JP2767459B2 - 真空バルブ - Google Patents

真空バルブ

Info

Publication number
JP2767459B2
JP2767459B2 JP12488889A JP12488889A JP2767459B2 JP 2767459 B2 JP2767459 B2 JP 2767459B2 JP 12488889 A JP12488889 A JP 12488889A JP 12488889 A JP12488889 A JP 12488889A JP 2767459 B2 JP2767459 B2 JP 2767459B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
opening
valve
valve box
pusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP12488889A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02304273A (ja
Inventor
健二 香門
養二 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ulvac Inc
Original Assignee
Nihon Shinku Gijutsu KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Shinku Gijutsu KK filed Critical Nihon Shinku Gijutsu KK
Priority to JP12488889A priority Critical patent/JP2767459B2/ja
Publication of JPH02304273A publication Critical patent/JPH02304273A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2767459B2 publication Critical patent/JP2767459B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sliding Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、逆圧になってもシール性が悪くならない
真空バルブに関するものである。
(従来の技術) 従来の真空バルブは、第8図に示すようにシリンダ31
のロッド32の先端にはスライダ33が固着され、スライダ
33には回動自在なリンク34a、34bを介して弁体35が取り
つけられているが、その弁体35はスライダ33に取り付け
られたバネ36によって弾圧されている。開口37を持った
弁座38は弁体35とほぼ平行に配置され、その弁座38の一
部には、ブラケット39を介して、ストッパー40のローラ
41は、弁体35が移動した時、弁体35の一端部と当接する
ようになっている。
したがって、従来の真空バルブにおいて、シリンダ31
が駆動して、スライダ33が図中のA矢示の方向に水平に
移動すると、この水平移動にともなって、弁体35も水平
に移動するが、弁体35の一部がストッパー40のローラ41
と当接すると、弁体35の水平移動は停止する。しかし、
スライダ33が水平移動を継続すると、リンク34a、34bは
回動して、弁体35がローラ41と当接しながら、図中B矢
示の方向に垂直移動して、弁座38の上に着座するように
なる。
(発明が解決しょうとする課題) 従来の真空バルブは、弁体35がローラ41と当接しなが
ら垂直移動して弁座38上に着座する構成をしているの
で、弁体35に逆圧、即ち第8図中のB矢示と反対方向に
圧力が作用すると、弁体35の弁座38への着座状態が悪く
なり、弁のシール性が悪化する問題があった。
この発明は、上記問題を解決して、逆圧時における弁
のシール性を向上する真空バルブを提供することを目的
としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、
ガイドプレートと、中央に開口が設けられた第1のディ
スクと、上記開口内に摺動自在に嵌合された第2のディ
スクと、開口が設けられた弁箱とを有し、上記第1のデ
ィスクが上記弁箱の開口に着座可能に構成された真空バ
ルブであって、ガイドプレートに軸支された複数のプッ
シャーを有し、上記第1のディスクが上記弁箱の開口に
着座した状態で、上記第1、第2のディスクに、上記着
座を悪化させる逆圧が作用した場合、上記第2のディス
クが上記第1のディスクの開口内を摺動しながら後退し
て上記プッシャーを回動させ、その回動により、上記第
1のディスクが上記第2のディスクの摺動方向とは反対
方向に押圧され、上記第1のディスクの上記弁箱の開口
への着座状態を強めるように構成されたことを特徴とす
るものである。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の真空バ
ルブであって、上記第2のディスクの上記弁箱の開口に
臨む面積は、上記第1のディスクの上記弁箱の開口に臨
む面積よりも大きくされたことを特徴とするものであ
る。
(作用) この発明の真空バルブにおいては、第1のディスクの
弁箱の開口に臨む面積より第2のディスクの弁箱の開口
に臨む面積の方が大きいから、逆圧が作用したときに
は、第2のディスクが第1のディスクの中央の開口内を
摺動しながら後退して、プッシャーの一端を押圧し、プ
ッシャーを回動させる。プッシャーが回動すると、プッ
シャーの他端が第1のディスクを、第2のディスクの摺
動方向と反対方向に押圧するようになる。そのため、逆
圧時における弁のシール性が向上するようになる。
(実施例) 以下、この発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。
第1図〜第7図はこの発明の一実施例を示すものであ
る。これらの図において、真空バルブは、カバー1及び
側部2で囲まれた弁箱3と、この弁箱3内に配設された
弁機構4と、弁箱3のカバー1の外側に固定された駆動
機構5等から構成されている。弁箱3は弁機構4の配置
された対応着座位置に円形の開口6が形成されている。
弁機構4は、第1のディスク7と、第2のディスク8と
ガイドプレート9とがガイドレール10に沿って移動可能
に構成されており、アーム11を介して連結された駆動機
構5により駆動される。第1のディスク7は、中央に円
形の開口を有し、弁箱3の開口6にOリング12を介して
着座するようになっている。第2のディスク8は、円形
をしており、第1のディスク7の中央の開口にOリング
13を介して摺動自在に嵌合されている。第2のディスク
8の上方には、ガイドプレート9が配置されており、こ
のガイドプレート9には複数のプッシャー14が軸支され
ている。また、第2のディスク8とガイドプレート9と
の間には、スプリング15が配設され、スプリング15によ
って、第2のディスク8を弁箱3の開口6方向に弾圧し
ている。
したがって、第2のディスク8が第1のディスク7の
中央の開口内を、スプリング15の弾圧に抗して摺動しな
がら後退して、プッシャー14の一端を押圧すると、プッ
シャー14が回動し、プッシャー14の他端が第2のディス
ク7の摺動方向と反対方向に押圧されるようになる。ガ
イドプレート9は、ピン16を介してアーム11に連結され
ている。ガイドプレート9の両側に横設されたピン17に
はボールベアリング18が介装され、そのボールベアリン
グ18は、ガイドレール10内に移動可能に遊嵌されてい
る。したがって、アーム11によりガイドプレート9は、
ガイドレール10に沿って平行移動する。ガイドプレート
9と第1のディスク7とは、ガイドプレート9の先端に
おいて、継手リンク19によりピン結合されている。ガイ
ドプレート9の先端にはブラケット20がスプリング21を
介して接続されている。
したがって、ガイドプレート9に接続されているブラ
ケット20が弁箱3の側部2と当接したとき、継手リンク
19が回動して、第1のディスク7が弁箱3の開口6に着
座するようになる。ここで、第1のディスク7の弁箱3
の開口6に臨む面積をA1、第2のディスク8の弁箱3の
開口6に臨む面積をA2とすると、A1よりA2の方が大きく
なる関係が成り立つように構成されている。なお。駆動
機構5はシリンダ22とラック23、ピニオン24、主アーム
25、アーム11等を備えている。
次に、上記のように構成された真空バルブの動作につ
いて説明する。
先ず、弁を閉じる場合には駆動機構5を作動させ、シ
リンダ22により、ピニオン24及びラック23を介して、主
アーム25を押すと、ガイドプレート9がガイドレール10
に沿って前進する。ガイドプレート9の前進に伴って、
第1のディスク7及び第2のディスク8も前進するよう
になるが、ガイドプレート9に接続されているブラケッ
ト20が弁箱3の側部2と当接したとき、継手リンク19が
回動して、第1のディスク7が弁箱3の開口6に着座す
るようになる。
このように第1のディスク7が弁箱3の開口6に着座
して弁が閉じているときに、逆圧、即ち、第2のディス
クの摺動方向と反対方向の圧力が作用した場合、第1の
ディスク7の弁箱3の開口6に臨む面積A1より第2のデ
ィスク8の弁箱3の開口6に臨む面積A2の方が大きいの
で、第2のディスク8が第1のディスク7の中央の開口
内を、スプリング15の弾圧に抗して摺動しながら後退し
て、プッシャー14の一端を押圧し、プッシャー14を回動
させる。プッシャー14が回動すると、プッシャー14の他
端が第1のディスク7を、第2のディスク8の摺動方向
と反対方向に押圧するようになる。そのため、逆圧時に
おける弁のシール性が向上するようになる。
次に、弁を開く場合には、駆動機構5を作動させ、主
アーム25を縮めと、ガイドプレート9がガイドレール10
に沿って後進するため、第1のディスク7及び第2のデ
ィスク8も後退するようになり、弁が開くようになる。
(発明の効果) この発明によれば、第1のディスクの弁箱の開口に臨
む面積より第2のディスクの弁箱の開口に臨む面積の方
が大きいから、逆圧が作用したときには、第2のディス
クが第1のディスクの中央の開口内を、摺動しながら後
退して、プッシャーの一端を押圧し、プッシャーが回動
する。プッシャーが回動すると、プッシャーの他端が第
1のディスクを、第2のディスクの摺動方向と反対方向
に押圧するようになる。そのため、逆圧時における弁の
シール性が向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図は本発明の一実施例を示すものであり、
第1図は本発明の真空バルブを示す全体斜視図、第2
図、第3図は、弁機構部を示す要部断面斜視図、第4図
は、本発明の真空バルブを示す一部切り欠き平面図、第
5図は本発明の真空バルブを示す一部切り欠き側面図、
第6図はプッシャーが第1のディスクを押圧する状態を
示す縦断面図、第7図はプッシャーが第1のディスクを
押圧していない状態を示す縦断面図、第8図は従来の真
空バルブの一例を示す構成図である。 図中、 1……カバー 2……側部 3……弁箱 4……弁機構 5……駆動機構 6……弁箱の開口 7……第1のディスク 8……第2のディスク 14……プッシャー 尚、図中、同一符号は、同一または相当部分を示してい
る。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドプレートと、中央に開口が設けられ
    た第1のディスクと、上記開口内に摺動自在に嵌合され
    た第2のディスクと、開口が設けられた弁箱とを有し、
    上記第1のディスクが上記弁箱の開口に着座可能に構成
    された真空バルブであって、ガイドプレートに軸支され
    た複数のプッシャーを有し、上記第1のディスクが上記
    弁箱の開口に着座した状態で、上記第1、第2のディス
    クに、上記着座を悪化させる逆圧が作用した場合、上記
    第2のディスクが上記第1のディスクの開口内を摺動し
    ながら後退して上記プッシャーを回動させ、その回動に
    より、上記第1のディスクが上記第2のディスクの摺動
    方向とは反対方向に押圧され、上記第1のディスクの上
    記弁箱の開口への着座状態を強めるように構成されたこ
    とを特徴とする真空バルブ。
  2. 【請求項2】上記第2のディスクの上記弁箱の開口に臨
    む面積は、上記第1のディスクの上記弁箱の開口に臨む
    面積よりも大きくされたことを特徴とする請求項1記載
    の真空バルブ。
JP12488889A 1989-05-18 1989-05-18 真空バルブ Expired - Fee Related JP2767459B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12488889A JP2767459B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 真空バルブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12488889A JP2767459B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 真空バルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02304273A JPH02304273A (ja) 1990-12-18
JP2767459B2 true JP2767459B2 (ja) 1998-06-18

Family

ID=14896581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12488889A Expired - Fee Related JP2767459B2 (ja) 1989-05-18 1989-05-18 真空バルブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2767459B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4982679B2 (ja) * 2007-02-07 2012-07-25 Smc株式会社 ゲートバルブ
JP6587233B1 (ja) * 2018-03-30 2019-10-09 株式会社アルバック 仕切弁

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02304273A (ja) 1990-12-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5438176A (en) Three-position switch actuating mechanism
US4530081A (en) Door structure for record players
JPH0510472B2 (ja)
US4315289A (en) Magnetic disk drive machine
JP2767459B2 (ja) 真空バルブ
US3120944A (en) Mechanical movement gate-valve having positive reduction means
DE3113593A1 (de) In ein buecherregal einbaubarer plattenspieler
CN208895478U (zh) 电芯翻转治具
JP3625994B2 (ja) 流体圧制御弁
JPS6011255Y2 (ja) スライド式自動開閉扉の開閉装置
US1331143A (en) Cover opening and closing mechanism
JPS6224383Y2 (ja)
JP2000042655A (ja) プレス機械の型クランプ装置
JPH10220125A (ja) グライドスライドドアのシール装置
JPS6322308Y2 (ja)
JPS6224375Y2 (ja)
JPS6224381Y2 (ja)
JPH0454591Y2 (ja)
JPS6241414Y2 (ja)
JPS599828Y2 (ja) ロ−ディング装置
JPH0139223Y2 (ja)
JPS6224378Y2 (ja)
JPS6224377Y2 (ja)
KR920003068Y1 (ko) 콤팩트 디스크 8㎝/12㎝겸용 사용장치
JPS6224376Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees