JP2767076B2 - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は保温用にフタに設けられたヒーターの通電制
御に関するもので、特に保温機能を有するジャー炊飯器
にされる。
従来の技術 従来の炊飯器の保温機能は釜底温センサーの出力温度
が一定温度以下になるとフタヒーターと保温用ヒーター
の通電を同時に開始し、一定温度以上になると同時に通
電を停止する事により御飯の温度を一定に保っていた。
発明が解決しようとする課題 かかる従来の構成では、フタヒーターと保温用ヒータ
ーの通電を同時に制御しているため、両者の電力を適切
に設定しないと保温中の御飯に温度ムラが出来る問題が
あった。又、フタの温度が低いと御飯から蒸発した蒸気
がフタに結露し、御飯に滴下して御飯の表面をグチャグ
チャにしたり、逆にフタの温度が高すぎると相対的に温
度の低くなる内釜側面に結露し、内釜側面に接する御飯
をグチャグチャにし、と同時にフタから高温で加熱され
るため御飯の表面が黄色くなったりする問題があった。
又、電力を適切に設定しても室温などの環境変化により
バランスが崩れ、前記問題が発生する事となり、従来技
術では御飯を上手く保温することが難しかった。さら
に、御飯が終了した直後では御飯の温度が高く(約100
℃)釜底温度センサーも同等なので、釜底温度センサー
が前記一定温度(約70℃)に下がるまでの間は各ヒータ
ーに全く通電されない状態となり、前記問題がより顕著
であった。特に御飯をつぐためにフタを開けると、フタ
の温度が下がりフタに結露しやすくなる問題があった。
課題を解決するための手段 かかる従来の問題を解決するため、本発明では釜底温
度センサーの出力温度によってあらかじめ定められた手
順で定まるフタ制御温度と、前記フタ温度センサーの温
度が等しくなるように前記通電制御手段で前記フタヒー
ターの通電を制御するようにした。一方、保温用ヒータ
ー又は炊飯用ヒーターの通電制御は釜底温度センサーの
出力温度によって従来例通り制御される。
作用 前記本発明の構成によれば、フタ側は本体と独立して
フタ温度センサーの出力によってフタヒーターの通電を
制御する。フタ温度センサーで制御するフタ制御温度
は、釜底温度センサーの出力温度によってあらかじめ定
められた手順によって釜底温度より高めに設定されてい
る。すなわち、炊飯直後の釜底温度センサーの温度が高
いときは、それよりさらに高くフタの温度が通電制御さ
れ、御飯から発生する蒸気がフタに結露するのを防止す
る。途中でフタを開けてフタの温度が低くなってもフタ
温度センサーの温度が低くなるのでフタヒーターに通電
され、常にフタ制御温度になるように通電制御される。
御飯が次第に冷えてくるとその温度下降カーブに沿う
ようにフタ制御温度も下がって行き、やがて釜底温度セ
ンサーが一定温度(約70℃)まで下がると、本体側の保
温用ヒーター及び炊飯ヒーターへの通電制御が始まり、
以降釜底温度センサーが一定温度になるよう制御され
る。このとき、釜底温度センサーが一定温度なのでフタ
制御温度も一定となり、フタの温度も一定となる。室温
変動などの環境変化に対しても、常に本体側とフタ側は
独立して温度制御されているので安定しており、フタ
や、内釜側面の露付き、御飯の表面の黄変等が起こら
ず、安定して御飯を保温できる。
上記において、釜底温度が高いほどフタ制御温度をよ
り高く設定されるように前記あらかじめ定められた手順
を決めておくとより有効である。例えば、釜底温度が10
0℃のとき(御飯から激しく蒸気が蒸発しているとき)
はフタ制御温度を120℃に設定し、高温で効果的に露を
蒸発させ、釜底温度が70℃になったときはフタ制御温度
を75℃程度とし、御飯より少し高い温度として露付きを
防止すると同時に御飯の黄変を防止することができる。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明す
る。第1図は本発明による炊飯器の断面図である。図中
1は本体部、2はフタ部、3は内釜、4はフタリング、
5はシールパッキン、6はホウネツバン、7は固体ね
じ、8はフタ、9は蒸気孔、10はフタヒーター、11はフ
タ温度センサー、12は本体上枠、13は外釜、14は炊飯ヒ
ーター、15は釜底温度センサー、16は保温用ヒーター、
17は遮熱板、18はケース、19は電線巻取り機構、20はソ
トワク、21は電源プラグ引き出し口、22は電源プラグ、
23は制御部、24は通電制御手段、25はヒンジ部である。
その構成の概略は本体部とフタ部2から構成され、ヒ
ンジ部25によって開閉自在にフタ部2が本体部1に取り
付けられている。本体部1の内部には着脱自在に内釜3
が収納される。フタ部2は内面を構成するフタリング4
にシールパッキン5を介してホウネツバン6がフタ部2
内面側より挿入され、固定ネジ7によって固定されてい
る。最後にフタ部2の外郭をなすフタ8とフタリング4
が組み付けられている。シールパッキン5はフタリング
4とホウネツバン6の隙間から蒸気がフタ部2内部に侵
入しないようにシールすると同時に、下端のツバ部が内
釜3上端と当接し、内釜3内で発生した蒸気が周囲に漏
れ内ようシールする働きもする。ホウネツバン6及びフ
タ8には穴が設けられており、この間を蒸気孔9でつな
ぎ蒸気の排出口としている。前記ホウネツバン6にはフ
タヒーター10とフタ温度センサー11が取り付けられてい
る。
本体部1は上端を為す本体上枠12の外釜13が取り付け
られ、外釜13底部に炊飯ヒーター14及び釜底温度センサ
ー15が取り付けられている。前記内釜3を本体部1に収
納すると炊飯ヒーター14及び釜底温度センサー15に当接
し、炊飯ヒーター14で内釜3を加熱する同時に、釜底温
度センサー15で釜底温度を検出出来るよう構成されてい
る。外釜13側面には保温用ヒーター16が巻付けられてい
る。外釜13底面には炊飯ヒーター14の熱を遮断する遮断
板17が取り付けられ、遮熱板17にはケース18を介して電
線巻取り機構19が取り付けられている。本体部1の外郭
を為す上部開口有底筒上のソトワク20は手底部に電源プ
ラグ引き出し口21を有している。ソトワク20上端は本体
上枠12と嵌合し固定される。このとき、電線巻取り機構
19の電源プラグ22がソトワク20の電源プラグ引き出し口
21より外部に出る。本体部1内部には制御部23が設けら
れ、前記フタ温度センサー11、及び釜底温度センサー15
が接続され、さらに炊飯ヒーター14、フタヒーター10、
保温用ヒーター16の通電制御手段24が接続されている。
以下、その動作について説明する。使用者が内釜3内
部に洗った米と適量の水を入れ、炊飯スイッチ(図示せ
ず)を操作すると通電制御手段24の働きにより炊飯ヒー
ター14への通電が開始される。内釜3が加熱され、やが
て米が水を吸って内釜内の水がなくなると、釜底温度セ
ンサー15の温度が急激に高くなり、これを検出して炊飯
が終了する。以降保温工程に移行するが、最初の15分く
らいは、むらし工程としてまだフタを開けずに放置す
る。このむらし、保温工程において保温用ヒーター16、
炊飯ヒーター14は直列接続となり、釜底温度センサー15
の温度が70℃以下になると通電制御手段24で通電(加
熱)される。しかし、むらし等炊飯直後は釜底温度が10
0℃位になっているので通電されることはない。
一方、フタヒーター10は釜底温度からあらかじめ定め
られた手順で定まるフタ制御温度とフタ温度センサー11
の出力温度の比較で通電制御される。フタヒーター10に
通電されるとホウネツバン6に熱が伝わりホウネツバン
6からのふく射で米が加熱される。このあらかじめ定め
られた手順とは制御部23に設けられたマイクロコンピュ
ーターにプログラムされており、炊飯直後の釜底温度セ
ンサー15の温度が高いとき程、それより高い温度にフタ
の温度が制御される。例えば、釜底温度が100℃のとき
(御飯から激しく蒸気が蒸発しているとき)はフタ制御
温度を120℃に設定し、高温で効果的に霧を蒸発させ、
釜底温度が70℃になったときはフタ制御温度を75℃程度
とし、御飯より少し高い温度として露付きを防止すると
同時に御飯の黄変を防止する。釜底温度が100℃から70
℃の間は、フタ制御温度も120℃から75℃に滑らかに変
化する。釜底温度が70℃未満になると通電制御手段24に
より保温用ヒーター16、炊飯ヒーター14に通電され、以
降釜底温度が70℃になるように制御される。
発明の効果 以上のように本発明によれば、御飯の温度に対してフ
タの温度が適切に制御されるのでフタや内釜側面に露が
付くことが無く御飯がグチャ付く事が無い。また御飯の
表面が黄色くなることもない。
本実施例では記載しなかったが、釜底温度からフタ制
御温度を定める際にファジィ理論を応用して定めても良
い、その際、入力情報として釜底温度を主とするのは本
発明の主旨からもちろんであるが、ほかに室温等他の情
報も含めてフタ制御温度が定まるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による炊飯器の断面図であ
る。 1……本体、2……フタ部、 3……内釜、10……フタヒーター、 11……フタ温度センサー、14……炊飯ヒーター、 15……釜底温度センサー、16……保温用ヒーター、 24……通電制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−222419(JP,A) 特開 平2−44126(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 27/00 - 27/64 G05B 13/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体部と本体部に着脱自在に収納される内
    釜と、本体部及び内釜の上部開口をふさぐフタ部を有す
    る炊飯器において、本体部(1)には内釜(3)の温度
    を検出する釜底温度センサー(15)と、内釜(3)を加
    熱する炊飯ヒーター(14)及び、保温用ヒーター(16)
    とを設け、前記フタ部(2)に内釜(3)に向かう面に
    フタヒーター(10)及びフタの温度を検出するフタ温度
    センサー(11)とを設け、さらに、前記炊飯ヒーター
    (14)及び保温用ヒーター(16)、フタヒーター(10)
    の通電を制御する通電制御手段(24)を有し、前記釜底
    温度センサー(15)の出力温度によってあらかじめ定め
    られた手順で定まるフタ制御温度と、前記フタ温度セン
    サー(11)の温度が等しくなるように通電を制御するこ
    とを特徴とする炊飯器。
  2. 【請求項2】前記釜底温度からフタ制御温度を定めるあ
    らかじめ定められた手順において、ファジィ推論の手順
    を応用したことを特徴とする前記第1項の炊飯器。
  3. 【請求項3】前記あらかじめ定められた手順において、
    釜底温度よりフタ制御温度を常に高く設定することを特
    徴とする前記第1項の炊飯器。
  4. 【請求項4】釜底温度とフタ制御温度との差は釜底温度
    が高い程、大きく取ることを特徴とする前記第3項の炊
    飯器。
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