JP2775332B2 - 組立ライン装置 - Google Patents

組立ライン装置

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JP2775332B2
JP2775332B2 JP2065174A JP6517490A JP2775332B2 JP 2775332 B2 JP2775332 B2 JP 2775332B2 JP 2065174 A JP2065174 A JP 2065174A JP 6517490 A JP6517490 A JP 6517490A JP 2775332 B2 JP2775332 B2 JP 2775332B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 組立てライン上において、重量物や大型の装置を流れ
作業で連続的に組立てるのに適する組立ライン装置に関
し、 重量物や大型の装置を組立てる場合に、ベルトコンベ
アから上げ下ろしする必要がなく、しかも組立体である
組立製品を容易に回転させて全面から作業可能とするこ
とを目的とし、 組立体を移送し、所定位置で組立体に対して所定の作
業を行う組立ライン装置において、組立体の移送方向を
規定するガイドを有し、組立体を移送する組立ライン
と、組立ラインの複数箇所に回動可能に設けられ、組立
ラインに載置される組立体の向きを調整する回転テーブ
ルと、を具備すること、 を特徴とする構成とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、組立てライン上において、重量物や大型の
装置を流れ作業で連続的に組立てるのに適する組立ライ
ン装置に関する。
〔従来の技術〕 通常の流れ作業では、ベルトコンベア上に組立体(以
後、これを「組立製品」と称す)を載せて順次移送しな
がら、各ステーションで組立てが行なわれる。
しかしながら、各ステーションにおける作業者によっ
て作業内容も作業速度も異なるため、各ステーションに
おいては、ベルトコンベア上から一旦仕掛品を下ろし、
作業が終了したら再びベルトコンベアに載置し、次の工
程に移送するということが行なわれる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、作業者がベルトコンベア上に簡単に上げ下
ろしできるような軽い装置の場合は問題ないが、重量物
や大きな装置の場合は、ベルトコンベアに上げ下ろしす
ることは困難である。また、組立てなどの作業個所は、
組立製品の前後左右というように製品の全体に及ぶた
め、組立製品の背後に廻って作業するか、組立製品を回
転させて作業しなければならない。そのため、前者の方
法は作業が面倒で、能率低下の要因となり、後者の方法
は、重量物や大型装置の場合は不可能である。
本発明は、このような重量物や大型の装置を組立てる
場合に、ベルトコンベアから上げ下ろしする必要がな
く、しかも組立製品を容易に回転させて全面から作業可
能とすることにある。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明による組立ライン装置の基本原理を説
明する平面図である。1は組立ラインであり、床面より
高くなっている。この組立ライン1上に、ガイド溝2が
レール状に設けられている。また、各ステーションS…
では、組立製品を載置した状態で回転する回転テーブル
3が配設されている。この回転テーブル3には、組立ラ
イン1上のガイド溝2と同じ寸法、同じ間隔のガイド溝
4が設けられている。
5は組立製品であり、ガイド溝2、4上で回転し走行
する移動輪6が付いている。
〔作用〕
この組立ライン装置において、製品を組立てるには、
まず組立ライン1上に組立製品5を載せ、かつ組立ライ
ン1のガイド溝2に、組立製品5の移動輪6を載せる。
また、回転テーブル3のガイド溝4を、組立ライン1上
のガイド溝2と一致させておく。そして、人手によって
組立製品5をステーションSにおける回転テーブル3上
まで移動する。このように、組立製品5を回転テーブル
3上に移動させてから、回転テーブル3上において、組
立製品5の組立て作業を行なう。このとき、回転テーブ
ル3を回転させることで、組立製品5の向きを自由に変
え、組立製品5の各方向から組立て等の作業を行なう。
当該ステーションSにおける作業が終わると、再び回
転テーブル3を回転して、そのガイド溝4を組立ライン
1のガイド溝2と一致させた後、当該組立製品を組立ラ
イン1上に移すと共に、次のステーションにおける回転
テーブル上に移動して、次のステーションにおける作業
を行なう。
〔実施例〕
次に本発明による組立ライン装置が実際上どのように
具体化されるかを実施例で説明する。第2図は本発明に
よる組立ライン装置の全容を示す図で、(a)は平面
図、(b)は正面図、(c)は右側面図である。組立ラ
イン1は、作業がし易いように床面FLより高くなってお
り、組立ライン1上において、所定の間隔をおいて、回
転テーブル3…が配設されている。組立ライン1上のガ
イド溝2と、回転テーブル3上におけるガイド溝4と
は、同じ寸法、同じ間隔になっている。
組立ライン1の両端には、リフター7、8が配設され
ており、リフター7、8の両側に駆動機構9、10が配設
されている。なお、リフター7、8にも、組立ライン1
上のガイド溝2と同じ寸法、同じ間隔のガイド溝11が設
けられている。
いま、図における右端のスロープ12から、下降状態の
リフター7上に組立製品を押上げ、ガイド溝11中に組立
製品の移動輪を案内する。次に、駆動機構9によってリ
フター7を上昇させると、組立ライン1と同じ高さで止
まり、次いで組立製品を組立ライン1側に押すと、組立
製品の移動輪がリフター7上のガイド溝11から組立ライ
ン1上のガイド溝2に案内され、さらに押すと最初のス
テーションにおける回転テーブル3上に案内される。
回転テーブル3上に移動されると、組立ライン1の手
前のいす13に座っている作業者が、該回転テーブル3を
自由に回転させて、組立製品の作業個所を手前に移動さ
せることで、組立製品の各部に部品を組立てたり、ケー
ブルのフォーミング等を行なう。なお、組立ライン1の
側面には、作業者側の位置に、ロック用の取っ手14が付
いており、該取っ手14を押し込むことで、回転テーブル
3が固定され、手前に引っ張ることで、回転テーブル3
のロックが解除され、自由に回転可能となる。
最初の回転テーブル3上における作業が終わると、当
該回転テーブル3を、そのガイド溝4と組立ラインのガ
イド溝2とが一致するまで回転させた状態で、当該組立
製品5を回転テーブル3上から組立ライン1上に移し、
さらに左側に押すことで、次の回転テーブル3上に移動
し、次の作業を行なう。
このようにして、それぞれの回転テーブル上で組立作
業が終わると左側に移動し、組立ライン1上にける作業
が全て終わると、左端の上昇状態のリフター8上まで移
動してから、当該リフター8を駆動機構10で下降させ、
左端のスロープ15から床面FL上に移動させる。
第3図は組立ライン1の断面図であり、2本のガイド
溝2、2が一定の間隔で設けられている。組立製品5の
移動輪6、6が、該ガイド溝2、2上に挿入されること
で、組立製品5は、該ガイド溝2、2にガイドされて、
第2図における各回転テーブル3・3間、あるいは回転
テーブル3とリフター7、8間を移動される。
第4図は回転テーブル3の平面図であり、円形をした
各回転テーブル3上におけるガイド溝4、4も、前記の
組立ライン1上のガイド溝2、2と同じ寸法、同じ間隔
になっている。なお、この図においては、回転テーブル
3が回転し、そのガイド溝4、4が、組立ライン1上の
ガイド溝2、2からずれた状態になっている。
第5図は回転テーブル3の平面図と断面図である。
(b)図に示すように、回転テーブル3の中心位置が、
主軸16を介して組立ライン1のフレーム17に連結されて
いる。また、回転テーブル3の外周の下側において、フ
レーム17上に、8個の支持ローラ18…が取り付けられ、
各支持ローラ18…の上で、回転テーブル3が回転する。
(a)図に示すように、回転テーブル3のガイド溝
4、4間において、組立製品の進入側に後退防止爪19が
配設され、退出側にストッパー20が配設されている。
第6図に示すように、後退防止爪19は、回転テーブル
3に水平の支軸21を介して回転可能に取り付けられ、回
転テーブル3の回転中心側の端部が高くなるように、ス
プリング22で押し上げられている。回転テーブル3上に
組立製品5が移動して来るときは、その到来側に後退防
止爪19が位置するように、回転テーブル3が位置決めさ
れるため、組立ライン1上から移動して来た組立製品5
は、図示のようにその下端が後退防止爪19の斜面に当た
り、スプリング22に抗して該後退防止爪19を押し下げた
状態で通過する。組立製品5が後退防止爪19を通過する
と、前端がストッパー20に当接して停止するとともに、
後退防止爪19がスプリング22によって復帰上昇するた
め、組立製品5は、該後退防止爪19によって、後退不能
となり、回転テーブル3上に固定されることになる。
第7図に示すように、ストッパー20は、水平の支軸23
で回転テーブル3側に旋回可能に支持されている。
(a)に示すように、回転テーブル3上に組立製品5が
到来する前に、支軸23のつまみ24を回転してストッパー
20を立てておき、到来した組立製品5が通過不能にして
おく。
回転テーブル3上で作業が終了すると、該ストッパー
20が組立製品5の退出側に位置するように回転テーブル
3を回転させ、かつガイド溝4、4と組立ライン1のガ
イド溝2、2を一致させてから、(b)に示すようにつ
まみ24を回してストッパー20を倒し、回転テーブル3上
の組立製品を組立ライン1上に移動させる。
第8図は、回転テーブル3のロック機構を示す断面図
である。回転テーブル3上の組立製品の組立などの作業
を行なう際は、回転テーブル3が不用意に回転しないよ
うに、ロックする必要がある。そのために、回転テーブ
ル3の外周には、45度間隔にロック穴25…が形成され、
組立ライン1の手前には、第2図に示したように、各回
転テーブル3…ごとにロック用の取っ手14が付いてい
る。この取っ手14と一体のロック軸26が、組立ライン1
の側壁のスリーブ27に挿通され、かつ圧縮コイルバネ28
で回転テーブル3側に押圧されている。
したがって、回転テーブル3を回転させるときは、取
っ手14を引いてロック軸26をロック穴25から抜く。回転
テーブル3が回転し始めてから、取っ手14を放すと、ロ
ック軸26が次のロック穴25に嵌入し、回転テーブル3が
回転不能にロックされる。
なお、第5図に示すように、後退防止爪19が組立製品
5の到来側に位置し、かつ回転テーブル3のガイド溝
4、4が組立ライン1のガイド溝2、2と一致する位置
で、ロック軸26がロック穴25に嵌入するように、ロック
穴25が配置されている。
第3図においては、組立製品5自体に移動輪6が付い
ているが、移動輪が不必要な製品に関しては、組立ライ
ンにおける組立に先立って移動輪6を取り付け、組立完
了後に外してもよい。
あるいは、組立に先立って、移動輪の付いた台車に組
立製品5を載置し、組立完了後に台車から下ろすように
してもよい。本明細書における「移動輪付きの組立製
品」とは、このように台車を介して移動輪が付いている
組立製品をも含むものとする。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、組立ライン1の複数箇
所に、組立体5の向きを調整する回動可能な回転テーブ
ル3を設けたので、従来のようにベルトコンベアから上
げ下ろしする必要がなく、重量物や大型品の組立や加工
などに適している。また、組立ライン1から回転テーブ
ル3上に移動し、回転テーブル3上で作業を行なうの
で、組立体5を容易に回転させ、作業個所を常に手前に
移動させた状態で作業できる。したがって、居ながらに
して作業でき、作業効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による組立ライン装置の基本原理を説明
する平面図、 第2図は本発明による組立ライン装置の実施例の全容を
示す図で、(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は
右側面図、 第3図は組立ラインの断面図、 第4図は回転テーブルの平面図、 第5図は回転テーブルの平面図と断面図、 第6図は後退防止爪の側面図、 第7図はストッパーの側面図、 第8図は回転テーブルのロック機構を示す断面図であ
る。 図において、1は組立ライン、2は組立ライン上のガイ
ド溝、3は回転テーブル、4は回転テーブル上のガイド
溝、5は組立製品(組立体)、6は組立製品の移動輪、
Sは組立ステーション、7、8はリフター、11はリフタ
ーのガイド溝、14はロック軸のの取っ手、16は主軸、18
はローラ、19は後退防止爪、20はストッパー、24はつま
み、25はロック穴、26はロック軸をそれぞれ示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】組立体を移送し、所定位置で該組立体に対
    して所定の作業を行う組立ライン装置において、 前記組立体の移送方向を規定するガイドを有し、該組立
    体を移送する組立ラインと、 前記組立ラインの複数箇所に回動可能に設けられ、該組
    立ラインに載置される前記組立体の向きを調整する回転
    テーブルと、 を具備することを特徴とする組立ライン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6128667Y2 (ja) * 1980-02-19 1986-08-25
JPS60221231A (ja) * 1985-03-15 1985-11-05 Hitachi Ltd 筐体組立ライン

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