JP2772921B2 - 弾球遊技機の制御装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ機、アレンジ
ボール機等の弾球遊技機の制御装置に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】従来、パチンコ機等の弾球遊技機におい
て、遊技盤の前面に障害釘、ガイドレール、入賞口、入
賞手段及びアウト口等を夫々配置すると共に、複数個
（例えば３個）の図柄表示部を有する変動図柄表示手段
と、動画等の画像を表示する液晶式等の画像表示手段
と、変動図柄表示手段を作動させるための始動ゲート
と、当たり用の大入賞手段とを配置したものがある。

【０００３】そして、遊技盤の盤面に沿って上方から落
下す遊技球が始動ゲートに入った時に、変動図柄表示手
段の各図柄表示部の図柄を変動させて、その変動後の各
停止図柄が全て一致する当たり図柄の組み合わせになれ
ば、大入賞手段の開閉板を開放して、盤面に沿って上方
から落下する遊技球を開閉板により大入賞手段内に案内
し、その大入賞手段内に入った遊技球の球数に応じて賞
球を払い出して、遊技者に利益として還元するようにし
ている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機に
は、その遊技盤に画像表示手段を設けたものもあるが、
従来の画像表示手段は、ゲーム内容に直接関与する画像
を表示すようには利用されていない。

【０００５】即ち、従来は、変動図柄表示手段の各図柄
表示部の停止図柄が全て一致する当たり状態になるまで
は、画像表示手段にゲーム内容又はゲームの進行と関係
のない画像を表示し、当たり状態が発生すれば、遊技者
の幸運を誇張して誇大に讃える画像を表示しているに過
ぎない。

【０００６】従って、従来の画像表示手段はただ単なる
装飾手段の一つに止まっており、遊技者が画像表示手段
に表示される画像を見て考えながらゲームを行うように
はなっていない。本発明は、このような従来の課題に鑑
み、画像表示手段の特質を十分に利用して、ゲーム内容
に関連する画像を画像表示手段に表示でき、遊技者が興
趣に優れたゲームを面白く行える弾球遊技機の制御装置
を提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】請求項１に記載の本発明
は、遊技盤5 に複数個の図柄表示部23,24,25を備え、遊
技球が始動ゲート20に入った時に乱数処理手段31の乱数
処理により各図柄表示部23,24,25の図柄を変動させて、
各図柄表示部23,24,25の停止図柄が所定の当たり図柄の
組み合わせになった当たり時に利益を還元するようにし
た弾球遊技機において、遊技盤5 に、前記各図柄表示部
23,24,25と異なる画像を表示する画像表示手段18を設
け、始動ゲート20に遊技球が入球する毎に、画像表示手
段18がその時の前記乱数処理手段31の乱数処理条件に応
じた画像を表示するように該画像表示手段18を制御する
制御手段33を備えたものである。

【０００８】請求項２に記載の本発明は、遊技盤5 に複
数個の図柄表示部23,24,25を有する変動図柄表示手段17
を備え、遊技球が始動ゲート20に入った時に乱数処理手
段31の乱数処理により変動図柄表示手段17の各図柄表示
部23,24,25の図柄を変動させて、各図柄表示部23,24,25
の停止図柄が所定の当たり図柄の組み合わせになった当
たり時に利益を還元するようにした弾球遊技機におい
て、遊技盤5 に、前記変動図柄表示手段17の各図柄表示
部23,24,25と異なる画像を表示する画像表示手段18を設
け、始動ゲート20に遊技球が入球する毎に、画像表示手
段18がその時の前記乱数処理手段31の乱数処理条件に応
じた画像を表示するように該画像表示手段18を制御する
制御手段33を備えたものである。

【０００９】請求項３に記載の本発明は、請求項１又は
２に記載の発明において、始動ゲート20に遊技球が入球
した時の乱数を、当たり図柄を表示させる当たり乱数
と、当たり図柄と関連する関連図柄を表示させる関連乱
数と、これら当たり乱数及び関連乱数以外の外れ乱数と
に分け、画像表示手段18に、当たり乱数の時に当たり画
像、関連乱数の時に当たり画像と関連する関連画像、外
れ乱数の時に当たり画像及び関連画像以外の外れ画像を
夫々表示させる制御手段33を備えたものである。

【００１０】請求項４に記載の本発明は、請求項１、２
又は３に記載の発明において、所定条件の下で関連乱数
となる都度、画像表示手段18に特定順序で関連画像を表
示させる制御手段33を備えたものである。

【００１１】請求項５に記載の本発明は、請求項１、
２、３又は４に記載の発明において、全乱数を複数個の
ブロックに分割すると共に、各ブロック毎に、当たり乱
数、関連乱数及び／又は外れ乱数と、他のブロックに移
動させるための移動乱数とを設定し、始動ゲート20に遊
技球が入った時の乱数に応じて前記複数個のブロックの
何れかを選択した後、移動乱数になるまで当該ブロック
での乱数処理に従って画像表示手段18に画像を表示させ
制御手段33を備えたものである。

【００１２】請求項６に記載の本発明は、請求項１、
２、３、４又は５に記載の発明において、当たり乱数を
含む当たりブロックと、当たり乱数を含まない外れブロ
ックとに分割し、当たりブロックの関連乱数を外れブロ
ックよりも多く設定したものである。

【００１３】

【作用】請求項１に記載の本発明では、始動ゲート20に
遊技球が入球する毎に、乱数処理手段31の乱数処理によ
り各図柄表示部23,24,25の図柄を変動させると共に、そ
の時の乱数処理条件に応じて各図柄表示部23,24,25の図
柄と異なる画像を制御手段33により画像表示手段18に表
示させる。このため、ゲーム内容に関連する画像を画像
表示手段18に表示でき、遊技者は画像表示手段18の画像
を見ながらゲームを進行でき、興趣に優れたゲームを面
白く行うことができる。

【００１４】請求項２に記載の本発明では、始動ゲート
20に遊技球が入球する毎に、乱数処理手段31の乱数処理
により変動図柄表示手段17の各図柄表示部23,24,25の図
柄を変動させると共に、その時の乱数処理条件に応じて
各図柄表示部23,24,25の図柄と異なる画像を制御手段33
により画像表示手段18に表示させる。このため、ゲーム
内容に関連する画像を画像表示手段18に表示でき、遊技
者は画像表示手段18の画像を見ながらゲームを進行で
き、興趣に優れたゲームを面白く行うことができる。

【００１５】請求項３に記載の本発明では、始動ゲート
20に遊技球が入球した時の乱数を、当たり図柄を表示さ
せる当たり乱数と、当たり図柄と関連する関連図柄を表
示させる関連乱数と、これら当たり乱数及び関連乱数以
外の外れ乱数とに分ける。そして、始動ゲート20に遊技
球が入球した時の乱数に応じて、制御手段33により、当
たり乱数の時に当たり画像、関連乱数の時に当たり画像
と関連する関連画像、外れ乱数の時に当たり画像及び関
連画像以外の外れ画像を夫々画像表示手段18に表示させ
る。このため、各図柄表示部23,24,25に表示される停止
図柄と画像表示手段18の画像とが対応し、遊技者は画像
表示手段18の画像からゲームの進行状況を容易に判断で
き、興趣に優れたゲームを面白く行うことができる。

【００１６】請求項４に記載の本発明では、所定条件の
下で関連乱数となる都度、制御手段33により画像表示手
段18に特定順序で関連画像を表示させる。このため、そ
の関連画像自体によって物語性等の変化を持たせた面白
いゲームを構成することができる。

【００１７】請求項５に記載の本発明では、全乱数を複
数個のブロックに分割すると共に、各ブロック毎に、当
たり乱数、関連乱数及び／又は外れ乱数と、他のブロッ
クに移動させるための移動乱数とを設定する。そして、
始動ゲート20に遊技球が入った時の乱数に応じて前記複
数個のブロックの何れかを選択した後、移動乱数になる
まで当該ブロックでの乱数処理に従って制御手段33によ
り画像表示手段18に画像を表示させる。このため、各ブ
ロック毎に乱数処理の条件を設定できると共に、各ブロ
ック相互間で移動条件を自在に設定でき、しかも各ブロ
ック毎にその図柄表示部23,24,25の図柄と画像表示手段
18の画像とを対応させることができる。

【００１８】請求項６に記載の本発明は、請求項１、
２、３、４又は５に記載の発明において、当たり乱数を
含む当たりブロックと、当たり乱数を含まない外れブロ
ックとに分割し、当たりブロックの関連乱数を外れブロ
ックよりも多く設定しており、当たりブロックでは、各
図柄表示部23,24,25の関連図柄と画像表示手段18の関連
画像が多くなるので、遊技者は関連図柄及び関連画像か
ら次の図柄、画像を予測し、或いは期待して思考力を働
かせながらゲームを行うことができ、思考性を加味し興
趣に優れた面白味のあるゲームを構成できる。

【００１９】

【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図２はパチンコ機の正面図である。図２におい
て、1 は前枠で、パチンコ機本体2 の前面側に開閉自在
に枢着されている。前枠1 にはガラス扉3 及び前面板4
が装着され、またそれらの後側に遊技盤5 が着脱自在に
装着されている。

【００２０】前面板4 には上皿6 が装着され、この上皿
6 の前縁部に球払いレバー7 が設けられている。前枠1
の下部には下皿6 と発射手段8 の操作ハンドル9 とが設
けられ、操作ハンドル9 を操作した時に、上皿6 から遊
技球が１個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モ
ータの作動により遊技盤5 側に発射するようになってい
る。

【００２１】遊技盤5 の前面には、発射手段8 により発
射された遊技球を案内するガイドレール10が設けられる
と共に、障害釘の他、入賞口11〜13、入賞手段15,16 、
変動図柄表示手段17、画像表示手段18、大入賞手段19、
始動ゲート20、アウト口21、及びコーナーランプ22が夫
々設けられている。

【００２２】変動図柄表示手段17と画像表示手段18は上
下に一体に結合した状態で遊技盤5の中央部に配置され
ている。変動図柄表示手段17は０〜１５までの数字図柄
をセグメント表示する３個の図柄表示部23,24,25を備
え、始動ゲート20に遊技球が入った時に、各図柄表示部
23,24,25の図柄が目視できる程度の速度で一定時間だけ
変動するようになっている。

【００２３】画像表示手段18は液晶式表示装置等により
構成され、変動図柄表示手段17の上側に横長状に配置さ
れている。画像表示手段18は、始動ゲート20に遊技球が
入球する毎に、その時の乱数に応じた画像を表示すると
共に、それ以外の時には他の適当な画像を表示するよう
になっている。なお、画像表示手段18に表示する画像
は、動画、静止画の何れでも良い。

【００２４】大入賞手段19は変動図柄表示手段17の各図
柄表示部23,24,25の変動後における停止図柄が、予め設
定された当り図柄、例えば「７・７・７」の組み合わせ
図柄を表示した時に所要時間だけ開閉板26を開放し、遊
技盤5 に沿って上方から落下する遊技球を大入賞手段19
に入り易くするようになっている。

【００２５】図３は変動図柄表示手段17を乱数処理によ
って制御する制御系を例示し、30は乱数発生手段で、常
時、０〜２５５までの乱数を発生するようになってい
る。31は乱数処理手段で、この乱数処理手段31は始動ゲ
ート20に遊技球が入った時に、乱数発生手段30からの乱
数を読み込んで乱数処理を行うように構成されている。

【００２６】32は図柄制御手段で、始動ゲート20に遊技
球が入球する毎に変動図柄表示手段17の各図柄表示部2
3,24,25の図柄を変動させると共に、乱数処理手段31で
処理された乱数に応じて予め設定された停止図柄となる
ように各図柄表示部23,24,25の変動を停止させるように
構成されている。33は画像制御手段で、始動ゲート20に
遊技球が入球する毎に、その時の乱数に応じた画像を画
像表示手段18に表示させると共に、それ以外の時には他
の適当な画像を画像表示手段18に表示させるように構成
されている。なお、乱数処理手段31、図柄制御手段32、
画像制御手段33は、ＩＣ、マイクロコンピュータ等によ
り構成されている。

【００２７】乱数処理手段31では、図４に示すように、
乱数発生手段30からの０〜２５５までの乱数を１６等分
して「００」から「０１」、「０２」、「０３」、「０
４」、「０５」、「０６」、「０７」、「０８」、「０
９」、「０Ａ」、「０Ｂ」、「０Ｃ」、「０Ｄ」、「０
Ｅ」、「０Ｆ」の各ブロックに分割する。そして、各ブ
ロック毎に、固有の乱数処理条件と、他のブロックに移
動するための移動条件とを夫々設定しておき、始動ゲー
ト20に遊技球が入った時の乱数に応じて、各ブロックの
何れかを選択した後、移動条件が成立するまで、始動ゲ
ート20に遊技球が入る毎に、そのブロック内で乱数処理
条件に従って乱数処理を行うようになっている。

【００２８】なお、各ブロックでは、乱数発生手段30か
らの０〜２５５までの乱数を１６分割し、更にそれを１
６分割してブロック数と同じ１６個の乱数が発生するよ
うになっている。

【００２９】因みに、この第１実施例では、図５に示す
ように、０１ブロックには各図柄表示部23,24,25の停止
図柄を全て一致させる当たり乱数を１個、２個の図柄表
示部23,24,25の停止図柄を一致させるリーチ乱数を４
個、各図柄表示部23,24,25の停止図柄を全て異ならせる
外れ乱数を１３個とし、その外れ乱数の中に２個の移動
乱数を設定して、この０１ブロックを当たりブロックと
すると共に、この０１ブロック以外の各ブロックにはリ
ーチ乱数を１個、外れ乱数を１５個、移動乱数を２個設
定して、これらの各ブロックを外れブロックとしてお
り、始動ゲート20に遊技球が入った時に、その時の乱数
を読み込んで、その乱数に従ってブロックの選択、図柄
の表示処理、ブロックの移動処理を行うようになってい
る。

【００３０】なお、各移動乱数の時も、各図柄表示部2
3,24,25には外れ図柄が表示されるので、図５に括弧書
きで示すように、各ブロックの外れ乱数の数に、その移
動乱数の数を入れている。

【００３１】０１ブロックでは、例えば図６に示すよう
に、その０００Ｆまでの各乱数の内、乱数０１を当たり
乱数、乱数０２，０３，０６及び０Ａをリーチ乱数、乱
数００，０Ｆを移動乱数とし、当たり乱数及びリーチ乱
数以外の移動乱数を含む各乱数を外れ乱数として夫々設
定している。

【００３２】そして、図柄制御手段32は、当たり乱数０
１の時に、図柄表示テーブルから当たり図柄を抽出して
各図柄表示部23,24,25に当たり図柄を表示するようにな
っている。同様にして、リーチ乱数０２，０３，０６，
０Ａの時に、当たり図柄と関連性のあるリーチ図柄を、
また移動乱数００，０Ｆを含む外れ乱数の時に、当たり
図柄及びリーチ図柄の何れとも関連性のない外れ図柄を
各図柄表示部23,24,25に夫々表示するようになってい
る。

【００３３】移動乱数００，０Ｆは移動条件用のもので
あって、この移動乱数の時には、その乱数と同じブロッ
ク、即ち、００ブロック、０Ｆブロックへの移動を夫々
指定するようになっている。

【００３４】なお、当たり図柄は３個の図柄表示部23,2
4,25に表示される図柄の全てが「７」となる組み合わせ
であり、リーチ図柄は３個の図柄表示部23,24,25に表示
される図柄の内、左側の２個の図柄が共に「７」とな
り、右側の図柄のみが「７」以外の図柄となる組み合わ
せであって、これには、例えば「７・７・０」「７・７
・１」「７・７・２」「７・７・３」「７・７・４」等
の組み合わせ図柄がある。外れ図柄は３個の図柄表示部
23,24,25に表示される図柄が、当たり図柄、リーチ図柄
と全く関係のない図柄の組み合わせであって、例えば３
個とも異なる「４・８・３」等のような組み合わせ図柄
である。

【００３５】他の各ブロックにも、図５に示す個数に従
ってリーチ乱数、移動乱数及び外れ乱数が夫々設定され
ている。例えば、００ブロック、０２ブロックのリーチ
乱数、移動乱数は、図６の通りである。

【００３６】画像制御手段33は、乱数処理手段31からの
乱数が当たり乱数の時に、画像表示テーブルから当たり
画像を抽出して画像表示手段18に当たり画像を表示させ
るとともに、同様にして、リーチ乱数の時にリーチ画像
を、外れ乱数の時に外れ画像を夫々表示させるようにな
っている。リーチ乱数の時には、最初のリーチ乱数の発
生時のリーチ画像を基準にして、画像表示テーブルから
特定順序でリーチ画像を抽出して、その順序で画像表示
手段18に順次各画像を表示させるようになっている。

【００３７】次に上記パチンコ機における制御につい
て、図１のフローチャートを参照しながら説明する。ゲ
ームに際して、発射手段8 の操作ハンドルを操作する
と、発射手段8 の発射位置に１個ずつ供給された遊技球
をガイドレール10に沿って遊技盤5 の上部に発射する。
そして、遊技球が始動ゲート20に入ると、変動図柄表示
手段17の各図柄表示部23,24,25の表示図柄が一定時間だ
け変動する。

【００３８】この時、パチンコ機の電源の投入又は操作
ハンドルの操作によって制御系がスタートし、先ず各部
に初期設定をすると共に（ステップＳ１）、乱数発生手
段30が乱数の発生を開始する（ステップＳ２）。

【００３９】そして、１個目の遊技球が始動ゲート20に
入ると（ステップＳ３）、乱数処理手段31がその時点の
乱数発生手段30からの乱数を読み取る（ステップＳ
４）。そして、既にブロックが確定済か否かを判断し
（ステップＳ５）、ブロックが未確定であれば、その乱
数が１６個のブロックの何れかを選択し判定してブロッ
クの確定を行う（ステップＳ６）。

【００４０】そして、ブロックが確定すれば、その後に
移動乱数が出るまで、始動ゲート20に遊技球が入る毎
に、このブロック内での乱数処理条件に従って乱数処理
を行い、ゲームを進行させる。即ち、ブロックの確定が
終わると、先ず、その乱数がリーチ乱数か否かを判定し
（ステップＳ７）、リーチ乱数であれば、図柄制御手段
32がそのリーチ乱数に対応するリーチ図柄を図柄表示テ
ーブルから抽出して、変動図柄表示手段17の各図柄表示
部23,24,25にリーチ図柄を表示させると共に（ステップ
Ｓ８）、画像制御手段33がリーチ乱数に対応するリーチ
画像を画像表示テーブルから抽出して、画像表示手段18
にリーチ画像を表示させる（ステップＳ９）。

【００４１】また乱数がリーチ乱数でなければ、当たり
乱数か否かを判定し（ステップＳ１０）、当たり乱数の
時には、図柄図柄制御手段32が当たり乱数に対応する当
たり図柄を図柄表示テーブルから抽出して、変動図柄表
示手段17の各図柄表示部23,24,25に当たり図柄を表示さ
せると共に（ステップＳ１１）、画像制御手段33が当た
り乱数に対応する当たり画像を画像表示テーブルから抽
出して、画像表示手段18に当たり画像を表示させる（ス
テップＳ１２）。

【００４２】乱数が当たり乱数、リーチ乱数の何れでも
なければ、移動乱数を含む外れ乱数となるので、図柄制
御手段32がその外れ乱数に対応する外れ図柄を図柄表示
テーブルから抽出して、変動図柄表示手段17の各図柄表
示部23,24,25に外れ図柄を表示させると共に（ステップ
Ｓ１３）、画像制御手段33が外れ乱数に対応する外れ画
像を画像表示テーブルから抽出して、画像表示手段18に
外れ画像を表示させる（ステップＳ１４）。

【００４３】また、乱数が移動乱数か否かを判定し（ス
テップＳ１５）、移動乱数であれば、その移動乱数に対
応するブロックに移動させる（ステップＳ１６）。始動
ゲート20に入球して乱数を読み取った時に、既にブロッ
クが確定済であれば、ステップＳ５からステップＳ７に
移行する。そして、始動ゲート20に遊技球が１個入る毎
に同様の処理を繰り返す。そして、遊技球がなくなれば
終了する（ステップＳ１７）。

【００４４】このような順序で制御動作が行われるが、
次に外れブロックから当たりブロックに移行して、当た
りになるまでの変動図柄表示手段17の各図柄表示部23,2
4,25の停止図柄と、画像表示手段18の表示画像との関係
を具体的に説明する。

【００４５】先ず、最初の遊技球が始動ゲート20に入球
した時に、仮に０２ブロックの外れブロックを選択した
ものとする。この時の乱数が例えば０３のリーチ乱数で
あれば、図７に示すように、図柄制御手段32が変動図柄
表示手段17の各図柄表示部23,24,25に０３のリーチ乱数
に対応するリーチ図柄「７・７・１」を表示させると共
に（ステップＳ８）、画像制御手段33が画像表示手段18
にリーチ乱数に対応する１２月のリーチ画像を表示させ
る（ステップＳ９）。

【００４６】次に、始動ゲート20に遊技球が入球した時
の乱数が例えば０２の外れ乱数であれば、図８に示すよ
うに、図柄制御手段32が変動図柄表示手段17の各図柄表
示部23,24,25に０２の外れ乱数に対応する外れ図柄「１
・７・８」を表示させると共に（ステップＳ１３）、画
像制御手段33が画像表示手段18に外れ乱数に対応する狸
の外れ画像を表示させる（ステップＳ１４）。

【００４７】その後、仮に外れ乱数が３回続けば、図９
乃至図１１に示すように、変動図柄表示手段17の各図柄
表示部23,24,25に「６・３・４」等の外れ図柄を表示さ
せると共に、画像表示手段18に花等の外れ画像を表示す
る。そして、３回目の外れ乱数が０１の移動乱数であれ
ば、変動図柄表示手段17の各図柄表示部23,24,25が「３
・６・５」の外れ図柄を表示し、画像表示手段18が花画
像の外れ画像を表示する一方、始動ゲート20への次の遊
技球の入球に備えて０２ブロックから０１ブロックの当
たりブロックに移行する（ステップＳ１６）。

【００４８】この当たりブロックに移行した後、例えば
０３、０Ａ等のリーチ乱数が続けば、図１２及び図１３
に示すように、変動図柄表示手段17の各図柄表示部23,2
4,25には「７・７・３」「７・７・４」のリーチ図柄を
表示し（ステップＳ８）、また画像表示手段18に５月、
６月のリーチ画像を表示する（ステップＳ９）。次の乱
数が８０等の外れ乱数であれば、図１４に示すように、
変動図柄表示手段17の各図柄表示部23,24,25に外れ図柄
「８・６・２」を表示し（ステップＳ１３）、また画像
表示手段18に狸の外れ画像を表示する（ステップＳ１
４）。

【００４９】更に、リーチ乱数、外れ乱数、リーチ乱数
と続けば、図１５乃至図１７のように、変動図柄表示手
段17の各図柄表示部23,24,25にリーチ図柄、外れ図柄、
リーチ図柄を順次表示すると共に、画像表示手段18に７
月のリーチ画像、狸の外れ画像、８月のリーチ画像を順
次表示する。

【００５０】その後、０１の当たり乱数が出ると、図１
８に示すように、変動図柄表示手段17の各図柄表示部2
3,24,25に「７・７・７」の当たり図柄を表示すると共
に（ステップＳ１１）、画像表示手段18に９月の当たり
画像を表示する（ステップＳ１２）。そして、この当た
りになれば、大入賞手段19の開閉板26が開放して、遊技
盤5 に沿って上方から落下する遊技球が大入賞手段19に
入り易くなり、大入賞手段19に入った遊技球の数に応じ
て賞球が払い出され、遊技者に大きな利益が還元され
る。

【００５１】この実施例によれば、当たり乱数を含む０
１ブロックになる確率は１／１６であり、また０１ブロ
ック内での当たり乱数の確率は１／１６、リーチ乱数の
確率は４／１６、外れ乱数の確率は１１／１６である。
移動乱数の確率は２／１６であり、単純計算では始動ゲ
ート20に遊技球が８回入れば、他のブロックに移動する
ことになる。

【００５２】従って、０１ブロックにおいて、移動乱数
が出るまでの間であれば、始動ゲート20に遊技球が３
回、５回、８回と繰り返して入る度に、当たり乱数、リ
ーチ乱数、外れ乱数が所定の確率で出るので、変動図柄
表示手段17の各図柄表示部23,24,25には、当たり図柄、
リーチ図柄、外れ図柄が、また画像表示手段18には当た
り画像、リーチ画像、外れ画像が夫々所定の確率に従っ
て混在しながら表示されることになる。

【００５３】つまり、０１ブロックにおいて、直ちに当
たり図柄となる確率は、他の外れ図柄、リーチ図柄に比
較して１／１６と非常に低いので、一般的には１１／１
６の確率で表示される多くの外れ図柄の間に、リーチ図
柄が４／１６の確率で特定順序で混在しながら表示され
ることになる。

【００５４】このため、０１ブロックになった場合、遊
技者には当たり乱数があることは判り得ないが、「７・
７・３」「７・７・４」等の言わばリーチ状態を示すリ
ーチ図柄と、５月、６月等のリーチ画像との出る確率が
大になり、変動図柄表示手段17の各図柄表示部23,24,25
の図柄、及び画像表示手段18の画像の表れ具合が前の時
点とは異なったものになるので、遊技者は、変動図柄表
示手段17及び画像表示手段18の表示の続き具合から、次
の図柄を考えて予測し、或いは期待する等、思考力を働
かせながらゲームを行うことになり、思考性を加味し興
趣に優れた面白味のあるゲームを行うことができる。

【００５５】特に、変動図柄表示手段17による図柄の表
示の他に画像表示手段18を設け、この画像表示手段18に
よりゲーム内容に直接関係する当たり画像、リーチ画
像、外れ画像を表示するようにしているので、変動図柄
表示手段17による図柄表示のみの場合に比較して遊技者
に対する印象度が大になり、遊技者の興趣が増大し向上
する。

【００５６】しかも、画像表示手段18には、リーチ乱数
が出る毎に特定の順序でリーチ画像を表示するため、そ
の各リーチ画像に一定の関連性を持たせることによっ
て、物語性のあるゲーム内容を持ったゲーム構成も可能
である。

【００５７】つまり、ゲームを構成する場合には、他の
ブロックに移動する移動乱数の数で単純計算上での移動
率を容易に決めることができる上に、その移動率の範囲
内で各ブロックにおける乱数処理の条件を任意に決める
ことができ、しかも画像表示手段18にはリーチ乱数が出
る毎に特定順序でリーチ画像を表示できるため、特定の
ブロック内での画像表示手段18の表示画像に物語性を持
たせる等の工夫が容易に可能である。

【００５８】このため全乱数を複数個のブロックに分割
すると共に、各ブロック毎に移動乱数を設定しておき、
その移動乱数が出るまでの間、各ブロック内の処理条件
に従ってゲームを進行させる方式と、画像表示手段18に
よる画像表示方式とを併用することによって、各ブロッ
ク毎に、又は全ブロックを通じて味わいがあり、非常に
面白いゲーム構成を容易に採用することができ、従来の
単純な乱数処理及び図柄表示に比較して、ゲーム内容自
体に変化を持たせることが可能である。

【００５９】更に、移動率の上げ下げ、各当たり乱数、
リーチ乱数、移動乱数等の乱数条件の設定如何によって
演出効果を自在に設定し操作をすることができるので、
変化に富み思考性のあるゲーム構成を容易に採用するこ
とができる。以上本発明の実施例について詳述したが、
本発明は実施例に限定されるものではない。

【００６０】例えば、実施例では、画像表示手段18に表
示する当たり画像とリーチ画像とに各月に関係する画像
で統一し、画像に季節性と物語性とを持たせているが、
その他の画像を用いても良い。また変動図柄表示手段17
と画像表示手段18は、遊技盤5 に別々に設けても良い。

【００６１】更に、実施例では、変動図柄表示手段17の
３個の図柄表示部23,24,25の全てを乱数処理によって変
動させるようにしているが、３個の図柄表示部23,24,25
の内、左右両側の図柄表示部23,25 のみを乱数処理によ
って変動させ、中央の図柄表示部24を乱数以外の条件で
変動させるようにしても良い。

【００６２】実施例では、当たり図柄に関連する関連図
柄としてリーチ図柄を例示したが、各図柄表示部23,24,
25に表示される各図柄の内、図柄表示部25の図柄に関連
性を持たせても良い。従って、リーチ乱数、リーチ図
柄、リーチ画像等は、関連乱数、関連図柄、関連画像等
の一例である。また実施例では、パチンコ機について例
示したが、アレンジボール機でも同様に実施することが
可能である。

【００６３】

【発明の効果】請求項１に記載の本発明によれば、遊技
盤5 に複数個の図柄表示部23,24,25を備え、遊技球が始
動ゲート20に入った時に乱数処理手段31の乱数処理によ
り各図柄表示部23,24,25の図柄を変動させて、各図柄表
示部23,24,25の停止図柄が所定の当たり図柄の組み合わ
せになった当たり時に利益を還元するようにした弾球遊
技機において、遊技盤5 に、前記各図柄表示部23,24,25
と異なる画像を表示する画像表示手段18を設け、始動ゲ
ート20に遊技球が入球する毎に、画像表示手段18がその
時の前記乱数処理手段31の乱数処理条件に応じた画像を
表示するように該画像表示手段18を制御する制御手段33
を備えているので、始動ゲート20に遊技球が入球する毎
に、各図柄表示部23,24,25の図柄とは別に、ゲーム内容
に関連する画像を画像表示手段18に表示することができ
る。従って、遊技者は画像表示手段18の画像を見ながら
ゲームを進行でき、興趣に優れたゲームを面白く行うこ
とができる。

【００６４】請求項２に記載の本発明によれば、遊技盤
5 に複数個の図柄表示部23,24,25を有する変動図柄表示
手段17を備え、遊技球が始動ゲート20に入った時に乱数
処理手段31の乱数処理により変動図柄表示手段17の各図
柄表示部23,24,25の図柄を変動させて、各図柄表示部2
3,24,25の停止図柄が所定の当たり図柄の組み合わせに
なった当たり時に利益を還元するようにした弾球遊技機
において、遊技盤5 に、前記変動図柄表示手段17の各図
柄表示部23,24,25と異なる画像を表示する画像表示手段
18を設け、始動ゲート20に遊技球が入球する毎に、画像
表示手段18がその時の前記乱数処理手段31の乱数処理条
件に応じた画像を表示するように該画像表示手段18を制
御する制御手段33を備えているので、始動ゲート20に遊
技球が入球する毎に、変動図柄表示手段17の各図柄表示
部23,24,25の図柄とは別に、ゲーム内容に関連する画像
を画像表示手段18に表示することができる。従って、遊
技者は画像表示手段18の画像を見ながらゲームを進行で
き、興趣に優れたゲームを面白く行うことができる。

【００６５】請求項３に記載の本発明によれば、請求項
１又は２に記載の発明において、始動ゲート20に遊技球
が入球した時の乱数を、当たり図柄を表示させる当たり
乱数と、当たり図柄と関連する関連図柄を表示させる関
連乱数と、これら当たり乱数及び関連乱数以外の外れ乱
数とに分け、画像表示手段18に、当たり乱数の時に当た
り画像、関連乱数の時に当たり画像と関連する関連画
像、外れ乱数の時に当たり画像及び関連画像以外の外れ
画像を夫々表示させる制御手段33を備えているので、各
図柄表示部23,24,25に表示される停止図柄と画像表示手
段18の画像とが対応し、遊技者は画像表示手段18の画像
からゲームの進行状況を容易に判断することができ、興
趣に優れたゲームを面白く行うことができる。

【００６６】請求項４に記載の本発明によれば、請求項
１、２又は３に記載の発明において、所定条件の下で関
連乱数となる都度、画像表示手段18に特定順序で関連画
像を表示させる制御手段33を備えているので、その関連
画像自体によって物語性等の変化を持たせた面白いゲー
ムを構成することができる。

【００６７】請求項５に記載の本発明によれば、請求項
１、２、３又は４に記載の発明において、全乱数を複数
個のブロックに分割すると共に、各ブロック毎に、当た
り乱数、関連乱数及び／又は外れ乱数と、他のブロック
に移動させるための移動乱数とを設定し、始動ゲート20
に遊技球が入った時の乱数に応じて前記複数個のブロッ
クの何れかを選択した後、移動乱数になるまで当該ブロ
ックでの乱数処理に従って画像表示手段18に画像を表示
させる制御手段33を備えているので、各ブロック毎に乱
数処理の条件を設定できると共に、各ブロック相互間で
移動条件を自在に設定でき、しかも各ブロック毎にその
図柄表示部23,24,25の図柄と画像表示手段18の画像とを
対応させることができる。

【００６８】請求項６に記載の本発明によれば、請求項
１、２、３、４又は５に記載の発明において、当たり乱
数を含む当たりブロックと、当たり乱数を含まない外れ
ブロックとに分割し、当たりブロックの関連乱数を外れ
ブロックよりも多く設定しているので、当たりブロック
では、各図柄表示部23,24,25の関連図柄と画像表示手段
18の関連画像が多くなり、遊技者は関連図柄及び関連画
像から次の図柄、画像を予測し、或いは期待して思考力
を働かせながらゲームを行うことができ、思考性を加味
し興趣に優れた面白味のあるゲームを構成できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例を示す制御系のフローチャー
トである。

【図２】本発明の一実施例を示すパチンコ機の正面図で
ある。

【図３】本発明の一実施例を制御系のブロック図であ
る。

【図４】本発明の一実施例を示すブロック分割の説明図
である。

【図５】本発明の一実施例を示す各ブロックの乱数の分
配説明図である。

【図６】本発明の一実施例をブロック内の乱数の説明図
である。

【図７】本発明の一実施例を外れブロックでのリーチ時
の説明図である。

【図８】本発明の一実施例を外れブロックでの外れ時の
説明図である。

【図９】本発明の一実施例を外れブロックでの外れ時の
説明図である。

【図１０】本発明の一実施例を外れブロックでの外れ時
の説明図である。

【図１１】本発明の一実施例を外れブロックでの外れ時
の説明図である。

【図１２】本発明の一実施例を当たりブロックに入った
時の説明図である。

【図１３】本発明の一実施例を当たりブロックにリーチ
時の説明図である。

【図１４】本発明の一実施例を当たりブロックに外れ時
の説明図である。

【図１５】本発明の一実施例を当たりブロックにリーチ
時の説明図である。

【図１６】本発明の一実施例を当たりブロックに外れ時
の説明図である。

【図１７】本発明の一実施例を当たりブロックにリーチ
時の説明図である。

【図１８】本発明の一実施例を当たりブロックに当たり
時の説明図である。

【符号の説明】

5 遊技盤 17 変動図柄表示手段 18 画像表示手段 20 始動ゲート 23,24,25 図柄表示部 30 乱数発生手段 31 乱数処理手段 32 表示制御手段 33 画像制御手段

Claims (6)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 遊技盤(5) に複数個の図柄表示部(23)(2
   4)(25)を備え、遊技球が始動ゲート(20)に入った時に乱
   数処理手段(31)の乱数処理により各図柄表示部(23)(24)
   (25)の図柄を変動させて、各図柄表示部(23)(24)(25)の
   停止図柄が所定の当たり図柄の組み合わせになった当た
   り時に利益を還元するようにした弾球遊技機において、
   遊技盤(5) に、前記各図柄表示部(23)(24)(25)と異なる
   画像を表示する画像表示手段(18)を設け、始動ゲート(2
   0)に遊技球が入球する毎に、画像表示手段(18)がその時
   の前記乱数処理手段(31)の乱数処理条件に応じた画像を
   表示するように該画像表示手段(18)を制御する制御手段
   (33)を備えたことを特徴とする弾球遊技機の制御装置。
2. 【請求項２】 遊技盤(5) に複数個の図柄表示部(23)(2
   4)(25)を有する変動図柄表示手段(17)を備え、遊技球が
   始動ゲート(20)に入った時に乱数処理手段(31)の乱数処
   理により変動図柄表示手段(17)の各図柄表示部(23)(24)
   (25)の図柄を変動させて、各図柄表示部(23)(24)(25)の
   停止図柄が所定の当たり図柄の組み合わせになった当た
   り時に利益を還元するようにした弾球遊技機において、
   遊技盤(5) に、前記変動図柄表示手段(17)の各図柄表示
   部(23)(24)(25)と異なる画像を表示する画像表示手段(1
   8)を設け、始動ゲート(20)に遊技球が入球する毎に、画
   像表示手段(18)がその時の前記乱数処理手段(31)の乱数
   処理条件に応じた画像を表示するように該画像表示手段
   (18)を制御する制御手段(33)を備えたことを特徴とする
   弾球遊技機の制御装置。
3. 【請求項３】 始動ゲート(20)に遊技球が入球した時の
   乱数を、当たり図柄を表示させる当たり乱数と、当たり
   図柄と関連する関連図柄を表示させる関連乱数と、これ
   ら当たり乱数及び関連乱数以外の外れ乱数とに分け、画
   像表示手段(18)に、当たり乱数の時に当たり画像、関連
   乱数の時に当たり画像と関連する関連画像、外れ乱数の
   時に当たり画像及び関連画像以外の外れ画像を夫々表示
   させる制御手段(33)を備えたことを特徴とする請求項１
   又は２に記載の弾球遊技機の制御装置。
4. 【請求項４】 所定条件の下で関連乱数となる都度、画
   像表示手段(18)に特定順序で関連画像を表示させる制御
   手段(33)を備えたことを特徴とする請求項１、２又は３
   に記載の弾球遊技機の制御装置。
5. 【請求項５】 全乱数を複数個のブロックに分割すると
   共に、各ブロック毎に、当たり乱数、関連乱数及び／又
   は外れ乱数と、他のブロックに移動させるための移動乱
   数とを設定し、始動ゲート(20)に遊技球が入った時の乱
   数に応じて前記複数個のブロックの何れかを選択した
   後、移動乱数になるまで当該ブロックでの乱数処理に従
   って画像表示手段(18)に画像を表示させる制御手段(33)
   を備えたことを特徴とする請求項１、２、３又は４に記
   載の弾球遊技機の制御装置。
6. 【請求項６】 当たり乱数を含む当たりブロックと、当
   たり乱数を含まない外れブロックとに分割し、当たりブ
   ロックの関連乱数を外れブロックよりも多く設定したこ
   とを特徴とする請求項１、２、３、４又は５に記載の弾
   球遊技機の制御装置。