JP2768389B2 - Ni−Fe系製シヤドウマスクの黒化処理方法 - Google Patents
Ni−Fe系製シヤドウマスクの黒化処理方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、Ni−Fe系製シャド
ウマスクの黒化処理方法に関するものである。
ウマスクの黒化処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、カラーテレビ用ブラウン管のシ
ャドウマスクは、熱拡散の向上および防錆を目的とし
て、その表面に酸化膜を形成する黒化処理が行われてい
る。従来、この黒化処理は、加湿発熱型ガスの雰囲気中
あるいは加湿発熱型ガスと空気の混合雰囲気中等の酸化
雰囲気中で行われていた。
ャドウマスクは、熱拡散の向上および防錆を目的とし
て、その表面に酸化膜を形成する黒化処理が行われてい
る。従来、この黒化処理は、加湿発熱型ガスの雰囲気中
あるいは加湿発熱型ガスと空気の混合雰囲気中等の酸化
雰囲気中で行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記黒
化処理では、前記シャドウマスクがアルミキルド鋼の場
合、所望の輻射率を有する酸化膜を形成することができ
るが、このアルミキルド鋼は熱膨張係数が大きく、大曲
率半径を有するカラーテレビ用ブラウン管のシャドウマ
スクには適用し難い。そのため、シャドウマスクとして
熱膨張係数の小さいNi−Fe系のインバー材を使用す
る傾向にあるが、このインバー材はNiを含有するため
酸化しにくく、前記黒化処理では十分な輻射率を得るこ
とができないという問題を有していた。例えば、36%
Ni−Feシャドウマスクを、黒化処理温度600℃,
処理時間20〜30分で黒化処理する場合、加湿発熱型
ガスの雰囲気中で行うと、輻射率0.32〜0.38の薄
茶あるいは紫茶となり、加湿発熱型ガスと空気の混合雰
囲気中で行うと、輻射率0.45〜0.6の青灰となり、
酸化膜の表層部にFe2O3が形成されていた。
化処理では、前記シャドウマスクがアルミキルド鋼の場
合、所望の輻射率を有する酸化膜を形成することができ
るが、このアルミキルド鋼は熱膨張係数が大きく、大曲
率半径を有するカラーテレビ用ブラウン管のシャドウマ
スクには適用し難い。そのため、シャドウマスクとして
熱膨張係数の小さいNi−Fe系のインバー材を使用す
る傾向にあるが、このインバー材はNiを含有するため
酸化しにくく、前記黒化処理では十分な輻射率を得るこ
とができないという問題を有していた。例えば、36%
Ni−Feシャドウマスクを、黒化処理温度600℃,
処理時間20〜30分で黒化処理する場合、加湿発熱型
ガスの雰囲気中で行うと、輻射率0.32〜0.38の薄
茶あるいは紫茶となり、加湿発熱型ガスと空気の混合雰
囲気中で行うと、輻射率0.45〜0.6の青灰となり、
酸化膜の表層部にFe2O3が形成されていた。
【0004】したがって、本発明はNi−Fe系製シャ
ドウマスク表面に輻射率の優れた酸化膜を短時間で形成
することができるNi−Fe系製シャドウマスクの黒化
処理方法を提供することを目的とする。
ドウマスク表面に輻射率の優れた酸化膜を短時間で形成
することができるNi−Fe系製シャドウマスクの黒化
処理方法を提供することを目的とする。
【0005】本発明は、前記目的を達成するため、Ni
−Fe系製シャドウマスクを黒化処理するに際し、ま
ず、Fe2O3,Fe3O4およびFeOからなる酸化膜を
形成する第1処理を、加湿発熱型ガスと空気の混合雰囲
気中で行なう。
−Fe系製シャドウマスクを黒化処理するに際し、ま
ず、Fe2O3,Fe3O4およびFeOからなる酸化膜を
形成する第1処理を、加湿発熱型ガスと空気の混合雰囲
気中で行なう。
【0006】ついで、これに引き続き、前記Fe2O3を
還元する第2処理を加湿発熱型ガスの雰囲気中で行な
い、前記シャドウマスク表面にFe3O4を主体とする酸
化膜を形成するものである。
還元する第2処理を加湿発熱型ガスの雰囲気中で行な
い、前記シャドウマスク表面にFe3O4を主体とする酸
化膜を形成するものである。
【0007】
【実施例】次に、本発明に係るNi−Fe系製シャドウ
マスクの黒化処理方法について添付図面を参照して説明
する。図1に、本発明を実施するメッシュベルト式黒化
炉の一実施例を示す。1はメッシュベルト式黒化炉本体
で、装入帯2,黒化処理帯3および冷却帯4とからな
り、炉本体1内にはメッシュベルト5が配設されてい
る。そして、前記黒化処理帯3は天井部に設けた排気ダ
クト14により装入側帯域3Aと抽出側帯域3Bに区分
されるとともに、前記装入側帯域3Aには、45℃〜6
0℃の露点を有する加湿発熱型ガスの供給口6,空気の
供給管7および前記加湿発熱型ガスと空気の混合ガスの
供給管8が設けられ、また、前記抽出側帯域3Bには、
前記加湿発熱型ガスの供給管9が設けられて、前記装入
側帯域3Aを加湿発熱型ガスと空気からなる雰囲気に、
一方、前記抽出側帯域3Bを加湿発熱型ガスからなる雰
囲気に保持するようになっている。なお、1aは固定式
の下部仕切壁、1bは昇降式の上部仕切壁である。
マスクの黒化処理方法について添付図面を参照して説明
する。図1に、本発明を実施するメッシュベルト式黒化
炉の一実施例を示す。1はメッシュベルト式黒化炉本体
で、装入帯2,黒化処理帯3および冷却帯4とからな
り、炉本体1内にはメッシュベルト5が配設されてい
る。そして、前記黒化処理帯3は天井部に設けた排気ダ
クト14により装入側帯域3Aと抽出側帯域3Bに区分
されるとともに、前記装入側帯域3Aには、45℃〜6
0℃の露点を有する加湿発熱型ガスの供給口6,空気の
供給管7および前記加湿発熱型ガスと空気の混合ガスの
供給管8が設けられ、また、前記抽出側帯域3Bには、
前記加湿発熱型ガスの供給管9が設けられて、前記装入
側帯域3Aを加湿発熱型ガスと空気からなる雰囲気に、
一方、前記抽出側帯域3Bを加湿発熱型ガスからなる雰
囲気に保持するようになっている。なお、1aは固定式
の下部仕切壁、1bは昇降式の上部仕切壁である。
【0008】また、前記冷却帯4には、前記加湿発熱型
ガスの供給口10が設けられるとともに、シールカーテ
ン11aの下流側に排気ダクト12が設けれている。さ
らに、前記装入帯2には、シールカーテン11bの上流
側に排気ダクト13が設けられている。黒化処理帯3内
の雰囲気は、主として黒化処理帯3の排気ダクト14か
ら排出され、この結果、前記両帯域3A,3Bの雰囲気
は混合しないようになっている。なお、装入側帯域3A
の雰囲気の一部は、装入端部の排気ダクト13から、ま
た、抽出側帯域3Bの雰囲気の一部は冷却帯4を通過し
て抽出端部の排気ダクト12から排出される。
ガスの供給口10が設けられるとともに、シールカーテ
ン11aの下流側に排気ダクト12が設けれている。さ
らに、前記装入帯2には、シールカーテン11bの上流
側に排気ダクト13が設けられている。黒化処理帯3内
の雰囲気は、主として黒化処理帯3の排気ダクト14か
ら排出され、この結果、前記両帯域3A,3Bの雰囲気
は混合しないようになっている。なお、装入側帯域3A
の雰囲気の一部は、装入端部の排気ダクト13から、ま
た、抽出側帯域3Bの雰囲気の一部は冷却帯4を通過し
て抽出端部の排気ダクト12から排出される。
【0009】つぎに、本発明に係る黒化処理について説
明する。装入端部でメッシュベルト5上に載置されたN
i−Fe製シャドウマスクは、図2に示すように、装入
帯2で予熱され、黒化温度(600℃〜700℃)に保
持されている黒化処理帯3に至り、まず、前記装入側帯
域3Aを通過する間(10〜20分)、露点45℃〜6
0℃の加湿発熱型ガスと空気の混合雰囲気中で加熱され
て前記シャドウマスクの表面にFe2O3(表層部),F
e3O4およびFeOからなる酸化膜が形成される(第1
処理)。
明する。装入端部でメッシュベルト5上に載置されたN
i−Fe製シャドウマスクは、図2に示すように、装入
帯2で予熱され、黒化温度(600℃〜700℃)に保
持されている黒化処理帯3に至り、まず、前記装入側帯
域3Aを通過する間(10〜20分)、露点45℃〜6
0℃の加湿発熱型ガスと空気の混合雰囲気中で加熱され
て前記シャドウマスクの表面にFe2O3(表層部),F
e3O4およびFeOからなる酸化膜が形成される(第1
処理)。
【0010】続いて、前記シャドウマスクは、抽出側帯
域3Bに至り、抽出側帯域3Bを通過する間(10〜2
0分)、前記加湿発熱型ガスの雰囲気中、すなわち、F
e3O4のみが形成される酸化レベルの雰囲気中で加熱さ
れ、この間、前記第1処理時に形成したFe2O3は還元
されてFe3O4を形成する(第2処理)。この黒化処理
の完了後、冷却帯4を通過して所定温度まで冷却されて
炉外に搬出される。
域3Bに至り、抽出側帯域3Bを通過する間(10〜2
0分)、前記加湿発熱型ガスの雰囲気中、すなわち、F
e3O4のみが形成される酸化レベルの雰囲気中で加熱さ
れ、この間、前記第1処理時に形成したFe2O3は還元
されてFe3O4を形成する(第2処理)。この黒化処理
の完了後、冷却帯4を通過して所定温度まで冷却されて
炉外に搬出される。
【0011】次に、処理条件を変えて行った実施例につ
いて、処理条件並びに処理結果を示す。
いて、処理条件並びに処理結果を示す。
【0012】実施例1 (処理条件) 処理材:36%Ni−Fe系製シャドウマスク 黒化処理温度:630℃ 黒化処理時間:第1処理…20分、第2処理…10分 供給雰囲気ガス: 第1処理…加湿発熱型ガス(D・P:49℃)155Nm3/Hr 空気 15Nm3/Hr 第2処理…加湿発熱型ガス(D・P:49℃)150Nm3/Hr (処理結果) 膜色:黒紫、輻射率:0.73
【0013】実施例2 (処理条件) 黒化処理温度:650℃ 供給雰囲気ガス: 第1処理…加湿発熱型ガス(D・P:47℃)120Nm3/Hr 空気 15Nm3/Hr 第2処理…加湿発熱型ガス(D・P:47℃)120Nm3/Hr なお、他の処理条件は前記実施例1と同じである。 (処理結果) 膜色:黒紫、輻射率:0.68
【0014】実施例3 黒化処理温度:650℃ 供給雰囲気ガス: 第1処理…加湿発熱型ガス(D・P:49℃)190Nm3/Hr 空気 15Nm3/Hr 第2処理…加湿発熱型ガス(D・P:49℃)190Nm3/Hr なお、他の処理条件は前記実施例1と同じである。 (処理結果) 膜色:黒紫、輻射率:0.70
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係るNi−Fe系製シャドウマスクの黒化処理方法で
は、酸化膜の表層部にFe2O3を形成し、このFe2O3
をFe3O4に還元するようにしたので、Fe3O4を主体
とした酸化膜を形成することができ、その上、前記還元
作用により酸化膜の表層部に粒状の凹凸ができるので、
光の吸収がよくなり、輻射率が向上する。
に係るNi−Fe系製シャドウマスクの黒化処理方法で
は、酸化膜の表層部にFe2O3を形成し、このFe2O3
をFe3O4に還元するようにしたので、Fe3O4を主体
とした酸化膜を形成することができ、その上、前記還元
作用により酸化膜の表層部に粒状の凹凸ができるので、
光の吸収がよくなり、輻射率が向上する。
【0016】また、第1処理によりシャドウマスクを強
制的に酸化させているので、処理時間が短縮でき、しか
も、十分な酸化膜を形成できる結果、後工程で輻射率が
低下することがない。
制的に酸化させているので、処理時間が短縮でき、しか
も、十分な酸化膜を形成できる結果、後工程で輻射率が
低下することがない。
【図1】 メッシュベルト式黒化炉の正面断面図であ
る。
る。
【図2】 メッシュベルト式黒化炉の各帯域での温度を
示すグラフである。
示すグラフである。
2…装入帯、3…黒化処理帯、3A…装入側帯域、3B
…抽出側帯域、4…冷却帯、8…混合ガス供給管、9…
加湿発熱型ガス供給管、14…排気ダクト。
…抽出側帯域、4…冷却帯、8…混合ガス供給管、9…
加湿発熱型ガス供給管、14…排気ダクト。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池内 統一 大阪府大阪市西区京町堀2丁目4番7号 中外炉工業株式会社内 (72)発明者 吉村 義法 大阪府大阪市西区京町堀2丁目4番7号 中外炉工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−44939(JP,A) 特開 昭61−116734(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 Ni−Fe系製シャドウマスクを黒化処
理するに際し、Fe2O3,Fe3O4およびFeOからな
る酸化膜を形成する第1処理を、加湿発熱型ガスと空気
の混合雰囲気中で行ない、これに引き続き、前記Fe2
O3を還元する第2処理を加湿発熱型ガスの雰囲気中で
行ない、前記シャドウマスク表面にFe3O4を主体とす
る酸化膜を形成することを特徴とするNi−Fe系製シ
ャドウマスクの黒化処理方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070824A JP2768389B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Ni−Fe系製シヤドウマスクの黒化処理方法 |
TW081101589A TW221517B (ja) | 1991-04-03 | 1992-03-02 | |
KR1019920004060A KR100214363B1 (ko) | 1991-04-03 | 1992-03-12 | 니켈-철계 섀도우 마스크의 흑화처리 방법 및 이 방법을 실시하기 위한 메쉬 벨트식 흑화로 |
US07/854,856 US5358575A (en) | 1991-04-03 | 1992-03-20 | Method for blackening Ni-Fe shadow mask and mesh belt type blackening lehr for carrying out the method |
CN92102286A CN1047466C (zh) | 1991-04-03 | 1992-04-03 | 黑化镍-铁荫罩的方法和所用的退火炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070824A JP2768389B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Ni−Fe系製シヤドウマスクの黒化処理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04306530A JPH04306530A (ja) | 1992-10-29 |
JP2768389B2 true JP2768389B2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=13442718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3070824A Expired - Fee Related JP2768389B2 (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | Ni−Fe系製シヤドウマスクの黒化処理方法 |
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---|---|
US (1) | US5358575A (ja) |
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KR (1) | KR100214363B1 (ja) |
CN (1) | CN1047466C (ja) |
TW (1) | TW221517B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5814164A (en) | 1994-11-09 | 1998-09-29 | American Scientific Materials Technologies L.P. | Thin-walled, monolithic iron oxide structures made from steels, and methods for manufacturing such structures |
US6045628A (en) | 1996-04-30 | 2000-04-04 | American Scientific Materials Technologies, L.P. | Thin-walled monolithic metal oxide structures made from metals, and methods for manufacturing such structures |
US6461562B1 (en) | 1999-02-17 | 2002-10-08 | American Scientific Materials Technologies, Lp | Methods of making sintered metal oxide articles |
CN102062530A (zh) * | 2010-09-29 | 2011-05-18 | 常州亿晶光电科技有限公司 | 太阳能组件固化设备的单层扫描式加热风道 |
CN108070818A (zh) * | 2018-02-26 | 2018-05-25 | 江门市日盈不锈钢材料厂有限公司 | 一种黑化设备 |
CN115029658A (zh) * | 2022-05-24 | 2022-09-09 | 广东红泰清洗烘干设备有限公司 | 一种钕铁硼清洗烘干发蓝设备 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CA475228A (en) * | 1951-07-10 | Westinghouse Electric Corporation | Processes for producing insulating iron oxide coatings | |
US3617394A (en) * | 1968-11-22 | 1971-11-02 | Exxon Research Engineering Co | Kiln passivation of reduced ores |
JPS5744939A (en) * | 1980-08-29 | 1982-03-13 | Nec Corp | Surface treatment for parts of color picture tube |
FR2522020B1 (fr) * | 1982-02-22 | 1985-12-20 | Rca Corp | Procede de noircissement de surfaces d'elements metalliques, tels que notamment masques perfores de tubes images couleur |
FR2532108A1 (fr) * | 1982-08-20 | 1984-02-24 | Videocolor Sa | Procede de preparation des pieces ferreuses d'un tube de television en couleurs et four pour la mise en oeuvre d'un tel procede |
JPS61116734A (ja) * | 1984-11-12 | 1986-06-04 | Mitsubishi Electric Corp | カラ−陰極線管用鋼板部品の黒化被膜形成方法 |
US4769089A (en) * | 1987-08-25 | 1988-09-06 | Allegheny Ludlum Corporation | Method of annealing an aperture shadow mask for a color cathode ray tube |
-
1991
- 1991-04-03 JP JP3070824A patent/JP2768389B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-02 TW TW081101589A patent/TW221517B/zh active
- 1992-03-12 KR KR1019920004060A patent/KR100214363B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1992-03-20 US US07/854,856 patent/US5358575A/en not_active Expired - Fee Related
- 1992-04-03 CN CN92102286A patent/CN1047466C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5358575A (en) | 1994-10-25 |
KR100214363B1 (ko) | 1999-08-02 |
KR920020571A (ko) | 1992-11-21 |
CN1065548A (zh) | 1992-10-21 |
TW221517B (ja) | 1994-03-01 |
CN1047466C (zh) | 1999-12-15 |
JPH04306530A (ja) | 1992-10-29 |
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