JP3068945B2 - 二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィルム - Google Patents

二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィルム

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正広 細井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフイルムに関し、更に詳しくは長
時間記録再生が可能な磁気記録テープ、特に小型VTR
用のコンパクトカセットビデオテープのベースフィルム
として有用な二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレ
ートフィルムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録テープとしては、二軸配向ポリ
エチレンテレフタレートフイルムの表面に磁性層を形成
したものが従来から広く用いられている。しかしなが
ら、このような従来の磁気記録テープでは、ハードの小
型化に伴ない、カセットに巻くテープの長さを長くして
記録再生の長時間化を図るためにテープの厚みを薄くす
ると、テープの走行性が悪化するという問題がある。
【0003】そこで、このようなポリエチレンテレフタ
レートフィルムを用いた磁気記録テープの問題点を解消
するために、高ヤング率の二軸配向ポリエチレン―2,
6―ナフタレートフィルムを支持体として用いた磁気記
録テープが多数提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな高ヤング率の二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムを用いた磁気記録テープでも、テープ
の厚みを薄くして記録再生の長時間化を図ろうとする
と、走行性、耐久性、電磁特性に問題が生じる。すなわ
ち、磁気記録テープを繰り返し走行させると、テープの
端部が損傷を受け、ワカメ状に変形したり、あるいはテ
ープの横規制ガイドに当たった時にテープ端部が折れ曲
がったりして、テープの特性が損なわれてしまうという
問題が発生する。更には、テープ加工時に、テープの縦
方向に平行に微細なシワが発生し、これがテープ表面の
平坦性を悪化させ、電磁特性をも劣化させる原因とな
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記問題点
を解消した磁気記録テープのベースフイルムを開発すべ
く鋭意研究した結果、縦方向のヤング率(Em)が50
0kg/mm2以上で、横方向のヤング率(Et)が9
00kg/mm 2 以上であり、かつ横方向のヤング率
(Et)が縦方向のヤング率との比(Et/Em)で
1.5〜3.0倍の範囲にあり、さらに横方向の熱収縮
率が特定の範囲にある二軸配向ポリエチレン―2,6―
ナフタレートフィルムが長時間の記録再生のために厚み
を薄くしても、テープの走行性、耐久性が良好であり、
しかも、テープ加工時に削れやシワが発生することな
く、電磁特性に優れた磁気記録テープとすることができ
ることを見い出し、本発明に到達したものである。
【0006】本発明は、かかる目的を達成するために、
次の構成からなる。
【0007】縦方向のヤング率(Em)が500kg/
mm2以上であり、横方向のヤング率(Et)が900
kg/mm 2 以上であり、横方向のヤング率(Et)が
縦方向のヤング率との比(Et/Em)で1.5〜3.
0倍の範囲にあり、フィルム厚みが7μm越えて12μ
m以下、105℃で30分間無荷重で加熱したときの横
方向の熱収縮率が1.5%以下であることを特徴とする
二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィル
ム。
【0008】本発明における二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフィルムは、縦方向のヤング率
(Em)が500kg/mm2 以上であることが必要であ
る。好ましくは600kg/mm2 以上である。縦方向のヤ
ング率が500kg/mm2 未満では、磁気記録テープに瞬
間的に強い応力がかかったとき、テープが伸びて変形す
るので好ましくない。
【0009】前記二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフィルムは、更に横方向のヤング率(Et)が
縦方向のヤング率(Em)との比(Et/Em)で1.
5〜3.0倍の範囲にあることが必要である。横方向の
ヤング率が750kg/mm2未満の場合、テープ走行
を繰り返すとテープの端部が損傷を受けてワカメ状に変
形し、更にはテープの横規制ガイドに当たりテープ端部
が折れ曲がったりしてテープの特性が損なわれるので好
ましくない。横方向のヤング率は、好ましくは900k
g/mm 2 以上、さらに好ましくは1100kg/mm2
以上である。
【0010】本発明における二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフィルムは、カセットに巻く磁気
記録テープの長さを長くして記録再生の長時間化を図
り、耐久性を満足させるため、そのテープの厚みを7μ
mを越えて12μm以下とすることが必要である。
【0011】本発明における二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフィルムは、105℃の無荷重下
で30分間熱処理したときに生ずる横方向の熱収縮率が
1.5%以下であることが必要である。この熱収縮率が
1.5%を越える場合、製品となる磁気記録テープに著
しい収縮が起き、カールやシワが発生して好ましくな
い。
【0012】本発明における二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフィルムは、表面粗さ(Ra)が
0.005〜0.010μmであることが好ましい。R
aが0.010μmより大きくなると、磁気記録テープ
として必要な電磁変換特性を維持することは難しく、ま
たRaが0.005μmより小さくなると摩擦係数が大
きくなり、フィルムの走行性およびロール状に巻き上げ
ることが非常に難しくなる。
【0013】この表面粗さRaは、フィルム中に不活性
微粒子例えば周期律表第IIA,第IIB,第IVA,第IVB
の元素を含有する無機微粒子(例えば、カオリン,アル
ミナ,酸化チタン,炭酸カルシウム,二酸化ケイ素な
ど)、シリコーン樹脂、架橋ポリスチレン等の如き耐熱
性の高い高分子よりなる微粒子などを含有させること
で、あるいは微細凹凸を形成する表面処理例えは易滑塗
剤のコーティング処理によって調整することができる。
不活性微粒子を含有させる場合、微粒子の平均粒径は
0.05〜0.8μm,さらには0.2〜0.5μmで
あることが好ましく、またこの量は0.05〜0.5重
量%(対ポリマー)、さらには0.1〜0.2重量%
(対ポリマー)であることが好ましい。例えば平均粒径
0.28μmのシリカ微粒子を0.15重量%(対ポリ
マー重量)を含有させることが望ましい。
【0014】本発明においてフィルムを構成するポリエ
チレン―2,6―ナフタレートは、2,6―ナフタレン
ジカルボン酸を主たる酸成分とするが、小量の他のジカ
ルボン酸成分を共重合してもよい、またエチレングリコ
ールを主たるグリコール成分とするが、小量の他のグリ
コール成分を共重合してもよいポリマーである。2,6
―ナフタレンジカルボン酸以外のジカルボン酸として
は、例えばテレフタル酸、イソフタル酸、1,5―ナフ
タレンジカルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン
酸、ベンゾフェノンジカルボン酸などの芳香族ジカルボ
ン酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ドデカンジ
カルボン酸などの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテ
レフタル酸、1,3―アダマンタンジカルボン酸などの
脂環族ジカルボン酸をあげることができる。またエチレ
ングリコール以外のグリコール成分としては、例えば
1,3―プロパンジオール、1,4―ブタンジオール、
1,6―ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,4―シクロヘキサンジメタノール、p―キシリレン
グリコールなどをあげることができる。また、ポリマー
中に安定剤、着色剤等の添加剤を配合したものでも良
い。
【0015】このようなポリエチレン―2,6―ナフタ
レートは通常溶融重合法によって公知の方法で製造され
る。この際、触媒等の添加剤は必要に応じて任意に使用
することができる。
【0016】ポリエチレン―2,6―ナフタレートの固
有粘度は0.45〜0.90の範囲にあることが望まし
い。
【0017】本発明におけるポリエチレン―2,6―ナ
フタレートフィルムは公知の方法を用いて製造すること
ができる。例えば、ポリエチレン―2,6―ナフタレー
トを溶融押出し、好ましくは融点(Tm:℃)ないし
(Tm+70)℃の温度で溶融押出し、急冷却固化して
未延伸フィルムとし、さらに該未延伸フィルムを一軸方
向(縦方向または横方向)に(Tg−10)〜(Tg+
70)℃の温度(但し、Tg:ポリエチレン―2,6―
ナフタレートのガラス転移温度)で所定の倍率に延伸
し、次いで上記延伸方向と直角方向(一段目が縦方向の
場合には二段目は横方向となる)にTg〜(Tg+7
0)℃の温度で所定の倍率に延伸し、更に熱処理する方
法を用いて製造することができる。その際延伸倍率、延
伸温度、熱処理条件等は上記フィルムの特性から選択、
決定される。面積延伸倍率は、9〜22倍、さらには1
2〜22倍にするのが好ましい。熱固定温度は190〜
250℃の範囲から、また処理時間は1〜60秒の範囲
から決めるとよい。
【0018】かかる逐次二軸延伸法のほかに、同時二軸
延伸法を用いることができる。また逐次二軸延伸法にお
いて縦方向、横方向の延伸回数は一回に限られるもので
はなく、縦―横延伸を数回の延伸処理により行うことが
でき、その回数に限定されるものではない。例えば更に
機械特性を上げたい場合には、熱固定処理前の上記二軸
延伸フィルムについて、(Tg+20)〜(Tg+7
0)℃の温度で熱処理し、更にこの熱処理温度より10
〜40高い温度で縦方向または横方向に延伸し、、続い
て更にこの延伸温度より20〜50℃高い温度で横方向
または縦方向に延伸し、縦方向の場合総合延伸倍率を
3.0〜5.0倍、横方向の場合総合延伸倍率を4.0
〜9.0倍とすることができる。
【0019】本発明の磁気記録テープは、上記二軸配向
ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィルムからなる
支持体上に磁性層を形成することにより得られる。
【0020】前記磁性層を構成する磁性剤としては、強
磁性金属例えばコバルト、鉄、ニッケルもしくはこれら
の合金、またはこれらとクロム、タングステンとの合金
を用いることが好ましい。磁性層を形成する方法として
は例えば強磁性金属とバインダーを混合してコーティン
グする方法が最も好ましい方法である。磁性層の厚みは
2.0〜3.5μm程度が一応の厚さの基準となる。
【0021】フィルム支持体の磁性層を形成してない側
の表面にはテープとしての走行性を維持するために滑剤
を含む有機高分子の塗膜(厚み:0.5〜1.0μm)
を塗設してもよい。
【0022】本発明の二軸配向ポリエチレン―2,6―
ナフタレートフィルムを用いて磁気記録テープを作成す
ると、長時間記録再生が可能で、走行性や耐久性が極め
て良好な磁気記録テープを得ることができる。
【0023】
【実施例】実施例にもとづいて本発明をさらに説明す
る。なお、本発明における種々の物性値及び特性は、以
下のようにして測定されたものであり、かつ定義され
る。
【0024】(1)ヤング率 フィルムを試料幅10mm、長さ150mmに切り、チャッ
ク間100mmにして引っ張り速度10mm/分、チャート
速度500mm/分でインストロンタイプの万能引張試験
装置にて引っ張る。得られる荷重一伸び曲線の立ち上が
り部の接線よりヤング率を算出する。
【0025】(2)磁気記録テープの走行性 家庭用ビデオテープレコーダー(ヘリカルスキャン)に
磁気記録テープをセットし、走行開始、停止を繰り返し
ながら100時間走行させ、走行状態を調べると共に出
力測定を行う。この時の磁気テープの走行耐久性を下記
のように3段階で判定する。 :テープの端が折れたり、ワカメ状にならない。ま
た、削れがなく白粉付着がない。 :テープの端の折れやワカメが若干発生したり、小量
の白粉付着がみられる。 ×:テープの端の折れや、ワカメの発生が著しい。ま
た、テープ削れが著しく白粉多量に発生する。
【0026】(3)磁気記録テープの出力 テープ再生時の出力信号(当り波形)を一画面分で観察
し、下記のように3段階で評価する。 ○:出力信号が強くフラットで良好(ヘッド当たり
良)。 △:出力信号が中央部で上又は下側に歪んであまり良く
ない。 ×:出力信号自体が弱く、しかも変形して不良(ヘッド
当たり不良)。
【0027】(4)電磁変換特性 シバソク(株)製ノイズメーターを使用しビデオ用磁気
記録テープのS/N比を測定する。また表1に示す比較
例1のテープに対するS/N比の差を求める。
【0028】なお、使用したVTRはソニー(株)製E
V―S700である。
【0029】(5)熱収縮率 105℃に設定されたオーブンの中にあらかじめ正確な
長さを測定した長さ300mm、幅10mmのフィルムを無
荷重で入れ、30分間熱処理し、その後オーブンよりフ
ィルムを取り出し、室温に戻してからその寸法の変化を
読みとる。
【0030】熱処理前の長さ(L0 )と熱処理による寸
法変化量(ΔL)より、次式から熱収縮率を算出する。
【0031】
【数1】
【0032】
【実施例1〜3,比較例1】平均粒径0.28μmの球
状シリカ微粒子を0.15重量%含有する固有粘度0.
61のポリエチレン―2,6―ナフタレートのペレット
を170℃で5時間乾燥し、このペレットを300℃で
溶融押出し、60℃に保持したキャスティングドラム上
で急冷固化せしめて未延伸フィルムを得た。
【0033】該未延伸フィルムを表1に示す条件で縦方
向に延伸し、続いて横方向に延伸し、次いで200℃で
熱処理して、厚み9.0μmの二軸配向ポリエチレン―
2,6―ナフタレートフィルムを得た。
【0034】一方、下記に示す組成物をボールミルに入
れ、16時間混練、分散した後、イソシアネート化合物
(バイエル社製のデスモジュールL)5重量部を加え、
1時間高速剪断分散して磁性塗料とした。
【0035】磁性塗料の組成: 針状Fe粒子 100重量部 塩化ビニル―酢酸ビニル共重合体 15重量部 (積水化学製のエスレック7A) 熱可塑性ポリウレタン樹脂 5重量部 酸化クロム 5重量部 カーボンブラック 5重量部 レシチン 2重量部 脂肪酸エステル 1重量部 トルエン 50重量部 メチルエチルケトン 50重量部 シクロヘキサノン 50重量部
【0036】この磁性塗料を上述の二軸配向ポリエチレ
ン―2,6―ナフタレートフィルムの片面に塗布厚3μ
mとなるように塗布し、ついで2500ガウスの直流磁
場中で配向処理を行ない、100℃で加熱乾燥後、スー
パーカレンダー処理(線圧200kg/cm、温度80℃)
を行った。巻取ったロールを55℃のオーブン中に3日
間放置した。
【0037】さらに、フィルムの他の面に下記組成のバ
ックコート層塗料を1μmに塗布し乾燥させ、磁気テー
プを得た。
【0038】バックコート層塗料の組成: カーボンブラック 100重量部 熱可塑性ポリウレタン樹脂 60重量部 イソシアネート化合物(日本ポリ 18重量部 ウレタン工業社製コロネートL) シリコーンオイル 0.5重量部 メチルエチルケトン 250重量部 トルエン 50重量部
【0039】得られたフイルム及び磁気テープの特性を
表1に示す。表1から明らかなように、本発明の二軸配
向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィルムをベー
スとした磁気テープは走行性、出力、電磁変換特性とも
に良好であった。
【0040】
【表1】
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、長時間の記録再生のた
めに厚みを薄くしても、テープの走行性、耐久性が良好
であり、しかもテープ加工時に削れやシワが発生するこ
となく、電磁特性に優れた磁気記録テープのベースフィ
ルムとして有用な二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフ
タレートフイルムを提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C08L 67:03 (72)発明者 佐伯 靖浩 神奈川県相模原市小山3丁目37番19号 帝人株式会社 相模原研究センター内 (56)参考文献 特開 昭50−45877(JP,A) 特開 昭50−46303(JP,A) 特開 昭62−143938(JP,A) 特開 昭62−241129(JP,A) 特開 昭62−135339(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 55/00 - 55/20 G11B 5/62 - 5/858 C08J 5/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】縦方向のヤング率(Em)が500kg/
    mm2以上であり、横方向のヤング率(Et)が900
    kg/mm 2 以上であり、横方向のヤング率(Et)が
    縦方向のヤング率との比(Et/Em)で1.5〜3.
    0倍の範囲にあり、フィルム厚みが7μm越えて12μ
    m以下、105℃で30分間無荷重で加熱したときの横
    方向の熱収縮率が1.5%以下であることを特徴とする
    二軸配向ポリエチレン―2,6―ナフタレートフィル
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のポリエチレン―2,6―
    ナフタレートフィルムからなる支持体に磁性層を設けた
    磁気記録テープ。
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