JP2768863B2 - 易接着性ポリエチレン−2,6−ナフタレートフイルム - Google Patents
易接着性ポリエチレン−2,6−ナフタレートフイルムInfo
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- JP2768863B2 JP2768863B2 JP3348386A JP34838691A JP2768863B2 JP 2768863 B2 JP2768863 B2 JP 2768863B2 JP 3348386 A JP3348386 A JP 3348386A JP 34838691 A JP34838691 A JP 34838691A JP 2768863 B2 JP2768863 B2 JP 2768863B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は易接着性ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフイルムに関し、更に詳しくは特
に磁気記録層に対する接着性に優れ、8ミリビデオテー
プ、デジタルオーディオテープ(DAT)、デジタルコ
ンパクトカセットテープ(DCC)、フロッピーディス
ク等の磁気記録媒体のベースフイルムとして有用な易接
着性二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイ
ルムに関する。
2,6―ナフタレートフイルムに関し、更に詳しくは特
に磁気記録層に対する接着性に優れ、8ミリビデオテー
プ、デジタルオーディオテープ(DAT)、デジタルコ
ンパクトカセットテープ(DCC)、フロッピーディス
ク等の磁気記録媒体のベースフイルムとして有用な易接
着性二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイ
ルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ポリエチレンテレフタレート
フイルムが磁気テープのベースフイルムとして広く用い
られている。近年、磁気テープは、小型化及び高音質、
高画質化のために、ますます高密度記録化が要求され、
また長時間記録のためにテープの薄手化が要求されてい
る。
フイルムが磁気テープのベースフイルムとして広く用い
られている。近年、磁気テープは、小型化及び高音質、
高画質化のために、ますます高密度記録化が要求され、
また長時間記録のためにテープの薄手化が要求されてい
る。
【0003】このテープの薄手化のためには、ベースフ
イルムは高ヤング率を有することが必要となるが、従来
よりベースフイルムとして使用されているポリエチレン
テレフタレートではヤング率が十分でなく、より高ヤン
グ率が得られるポリエチレン―2,6―ナフタレートフ
イルムが注目されかつ使用されるようになってきた。ま
た、ポリエステルフイルムは通常、縦方向及び横方向の
二軸方向に延伸処理されているが、さらに高ヤング率を
得るには縦方向及び/または横方向に再延伸の処理を行
なうことが有効である。しかし、このようにして高度に
配向結晶化したポリエチレン―2,6―ナフタレートフ
イルムは表面の凝集性が高く、磁気記録媒体のベースフ
イルムとして使用する場合、磁気塗料の受容性が悪く、
十分な接着性が得られない。
イルムは高ヤング率を有することが必要となるが、従来
よりベースフイルムとして使用されているポリエチレン
テレフタレートではヤング率が十分でなく、より高ヤン
グ率が得られるポリエチレン―2,6―ナフタレートフ
イルムが注目されかつ使用されるようになってきた。ま
た、ポリエステルフイルムは通常、縦方向及び横方向の
二軸方向に延伸処理されているが、さらに高ヤング率を
得るには縦方向及び/または横方向に再延伸の処理を行
なうことが有効である。しかし、このようにして高度に
配向結晶化したポリエチレン―2,6―ナフタレートフ
イルムは表面の凝集性が高く、磁気記録媒体のベースフ
イルムとして使用する場合、磁気塗料の受容性が悪く、
十分な接着性が得られない。
【0004】この接着性を改善する方法としては、物理
処理例えば、コロナ処理、紫外線処理、プラズマ処理、
EB処理等、あるいは薬剤処理例えば、アルカリ、アミ
ン水溶液、トリクロル酢酸フェノール類等の薬剤による
処理が考えられる。しかしながら、これらの方法は接着
力の経時劣化や薬剤の揮散による作業環境の汚染等の実
用上不利な点がある。
処理例えば、コロナ処理、紫外線処理、プラズマ処理、
EB処理等、あるいは薬剤処理例えば、アルカリ、アミ
ン水溶液、トリクロル酢酸フェノール類等の薬剤による
処理が考えられる。しかしながら、これらの方法は接着
力の経時劣化や薬剤の揮散による作業環境の汚染等の実
用上不利な点がある。
【0005】もう1つの方法としては、フイルム表面に
易接着性塗膜を設けることが考えられる。しかし、ポリ
エチレンテレフタレートフイルムに適用されていた易接
着性塗剤、例えばポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂等では、高度に結晶配向したポリエチ
レン―2,6―ナフタレートフイルムと磁気記録層の接
着性を十分に発現させるのが困難である。
易接着性塗膜を設けることが考えられる。しかし、ポリ
エチレンテレフタレートフイルムに適用されていた易接
着性塗剤、例えばポリウレタン樹脂、ポリエステル樹
脂、アクリル樹脂等では、高度に結晶配向したポリエチ
レン―2,6―ナフタレートフイルムと磁気記録層の接
着性を十分に発現させるのが困難である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
の技術課題を解消し、特に磁気記録層に対して優れた接
着性を奏する易接着性ポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートフイルムを提供することにある。
の技術課題を解消し、特に磁気記録層に対して優れた接
着性を奏する易接着性ポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートフイルムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムの少くとも片面に、(A)酸成分の0
〜85モル%が2,6―ナフタレンジカルボン酸成分で
あり、グリコール成分の0〜65モル%がビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物成分であり、かつ酸成
分当りの2,6―ナフタレンジカルボン酸成分の前記割
合(モル%)とグリコール成分当りのビスフェノールA
のエチレンオキサイド付加物成分の前記割合(モル%)
との和が少くとも5(モル%)である共重合ポリエステ
ル樹脂、(B)ポリウレタン樹脂、及び(C)ポリイソ
シアネートを主成分とし、共重合ポリエステル樹脂とポ
リウレタン樹脂の重量比が100:0〜5:95であ
り、かつポリイソシアネートが共重合ポリエステル樹脂
及びポリウレタン樹脂の合計量当り1〜20重量%であ
る易接着性薄層を設けていることを特徴とする易接着性
ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイルムによって
達成される。
本発明によれば、二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムの少くとも片面に、(A)酸成分の0
〜85モル%が2,6―ナフタレンジカルボン酸成分で
あり、グリコール成分の0〜65モル%がビスフェノー
ルAのエチレンオキサイド付加物成分であり、かつ酸成
分当りの2,6―ナフタレンジカルボン酸成分の前記割
合(モル%)とグリコール成分当りのビスフェノールA
のエチレンオキサイド付加物成分の前記割合(モル%)
との和が少くとも5(モル%)である共重合ポリエステ
ル樹脂、(B)ポリウレタン樹脂、及び(C)ポリイソ
シアネートを主成分とし、共重合ポリエステル樹脂とポ
リウレタン樹脂の重量比が100:0〜5:95であ
り、かつポリイソシアネートが共重合ポリエステル樹脂
及びポリウレタン樹脂の合計量当り1〜20重量%であ
る易接着性薄層を設けていることを特徴とする易接着性
ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイルムによって
達成される。
【0008】本発明において、フイルムを構成するポリ
エチレン―2,6―ナフタレートは、ナフタレンジカル
ボン酸を主たる酸成分とするが、少量の他のジカルボン
酸成分を共重合してもよく、またエチレングリコールを
主たるグリコール成分とするが、少量の他のグリコール
成分を共重合してもよいポリマーである。ナフタレンジ
カルボン酸以外のジカルボン酸としては、例えばテレフ
タル酸、イソフタル酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ベンゾフェノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ
カルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテ
レフタル酸、1,3―アダマンタンジカルボン酸などの
脂環族ジカルボン酸をあげることができる。またエチレ
ングリコール以外のグリコール成分としては、例えば
1,3―プロパンジオール、1,4―ブタンジオール、
1,6―ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,4―シクロヘキサンジメタノール、p―キシリレン
グリコールなどをあげることができる。また、ポリマー
中に安定剤、着色剤等の添加剤を配合したものでもよ
い。
エチレン―2,6―ナフタレートは、ナフタレンジカル
ボン酸を主たる酸成分とするが、少量の他のジカルボン
酸成分を共重合してもよく、またエチレングリコールを
主たるグリコール成分とするが、少量の他のグリコール
成分を共重合してもよいポリマーである。ナフタレンジ
カルボン酸以外のジカルボン酸としては、例えばテレフ
タル酸、イソフタル酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ベンゾフェノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ
カルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテ
レフタル酸、1,3―アダマンタンジカルボン酸などの
脂環族ジカルボン酸をあげることができる。またエチレ
ングリコール以外のグリコール成分としては、例えば
1,3―プロパンジオール、1,4―ブタンジオール、
1,6―ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,4―シクロヘキサンジメタノール、p―キシリレン
グリコールなどをあげることができる。また、ポリマー
中に安定剤、着色剤等の添加剤を配合したものでもよ
い。
【0009】このようなポリエチレン―2,6―ナフタ
レートは通常溶融重合法によって公知の方法で製造され
る。この際、触媒等の添加剤は必要に応じて任意に使用
することができる。ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トの固有粘度は0.45〜0.90の範囲にあることが
好ましい。
レートは通常溶融重合法によって公知の方法で製造され
る。この際、触媒等の添加剤は必要に応じて任意に使用
することができる。ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トの固有粘度は0.45〜0.90の範囲にあることが
好ましい。
【0010】本発明における二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフイルムは、上記ポリエチレン―
2,6―ナフタレートを用いて当業界で知られあるいは
用いられている方法で製造することができる。例えば、
上記ポリエチレン―2,6―ナフタレートを乾燥後溶融
し、ダイ(例えばT―ダイ、I―ダイ等)から冷却ドラ
ム上に押出し、急冷して未延伸フイルムとし、続いて該
未延伸フイルムを二軸方向(縦方向及び横方向)に延伸
し、さらに熱固定することで製造することができる。二
軸延伸は逐次延伸法で行うのが好ましいが、同時延伸法
で行うこともできる。また逐次延伸法にあっても通常の
2段延伸法、一軸方向を2段以上で延伸する多段延伸
法、二軸延伸フイルムを少くとも一軸方向に再延伸する
再延伸法等を用いることができる。延伸倍率はそれぞれ
2倍以上、好ましくは2.5〜6倍であるが、フイルム
特性によって決めるとよい。熱固定温度は180〜20
0℃が好ましい。二軸配向フイルムの厚さは4〜75μ
mが好ましい。
2,6―ナフタレートフイルムは、上記ポリエチレン―
2,6―ナフタレートを用いて当業界で知られあるいは
用いられている方法で製造することができる。例えば、
上記ポリエチレン―2,6―ナフタレートを乾燥後溶融
し、ダイ(例えばT―ダイ、I―ダイ等)から冷却ドラ
ム上に押出し、急冷して未延伸フイルムとし、続いて該
未延伸フイルムを二軸方向(縦方向及び横方向)に延伸
し、さらに熱固定することで製造することができる。二
軸延伸は逐次延伸法で行うのが好ましいが、同時延伸法
で行うこともできる。また逐次延伸法にあっても通常の
2段延伸法、一軸方向を2段以上で延伸する多段延伸
法、二軸延伸フイルムを少くとも一軸方向に再延伸する
再延伸法等を用いることができる。延伸倍率はそれぞれ
2倍以上、好ましくは2.5〜6倍であるが、フイルム
特性によって決めるとよい。熱固定温度は180〜20
0℃が好ましい。二軸配向フイルムの厚さは4〜75μ
mが好ましい。
【0011】本発明において易接着性薄層(プライマー
層)の構成成分として用いる(A)共重合ポリエステル
樹脂は、酸成分の0〜85モル%が2,6―ナフタレン
ジカルボン酸成分であり、グリコール成分の0〜65モ
ル%がビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物成
分であり、かつ酸成分当りの2,6―ナフタレンジカル
ボン酸成分の前記割合(モル%)とグリコール成分当り
のビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物成分の
前記割合(モル%)との和が少くとも5(モル%)であ
る共重合ポリエステル樹脂である。
層)の構成成分として用いる(A)共重合ポリエステル
樹脂は、酸成分の0〜85モル%が2,6―ナフタレン
ジカルボン酸成分であり、グリコール成分の0〜65モ
ル%がビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物成
分であり、かつ酸成分当りの2,6―ナフタレンジカル
ボン酸成分の前記割合(モル%)とグリコール成分当り
のビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物成分の
前記割合(モル%)との和が少くとも5(モル%)であ
る共重合ポリエステル樹脂である。
【0012】この共重合ポリエステル樹脂は、酸成分の
5〜85モル%が2,6―ナフタレンジカルボン酸成分
である場合グリコール成分がビスフェノールAのエチレ
ンオキサイド付加物を含まないグリコールから構成され
ていてよく、またグリコール成分の5〜65モル%がビ
スフェノールAのエチレンオキサイド付加物である場合
酸成分が2,6―ナフタレンジカルボン酸を含まない酸
から構成されていてよい。勿論酸成分の一部が2,6―
ナフタレンジカルボン酸からなりかつグリコール成分の
一部がビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物か
らなる共重合ポリエステル樹脂であってもよい。2,6
―ナフタレンジカルボン酸成分の酸成分当りの割合が8
5モル%を超えると、共重合ポリエステル樹脂の有機溶
剤への溶解性が低下するので好ましくなく、またビスフ
ェノールAのエチレンオキサイド付加物成分のグリコー
ル成分当りの割合が65モル%を超えると、耐ブロッキ
ング性(フイルム同士のハリツキ)が悪化するので好ま
しくない。また酸成分当りの2,6―ナフタレンジカル
ボン酸成分の割合(モル%)とグリコール成分当りのビ
スフェノールAのエチレンオキサイド付加物の割合(モ
ル)との和が5(モル%)より少なくなると、易接着性
が低下し、特に磁気記録層とベースフイルムとの接着性
が不十分となるので好ましくない。この和は10(モル
%)以上が好ましい。
5〜85モル%が2,6―ナフタレンジカルボン酸成分
である場合グリコール成分がビスフェノールAのエチレ
ンオキサイド付加物を含まないグリコールから構成され
ていてよく、またグリコール成分の5〜65モル%がビ
スフェノールAのエチレンオキサイド付加物である場合
酸成分が2,6―ナフタレンジカルボン酸を含まない酸
から構成されていてよい。勿論酸成分の一部が2,6―
ナフタレンジカルボン酸からなりかつグリコール成分の
一部がビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物か
らなる共重合ポリエステル樹脂であってもよい。2,6
―ナフタレンジカルボン酸成分の酸成分当りの割合が8
5モル%を超えると、共重合ポリエステル樹脂の有機溶
剤への溶解性が低下するので好ましくなく、またビスフ
ェノールAのエチレンオキサイド付加物成分のグリコー
ル成分当りの割合が65モル%を超えると、耐ブロッキ
ング性(フイルム同士のハリツキ)が悪化するので好ま
しくない。また酸成分当りの2,6―ナフタレンジカル
ボン酸成分の割合(モル%)とグリコール成分当りのビ
スフェノールAのエチレンオキサイド付加物の割合(モ
ル)との和が5(モル%)より少なくなると、易接着性
が低下し、特に磁気記録層とベースフイルムとの接着性
が不十分となるので好ましくない。この和は10(モル
%)以上が好ましい。
【0013】前記共重合ポリエステル樹脂の酸成分とし
ては、上述した割合の2,6―ナフタレンジカルボン酸
をはじめ他の芳香族ジカルボン酸、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、ジフェニルジカルボン酸
等をあげることができる。これら他の芳香族ジカルボン
酸の中ではテレフタル酸、イソフタル酸が好ましく、特
にイソフタル酸が好ましい。
ては、上述した割合の2,6―ナフタレンジカルボン酸
をはじめ他の芳香族ジカルボン酸、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、フタル酸、ジフェニルジカルボン酸
等をあげることができる。これら他の芳香族ジカルボン
酸の中ではテレフタル酸、イソフタル酸が好ましく、特
にイソフタル酸が好ましい。
【0014】前記共重合ポリエステル樹脂のグリコール
成分としては、上述した割合のビスフェノールAのエチ
レンオキサイド付加物をはじめ他の脂肪族グリコール、
例えばエチレングリコール、1,4―ブタンジオール、
1,4―シクロヘキサンジメタノール等をあげることが
できる。これら他の脂肪族グリコールの中ではエチレン
グリコールが好ましい。なお、ビスフェノールAのエチ
レンオキサイド付加物は、下記式
成分としては、上述した割合のビスフェノールAのエチ
レンオキサイド付加物をはじめ他の脂肪族グリコール、
例えばエチレングリコール、1,4―ブタンジオール、
1,4―シクロヘキサンジメタノール等をあげることが
できる。これら他の脂肪族グリコールの中ではエチレン
グリコールが好ましい。なお、ビスフェノールAのエチ
レンオキサイド付加物は、下記式
【0015】
【化1】
【0016】[但し、n+m=2〜10]で表わされる
化合物である。
化合物である。
【0017】前記共重合ポリエステル樹脂の固有粘度は
0.2〜0.8の範囲にあることが好ましい。ここで、
固有粘度はo―クロロフェノールを用いて35℃で測定
した値である。
0.2〜0.8の範囲にあることが好ましい。ここで、
固有粘度はo―クロロフェノールを用いて35℃で測定
した値である。
【0018】共重合ポリエステル樹脂は従来からのポリ
エステルの製造技術によって製造することができる。例
えば2,6―ナフタレンジカルボン酸またはそのエステ
ル形成性誘導体及びイソフタル酸またはそのエステル形
成性誘導体を、エチレングリコール及びビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物と反応せしめてモノマー
もしくはオリゴマーを形成し、その後真空下で重縮合せ
しめることによって所定の固有粘度のポリエステルとす
る方法で製造することができる。その際、反応を促進す
る触媒、例えばエステル化もしくはエステル交換触媒、
重縮合触媒を用いることができ、また種々の添加剤、例
えば安定剤等を添加することもできる。
エステルの製造技術によって製造することができる。例
えば2,6―ナフタレンジカルボン酸またはそのエステ
ル形成性誘導体及びイソフタル酸またはそのエステル形
成性誘導体を、エチレングリコール及びビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物と反応せしめてモノマー
もしくはオリゴマーを形成し、その後真空下で重縮合せ
しめることによって所定の固有粘度のポリエステルとす
る方法で製造することができる。その際、反応を促進す
る触媒、例えばエステル化もしくはエステル交換触媒、
重縮合触媒を用いることができ、また種々の添加剤、例
えば安定剤等を添加することもできる。
【0019】本発明において易接着性薄層(プライマー
層)の構成成分として用いる(B)ポリウレタン樹脂
は、ポリオールとポリイソシアネート、必要に応じ鎖延
長剤とから形成されるポリウレタンであるが、特にJI
S K―7206による軟化温度が100℃以上の熱可
塑性ポリウレタン樹脂が好ましい。
層)の構成成分として用いる(B)ポリウレタン樹脂
は、ポリオールとポリイソシアネート、必要に応じ鎖延
長剤とから形成されるポリウレタンであるが、特にJI
S K―7206による軟化温度が100℃以上の熱可
塑性ポリウレタン樹脂が好ましい。
【0020】かかる熱可塑性ポリウレタン樹脂は、ほぼ
当量のポリオールとジイソシアネートを反応させ線状高
分子としたものである。このポリオールとしてはポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリチオ
エーテルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポリア
セタールポリオール、ポリエステルアミドポリオールな
どを例示することができる。またこのジイソシアネート
としては、1,4―ブタンジイソシアネート、1,6―
ヘキサンジイソシアネート、2,2,4―及び2,4,
4―トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、4,
4―ジイソシアネート―ジフェニルメタン、4,4―ジ
イソシアネート―ジシクロヘキシルメタン、2,4―及
び2,6―トリレンジイソシアネートならびにその異性
体混合物等を例示することができる。これらの熱可塑性
ポリウレタン樹脂は、一般にペレットの形で得られる
が、代表的なものとして、エスタン(グッドリッチ
社)、パラプレン(日本ポリウレタン)、パンデックス
(大日本インキ)等を例示できる。
当量のポリオールとジイソシアネートを反応させ線状高
分子としたものである。このポリオールとしてはポリエ
ステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリチオ
エーテルポリオール、ポリラクトンポリオール、ポリア
セタールポリオール、ポリエステルアミドポリオールな
どを例示することができる。またこのジイソシアネート
としては、1,4―ブタンジイソシアネート、1,6―
ヘキサンジイソシアネート、2,2,4―及び2,4,
4―トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、4,
4―ジイソシアネート―ジフェニルメタン、4,4―ジ
イソシアネート―ジシクロヘキシルメタン、2,4―及
び2,6―トリレンジイソシアネートならびにその異性
体混合物等を例示することができる。これらの熱可塑性
ポリウレタン樹脂は、一般にペレットの形で得られる
が、代表的なものとして、エスタン(グッドリッチ
社)、パラプレン(日本ポリウレタン)、パンデックス
(大日本インキ)等を例示できる。
【0021】本発明において共重合ポリエステル樹脂
(A)とポリウレタン樹脂(B)の重量比は100:0
〜5:95、好ましくは95:5〜5:95、さらに好
ましくは90:10〜5:95である。ポリウレタン樹
脂を用いると、磁気記録層とベースフイルムの接着性が
より一層向上するが、多すぎて上記重量比の範囲を超え
ると逆に接着性が不十分となる。
(A)とポリウレタン樹脂(B)の重量比は100:0
〜5:95、好ましくは95:5〜5:95、さらに好
ましくは90:10〜5:95である。ポリウレタン樹
脂を用いると、磁気記録層とベースフイルムの接着性が
より一層向上するが、多すぎて上記重量比の範囲を超え
ると逆に接着性が不十分となる。
【0022】本発明においては、上述の共重合ポリエス
テル樹脂及びポリウレタン樹脂を主成分とするプライマ
ー層を形成することにより、易接着性を二軸配向ポリエ
チレン―2,6―ナフタレートフイルムに付与できる
が、さらに小割合のポリイソシアネートを併用するとそ
の効果が顕著になる。
テル樹脂及びポリウレタン樹脂を主成分とするプライマ
ー層を形成することにより、易接着性を二軸配向ポリエ
チレン―2,6―ナフタレートフイルムに付与できる
が、さらに小割合のポリイソシアネートを併用するとそ
の効果が顕著になる。
【0023】このポリイソシアネートとしては、1,4
―ブタンジイソシアネート、1,6―ヘキサンジイソシ
アネート、2,2,4―及び2,4,4―トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート、4,4―ジイソシアネ
ート―ジフェニルメタン、4,4―ジイソシアネート―
ジシクロヘキシルメタン、2,4―及び2,6―トリレ
ンジイソシアネート並びにその異性体混合物等を例示で
きる。これらポリイソシアネートは共重合ポリエステル
樹脂及びポリウレタン樹脂との合計量当り1〜20重量
%、好ましくは2〜15重量%の範囲で用いる。ポリイ
ソシアネートの割合が20重量%より大きくなると、フ
イルムのブロッキングが発生し、巻き取りが難しくなる
ので好ましくない。
―ブタンジイソシアネート、1,6―ヘキサンジイソシ
アネート、2,2,4―及び2,4,4―トリメチルヘ
キサメチレンジイソシアネート、4,4―ジイソシアネ
ート―ジフェニルメタン、4,4―ジイソシアネート―
ジシクロヘキシルメタン、2,4―及び2,6―トリレ
ンジイソシアネート並びにその異性体混合物等を例示で
きる。これらポリイソシアネートは共重合ポリエステル
樹脂及びポリウレタン樹脂との合計量当り1〜20重量
%、好ましくは2〜15重量%の範囲で用いる。ポリイ
ソシアネートの割合が20重量%より大きくなると、フ
イルムのブロッキングが発生し、巻き取りが難しくなる
ので好ましくない。
【0024】本発明における易接着性薄層(プライマー
層)の厚みは0.005〜1μm、さらには0.005
〜0.3μmであることが好ましい。プライマー層の形
成は、所定割合の共重合ポリエステル樹脂及びポリウレ
タン樹脂、要すればさらにポリイソシアネートを配合し
た易接着性塗料を二軸延伸フイルムに均一に塗布する
か、あるいは二軸延伸前のフイルム特に縦方向に延伸さ
れた一軸延伸フイルムに均一に塗布することで行うとよ
い。この塗布は常法により行うことができ、例えばキス
コート、リバースコート、グラビアコート等の方法で行
うことができる。塗料の溶剤としては共重合ポリウレタ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂等を溶解するものであれば特
に制約されないが、シクロヘキサン、メチルエチルケト
ン(MEK)等の通常の溶剤を用いることができる。
層)の厚みは0.005〜1μm、さらには0.005
〜0.3μmであることが好ましい。プライマー層の形
成は、所定割合の共重合ポリエステル樹脂及びポリウレ
タン樹脂、要すればさらにポリイソシアネートを配合し
た易接着性塗料を二軸延伸フイルムに均一に塗布する
か、あるいは二軸延伸前のフイルム特に縦方向に延伸さ
れた一軸延伸フイルムに均一に塗布することで行うとよ
い。この塗布は常法により行うことができ、例えばキス
コート、リバースコート、グラビアコート等の方法で行
うことができる。塗料の溶剤としては共重合ポリウレタ
ン樹脂、ポリウレタン樹脂等を溶解するものであれば特
に制約されないが、シクロヘキサン、メチルエチルケト
ン(MEK)等の通常の溶剤を用いることができる。
【0025】かくして得られる易接着性ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフイルムは、特に磁気記録層との
接着力に優れており、優れた耐久性、信頼性を有する磁
気記録媒体を与えることができる。
2,6―ナフタレートフイルムは、特に磁気記録層との
接着力に優れており、優れた耐久性、信頼性を有する磁
気記録媒体を与えることができる。
【0026】
【実施例】以下、実施例をあげて本発明をさらに詳細に
説明する。なお実施例中の「部」は重量部を意味する。
説明する。なお実施例中の「部」は重量部を意味する。
【0027】[磁気塗料の接着性評価法] 強磁性金属粉末 100部 (比表面積55m 2 /g) SO3Na基含有塩ビ共重合体 12部 SO3Na基含有ポリウレタン 5部 α―Al2O3 10部 (平均粒子径 0.3μm) ステアリン酸 1.5部 ステアリン酸ブチル 1.5部 メチルエチルケトン 300部 シクロヘキサノン 50部 上記組成物をサンドミルで均一に分散し、さらにポリイ
ソシアネート化合物(コロネートL)6.7部(75%
溶液)を加えて高速剪断分散を行う。厚み7μmのポリ
エチレン―2,6―ナフタレートフイルムに乾燥膜厚が
3μmになるように塗布し、カレンダー処理、加熱処理
をした後8mmの幅にスリットし、接着性評価用のサンプ
ルとする。
ソシアネート化合物(コロネートL)6.7部(75%
溶液)を加えて高速剪断分散を行う。厚み7μmのポリ
エチレン―2,6―ナフタレートフイルムに乾燥膜厚が
3μmになるように塗布し、カレンダー処理、加熱処理
をした後8mmの幅にスリットし、接着性評価用のサンプ
ルとする。
【0028】次いで、該サンプルにスコッチテープN
o.600(3M社製)を気泡の入らないように粘着す
る。これをヘッド速度300mm/分でT字剥離し、この
際の剥離強さを測定する。
o.600(3M社製)を気泡の入らないように粘着す
る。これをヘッド速度300mm/分でT字剥離し、この
際の剥離強さを測定する。
【0029】
【実施例1〜8】35℃のo―クロロフェノール中で測
定した固有粘度0.65の二軸配向ポリエチレン―2,
6―ナフタレートフイルムの片面に、エスタン5707
F1(グッドリッチ社製熱可塑性ポリウレタン:軟化点
145℃)と表1に示したモノマー組成の共重合ポリエ
ステル樹脂及びコロネートL(日本ポリウレタン社製、
ポリイソシアネート)の表1に示した比率からなる組成
物(シクロヘキサノン/MEK=90/10の1%溶
液)をグラビアコーターで4g/m2・wet塗布した
(Dry塗布量0.04g/m2)。このようにして易
接プライマーを形成したポリエチレン―2,6―ナフタ
レートフイルムについて磁気塗料の接着性を調べた。そ
の結果を表1に示す。
定した固有粘度0.65の二軸配向ポリエチレン―2,
6―ナフタレートフイルムの片面に、エスタン5707
F1(グッドリッチ社製熱可塑性ポリウレタン:軟化点
145℃)と表1に示したモノマー組成の共重合ポリエ
ステル樹脂及びコロネートL(日本ポリウレタン社製、
ポリイソシアネート)の表1に示した比率からなる組成
物(シクロヘキサノン/MEK=90/10の1%溶
液)をグラビアコーターで4g/m2・wet塗布した
(Dry塗布量0.04g/m2)。このようにして易
接プライマーを形成したポリエチレン―2,6―ナフタ
レートフイルムについて磁気塗料の接着性を調べた。そ
の結果を表1に示す。
【0030】
【実施例9】易接プライマーとして表1に示した共重合
ポリエステル樹脂及びコロネートLを使用する以外は実
施例1と同様に行ってプライマーを形成したポリエチレ
ン―2,6―ナフタレートフイルムを得た。該フイルム
について磁気塗料の接着性を調べた。その結果を表1に
示す。
ポリエステル樹脂及びコロネートLを使用する以外は実
施例1と同様に行ってプライマーを形成したポリエチレ
ン―2,6―ナフタレートフイルムを得た。該フイルム
について磁気塗料の接着性を調べた。その結果を表1に
示す。
【0031】
【比較例1】易接プライマーとして表1に示した共重合
ポリエステル樹脂及びコロネートLを使用する以外は実
施例1と同様に行ってプライマーを形成したポリエチレ
ン―2,6―ナフタレートフイルムを得た。該フイルム
について磁気塗料の接着性を調べた。その結果を表1に
示す。
ポリエステル樹脂及びコロネートLを使用する以外は実
施例1と同様に行ってプライマーを形成したポリエチレ
ン―2,6―ナフタレートフイルムを得た。該フイルム
について磁気塗料の接着性を調べた。その結果を表1に
示す。
【0032】
【比較例2】易接プライマーとしてエスタン5707F
1とコロネートLを使用する以外は実施例1と同様に行
ってプライマーを形成したポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムを得た。該フイルムについて磁気塗料
の接着性を調べた。その結果を表1に示す。
1とコロネートLを使用する以外は実施例1と同様に行
ってプライマーを形成したポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムを得た。該フイルムについて磁気塗料
の接着性を調べた。その結果を表1に示す。
【0033】
【比較例3】プライマーを施さないポリエチレン―2,
6―ナフタレートフイルムについて磁気塗料の接着性を
調べた。その結果を表1に示す。
6―ナフタレートフイルムについて磁気塗料の接着性を
調べた。その結果を表1に示す。
【0034】
【表1】
【0035】表1に示した如く、二軸配向ポリエチレン
―2,6―ナフタレートフイルムの表面に、ポリウレタ
ン樹脂及び酸成分として2,6―ナフタレンジカルボン
酸及び/もしくはグリコール成分としてビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物を含有する共重合ポリエ
ステル樹脂を主成分とするプライマー層を形成すること
により、優れた接着性が発現することがわかる。
―2,6―ナフタレートフイルムの表面に、ポリウレタ
ン樹脂及び酸成分として2,6―ナフタレンジカルボン
酸及び/もしくはグリコール成分としてビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物を含有する共重合ポリエ
ステル樹脂を主成分とするプライマー層を形成すること
により、優れた接着性が発現することがわかる。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、易接着性特に磁気記録
層に対する接着性に優れたポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムを提供することができる。
層に対する接着性に優れたポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムを提供することができる。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B32B 27/36 B32B 27/40 C08J 5/18 G11B 5/704
Claims (2)
- 【請求項1】 二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタ
レートフイルムの少くとも片面に、(A)酸成分の0〜
85モル%が2,6―ナフタレンジカルボン酸成分であ
り、グリコール成分の0〜65モル%がビスフェノール
Aのエチレンオキサイド付加物成分であり、かつ酸成分
当りの2,6―ナフタレンジカルボン酸成分の前記割合
(モル%)とグリコール成分当りのビスフェノールAの
エチレンオキサイド付加物成分の前記割合(モル%)と
の和が少くとも5(モル%)である共重合ポリエステル
樹脂、(B)ポリウレタン樹脂、及び(C)ポリイソシ
アネートを主成分とし、共重合ポリエステル樹脂とポリ
ウレタン樹脂の重量比が100:0〜5:95であり、
かつポリイソシアネートが共重合ポリエステル樹脂及び
ポリウレタン樹脂の合計量当り1〜20重量%である易
接着性薄層を設けていることを特徴とする易接着性ポリ
エチレン―2,6―ナフタレートフイルム。 - 【請求項2】 共重合ポリエステル樹脂とポリウレタン
樹脂の重量比が95:5〜5:95である請求項1記載
の易接着性ポリエチレン―2,6―ナフタレートフイル
ム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348386A JP2768863B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 易接着性ポリエチレン−2,6−ナフタレートフイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348386A JP2768863B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 易接着性ポリエチレン−2,6−ナフタレートフイルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154970A JPH05154970A (ja) | 1993-06-22 |
JP2768863B2 true JP2768863B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=18396679
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3348386A Expired - Fee Related JP2768863B2 (ja) | 1991-12-05 | 1991-12-05 | 易接着性ポリエチレン−2,6−ナフタレートフイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2768863B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006057382A1 (ja) * | 2004-11-29 | 2006-06-01 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | 積層熱可塑性樹脂フィルムおよび積層熱可塑性樹脂フィルムロール |
JP4029356B2 (ja) * | 2006-05-29 | 2008-01-09 | 東洋紡績株式会社 | ハードコートフィルムおよび光学機能性フィルム |
JP4797810B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2011-10-19 | 東洋紡績株式会社 | 積層熱可塑性樹脂フィルムおよび積層熱可塑性樹脂フィルムロール |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5878761A (ja) * | 1981-11-04 | 1983-05-12 | ダイアホイル株式会社 | 易接着性二軸延伸ポリエステルフイルム |
JPS6265227A (ja) * | 1985-09-18 | 1987-03-24 | Teijin Ltd | 垂直磁気記録用媒体 |
JP2593188B2 (ja) * | 1988-06-14 | 1997-03-26 | 帝人株式会社 | 水分散体用ポリエステル、これを塗布したフイルム及びその製造法 |
-
1991
- 1991-12-05 JP JP3348386A patent/JP2768863B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05154970A (ja) | 1993-06-22 |
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