A JP 4232185A JP H0746818 B2 JPH0746818 B2 JP H0746818B2
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M3/00—Automatic or semi-automatic exchanges
- H04M3/42—Systems providing special services or facilities to subscribers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、電話交換と同時に、メッセージ通信を行う
ことのできる電話端末メッセージ通信方式に関する。
ことのできる電話端末メッセージ通信方式に関する。
情報化社会を支える通信媒体として、電話、ファクシミ
リ等がある。これらの技術は、非常に優れてはいるが、
欠点もある。例えば電話は最も広く普及しており、便利
な装置であるが、音声しか伝送できず、システム側から
すると提供できるサービスに限界があった。これはファ
クシミリでも同様であった。又、電話による新らしいサ
ービスを提供するものとして音声メールがある。この音
声メールは、被呼者の状態にかかわらず、発呼者が情報
を伝送し得る点で優れているが、電話が用いている音声
という媒体を用いており、電話の異なる使い方を示すに
すぎず、サービスとしても不十分であった。
リ等がある。これらの技術は、非常に優れてはいるが、
欠点もある。例えば電話は最も広く普及しており、便利
な装置であるが、音声しか伝送できず、システム側から
すると提供できるサービスに限界があった。これはファ
クシミリでも同様であった。又、電話による新らしいサ
ービスを提供するものとして音声メールがある。この音
声メールは、被呼者の状態にかかわらず、発呼者が情報
を伝送し得る点で優れているが、電話が用いている音声
という媒体を用いており、電話の異なる使い方を示すに
すぎず、サービスとしても不十分であった。
更に、近年電話端末間で音声による通信の他に、例えば
画像によるメッセージ通信を可能とし、音声とメッセー
ジとを同時に通信することができるものがあったが、電
話端末が通話中の場合は音声通信及びメッセージ通信を
共にすることができなかった。
画像によるメッセージ通信を可能とし、音声とメッセー
ジとを同時に通信することができるものがあったが、電
話端末が通話中の場合は音声通信及びメッセージ通信を
共にすることができなかった。
この発明は、以上の欠点を除去し、最も広く普及してい
る電話によって、音声以外による通信をも、かかる音声
による通信とは別個独立にすることを可能とする電話端
末メッセージ通信方式を提供することを目的とする。
る電話によって、音声以外による通信をも、かかる音声
による通信とは別個独立にすることを可能とする電話端
末メッセージ通信方式を提供することを目的とする。
この発明は、表示機能を有する電話端末を用いて、電話
端末−電話端末、交換機−電話端末間でメッセージ通信
を行うものである。すなわち、第1図に示すように、表
示手段(1)を有する電話端末(3)を有する交換シス
テムにおいて、電話端末(3)にて手段(5)によりメ
ッセージを入力しこの手段によるメッセージを前述の表
示手段(1)に表示し、確認した後、電話端末(3)に
割り当てられた回線を利用して前述の表示されたメッセ
ージを送出することによって、電話端末−交換機間でメ
ッセージ転送を実現するものである。
端末−電話端末、交換機−電話端末間でメッセージ通信
を行うものである。すなわち、第1図に示すように、表
示手段(1)を有する電話端末(3)を有する交換シス
テムにおいて、電話端末(3)にて手段(5)によりメ
ッセージを入力しこの手段によるメッセージを前述の表
示手段(1)に表示し、確認した後、電話端末(3)に
割り当てられた回線を利用して前述の表示されたメッセ
ージを送出することによって、電話端末−交換機間でメ
ッセージ転送を実現するものである。
この発明によると、交換機側からの一方的なメッセージ
転送ではなく、電話端末間にて、メッセージ通信が可能
となり、新らしいサービスが実現できる。
転送ではなく、電話端末間にて、メッセージ通信が可能
となり、新らしいサービスが実現できる。
又、送受信されるフレーム信号の音声信号領域と制御信
号領域が別個独立であるため、音声通話中の電話端末に
対し他の電話端末から制御信号領域を利用して表示に係
るメッセージ通信を行うことができる。
号領域が別個独立であるため、音声通話中の電話端末に
対し他の電話端末から制御信号領域を利用して表示に係
るメッセージ通信を行うことができる。
よって、被呼電話端末が他の電話端末と通話中であって
もかかる被呼電話端末へのメッセージの転送が可能であ
るため、かかる被呼電話端末と通話していない電話端末
から当該被呼電話端末の利用者に対し緊急の連絡をとる
ことができ、この利用者により迅速な行動をとらせるこ
とができる。
もかかる被呼電話端末へのメッセージの転送が可能であ
るため、かかる被呼電話端末と通話していない電話端末
から当該被呼電話端末の利用者に対し緊急の連絡をとる
ことができ、この利用者により迅速な行動をとらせるこ
とができる。
次に、この発明の実施例を図面に従って説明する。
この実施例に係るシステムを第2図に示す。このシステ
ムは、ディスプレイを備えた電話端末(以下、電話端末
と呼ぶときは、原則としてこのタイプのものとする)
(11)と交換系(13)とから成る。
ムは、ディスプレイを備えた電話端末(以下、電話端末
と呼ぶときは、原則としてこのタイプのものとする)
(11)と交換系(13)とから成る。
このシステムでは、一の電話端末(11)においてメッセ
ージがメカ指示されると、他の電話端末(11)に対して
メッセージが転送表示される。メッセージが転送される
のは一の電話端末(11)から他の電話端末(11)への直
接のメッセージの送出である場合、又は他の電話端末
(11)から一の電話端末(11)への発呼の場合である。
メッセージの転送については、後述するように、識別子
を用いる点がこの発明の一つの特徴である。
ージがメカ指示されると、他の電話端末(11)に対して
メッセージが転送表示される。メッセージが転送される
のは一の電話端末(11)から他の電話端末(11)への直
接のメッセージの送出である場合、又は他の電話端末
(11)から一の電話端末(11)への発呼の場合である。
メッセージの転送については、後述するように、識別子
を用いる点がこの発明の一つの特徴である。
次に各系について詳述していく。
まず、交換系(13)は、第2図に示されるように、電話
端末(11)を交換系(13)に導びくラインカード(15)
を含んでいる。ラインカード(15)と電話端末(11)間
とは、後述するように2線式双方向バースト伝送(ピン
ポン伝送)で接続されている。なお、第2図中では電力
供給線を省略している。同一のラインカード(15)に対
しては複数(2〜4個)の電話端末(11)が接続されて
いる。
端末(11)を交換系(13)に導びくラインカード(15)
を含んでいる。ラインカード(15)と電話端末(11)間
とは、後述するように2線式双方向バースト伝送(ピン
ポン伝送)で接続されている。なお、第2図中では電力
供給線を省略している。同一のラインカード(15)に対
しては複数(2〜4個)の電話端末(11)が接続されて
いる。
ラインカード(15)からは、PCMハイウェイ(17)がタ
イムスイッチ回路(19)に延びている。このタイムスイ
ッチ回路(19)には、ラインカード(15)ばかりでな
く、トランクカード(21)、トーン回路(23)、会議回
路(25)もPCMハイウェイ(27)、(29)、(31)を介
して接続されている。PCMハイウェイには、音声信号ま
たはデータ信号が乗っている。
イムスイッチ回路(19)に延びている。このタイムスイ
ッチ回路(19)には、ラインカード(15)ばかりでな
く、トランクカード(21)、トーン回路(23)、会議回
路(25)もPCMハイウェイ(27)、(29)、(31)を介
して接続されている。PCMハイウェイには、音声信号ま
たはデータ信号が乗っている。
タイムスイッチ回路(19)はPCMハイウェイ(17)、(2
7)、(29)、(31)上の信号についてのタイムスロッ
トの変更等を行うものである。
7)、(29)、(31)上の信号についてのタイムスロッ
トの変更等を行うものである。
トランクカード(21)は局線、専用線等が接続されるカ
ードである。トーン回路(23)は、各種トーンを電話端
末(11)や局線に送出するものである。各種トーンは、
ディジタル信号としてこの回路(23)から供給される。
会議回路(25)は、3者以上の通話を行う場合の演算を
行うものである。なお、ラインカード(15)、タイスイ
ッチ回路(19)、トランクカード(21)、トーン回路
(23)、会議回路(25)にはクロック発生器(26)から
基準クロックが供給され、動作が規定される。ラインカ
ード(15)、トランクカード(21)、トーン回路(2
3)、会議回路(25)には、一対の制御線が接続されて
いる。制御線の他端は、I/O(33)に接続されている。
ードである。トーン回路(23)は、各種トーンを電話端
末(11)や局線に送出するものである。各種トーンは、
ディジタル信号としてこの回路(23)から供給される。
会議回路(25)は、3者以上の通話を行う場合の演算を
行うものである。なお、ラインカード(15)、タイスイ
ッチ回路(19)、トランクカード(21)、トーン回路
(23)、会議回路(25)にはクロック発生器(26)から
基準クロックが供給され、動作が規定される。ラインカ
ード(15)、トランクカード(21)、トーン回路(2
3)、会議回路(25)には、一対の制御線が接続されて
いる。制御線の他端は、I/O(33)に接続されている。
I/O(33)に対して共通バス(35)が設けられており、
この共通バス(35)には、CPU(37)、フロッピーディ
スク(FD)(39)、メモリ(41)、入出力回路(43)が
ぶら下がっている。フロッピーディスク(39)には、交
換制御動作のプログラム、各種データが記憶されてい
る。
この共通バス(35)には、CPU(37)、フロッピーディ
スク(FD)(39)、メモリ(41)、入出力回路(43)が
ぶら下がっている。フロッピーディスク(39)には、交
換制御動作のプログラム、各種データが記憶されてい
る。
フロッピーディスク(39)の記憶内容は、メモリ(41)
にロードされ、メモリ(41)内の記憶内容に従いCPU(3
7)は動作する。フロッピーディスク(39)は、メモリ
(41)のバックアップ用として用いられている。
にロードされ、メモリ(41)内の記憶内容に従いCPU(3
7)は動作する。フロッピーディスク(39)は、メモリ
(41)のバックアップ用として用いられている。
入出力回路(43)には、データ端末(45)が接続されて
いる。データ端末(45)は、後述するようなカスタマデ
ータの入力や、保守管理に用いられる。カスタマデータ
は、電話端末の種別、電話番号、多機能電話ではキーの
機能割当等の属性情報である。又、この実施例では、こ
のデータ端末(45)からメッセージも入力される。
いる。データ端末(45)は、後述するようなカスタマデ
ータの入力や、保守管理に用いられる。カスタマデータ
は、電話端末の種別、電話番号、多機能電話ではキーの
機能割当等の属性情報である。又、この実施例では、こ
のデータ端末(45)からメッセージも入力される。
次に、電話端末(11)とラインカード(15)との間の伝
送方式について説明する。前述のように、この実施例で
は、二線式双方向バースト伝送方式を用いる。
送方式について説明する。前述のように、この実施例で
は、二線式双方向バースト伝送方式を用いる。
この方式では、電話端末(11)と交換機(ラインカード
(15))との間で信号をピンポンのように送受してい
る。第3図に示すように、所定フオーマットの信号がラ
インカード(15)から電話端末(11)へバースト状に送
信される。これに対して電話端末(11)からラインカー
ド(15)へ信号がバースト状に送信される。これを125
μsec内に行う。
(15))との間で信号をピンポンのように送受してい
る。第3図に示すように、所定フオーマットの信号がラ
インカード(15)から電話端末(11)へバースト状に送
信される。これに対して電話端末(11)からラインカー
ド(15)へ信号がバースト状に送信される。これを125
μsec内に行う。
次に、この伝送方式での信号フォーマットを説明する。
第4図に示すように、12ビットで1フレームを形成して
いる。先頭の1ビットはフレーム同期ビット(F),次
の8ビット(V)が音声信号に割り当てられる。続い
て、データに1ビット(D),制御信号に1ビット
(C)が割り当てられ、最後の1ビットがパリテイ
(P)用である。音声信号だけを見れば125μsec毎に8
ビットが伝送されることになり、64Kbps PCM実時間伝送
を実現している。
第4図に示すように、12ビットで1フレームを形成して
いる。先頭の1ビットはフレーム同期ビット(F),次
の8ビット(V)が音声信号に割り当てられる。続い
て、データに1ビット(D),制御信号に1ビット
(C)が割り当てられ、最後の1ビットがパリテイ
(P)用である。音声信号だけを見れば125μsec毎に8
ビットが伝送されることになり、64Kbps PCM実時間伝送
を実現している。
データ(D)は、電話端末(11)にデータ端末等が接続
され、電話回線を利用してデータ伝送も同時に行うとき
に用いられる。音声伝送を行わない時は、音声信号用ビ
ット(V)をも利用すればよい。制御信号ビット(C)
は、通常、電話端末(11)の制御のための信号であり、
12ビットで一単位をなす。すなわち、第4図に示すフォ
ーマットの信号を12回受信し、制御ビットCを12個蓄積
することによって、第5図に示す制御信号を得る(12マ
ルチフレーム構成)。送信は、これとは逆に個々のビッ
トに分けて送信すればよい。パリテイ(P)は、パリテ
イチェックのためのビットである。
され、電話回線を利用してデータ伝送も同時に行うとき
に用いられる。音声伝送を行わない時は、音声信号用ビ
ット(V)をも利用すればよい。制御信号ビット(C)
は、通常、電話端末(11)の制御のための信号であり、
12ビットで一単位をなす。すなわち、第4図に示すフォ
ーマットの信号を12回受信し、制御ビットCを12個蓄積
することによって、第5図に示す制御信号を得る(12マ
ルチフレーム構成)。送信は、これとは逆に個々のビッ
トに分けて送信すればよい。パリテイ(P)は、パリテ
イチェックのためのビットである。
以上のように、電話端末(11)とラインカード(15)と
の間の伝送方式は、二線式双方向バースト伝送(ピンポ
ン伝送)が採用されるが、個々の信号は伝送路上ではダ
イフェーズ符号化が施されている。ダイフェーズ符号化
は、クロックに同期してレベルが変化し、しかも、
「1」に対してはその信号レベルが同一クロック区間で
一定であり、「0」に対しては、その信号レベルが同一
クロック区間で変化する符号化である。NRZ信号列に対
してDP信号列が規定される具体例を第6図(a),
(b)に示す。なお、ここでのNRZ信号は、データに対
して、デューティ比が100%で表現することを意味する
だけである。よって、ここでNRZ信号列は、電話端末(1
1)、ラインカード(15)内のデイジタルデータとして
考えればよい。なお、必要なハードウェア構成について
は後述する。
の間の伝送方式は、二線式双方向バースト伝送(ピンポ
ン伝送)が採用されるが、個々の信号は伝送路上ではダ
イフェーズ符号化が施されている。ダイフェーズ符号化
は、クロックに同期してレベルが変化し、しかも、
「1」に対してはその信号レベルが同一クロック区間で
一定であり、「0」に対しては、その信号レベルが同一
クロック区間で変化する符号化である。NRZ信号列に対
してDP信号列が規定される具体例を第6図(a),
(b)に示す。なお、ここでのNRZ信号は、データに対
して、デューティ比が100%で表現することを意味する
だけである。よって、ここでNRZ信号列は、電話端末(1
1)、ラインカード(15)内のデイジタルデータとして
考えればよい。なお、必要なハードウェア構成について
は後述する。
次に、電話端末(11)について更に詳述する。ここでの
電話端末(11)の外観は、第7図に示すようにLCD(5
1)を備えた点が大きな特徴である。このLCD(51)の下
に、ソフトキー(53)乃至(63)が設けられている。1
つのソフトキー(65)は、LCD(51)外に設けられてい
る。このソフトキー(53)乃至(65)の機能は、端末の
状態に応じて割当てられる。LCD(51)内のソフトキー
(53)乃至(63)に対応する部分には端末の状態により
割当てられる機能の名称が表示される。このソフトキー
(53)乃至(65)の他に、ファンクションキー(67)乃
至(79)が設けられている。このファンクションキー
(67)乃至(79)には、各種機能がプログラマブルに割
当てられている。このキー(67)乃至(79)の右側に、
このキー(67)乃至(79)の状態を示すLED(81)乃至
(93)が設けられている。更にファンクションキー(6
7)乃至(79)の他に、ファンクションキー(95)乃至
(101)が設けられている。ファンクションキー(67)
乃至(79),(95)乃至(101)は、固定的な機能、例
えば、オートダイヤル等の機能が固定的に割り当てられ
ており、端末の状態に応じて割り当てられる性質のもの
ではない。電話端末(11)の筐体 上記中央部には、ダイヤルパッド(102)が設けられて
いる。又、筐体上部左側にはスピーカ(103)が、送受
話器(105)が設けられている。この送受話器(105)は
筐体にコード(107)を介して接続されている。このよ
うな電話端末(11)は、電話回線(109)を介して交換
器(ラインカード(15))と接続されている。
電話端末(11)の外観は、第7図に示すようにLCD(5
1)を備えた点が大きな特徴である。このLCD(51)の下
に、ソフトキー(53)乃至(63)が設けられている。1
つのソフトキー(65)は、LCD(51)外に設けられてい
る。このソフトキー(53)乃至(65)の機能は、端末の
状態に応じて割当てられる。LCD(51)内のソフトキー
(53)乃至(63)に対応する部分には端末の状態により
割当てられる機能の名称が表示される。このソフトキー
(53)乃至(65)の他に、ファンクションキー(67)乃
至(79)が設けられている。このファンクションキー
(67)乃至(79)には、各種機能がプログラマブルに割
当てられている。このキー(67)乃至(79)の右側に、
このキー(67)乃至(79)の状態を示すLED(81)乃至
(93)が設けられている。更にファンクションキー(6
7)乃至(79)の他に、ファンクションキー(95)乃至
(101)が設けられている。ファンクションキー(67)
乃至(79),(95)乃至(101)は、固定的な機能、例
えば、オートダイヤル等の機能が固定的に割り当てられ
ており、端末の状態に応じて割り当てられる性質のもの
ではない。電話端末(11)の筐体 上記中央部には、ダイヤルパッド(102)が設けられて
いる。又、筐体上部左側にはスピーカ(103)が、送受
話器(105)が設けられている。この送受話器(105)は
筐体にコード(107)を介して接続されている。このよ
うな電話端末(11)は、電話回線(109)を介して交換
器(ラインカード(15))と接続されている。
次に、電話端末(11)の電子的構成を第8図に従って説
明する。ここでは、電話端末(11)にデータ端末(11
1)を接続し、ドローイングホンタブレット入力装置(1
13)を備える例について説明する。この端末(11)は、
ピンポン伝送系(115)と、音声系(117)と、操作系
(119)と、処理系(121)とから成る。
明する。ここでは、電話端末(11)にデータ端末(11
1)を接続し、ドローイングホンタブレット入力装置(1
13)を備える例について説明する。この端末(11)は、
ピンポン伝送系(115)と、音声系(117)と、操作系
(119)と、処理系(121)とから成る。
ピンポン伝送系(115)は、電話回線(109)との間で信
号を送受し、更に音声データを音声系(117)とやり取
りしディジタルデータを処理系(121)、データ端末(1
11)とやり取りとする。音声系(117)は、ディジタル
信号と音声との変換を行う。操作系(119)は、操作者
と処理系(121)とのマンマシンインタフェースとして
考えることができる。処理系(121)は、データに一定
の処理を程すと共に端末(11)全体の動作を制御する。
号を送受し、更に音声データを音声系(117)とやり取
りしディジタルデータを処理系(121)、データ端末(1
11)とやり取りとする。音声系(117)は、ディジタル
信号と音声との変換を行う。操作系(119)は、操作者
と処理系(121)とのマンマシンインタフェースとして
考えることができる。処理系(121)は、データに一定
の処理を程すと共に端末(11)全体の動作を制御する。
音声系(117)は、送受話器(105)とスピーカ(103)
を含む。この音声系(117)は、処理系(121)内のCPU
(125)の制御及びタイミング信号T2(後述する)の制
御の下、コーデック&フィルタ(127)により、ピンポ
ン伝送系(115)からのPCM音声データをアナログ音声信
号に変換する。このアナログ音声信号は、緩衝増幅回路
(129)を介して送受話器(105)またはスピーカ(拡声
器)に送られ可聴音となる。コーデック(codec)は、
符号器(coder)と復合器(decoder)の両機能を備えた
もので、PCM符号・複合器である。このコーデック&フ
ィルタ(127)に対するCPU(125)の制御は、共通バス
(123)、音声用I/O(131)を介して行われる。
を含む。この音声系(117)は、処理系(121)内のCPU
(125)の制御及びタイミング信号T2(後述する)の制
御の下、コーデック&フィルタ(127)により、ピンポ
ン伝送系(115)からのPCM音声データをアナログ音声信
号に変換する。このアナログ音声信号は、緩衝増幅回路
(129)を介して送受話器(105)またはスピーカ(拡声
器)に送られ可聴音となる。コーデック(codec)は、
符号器(coder)と復合器(decoder)の両機能を備えた
もので、PCM符号・複合器である。このコーデック&フ
ィルタ(127)に対するCPU(125)の制御は、共通バス
(123)、音声用I/O(131)を介して行われる。
送受話器(105)から送られてくるアナログ音声信号
は、コーデック&フィルタ((127)を介して、ピンポ
ン伝送系(115)の送信フレームレジスタ(133)に送ら
れる。送信フレームレジスタ(133)の出力は、パリテ
ィ付加回路(135)に送られる。パリティ付加回路(13
5)の出力は、NRZ/DP変換回路(139)へ送られ、ハイブ
リッド(139)を介して電話回線(109)へ送出される。
以上がピンポン伝送系(115)のうち送信部分である。
これに対して受信時は、ハイブリット回路(139)から
の出力がDP/NRZ変換回路(141)へ供給される。DP/NRZ
変換回路(141)の出力は、受信フレームレジスタ(14
3)に送られる。受信フレームレジスタ(143)は音声信
号用(V),データ用(D),制御信号用(C)の各領
域を有する。ビット数それぞれ、8ビット,1ビット,1ビ
ットである。
は、コーデック&フィルタ((127)を介して、ピンポ
ン伝送系(115)の送信フレームレジスタ(133)に送ら
れる。送信フレームレジスタ(133)の出力は、パリテ
ィ付加回路(135)に送られる。パリティ付加回路(13
5)の出力は、NRZ/DP変換回路(139)へ送られ、ハイブ
リッド(139)を介して電話回線(109)へ送出される。
以上がピンポン伝送系(115)のうち送信部分である。
これに対して受信時は、ハイブリット回路(139)から
の出力がDP/NRZ変換回路(141)へ供給される。DP/NRZ
変換回路(141)の出力は、受信フレームレジスタ(14
3)に送られる。受信フレームレジスタ(143)は音声信
号用(V),データ用(D),制御信号用(C)の各領
域を有する。ビット数それぞれ、8ビット,1ビット,1ビ
ットである。
受信フレームレジスタ(143)のうち音声信号用(V)
領域のデータは、コーデック&フィルタ(127)の入力
となる。同じくデータ用(D)領域のデータは、I/O(R
S232C)(145)を介してデータ端末(111)へ送られ
る。制御信号用(C)領域のデータは、12ビットシフト
レジスタ(SR)(147)へ送られる。送信シフトレジス
タ(133)も同様な構成であって、8ビットの音声信号
用(V)領域、1ビットのデータ用(D)領域、1ビッ
トの制御信号用(C)領域から成る。前述のコーデック
&フィルタ(127)の出力は送信フレームレジスタ(13
3)の音声信号用(V)領域に入力する。データ用
(D)領域には、I/O(145)を介してデータ端末(11
1)からのデータが入力する。制御信号用(C)領域に
は、12ビットシフトレジスタ(149)からの出力が入力
する。12ビットシフトレジスタ(147),(149)は共通
バス(123)と接続されている。
領域のデータは、コーデック&フィルタ(127)の入力
となる。同じくデータ用(D)領域のデータは、I/O(R
S232C)(145)を介してデータ端末(111)へ送られ
る。制御信号用(C)領域のデータは、12ビットシフト
レジスタ(SR)(147)へ送られる。送信シフトレジス
タ(133)も同様な構成であって、8ビットの音声信号
用(V)領域、1ビットのデータ用(D)領域、1ビッ
トの制御信号用(C)領域から成る。前述のコーデック
&フィルタ(127)の出力は送信フレームレジスタ(13
3)の音声信号用(V)領域に入力する。データ用
(D)領域には、I/O(145)を介してデータ端末(11
1)からのデータが入力する。制御信号用(C)領域に
は、12ビットシフトレジスタ(149)からの出力が入力
する。12ビットシフトレジスタ(147),(149)は共通
バス(123)と接続されている。
次に動作を説明する。コーデック&フィルタ(127)か
らの8ビットPCM音声信号は、送信フレームレジスタ(1
33)内の音声信号(V)用領域に一旦記憶される。一
方、CPU(125)からは、制御データが12ビット単位で送
られ、共通バス(123)を介して、12ビットシフトレジ
スタ(149)に一旦記憶される。この12ビットシフトレ
ジスタ(149)からの1ビットづつのデータが制御信号
用(C)領域に記憶される。12ビットシフトレジスタ
(149)からのデータ送出は125μsecに1回の割合であ
る。これはタイミング信号T1により制御される。データ
端末(111)からのデータは、I/O(145)を介して、デ
ータ用(D)領域に記憶される。I/O(145)からのデー
タ送出もタイミング信号T1により制御される。
らの8ビットPCM音声信号は、送信フレームレジスタ(1
33)内の音声信号(V)用領域に一旦記憶される。一
方、CPU(125)からは、制御データが12ビット単位で送
られ、共通バス(123)を介して、12ビットシフトレジ
スタ(149)に一旦記憶される。この12ビットシフトレ
ジスタ(149)からの1ビットづつのデータが制御信号
用(C)領域に記憶される。12ビットシフトレジスタ
(149)からのデータ送出は125μsecに1回の割合であ
る。これはタイミング信号T1により制御される。データ
端末(111)からのデータは、I/O(145)を介して、デ
ータ用(D)領域に記憶される。I/O(145)からのデー
タ送出もタイミング信号T1により制御される。
このように、10ビットのデータが用意されたなら、パリ
ティ付加回路(135)において、フレーム同期ビット
(F)及びパリティビット(P)がそれぞれ1ビット付
加される。このフォーマットは第4図に示すフォーマッ
トと同様である。このデータはデューティ比100%の形
で出力される。これはNRZ(Non−Return−To Zero)信
号と同一形式となる。この信号列はNRZ/DP変換回路(13
7)でダイフェーズ符号化が施される。その後、ハイブ
リッド回路(139)を介して電話回線(109)へ送出され
る。
ティ付加回路(135)において、フレーム同期ビット
(F)及びパリティビット(P)がそれぞれ1ビット付
加される。このフォーマットは第4図に示すフォーマッ
トと同様である。このデータはデューティ比100%の形
で出力される。これはNRZ(Non−Return−To Zero)信
号と同一形式となる。この信号列はNRZ/DP変換回路(13
7)でダイフェーズ符号化が施される。その後、ハイブ
リッド回路(139)を介して電話回線(109)へ送出され
る。
受信時には、ハイブリッド回路(139)から、ダイフェ
ーズ符号化が施された信号がDP/NRZ変換回路(141)に
おいてNRZ信号列に変換される。この信号は12ビット単
位であって、フレーム同期ビット(F)、パリティビッ
ト(P)が除外され、先頭から2ビット乃至9ビット目
のデータが音声信号用(V)領域に記憶される。続いて
10ビット目がデータ用(D)領域に、11ビット目が制御
信号用(C)領域に記憶される。
ーズ符号化が施された信号がDP/NRZ変換回路(141)に
おいてNRZ信号列に変換される。この信号は12ビット単
位であって、フレーム同期ビット(F)、パリティビッ
ト(P)が除外され、先頭から2ビット乃至9ビット目
のデータが音声信号用(V)領域に記憶される。続いて
10ビット目がデータ用(D)領域に、11ビット目が制御
信号用(C)領域に記憶される。
音声信号用領域のデータはコーデック&フィルタ(12
7)へ入力され、前述のように可聴音に変換される。デ
ータ用領域のデータはI/O(145)を介してデータ端末
(111)へ送られる。制御信号用領域のデータは12ビッ
トシフトレジスタ(147)へ送られ、12ビット蓄積され
たなら、共通バス(123)を介し、CPU(125)へ送られ
る。
7)へ入力され、前述のように可聴音に変換される。デ
ータ用領域のデータはI/O(145)を介してデータ端末
(111)へ送られる。制御信号用領域のデータは12ビッ
トシフトレジスタ(147)へ送られ、12ビット蓄積され
たなら、共通バス(123)を介し、CPU(125)へ送られ
る。
操作系(119)は、LCD(51)を駆動制御するLCDコント
ローラ(151)を含む。ダイヤルパッド(102)、ソフト
キー(53)乃至(65)、ファンクションキー(67)乃至
(79),(95)乃至(101)からのキー入力情報はI/O
(153)、共通バス(123)を介してCPU(125)へ伝えら
れる。又、ファンクションキー(67)乃至(79)の操作
状態について情報を得たCPU(125)は、所定の処理を行
うと共に、LED駆動系(155)に所定のLED(81)乃至(9
3)を表示させるように命令を与える。
ローラ(151)を含む。ダイヤルパッド(102)、ソフト
キー(53)乃至(65)、ファンクションキー(67)乃至
(79),(95)乃至(101)からのキー入力情報はI/O
(153)、共通バス(123)を介してCPU(125)へ伝えら
れる。又、ファンクションキー(67)乃至(79)の操作
状態について情報を得たCPU(125)は、所定の処理を行
うと共に、LED駆動系(155)に所定のLED(81)乃至(9
3)を表示させるように命令を与える。
CPU(125)は、ROM(157)に記憶されたプログラムに従
って所定の処理を行う。又、データ端末(111)は、I/O
(145)、I/O(159)を介してデータのやり取りを行
う。ドローイングホンタブレット入力装置(113)から
の入力パターン情報は、I/O(159)を介してCPU(125)
へ伝えられる。
って所定の処理を行う。又、データ端末(111)は、I/O
(145)、I/O(159)を介してデータのやり取りを行
う。ドローイングホンタブレット入力装置(113)から
の入力パターン情報は、I/O(159)を介してCPU(125)
へ伝えられる。
次にNRZ/DP変換回路(137)、ハイブリッド回路(13
9)、DP/NRZ変換回路(141)の具体的構成について第9
図に従って説明する。これらの回路(137),(139),
(141)は、電話回線(109)とハイブリッドコイル
((161)を介して電気的に接続される。そしてNRZ/DP
変換回路(137)を中心とした送信部(163)と、DP/NRZ
変換回路(141)を中心とした受信部(165)とから成
る。
9)、DP/NRZ変換回路(141)の具体的構成について第9
図に従って説明する。これらの回路(137),(139),
(141)は、電話回線(109)とハイブリッドコイル
((161)を介して電気的に接続される。そしてNRZ/DP
変換回路(137)を中心とした送信部(163)と、DP/NRZ
変換回路(141)を中心とした受信部(165)とから成
る。
このような構成により電話回線(109)からの信号が、
ディジタルデータとして得られ、ディジタルデータがダ
イフェーズ符号化が施されて電話回線(109)に送出さ
れる。
ディジタルデータとして得られ、ディジタルデータがダ
イフェーズ符号化が施されて電話回線(109)に送出さ
れる。
次に、電話端末(11)の動作クロックについて説明す
る。この実施例では、第8図に示されるフレーム検出回
路(167)とタイミング制御回路(169)から動作クロッ
クを得ている。すなわちフレーム検出回路(167)にお
いて受信した信号からフレーム同期ビットを検出し、こ
の検出タイミングに同期してクロック信号を発生させ
る。
る。この実施例では、第8図に示されるフレーム検出回
路(167)とタイミング制御回路(169)から動作クロッ
クを得ている。すなわちフレーム検出回路(167)にお
いて受信した信号からフレーム同期ビットを検出し、こ
の検出タイミングに同期してクロック信号を発生させ
る。
これは、図示しないクロック発生器(タイミング発生回
路(169)内に設けられる。)からのクロック信号から
上記のフレーム検出に応じてタイミング信号T1〜T4を生
成する。タイミング信号T1は8KHz、タイミング信号T2は
64KHz、タイミング信号T3は、256KHz、タイミング信号T
4は2MHzのクロック信号である。又、前述したように、
送信フレームレジスタ(133)に対しては、コーデック
&フィルタ(127)、I/O(145)及び12ビットシフトレ
ジスタ(149)からデータを書き込み、パリティ付加回
路(135)へデータの読み出しを行うので、この書き込
みと読み出しについては、位相をずらす必要があるのは
当然である。受信フレームレジスタ(143)についても
同様である。
路(169)内に設けられる。)からのクロック信号から
上記のフレーム検出に応じてタイミング信号T1〜T4を生
成する。タイミング信号T1は8KHz、タイミング信号T2は
64KHz、タイミング信号T3は、256KHz、タイミング信号T
4は2MHzのクロック信号である。又、前述したように、
送信フレームレジスタ(133)に対しては、コーデック
&フィルタ(127)、I/O(145)及び12ビットシフトレ
ジスタ(149)からデータを書き込み、パリティ付加回
路(135)へデータの読み出しを行うので、この書き込
みと読み出しについては、位相をずらす必要があるのは
当然である。受信フレームレジスタ(143)についても
同様である。
次にラインカード(15)について第10図に従って説明す
る。このラインカード(15)は、ハイブリッド回路(20
1)と、送受信回路(203)と、受信フレームレジスタ
(205)とを備える。
る。このラインカード(15)は、ハイブリッド回路(20
1)と、送受信回路(203)と、受信フレームレジスタ
(205)とを備える。
ハイブリッド回路(201)と、送受信回路(203)の構成
は第9図に示す具体的構成と同一である。すなわち、電
話回線(109)の信号の符号化を解きNRZ信号に変換し、
逆にNRZ信号をダイフェーズ信号(DP信号)に変換する
ものである。ここでNRZ信号は、ディジタルデータと同
一に考えてよい。ダイフェーズ符号化が解かれた信号
は、同期信号検出回路(204)において、フレーム同期
ビット(F)の検出を行ない、この信号に基づいてNRZ
信号を、受信フレームレジスタ(205)にロードする。
このとき先頭(フレーム同期ビット(F)から数える)
から2ビット乃至9ビット目のデータは、音声信号用領
域に記憶される。10ビット目のデータはデータ用領域に
記憶される。11ビット目のデータは、制御信号用領域に
記憶される。
は第9図に示す具体的構成と同一である。すなわち、電
話回線(109)の信号の符号化を解きNRZ信号に変換し、
逆にNRZ信号をダイフェーズ信号(DP信号)に変換する
ものである。ここでNRZ信号は、ディジタルデータと同
一に考えてよい。ダイフェーズ符号化が解かれた信号
は、同期信号検出回路(204)において、フレーム同期
ビット(F)の検出を行ない、この信号に基づいてNRZ
信号を、受信フレームレジスタ(205)にロードする。
このとき先頭(フレーム同期ビット(F)から数える)
から2ビット乃至9ビット目のデータは、音声信号用領
域に記憶される。10ビット目のデータはデータ用領域に
記憶される。11ビット目のデータは、制御信号用領域に
記憶される。
次に、音声信号用領域及びデータ用領域のデータは、レ
ジスタ(207),(209)に転送される。このレジスタ
(207),(209)に対して、マルチプレクサ(213)
と、カウンタ(215)と、コンパレータ(217)とが設け
られている。
ジスタ(207),(209)に転送される。このレジスタ
(207),(209)に対して、マルチプレクサ(213)
と、カウンタ(215)と、コンパレータ(217)とが設け
られている。
レジスタ(207),(209)は、クロック信号に基づいて
格納データをマルチプレクサ(213)に送出する。この
クロック信号は、第2図に示されるクロック発生器(2
6)からのクロック信号線(219)を介して供給される。
このクロック信号は、カウンタ(215)にも供給され、
カウンタ(215)において計数される。カウンタ(215)
は、PCMのフレーム同期信号により初期化される。
格納データをマルチプレクサ(213)に送出する。この
クロック信号は、第2図に示されるクロック発生器(2
6)からのクロック信号線(219)を介して供給される。
このクロック信号は、カウンタ(215)にも供給され、
カウンタ(215)において計数される。カウンタ(215)
は、PCMのフレーム同期信号により初期化される。
このPCMフレーム同期信号は、フレーム信号線(221)を
介してI/O(33)から送られる。第2図では省略されて
いるがPCMハイウェイ(17)等として一緒に設けられて
いると考えればよい。
介してI/O(33)から送られる。第2図では省略されて
いるがPCMハイウェイ(17)等として一緒に設けられて
いると考えればよい。
よって、カウンタ(215)はPCMのフレームの先頭からク
ロック信号を計数していき、コンパレータ(217)にお
いて、予じめ定められた値との一致検出が行われる。こ
の予じめ定められた値は、各ラインカード毎に定められ
た固有アドレスであって、後述するように各ラインカー
ド(又は電話端末(11))に割り当てられたタイムスロ
ットの番号でもある。なお、ラインカード(15)に対し
て複数の電話端末(11)が設定されている場合には、こ
うしてコンパレータ(217)において固有アドレスと計
数クロック信号数とが一致したなら、この結果をマルチ
プレクサ(213)及び後述するデマルチプレクサ(223)
に知らせる。マルチプレクサ(213)はこれを受けて、
レジスタ(207),(209)の内容を多重化しPCMハイウ
ェイ(17)に送出する。このPCMハイウェイ(17)は前
述のように、タイムスイッチ回路(19)に接続されてい
る。
ロック信号を計数していき、コンパレータ(217)にお
いて、予じめ定められた値との一致検出が行われる。こ
の予じめ定められた値は、各ラインカード毎に定められ
た固有アドレスであって、後述するように各ラインカー
ド(又は電話端末(11))に割り当てられたタイムスロ
ットの番号でもある。なお、ラインカード(15)に対し
て複数の電話端末(11)が設定されている場合には、こ
うしてコンパレータ(217)において固有アドレスと計
数クロック信号数とが一致したなら、この結果をマルチ
プレクサ(213)及び後述するデマルチプレクサ(223)
に知らせる。マルチプレクサ(213)はこれを受けて、
レジスタ(207),(209)の内容を多重化しPCMハイウ
ェイ(17)に送出する。このPCMハイウェイ(17)は前
述のように、タイムスイッチ回路(19)に接続されてい
る。
一方、受信フレームレジスタ(205)の制御信号用領域
に記憶された制御信号は、12ビットシフトレジスタ(21
1)に蓄積される。12ビット分蓄積されたなら、一つの
制御信号としてバス(225)を介して、CPU(227)に送
られる。CPU(227)は、メモリ(229)の記憶内容に従
って一定の処理により解読し、必要があれば、その内容
をI/O(231)を介してデータハイウェイ(233)に送出
する。データハイウェイ(233)に送出されたデータ
は、CPU(37)に送られ、所定の処理が施される。
に記憶された制御信号は、12ビットシフトレジスタ(21
1)に蓄積される。12ビット分蓄積されたなら、一つの
制御信号としてバス(225)を介して、CPU(227)に送
られる。CPU(227)は、メモリ(229)の記憶内容に従
って一定の処理により解読し、必要があれば、その内容
をI/O(231)を介してデータハイウェイ(233)に送出
する。データハイウェイ(233)に送出されたデータ
は、CPU(37)に送られ、所定の処理が施される。
以上が電話端末(11)から交換機側への伝送であるが、
次に交換機側から電話端末(11)への伝送について説明
する。PCMハイウェイ(17)を介して送られてくるPCM音
声データは、時分割多重されている。このデータがデマ
ルチプレクサ(223)において、ラインカード(15)内
に取り込まれる。前述のように、各ラインカード(15)
には、固有アドレスが割り当てられており、これが各ラ
インカード(15)に割り当てられたタイムスロットの番
号にもなっている。
次に交換機側から電話端末(11)への伝送について説明
する。PCMハイウェイ(17)を介して送られてくるPCM音
声データは、時分割多重されている。このデータがデマ
ルチプレクサ(223)において、ラインカード(15)内
に取り込まれる。前述のように、各ラインカード(15)
には、固有アドレスが割り当てられており、これが各ラ
インカード(15)に割り当てられたタイムスロットの番
号にもなっている。
前述のようにコンパレータ(217)ではPCMのフレームの
開始から計数したクロック値と、固有アドレスとの一致
を見ており、一致した際にはデマルチプレクサ(223)
にもこの結果を知らせる。デマルチプレクサ(223)で
は、これを受けて受信PCM信号を音声とデータとに分離
し、各々レジスタ(235),(237)とに転送する。レジ
スタ(235),(237)はクロック信号線(219)からク
ロック信号の供給を受けて動作する。
開始から計数したクロック値と、固有アドレスとの一致
を見ており、一致した際にはデマルチプレクサ(223)
にもこの結果を知らせる。デマルチプレクサ(223)で
は、これを受けて受信PCM信号を音声とデータとに分離
し、各々レジスタ(235),(237)とに転送する。レジ
スタ(235),(237)はクロック信号線(219)からク
ロック信号の供給を受けて動作する。
データハイウェイ(233)を介して送られてくるデータ
は、交換制御にとって必要なデータであって、前述のPC
Mハイウェイ(17)を介して伝送されるデータとは区別
される。データハイウェイ(23)を介して送られてくる
データは、I/O(231)を介してCPU(227)に送られ、更
にレジスタ(239)に蓄積される。
は、交換制御にとって必要なデータであって、前述のPC
Mハイウェイ(17)を介して伝送されるデータとは区別
される。データハイウェイ(23)を介して送られてくる
データは、I/O(231)を介してCPU(227)に送られ、更
にレジスタ(239)に蓄積される。
次に、レジスタ(235),(237),(239)の内容が送
信フレームレジスタ(241)に転送される。この送信フ
レームレジスタ(241)は3つの領域に分かれているの
は、受信フレームレジスタ(205)、又は電話端末(1
1)での受信フレームレジスタ(133)等と同一である。
この送信フレームレジスタ(241)の内容は、送受信回
路(203)に送られる。この回路(203)において、デー
タはダイフェーズ符号化が施されて、ハイブリッド回路
(201)を介して電話回線(109)に送出される。
信フレームレジスタ(241)に転送される。この送信フ
レームレジスタ(241)は3つの領域に分かれているの
は、受信フレームレジスタ(205)、又は電話端末(1
1)での受信フレームレジスタ(133)等と同一である。
この送信フレームレジスタ(241)の内容は、送受信回
路(203)に送られる。この回路(203)において、デー
タはダイフェーズ符号化が施されて、ハイブリッド回路
(201)を介して電話回線(109)に送出される。
次にメッセージ通信について説明する。この実施例で
は、メッセージを、固定部分と可変部分とに分離し、前
者を識別子により表現している。更に、この実施例で
は、メッセージ通信を主に上記識別子により行う点にひ
とつの特徴がある。
は、メッセージを、固定部分と可変部分とに分離し、前
者を識別子により表現している。更に、この実施例で
は、メッセージ通信を主に上記識別子により行う点にひ
とつの特徴がある。
識別子とメッセージの固定部分(以下固定メッセージと
呼ぶ)との対応は、例えば第1表(以下識別子と呼ぶ)
に示されるごとく設定される。
呼ぶ)との対応は、例えば第1表(以下識別子と呼ぶ)
に示されるごとく設定される。
第1表の固定メッセージ中、下線が施された 部分がメッセージの可変部分である。このように、メッ
セージを固定部分と可変部分とに分けたのは、日常生
活、業務において必要なメッセージはパターン化されて
いることに着目したものである。可変部分は必ず必要と
いう訳ではない。
セージを固定部分と可変部分とに分けたのは、日常生
活、業務において必要なメッセージはパターン化されて
いることに着目したものである。可変部分は必ず必要と
いう訳ではない。
この識別子−固定メッセージの対応は、少くともディス
プレイ付電話端末(11)の全てに保持記憶されている。
この記憶の仕方には2通りある。1つはROMに記憶する
場合であって、もう1つはRAMに記憶する場合である。
最初の実施例では、ROMに上記対応を記憶させた例につ
いて説明する。
プレイ付電話端末(11)の全てに保持記憶されている。
この記憶の仕方には2通りある。1つはROMに記憶する
場合であって、もう1つはRAMに記憶する場合である。
最初の実施例では、ROMに上記対応を記憶させた例につ
いて説明する。
ROMは、読み出し専用メモリであるから、予じめ上記対
応を記憶させ各端末(11)に備えておく必要がある。こ
の場合交換機側では、この対応を予じめ持っていること
は必ずしも必要ではないが、ここでは端末(11)でのRO
Mと同一の記憶内容をメモリ(41)又はフロッピーディ
スク(39)に記憶させておく。初期入力については後述
する。
応を記憶させ各端末(11)に備えておく必要がある。こ
の場合交換機側では、この対応を予じめ持っていること
は必ずしも必要ではないが、ここでは端末(11)でのRO
Mと同一の記憶内容をメモリ(41)又はフロッピーディ
スク(39)に記憶させておく。初期入力については後述
する。
次にメッセージ通信について説明する。この実施例での
メッセージ通信には2通りのモードがある。メッセージ
設定要求モードと、メッセージ送出要求モードである。
メッセージ設定要求モードは、電話端末(11)操作者自
体が不在等でこれ以後電話(11)に応答できない時に、
予じめメッセージを設定しておき、他の端末(11)から
発呼された時、この発呼者に上記メッセージを転送する
ものである。メッセージ送出モードは、他の端末(11)
に対して発呼した際に、被呼者が応答しない時にメッセ
ージをその被呼者に送出するものである。
メッセージ通信には2通りのモードがある。メッセージ
設定要求モードと、メッセージ送出要求モードである。
メッセージ設定要求モードは、電話端末(11)操作者自
体が不在等でこれ以後電話(11)に応答できない時に、
予じめメッセージを設定しておき、他の端末(11)から
発呼された時、この発呼者に上記メッセージを転送する
ものである。メッセージ送出モードは、他の端末(11)
に対して発呼した際に、被呼者が応答しない時にメッセ
ージをその被呼者に送出するものである。
まず、メッセージ設定要求モードについて説明する。こ
のモードを行うには、まず電話端末(11)のキー(65)
を操作する。このキー(65)は、メッセージ設定/選択
キーである。最初このキー(65)を押すと電話端末のCP
U(125)は、この操作状態を検出し、メッセージ設定モ
ードとする。このモードにおいて、CPU(125)は識別子
表から識別子「1」の内容を呼び出し、LCD(51)に表
示する。ここでは、識別子「1」に対応する「ガイシュ
ツ,チョッキ」が表示される。これは今必要なメッセー
ジではないので、操作者は、メッセージ設定/選択キー
(65)を押す。すると、識別子「2」の内容が表示され
る。以下同様な操作を繰り返し、識別子「5」の内容が
表示されたなら、操作者は確認キーを押す。確認キーと
しては、ダイヤルパッド(102)中の▲[#]▼を用い
てもよいし、ファンクションキー(67)〜(79),(9
5)〜(101)の中から適当に1つを選んで設定しておい
てもよい。又、ソフトキー(53)乃至(63)の1つに機
能を割当ててもよい。これで固定メッセージの設定が終
了した。
のモードを行うには、まず電話端末(11)のキー(65)
を操作する。このキー(65)は、メッセージ設定/選択
キーである。最初このキー(65)を押すと電話端末のCP
U(125)は、この操作状態を検出し、メッセージ設定モ
ードとする。このモードにおいて、CPU(125)は識別子
表から識別子「1」の内容を呼び出し、LCD(51)に表
示する。ここでは、識別子「1」に対応する「ガイシュ
ツ,チョッキ」が表示される。これは今必要なメッセー
ジではないので、操作者は、メッセージ設定/選択キー
(65)を押す。すると、識別子「2」の内容が表示され
る。以下同様な操作を繰り返し、識別子「5」の内容が
表示されたなら、操作者は確認キーを押す。確認キーと
しては、ダイヤルパッド(102)中の▲[#]▼を用い
てもよいし、ファンクションキー(67)〜(79),(9
5)〜(101)の中から適当に1つを選んで設定しておい
てもよい。又、ソフトキー(53)乃至(63)の1つに機
能を割当ててもよい。これで固定メッセージの設定が終
了した。
次に、可変メッセージ「03:00」を入力する。これは、
ダイヤルパッド(102)を「0」「3」「0」「0」と
押す。CPU(125)は、この「0」「3」「0」「0」
を、LCD(51)上に表示されているメッセージ中の下線
が施された領域に03:00と表示する。すると「カイギチ
ュウ03:00マデ」と表示される。
ダイヤルパッド(102)を「0」「3」「0」「0」と
押す。CPU(125)は、この「0」「3」「0」「0」
を、LCD(51)上に表示されているメッセージ中の下線
が施された領域に03:00と表示する。すると「カイギチ
ュウ03:00マデ」と表示される。
このとき、CPU(125)は、RAM(156)に識別子「5」と
可変メッセージ「0300」を「50300」として記憶してお
く。同時にこの「50300」を交換機に対してデータとし
て送出する。
可変メッセージ「0300」を「50300」として記憶してお
く。同時にこの「50300」を交換機に対してデータとし
て送出する。
これを更に詳しく説明する。このデータの送出は、電話
端末(11)の制御信号の送出と同様にして行う。この実
施例では、ピンポン伝送方式を採用しているので、第4
図に示されるフォーマット中の制御信号用ビットを用い
ることになる。又、ここで用いるデータ自体は12ビット
で一単位とする。
端末(11)の制御信号の送出と同様にして行う。この実
施例では、ピンポン伝送方式を採用しているので、第4
図に示されるフォーマット中の制御信号用ビットを用い
ることになる。又、ここで用いるデータ自体は12ビット
で一単位とする。
まず、CPU(125)は、メッセージ設定要求を交換機へ送
る。この設定要求の一例を第14図に示す。ここでは12ビ
ットで一単位であるが、Coはフレーム同期用ビット、
C1,C2はこの12ビットのデータが表わす意味を示すビッ
ト、C3〜C10は送出するデータ、C11はパリティチェック
用ビット(この例では偶数)である。このような12ビッ
トのデータをCPU(125)から12ビットシフトレジスタ
(149)(第8図に示す)に送出し、前述の手順により
変換機に送出される。続いて、メッセージの識別子番
号、可変データ(メッセージ中の時間、月日等)、メッ
セージ設定終了が送出される。
る。この設定要求の一例を第14図に示す。ここでは12ビ
ットで一単位であるが、Coはフレーム同期用ビット、
C1,C2はこの12ビットのデータが表わす意味を示すビッ
ト、C3〜C10は送出するデータ、C11はパリティチェック
用ビット(この例では偶数)である。このような12ビッ
トのデータをCPU(125)から12ビットシフトレジスタ
(149)(第8図に示す)に送出し、前述の手順により
変換機に送出される。続いて、メッセージの識別子番
号、可変データ(メッセージ中の時間、月日等)、メッ
セージ設定終了が送出される。
交換機側では、以上のようなデータをラインカード(1
5)で受信し、CPU(37)まで送る。CPU(37)はメッセ
ージ設定要求を受け取り、認識した後、メッセージの識
別番号、可変データを認識し、メモリ(41)のメッセー
ジ登録領域に記憶する。
5)で受信し、CPU(37)まで送る。CPU(37)はメッセ
ージ設定要求を受け取り、認識した後、メッセージの識
別番号、可変データを認識し、メモリ(41)のメッセー
ジ登録領域に記憶する。
このメモリ(41)のメッセージ登録領域の構成について
説明する。この実施例ではポート対応で構成し、カマス
タデータをも考慮してメッセージ登録領域を構成する。
この具体例を第12図に示す。ポートは、例えば第2図の
ラインカード(15)の端末(11)側の出力端子を指す。
ポート番号という場合、ここでは前述の固有アドレスに
対して2ビットを付加した番号を用いればよい。カスタ
マデータは、電話端末(11)の種別状態、電話番号、キ
ーの機能割当等の属性である。端末(11)の種別として
は、通常のダイヤル電話、プッシュホン、ディスプレイ
付電話、データ端末付電話(例えばコンピュータホン)
等である。電話端末(11)の状態とは状態遷移図で用い
られるレベルの概念であって、第13図及び第2表に示さ
れるように、変換制御の見地か ら見た端末(11)の状態である。この実施例では、状態
「7」として「メッセージセット中」という状態を設け
た点に特徴がある。
説明する。この実施例ではポート対応で構成し、カマス
タデータをも考慮してメッセージ登録領域を構成する。
この具体例を第12図に示す。ポートは、例えば第2図の
ラインカード(15)の端末(11)側の出力端子を指す。
ポート番号という場合、ここでは前述の固有アドレスに
対して2ビットを付加した番号を用いればよい。カスタ
マデータは、電話端末(11)の種別状態、電話番号、キ
ーの機能割当等の属性である。端末(11)の種別として
は、通常のダイヤル電話、プッシュホン、ディスプレイ
付電話、データ端末付電話(例えばコンピュータホン)
等である。電話端末(11)の状態とは状態遷移図で用い
られるレベルの概念であって、第13図及び第2表に示さ
れるように、変換制御の見地か ら見た端末(11)の状態である。この実施例では、状態
「7」として「メッセージセット中」という状態を設け
た点に特徴がある。
このようなポート対応のカスタマデータに対してセット
中メッセージを記憶する。このセット中メッセージは識
別子から成る固定データ部と、可変データ部とから成
る。ここでは識別子「5」、可変データ部「0300」であ
る。
中メッセージを記憶する。このセット中メッセージは識
別子から成る固定データ部と、可変データ部とから成
る。ここでは識別子「5」、可変データ部「0300」であ
る。
このように変換機内が設定された時に、メッセージを送
出した端末(11)以外の端末(11)からメッセージ送出
端末(11)に対して発呼したとする。変換機内のCPU(3
7)は、端末(11)からの発呼を受け、ポート対応のカ
スタマデータをサーチする。このサーチにより、被呼端
末の状態を調べる。状態「0」であれば、回線接続を行
うが、ここでは端末「1」が状態「7」であって、メッ
セージ設定中であることをCPU(37)は認識する。この
後、セット中メッセージを呼び出し、「50300」という
データを発呼端末への制御データとして送出する。
出した端末(11)以外の端末(11)からメッセージ送出
端末(11)に対して発呼したとする。変換機内のCPU(3
7)は、端末(11)からの発呼を受け、ポート対応のカ
スタマデータをサーチする。このサーチにより、被呼端
末の状態を調べる。状態「0」であれば、回線接続を行
うが、ここでは端末「1」が状態「7」であって、メッ
セージ設定中であることをCPU(37)は認識する。この
後、セット中メッセージを呼び出し、「50300」という
データを発呼端末への制御データとして送出する。
この時の送出手順は、メッセージ設定時の端末(11)か
らの交換機への送出手順と同一であって、交換機内のPC
U(37)は第14図に示されるフォーマットでラインカー
ド(15)等を介して発呼端末へ上記制御データを送る。
ラインカード(15)及び電話端末(11)間は、前述のよ
うにピンポン伝送方式を用いている。
らの交換機への送出手順と同一であって、交換機内のPC
U(37)は第14図に示されるフォーマットでラインカー
ド(15)等を介して発呼端末へ上記制御データを送る。
ラインカード(15)及び電話端末(11)間は、前述のよ
うにピンポン伝送方式を用いている。
メッセージ転送を受けた端末のCPU(125)では、制御デ
ータを認識した後識別子を用いてメモリ(157)から、
識別子表の内容を呼び出す。ここでは「5」に対応する
「カイギチュウ:マデ」を呼び出すことになる。ただ
し、識別子表を記憶させる際には、「カイギチュウ:マ
デ」に対応するキャラクタをそのまま記憶してもよい
し、キャラクタジェネレータを別に用意し、キャラクタ
コードを記憶するだけでもよい。
ータを認識した後識別子を用いてメモリ(157)から、
識別子表の内容を呼び出す。ここでは「5」に対応する
「カイギチュウ:マデ」を呼び出すことになる。ただ
し、識別子表を記憶させる際には、「カイギチュウ:マ
デ」に対応するキャラクタをそのまま記憶してもよい
し、キャラクタジェネレータを別に用意し、キャラクタ
コードを記憶するだけでもよい。
次に、CPU(125)は呼び出した固定メッセージと可変デ
ータをLCD(57)に表示する。このようにして発呼端末
には「カイギチュウ03:00マデ」という表示がなされ、
メッセージの転送表示がなされたことになる。このよう
な表示と同時に、被呼端末の番号、被呼端末操作者等を
表示するようにしてもよい。
ータをLCD(57)に表示する。このようにして発呼端末
には「カイギチュウ03:00マデ」という表示がなされ、
メッセージの転送表示がなされたことになる。このよう
な表示と同時に、被呼端末の番号、被呼端末操作者等を
表示するようにしてもよい。
次にメッセージ送出要求モードについて説明する。これ
は、被呼端末が通話中の時でも大至急連絡を取りたい場
合に必要なモードである。例えば秘書が大至急上司と連
絡を取り来客を知らせたい時である。
は、被呼端末が通話中の時でも大至急連絡を取りたい場
合に必要なモードである。例えば秘書が大至急上司と連
絡を取り来客を知らせたい時である。
このような場合、発呼端末に対しては交換機のトーン回
路(23)からビジートーンを送出する。このようなビジ
ートーンを受けると、電話端末(11)のCPU(125)は、
キー(53)〜(63)に対してキャンプオン、自動呼返
し、再呼び、メッセージ転送、割り込みの各機能を割り
当てる。同時にLCD(51)内のキー(53)〜(63)に対
応する部分に、CPO(キャンプオン)、ACB(自動呼返
し)、RCL(再呼び)、LMG(メッセージ転送)、OUR
(割込み)を表示する。
路(23)からビジートーンを送出する。このようなビジ
ートーンを受けると、電話端末(11)のCPU(125)は、
キー(53)〜(63)に対してキャンプオン、自動呼返
し、再呼び、メッセージ転送、割り込みの各機能を割り
当てる。同時にLCD(51)内のキー(53)〜(63)に対
応する部分に、CPO(キャンプオン)、ACB(自動呼返
し)、RCL(再呼び)、LMG(メッセージ転送)、OUR
(割込み)を表示する。
次に操作者は、キー(59)を押す。このソフトキー(5
9)は、この状態では、メッセージ転送中であって、こ
のキー(59)を押すことにより、以下の処理により作成
されたメッセージを被呼先へ転送することになる。ま
ず、メッセージの設定がCPU(125)に対して表示され
る。そして前述のメッセージ設定要求モードと同様に、
識別子表が呼び出され、識別子の「1」の内容から表示
されていく。そしてキー(65)とダイヤルパッド(10
2)の▲[#]▼の操作により、メッセージの固定部分
が決まる。ここでは識別子「6」を選択するものとす
る。この例では可変データは不要であって、第15図に示
される手順及びフォーマットに従ってメッセージがまず
変換機へ送出される。
9)は、この状態では、メッセージ転送中であって、こ
のキー(59)を押すことにより、以下の処理により作成
されたメッセージを被呼先へ転送することになる。ま
ず、メッセージの設定がCPU(125)に対して表示され
る。そして前述のメッセージ設定要求モードと同様に、
識別子表が呼び出され、識別子の「1」の内容から表示
されていく。そしてキー(65)とダイヤルパッド(10
2)の▲[#]▼の操作により、メッセージの固定部分
が決まる。ここでは識別子「6」を選択するものとす
る。この例では可変データは不要であって、第15図に示
される手順及びフォーマットに従ってメッセージがまず
変換機へ送出される。
変換機のCPU(37)では、メッセージ送出要求を認識す
ると、第15図に示されるフォーマットのデータをそのま
ま被呼端末へ、端末(11)の制御データとして送出す
る。このようにすることにより被呼端末が通話中(又、
どのような状態)であっても、メッセージは転送可能で
あって、しかも識別子を用いるので転送量も大幅に削減
できる。
ると、第15図に示されるフォーマットのデータをそのま
ま被呼端末へ、端末(11)の制御データとして送出す
る。このようにすることにより被呼端末が通話中(又、
どのような状態)であっても、メッセージは転送可能で
あって、しかも識別子を用いるので転送量も大幅に削減
できる。
前述の実施例では、識別子表をROMに記憶させる例につ
いて説明したが、当然RAM(Random Access Memory)に
記憶させることもできる。しかもこの場合には以下の説
明より明らかとなる効果を有する。
いて説明したが、当然RAM(Random Access Memory)に
記憶させることもできる。しかもこの場合には以下の説
明より明らかとなる効果を有する。
以下に示す説明では、交換機内のフロッピーディスク
(39)にデータ端末(45)から識別子−メッセージの対
応を入力すると同時に、各電話端末(11)には初期状態
において、識別子−メッセージの対応が記憶されていな
いものとする。ハードウェア的な構成は、前述の実施例
と同一であるとする。
(39)にデータ端末(45)から識別子−メッセージの対
応を入力すると同時に、各電話端末(11)には初期状態
において、識別子−メッセージの対応が記憶されていな
いものとする。ハードウェア的な構成は、前述の実施例
と同一であるとする。
まず、フロッピーディスク(39)への識別子−メッセー
ジの対応関係の入力について説明する。データ端末(4
5)は、保守用端末であって、この端末(45)からのメ
ッセージを書き込む時には、オーソライゼーションコー
ドを入力する。例えばオーソライゼーションコードが
「0003」の時には、以下の処理が診断であり、「0002」
の時は、カスタマデータのセットそして「0001」の時
は、メッセージの書き込みというように決めておく。
ジの対応関係の入力について説明する。データ端末(4
5)は、保守用端末であって、この端末(45)からのメ
ッセージを書き込む時には、オーソライゼーションコー
ドを入力する。例えばオーソライゼーションコードが
「0003」の時には、以下の処理が診断であり、「0002」
の時は、カスタマデータのセットそして「0001」の時
は、メッセージの書き込みというように決めておく。
ここでは、オーソライゼーションコード「0001」を入力
すると、これ以後のデータが識別子番号と(固定)メッ
セージであるとCPU(37)は認識する。よって、この内
容を、フロッピーディスク(39)又はメモリ(41)のRA
Mで構成された部分に記憶していく。この記憶内容は、
第1表に限定されない。このようにして、識別子番号と
メッセージとの対応が決定したなら、この記憶内容を各
電話端末(11)に転送する処理を行う。もっとも転送と
いう概念は、交換機内のメッセージについての情報がい
つ用意されるかといったこととは直接関係はない。すな
わち、交換機内ではROMに上記内容を蓄積していても良
いのは当然である。
すると、これ以後のデータが識別子番号と(固定)メッ
セージであるとCPU(37)は認識する。よって、この内
容を、フロッピーディスク(39)又はメモリ(41)のRA
Mで構成された部分に記憶していく。この記憶内容は、
第1表に限定されない。このようにして、識別子番号と
メッセージとの対応が決定したなら、この記憶内容を各
電話端末(11)に転送する処理を行う。もっとも転送と
いう概念は、交換機内のメッセージについての情報がい
つ用意されるかといったこととは直接関係はない。すな
わち、交換機内ではROMに上記内容を蓄積していても良
いのは当然である。
さて、上記記憶内容(識別子番号とメッセージとの対
応)の転送は、変換機の電源立上げ時、新規端末接続
時、メッセージの変更、新規事項付加時等に行うことが
好ましい。まず、電源立上げ時の転送について説明す
る。
応)の転送は、変換機の電源立上げ時、新規端末接続
時、メッセージの変更、新規事項付加時等に行うことが
好ましい。まず、電源立上げ時の転送について説明す
る。
交換機の電源が投入されると、第16図に示されるよう
に、フロッピーディスク(39)に記憶された交換プログ
ラム、必要なデータ(前述のメッセージについてのデー
タを含む場合がある。)をロードし、メモリ(41)に記
憶させる。次に後述するイニシャルプログラムがスター
トとし、このプログラムによる処理が完了後スーパーバ
イザーによりI/O処理、交換処理、バックグラウンド処
理、障害処理等が優先順位に従って実行される。
に、フロッピーディスク(39)に記憶された交換プログ
ラム、必要なデータ(前述のメッセージについてのデー
タを含む場合がある。)をロードし、メモリ(41)に記
憶させる。次に後述するイニシャルプログラムがスター
トとし、このプログラムによる処理が完了後スーパーバ
イザーによりI/O処理、交換処理、バックグラウンド処
理、障害処理等が優先順位に従って実行される。
次に、イニシャルプログラムについて説明する。このプ
ログラムは、第17図に示されるように、まずハードウェ
ア全体のイニシャライズ、特にデータ領域のメモリをク
リアするという処理から開始する。これは、交換プログ
ラム、必要なデータのロードだけでは、データ領域の初
期状態の内容が保証されないからである。データ領域と
は以下に示すラインカード等の実装状態についのデータ
の記憶領域であって、上記クリアによって、正しいデー
タの記憶に先立ち、メモリを初期化している。
ログラムは、第17図に示されるように、まずハードウェ
ア全体のイニシャライズ、特にデータ領域のメモリをク
リアするという処理から開始する。これは、交換プログ
ラム、必要なデータのロードだけでは、データ領域の初
期状態の内容が保証されないからである。データ領域と
は以下に示すラインカード等の実装状態についのデータ
の記憶領域であって、上記クリアによって、正しいデー
タの記憶に先立ち、メモリを初期化している。
次にラインカード(15),トランクカード(21)等の実
装状態をチェックする。このためにCPU(37)から問い
合わせ信号を制御信号線(データハイウェイ)を利用し
てラインカード(15),トランクカード(21)に送出す
る。これに対して各ラインカード(15)等のCPU(227)
は、実装されているという返答をCPU(37)に送り返
す。この返答は例えば、各ラインカード(15)に与えら
れている固有の番号等を用いればよい。固有の番号とし
ては、第10図に示されるコンパレータ(217)の基準値
として用いている固有アドレスの下位2ビットを省略し
たものを用いればよい。ここで、下位2ビットを捨てた
のは、この固有アドレスが、本来電話端末(11)(ポー
ト)に対して設定されたものであって、この実施例で
は、1つのラインカード(15)に4個の端末(11)が接
続するとしたために、固有アドレスの下位2ビット以外
のものによりラインカード(15)が識別され、下位2ビ
ットまで含めて電話端末(11)までを識別している。当
然ラインカード(15)に対して接続される端末(11)数
が変化すれば固有アドレスの表現も変化するので、ここ
での固有の番号の表現も変化する。このような応答をCP
U(37)が受けることによって、ラインカード(15)等
の実装を確認する。これによってCPU(37)は、カード
の実装についてのマップを得る。
装状態をチェックする。このためにCPU(37)から問い
合わせ信号を制御信号線(データハイウェイ)を利用し
てラインカード(15),トランクカード(21)に送出す
る。これに対して各ラインカード(15)等のCPU(227)
は、実装されているという返答をCPU(37)に送り返
す。この返答は例えば、各ラインカード(15)に与えら
れている固有の番号等を用いればよい。固有の番号とし
ては、第10図に示されるコンパレータ(217)の基準値
として用いている固有アドレスの下位2ビットを省略し
たものを用いればよい。ここで、下位2ビットを捨てた
のは、この固有アドレスが、本来電話端末(11)(ポー
ト)に対して設定されたものであって、この実施例で
は、1つのラインカード(15)に4個の端末(11)が接
続するとしたために、固有アドレスの下位2ビット以外
のものによりラインカード(15)が識別され、下位2ビ
ットまで含めて電話端末(11)までを識別している。当
然ラインカード(15)に対して接続される端末(11)数
が変化すれば固有アドレスの表現も変化するので、ここ
での固有の番号の表現も変化する。このような応答をCP
U(37)が受けることによって、ラインカード(15)等
の実装を確認する。これによってCPU(37)は、カード
の実装についてのマップを得る。
次に、電話端末(11)の接続状態のチェックについて説
明する。交換機のCPU(37)は、問い合わせ信号を制御
信号として各端末(11)に送出する。この実施例での問
い合わせ信号のフォーマットは、第5図に従うのは当然
である。これに対し、電話端末(11)のCPU(125)は、
問い合わせ信号を受信すると、例えば自己の固有番号を
返答として交換機に送出する(これについては更に後述
する。)。CPU(37)はこの応答を受けて端末(11)の
実装状態についてのマップをつくる。問い合わせ信号と
これに対する応答の一例を第18図に示す。
明する。交換機のCPU(37)は、問い合わせ信号を制御
信号として各端末(11)に送出する。この実施例での問
い合わせ信号のフォーマットは、第5図に従うのは当然
である。これに対し、電話端末(11)のCPU(125)は、
問い合わせ信号を受信すると、例えば自己の固有番号を
返答として交換機に送出する(これについては更に後述
する。)。CPU(37)はこの応答を受けて端末(11)の
実装状態についてのマップをつくる。問い合わせ信号と
これに対する応答の一例を第18図に示す。
このようにしてカード(15),端末(11)についての実
装状態がチェックされ、CPU(37)は実装マップを完成
することができる。次に、CPU(37)は、電話端末(1
1)をイニシャライズする。このイニシャライズによ
り、電話端末(11)は送受信可能となる。
装状態がチェックされ、CPU(37)は実装マップを完成
することができる。次に、CPU(37)は、電話端末(1
1)をイニシャライズする。このイニシャライズによ
り、電話端末(11)は送受信可能となる。
続いて、CPU(37)は、フロッピーディスク(39)から
読み出され、メモリ(41)に記憶されているメッセージ
についてのデータを読み出し、端末(11)へ送る。この
データの転送は、端末(11)への制御データの転送とし
て行う。
読み出され、メモリ(41)に記憶されているメッセージ
についてのデータを読み出し、端末(11)へ送る。この
データの転送は、端末(11)への制御データの転送とし
て行う。
この時のデータフォーマットを第20図に示す。交換機内
のCPU(37)は、まず12ビットから成るメッセージ記憶
要求命令を発する。これがラインカード(15)内のCPU
(227)により受信されてレジスタ(239)に一旦蓄積さ
れる。この後、ピンポン伝送フォーマット中の制御信号
用ビットを用いて、電話回線(109)を介して端末(1
1)へ送られる。端末(11)では受信フレームレジスタ
(143)、12ビットシフトレジスタ(147)等を介して、
CPU(125)に送られる。このような手順により上記メッ
セージ記憶要求、メッセージの識別子番号、メッセージ
が次々と端末(11)に送られる。端末(11)のCPU(12
5)は、識別子とメッセージとをRAM(158)内に記憶し
ていく。そしてメッセージ記憶終了命令を受けたなら、
この処理を終了させる。こうして電話端末(11)のCPU
(125)は、送られてきたデータをRAM(156)に蓄積す
る。これにより、交換機と電話端末(11)とは全く同一
の識別子とメッセージを保有することになる。これでイ
ニシャルプログラムは終了し、通常交換プログラムがス
タートする。
のCPU(37)は、まず12ビットから成るメッセージ記憶
要求命令を発する。これがラインカード(15)内のCPU
(227)により受信されてレジスタ(239)に一旦蓄積さ
れる。この後、ピンポン伝送フォーマット中の制御信号
用ビットを用いて、電話回線(109)を介して端末(1
1)へ送られる。端末(11)では受信フレームレジスタ
(143)、12ビットシフトレジスタ(147)等を介して、
CPU(125)に送られる。このような手順により上記メッ
セージ記憶要求、メッセージの識別子番号、メッセージ
が次々と端末(11)に送られる。端末(11)のCPU(12
5)は、識別子とメッセージとをRAM(158)内に記憶し
ていく。そしてメッセージ記憶終了命令を受けたなら、
この処理を終了させる。こうして電話端末(11)のCPU
(125)は、送られてきたデータをRAM(156)に蓄積す
る。これにより、交換機と電話端末(11)とは全く同一
の識別子とメッセージを保有することになる。これでイ
ニシャルプログラムは終了し、通常交換プログラムがス
タートする。
CPU(37)は、交換処理の空き時間を利用して、原則的
に一定周期で実装マップの更新を行なっている。すなわ
ち、新規端末(11)の接続、端末(11)の接続位置の変
更(接続ポートの変更)等を行なっている。これはポー
ト対応で捉えれば、カスタマデータの自動変更というこ
とになる。カスタマデータの変更が、特に新規端末(1
1)が交換機の支配する系に接続された場合に起因する
ときは、上記のイニシャルプログラムと同様にして識別
子とメッセージとを当該新規端末(11)へ転送する。新
規端末(11)では転送されたデータをRAMに蓄積し、交
換機、他の端末(11)と同一のデータを保有することに
なる。
に一定周期で実装マップの更新を行なっている。すなわ
ち、新規端末(11)の接続、端末(11)の接続位置の変
更(接続ポートの変更)等を行なっている。これはポー
ト対応で捉えれば、カスタマデータの自動変更というこ
とになる。カスタマデータの変更が、特に新規端末(1
1)が交換機の支配する系に接続された場合に起因する
ときは、上記のイニシャルプログラムと同様にして識別
子とメッセージとを当該新規端末(11)へ転送する。新
規端末(11)では転送されたデータをRAMに蓄積し、交
換機、他の端末(11)と同一のデータを保有することに
なる。
ここで、端末(11)が接続されているか否かのチェック
について詳しく説明する。交換機は一定周期で各ポート
に対し、端末が接続されているか、接続されていないか
をチェックする為の問い合わせを行なっている。この問
い合わせに対し、端末が応答する事により、交換機はそ
のポートに端末が接続されている事を認識する。第21図
に問い合わせ時の交換機の動作をフローチャートで示し
た。
について詳しく説明する。交換機は一定周期で各ポート
に対し、端末が接続されているか、接続されていないか
をチェックする為の問い合わせを行なっている。この問
い合わせに対し、端末が応答する事により、交換機はそ
のポートに端末が接続されている事を認識する。第21図
に問い合わせ時の交換機の動作をフローチャートで示し
た。
平常時(端末を接続した時や、端末を抜いた時以外)
は、交換機は各ポートに対し、順々に問い合わせを行な
っている。交換機に端末を接続した時には、交換機から
見ると、それまで応答の無かったポートから突然応答が
返って来る事になる。この場合交換機は同一ポートに3
回問い合わせを繰り返し、全てに対し応答があれば、上
記ポートの先に端末が接続されたと認識する。
は、交換機は各ポートに対し、順々に問い合わせを行な
っている。交換機に端末を接続した時には、交換機から
見ると、それまで応答の無かったポートから突然応答が
返って来る事になる。この場合交換機は同一ポートに3
回問い合わせを繰り返し、全てに対し応答があれば、上
記ポートの先に端末が接続されたと認識する。
逆に、交換機から端末を抜いた(端末を切断した)時に
は、交換機から見ると、それまで正常な応答を返してい
たポートから突然反応が返らなくなる。この場合、交換
機は同一ポートに対し3回続けて問い合わせを送出し、
全てに対し応答が無ければ、上記ポートに接続されてい
た端末が抜かれたと認識する。
は、交換機から見ると、それまで正常な応答を返してい
たポートから突然反応が返らなくなる。この場合、交換
機は同一ポートに対し3回続けて問い合わせを送出し、
全てに対し応答が無ければ、上記ポートに接続されてい
た端末が抜かれたと認識する。
交換機に新たに多機能ボタン電話を接続する場合につい
て説明する。一例として電話回線(109)に多機能ボタ
ンを接続する(第2図端末Aの位置)ものとする。接続
直後の問い合わせにより交換機は端末が接続された事を
認識し、識別番号送信要求を送ってくる。これに対して
多機能ボタン電話機(11)はCPU(125)の制御のもとに
読み出し専用メモリ(126)に固定的に記憶している端
末識別コード(機種について固有)を制御信号とし、共
通バス(123)、シフトレジスタ(149)送信フレームレ
ジスタ(133)の制御信号領域(C)、パリティ付加回
路(135)、NRZ/DP変換回路(137)、ハイブリッド回路
(139)、電話回線(109)を介して交換機側に送出す
る。交換機側ではこの端末識別コードをラインカード
(15)で受信すると、ラインカード(15)内のCPU(22
7)によりデータハイウェイ(233)、I/O(33)を介し
て、処理系のCPU(37)まで、上記端末識別コードと、
これを受信したポートの番号(PN)を伝える。CPU(3
7)は上記ポートに新たに多機能電話が接続されたと認
識し、これらの2情報により端末に対応したデータ(カ
スタマーデータ等)をメモリ(41)に設定する。又、制
御信号としてI/O(33)、データハイウェイ(233)、ラ
インカード(15)、電話回線(109)を介し多機能ボタ
ン電話(端末Aの位置)に端末識別のための識別信号
(端末ごとに異なる)を送出する。多機能ボタン電話側
では、上記識別番号を、ハイブリッド(139)、DP/NRZ
変換回路(141)、受信フレームレジスタ(143)、シフ
トレジスタ(147)、共通バス(123)を介して電話端末
CPU(125)が受信すると、CPU(125)は書き換え可能な
メモリー(126)(E2PROMで構成すればよい。)内に、
上記識別番号を蓄積する。このメモリーの内容は電話端
末がパワーダウンしても保持される。これにより上記端
末は、電話線を接続するだけで使用可能な状態となる。
使用中の多機能ボタン電話を、他の場所に移動する場合
について説明する。一例として、電話回線(109A)につ
ながっていた多機能ボタン電話を電話回線(109B)につ
なぎ換える(端末Aの場所から端末Bの場所に移動す
る)場合を想定する。電話回線(109A),(109B)はそ
れぞれ交換機の端子番号(PN)1,2のポートに接続され
ているものとする。この電話機を回線(109A)からはず
すと、前述のような問い合わせにより、交換機は電話機
がPN=1のポートからはずされたと認識する。この電話
機が回線(109B)に接続されると、問い合わせにより、
PN=2のポートに電話機が接続されたことを交換機は認
識する。交換機からは、PN=2のポートに対して識別番
号送出要求を送る。これに対し、電話機内のCPU(125)
は、RAM(126)に記憶されている識別番号を制御データ
として交換機に送る。交換機側では、上記識別番号をラ
インカード(15)、データハイウェイ(233)、I/O(3
3)を介して、CPU(37)が受信する。CPU(37)は識別
番号からPN=2のポートに接続された端末が、今までPN
=1のポートに接続されていた多機能ボタンに電話機で
あると認識をする。そこでメモリ(41)に蓄積している
端末に対応したデータ(カスタマデータ等)の書き換え
を行なう。PN=1の情報として記憶していた内容を、PN
=2の情報にそっくりそのまま移し換える。これによ
り、電話線を接続する動作だけで変更前と同じ状態で、
移動後も使用可能となる。当然ながら各キーの機能の割
り当て方も同一である。
て説明する。一例として電話回線(109)に多機能ボタ
ンを接続する(第2図端末Aの位置)ものとする。接続
直後の問い合わせにより交換機は端末が接続された事を
認識し、識別番号送信要求を送ってくる。これに対して
多機能ボタン電話機(11)はCPU(125)の制御のもとに
読み出し専用メモリ(126)に固定的に記憶している端
末識別コード(機種について固有)を制御信号とし、共
通バス(123)、シフトレジスタ(149)送信フレームレ
ジスタ(133)の制御信号領域(C)、パリティ付加回
路(135)、NRZ/DP変換回路(137)、ハイブリッド回路
(139)、電話回線(109)を介して交換機側に送出す
る。交換機側ではこの端末識別コードをラインカード
(15)で受信すると、ラインカード(15)内のCPU(22
7)によりデータハイウェイ(233)、I/O(33)を介し
て、処理系のCPU(37)まで、上記端末識別コードと、
これを受信したポートの番号(PN)を伝える。CPU(3
7)は上記ポートに新たに多機能電話が接続されたと認
識し、これらの2情報により端末に対応したデータ(カ
スタマーデータ等)をメモリ(41)に設定する。又、制
御信号としてI/O(33)、データハイウェイ(233)、ラ
インカード(15)、電話回線(109)を介し多機能ボタ
ン電話(端末Aの位置)に端末識別のための識別信号
(端末ごとに異なる)を送出する。多機能ボタン電話側
では、上記識別番号を、ハイブリッド(139)、DP/NRZ
変換回路(141)、受信フレームレジスタ(143)、シフ
トレジスタ(147)、共通バス(123)を介して電話端末
CPU(125)が受信すると、CPU(125)は書き換え可能な
メモリー(126)(E2PROMで構成すればよい。)内に、
上記識別番号を蓄積する。このメモリーの内容は電話端
末がパワーダウンしても保持される。これにより上記端
末は、電話線を接続するだけで使用可能な状態となる。
使用中の多機能ボタン電話を、他の場所に移動する場合
について説明する。一例として、電話回線(109A)につ
ながっていた多機能ボタン電話を電話回線(109B)につ
なぎ換える(端末Aの場所から端末Bの場所に移動す
る)場合を想定する。電話回線(109A),(109B)はそ
れぞれ交換機の端子番号(PN)1,2のポートに接続され
ているものとする。この電話機を回線(109A)からはず
すと、前述のような問い合わせにより、交換機は電話機
がPN=1のポートからはずされたと認識する。この電話
機が回線(109B)に接続されると、問い合わせにより、
PN=2のポートに電話機が接続されたことを交換機は認
識する。交換機からは、PN=2のポートに対して識別番
号送出要求を送る。これに対し、電話機内のCPU(125)
は、RAM(126)に記憶されている識別番号を制御データ
として交換機に送る。交換機側では、上記識別番号をラ
インカード(15)、データハイウェイ(233)、I/O(3
3)を介して、CPU(37)が受信する。CPU(37)は識別
番号からPN=2のポートに接続された端末が、今までPN
=1のポートに接続されていた多機能ボタンに電話機で
あると認識をする。そこでメモリ(41)に蓄積している
端末に対応したデータ(カスタマデータ等)の書き換え
を行なう。PN=1の情報として記憶していた内容を、PN
=2の情報にそっくりそのまま移し換える。これによ
り、電話線を接続する動作だけで変更前と同じ状態で、
移動後も使用可能となる。当然ながら各キーの機能の割
り当て方も同一である。
多機能ボタン電話以外の標準電話機等をこの実施例での
交換機に接続する場合は、上記のような問い合わせによ
り、交換機はあるポートに端末が接続された事を知り、
識別番号送出要求を送り出すが、反応がないので、交換
機は上記端末を多機能ボタン電話以外の端末だと認識す
る。このとき、端末に対応したデータが既にセットされ
ていれば、次のボートの問い合わせを行なう。もし、端
末に対応したデータがセットされていなければ、保守端
末(45)に対し、端末(電話機)に対応したデータの打
ち込み要求を送出し、入力待ちとなる。
交換機に接続する場合は、上記のような問い合わせによ
り、交換機はあるポートに端末が接続された事を知り、
識別番号送出要求を送り出すが、反応がないので、交換
機は上記端末を多機能ボタン電話以外の端末だと認識す
る。このとき、端末に対応したデータが既にセットされ
ていれば、次のボートの問い合わせを行なう。もし、端
末に対応したデータがセットされていなければ、保守端
末(45)に対し、端末(電話機)に対応したデータの打
ち込み要求を送出し、入力待ちとなる。
次にメッセージの新規登録、削除、変更等を変換機側で
行う場合について説明する。これは交換機の処理として
はI/O処理で実行される。まず端末(45)から「ORG」と
キーインする。すると、I/O処理により「CODE?」と表示
される。これに対して端末(45)から「0001」を打つ。
これは、メッセージ入力用のオーソライゼーションコー
ドである。続いてI/O処理により、「MODE?」と表示され
る。これはメッセージの入力が新規登録か、変更か、削
除かであるかを指定することをI/O処理が要求している
訳である。これに対して端末(45)からそれぞれ「NE
W」、「CHG」、「DEL」をキーインすればよい。キーイ
ンの後、「NUMBER?」、「MESSAGE?」という問い合わせ
がされるので、これに従って識別子、メッセージを入力
していけばよい。
行う場合について説明する。これは交換機の処理として
はI/O処理で実行される。まず端末(45)から「ORG」と
キーインする。すると、I/O処理により「CODE?」と表示
される。これに対して端末(45)から「0001」を打つ。
これは、メッセージ入力用のオーソライゼーションコー
ドである。続いてI/O処理により、「MODE?」と表示され
る。これはメッセージの入力が新規登録か、変更か、削
除かであるかを指定することをI/O処理が要求している
訳である。これに対して端末(45)からそれぞれ「NE
W」、「CHG」、「DEL」をキーインすればよい。キーイ
ンの後、「NUMBER?」、「MESSAGE?」という問い合わせ
がされるので、これに従って識別子、メッセージを入力
していけばよい。
このようにしてI/O処理において、メッセージの新規登
録、変更、削除等が終了したなら、この旨がバックグラ
ンドジョブに伝えられ、変換処理のあい間に、メッセー
ジ、識別子(変更部分だけでもよい。)が電話端末(1
1)へ送られる。
録、変更、削除等が終了したなら、この旨がバックグラ
ンドジョブに伝えられ、変換処理のあい間に、メッセー
ジ、識別子(変更部分だけでもよい。)が電話端末(1
1)へ送られる。
次にディスプレイを持たない電話機、すなわち標準電話
機がこの実施例での交換系に接続された場合のメッセー
ジ転送について説明する。ここでは、メッセージを音声
に変換して標準電話機に転送するものとする。
機がこの実施例での交換系に接続された場合のメッセー
ジ転送について説明する。ここでは、メッセージを音声
に変換して標準電話機に転送するものとする。
このときの全体構成は、第22図に示されるように、交換
機(13)側に音声合成回路(301)が設けられている点
が特徴である。
機(13)側に音声合成回路(301)が設けられている点
が特徴である。
この音声合成回路(301)は、第23図に示されるよう
に、CPU(303)と、ROM(305)と、RAM(307)と、I/O
(311)とを備えている。CPU(303)は、ROM(305)内
に記憶されたプログラムに従って処理を行なう。又、RO
M(305)内には、音声合成用の単語辞書、規則合成用パ
ラメータデータとして前述の識別子とメッセージの対応
をも記憶している。もちろん、この対応はRAM(307)に
記憶させてもよい。RAMに記憶させる場合には、内容を
セットする方法が前述のとおりいくつか考えられる。メ
ッセージ転送を変換機が行う場合、前述のように転送先
端末の状態をカスタマデータから得ている。この結果、
転送先が標準電話機であると、交換機(13)のCPU(3
7)は識別子(更に可変データが付加される場合もあ
る。)を上記の音声合成回路(301)に送る。これはデ
ータハイウェイ(233)を介して行なう。
に、CPU(303)と、ROM(305)と、RAM(307)と、I/O
(311)とを備えている。CPU(303)は、ROM(305)内
に記憶されたプログラムに従って処理を行なう。又、RO
M(305)内には、音声合成用の単語辞書、規則合成用パ
ラメータデータとして前述の識別子とメッセージの対応
をも記憶している。もちろん、この対応はRAM(307)に
記憶させてもよい。RAMに記憶させる場合には、内容を
セットする方法が前述のとおりいくつか考えられる。メ
ッセージ転送を変換機が行う場合、前述のように転送先
端末の状態をカスタマデータから得ている。この結果、
転送先が標準電話機であると、交換機(13)のCPU(3
7)は識別子(更に可変データが付加される場合もあ
る。)を上記の音声合成回路(301)に送る。これはデ
ータハイウェイ(233)を介して行なう。
CPU(303)はI/O(311)、共通バス(309)を介して識
別子を受け取ると、音声合成処理を開始する。例えば、
今識別子+可変データとして「50300」がCPU(303)に
送られたとする。まず、これに対して「5」に対応した
メッセージをROM(305)から読み出す。そして「カイギ
チュウ03:00マデ」の形に変換する。これを以下に述べ
るように、音声合成を行ない、8KHz間隔のPCM音声デー
タに変換する。
別子を受け取ると、音声合成処理を開始する。例えば、
今識別子+可変データとして「50300」がCPU(303)に
送られたとする。まず、これに対して「5」に対応した
メッセージをROM(305)から読み出す。そして「カイギ
チュウ03:00マデ」の形に変換する。これを以下に述べ
るように、音声合成を行ない、8KHz間隔のPCM音声デー
タに変換する。
第24図には、音声合成の処理フローを示す。上記のよう
なメッセージデータに対して、各単語毎に単語辞書を参
照して読みとアクセントとを与える。この例では「03:0
0」に対して「サンジ」という読みが与えられる。次
に、文節としてのアクセント及びポーズが与えられ、話
し言葉への変換が行われる。
なメッセージデータに対して、各単語毎に単語辞書を参
照して読みとアクセントとを与える。この例では「03:0
0」に対して「サンジ」という読みが与えられる。次
に、文節としてのアクセント及びポーズが与えられ、話
し言葉への変換が行われる。
続いて、音声パラメータを基に、規則音声合成が行わ
れ、8KHz間隔のPCMデータ 「カイギチュウ サンジマデ」 が得られる。このデータがPCMハイウェイ(17)を介し
て、ラインカード(15)に送られる。このPCMデータ
は、ラインカードにおいてアナログ音声信号に変換され
て標準電話機(321)へ送られ、メッセージ転送がなさ
れる。
れ、8KHz間隔のPCMデータ 「カイギチュウ サンジマデ」 が得られる。このデータがPCMハイウェイ(17)を介し
て、ラインカード(15)に送られる。このPCMデータ
は、ラインカードにおいてアナログ音声信号に変換され
て標準電話機(321)へ送られ、メッセージ転送がなさ
れる。
この時、登録されたメッセージである事を示す音や案内
文をメッセージの前に付加してもよい。
文をメッセージの前に付加してもよい。
又、メッセージ送出を、標準電話機(321)において送
受話器を置くまで反復してもよい。
受話器を置くまで反復してもよい。
以上、この発明の実施例につき説明したが、この発明は
この実施例に限定されるものではない。
この実施例に限定されるものではない。
例えば交換器のCPUメモリ等をラインカード、トランク
カード等に分散させてメッセージを各々のカードのメモ
リに蓄積しても良く、交換器と電話端末の間の伝送方
式、フォーマット等も本発明に限るものではない。電話
端末においても、CRT,LED,LCD,その他どのようなディス
プレイでもよく、キー配列、キー操作も本実施例に限る
ものではない。メッセージ選択にしても、例えばダイヤ
ルパッド等で直接式別子を選択しても良く、本方式に限
るものではない。電話端末に接続できるデータ端末やタ
ブレット等についてもなくてもよいことは明白である。
また、メッセージ例、制御信号コードについても本実施
例に限るものではないことは明白である。
カード等に分散させてメッセージを各々のカードのメモ
リに蓄積しても良く、交換器と電話端末の間の伝送方
式、フォーマット等も本発明に限るものではない。電話
端末においても、CRT,LED,LCD,その他どのようなディス
プレイでもよく、キー配列、キー操作も本実施例に限る
ものではない。メッセージ選択にしても、例えばダイヤ
ルパッド等で直接式別子を選択しても良く、本方式に限
るものではない。電話端末に接続できるデータ端末やタ
ブレット等についてもなくてもよいことは明白である。
また、メッセージ例、制御信号コードについても本実施
例に限るものではないことは明白である。
又、メッセージに対する識別子の設定も実施例には限定
されない。実施例においては、会社内での使用頻度が高
いメッセージを固定メッセージとして捉え、これらを識
別子により識別したが、どのようなメッセージに対して
識別子を付与するかは、システムにおいて任意に決定さ
れるものである。また、識別子としては実施例のように
数字を与えてもよいし、記号を用いてもよい。又、メモ
リのアドレスを識別子に用いてもよい。
されない。実施例においては、会社内での使用頻度が高
いメッセージを固定メッセージとして捉え、これらを識
別子により識別したが、どのようなメッセージに対して
識別子を付与するかは、システムにおいて任意に決定さ
れるものである。また、識別子としては実施例のように
数字を与えてもよいし、記号を用いてもよい。又、メモ
リのアドレスを識別子に用いてもよい。
又、メッセージは、電話端末全てについて共通する必要
は必ずしもなく、電話端末により使用できるメッセージ
に制限をつけてもよい。
は必ずしもなく、電話端末により使用できるメッセージ
に制限をつけてもよい。
第1図は、この発明の特徴を示す図、第2図は、一実施
例に係わるシステムの全体構成図、第3図はこの実施例
で用いている二線式双方向バースト伝送方式(ピンポン
伝送方式)を説明するための図、第4図はピンポン伝送
での信号フォーマット、第5図は制御信号がマルチフレ
ーム構成であることを示す図、第6図はNRZ信号とDP信
号列を示す図、第7図は、この実施例で用いるディスプ
レイ付電話端末の外観図、第8図は、第7図に示すディ
スプレイ付電話機の電気的構成図、第9図は、第8図中
のハイブリッド回路(139)周辺の具体的回路図、第10
図は、第2図に示されるシステム中のラインカード(1
5)の具体的構成図、第11図は、第7図に示されるディ
スプレイ付電話端末での表示例(ソフトキーの表示例)
を示す図、第12図は交換機内に記憶されたポート対応の
カスタマデータ、及びセット中メッセージを示す図、第
13図は、状態遷移図、第14図はメッセージ設定要求時の
データフォーマットを示す図、第15図は、メッセージ送
出要求時のデータフォーマットを示す図、第16図は、交
換機内のCPU(37)の処理を説明するためフローチャー
トを示す図、第17図は、第16図でのイニシャルプログラ
ムの具体的処理手順を示す図、第18図は実装マップ作成
時の問い合わせ及び応答のフォーマットを示す図、第19
図は、第2図に示す端末(45)からメッセージを入力す
る際の具体的入力手順例を示す図、第20図は、交換機側
から端末側へ識別子−メッセージを初期設定する場合に
用いる信号のフォーマットを示す図、第21図は、交換動
作のあい間等に行われる端末の接続状態をチェックし、
カスタマデータを自動的に更新する処理の流れを示す
図、第22図は端末として標準電話機が混在する場合の全
体構成図、第23図は、第22図中の音声合成回路(301)
の具体的構成図、第24図は、第23図の音声合成回路にお
いて、メッセージデータからPCM音声データを得るため
の処理を示す図である。
例に係わるシステムの全体構成図、第3図はこの実施例
で用いている二線式双方向バースト伝送方式(ピンポン
伝送方式)を説明するための図、第4図はピンポン伝送
での信号フォーマット、第5図は制御信号がマルチフレ
ーム構成であることを示す図、第6図はNRZ信号とDP信
号列を示す図、第7図は、この実施例で用いるディスプ
レイ付電話端末の外観図、第8図は、第7図に示すディ
スプレイ付電話機の電気的構成図、第9図は、第8図中
のハイブリッド回路(139)周辺の具体的回路図、第10
図は、第2図に示されるシステム中のラインカード(1
5)の具体的構成図、第11図は、第7図に示されるディ
スプレイ付電話端末での表示例(ソフトキーの表示例)
を示す図、第12図は交換機内に記憶されたポート対応の
カスタマデータ、及びセット中メッセージを示す図、第
13図は、状態遷移図、第14図はメッセージ設定要求時の
データフォーマットを示す図、第15図は、メッセージ送
出要求時のデータフォーマットを示す図、第16図は、交
換機内のCPU(37)の処理を説明するためフローチャー
トを示す図、第17図は、第16図でのイニシャルプログラ
ムの具体的処理手順を示す図、第18図は実装マップ作成
時の問い合わせ及び応答のフォーマットを示す図、第19
図は、第2図に示す端末(45)からメッセージを入力す
る際の具体的入力手順例を示す図、第20図は、交換機側
から端末側へ識別子−メッセージを初期設定する場合に
用いる信号のフォーマットを示す図、第21図は、交換動
作のあい間等に行われる端末の接続状態をチェックし、
カスタマデータを自動的に更新する処理の流れを示す
図、第22図は端末として標準電話機が混在する場合の全
体構成図、第23図は、第22図中の音声合成回路(301)
の具体的構成図、第24図は、第23図の音声合成回路にお
いて、メッセージデータからPCM音声データを得るため
の処理を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】表示手段を有する電話端末と、前記電話端
末との間で音声信号及び制御信号に夫々割り当てられた
領域からなるフォーマットを有するフレーム信号を送受
する交換機を含み、音声通話に係る電話交換とメッセー
ジ通信を行う自動電話交換システムであって、 送信電話端末は、 メッセージ転送先を指示する手段と、 この手段により指示された転送先の情報を前記交換機へ
送出する手段と、 前記メッセージを前記フレーム信号の制御信号領域に入
れ、通話音声を前記フレーム信号の音声信号領域に入る
信号形成手段と、 前記フレーム信号を電話回線に送出する送出手段とを有
し、 交換機は、前記フレーム信号を受信後、前記送信電話端
末からの転送先についての情報に従い、前記フレーム信
号を受信電話端末に送信し、 受信電話端末は、前記フレーム信号の制御信号領域から
前記メッセージを取り出し前記表示手段に表示し、前記
フレーム信号の音声信号領域から前記通話音声を取り出
し通話に利用することを特徴とする電話端末メッセージ
通信方式。 - 【請求項2】メッセージ転送先についての情報は、特定
の端末への送出要求であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の電話端末メッセージ通信方式。 - 【請求項3】メッセージ転送先についての情報は、この
メッセージ転送先についての情報を送出した端末に対し
て他の端末から発呼された場合に前記他の端末にメッセ
ージを転送する要求であることを特徴とする特許請求の
範囲第1項記載の電話端末メッセージ通信方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042321A JPH0746818B2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 電話端末メツセ−ジ通信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60042321A JPH0746818B2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 電話端末メツセ−ジ通信方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61201553A JPS61201553A (ja) | 1986-09-06 |
JPH0746818B2 true JPH0746818B2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=12632749
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60042321A Expired - Fee Related JPH0746818B2 (ja) | 1985-03-04 | 1985-03-04 | 電話端末メツセ−ジ通信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0746818B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02145849U (ja) * | 1989-05-15 | 1990-12-11 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61107497A (ja) * | 1984-10-30 | 1986-05-26 | 富士通株式会社 | 伝言メモ作成装置 |
-
1985
- 1985-03-04 JP JP60042321A patent/JPH0746818B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61201553A (ja) | 1986-09-06 |
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