JP3081207B2 - インタフエース装置 - Google Patents

インタフエース装置

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JP3081207B2
JP3081207B2 JP62064461A JP6446187A JP3081207B2 JP 3081207 B2 JP3081207 B2 JP 3081207B2 JP 62064461 A JP62064461 A JP 62064461A JP 6446187 A JP6446187 A JP 6446187A JP 3081207 B2 JP3081207 B2 JP 3081207B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、業務用通信システムを電話ステーション
セットに相互接続するインタフェース装置に関する。本
インタフェース回路は、付設電話ステーションセットの
動作を制御し、業務通信サービスを提供するパーソナル
コンピュータによって実施される。 (従来の技術) 電話ステーションセットとデジタル端末、パーソナル
コンピュータ及び大型本体コンピュータを相互接続する
のに、ストアドプログラム制御式電話スイッチングシス
テムが使われている。電話スイッチングシステムは、ア
ナログ電話ステーションセットを用いている加入者間で
の音声通信接続と類似した方法で、コンピュータ機器間
のデータ通信接続を確立する。各コンピュータ機器はモ
デルによって、電話スイッチングシステムの対応した通
信対に接続されている。標準の電話ステーションセット
もその通信対に接続されており、宛先のコンピュータ機
器へコール発生(起呼)するのに使われる。この起呼の
結果、起呼側電話ステーションセットから宛先側コンピ
ュータ機器への通信接続が、電話スイッチング回路網を
介して確立される。次いでユーザがモデルをオンライン
に切換えると、モデルがコンピュータ機器から出力され
たデジタル信号をアナログ信号に変換し、このアナログ
信号が宛先側コンピュータ機器に付設されたモデルへと
スイッチング回路網によって伝送される。宛先側のモデ
ルが受信したアナログ信号を、宛先側コンピュータ機器
で使えるようなデジタル信号に変換する。つまり、電話
ステーションセットは、発信側のコンピュータを電話回
路へ接続可能とする起呼の目的で使われている。 別の構成では、コンピュータ機器がインタフェース回
路を介して直接通信対に接続され、各コンピュータ機器
が電話ステーションセットの機能をエミュレートする。
この場合、一般に発信側コンピュータ機器がそれに付設
された画像表示端末(VDT)の画面上に、電話ステーシ
ョンセットの各ボタンとキーパッドを表示する。ユーザ
がVDT上のカーソルを動かしてVDT上に表示されている電
話ステーションセットの各ボタンを選択すると、対応し
た電話機能が起動される。つまり、コンピュータがカー
ソルの動きに応じ、ユーザによって識別された電話ステ
ーションセットの機能をエミュレートする。こうして、
起呼を目的としたデジタル電話ステーションセットはも
はや必要なくなる。コンピュータ機器が、従来付設の電
話ステーションセットに備わっていた全ての機能を果た
すことができる。 (発明が解決しようとする問題点) しかしこれら従来の構成はいずれも、付設電話ステー
ションセット用のコンピュータシステムに通信サービス
を与えるものでない。電話とコンピュータの各機能が独
立で、相互に排他的である。 (問題点を解決するための手段) 本発明のインタフェース装置は、業務用通信システム
を電話ステーションセットに相互接続し、付設パーソナ
ルコンピュータの電話ステーションセットにも通信サー
ビスを与える。インタフェースボードがパーソナルコン
ピュータの拡張スロットにプラグ差込みされるととも
に、デジタル電話ステーションセットと、業務用通信シ
ステムからの通信リードとに接続される。このインタフ
ェースボードが、業務用通信システムとデジタル電話ス
テーションセットの間にパーソナルコンピュータを介在
させる。業務用通信システムからのすべての報知信号は
パーソナルコンピュータによって受信されて解釈され、
該当の制御信号がパーソナルコンピュータに含まれたソ
フトウェアの制御下でデジタル電話ステーションセット
に送れらこれを起動する。デジタル電話ステーションセ
ットからの信号はパーソナルコンピュータで受信されて
解釈され、該当の制御メッセージと報知信号がパーソナ
ルコンピュータから業務用通信システムに送られる。な
お、特許請求の範囲の記載においては、上述した、「報
知信号」、「制御信号」、「信号」および「制御メッセ
ージ」などをまとめて「通信信号」と称するようにして
いる。 この構成によりユーザは、パーソナルコンピュータに
付設した電話ステーションセットの動作を制御するソフ
トウェアを、パーソナルコンピュータで作成可能とな
る。つまりユーザは、業務用通信システムの動作と独立
な新しい機能及びサービスを実行することができる。 さらにインタフェースボードは、電話ステーションセ
ットが業務用電話システムからかなり遠く離れている場
合、独立モードでデータモジュールや中継 器として用いることができる。つまり、インタフェース
ボードが受信した音声信号を反復し、新たな信号を電話
ステーションセットに伝送する。 (実施例) こ発明の業務用通信システムが第1図に示してある。
このシステムは複数の端末機T11〜T58を含み、各端末機
にそれぞれポート回路111〜158が付設されている。この
端末機は電話ステーションセット、デジタル端末装置及
びコンピュータ機構を含む。1978年9月5日付でエッ
チ.ジー.アリス(H.G.Alles)に発行された米国特許N
o.4,112,258に示してあるようなタイムスロット交換回
路から成るスイッチング回路網101が、多数のポートデ
ータ/制御インタフェース回路171〜175に接続されてい
る。第1図に示した各ポートデータ/制御インタフェー
ス回路(例えば171)が8ポート回路(111〜118)を取
り扱い、これらのポート回路をスイッチング回路網101
及びシステムプロセッサ100にインタフェースする機能
を果す。スイッチング回路網101はシステムプロセッサ1
00の制御下で動作し、付設のポート回路111〜158を相互
接続することによって端末機間で通信接続を確立する。 ポート回路151に接続された端末機は、DCPインタフェ
ースカードとデジタル電話ステーションセットT51を備
えたパーソナルコンピュータ(PC)PC51として具体化さ
れる主体インタフェース構成から成る。パーソナルコン
ピュータPC51はポート回路151とデジタル電話ステーシ
ョンセットT51の間に介設され、デジタル電話ステーシ
ョンセットT51に通信サービスを与える。この点は、第
2図にブロック図の形で示したDCPインタフェースカー
ド201を用いて達成される。 DCPインタフェース回路 DCPインタフェースカード201はパーソナルコンピュー
タPC51の拡張スロットの1つにプラグ差込みされ、パー
ソナルコンピュータPC51は例えばAT&T PC6300コンピ
ュータとし得る。DCPインタフェースカード201は2つの
インタフェース装置、つまり電話ステーションセットイ
ンタフェース202と業務用通信システムインタフェース2
06から成り、これらがパーソナルコンピュータPC51をデ
ジタル電話ステーションセットT51とポート回路151にそ
れぞれ相互接続する。リード203、205が電話ステーショ
ンセットインタフェース202と業務用通信システムイン
タフェース206をバス通信コントローラ204にそれぞれ接
続する。 DCPインタフェースカード201は通信リードTR51を介
し、業務用通信システムインタフェース206のポート回
路151からの全ての伝送を受信する。バス発信コントロ
ーラ204はリード205を介して業務用通信システムインタ
フェース206から割込信号を受信し、業務用通信システ
ムインタフェース206にストアされたポート回路151から
の伝送を読取る。バス通信コントローラ204は、パーソ
ナルコンピュータPC51に至るパーソナルコンピュータバ
ス(PCバス)207へ割込信号を発生することによって、
これらの伝送に応答する。パーソナルコンピュータPC51
はバス通信コントローラ204にストアされた伝送をPCバ
ス207を介して読み、伝送をメモリ208内にストアするこ
とによって割込に対処する。パーソナルコンピュータPC
51は、ポート回路151から受信した伝送を処理する通信
管理アプリケーション210を含む。装置ドライバ211が通
信管理アプリケーション210をDCPインタフェースカード
201にインタフェースする。装置ドライバ211は2つの基
本構成要素を含む:つまり割込サービスルーチン212と
アプリケーションインタフェースプロセス213。装置ド
ライバ211の機能は:DCPインタフェースカード201からの
割込を処理し;データをバッファしてDCPインタフェー
スカード201と通信管理アプリケーション210の間で転送
し;さらに後述するように基本のコール設定及びデータ
転送取扱データコール設定手順のため通信管理アプリケ
ーション210との簡単なインタフェースを業務用通信シ
ステムに与えることにある。 受信された伝送の処理がデジタル電話ステーションセ
ットT51の状態に変化を必要とする場合には、プロセッ
サ209がPCバス207を介してバス通信コントローラ204に
制御信号を送る。これらの制御信号はバス通信コントロ
ーラ204によって、リード203と電話ステーションセット
インタフェース202を介してデジタル電話ステーション
セットインタフェース202に転送される。 デジタル電話ステーションセットT51からポート回路1
51への伝送は、上記の過程を逆にして同じように扱われ
る。DCPインタフェースカード201と通信管理アプリケー
ション210の動作は、第3図に関連して後述する。DCP信
号伝送プロトコルを説明するため、以下の説明では代表
的なポート回路とそこで実行される諸機能を論じる。 端末機 標準型のデジタル端末機T11は、極めて制限された伝
送レンジを持つRS232信号出力を発生する。デジタル端
末機T11からのRS232信号出力を、業務用通信システムの
ポート回路111へと通信リードTR11を通じかなり遠い距
離まで伝送可能な交番バイポーラ変調コード信号に変換
するのに、デジタル端末機インタフェースモジュール
(DTIM)(例えばDT11)を用いる。デジタル端末機イン
タフェースモジュールDT11は、デジタル端末機の一体部
分を成すか、あるいは既存のデジタル端末機T11と付設
の通信リードTR11の間に接続される。このデジタル端末
機インタフェースモジュールは、1985年8月13日付でジ
ー.ティー.スキチアリニ(G.T.Squicciarini)に発行
された米国特許No.4,535,198に詳述されている。 上記の信号変換に加え、デジタル端末機インタフェー
スモジュールDT11は特定のメッセージフレーム書式(DC
P)を用いて、ポート回路111等とそれに付設のデジタル
端末機T11等の間でデータ伝送を行う。このDCP書式はフ
レーム指示ビットと次の3つのフィールドから成る:制
御信号通信データを表わすSフィード、及び情報データ
を表わす2つの1フィールド(第8図)。これは周知の
データ伝送書式で、IEEE1979年国際通信会議の会議報告
として発行されたエヌ.アカリノ(N.Accarino)他の論
文、「局所統合式音声及びデータデジタルネットワーク
へのフレームモードカストマアクセス」(Frame−mode
Customer Access to Local Integratel Voice and Date
Digital Netwark)に記されている。このDCPデータ伝
送書式において、一方のIフィールドはPCM−コード化
音声情報の伝送用に使われる一方、他方(または両方の
Iフィールド)はバルクもしくは対話式データの伝送用
に使われる。 メッセージ書式 業務用通信システムで扱われる端末機はさまざまな種
類の機器で構成でき、第1図に示した端末機は音声及び
データの同時伝送能力を持つ。このシステムでは、ユー
ザからの音声伝送を受信する全ての端末機が、受信した
アナログ音声信号を一組のデジタルデータセグメントに
変換し、各セグメントは8ビットのPCM−コード化音声
サンプルから成る。デジタル伝送を発生する端末機(キ
ーボード等)が、一般に8ビットより大きい長さのデジ
タルデータメッセージを受信及び送信する。これらデー
タメッセージの代表的な書式(HDLC)を第9図に示す。
各データメッセージは、データメッセージの始めと終り
のフラグ文字;データ、制御及びアドレスフィールド;
及びエラーチェック目的の周期冗長チェックフィールド
を含む。 信号伝送チャネル 本業務用通信システムは、ポート回路で使われる基本
のDCPメッセージフレーム書式を反映して2つの信号伝
送チャネルを備えている。一方の制御信号伝送チャネル
(Sチャネル)が、システムプロセッサ100とデジタル
端末機T11〜T58の間で制御メッセージ(Sフィールドビ
ット)を伝送する。Sチャネルは各デジタル端末機(T1
1等)から、付設のデジタル端末機インタフェースモジ
ュール(DTIM)DT11、通信リードTR11、ポート回路11
1、リードP11及びポートデータ/制御インタフェース回
路171を介し、1/Oバスを経てシステムプロセッサ100へ
と延びている。業務用通信システムも情報チャネル(I
チャネル)を備え、これが8−ビットのPCM−コード化
音声信号またはバルクデータ(8−ビットバイト)等の
情報データ(Iフィールドセグメント)を、スイッチン
グ回路網101とデジタル端末機T11〜T58の間で伝送す
る。Iチャネルは各デジタル端末機(T11等)から、付
設のデジタル端末機インタフェースモジュール(DTIM)
DT11、通信リードTR11、ポート回路111、リードP11及び
ポートデータ/制御インタフェース回路171を介し、リ
ードPA1を経てスイッチング回路網101へと延びている。 つまり、デジタル端末機と付設のデジタル端末インタ
フェースモジュールが、実際のデータ伝送(音声とデー
タ)を制御信号で多重化する。この多重化信号が通信リ
ードを介して付設のポート回路に伝送され、そこでデマ
ルチプレクス化される。実際のデータ伝送はスイッチン
グ回路網101により通常の方法で指示された宛先に切り
換えられ、制御信号はシステムプロセッサ100に送られ
る。これらの制御信号は、全ての電話スイッチング系に
共通な標準のオンフック/オフフック状態、ボタン動
作、ランプ点灯、ベル呼出しの各制御用信号である。本
インタフェース構成の構造及び動作を効果的に例示する
ため、既存のポート回路時にSチャネルの詳細について
まず論じる。 Iチャネルの実現 コールするデジタル端末機(T11)をコールされるデ
ジタル端末機(T58)に接続する過程で、システムプロ
セッサ100がスイッチング回路網101内のタイムスロット
を、両端末機T11とT58の相互接続用に割り当てる。そし
て、スイッチング回路網101が両端末機T11−T58間での
データ(Iチャネル)伝送を制御する。つまり、スイッ
チング回路網101がデジタル端末機T58から受信した各8
ビットのデータセグメントを、ポートデータ/制御イン
タフェース回路175を介してポート回路111に伝送する。
ポート回路111が受信した各データセグメントをデジタ
ル端末機インタフェースモジュール(DTIM)DT11を介し
てデジタル端末機T11に伝送するとともに、デジタル端
末機T11からの応答データセグメントをDTIMDT11を介し
て受信しデジタル端末機T58へと伝送する。その際ポー
ト回路111が、DTIM DT11から受信した応答データセグ
メントを、ポートデータ/制御インタフェース回路171
を介してスイッチング回路網101に送る。スイッチング
回路網101が受信したデータセグメントをストアし、そ
のコールに割り当てられた時間スロット中に、両デジタ
ル端末機T11とT58から受信したデータセグメントを交換
する。この動作で、両デジタル端末機が相互接続され
る。 Sチャネルの実現 制御つまりSチャネルの伝送は、システムプロセッサ
100によって制御される。システムプロセッサ100は各ポ
ート、トランク及びスイッチング回路網101に接続され
たサービス回路を周期的に走査し、システムプロセッサ
100用の制御メッセージが存在するかどうか捜す。この
各走査サイクル中に、システムプロセッサ100はタイミ
ング、アドレス及び制御情報を、I/Oバスを介してポー
トデータ/制御インタフェース回路171〜175に伝送す
る。各ポートデータ/制御インタフェース回路(例えば
171)はマルチプレクサを有し、このマルチプレクサが
各走査サイクル中にI/Oバスで受信された信号を解釈
し、そこに送られたアドレス信号が当該ポートデータ/
制御インタフェース回路(171)で扱われているポート
回路の1つ(例えば111)を識別しているかどうかを判
定する。走査サイクル中に合致が生じると、ポートデー
タ/制御インタフェース回路171が識別されたポート回
路111をエネーブルし、システムプロセッサ100からポー
トデータ/制御インタフェース回路171に伝送された制
御メッセージを読取らせる。 ポート回路111は、システムプロセッサ101からポート
データ/制御インタフェース回路171に書込まれた制御
メッセージを読取って、その制御メッセージをポート回
路111内の制御メッセージレジスタ(不図示)内に入れ
る。ポート回路111は制御メッセージを1回に1ビット
づつ、制御メッセージレジスタからデジタル端末機イン
タフェースモジュールDT11に送る。デジタル端末機イン
タフェースモジュールDT11がこれらのシリアルデータ
を、デジタル端末機T11用のコマンドにアセンブルす
る。デジタル端末機T11は、ランプの点灯、可聴呼出し
信号の発生等、指示された動作を実行することによって
コマンドに応答する。 デジタル端末機T11が応答しないか、またはシステム
プロセッサ100に戻すべきその他の制御メッセージを有
すると、デジタル端末機インタフェースモジュールDT11
がアイドルビットをポート回路111に返送する。デジタ
ル端末機T11がシステムプロセッサ100に送るべき制御メ
ッセージを有すると、その制御メッセージが1回に1ビ
ットづつポート回路111の制御メッセージレジスタ内に
書込まれる。ポート回路111がデータレディビットをそ
の状態レジスタ(不図示)にセットし、制御メッセージ
がデジタル端末機T11から到着したことをシステムプロ
セッサ100に指示する。システムプロセッサ100がI/Oバ
スとポートデータ/制御インタフェース回路171を周期
的に走査し、セットされたデータレディビットを捜す。
そのビットが見つかると、システムプロセッサ100はポ
ート回路111の制御メッセージレジスタにストアされた
制御メッセージを読取り、状態レジスタ内のデータレデ
ィビットをリセットする。 ポート回路、第4〜6図 第7図のように配列された第4,5及び6図がポート回
路の詳細を示しており、特に第8図に示したDCPフレー
ム書式中のSビット信号伝送メッセージの受信及び発生
に関連したポート回路に重点が置いてある。またこの回
路の詳細は、1985年8月6日付でS.R.ペック(S.R.Pec
k)他に発行された米国特許No.4,534,023に開示されて
いる。 通信リードTR18は、付設の端末機コンピュータT18に
至る毎秒160キロビットのデータリンクから成る。160キ
ロビットの速度は、(第8図に示すように)20ビットの
メッセージセグメントがコンピュータT18とポート回路1
18の間で8KHzの速さで伝送されることによる。データ信
号の伝送には、交番バイポーラ変調が用いられる。 受信器 ポート回路118の受信部の動作をまず説明する。コン
ピュータT18からのメッセージセグメントがDCPフレーム
書式の形で受信され、通信リードTR18を通じてライン受
信器401に印加される。ライン受信器401は各受信メッセ
ージセグメントのフレーム指示ビットからその同期化を
得、残りのフィールド(Sフィールドと2つのIフィー
ルド)をシリアルな形でリード402を通じフレームデマ
ルチプレクサ404に送る。ライン受信器401の同期化回路
が受信クロック信号を発生し、それをリード403を通じ
てデマルチプレクサ404の制御部、且つ受信フォマッタ4
07及びクロック検出器408に加える。 ライン受信器401は、通信リードTR18のノイズ環境か
ら受信信号を分離し、それをデマルチプレクサ404の入
力に印加される論理レベル信号に変換する。デマルチプ
レクサ404がSフィールドと2つのIフィールドをデマ
ルチプレクス化する。2つのIフィールド内の情報は、
コンピュータT18からのデータ伝送から成る。このデー
タ伝送はリードRI1とRI2を通じてスイッチマルチプレク
サ405に導かれ、これが信号を多重化して時間多重化バ
スPCM上に置く。各Iフィールドは時間多重化バスPCM上
で異なるタイムスロットを占め、各Iフィールド内の情
報はその対応時間スロットの各発生中に逐次伝送され
る。この情報は、通常のタイムスロット交換機能を実行
して各Iフィールドをコールが差し向けられているポー
トに相互接続するシステムのタイムスロット交換機構に
印加される。スイッチマルチプレクサ405からバスPCMへ
のインタフェースは、スイッチマルチプレクサ405とス
イッチデマルチプレクサ448を制御するデータ及びクロ
ック両信号を含む。 Sフィールド情報は第8図に示した1ビットのメッセ
ージセグメントから成り、リード460を通じて受信側フ
ォーマッタ407に印加される。受信側フォーマッタ407
は、印加信号に対して通例のフラグ検出動作を実行す
る。つまり、受信側フォマッタ407は第9図に示すよう
に0、それに続く6個の1及び最後の0から成るパター
ンを捜し、フラグがリード460上に現われている間その
パターンを同期化する。信号伝送メッセージ文字が受信
された場合のように、非フラグシーケンスを受信側フォ
ーマッタ407が検出するや否や、同フォーマッタは各非
フラグバイトについて直/並変換を実行し始める。非フ
ラグ文字が受信されている間、受信側フォーマッタ407
は5個の1の後に0が続くシーケンスを検出する都度、
通常のゼロ削除機能を実行する。これは、メッセージ文
字がフラグ文字の受信として解されるのを防ぐため、HD
LCプロトコルに従って行われる。受信側フォーマッタ40
7は非フラグ文字について直/並変換を実行している
間、それと同時に各メッセージの終りにフラグ文字の受
信も検出する。次いで、リード412に印加され受信文字
用メッセージの終りを指定する信号を発生する。このリ
ード412はRCVEOM(受信メッセージの終り)とも称され
る。受信側フォーマッタ407は、パラレル書式に形成さ
れた後の各文字をリード411に、さらにそこから受信側F
IFO414に印加される。また受信側フォーマッタ407は、
リード413に印加され情報のFIFO414へのストローブを制
御する信号も発生する。リード413上の信号はリード41
1,412上の信号と同時に現われ、後者の両信号がFIFO414
へストローブ可能とする。 受信側FIFO414は、1語当り9ビットで48語のFIFOと
して編成される。各語中の9ビットは、リード411上の
受信文字を表わす8ビットと、各受信文字がメッセージ
の最終0字を表わすかどうかを指示する1ビットの“メ
ッセージの終り”信号とから成る。受信側FIFO414の入
力に印加される文字は、通常の方法で受信側FIFO414の
出力に至る。これらの8ビットはリード416を通じて3
状態ゲート417に加えられる。各文字に対応したメッセ
ージ信号の終りは、リード419を通じて受信側メッセー
ジカウンタ421に加えられる。メッセージ信号の終りは
実際にその文字がメッセージの最終文字である場合にの
み存在し、その時点でメッセージ信号の終りがカウンタ
421を1だけインクレメントする。 3状態ゲート417はリード420上の読取レジスタ信号に
よってエネーブルされる。この信号はシステムプロセッ
サ100から発生され、システムプロセッサ100がFIFO414
の内容を読みたいときに、I/Oバスを通じポートデータ
/制御インタフェース回路171及びリードDTDAを経てポ
ート回路111に印加される。システムプロセッサ100はこ
の動作を、上記の経路を通じて特有のアドレス信号をア
ドレスデコーダ433に加え、該信号をFIFO414及びゲート
417へと延びたリード420上に出力発生することによって
行う。第4,5及び6図に示したポート回路111を含む各ポ
ート回路には複数のI/Oバスアドレスが割り当てられて
いる。それぞれのアドレスは、ポート回路が可能なそれ
ぞれの機能を表わす。特定の機能は、対応したI/Oバス
アドレスをアドレスデコーダ433に印加することに開始
される。従って、FIFO414から文字を読取るには、シス
テムプロセッサ100がリード420に対応したポートアドレ
スを、リードDATAを経てアドレスデコーダ433に印加す
る。アドレスデコーダ433がこのアドレスに応答してリ
ード420を駆動し、FIFO414の出力にある文字をリード41
6及びゲート417を介してリードDATAに導く。この文字は
次いでポートデータ/制御インタフェース回路171とI/O
バスを介してシステムプロセッサ100に送られ、完全な
メッセージが形成されるまでシステムプロセッサ100が
同文字とその他の各受信文字をストアする。 リードレジスタリード420は、FIFO414のOUTSTB端子に
も延びている。FIFO414はそこへの信号の後縁に応答し
てFIFO414I内にストアされている次の文字をFIFO414の
出力に進め、次の読取レジスタ動作で読取られるように
する。従って、リード420上の読取レジスタ信号は2つ
の機能を果たす。第1は、ゲート417をエネーブルし、F
IFO414の出力に現在ある文字をゲート417を介してリー
ドDATAに通過させる機能である。第2は、リード420上
の読取レジスタ信号の後縁によって、FIFO414内の次の
文字をFIFO414の出力に進ませる機能である。 FIFO414内の9番目のビットは、リード419上のEND OF
MESSAGE(メッセージの終り)ビットである。この信号
は2つの機能を実行する。第1機能は、READ END OF ME
SSAGE(メッセージの読取終り)信号を状態ゲート426の
入力に与えることである。状態ゲート426は、ポート回
路111でREAD STATUS REGISTER(読取状態レジスタ)機
能を実行しようとするシステムプロセッサ100によって
読取られる。状態ゲート426は特有のアドレスを持ち、
システムプロセッサ100がこのアドレスをI/Oバスに加え
ると、そのアドレスがアドレスデコーダ433でデコード
され、エネーブル信号がリード429を通じて状態ゲート4
26を起動する。状態ゲート426はリード419上に存在する
信号をリードDATAに加え、システムプロセッサ100へと
送る。リード429のエネーブル化は、全ての状態レジス
タゲート424〜428をエネーブルする。 リード419上のREAD END OF MESSAGE信号ビットの第2
機能は、受信側メッセージカウンタ421をデクレメント
する。カウンタ421はいずれの時点においても、FIFO414
内に現在ストアされているメッセージ数を指示するカウ
ントを持つ。カウンタ421はリード412上のRECEIVE END
OF MESSAGE(メッセージの受信終り)信号によってイン
クレメントされ、READ END OF MESSAGE信号がFIFO414か
らリード419上に読出されるとデクレメントされる。従
って、カウンタ421の現カウントはFIFO414内に現在スト
アされている完全メッセージの数を表わす。リードOR上
に発せられるカウンタ421の出力は、状態ゲート424〜42
8を走査するシステムプロセッサ100によってDATA READY
(データレディ)指示を読取可能とする信号である。リ
ード422がエネーブル信号を与えると、DR信号はゲート4
58を通り、そこからリード406を介し走査レジスタゲー
ト423及びゲート425の入力へと至る。 システムプロセッサ100は該当のアドレスをI/Oバスに
加えることによって、走査レジスタゲート423またはFIF
O414を読取ることができる。これらいずれかのアドレス
は、アドレスデコーダ433によってデコードされる。ア
ドレスデコーダ433の該当出力がエネーブルされ、423か
417等該当の3状態ゲートを起動して、データをDATAリ
ードに加える。 送 信 システムプロセッサ100はコンピュータT18への伝送の
ため、第4,5及び6図のポート回路118へとメッセージを
発生及び書込可能である。これは、ポート回路118の書
込部を利用して行なわれる。システムプロセッサ100が
ポート書込動作を実行する第1ステップでは、送信側FI
FO440が満杯かまたはメッセージを受取れるかどうかを
判定する。FIFO440が満杯でないと、システムプロセッ
サ100がメッセージの第1バイトをポート回路118に書込
む。システムプロセッサ100はこの機能を、まず該当の
アドレス信号をI/Oバスに加えることによって実行す
る。印加される信号は、ポート回路118の書込部に対応
したものである。アドレスデコーダ433がこのアドレス
を解読し、WREG信号をリード435上に発生する。WREG信
号が3状態ゲート434をエネーブルし、現在I/Oバス上に
あるメッセージ情報を、ゲート434及びリード457を経て
FIFO440の入力に導く。リード435上のWREG信号はFIFO44
0のINSTB入力にも加えられ、現在リード457上にあるメ
ッセージ情報をFIFO440内にストローブする。 この時点でFIFO440内には、リード436を通じてFIFO44
0に加えられる9番目のWRITE END OF MESSAGE(メッセ
ージの書込終り)ビットもストローブされる。この信号
は、該ビットに対応した文字が伝送メッセージの最終文
字であることを指示する。システムプロセッサ100は、
メッセージの各文字をFIFO440内に逐次書込む。メッセ
ージの最終文字がFIFO440に入力される直前、システム
プロセッサ100はゲート432とリード459を経て制御レジ
スタ431に書込みを行い、WRITE END OF MESSAGE信号を
リード436上に発生する。この信号は、メッセージの最
終バイトがWREG信号によってリード435上へストローブ
されるのと同時に、FIFO440内へストローブされる。最
終バイトがFIFO440内に書込まれた後、リード436上の信
号はリード435上のWREG信号の後縁で自動的にリセット
される。 送信側FIFO440は、1語当り9ビットの48語のFIFOと
して編成される。9ビット中の8個は文字情報を表わ
し、各語の9番目のビットはWRITE END OF MESSAGE信号
の存否を表わす。送信側FIFO440は、WBFと示したWRITE
BUFFER FULL(書込バッファ満杯)出力を持つ。FIFO440
内の全48語が満杯だと、WBF信号がリード430を通じて状
態レジスタゲート427に導かれる。このゲートは、FIFO4
40への書込前システムプロセッサ100によって周期的に
読まれる。FIFO440が満杯のとき、その時点でFIFO440が
それ以上のバイトを受入れられないことを、ゲート427
の出力がシステムプロセッサ100に知らせる。メッセー
ジの書込最中にFIFO440が満杯と検出されたら、システ
ムプロセッサ100がメッセージの残りをキューに登録
し、前にロードされたメッセージが伝送されFIFO440が
少なくとももう1つのバイトを受入れるのに充分なだけ
空になるまで、ロードを制御する。 FIFO440の出力はリード441と442に加えられる。リー
ド442は文字情報を表わす8ビットを送り、リード441は
END OF MESSAGEビットを送る。FIFO440はリード443を通
じ、送信側フォマッタ445からストローブ信号を受取
る。リード442上の文字情報とリード441上のEND OF MES
SAGE信号は、送信側フォーマッタ445の各入力に加えら
れる。送信側フォーマッタ445は通常、FIFO440内にメッ
セージが存在しない間、付設のカウントステーションに
至るチャネルへフラグ文字を連続的に発生して送る。つ
まりその期間中送信側フォーマッタ445は、0、6個の
1及び0から成るフラグ文字を逐次発生する。FIFO440
が空でなければ、送信側フォーマッタ445はFIFO440から
文字をアンロードしSチャネルを通じて伝送するプロセ
スを必ず開始する。これは、受信文字について並/直変
換し、透過に必要なゼロ挿入機能を実行すことによって
成される。つまり送信側フォーマッタ445は、まずFIFO4
40が空でないことをリード439を介して送信側FIFO440か
ら判定するとフラグ文字を送出し、次にフラグ文字の伝
送が終るとリード443を通じてFIFO440に加えられるスト
ローブ信号を発生する。この信号は送信側フォーマッタ
445内部で、リード442上の文字情報及びリード441上のE
ND OF MESSAGE信号を送信側フォーマット445内へロード
するのにも使われる。またストローブ信号の後縁は、FI
FO440を進めて内部の次の文字をFIFO出力へ導くのに用
いられる。 送信側フォーマッタ445は、受信情報について並/直
変換を実行する。また、非フラグ文字をリード446へ送
出するときには、ゼロ挿入機能も実行する。つまり、メ
ッセージの伝送ビット流が連続5個の1を有すると、送
信側フォーマッタ445は5番目の1と次の伝送ビットの
間に0を挿入する。こうして、送信側フォーマッタ445
はそれが受信した各文字を送出し、各文字に対応したEN
D OF MESSAGEビットをチエックする。メッセージの最終
文字がFIFO440から受信されると、リード441が1にセッ
トされる。これは、その文字がメッセージの終りで、送
信側フォーマッタ445がその文字の後にフラグを挿入す
べきことを、送信側フォーマッタ445に告げる。送信側
フォーマッタ445は上記挿入を行い、リード444上に送信
側FIFO空信号があるかをチエックする。空信号が存在す
ると、送信側フォーマッタ445はフラグを発生及び伝送
し続ける。空信号が存在しないと、送信側フォーマッタ
445は次の文字をFIFO440から読出す。この新しい信号
が、後続メッセージの第1文字となる。送信側フォーマ
ッタ445は、各後続メッセージの第1文字とその他の全
文字を、前述したのと同じように処理する。 システムプロセッサ100は、初期化ビットを制御レジ
スタ431に書込むことができる。このビットは、FIFO41
4、440及びメッセージカウンタ421,438をクリアせしめ
る。これで全情報がポート回路から除去される。 リード409がクロック検出器408を、状態レジスタゲー
ト424に接続する。クロック検出器408は通常、ライン受
信器401からリード403に送出されるクロックパルスを受
信する。受信期間中、クロック検出器408はリード409を
通じてレジスタゲート424に0を加える。これにより各
状態レジスタゲート424〜428を読んでいるシステムプロ
セッサ100は、受信データ流から得たクロックパルスが
通信リードTR18を介しライン受信器401によって受信さ
れ、さらにリード403を介してクロック検出器408に加え
られ続けていると判定する。これはシステムの正常な動
作状態である。何らかの理由で、ライン受信器401がデ
ータ流を受信しなくなると、クロック検出器408はクロ
ックパルスを全く受け取らず、リード409を1にセット
し、システムプロセッサ100がゲート424を読んでその状
態を判定できるようにする。かかる状態は例えば、対応
のデジタル端末機T11が通信リードTR11から分離された
ときに生じ得る。 リード422がANDゲート458の下側入力を制御レジスタ4
31に接続している。このリードは通常、制御レジスタに
よってエネーブル状態に保たれる。これがゲート458を
エネーブルし、カウンタ421のDR出力をリード406を経て
走査レジスタゲート423に送出可能とする。このデータ
レディ信号は、少なくとも1つのメッセージが受信側FI
FO414内に現在含まれていることを、システムプロセッ
サ100に知らせるのに使われる。 アドレスデコーダ433はフリップフロップを含み、シ
ステムプロセッサ100からの該当制御信号と一緒にアド
レスがI/Oバスに加えられたとき、これらの制御信号が
アドレスをデコーダのフリップフロップ内にラッチす
る。これらフリップフロップの出力が、アドレスをデコ
ーダし各異なったアドレスに特有な出力信号を与える回
路に導かれる。その出力信号の1つがリード459に送出
される。この信号は、データがI/Oバスに現われ、デー
タを制御レジスタ431内のラッチへストローブするのに
使われるときアクティブとなる。データは制御レジスタ
431内にラッチされるので、首尾一貫している。また制
御レジスタ431は以下述べるように、システムプロセッ
サで制御されたポート回路の状態をストアするフリップ
フロップも含む。 送信側メッセージカウンタ438は受信側メッセージカ
ウンタ421と同様に機能し、FIFO440が現在完全なメッセ
ージを含んでいるかどうかを指示する。メッセージがFI
FO440に入力されると、送信側メッセージカウンタ438は
リード436を通じてインクレメントされる。逆に、メッ
セージFIFO440から読出されると、送信側メッセージカ
ウンタ438はリード441を通じてデクレメントされる。 送信側フォーマッタ445の出力は、リード456を通じて
フレームマルチプレクサ449に至る。スイッチデマルチ
プレクサ448がバスPCM上のPCM時間スロット信号を受信
し、ポート回路118で使われるI1及びI2フィールド信号
を割り当てられた時間スロットから分離し、それらの信
号をリード453と458に加える。送信側メッセージカウン
タ438の出力はリード439を通じて送信側フォーマッタ44
5に至り、送信側メッセージカウンタ438の内容が0にな
った時点を指示する。この時点は、何のメッセージもFI
FO440内に含まれていず、送信側フォマッタ445がフラグ
文字を発生すべきことを意味する。 I1,I2両信号は、リード456上のシリアル化されたSチ
ャネルビットと共に、フレームマルチプレクサ449で受
信される。各フレーム毎に、フレームマルチプレクサ44
9は8ビットのI1フィールド、8ビットのI2フィールド
及び1ビットのSフィールドをフレーム指示信号に組入
れ、この信号をリード452を通じてライン送信器450に印
加し、ここでFフィールドビットを加える。こうして得
られた第8図の20ビットのフレームが、通信リードTR18
を通じてそこからコンピュータT18に送出される。 ライン送信器450とフレームマルチプレクサ449は、ク
ロック発生器455からの出力信号の制御下で動作する。
スイッチデマルチプレクサ448はバスPCMからその制御信
号を受取る。 DCPインタフェースカードの詳細 DCPインタフェースカード201は、メッセージハンドラ
及びプロトコルコンバータとして機能するプロセッサ制
御回路である。DCPインタフェースカード201は、ポート
回路151及びデジタル電話ステーションセットT51のDCP
信号を、PCバス207用のデータへまたその逆に変換す
る。物理的及びリンク層のプロトコルが、DCPインタフ
ェースカード201を構成する装置によって取り扱われ
る。DCPインタフェースカード201がパーソナルコンピュ
ータPC51に、業務用通信システムへのアクセス、データ
及び同システムとの間での信号伝送の制御を与える。DC
Pインタフェースカード201は業務用通信システムにとっ
てデータ及び表示モジュールを備えたデジタル電話のよ
うに見え、またデジタル電話ステーションセットT51に
とっては業務用通信システムのデジタルポートボードの
ように見える。業務用通信システム及びパーソナルコン
ピュータPC51に付設のデジタル電話ステーションセット
両方からの情報は、1つの多重化データチャネルを通じ
てパーソナルコンピュータPC51に転送される。業務用通
信システムへのアクセス及び信号伝送チャネルの制御に
より、パーソナルコンピュータPC51は、業務用通信シス
テムにおける既存の音声及びデータ機能の動作と組合せ
て、高度な音声及びデータ機能を実行できる。 第3図はDCPインタフェースカード201の詳細な配線ブ
ロック図である。上述したDCPインタフェースカード201
の主な機能要素が、第3図にさらに詳しく示してある。
主要な構成部分には電話ステーションセットインタフェ
ース202、バス通信コントローラ204及び業務用通信シス
テムインタフェース206が含まれる。これらの主要構成
部分に加え第3図には、パーソナルコンピュータPC51が
オフか電源不良時に、デジタル電話ステーションセット
を通信リードTR51へ直接接続するバイパススイッチン30
1が示してある。また外部インタフェース302がDCPイン
タフェースカード201に接続してあり、後述するように
スピーカフオン等追加の機器用に使われる。デジタル信
号プロセッサ303はワイヤード論理装置で、後述するよ
うにコール進行トーン、タッチトーン検出及びタッチト
ーン信号の発生を行う。ここで、「コール進行トーン」
とは、呼の現在の状態およびある状態から別の状態への
呼の進行を発呼者に対して示すダイヤル−トーンおよび
呼出トーンのような信号をいう。 CPU330 DCPインタフェースカード201の動作は、第3図にCPU3
30として示したマイクロプロセッサで制御される。CPU3
30はMotorola 68000 16ビットマイクロプロセッサ等、
任意の当該関連プロセッサとし得る。CPU330は高レベル
Cプログラミング言語をサポートするマイクロプロセッ
サである。CPU330は割込に対するソフトウェア応答を速
めるため、ベクトル割込方式で動作する。CPU330の主な
機能は次の通りである: 1) Sチャネルを通じスイッチンSチャネルHDLCプロ
トコルによって業務用通信システムと交信し、Sチャネ
ル端末プロトコールのレベル2及び3を終了させる、 2) HDLCプロトコルの12チャネルを通じて業務用通信
システムとデータを送受し、同プロトコルのレベル2及
び3を終了させる; 3) Sチャネルを通じ電話SチャネルHDLCプロトコル
によってデジタル電話ステーションセットと交信し、同
プロトコルのレベル2を終了させる; 4) デジタル信号プロセッサ303を制御し、タッチフ
ォン信号を発生するか、またはコール進行トーンとタッ
チトーン信号の両方を検出する、 5) バイパススイッチ301とI2選択/同期化ロジック3
23を制御する、 6) タイミングを制御し、プロトコル処理で使われる
割込に応答する、 7) PCバス207を通じてパーソナルコンピュータPC51
と交信し、DCPインタフェースカード201とパーソナルコ
ンピュータPC51の間でメッセージを送受して、上記の全
データチャネル用の情報を送受する。 ライン終端 CPU330の動作を理解するためには、まず電話ステーシ
ョンセットインタフェース202と業務用通信システムイ
ンタフェース206の動作を理解する必要がある。前述し
たように、通信リードTR51とデジタル電話ステーション
セットからの通信リードは、バイパススイッチ301に終
端している。バイパススイッチ301は、業務用通信シス
テムからの信号をデジタル電話ステーションセットに直
接接続するか、あるいはデジタル電話ステーションセッ
トと業務用通信システム両方からの信号をそれぞれ電話
ステーションセットインタフェース202と業務用通信シ
ステムインタフェース206にそれぞれ接続する。このよ
うに、バイパススイッチ301は電源不良時の転送機能を
果たす。バイパススイッチ301は、パーソナルコンピュ
ータPC51がオンされてないか、正しく機能しないか、電
源不良か、DCPインタフェースカード201が正しく機能し
ていないとき、デジタル電話ステーションセットを業務
用通信システムに直接接続するように作動する。その他
の場合、バイパススイッチ301は作動せず、通信リードT
R51は業務用通信システムインタフェース206に終端す
る。同じく、デジタル電話ステーションセットT51から
の通信リードは、バイパススイッチ301を介して電話ス
テーションセットインタフェース202に終端する。 電話ステーションセットインタフェース202と業務用
通信システムインタフェース206はそれぞれ、第3図に
示したスイッチDLI310と電話DLI320をDCPインタフェー
ス回路として含む。スイッチDLI310と電話DLI320は、ポ
ート回路118に関連して前述したDCPシステムインタフェ
ースを果たす。つまり、スイッチDLI310と電話DLI320は
ポート回路118について前述したような第4図のライン
受信器401、フレームデマルチプレクサ404、クロック検
出回路408、ライン送信器450、フレームマルチプレクサ
449及びクロック発生器455から成る。これらの要素は前
述のごとく動作して、DCP信号伝送プロトコルを終了さ
せる。スイッチDLI310は、業務用通信システムにとって
表示及びデータモジュールを備えたデジタル電話ステー
ションセットとして現われような端末モードで構成され
ている。電話DLI320は、デジタル電話ステーションセッ
トT51にとってポート回路118等のデジタルポートとして
現われるようなポートモードで構成されている。スイッ
チDLI310と電話DLI320は共に、前述したように受信した
DCP信号をシリアルなS、I1及びI2チャネルに分離し、
また送信すべきシリアルなS、I1及びI2チャネルを送信
DCP信号に結合する。 S、I1及びI2チャネル信号線路指定 S、I1及びI2チャネルは全て、業務用通信システムと
DCPインタフェースカード201の間のDCPプロトコル伝送
で、音声、制御及びデータ信号を両者間で授受するのに
使われる。デジタル電話ステーションセットT51とDCPイ
ンタフェースカード201の間では、制御及び音声信号を
伝送するのにS1とI1両チャネルだけが使われる。業務用
通信システムに対する全てのデータ通信はパーソナルコ
ンピュータPC51に終端されるので、S2とI2両チャネルは
デジタル電話ステーションセットで使われない。 I1チャネルで送られる信号は、デジタル電話ステーシ
ョンセットと業務用通信システムの間で伝送される音声
通信信号である。従って、I1チャネルの音声信号は、こ
ゝで説明する用途ではパーソナルコンピュータPC51に切
り換えられない。I1選択/同期化ロジック323は、I1チ
ャネル音声信号についての各種発信元及び宛先間を相互
接続する。音声信号はデジタル電話ステーションセット
T51から、デジタル信号プロセッサ303からのタッチトー
ン信号として、業務用通信システムから通信リードTR51
上へ、あるいは外部インタフェース302から発生可能で
ある。I1チャネル上の音声通信信号は、業務用通信シス
テム、デジタル信号プロセッサ303、または外部インタ
フェース302からデジタル電話ステーションセットT51へ
差し向けられる。従って、I1選択/同期化ロジック323
は、スイッチDLI310で分離されリード313に加えられる
業務用通信システムからの、外部インタフェース302か
らリード304に加えられる、あるいはデジタル信号プロ
セッサ303からリード305に加えられる音声通信信号を、
これらの音声通信信号を電話DL1 320に送るリード321に
接続し、そこで音声信号がDCP信号伝送書式にコード化
されデジタル電話ステーションセットT51に伝送され
る。同じように、音声通信信号は業務用通信システムま
たはデジタル電話ステーションセットT51から、外部イ
ンタフェース302へ差し向けることもできる。I1選択/
同期化ロジック323は、スイッチDL1 320でデコードされ
リード313に加えられる業務用通信システムからの、あ
るいは電話DLI320でデコードされリード321に加えられ
るデジタル電話ステーションセットT51からの音声通信
信号を受信し、これらの信号をリード304に切換え外部
インタフェース302に加えるようにする。スイッチDLI31
0は外部インタフェース302、デジタル信号プロセッサ30
3またはデジタル電話ステーションセットT51から、I1選
択/同期化ロジック323を経て音声通信信号を受信す
る。音声通信信号の残りの宛先は、デジタル信号プロセ
ッサ303である。デジタル信号プロセッサ303は、業務用
通信システムから受信されるコール進行トーンまたはタ
ッチトーン信号をデコードするワイヤード論理プロセッ
サである。これらのコール進行トーンとタッチトーン信
号は、業務用通信システムから通信リードTR51を通じて
伝送され、スイッチDLI310でデコードされてリード313
に加えられる。I1選択/同期化ロジック323が受信した
トーンをリード305を介しデジタル信号プロセッサ303に
切換え、そこで受信トーンは検出され分析される。こう
して得られたコール進行トーンまたはタッチトーン信号
を識別する制御信号が、デジタル信号プロセッサ303に
よってリード306に加えられる。 I/O装置 装置314、315、324、325はシリアルな入/出力装置
で、各装置は同期または非同期モードでプログラム可能
な独立の全2重シリアルデータチャネルを含む。これら
の装置は、MOSTEKMC 68564P等市販の入/出力装置であ
る。入/出力装置314、315は、HDLCビット同期モードを
取扱ってスイッチS及び12データチャネルを処理するよ
うにプログラムされている。入/出力装置324はデジタ
ル信号プロセッサ303と交信する非同期モードにプログ
ラムされる一方、入/出力装置325はデジタル電話ステ
ーションセット用のSチャネルを取扱うHDLCビット同期
モードにプログラムされている。HDLCモードにプログラ
ムされたシリアルチャネルは次の属性を有する: 1) 自動的な0挿入と削除 2) メッセージ間への自動的なフラグ挿入 3) シーケンス発生及び検出の放棄 4) 内部フラグの検出と同期化 5) 自動的な周期冗長チェック デジタル信号プロセッサ303による非同期通信チャネ
ルは次の属性を持つ:文字当り6ビット;1つのスタット
ビット;1つのストップビット;パリティなし。各入/出
力装置314、315、324、325は制御、状態及びでーたレジ
スタを含む。これらの装置は、受信データレジスタがデ
ータを含むか、または送信データレジスタがデータを必
要とするときに割込を発生する。CPU330は装置314、31
5、324、325の1つから発生されCPUアドレス/制御/デ
ータバスリード203に加えられる割込に対し、受信する
割込用受信データレジスタの内容を読取り、割込を発し
ている装置内での送信割込用の文字を送信データレジス
タへ送ることによって応答する。 つまり、デジタル信号プロセッサ303がコール進行ト
ーンを解釈すると、得られた制御信号がI/O装置324内の
レジスタにロードされ、I/O装置324がCPU330のための割
込を発生する。CPU330はこの割込に対し、I/O装置324の
レジスタからの通信リードTR51上に存在するコール進行
トーンを指示するデータレジスタを読取ることによって
応答する。 デジタル信号プロセッサ デジタル信号プロセッサ303は、動作、タッチトーン
発生、及びコール進行トーンまたはタッチトーン信号の
検出という3種類のモードプログラムされている。CPU3
30はI/O装置324内のレジスタを介し、デジタル信号プロ
セッサ303の動作を制御する。タッチトーン発生モード
では、CPU330がCPUアドレス/制御/データバス203を経
てタッチトーンコマンドをI/O装置324に送る。デジタル
信号プロセッサ303はI/O装置324からタッチトーンコマ
ンドを読取り、リード305を経てI1選択/同期化ロジッ
ク323に加えられるタッチトーン信号を発生する。I1選
択/同期化ロジック323は発生されたタッチトーン信号
をリード313を経てスイッチDLI310に送り、そこで発生
タッチトーン信号を、通信リードTR51を経て業務用通信
システムに加えられるDCP信号のI1フィールド内に組込
む。同様に、CPU330は制御信号をCPUアドレス/制御/
データバス203に加え、コール進行トーン検出またはタ
ッチトーン信号検出コマンドをI/O装置324にロードす
る。デジタル信号プロセッサ303はロードされたコール
進行トーン検出またはタッチトーン信号検出コマンドに
対し、業務用通信システムからのI1チャネルをモニター
して通信リードTR51上にコール進行トーンまたはタッチ
トーン信号が存在するたどうかを検出することによって
応答する。この検出はスイッチDLI310が、業務用通信シ
ステムから受信したDCP信号からI1チャネル信号をデコ
ードし、デコード後のI1チャネル信号をリード313を経
てI1選択/同期化ロジック323に加え、そこからリード3
05を経てI1チャネル信号をデジタル信号プロセッサへ向
かわせることによって行われる。デジタル信号プロセッ
サ303は占有信号、ダイヤルトーン、再オーダトーン、
呼出音遮断トーン、コール確確トーン、及び全てのタッ
チトーン信号を検出可能である。デジタル信号プロセッ
サ303は、上記各トーンの1つに応じてコール進行トー
ン検出メッセージまたはタッチトーン検出メッセージを
発生し、そのトーン検出メッセージをCPU330に割込を掛
けるI/O装置324の受信データレジスタにロードする。CP
U330はCPUアドレス/制御/データバス203を経て、I/O
装置324からトーン検出メッセージを読取る。 メモリ及びタイミング 読出専用メモリ331は、CPU330動作用の命令セットを
含んだDCPインタフェースカード201上のメモリ装置であ
る。ランダムアクセスメモリ332は、CPU330によるパー
ソナルコンピュータPC51との間で情報を伝送するための
読み/書きメモリとして使われる読み/書きメモリから
成る。局所制御/タイマー333とPCバスインタフェース3
34は、MotorolaMC68230パラレルインタフェース/タイ
マー装置等の市販チップである。この組合せ装置は全て
の非同期バスインタフェース信号と、タイマー及びパラ
レルI/Oレジスタ用の割込ベクトルを発生する。同装置
のパラレルインタフェース部は、双方向8ビットモード
にプログラムされている。PCバスインタフェース334
は、PCバス207とCPUアドレス/制御/データバス203の
間にバッファ付インタフェースを与える。 装置ドライバプロトコル 業務用通信システムからのSチャネルメッセージ及び
I2データと、付設電話ステーションセットT51からのS1
チャネルメッセージと、DCPインタフェースカード201と
装置ドライバ211間の局所制御メッセージは、メッセー
ジフレームに書式化され、1つのデータ流に多重化さ
れ、PCバス207を経てDCPインタフェースカード201と装
置ドライバ211の割込サービスルーチン212との間で伝送
される。データ流内の各メッセージフレームはアドレス
ヘッダバイトによって区分され、その後にメッセージ長
指示バイトが続く。実際のメッセージは、メッセージ長
バイトの後のメッセージフレーム内に位置する。DCPイ
ンタフェースカード201のPCバスインタフェース334内に
ある制御レジスタ(不図示)が、送信及び受信両割込
と、送信及び受信直接メモリアクセスを装置ドライバ21
1に与える。メッセージフレームはDCPインタフェースカ
ード201と装置ドライバ211の間で、転送データの1バイ
ト毎に1回割込を入れるバイト単位か、あるいは転送デ
ータのブロック毎に1回割込を入れる直接メモリアクセ
スで転送される。PCバスインタフェース334は、DCPイン
タフェースカード201と装置ドライバ211の間で転送され
るメッセージフレームをストアするのに使われる送信側
レジスタ(不図示)と受信側レジスタ(不図示)を含
む。 装置ドライバ211 装置ドライバ211は、PC51のプロセッサ209でランする
ソフトウェアプロセスである。装置ドライバ211は通信
管理アプリケーション210をDCPインタフェースカード20
1にインタフェースする。第2図に示すように、2つの
ソフトウェアプロセスが装置ドライバ211を構成する。
一方の割込サービスルーチン212はPCバス207上のデータ
流を処理し、メッセージフレームをメモリ208に対しス
トア/検索することによって、DCPインタフェースカー
ド201と通信管理アプリケーション210の間でメッセージ
フレームを交換する。同じく他方のアプリケーションイ
ンタフェース213は、通信管理アプリケーション210とメ
モリ208の間でメッセージフレームを転送する。プロセ
ス間通信路214がアプリケーションインタフェース213と
割込サービスルーチン212を相互接続するものとして第
2図に示してある。これは、アプリケーションインタフ
ェース213と割込サービスルーチン212の間で制御メッセ
ージを授受するための制御メッセージ通信チャネルでし
る。プロセス間通信路214の実際の実行は、一般にメモ
リ208のプロセス間通信部にアクセスする各プロセスを
介して成される。メモリ208のプロセス間通信部は“メ
ールボックス”として機能し、各々のプロセス212、213
がメモリ208のプロセス間通信部に対してメッセージを
ストア/検索する。これらのメールボックスメッセージ
は多くの通信アプリケーションの場合、単なるフラグま
たはポインタとし得る。 導通保持プロセス 装置ドライバ211か通信管理アプリケーション210が不
良を生じても、デジタル電話ステーションセットT51と
業務用通信システムの間での電話サービスを維持するた
めに、導通保持プロセスがDCPインタフェースカード201
によって使われる。通信の各種モードを第10図に概略的
に示す。経路1010がメッセージフローの平常つまりCMA
モードを示す一方、経路1010は後述するソフト直接接続
モードを、経路1030は後述する直接接続モードを示す。 DCPインタフェースカード201と装置ドライバ211間の
通信が不良になると、DCPインタフェースカード201は直
接接続モードに入り、デジタル電話ステーションセット
T51は業務用通信システムに直接接続される。DCPインタ
フェースカード201上のタイマー333は常時ランし、装置
ドライバ211からメッセージが受信される毎にリセット
される。業務用通信システムはシS1チャネルメッセージ
を、各デジタル電話ステーションセットに6〜12毎に伝
送する。これらのS1チャネルメッセージは前述のごと
く、DCPインタフェースカード201で受信され、装置ドラ
イバ211に送られる。駆動ドライバ211はこのS1チャネル
メッセージ、そのメッセージの変形ヴァージョン、また
は応答メッセージをDCPインタフェースカード201に導
く。つまり、この周期的なS1チャネルメッセージがプロ
セス導通保持タイマーを維持する。 装置ドライバ211が13秒以内にメッセージをDCPインタ
フェースカード201に転送しないと、タイマー333が切
れ、CPU330が局所制御メッセージを装置ドライバ211に
送り、DCPインタフェースカード201が直接接続モードに
入ろうとしていることを指示する。装置ドライバ211が
2秒以内にこの局所制御メッセージに応答すれば、CPU3
30はタイマー333をリセットする。装置ドライバ211が2
秒以内に局所制御メッセージに応答しないと、CPU330は
バイパススイッチ301を起動し、デジタル電話ステーシ
ョンセットT51を通信リードTR51へ直接接続する(経路1
030)。 別のレベルの導通保持プロセスは、通信管理アプリケ
ーション210が不良になる一方、装置ドライバ211が正常
に機能している場合に生じる。これがソフト直接接続モ
ード(経路1020)と呼ばれる。ソフト直接接続モード
は、装置ドライバ211が機能しており、DCPインタフェー
スカード201が直接接続モードに入ろうとしていること
を示す上記の局所制御メッセージを受信したとき起動さ
れる。通信管理アプリケーション210がこのメッセージ
に応答しないと、装置ドライバ211はソフト直接接続モ
ードに入り、受信した全メッセージを通信管理アプリケ
ーション210の介入なく伝送する。 PC51からの音声起源コール DCPインタフェースカード201と装置ドライバ211の動
作をより明瞭に理解するため、簡単なコール接続に関す
る以下の説明によって、DCPインタフェースカード201と
装置ドライバ211を構成する上記各要素の動作を例示す
る。音声コールはPC51から幾つかの方法で発せられる:
キーボードダイヤリング、ニモニック(簡略)ダイヤリ
ング、またはディレクトリダイヤリング。こゝで説明の
目的上、キーボードダイヤリングを例として用いる。 PC51にアクセスしている者(以下ユーザと呼ぶ)が、
PC51のキーボードから数字を入力し、キーボード上のキ
ャリッジリターンキーを押して音声コールを発する。こ
のキーボードダイヤル数の入力に応じ、通信管理アプリ
ケーション210がS1チャネル(Sチャネルの音声制御
部)オフフックメッセージをアプリケーションインタフ
ェース213に送る。アプリケーションインタフェース213
はこのオフフックメッセージに応じ、PCバスインタフェ
ース334の制御レジスタ部に送信割込を掛け、経路214を
介して割込サービスルーチン212用のバッファポインタ
を変更する。受信割込は常時可能である。PCバスインタ
フェース334は、送信側レジスタが空のとき割込を発生
する。割込サービスルーチン212は送信レジスタ空割込
に対し、オフフック制御メッセージを送出して応答し、
これはPCバス207を通じてPCバスインタフェース334に送
られた該当のアドレスヘッダバイト及びメッセージ長バ
イトと共に送信バッファの終りにメモリ内へ一時的にス
トアされ、そこから局所制御/タイマー333とCPUアドレ
ス/制御/データバス203を通じてDCPインタフェースカ
ード201上のCPU330に導かれる。オフフックメッセージ
の伝送が完了すると、割込サービスルーチン212がPCバ
スインタフェース334の制御レジスタ内における送信割
込を不能にする。 PCバスと通信リード間でのメッセージ転送 CPU330は受信したオフフックメッセージに対し、この
メッセージをCPUアドレス/制御/データバス203を経HD
LC315へ送ることによって応答する。前述したように、H
DLC装置315スイッチDLI310と協働でDCP書式メッセージ
フレームを書式化し、通信リードTR51を介して業務用通
信システムに送る。 CPU330から送られたオフフックメッセージを受取る
と、業務用通信システムが、S1チャネルランプ更新メッ
セージを含むDCPメッセージフレームを通信リードTR51
を経てDCPインタフェースカード201に送ることによって
応答する。このランプ更新メッセージはスイッチDLIに
よってDCPメッセージフレームから検索され、リード312
を経てHDLC装置315に差し向けられる。CPU330はCPUアド
レス/制御/データバス203を介して、HDLC装置315から
ランプ更新メッセージを検索する。CPU330はアドレスヘ
ッダ及びメッセージ長両バイトをランプ更新メッセージ
に付し、PC51用のメッセージフレームを作成する。次に
CPU330はPCバスインタフェース334を介して、装置ドラ
イバ211に割込を発生する。装置ドライバ211の割込サー
ビスルーチン212がこの受信割込に対し、割込を介して
ランプ更新メッセージを読取ることと、CPU330がランプ
更新メッセージを含むメッセージフレームを差し向けた
PCバスインタフェース334内の受信側レジスタからの直
接メモリアクセスとによって応答する。割込サービスル
ーチン212はS1チャネルランプ更新メッセージを、通信
管理アプリケーション210用のメモリ208内のバッファに
ストアする。通信管理アプリケーション210は周期的に
アプリケーションインタフェース213をポーリングし、
ストアされたランプ更新メッセージをアプリケーション
インタフェース213を読取り、ランプ更新メッセージを
メモリ208から検索する。 PC51から電話ステーションセットT51への制御メッセー
ジ 通信管理アプリケーション210はランプ更新メッセー
ジに対し、PC51上の画面を更新し、オフフック信号が業
務用通信システムで受信されたことをPC51のユーザに指
示する。また通信管理アプリケーション210はランプ更
新メッセージを、DCPインタフェースカード201を介して
付設の電話ステーションセットT51にも送る。これは、
通信管理アプリケーション210がランプ更新メッセージ
をアプリケーションインタフェース213に送り、そこで
該当のアドレスヘッダ及びメッセージ長両バイトを加
え、そのメッセージをメモリ208内に入れることによっ
て行われる。前記のごとく、アプリケーションインタフ
ェース213がPCバスインタフェース234の制御レジスタ部
内で送信割込を可能とする。次に割込サービスルーチン
212がランプ更新メッセージを、割込しそのメッセージ
を差し向けたPCバスインタフェース334へのDMAとによっ
て、局所制御/タイマー333とCPUアドレス/制御/デー
タバス203を介しCPU330に送る。メッセージの伝送が完
了すると、割込サービスルーチン212がPCバスインタフ
ェース334の制御レジスタ内における送信割込を不可能
とする。 CPU330は電話ステーションセットT51に指定された受
信ランプ更新メッセージに応じ、そのメッセージをCPU
アドレス/制御/データバス203を介してHDLC装置325に
送り、そこからランプ更新メッセージが電話DLI320に差
し向けられ付設電話ステーションセットT51用のDCPメッ
セージフレームへと書式化される。前述のごとく、電話
DLI320はDCP書式メッセージフレームを送り、該ランプ
更新メッセージが伝送される。 ダイヤル番号処理 こゝで通信管理アプリケーション210が、キーボード
を介しPC51のユーザによって入力された数字を処理す
る。通信管理アプリケーション210はキーボードから入
力されたダイヤル列をアプリケーションインタフェース
213に送り、これがダイヤル列を構文解析し、発生タッ
チトーン制御メッセージの各デジットを前述のごとくメ
モリ208と割込サービスルーチン212を介して、送信側レ
ジスタを介してCPU330に送る。CPU330は発生タッチトー
ン制御メッセージに対し、制御信号を前述のごとくCPU
アドレス/制御/データバス203を経デジタル信号プロ
セッサ303に送ることによって応答する。デジタル信号
プロセッサ303はCPU330から伝送された制御信号に対
し、対応するタッチトーン信号をI1チャネルに発生し業
務用通信システムに送ることによって応答する。デジタ
ル信号プロセッサ303から発生されたタッチトーン信号
はリード305を通じてI1選択/同期化ロジック323に差し
向けられ、そこからリード313を通じてスイッチDLI310
に導かれる。こうして導かれたタッチトーン信号はDCP
メッセージフレームに書式化され、通信リードTR51を経
て業務用通信システムに送られる。 第2ダイヤルトーン ダイヤリングの一部として、第2ダイヤルトーンの待
ちが必要な場合には、アプリケーションインタフェース
213がプロセス間制御経路214を経て、割込サービスルー
チン212用のポインタとフラグを設定する。アプリケー
ションインタフェース213はコール進行モニタ制御メッ
セージを、メモリ208と割込サービスルーチン212を経て
CPU330に送る。CPU330はコール進行モニタ制御メッセー
ジに応じ、デジタル信号プロセッサ303をコール進行モ
ニタモードに設定し、このモードではデジタル信号プロ
セッサ303がI1選択/同期化ロジック323によってスイッ
チDLI310に接続さ、業務用通信システムから通信リード
TR51上に受信した全信号をモニターして、DCPメッセー
ジフレームのI1フィールド内で通信リードTR51上のダイ
ヤルトーンが存在するかどうかを判定する。ダイヤルト
ーン信号がDCPメッセージフレームのI1フィールド内
に、業務用通信システムから通信リードTR51上に受取ら
れると、このダイヤルトーン信号は通常通りスイッチDL
I310からリード313を経てI1選択/同期化ロジック323に
導かれ、そこからリード305を通じデジタルプロセッサ3
03に送られる。デジタルプロセッサ303は受信したダイ
ヤルトーンに応じ、制御信号をリード306、I/O装置324
及びCPUアドレス/制御/データバス203を通じてCPUに
送り、ダイヤルトーンが受信されたことを指示する。CP
Uはこのダイヤルトーン受信信号に対し、ダイヤルトー
ン受信制御メッセージを発生して、PCバスインタフェー
ス334から割込サービスルーチン212へ送ることによって
応答する。ダイヤルトーン受信制御メッセージを受信し
た割込サービスルーチン212は、制御メッセージ中のダ
イヤル列の残りをPCバスインタフェース334を介してCPU
330に送る。CPU330は受信したダイヤル列メッセージを
解釈してデジタル信号プロセッサ303に信号を送り、該
当のタッチトーン信号を発生してI1選択/同期化ロジッ
ク323に送る。全てのタッチトーン信号がデジタル信号
プロセッサ303から通信リードTR51を経て乗務用通信シ
ステムに送られると、割込サービスルーチン212が制御
信号をPCバスインタフェース334を介してCPU330に送
り、デジタル信号プロセッサ303をコール進行モニタモ
ードに設定して、コール状態がユーザにフィードバック
されるべきかどうかを判定する。 被呼者の呼出し 業務用通信システムは完全なダイヤル列に対応したタ
ッチトーン信号を受信すると、被呼者を信号発生し、被
呼者の識別各をS1チャネル表示メッセージの形でDCPイ
ンタフェースカード201に送る。被呼者表示メッセージ
はDCPメッセージフレームの形で、業務用通信システム
から通信リードTR51を通じスイッチDL1 310に伝送され
る。DCPメッセージフレームのSチャネル部は、スイッ
チDL1 310からリード312を経てHDLC装置315に差し向け
られる。前述したように、CPU330は被呼者表示メッセー
ジをCPUアドレス/制御/データバス203を介してHDLC装
置315から検出する。CPU330は受信した被呼者表示メッ
セージに対し、該当のアドレスヘッダ及びメッセージ長
両バイトを付した後、そのメッセージを割込サービスル
ーチン212へ送ることによって応答する。割込サービス
ルーチン212は割込と直接メモリアクセス(DMA)を介し
て被呼者表示メッセージを読取り、それを通信管理アプ
リケーション210用のためメモリ208のバッファ内に入れ
る。通信管理アプリケーション210はアプリケーション
インタフェース213を周期的にポーリングして、被呼者
表示メッセージをアプリケーション213を介しメモリ208
から得る。被呼者表示メッセージの受信に応じ、通信管
理アプリケーション210はPC51の画面を更新して、コー
ルが指定被呼者に成されたことをユーザに指示する。ま
た通信管理アプリケーション210はオフフックメッセー
ジについて前述したように、被呼者表示メッセージを付
設の電話ステーションセットT51にも送る。 業務用通信システムは、DCPメッセージフレームのI1
チャネルにある周期的な呼出トーンを通信リードTR51を
介してDCPインタフェースカード201に送り、被呼者が呼
出されていることを指示する。デジタル信号プロセッサ
303はコール進行モニタにあり、CPU330用の制御信号を
発生して各受信した呼出トーンに応答する。CPU330はデ
ジタル信号プロセッサ303から受信した各コール進行ト
ーンに応じ、PCバスインタフェース334を経て制御メッ
セージを割込サービスルーチン212に伝送する。この制
御メッセージにより、割込サービスルーチン212がコー
ル進行モニター制御メッセージをCPU330に送ってタイマ
ーをリセットする。また割込サービスルーチン212はア
プリケーションインタフェース213に至るプロセス間制
御路214を介して、呼出情報を通信管理アプリケーショ
ン210にも送る。通信管理アプリケーション210はPC51の
画面上にテキスト“呼出中(Ringing)”を点滅して、
呼出情報をユーザに表示する。こゝでPC51のユーザは、
コールに接続すべく付設電話ステーションセットT51の
受話器を持ち上げるか、あるいは被呼者が応答するのを
待つ。ユーザが外部インタフェース302に接続されたス
ピーカホンをオンにすれば、ユーザは呼出トーンを聴き
取れ、被呼者がオフフックしてコールに答えたとき被呼
者に自動的に接続される。 コール完了 この説明の目的上、PC51のユーザが付設電話ステーシ
ョンセットT51の受話器を持ち上げるとする。持ち上げ
ると、ユーザは付設の電話ステーションセットT51から
電話DL1 320、I1選択/同期化ロジック323、スイッチDL
I310及び通信リードTR51のI1チャネルを介して業務用通
信システムに接続される。被呼者が答えると、呼出音は
業務用通信システムによってDCPメッセージフレームのI
1チャネル上にもはや発せられない。コール進行トーン
がもはや存在しないので、デジタル信号プロセッサ303
はトーンを検出せず、制御信号をCPU330に送らない。コ
ール進行トーン制御メッセージがCPU330から装置ドライ
バ211に差し向けられないので、装置ドライバ211はコー
ル進行モニタ制御信号をCPU330に送らない。従って、CP
U330はタイムアウトしてデジタル信号プロセッサ303を
オフし、制御メッセージを割込サービスルーチン212に
送ってデジタル信号プロセッサ303がオフであることを
指示する。こうして、コール進行トーンのモニタがディ
セーブルされる。 コール終了 コールの完了後、付設電話ステーションセットT51の
ユーザがオンフックする。付設電話ステーションセット
T51はオンフック状態に応じ、S1チャネルオンフックメ
ッセージをDCPインタフェースカード201へ伝送する。電
話DLI320が付設電話ステーションセットT51から受信し
たHDLCメッセージフレームからSチャネルメッセージを
分離し、そのSチャネルメッセージをリード322を通じ
てHDLC装置325に伝送する。CPU330がCPUアドレス/制御
/データバス203を介し、HDLC装置325内にストアされた
オンフックメッセージを読取る。CPU330はオンフックメ
ッセージに対し、PCバスインタフェース334から割込サ
ービスルーチン212に伝送されるメッセージフレームを
発生することによって応答する。割込サービスルーチン
212はオンフックメッセージをメモリ208内にバッファ
し、アプリケーションインタフェース213の次の周期的
なポーリング時に通信管理アプリケーション210が読取
れるようにする。次いで通信管理アプリケーション210
は、オンフックメッセージをPCバスインタフェース334
を経てCPU330に差し向け、業務用通信システムに伝送せ
しめる。CPU330は割込サービスルーチン212からのオン
フックメッセージに対し、そのオンフックメッセージを
CPUアドレス/制御/データバス203を経てHDLC装置315
に送り、HDLCフレーム化オンフックメッセージをそこか
らスイッチDLI310に差し向け、DCPメッセージフレーム
に書式化して通信リードTR51を通じ業務用通信システム
に伝送する。 最後のランプ更新/表示メッセージがオンフックメッ
セージに応じ、業務用通信システムDCPインタフェース
カード201に伝送される。これらのランプ更新/表示メ
ッセージはSチャネルメッセージで、通信リードTR51を
通じDCPインタフェースカード201によって受信される。
スイッチDLI310がSチャネルメッセージをHDLC装置315
に向かわせ、そこにストアされてCPU330でアクセスされ
る。CPU330はHDLC装置315からランプ更新/表示メッセ
ージを読取り、それらメッセージに該当のアドレスヘッ
ダとメッセージ長両バイトを付して、割込サービスルー
チン212用のメッセージフレームに書式かする。割込サ
ービスルーチン212はランプ更新/表示メッセージをメ
モリ208内にストアし、アプリケーションインタフェー
ス213に対する次のポーリング時に通信管理アプリケー
ション210によってアクセスされるようにする。通信管
理アプリケーション210はランプ更新/表示メッセージ
に対し、PC51の画面を更新するとともに、アプリケーシ
ョンインタフェース213と割込サービスルーチン212を経
てランプ更新/表示情報をCPU330に送り、前述のごとく
付設電話ステーションセットT51に差し向けて付設電話
ステーションセットT51のランプを更新する。 PC51からのキーボードダイヤリングに基づくコールの
上記説明は、ニモニックまたはディレクトリダイヤリン
グにも同様に当てはまる。これら2つのケースでは、通
信管理アプリケーション210がキーボードからユーザが
入力する情報に応答してメモリ208にアクセスし、ユー
ザによってキーボードから入力されたニモニックまたは
ディレクトリ項目と対応したダイヤル列を検索する。こ
うして得られたダイヤル流が、キーボードダイヤリング
について前述したのと同様に処理される。こうして通信
管理アプリケーション210は、直接のキーボード入力ダ
イヤリングを用いるか、あるいは被呼者のディレクトリ
識別名またはニモニック識別名からの翻訳機能を実行す
ることによって、コールを設定できる。 PC51からのデータ起源コール 上記の説明は、PC51から被呼者に設定される音声コー
ルに関連していた。同様に、データコールもPC51のユー
ザにより幾つかの方法のいずれかを用いて設定できる:
キーボードダイヤリング、ニモニックダイヤリングまた
はディレクトリダイヤリング。前述と同じく、一般的な
起呼設定順序の一例とでキーボードダイヤリングを選
ぶ。PC51のユーザが、被呼者の識別番号をPC51のキーボ
ードから入力し、PC51のキーボード上のキャリッジリタ
ーンキーを押すことにより、キーボードダイヤリングで
データコールをスタートする。通信管理アプリケーショ
ン210が入力された被呼者の識別番号に応答し、制御メ
ッセージをアプリケーションインタフェース213に送っ
て、データコールが所定のボー速度で所定の被呼者識別
番号に設定されることを要求する。アプリケーションイ
ンタフェース213はこのデータ制御メッセージに対し、S
2チャネルにSチャネルのデータ制御部)オフフックメ
ッセージを業務用通信システムへ送ることによって応答
する。アプリケーションインタフェース213はダイヤル
列とボー速度を、214を経て割込サービスルーチン212に
送る。これは前述したように、アプリケーションインタ
フェース213がPCバスインタフェース334の制御レジスタ
内での送信割込を可能とすることによって行われる。PC
バスインタフェース334の送信側レジスタ部が空だと、D
CPインタフェースカード201が割込を発生する。割込サ
ービスルーチン212はこの割込に応じ、該当のアドレス
ヘッダ及びメッセージ長両バイトを含むS2チャネルオフ
フックメッセージを、割込と直接メモリアクセスを介し
PCバスインタフェースを経てCPU330に伝送する。このS2
チャネルオフフックメッセージが伝送されると、割込サ
ービスルーチン212がPCバスインタフェース334の制御レ
ジスタ内での送信割込を禁止する。次いでCPU330がCPU
アドレス/制御/データバス203を介し、S2チャネルオ
フフックメッセージをHDLC装置315に送る。スイッチDLI
310がS2チャネル制御メッセージをHDLC装置315から読取
り、この制御メッセージをDCPメッセージフレームに書
式化し、得られたDCPメッセージフレームを通信リードT
R51を通じて業務用通信システムに送る。 データコールダイヤリング 業務用通信システムはS2チャネルオフフックメッセー
ジに応じ、テキスト“Dial:"を含むS2チャネルダイヤル
トーンメッセージをDCPメッセージフレームの形でDCPイ
ンタフェースカード201に戻す。このS2チャネルダイヤ
ルトーンメッセージはスイッチDLIによってHDLC装置315
に差し向けられ、CPU330による検索のためそこにストア
される。CPU330はS2チャネルダイヤルトーンメッセージ
を検索し、該当のアドレスヘッダ及びメッセージ長両バ
イトを付した後、PCバスインタフェース334を介して割
込サービスルーチン212に割込を発生する。割込サービ
スルーチン212は割込と直接メモリアクセスを介してS2
チャネルダイヤルトーンメッセージを読取り、該メッセ
ージに応じ、アプリケーションインタフェース213から
受信した被呼者識別番号を業務用通信システムで受取可
能な書式へと処理する。割込サービスルーチン212はプ
ロセス間制御路214を介してアプリケーションインタフ
ェース213に向かうダイヤリング状態を更新し、通信管
理アプリケーション210が読取れるようにする。また割
込サービスルーチン212はそのダイヤル列をASC IIの書
式でS2チャネルメッセージ当り5ディジットの速度でCP
U330に送り、ダイヤル流の終りにキャリッジリターン文
字を付す。CPU330は受信したS2チャネルメッセージをHD
LC装置315とDLI310を経、DCPメッセージフレームのS2チ
ャネルを通じて業務用通信システムに送る。 業務用通信システムは割込サービスルーチン212によ
ってダイヤル流の終りに付されたキャリッジリターン文
字を受取ると、被呼者を呼出し、テキスト“Ringing
(呼出中)”を含むS2チャネル呼出トーンメッセージを
DCPインタフェースカード201を伝送する。受信されたS2
チャネル呼出メッセージフレームはスイッチDLI310から
HDLC装置315に差し向けられ、そこでCPU330によって検
索される。CPU330は該当のアドレスヘッダ及びメッセー
ジ長両バイトをS2チャネル呼出トーンメッセージに付
し、得られたメッセージを割込サービスルーチン212に
送る。割込サービスルーチン212はプロセス間制御路214
を介してアプリケーションインタフェース213に向かう
ダイヤリング状態を更新し、通信管理アプリケーション
210が読取れるようにする。通信管理アプリケーション2
10がダイヤリング状態をアプリケーションインタフェー
ス213から読取り、PC51のディスプレイにテキスト“Rin
ging"を表示する。 データコール完了 被呼先がオフフックするまでコールは呼出状態にあ
り、オフフックされると業務用通信システムがテキスト
“Answered(応答あり)”を含むS2チャネル呼出除去ト
ーンメッセージをDCPインタフェースカード201に送る。
このメッセージは、被呼者がデータコールに答えたこと
を指示する。S2チャネル呼出除去トーンメッセージはス
イッチDLI310からHDLC装置315に差し向けられ、CPU330
によって検索される。CPU330はこの制御メッセージにア
ドレスヘッダ及びメッセージ長両バイトを付した後、割
込サービスルーチン212に送る。割込サービスルーチン2
12はプロセス間制御路214を介してアプリケーションイ
ンタフェース213に向かうダイヤリング状態を更新し、
通信管理アプリケーション210が読取れるようにする。
通信管理アプリケーション210がアプリケーションイン
タフェース213を介してその状態を読取り、テキスト“A
nswered"をユーザに表示する。S2チャネル応答除去トー
ンメッセージを受信すると、割込サービスルーチン212
は制御メッセージをCPU330に送り、DCPインタフェース
カード201上に(ボー速度で選ばれた)該当のデータプ
ロトコルコードを生じる。データプロトコルコードはCP
U330でランし、データプロトコルのレベル2及び3を終
了させ、シリアルHDLC装置315と割込サービスルーチン2
12の間にデータインタフェースを与える。 データプロトコルコードは、314、311、310を介し制
御メッセージを送受することによって、I2チャネルで遠
隔データモジュールとハンドシェーキングする。DCPイ
ンタフェースカード201と遠隔データモジュール両方の
データプロトコルコードが両立すると判定されると、CP
U330は制御メッセージを割込サービスルーチン212に送
ってコール設定が成功したことを指示し、これに応じ割
込サービスルーチン212がS2チャネルハンドシェーク成
功メッセージを業務用通信システムに送る。つまり、割
込サービスルーチン212がS2チャネルハンドシェーク成
功メッセージをCPU330に伝送し、HDLC装置315とスイッ
チDLI310を介して書式化後業務用通信システムへ送られ
るようにする。また割込サービスルーチン212はDCPIか
ら受信した制御メッセージを、アプリケーションインタ
フェース213を介して通信管理アプリケーション210に伝
送する。この受信メッセージに応じ、通信管理アプリケ
ーション210がPC51の画面を“active(稼働中)”を更
新する。 データ転送状況の一例は、通信管理アプリケーション
210が端末エミュレーションの目的に使われる場合であ
る。この場合、PC51のユーザがPC51のキーボードからデ
ータを入力すると、通信管理アプリケーション210がそ
のデータをアプリケーションインタフェース213と割込
サービスルーチン212(これがアドレスヘッダ及びメッ
セージ長両バイトを付す)を介して、CPU330に存在する
データプロトコルコードに送る。データプロトコルコー
ドは、データだけをI2チャネルでの適切なフレーミング
を用い、HDLC装置314とスイッチDLI310を経て遠隔デー
タモジュールに伝送する。遠隔データモジュールからの
データは通信リードTR51を介して受信され、スイッチDL
I310からHDLC装置314に差し向けられる。このI2チャネ
ルは、CPUアドレス/制御/データバス203を介して330
によって読取られる。CPU330はアドレスヘッダ及びメッ
セージ長両バイトを含む受信データを割込サービスルー
チン212に送り、割込サービスルーチン212はデータだけ
をアプリケーションインタフェース213を介して通信管
理アプリケーション210に通す。通信管理アプリケーシ
ョン210で受信されたデータは、ユーザのためPC51の画
面に表示されるか、またはメモリ208のファイル内にス
トアされる。 データコール切断 コールの終りに、PC51のユーザが切断を要求する。通
信管理アプリケーション210はユーザの切断信号に応
じ、切断制御メッセージをアプリケーションインタフェ
ース213に送って切断を要求する。アプリケーションイ
ンタフェース213が制御メッセージを割込サービスルー
チン212を介してCPU330に伝送し、データプロトコルコ
ードを終了させる。CPU330は制御メッセージを割込サー
ビスルーチン212に戻し、データプロトコルコードが終
了したことを指示する。割込サービスルーチン212はデ
ータプロトコルコード終了メッセージに応じ、S2チャネ
ルオンフックメッセージをCPU330、HDLC装置315及びス
イッチDLI310を介して業務用通信システムに送る。その
後、割込サービスルーチン212はアイドル状態に戻る。 ニモニック及びディレクトリダイヤリングの場合に
は、通信管理アプリケーション210がニモニックまたは
ディレクトリの形のユーザからのキーボード入力をダイ
ヤル列に置換した後、キーボードダイヤリングの場合と
同じように処理する。 PC51への来呼 PC51への来呼は、前述した起呼と同様に処理される。
音声来呼時業務用通信システムは次のメッセージをDCP
インタフェースカード201に伝送する:S1チャネル振鈴オ
ンメッセージ;起呼者識別を含むS1チャネル表示メッセ
ージ;及びS1チャネルランプ更新メッセージ。これらの
メッセージはHDLCメッセージフレームの一部として通信
リードTR51からスイッチDLI310に送られ、そこからHDLC
装置315に差し向けられる。CPU330は上記メッセージ
を、CPUアドレス/制御/データバス203を介してHDLC装
置315から逐次検索する。CPU330はアドレスヘッダ及び
メッセージ長両バイトを各メッセージに付し、PCバスイ
ンタフェース334を介して割込サービスルーチン212に割
込を発生する。割込サービスルーチン212が割込と直接
メモリアクセスを介してメッセージを読取り、各受信メ
ッセージを逐次メモリ208内にストアする。通信管理ア
プリケーション210がそれらのメッセージを、メモリ208
から各メッセージを検索するアプリケーションインタフ
ェースを周期的にポーリングして逐次検索する。通信管
理アプリケーション210は受信した各メッセージに応
じ、PC51の画面を更新する同時にそのメッセージを付設
の電話ステーションセットT51に送る。また通信管理ア
プリケーション210はメッセージを、アプリケーション
インタフェース213と割込サービスルーチン212を介して
CPU330に差し向ける。CPU330は通信管理アプリケーショ
ン210から送られた各メッセージに応じて該メッセージ
の宛先、こゝでは付設電話ステーションセットT51の識
別を判定し、S1チャネルメッセージをCPUアドレス/制
御/データバス203を介してHDLC装置325に送る。電話DL
I320がHDLC装置325内にストアされたS1チャネルメッセ
ージを検索し、該メッセージをDCPフレームに書式化し
て付設の電話ステーションセットT51に伝送する。付設
の電話ステーションセットT51はS1チャネル振鈴オンメ
ッセージに応じて警報トーンを発し、来呼が到着したこ
とをPC51のユーザに知らせる。さらに、起呼者IDのS1チ
ャネル表示メッセージによって、ディスプレイを備えた
付設の電話ステーションセットT51は、該T51のユーザを
呼出している起呼者の識別を指示する。またS1チャネル
ランプ更新メッセージが、付設の電話ステーションセッ
トT51を介して該当のコール指示灯を点灯させる。PC51
のユーザは、付設電話ステーションセットT51の受話器
を取り上げることで、そのコールに答えられる。この動
作で、付設電話ステーションセットT51はS1チャネルオ
フフックメッセージを電話DLI320に送り、そこからHDLC
装置325に差し向けられる。CPU330がCPUアドレス/制御
/データバス203を介してS1チャネルオフフックメッセ
ージを検索し、該当のアドレスヘッダ及びメッセージ長
両バイトをこのメッセージに付した後、得られた制御メ
ッセージをPCバスインタフェース334を介して割込サー
ビスルーチン212に送る。割込サービスルーチン212は付
設の電話ステーションセットT51からのS1チャネルオフ
フックメッセージ受信に応じ、オフフックメッセージを
メモリ208にストアして通信管理アプリケーション210が
アプリケーションインタフェース213を介して読取れる
ようにし、同メッセージを業務用通信システムに送る。
また割込サービスルーチン212は、該当のアドレスヘッ
ダ及びメッセージ長両バイトを含むS1チャネルオフフッ
クメッセージを、PCバスインタフェース334を経てCPU33
0に伝送する。CPU330はそのメッセージのヘッダ部をデ
コードし、該制御メッセージの宛先を判定する。そして
CPU330はメッセージを、CPUアドレス/制御/データバ
ス203を経てHDLC装置315に送る。スイッチDLI310がS1チ
ャネルオフフックメッセージをHDLC装置315から検索し
てDCPフレーム書式化し、得られたフレームを通信リー
ドTR51を介して業務用通信システムに送り、付設電話ス
テーションセットT51のユーザがオフフックしたことを
業務用通信システムに指示する。付設電話ステーション
セットT51のユーザと起呼者の間の会話は、どちらかが
オンフックするまで続き、PC51からの起呼の場合と同じ
くこの時点でコールは終了する。 PC51へのデータ来呼は、上述した音声来呼と同じ動作
である。つまりデータ来呼の場合、業務用通信システム
がS2チャネル振鈴オンメッセージをDCPインタフェース
カード201に伝送する。スイッチDLI310がS2チャネル振
鈴オンメッセージをHDLC装置315に差し向け、CPU330に
よる検索のためそこにストアされる。CPU330は受信した
S2チャネル振鈴オンメッセージに該当のヘッダ及びメッ
セージ長両バイトを付し、得られたメッセージフレーム
をPCバスインタフェース334を介して割込サービスルー
チン212に送る。ユーザが自動応答オンを通信管理アプ
リケーション210に指定していれば、この状態情報が通
信管理アプリケーション210により、アプリケーション
インタフェース213とプロセス間通信路214を経て割込サ
ービスルーチン212に送られる。割込サービスルーチン2
12は、S2チャネルオンフックメッセージを業務用通信シ
ステムへ伝送して、そのコールに自動的に答える。また
割込サービスルーチン212は、該当のヘッダ及びメッセ
ージ長両バイトを含むS2チャネルオフフックメッセージ
をCPU330に伝送する。CPU330はこのメッセージのヘッダ
部をデコードしてメッセージの宛先を判定し、制御メッ
セージをCPUアドレス/制御/データバス203を通じてHD
LC装置315に送る。スイッチDLI310がS2チャネルオフフ
ックメッセージをHDLC装置315から検索してDCPメッセー
ジフレームに書式化し、そのフレームを通信リードTR51
を通じて業務用通信システムに送る。業務用通信システ
ムとS2チャネルオフフックメッセージの受信に応じ、テ
キスト“Answered"を含むS2チャネル振鈴オフメッセー
ジをDCPインタフェースカード201に伝送する。スイッチ
DLI310がこのS2チャネル振鈴オフメッセージをHDLC装置
315に差し向け、そこでCPU330によって検索される。CPU
330はS2チャネル振鈴オフメッセージに該当のヘッダ及
びメッセージ長両バイトを付し、得られたメッセージフ
レームをPCバスインタフェース334を介して割込サービ
スルーチン212に送る。割込サービスルーチン212は業務
用通信システムから受信したS2チャネル振鈴オンメッセ
ージに応じ、制御メッセージを自動的にCPU330に送って
データプロトコルコードを初期化する。コール設定手順
の残りは、PC51からのデータコールに関連して前述した
通りである。接続が完了したら、いずれか一方がコール
を終了させるまで発信元と宛先間でのデータ通信は継続
し、終了させた時点でPC51からのデータコールに関連し
て前述したのと同様にコールが停止される。 付設電話ステーションセットとのコール授受 付設電話ステーションセットT51からの音声及びデー
タ起呼の処理は、PC51からの音声及びデータ起呼の場合
と同様である。著しい相違は、バイパススイッチ301が
直接接続モードである場合にだけデータコールを発生可
能な点と、起呼発信が付設の電話ステーションセットT5
1から発せられ、電話DLI320からHDLC装置325に差し向け
られた後、CPU330による検索のためそこにストアされる
点である。CPU330はコール発生メッセージに該当のヘッ
ダ及びメッセージカウント両バイトを付して、割込サー
ビスルーチン212に送る。割込サービスルーチン212は受
信したS1チャネル(音声起源コールの場合)制御メッセ
ージをメモリ208と、アプリケーションインタフェース2
13から通信管理アプリケーション210に送る。通信管理
アプリケーション210はPC51の画面を更新し、付設電話
ステーションセットT51のコール発生状態を指示する。
この発生コールの残りの処理は、PC51からのコールの場
合と同じである。 付設電話ステーションセットT51への音声またはデー
タ来呼は、前述したPC51への来呼と同様に処理される。
唯一の相違は、バイパススイッチ301が業務用通信シス
テムと付設電話ステーションセットT51の間で直接接続
モードにある場合にだけ、データコールを受信可能な点
である。 要約 上記の説明から、PC51が付設電話ステーションセット
T51と業務用通信システムの間のS1及びS2チャネル制御
メッセージにアクセスすることが明らかである。上記の
通信管理アプリケーション210は、プロセッサ209でラン
するアプリケーションソフトウェアによって補完できる
単純なメッセージ処理プロセスである。このアプリケー
ションソフトウェアが、通信管理アプリケーション210
から受信されたSチャネルメッセージに対しより直接的
に応答することによって、追加の機能及びサービスを与
えることができる。このようにアプリケーションプロセ
スは、業務用通信システムと付設電話ステーションセッ
トT51の間におけるS1及びS2チャネルメッセージの内容
を、それらのメッセージを単に転送するだけでなく変更
可能とする。 以上発明の特定実施例を開示したが、特許請求の範囲
内における構造的詳細上の変形は可能且つ予期されるも
のである。こゝに示した正確な開示に含まれるものに限
定されない。上述の構成は、本発明の原理の応用を例示
したものにすぎない。発明の精神及び範囲を逸脱せず
に、その他各種の構成が当業者にとっては考案可能であ
ろう。
【図面の簡単な説明】 第1図は本業務用通信システムとそれに接続された各種
装置をブロック図の形で示す; 第2図は本発明のインタフェース装置をブロック図の形
で示す; 第3図は本インタフェース装置の詳細な配線ブロック図
を示す; 第4〜6図は業務用通信システムのポート回路の詳細を
示す; 第7図は第4〜6図の配列方法を示す; 第8図はDCP信号発生プロトコルの詳細を示す; 第9図はHDLCメッセージフレームの詳細を示す;及び 第10図は装置ドライバ、通信管理アプリケーション及び
DCPインタフェースカード間の接続における3つの異な
ったモードを示す。 〔主要部分の符号の説明〕 111〜158……ポート回路、 201……接続手段(DCPインタフェースカード) T11〜T58……端末装置(デジタル電話) PC51……処理手段(パーソナルコンピュータ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノーマン ウェスレイ ペッティ アメリカ合衆国 80302 コロラド,ボ ールダー,オルデ ステージ ロード 6709 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/54 - 3/545 H04Q 3/42

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.各々が複数の端末デバイス(T11ないしT58)の対応
    する1つに接続され所定のプロトコルに従って該1つの
    端末デバイスと交信する複数のポート回路(111ないし1
    58)を有する通信システムで用いるインタフェース装置
    であって、 処理手段(PC51)と、 該1つの端末デバイス(T51)とその対応するポート回
    路(151)の間に挿入されて該端末デバイスと該ポート
    回路の間で受け渡しする通信信号を終端させるための接
    続手段(201)であって、該処理手段(PC51)にも接続
    されて該ポート回路(151)および該端末デバイス(T5
    1)の両方に該処理手段(PC51)を接続させるための接
    続手段(201)とを含み、 該処理手段(PC51)は、該ポート回路(151)および該
    端末デバイス(T51)のうちの一方からの該通信信号に
    応答して、提供されるべきサービスを該通信信号から決
    定し、および該サービスを提供するため該プロトコルに
    従って該ポート回路(151)および該端末デバイス(T5
    1)のうちの他方と交信するための手段を含むことを特
    徴とするインタフェース装置。 2.特許請求の範囲第1項に記載の装置において、 該接続手段が、該ポート回路および該端末デバイスのう
    ちの一方から受信された音声通信信号に応答して、該受
    信された音声通信信号をそのまま該ポート回路および該
    端末デバイスのうちの他方に送信するための手段を含む
    ことを特徴とするインタフェース装置。 3.特許請求の範囲第1項に記載の装置において、 該処理手段が、該ポート回路から受信された端末デバイ
    スの報知機能を表す通信信号に応答して、該端末デバイ
    スの報知機能を表す通信信号に対応する報知機能を遂行
    させよう該端末デバイスに対して制御信号を転送するた
    めの手段を含むことを特徴とするインタフェース装置。 4.特許請求の範囲第3項に記載の装置において、 該処理手段が、該端末デバイスの報知機能を表す通信信
    号に応答して、該端末デバイスの報知機能を表す通信信
    号に対応する制御メッセージを該処理手段と関連する映
    像モニタ上に書き込むための手段をさらに含むことを特
    徴とするインタフェース装置。 5.特許請求の範囲第3項に記載の装置において、 該処理手段が、該端末デバイスの報知機能を表す通信信
    号に応答して、該端末デバイスの報知機能を表す通信信
    号の受信を示す制御通信信号の応答セットを該ポート回
    路に対して送信するための手段をさらに含むことを特徴
    とするインタフェース装置。 6.特許請求の範囲第1項に記載の装置において、 該処理手段が、該端末デバイスから受信されたサービス
    要求制御信号に応答して、サービス要求通信信号を該ポ
    ート回路に対して転送するための手段を含むことを特徴
    とするインタフェース装置。 7.特許請求の範囲第6項に記載の装置において、 該処理手段が、該サービス要求制御信号に応答して、該
    サービス要求制御信号に対応する制御メッセージを該処
    理手段と関連する映像モニタ上に書き込むための手段を
    さらに含むことを特徴とするインタフェース装置。 8.特許請求の範囲第1項に記載の装置において、 該処理手段が、該処理手段のキーボードからの被呼者識
    別番号の入力に応答して、オフフックサービス要求通信
    信号を該ポート回路に対して転送する手段を含むことを
    特徴とするインタフェース装置。 9.特許請求の範囲第8項に記載の装置において、 該接続手段が、該被呼者識別番号に応答して、該被呼者
    識別番号に対応するダイヤルトーン信号を該ポート回路
    に対して与える手段を含むことを特徴とするインタフェ
    ース装置。 10.特許請求の範囲第1項に記載の装置において、該
    接続手段が 該ポート回路から該端末デバイスへのコール進行トーン
    信号の伝送を検出する手段と、 該検出されたコール進行トーン信号に応答して、該検出
    されたコール進行トーン信号を識別する制御メッセージ
    を該処理手段に対して送信する手段とを含むことを特徴
    とするインタフェース装置。
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