JP2774217B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2774217B2
JP2774217B2 JP12779192A JP12779192A JP2774217B2 JP 2774217 B2 JP2774217 B2 JP 2774217B2 JP 12779192 A JP12779192 A JP 12779192A JP 12779192 A JP12779192 A JP 12779192A JP 2774217 B2 JP2774217 B2 JP 2774217B2
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀行等の金融機関で使
用されるプリンタに関するもので、特に印字ワイヤによ
りインクリボンを介して通帳に印字を行う印字ヘッドを
備えたプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のこの種のプリンタの概略構
成を示す側面図で、ここでは伝票や帳票への印字を行う
機能を兼ね備えたものを示している。図7は図6におけ
る印字ヘッド周辺の拡大図、図8は通帳を開いた状態で
示した側面図である。
【0003】図6及び図7において1はプリンタの正面
から背面に至るように形成された第1の搬送路で、この
第1の搬送路1の一端にはプリンタの正面に位置する通
帳挿入排出部2が設けられており、また、第1の搬送路
1の途中から第2の搬送路3が分岐(合流)していて、
この第2の搬送路3の端部には前記通帳挿入排出部2の
上方に位置する伝票挿入排出部4が設けられている。
【0004】5は前記第1の搬送路1及第2の搬送路3
に沿って所定の間隔で複数配置されたフィードローラ
で、これらのフィードローラは5は図示しないモータ等
により正逆両方向に回転するものとなっている。6は前
記分岐部に設けられた切替えブレードで、この切替えブ
レード6は図示しないソレノイド等により回動するもの
となっている。
【0005】7は前記第1の搬送路1の通帳挿入排出部
2と切替えブレード6との間の位置に配置された磁気ス
トライプリード/ライト部である。8は頁/行読み取り
センサー、9は印字ヘッド10とこの印字ヘッド10に
対向させて上下動可能に配置したプラテン11とより成
る印字部、12は頁めくり機構で、この頁めくり機構1
2は前記第1の搬送路1の他端に配置されており、また
前記印字部9は前記第1の搬送路1の切替えブレード6
と頁めくり機構12との間の位置に配置されていて、更
に前記頁/行読み取りセンサー8は前記第1の搬送路1
の切替えブレード6と印字部9との間の位置に配置され
ている。
【0006】図7及び図8において13は印字ヘッド9
に取り付けられた検知基準部材で、ここではリボンプロ
テクターを印字ヘッド9の先端に支持するためのリボン
プロテクターブラケットを利用しているが、別部材とし
て設けることも可能であり、この検知基準部材13のそ
の先端は印字ヘッド9の先端より若干プラテン11側に
突出している。
【0007】14は横型(縦開き型)の通帳、14aは
この通帳14の中央部に位置するセンターホールド(綴
じ目)である。この構成において通帳14への印字は次
のように行われる。まず、オペレータが通帳14を開い
て通帳挿入排出部2に挿入すると、この挿入された通帳
14が図示しない挿入検知センサーにより検知され、そ
の検知信号に基づいて図示しない制御部の指示により図
示しないモータ等がフィードローラ5を回転させる。
【0008】これにより前記通帳14は磁気ストライプ
リード/ライト部7へ搬送されて、通帳14に設けられ
ている図示しない磁気ストライプのデータが磁気ヘッド
により読み取られ、通帳14の種類や所有者の口座デー
タ等が認識された後、通帳14は更にフィードローラ5
を回転により頁/行読み取りセンサー8の位置へ送られ
る。
【0009】このとき切替えブレード6は通帳14の搬
送を妨げないように予め上方へ回動して、第2の搬送路
3を遮断するように退避している。頁/行読み取りセン
サー8は通帳14が搬送されてくると、開かれている頁
にバーコード等で示されている頁マークを読み取り、更
にその頁の何行目まで印字されているかを読み取る。
【0010】これにより前記制御部は、現在通帳14の
何頁が開かれているか、また何行目まで印字済かを確認
して、次の印字を何行目から行えばよいかを認識する。
その後、前記通帳14は印字部9の印字ヘッド10とプ
ラテン11の間に搬送され、そして印字を開始すべき行
が印字ヘッド10と対向する位置に位置付けられると、
制御部の指示により図示しない手段を介してプラテン1
1がその初期位置から上昇し、通帳14を検知基準部材
13に接触させる。
【0011】この接触を図示しない検知センサーが検知
するとプラテン11の上昇が停止され、前記初期位置か
ら通帳14が検知基準部材13に接触するまでのプラテ
ン11の移動量と、電源投入時に予め検知された前記初
期位置からプラテン11が検知基準部材13に接触する
までの移動量の差により通帳14の厚さが検知され、こ
の検知されされた通帳14の厚さに基づいて、図7に示
したように検知基準部材13と通帳14との間に印字の
ための一定のギャップL(例えば0.1mm)が得られ
るようにプラテン11が下降し固定される。
【0012】その後、前記制御部の指示により印字ヘッ
ド10が駆動されるが、この印字ヘッド10は通帳14
の搬送方向と直交する方向にスペース動作するようにな
っており、このスペース動作を行いつつ印字ヘッド14
は予め上位装置より送られてきて図示しないメモリに蓄
積されている印字データをインクリボンを介して通帳1
4に順次印字する。
【0013】1行の印字が終了し、次の行の印字データ
が無い場合つまり印字が終了した場合は、フィードロー
ラ5が逆方向に回転し、通帳14は磁気ストライプリー
ド/ライト部7へ送り戻される。そして、この磁気スト
ライプリード/ライト部7の磁気ヘッドにより通帳14
の磁気ストライプの所要のデータ等が更新された後、通
帳14は通帳挿入排出部2へ搬送されてオペレータに返
却される。
【0014】一方、前記1行の印字が終了後、次の行の
印字データが有る場合は、フィードローラ5の正回転に
より改行が行われるが、このとき検知基準部材13と通
帳14との間に前記のギャップLが設けられているの
で、通帳14の改行はプラテン11を上下動させること
なく行われる。改行後、印字ヘッド10により次の行の
印字が行われ、更に次の行の印字データが有る場合、改
行、印字が繰り返して行われる。
【0015】そして、その頁の最終行まで印字されて
も、まだ残りの印字データが有る場合は、通帳14が頁
めくり機構12へ送られて、この頁めくり機構12によ
り頁めくりが行われる。頁めくり機構12の頁めくり動
作が終了すると、フィードローラ5が逆回転して頁/行
読み取りセンサー8の位置へ送られ、前記頁めくり機構
12により開かれた頁にバーコード等で示されている頁
マークが読み取られる。
【0016】これにより制御部は正しい頁が開かれたか
否かを認識し、正しい頁が開かれていた場合、通帳14
は印字ヘッド10とプラテン11との間に搬送されて前
記と同様にギャップLが再設定され、残りのデータが印
字される。こうしてすべてのデータの印字が終了すると
フィードローラ5が逆方向に回転して、通帳14は磁気
ストライプリード/ライト部7へ送り戻され、この磁気
ストライプリード/ライト部7の磁気ヘッドにより通帳
14の磁気ストライプの所要のデータ等が更新された
後、通帳14は通帳挿入排出部2へ搬送されてオペレー
タに返却される。
【0017】伝票や帳票へ印字を行う場合は、オペレー
タが伝票または帳票を伝票挿入排出部4に挿入すると、
この挿入された伝票または帳票が図示しない挿入検知セ
ンサーにより検知され、フィードローラ5が正回転して
伝票または帳票が頁/行読み取りセンサー8の位置へ送
られる。このとき、切替えブレード6は伝票または帳票
搬送を妨げないように予め下方に回動して、第1の搬送
路1を遮断するように退避している。
【0018】そして頁/行読み取りセンサー8により伝
票または帳票の印字すべき位置が読み取られ、印字部9
へ搬送されて印字ヘッド10により印字が行われた後、
フィードローラ5が逆方向に回転して伝票または帳票は
前記帳票を伝票挿入排出部4へ逆送され、オペレータに
返却される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のプリンタでは以下の問題がある。すなわち、金
融機関において一般に使用している通帳14は見開き1
頁の印字行は24行に設定に設定されており、センター
ホールド14aは第12行目と第13行目の間にある
が、このセンターホールド14a付近の部分(例えば、
センターホールド14aの前後2行の第11行〜第14
行に該当する部分)が通帳14を開いたときに図8に示
すような膨らみ15を生じる。
【0020】ところが、通帳の厚さを検知する場合、通
帳が検知基準部材に接触した時点でプラテンの上昇を停
止して、このときのプラテンの移動量と初期動作時のプ
ラテンの移動量により通帳の厚さを検知しているため、
前記膨らみ15を生じたセンターホールド14a付近の
部分では、膨らみ15を通帳の厚さとして検知する。そ
のため、中紙同志が接触していない状態、つまり膨らみ
15により中紙間に空気層が存在した状態で、この部分
の行に印字を行うと中紙が振動し、他の行に印字を行う
場合に比べて著しく印字音が高くなるという問題もあ
る。
【0021】また、この種のプリンタにおいては、例え
ば新通帳の発行に際して、閉じた状態で表紙に印字を行
うことがあるが、この場合も中紙間に空気層が存在する
ために、この空気層を含んだ厚さを通帳の厚さとして検
知することになり、そのため空気層が存在しない伝票等
の場合と同様にギャップLをセットして印字を実行した
場合、中紙間の空気層により印字ワイヤの印字ストロー
ク長が長くなってしまい、その結果印字ヘッド10のス
ペース動作に印字ワイヤの戻り動作が追いつかなくなっ
て、印字ワイヤがインクリボンに引っ掛かる等の障害を
生じ、これにより印字ワイヤの折れが発生するという問
題がある。
【0022】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、通帳に印字を行う際に高い印字音の発
生や、印字ワイヤの折れの発生を防止することが可能な
プリンタを実現することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、第1の発明は、印字ワイヤによりインクリボンを介
して通帳に印字を行う印字ヘッドと、この印字ヘッドに
対向させたプラテンと、このプラテンを印字ヘッドに対
して接近,離反するように移動させる移動手段と、前記
印字ヘッドに設けられた検知基準部材と、通帳の印字す
べき頁及び印字済の行を読み取る頁/行読み取り手段
と、印字ヘッドとプラテンの間に通帳が無い状態でプラ
テンが初期位置から前記検知基準部材に接触するまでの
プラテンの移動量及び印字ヘッドとプラテンの間に搬送
された通帳がプラテンの移動により前記検知基準部材に
接触するまでのプラテン移動量から通帳の厚さを検知す
る厚さ検知手段とを備えたプリンタにおいて、前記頁/
行読み取り手段により読み取られた印字済の行を記憶す
る印字済行記憶手段と、この印字済行記憶手段の内容か
ら次に印字すべき行が通帳のセンターホールド付近の行
か否かを判断して、センターホールド付近の行でない場
合は、通帳と検知基準部材との間に一定のギャップがで
きるように移動手段によりプラテンを印字ヘッドに対し
て離反する方向に移動させ、前記印字すべき行が通帳の
センターホールド付近の場合は、このセンターホールド
付近の紙の膨らみが潰れるように移動手段によりプラテ
ンを印字ヘッドに対して接近する方向に移動させるよう
制御する制御手段を具備したことを特徴とする。
【0024】また、第2の発明は、印字ワイヤによりイ
ンクリボンを介して通帳に印字を行う印字ヘッドと、こ
の印字ヘッドに対向させたプラテンと、このプラテンを
印字ヘッドに対して接近,離反するように移動させる移
動手段と、前記印字ヘッドに設けられた検知基準部材
と、印字ヘッドとプラテンの間に通帳が無い状態でプラ
テンが初期位置から前記検知基準部材に接触するまでの
プラテンの移動量及び印字ヘッドとプラテンの間に搬送
された通帳がプラテンの移動により前記検知基準部材に
接触するまでのプラテン移動量から通帳の厚さを検知す
る厚さ検知手段とを備えたプリンタにおいて、前記厚さ
検知手段により検知された通帳の厚さに応じて、通帳が
最大厚のとき検知基準部材と通帳との間のギャップが
「0」になるよう設定された式により前記ギャップを演
算する演算手段と、この演算手段が演算したギャップに
基づいてプラテンの移動を制御する制御手段を具備した
ことを特徴とする。
【0025】
【作用】上述した構成を有する第1の発明では、印字ヘ
ッドとプラテンとの間に搬送されてきた通帳の印字すべ
き行が通帳のセンターホールド付近の場合は、移動手段
によりプラテンを印字ヘッドに対して接近する方向に移
動させ、これにより前記センターホールド付近の中紙の
膨らみを潰し、中紙間の空気層を消滅させて印字を行
う。
【0026】従って、これによれば印字の際に中紙が振
動することがなくなり、印字音を低く抑えることが可能
となる。また、第2の発明では、印字ヘッドとプラテン
との間に搬送られてきた通帳の厚さに応じたギャップに
制御して印字を行う。従って、これによれば中紙間の空
気層が存在しても印字ワイヤの印字ストローク長が長く
なることがなく、印字ワイヤがインクリボンに引っ掛か
る等の障害を生じることがないので、これにより印字ワ
イヤの折れを防止することできる。
【0027】
【実 施 例】以下に図面を参照して実施例を説明す
る。図1は第1の発明によるプリンタの実施例を示す機
能ブロック図、図2は図1の実施例における印字ヘッド
周辺の構造を示す側面図、図3は実施例の作用を示すフ
ローチャート、図4は通帳のセンターホールド付近の行
に印字するときの状態を示す要部側面図である。
【0028】まず、図2の構成について説明すると、1
は第1の搬送路(以下単に搬送路と記す)、5はフィー
ドローラ、10は印字ヘッド、11はプラテン、13は
検知基準部材、14は通帳で、これらは図5〜図7に示
した従来のものと同一の構成要素である。17はガイド
シャフト、18はこのガイドシャフト17に沿って移動
するキャリッジで、前記印字ヘッドはこのキャリッジ1
8に搭載され、キャリッジ18と一体にスペース動作を
行うものとなっている。
【0029】19は図示しないフレーム等に固定された
モーターで、このモーター19の回転軸には、周縁部に
複数のスリット20aを一定の間隔で設けた円板状のス
リットディスク20と駆動ギア37が設けられており、
そして前記スリット20aによりモーター19の回転量
を検知するためのフォトセンサー21が前記スリットデ
ィスク20に隣接して設けられている。
【0030】22は前記駆動ギア37に噛み合わせたア
イドルギア、23はこのアイドルギア22と同軸に設け
られたギア、24はこのギア23に噛み合わせたギア、
25はこのギア24と同軸に設けられた長軸ギアで、こ
れらは前記フレーム等に支持されている。26は前記プ
ラテン11の両側に設けられたラックで、この両ラック
26はプラテン11に沿って延伸している前記長軸ギア
と噛み合っており、これにより前記モーター19の回転
力が前記各ギア37,22〜25を介してラック26に
伝達され、ラック26と一体にプラテン11が上下動す
るものとなっている。
【0031】すなわち、本実施例においてモーター1
9,各ギア,37,22〜25,及びラック26はプラ
テン11を上昇,下降させる移動手段を構成している。
27は前記ラック26に設けられた縦長のガイド孔、2
8はこのガイド孔27と嵌合するように前記フレーム等
に設けられたガイドポストで、この両者によりラック2
6及びプラテン11の上下動がガイドされるようになっ
ている。
【0032】29は前記検知基準部材13に取り付けら
れた接触検知センサーで、前記プラテン11の上昇によ
り検知基準部材14にプラテン11または通帳14が接
触したとき、これを検知するようになっており、この接
触検知センサー29と前記スリットディスク20及び前
記フォトセンサー21により通帳14の厚さを検知する
厚さ検知手段が繰り出し手段が構成されている。
【0033】次に、図1の構成について説明すると、3
0はマイクロプロセッサから成る制御部(制御手段)
で、この制御部30は前記頁/行読み取りセンサー8,
フォトセンサー21,及び接触検知センサー29等から
の信号に基づいてプリンタ全体を制御すると共に、頁記
憶部(頁記憶手段)31,行数記憶部(行数記憶手段)
32,通帳厚さ記憶部(通帳厚さ記憶手段)33,ギャ
ップ記憶部(ギャップ記憶手段)34,及び基本移動量
記憶部35に対する数値データの記憶や呼び出しを制御
するものとなっている。
【0034】次に、上述した構成の作用を図3にSで示
したステップに従って説明する。まず、プリンタの電源
が投入されると初期動作が行われる。この初期動作にお
いて制御部30の指示によりモーター19が駆動され、
モーター19が回転する。このモーター19の回転力は
駆動ギア37から各ギア22〜25を介してラック26
に伝達され、これによりラック26と一体にプラテン1
1が予め定められた初期位置から上昇する。
【0035】そして、プラテン11の上端が検知基準部
材13に接触し、その接触が接触検知センサー13によ
り検知されると、その検知信号に基づいて制御部30は
モーター19の駆動を停止し、プラテン11を停止させ
る。この間、制御部30は前記モーター19と共に回転
するスリットディスク20のスリット20aの数をフォ
トセンサー21の出力によりカウントし、前記プラテン
11が初期位置から検知基準部材13に接触するまでの
カウント数をプラテン11の移動量データとして基本移
動量記憶部35に記憶させる。
【0036】その後 制御部30の指示によりモーター
19が逆方向に駆動され、これによりモーター19が逆
回転して、プラテン11が初期位置に戻される。この状
態でオペレータが通帳14を開いて通帳挿入排出部2
(図5参照)に挿入(S1)すると、挿入された通帳1
4が図示しない挿入検知センサーにより検知され、その
検知信号に基づいて制御部30の指示により図示しない
モータ等がフィードローラ5を回転させる。
【0037】これにより前記通帳14は搬送路1に設け
られている磁気ストライプリード/ライト部7(図5参
照)へ搬送されて、この通帳14に設けられている磁気
ストライプのデータが磁気ヘッドにより読み取られ、通
帳14の種類や所有者の口座データ等が認識された後、
通帳14は更にフィードローラ5を回転により頁/行読
み取りセンサー8の位置へ送られる。
【0038】頁/行読み取りセンサー8は通帳14が搬
送されてくると、開かれている頁にバーコード等で示さ
れている頁マークを読み取り(S2)、これに基づいて
制御手段30は現在通帳14の何頁が開かれているか認
識して、その開かれている頁Pのデータ頁記憶部31に
記憶させる(S3)。続いて頁/行読み取りセンサー8
はその頁の何行目まで印字されているかを読み取り(S
4)これに基づいて制御手段30は、現在何行目まで印
字済かを認識して、その最終行Nのデータを頁記憶部3
1と印字行記憶部32にそれぞれ記憶させる(S5)。
【0039】その後、制御部30の指示により前記通帳
14は印字部9の印字ヘッド10とプラテン11の間に
搬送され、そして印字を開始すべき行が印字ヘッド10
と対向する位置に位置付けられる。ここで、制御部30
は通帳14が改行済みか否かを判断し(S6)、改行済
みでない場合は、制御部30の前記と同様にプラテン1
1を初期位置から上昇させる。
【0040】これにより通帳14が押し上げられ、この
通帳14の検知基準部材13に対する接触が接触検知セ
ンサー13により検知されると、その検知信号に基づい
て制御部30の指示によりプラテン11を停止させる。
そして、制御部30はこのときのスリットディスク20
の回転によるスリット20aの数をフォトセンサー21
の出力によりカウントし、前記通帳14が検知基準部材
13に接触するまでのカウント数と前記基本移動量記憶
部35に記憶させたカウント数との差を通帳14の厚さ
として通帳厚さ記憶部32に記憶させる(S7)。
【0041】このようにして通帳14の厚さ検知をした
後、または制御部10が前記S4にて通帳14が改行済
みと判断した場合、制御部10は印字行記憶部32に記
憶されている印字済の最終行Nに「1」を加算した行、
つまり印字開始行が通帳14におけるセンターホールド
14a付近の第11行〜第14行のいずれの行か否かを
判断し(S8)、いずれの行でも無い場合、制御部30
は検知基準部材13と通帳14との間にギャップLが既
に「L=第1の値(例えば0.1mm)」に設定されて
いるか否かをギャップ記憶部34の内容に基づいて判断
する(S9)。
【0042】そして、前記ギャップLが第1の値に設定
されていない場合は、制御部30の指示によりモーター
19が駆動される。これによりプラテン11が下降して
ギャップLが第1の値にセットされ(S10)、そのセ
ット値つまり第1の値がギャップ記憶部34に記憶され
る。この場合のギャップLは、通帳14の表面と検知基
準部材13との間に一定の隙間を確保するものである。
【0043】一方、前記S8にて通帳14の印字開始行
が前記第11行〜第14行のいずれかの行であると判断
した場合は、制御部30の指示によりモーター19が駆
動される。これによりプラテン11が上昇してギャップ
Lが前記第1の値より小さい第2の値つまり「L=第2
の値(例えば−0.1mm)」にセットされ(S1
1)、そのセット値である第2の値がギャップ記憶部3
4に記憶される。
【0044】この場合のギャップLである第2の値はマ
イナスの値であるが、通帳14の厚さはセンターホール
ド14a付近の膨らみ15(図7参照)の部分で測定さ
れているため、このマイナスの値にギャップLをセット
することで通帳14が検知基準部材13に押圧され、図
4に示したように前記センターホールド14a付近の膨
らみ15が押し潰されるので、これにより中紙間の空気
層は殆ど消滅し、実質的にギャップLは第1の値に近い
ものとなる。
【0045】このようにしてギャップLがセットされる
と、前記制御部30の指示により印字ヘッド10が駆動
され、図示しないインクリボンを介して通帳14に1行
分の印字が行われるが(S12)このときの印字すべき
行が通帳14のセンターホールド14a付近の行、つま
り第11行〜第14行のいずれかの行であっても、通帳
14の膨らみ16は前記のように押し潰されて空気層が
殆ど消滅しているため紙の振動は著しく抑制され、低音
で印字が行われる。
【0046】また、前記第11行〜第14行のいずれか
の行に印字する場合、通帳14は検知基準部材13に押
圧されているが、通帳14の前後は図4に示したように
クランプされているため、印字ヘッド10のスペース動
作により通帳14が位置ずれを起こすこともない。1行
分の印字が終了すると、続いて制御部30は改行の必要
が有るか否かを判断し(S13)、改行の必要ある場
合、制御部30はギャップLが第2の値であるか否かを
ギャップ記憶部34の記憶内容に基づいて判断する(S
14)。
【0047】ここで、前記ギャップLが第2の値である
場合は、通帳14が検知基準部材13に押し付けられて
いてこのままでは改行できないため、制御部30の指示
によりモーター19が駆動され、これによりプラテン1
1が下降してギャップLが第1の値にセット(S15)
された後、フィードローラ5の回転により通帳14の改
行が行われるが、ギャップLが第1の値であった場合
は、そのままで改行可能であるので、プラテン11を下
降させることなく改行が行われる(S16)。
【0048】そして、制御部30は印字済行記憶部32
に記憶されている印字済の最終行Nに「1」を加算して
「N=N+1」とし(S17)、その後、S5からの処
理が繰り返される。また、前記S14にて改行の必要が
ないと判断した場合は、続いて改頁の必要が有るか否か
判断する(S18)。
【0049】そして、改頁の必要が有ると判断した場合
は、制御部30の指示によりフィードローラ5が逆回転
して通帳14は頁めくり機構12(図5参照)へ送ら
れ、頁めくりが行われる(S19)。その後、フィード
ローラ5が正回転し、頁/行読み取りセンサー8の位置
へ送り戻されてS2からの処理が繰り返される。
【0050】一方、前記S16にて改頁の必要がないと
判断した場合、つまり印字がすべて終了した場合は、制
御部30の指示によりフィードローラ5が逆方向に回転
し、通帳14は磁気ストライプリード/ライト部7(図
5参照)へ送り戻される。そして、この磁気ストライプ
リード/ライト部7の磁気ヘッドにより通帳14の磁気
ストライプの所要のデータ等が更新された後、通帳14
は通帳挿入排出部2(図5参照)へ搬送されてオペレー
タに返却され、また、このとき前記基本移動量記憶部3
5以外の各記憶部31〜32の内容が制御部30により
クリアされる(S20)。
【0051】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図5は本発明の第2の実施例を示す機能ブロック
図で、この実施例は例えば閉じた通帳14に印字を行う
場合、及び厚い頁に印字する場合に効果を発揮するもの
であり、図1の構成に加え、通帳14の厚さに応じてギ
ャップを演算する演算部(演算手段)36を設けたもの
となっている。
【0052】次に作用について説明するが、ここでは閉
じた通帳14に印字を行う場合を例として説明する。ま
ず、オペレータが通帳14を通帳挿入排出部2(図5参
照)に挿入すると、第1の実施例で説明したと同様に磁
気ストライプの読み取り処理が行われた後、この通帳1
4の厚さが同様に検知され、通帳厚さ記憶部33に記憶
される。
【0053】検知された通帳14の厚さは演算部36に
送られ、この演算部36で通帳14の厚さに応じてギャ
ップLが演算される。一般にこの種のプリンタにおい
て、通帳14の最大の厚さが検知されるのは、新規通帳
発行に際して通帳14の表紙に印字を行うために、閉じ
た通帳14が挿入されたときであり、この閉じた通帳1
4の厚さは、通常約2mmであるが、この場合、通帳の
中紙間には空気層が存在する。
【0054】一方、このプリンタが伝票(例えば45K
g紙使用の場合)等にも印字を行うものとすると、対称
となる最小の厚さは約0.07mm程度であるが、以下
の説明を分かりやすくするために、最小の厚さを0mm
する。本実施例では、通帳14の検知厚さが最大厚さの
ときの適正ギャップLを「L=0mm」するもので、印
字対称となる最小の厚さの紙(伝票や帳票等も含む)と
きの適正ギャップLを「L=0.1mm」に設定するも
のとすれば、通帳14の検知厚さに対する適正ギャップ
Lxを次式により決定することができる。
【0055】 Lx = Lo − x/2 × Lo 但し、xは通帳14の検知厚さ、Loは印字対称の最小
の厚さときの適正ギャップLすなわち0.1mmであ
る。従って、通帳14の検知厚さが0.5mmのときの
適正ギャップLxを求めると、xは0.5mmであるの
で、 L0.5 = Lo − x/2 × Lo = 0.5−0.5/2×0.1 = 0.075mm となる。
【0056】また、通帳14の検知厚さが1.5mmの
ときの適正ギャップLxを求めると、xは1.5mmで
あるので、 L1.5 = Lo − x/2 × Lo = 0.5−1.5/2×0.1 = 0.025mm となる。
【0057】このようにして演算部36が通帳14の検
知厚さに対する適正ギャップを演算し、この演算したギ
ャップが得られるようにプラテン11の位置が制御部3
0の指示により制御される。その後、印字ヘッド10に
より印字が行われるが、前記厚さが検知された通帳14
が閉じた通帳である場合、通帳の中紙間には空気層が存
在する。
【0058】しかしながら、このときのギャップは0m
mであるので、印字ワイヤの印字ストロークは必要以上
に印字ストロークが長くなることはなく、良好な印字が
行われる。閉通帳以外においても紙厚が厚くなれば、そ
れに応じてギャップを狭くするので、印字ストロークは
長くなることはなく、すべての紙厚において良好な印字
が可能である。
【0059】つまり、開いた通帳14に印字を行う場合
は、図6で説明した場合と同様の手順で行われるが、そ
の際センターホールド14a付近以外の行の部分の厚さ
を検知した後、前記と同様に検知厚さに対する適正ギャ
ップを演算部36で演算し、その適正ギャップを第1の
値とすることにより、紙厚に応じたギャップとすること
ができ、適切な印字ストロークを確保することができ
る。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明では、印
字ヘッドとプラテンとの間に搬送られてきた通帳の印字
すべき行が通帳のセンターホールド付近の場合は、移動
手段によりプラテンを印字ヘッドに対して接近する方向
に移動させ、これにより前記センターホールド付近の中
紙の膨らみを潰し、中紙間の空気層を消滅させて印字を
行うようにしているため、印字の際に中紙が振動するこ
とがなくなり、印字音を低く抑えることが可能になると
いう効果が得られる。
【0061】また、第2の発明では、印字ヘッドとプラ
テンとの間に搬送られてきた通帳の厚さが最大厚のとき
検知基準部材と通帳との間のギャップを「0」とし、紙
厚が厚くなるに従ってギャップ少なくし、つまり紙厚に
応じて段階的に「0」に近づけて印字を行うようにして
いるため、中紙間の空気層が存在しても印字ワイヤの印
字ストローク長が長くなることがなく、印字ワイヤがイ
ンクリボンに引っ掛かる等の障害を生じることがないの
で、これにより印字ワイヤの折れを防止することできる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例における印字ヘッド周辺の構造を
示す側面図である。
【図3】図1の実施例の作用を示すフローチャートであ
る。
【図4】通帳のセンターホールド付近の行に印字すると
きの状態を示す要部側面図である。
【図5】第2の発明の実施例を示す機能ブロック図であ
る。
【図6】従来のプリンタの概略構成を示す側面図であ
る。
【図7】図6における印字ヘッド周辺の拡大図である。
【図8】通帳を開いた状態で示した側面図である。
【符号の説明】
5 フィードローラ 8 頁/行読み取りセンサー 10 印字ヘッド 11 プラテン 13 検知基準部材 14 通帳 19 モーター 20 スリットディスク 20a スリット 21 フォトセンサー21 22 アイドルギア 23,24ギア 25 長軸ギア 26 ラック 29 接触検知センサー 30 制御部 31 頁記憶部 32 行数記憶部 33 通帳厚さ記憶部 34 プラテンラテンギャップ記憶部 35 基本移動量記憶部 36 演算部 37 駆動ギア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字ワイヤによりインクリボンを介して
    通帳に印字を行う印字ヘッドと、この印字ヘッドに対向
    させたプラテンと、このプラテンを印字ヘッドに対して
    接近,離反するように移動させる移動手段と、前記印字
    ヘッドに設けられた検知基準部材と、通帳の印字すべき
    頁及び印字済の行を読み取る頁/行読み取り手段と、印
    字ヘッドとプラテンの間に通帳が無い状態でプラテンが
    初期位置から前記検知基準部材に接触するまでのプラテ
    ンの移動量及び印字ヘッドとプラテンの間に搬送された
    通帳がプラテンの移動により前記検知基準部材に接触す
    るまでのプラテン移動量から通帳の厚さを検知する厚さ
    検知手段とを備えたプリンタにおいて、 前記頁/行読み取り手段により読み取られた印字済の行
    を記憶する印字済行記憶手段と、 この印字済行記憶手段の内容から次に印字すべき行が通
    帳のセンターホールド付近の行か否かを判断して、セン
    ターホールド付近の行でない場合は、通帳と検知基準部
    材との間に一定のギャップができるように移動手段によ
    りプラテンを印字ヘッドに対して離反する方向に移動さ
    せ、前記印字すべき行が通帳のセンターホールド付近の
    場合は、このセンターホールド付近の紙の膨らみが潰れ
    るように移動手段によりプラテンを印字ヘッドに対して
    接近する方向に移動させるよう制御する制御手段を具備
    したことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】 印字ワイヤによりインクリボンを介して
    通帳に印字を行う印字ヘッドと、この印字ヘッドに対向
    させたプラテンと、このプラテンを印字ヘッドに対して
    接近,離反するように移動させる移動手段と、前記印字
    ヘッドに設けられた検知基準部材と、印字ヘッドとプラ
    テンの間に通帳が無い状態でプラテンが初期位置から前
    記検知基準部材に接触するまでのプラテンの移動量及び
    印字ヘッドとプラテンの間に搬送された通帳がプラテン
    の移動により前記検知基準部材に接触するまでのプラテ
    ン移動量から通帳の厚さを検知する厚さ検知手段とを備
    えたプリンタにおいて、 前記厚さ検知手段により検知された通帳の厚さに応じ
    て、通帳が最大厚のとき検知基準部材と通帳との間のギ
    ャップが「0」になるよう設定された式により前記ギャ
    ップを演算する演算手段と、 この演算手段が演算したギャップに基づいてプラテンの
    移動を制御する制御手段を具備したことを特徴とするプ
    リンタ。
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