JP2768122B2 - 多層配線板の製造方法 - Google Patents

多層配線板の製造方法

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  • Manufacturing Of Printed Wiring (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着性絶縁層を介し積
層された複数枚の内層用回路板を備える多層配線板の製
造方法に係り、特に、内層用回路板に設けられた銅箔製
の配線層と上記接着性絶縁層との接着不良が防止できる
と共に、製造工程途上で適用された適宜処理剤が上記配
線層と接着性絶縁層との界面に残留し難い多層配線板の
製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の多層配線板は、例えば、図4〜
図10に示すような各工程を経て製造されている。以下
その概略を説明すると、図4に示すように銅箔により構
成された配線層を有する複数枚の内層用回路板aを外層
用銅箔a1と共に接着性絶縁層(プリプレグ)bを介し
積層して一体化し、かつ適宜穿設手段により図5に示す
ようなスルーホールcを穿設(ドリリング)した後、こ
のスルーホールcの内壁面を銅めっきにて覆うためスル
ーホールの化学銅めっき処理を施して図6に示すような
めっき層dを積層体表面とスルーホールc内壁面にそれ
ぞれ形成する。
【0003】次いで、この化学銅めっき層dの面上にス
ルーホールc周辺の一部と配線層形成部位を除きフォト
レジスト層eをパターン状に形成する(図7参照)と共
に、このフォトレジスト層eから露出する部位に順次銅
の電解めっき層fとはんだめっき層gを形成(図8
照)し、かつ、上記フォトレジスト層eを除去した後、
この銅の電解めっき層fとはんだめっき層gをマスクに
して図9に示すように化学銅めっき層d等をエッチング
により除去し、更にこれ等面上にソルダー・レジスト層
hを成膜して図10に示すような多層配線板iを製造す
る方法が採られている。
【0004】ところで、上記複数枚の内層用回路板aを
接着性絶縁層(プリプレグ)bを介して積層する際、内
層用回路板aに設けられた配線層が表面平滑な銅箔によ
り構成されているため、上記接着性絶縁層bとの接着強
度が不十分となり配線層と接着性絶縁層bとが経時的に
剥離し易い欠点があった。
【0005】このため、従来においては図11の(A)
〜(B)に示すように銅箔より成る配線層jの表面を、
水酸化ナトリウム(NaOH)が15〜25g/l程度
溶解されたアルカリ性亜塩素酸ナトリウム水溶液等で表
面処理して黒色で針状結晶のCuOより成る酸化膜kを
形成し、針状結晶の酸化膜kを介在させることにより接
着性絶縁層bとの接着強度の向上を図る方法が採られて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような方法を採る
ことで全体的には配線層jと接着性絶縁層bとの接着強
度の向上が図れる反面、CuOで構成された酸化膜kは
アルカリ溶液に対し耐性を有するものの酸には比較的容
易に溶解されてしまうため、上述したスルーホールの化
学銅めっき処理の際において化学銅めっきに対する触媒
性を付与するため塩酸酸性のパラジウム・錫水溶液にて
処理するような場合、図12(A)に示すようにスルー
ホールcの内壁面から露出する積層面がこの酸性のパラ
ジウム・錫水溶液に触れその接触部位の酸化膜kが図1
(B)に示すように溶解して上記配線層jの金属銅が
露出し、図13に示すようにピンク色のリングrがスル
ーホールcの周縁に沿って形成される“ハローイング”
と称される現象が発生することがあった。
【0007】更に、上記塩酸酸性のパラジウム・錫水溶
液処理に加えてフォトレジスト層eから露出する部位に
銅の電解めっき層fを形成する際、このめっき液にはア
ルカリ性のピロ燐酸銅溶液と酸性の硫酸銅溶液が知られ
ているが、前者のピロ燐酸銅溶液は廃液処理の問題を生
じることから後者の硫酸銅溶液が多用される傾向にあ
る。従って、この酸性の硫酸銅溶液を使用した電解めっ
き処理によって上記酸化膜kが溶解しピンク色のリング
が更に拡大してしまうこともあった。
【0008】そして、これ等塩酸酸性のパラジウム・錫
水溶液による処理や硫酸銅溶液を使用した電解めっき処
理によって発生するピンク色リングの幅(L)は、スル
ーホールcの径が小さくなる程拡大する傾向にあり、例
えば、直径0.8mmのスルーホールでは100μm以
下であるのに対し、直径0.4mm以下のスルーホール
では200〜400μm程度になることもあった。
【0009】このような現象が発生すると、図14に示
すようにスルーホールc内壁面の配線層jと接着性絶縁
層bとの界面に空隙sが形成されてしまうため、これ等
間の接着強度の低下が起こって経時的に剥離し易くなる
問題点があり、かつ、この空隙s内に製造工程中の処理
液が残留し易くなるため、多層配線板としての信頼性を
低下させる問題点があった。
【0010】尚、上記アルカリ性亜塩素酸ナトリウム水
溶液等による表面処理の条件を適宜調整し、針状結晶の
CuOと共に耐酸性を有するCUOが混在された酸化
膜を配線層の表面に形成してこれ等弊害を防止する方法
も考えられているが、未だ十分な結果を得るまでには至
っていない。
【0011】このような技術的背景の下において本発明
者等が鋭意研究を重ねたところ、従来のアルカリ性亜塩
素酸ナトリウム水溶液等に代え硫酸第二銅と塩化ナトリ
ウムが含まれた水溶液を使用して上記配線層の表面処理
を行った場合、CuOを生ずることなく配線層と上記接
着性絶縁層との接着強度の増大が図れることを見出し本
発明を完成するに至ったものである。
【0012】すなわち、本発明の課題とするところは上
記ハローイング現象を抑制することにより、内層用回路
板に設けられた銅箔製の配線層と接着性絶縁層との接着
不良が防止できると共に、製造工程途上で適用された適
宜処理剤が上記配線層と接着性絶縁層との界面に残留し
難い多層配線板の製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
銅箔により構成された配線層を有する内層用回路板の上
記配線層の表面を処理し、この処理された複数枚の内層
用回路板を接着性絶縁層を介し積層して多層配線板を製
造する方法を前提とし、上記配線層を、硫酸第二銅と塩
化ナトリウムとが含まれている水溶液を用いて表面処理
し、次いで表面処理された配線層表面を酸性水溶液、ま
たは、塩化ナトリウムが含まれていない硫酸第二銅水溶
液により後処理することを特徴とするものである。
【0014】このような技術的手段において硫酸第二銅
と塩化ナトリウムとを含む水溶液による表面処理方法と
しては、例えば、これ等硫酸第二銅と塩化ナトリウムと
が溶解された温度30℃〜100℃の水溶液内へ上記配
線層を有する内層用回路板を投入し、1分間〜10分間
程度浸漬してこれを行うものである。
【0015】このような表面処理により銅箔にて構成さ
れた配線層は、その表面が金属銅(Cu)の状態で粗面
化され又は金属銅表面が若干CUOに覆われた状態で
粗面化されるため、従来のアルカリ性亜塩素酸ナトリウ
ムで処理した場合と同様に上記接着性絶縁層との接着強
度の向上が図れるものである。
【0016】しかも、従来のアルカリ性亜塩素酸ナトリ
ウムで処理した場合と相違して上記配線層表面にCuO
からなる酸化膜が形成されないため、粗面化された表面
はその耐酸性に優れている。従って、多層配線板の製造
工程途上において粗面化された配線層表面が上述した塩
酸酸性のパラジウム・錫水溶液や電解めっきにおける硫
酸銅溶液に触れてもほとんど溶解しないため、上記ハロ
ーイング現象を極力抑えることが可能となる。
【0017】尚、粗面化された配線層表面にCuOから
成る酸化膜が形成されてない技術的根拠として、処理さ
れた配線層表面の色がCuOの存在を示す黒色でなしに
赤色になっている点を挙げることができ、またX線回折
によっても確認している。
【0018】また、上記配線層について塩化ナトリウム
が含まれていない硫酸第二銅の水溶液にて表面処理した
ところ、この配線層表面は粗面化されておらずその表面
に多量のCUOから成る酸化膜が形成されているに過
ぎなかった。そして、この様な処理液では接着性絶縁層
との接着強度の改善が図れないことも確認している。従
って、上記配線層の表面処理は、硫酸第二銅と塩化ナト
リウムとが共に含まれている水溶液により行うことを必
要とする。
【0019】次に、硫酸第二銅と塩化ナトリウムが含ま
れている水溶液にて配線層表面を処理した場合、その処
理条件によっては粗面化された金属銅表面にCUOか
ら成る酸化膜が不均一に形成されてしまうことがある。
このため、本発明においては以下のような方法によりそ
の均一化を図っている。
【0020】まずその一つの方法は、上記硫酸第二銅と
塩化ナトリウムが含まれている水溶液にて上述した表面
処理を施した後、この配線層表面を希硫酸等の酸性水溶
液にて後処理する方法である。
【0021】すなわち、上記CUOから成る酸化膜の
酸に対する耐性は、上記CuOと較べた場合には良好で
あるが金属銅(Cu)と較べた場合には当然のことなが
ら劣っている。
【0022】従って、上記表面処理された配線層表面を
希硫酸等の酸性水溶液にて後処理することによりCu
Oから成る酸化膜は除去され、粗面化された配線層表面
を金属銅のみにより均一に構成させることができる。
【0023】また他の方法としては、塩化ナトリウムが
含まれていない硫酸第二銅の水溶液にて後処理する方法
である。
【0024】すなわち、塩化ナトリウムが含まれていな
い硫酸第二銅の水溶液にて配線層表面を処理した場合、
上述したようにその表面は粗面化されずに多量のCu
Oが形成されることが確認されている。
【0025】従って、この性質を利用して硫酸第二銅と
塩化ナトリウムが含まれている水溶液にて表面処理され
た配線層表面を塩化ナトリウムが含まれていない硫酸第
二銅の水溶液にて後処理することにより、その表面がC
Oに覆われるため粗面化された配線層表面をこのC
Oから成る酸化膜のみで均一に構成させることがで
きる。
【0026】尚、これ等一連の処理が施された内層用回
路板を積層した後における多層配線板の製造工程は任意
であり、例えば、上述した従来法と同様な工程を経て製
造してもよいし他の工程を経てもよい。
【0027】また、適用される内層用回路板については
その一面側にのみ配線層を有するものでもあるいは両面
側にそれぞれ配線層を有するものでもよく任意である。
【0028】
【作用】請求項1に係る発明によれば、銅箔により構成
された配線層を硫酸第二銅と塩化ナトリウムとが含まれ
ている水溶液を用いて表面処理し、次いで表面処理され
た配線層表面を酸性水溶液、または、塩化ナトリウムが
含まれていない硫酸第二銅水溶液により後処理すること
により、配線層表面は粗面化され接着性絶縁層との接着
強度の増大が図れる。
【0029】また、粗面化された配線層表面は金属銅単
体又はCuOの酸化膜で覆われた金属銅により構成さ
れているため、その表面がCuOから成る酸化膜で覆わ
れている従来のものに較べてその耐酸性が著しく向上し
ている。
【0030】従って、多層配線板の製造工程途上におい
て塩酸酸性のパラジウム・錫水溶液による処理や硫酸銅
溶液が適用された電解めっき処理等適宜酸処理を施して
も上記配線層表面が溶解され難いため、上述したハロー
イング現象を極力抑制することが可能となる。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0032】[実施例] まず、表裏両面に銅箔が貼着されたガラス・エポキシ銅
張積層板(340mm×510mm×0.3mm)を用
い、従来同様、フォトエッチング処理により上記銅箔を
パターニングして内層用回路板を製造した。
【0033】次に、ニュウトラル・クリーン68(商
標、シップレー社製)の25%溶液を用い60℃の条件
で上記内層用回路板の両面側に形成された銅箔製の配線
層を脱脂処理し、かつ、水洗した後、エッチ(Etc
h)746(商標、シップレー社製)を15%及びH
を10%含む処理液を用いて60秒間のソフトエッ
チング処理を施すと共に水洗し、更に、硫酸を主成分と
する固形酸(44g/l)を用いて酸洗しかつ水洗し
た。
【0034】このように前処理された内層用回路板を以
下の表面処理液内に浸漬しその配線層を表面処理した。
【0035】 表面処理液の組成:CuSO・5HO 25g/l NaCl 200g/l 処理液温度:50℃ 処理時間:5分 尚、表面処理された配線層の表面にはCuOから成る酸
化膜は存在せず、金属銅(Cu)単体又はその一部がC
Oから成る酸化膜で覆われた金属銅により上記配線
層表面が構成されていることをX線回装置により確認
している。
【0036】次に、上記表面処理が施された配線層に対
し希硫酸による後処理を行い、次いで、表面処理と後処
理が施された内層用回路板を乾燥させた後、複数枚の内
層用回路板を外層用銅箔と共に接着性絶縁層を介し加熱
加圧して重合し、多層配線板を製造した。
【0037】そして、従来と同様にこの多層配線板をド
リルにより孔開け加工して直径0.35mmのスルーホ
ールを形成し、従来同様、酸洗等を行った後、スルーホ
ール内壁を塩酸酸性のパラジウム・錫水溶液で処理する
と共に化学銅めっきし、更に水洗、酸洗等の常套処理を
施し、かつ、従来同様のフォトレジスト層を形成した
後、下記条件で電解銅めっき処理を施した。
【0038】 めっき液の組成:CuSO・5HO 60〜70g/l HSO 200〜210g/l めっき温度:常温 電流密度:およそ1.8A/dm めっき厚み:約15μm 次に、従来同様、はんだめっき処理、フォトレジスト層
剥離処理、エッチング処理、ソルダー・レジスト層形成
処理等を経て多層配線板を製造した。
【0039】この様にして求めた多層配線板について図
1に示すようにその配線層1に生じたピンクリングの幅
Lを測定した。
【0040】また、同様の工程により60のサンプルを
併せて製造し、各サンプル中のピンクリングの幅Lの最
大値、最小値、平均値、標準偏差、変動係数を求めた。
【0041】この結果を表1に示す。また、そのヒスト
グラムを図2に示す。
【0042】一方、上記内層用回路板についてその銅箔
をパターニングすることなく上記表面処理液内に浸漬し
て銅箔を表面処理すると共に希硫酸で後処理し、かつ、
これを乾燥させた後、これ等複数枚の内層用回路板を接
着性絶縁層を介し加熱加圧して重合し、上記多層配線板
とは異なる積層体を複数製造した。そして、これ等の積
層体について、その表面処理と後処理が施された銅箔と
接着性絶縁層間のピール強度(接着強度)を測定したと
ころいずれの積層体も0.8kgf/cm以上の好結果
を示しており、従って、この実施例に係る多層配線板に
おいてはその配線層と接着性絶縁層との間の接着強度が
充分であることを確認している。
【0043】この様に、従来法において直径0.4mm
以下のスルーホールにおいてはそのピンクリングの幅
(L)が200〜400μmと大きかったものを本発明
の表面処理を適用したことにより約50μm以下(スル
ーホールの直径が0.35mmにおいて)にでき、か
つ、配線層と接着性絶縁層間の接着強度も充分であるこ
とが確認された。
【0044】[実施例] スルーホールの径を0.5mmとした点を除き実施例1
に係る製造方法と略同一である。
【0045】そして、実施例1と同様に、60のサンプ
ルを同様の工程で製造し、各サンプル中のピンクリング
の幅Lの最大値、最小値、平均値、標準偏差、変動係数
を求め、この結果を表1に示す。また、そのヒストグラ
ムを図3に示す。
【0046】また、多層配線板とは別に製造された複数
の積層体について、その表面処理と希硫酸による後処理
が施された銅箔と接着性絶縁層間のピール強度も併せて
測定したところ、実施例1と同様、いずれの積層体も
0.8kgf/cm以上の好結果を示した。
【0047】
【表1】
【0048】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、銅箔によ
り構成された配線層表面が粗面化されて接着性絶縁層と
の接着強度の向上が図れ、かつ、その表面の酸に対する
耐性も著しく向上している。
【0049】従って、多層配線板の製造工程途上におい
て塩酸酸性のパラジウム・錫水溶液による処理や硫酸銅
溶液が適用された電解めっき処理等適宜酸処理を施して
も上記配線層表面が溶解され難いため上述したハローイ
ング現象を極力抑制することが可能となり、配線層と接
着性絶縁層との接着不良が防止できると共に上記配線層
と接着性絶縁層との界面に酸処理剤等が残留し難くなっ
て多層配線板としての信頼性を著しく向上できる効果を
有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る多層配線板の一部拡大斜視図。
【図2】実施例1に係る多層配線板のピンクリングの径
と発生率の関係を示すヒストグラム。
【図3】実施例2に係る多層配線板のピンクリングの径
と発生率の関係を示すヒストグラム。
【図4】従来の多層配線板の製造工程途上の斜視図。
【図5】従来の多層配線板の製造工程途上の斜視図。
【図6】従来の多層配線板の製造工程途上の斜視図。
【図7】従来の多層配線板の製造工程途上の斜視図。
【図8】従来の多層配線板の製造工程途上の斜視図。
【図9】従来の多層配線板の製造工程途上の斜視図。
【図10】製造された従来の多層配線板の概略斜視図。
【図11】図11(A)〜(B)は従来の配線層表面を
酸化処理する工程説明図。
【図12】図12(A)〜(B)はスルーホール形成後
における従来の多層配線板の一部拡大断面図。
【図13】スルーホール形成後における従来の多層配線
板の一部拡大斜視図。
【図14】図13のW−W面の部分断面図。
【符号の説明】
1 配線層
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 3/46 H05K 3/38

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】銅箔により構成された配線層を有する内層
    用回路板の上記配線層の表面を処理し、この処理された
    複数枚の内層用回路板を接着性絶縁層を介し積層して多
    層配線板を製造する方法において、 上記配線層を、硫酸第二銅と塩化ナトリウムとが含まれ
    ている水溶液を用いて表面処理し、次いで表面処理され
    た配線層表面を酸性水溶液、または、塩化ナトリウムが
    含まれていない硫酸第二銅水溶液により後処理すること
    を特徴とする多層配線板の製造方法。
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