JP2763884B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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- JP2763884B2 JP2763884B2 JP62240700A JP24070087A JP2763884B2 JP 2763884 B2 JP2763884 B2 JP 2763884B2 JP 62240700 A JP62240700 A JP 62240700A JP 24070087 A JP24070087 A JP 24070087A JP 2763884 B2 JP2763884 B2 JP 2763884B2
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- Color Electrophotography (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、複数の潜像担持体を有し、該潜像担持体に
形成された色画像を、順次転写紙上に重ね合せてカラー
画像を得る画像形成装置に関するものである。 (従来技術) 従来、複写機において、潜像担持体である感光体の位
置は、複写機本体機枠の後側板と前側の面板によって決
められている。この前側の面板には、感光体軸を中心
に、帯電部,現像部,転写部,クリーニング部等が支持
されるが、従来、これらの部材を精度良く保持するた
め、面板及びそれに支持される部材の一方に基準ピン、
そして他方に基準ピンと嵌合する穴を設け、両者の嵌合
により各部材の位置精度を確保している。 このようなことから、複数の記録装置の構成要素を一
枚の面板で支持する場合、基準ピンの数が多くなって、
組付性が悪くなり、また、各感光体の平行度が狂ってい
る場合には、得られたカラー画像に色ずれが発生するこ
とになる。更に、一枚の面板では、記録装置の一つをは
ずすに際して、面板をはずすと他の記録装置を構成する
各ユニットに関しても、面板による支持がなくなる結
果、ねじれ等の不具合が発生することとなる。 (発明の目的) 本発明は、複数の記録装置の画像形成部によって色画
像を転写紙上に重ね合せて一つのカラー画像を得る画像
形成装置において、各感光体間の平行度を正確に保持し
て色ずれ等の画像ずれの発生を生じることなく、しかも
各記録装置の組付性を損なうことのない画像形成装置を
提供することを目的とするものである。 (発明の構成) 本発明は、複数の感光体により順次画像を形成するカ
ラー画像形成装置において、各感光体および各感光体ご
とに設けられた帯電手段等のユニットが一体的に取付け
られた面板を各感光体ごとに設け、前記面板ごとに取付
けられた感光体を互いに接離しうる方向に調整可能にす
る位置調整手段を前記面板ごとに設けたことを特徴とす
るものであり、前記面板を機枠に対して二つの基準ピン
により枢支すると共に、一方の基準ピンに前記位置調整
手段を設けることが望ましい。 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において画像形成装置の一例としてカラー複写
機を示す。複写機は、原稿読み取りのためのスキャナー
部1と、スキャナー部1よりデジタル信号として出力さ
れる画像信号を電気的に処理する画像処理部2と、画像
処理部2よりの各色の画像記録情報に基づいて画像を複
写紙上に形成するプリンタ部3とを有する。スキャナー
部1は、原稿載置台4の上の原稿を走査照明するランプ
5、例えば蛍光灯を有する。蛍光灯5により照明された
ときの原稿からの反射光は、ミラー6,7,8により反射さ
れて結像レンズ9に入射される。結像レンズ9により、
画像光はダイクロイックプリズム10に結像され、例えば
レッドR、グリーンG、ブルーBの3種類の波長の光に
分光され、各波長光ごとに受光器11、例えばレッド用CC
D11R、グリーン用CCD11G、ブルー用CCD11Bに入射され
る。各CCD11R,11G,11Bは、入射した光をデジタル信号に
変換して出力し、その出力は画像処理部2において必要
な処理を施して、各色の記録色情報、例えばブラック
(以下Bkと略称)、イエロー(Yと略称)、マゼンタ
(Mと略称)、シアン(Cと略称)の各色の記録形成用
の信号に変換される。 第1図にはBk,C,M,Yの4色を形成する例を示すが、3
色だけでカラー画像を形成することもできる。その場合
は第1図の例に対し記録装置を1組減らすこともでき
る。 画像処理部2よりの信号は、プリンタ部3に入力さ
れ、それぞれの色のレーザー光出射装置12Bk,12C,12M,1
2Yに送られる。 プリンタ部には、図の例では4組の記録装置13Bk,13
C,13M,13Yが並んで配置されている。各記録装置13はそ
れぞれ同じ構成部材よりなっているので、説明を簡単化
するためC用の記録装置について説明し、他の色につい
ては省略する。尚各色用について、同じ部分には同じ符
号を付し、各色の構成の区別をつけるために、符号に各
色を示す添字を示す。 記録装置13Cはレーザ光出射装置12Cの外に感光体14
C、例えば感光体ドラムを有する。 感光体14Cには、帯電チャージャ15C、レーザ光出射装
置12Cによる露光装置、現像装置16C、転写チャージャ17
C等が公知の複写装置と同様に付設されている。 帯電チャージャ15Cにより一様に帯電された感光体14C
は、レーザ光出射装置12Cによる露光により、シアン光
像の潜像を形成し、現像装置16Cにより現像して顕像を
形成する。給紙コロ18により給紙部19、例えば2つの給
紙カセットの何れかから供給される複写紙は、レジスト
ローラ20により先端を揃えられタイミングを合わせて転
写ベルト21に送られる。転写ベルト21により搬送される
複写紙は、それぞれ顕像を形成された感光体14Bk,14C,1
4M,14Yに順次送られ、転写チャージャ17の作用下で顕像
を転写される。転写された複写紙は、定着ローラ22によ
り定着され、排紙ローラ23により排紙される。 複写紙は、転写ベルト21に静電吸着されることによ
り、転写ベルトの速度で精度よく搬送されることができ
る。 第2図は各記録装置13Bk,13C,13M,13Yの支持手段の一
例の側面図である。第1図に示した部材と同一の部材は
同一の符号を付してある。又、各記録装置はそれぞれ同
一の支持手段で支持されているので、以下の説明では1
つの記録装置13Cを例に挙げ、他の記録装置に関しては
説明を省略する。 潜像担持体としての感光体14C,帯電チャージャ15C,現
像装置16C,転写チャージャ17C,クリーニング装置27Cよ
り成る記録装置13Cは、支持手段としての面板25Cに支持
されている。即ち、帯電チャージャ15C,現像装置16C,転
写チャージャ17Cおよびクリーニング装置27Cからなるユ
ニットが面板25Cを介して感光体14Cに一体的に取付けら
れている。面板25Cは、その上部において複写機機枠24
に形成した二本の基準ピン26C1,26C2によって、複写機
機枠24に取付けられている。二本の基準ピン26Cの一方2
6C1(以下回動側基準ピンという)は面板25Cに設けた基
準穴と直接係合しており、基準ピン26Cの他方26C2(以
下調整側基準ピンという)は面板25Cに取付けられた位
置調節手段30Cを介して面板25Cを支持している。 位置調節手段30について、第3図(a),(b)によ
り説明する。位置調節手段30は各記録装置13(13Bk,13
C,13M,13Y)に対応して設けられている面板25(25Bk,25
C,25M,25Y)に夫々一個ずつ、機枠24への取付部である
一方の調整側基準ピン262の部分に配置されている。 位置調節手段30は、面板25Cに固定され、上部に調節
螺子38を螺入しうる雌螺子部35aを形成したホルダ35
と、ホルダ35の内部に位置し、機枠24に形成した調整側
基準ピン262と穴部36bで係合し、圧縮発条37と調節螺子
38との間に挟持され、面板25Cに設けられた案内穴25aに
係合するガイド突起36aにより、ホルダ35に対して第2
図におけるAB方向と略直角方向である図中のCD方向へ移
動可能なスライダ36と、ホルダ35の雌螺子入部35aに結
合可能な螺子部38aを有し、その端部をスライダ36に当
接している調節螺子38と、スライダ36を調節螺子38の方
向へ付勢するため、スライダ36とホルダ35との間に配置
された圧縮発条37とから構成されている。 このような位置調節手段30を、機枠24に対する各面板
25の取付部である調整側基準ピン262の部分に設けた本
発明の構成において、各記録装置13毎に面板25を備えて
いるため、感光体の平行度のずれた特定の面板の調節螺
子38を回動することにより、第2図において記録装置13
をAまたはBの方向に僅かに移動させ、その感光体の平
行度を正確に調節することができる。 すなわち、第3図において、調節螺子38を時計方向で
あるE方向に回動すると、調節螺子38は下方向(C方
向)に移動し、この調節螺子38の移動は、スライダ36を
ホルダ35,面板25に対してC方向に押下げる作用を生じ
る。しかし、スライダ36は機枠24の調整側基準ピン262
に係合していることにより、実際にはホルダ35・面板25
がスライダ36に対して上方向であるD方向へと移動する
ことになる。面板25は前述したように、機枠24に対して
二つの基準ピン261,262により支持され、一方の回動側
基準ピン261側では面板25と機枠24の位置は変らず、し
たがって、面板25は回動側基準ピン261を中心に調整側
基準ピン262側における面板25の移動量に基づき反時計
方向に回動し、結果的に感光体支持軸28は、第2図にお
いてB方向に移動する。 また、調節螺子38をE方向と逆方向に回転することに
よって、同様、感光体支持軸28は、第2図においてA方
向に移動することができる。 本発明の実施例において、調整側基準ピンの位置での
面板の移動が回動側基準ピンを中心として面板を回動さ
せることによって、感光体支持軸の傾きを調節し、感光
体相互間の平行度を調節する手段を開示したが、調節手
段として直接A又はB方向へ移動させることにより、感
光体相互間の平行度を得ることも可能であり、また、螺
子機構によりスライダを移動して、機枠に対して面板を
駆動する調節手段の代りに、偏心カム等の微小な位置変
位できる機構を用いて機枠に対して面板を移動させるこ
ともでき、実施例に限定されるものではない。 (発明の効果) 本発明の構成により、複数の感光体を用いた画像形成
装置において、各感光体および各感光体ごとに設けられ
た帯電手段等のユニットが一体的に取付けられた面板を
各感光体ごとに設け、該面板に、取付けられた感光体を
互いに接離しうる方向に調整可能にする位置調整手段を
設けたので、帯電手段と感光体表面との距離を一定に保
ちながら、感光体間の距離を調整することができ、各感
光体間の平行度を正確に保持して色ずれ等の画像ずれの
発生を生じることなく、しかも組み付け性を損なうこと
を防止することができる。 また、異常が起きた場合やメンテナンスを行う場合に
おいても各面板単位で取り外して作業を行うことがで
き、他の装置に影響を与えることなく作業を容易に行う
ことができる。 さらに、破損・劣化等により、複数の感光体のうちか
ら、例えば1つの感光体を取り替える必要が生じた場
合、交換する感光体に対応した面板のみを取り外せばよ
く、面板を取り外して感光体を交換した後、その交換し
た1つの感光体についてのみ調整すればよいので、調整
が極めて簡単であり交換作業が容易であるという利点を
有する。
形成された色画像を、順次転写紙上に重ね合せてカラー
画像を得る画像形成装置に関するものである。 (従来技術) 従来、複写機において、潜像担持体である感光体の位
置は、複写機本体機枠の後側板と前側の面板によって決
められている。この前側の面板には、感光体軸を中心
に、帯電部,現像部,転写部,クリーニング部等が支持
されるが、従来、これらの部材を精度良く保持するた
め、面板及びそれに支持される部材の一方に基準ピン、
そして他方に基準ピンと嵌合する穴を設け、両者の嵌合
により各部材の位置精度を確保している。 このようなことから、複数の記録装置の構成要素を一
枚の面板で支持する場合、基準ピンの数が多くなって、
組付性が悪くなり、また、各感光体の平行度が狂ってい
る場合には、得られたカラー画像に色ずれが発生するこ
とになる。更に、一枚の面板では、記録装置の一つをは
ずすに際して、面板をはずすと他の記録装置を構成する
各ユニットに関しても、面板による支持がなくなる結
果、ねじれ等の不具合が発生することとなる。 (発明の目的) 本発明は、複数の記録装置の画像形成部によって色画
像を転写紙上に重ね合せて一つのカラー画像を得る画像
形成装置において、各感光体間の平行度を正確に保持し
て色ずれ等の画像ずれの発生を生じることなく、しかも
各記録装置の組付性を損なうことのない画像形成装置を
提供することを目的とするものである。 (発明の構成) 本発明は、複数の感光体により順次画像を形成するカ
ラー画像形成装置において、各感光体および各感光体ご
とに設けられた帯電手段等のユニットが一体的に取付け
られた面板を各感光体ごとに設け、前記面板ごとに取付
けられた感光体を互いに接離しうる方向に調整可能にす
る位置調整手段を前記面板ごとに設けたことを特徴とす
るものであり、前記面板を機枠に対して二つの基準ピン
により枢支すると共に、一方の基準ピンに前記位置調整
手段を設けることが望ましい。 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 第1図において画像形成装置の一例としてカラー複写
機を示す。複写機は、原稿読み取りのためのスキャナー
部1と、スキャナー部1よりデジタル信号として出力さ
れる画像信号を電気的に処理する画像処理部2と、画像
処理部2よりの各色の画像記録情報に基づいて画像を複
写紙上に形成するプリンタ部3とを有する。スキャナー
部1は、原稿載置台4の上の原稿を走査照明するランプ
5、例えば蛍光灯を有する。蛍光灯5により照明された
ときの原稿からの反射光は、ミラー6,7,8により反射さ
れて結像レンズ9に入射される。結像レンズ9により、
画像光はダイクロイックプリズム10に結像され、例えば
レッドR、グリーンG、ブルーBの3種類の波長の光に
分光され、各波長光ごとに受光器11、例えばレッド用CC
D11R、グリーン用CCD11G、ブルー用CCD11Bに入射され
る。各CCD11R,11G,11Bは、入射した光をデジタル信号に
変換して出力し、その出力は画像処理部2において必要
な処理を施して、各色の記録色情報、例えばブラック
(以下Bkと略称)、イエロー(Yと略称)、マゼンタ
(Mと略称)、シアン(Cと略称)の各色の記録形成用
の信号に変換される。 第1図にはBk,C,M,Yの4色を形成する例を示すが、3
色だけでカラー画像を形成することもできる。その場合
は第1図の例に対し記録装置を1組減らすこともでき
る。 画像処理部2よりの信号は、プリンタ部3に入力さ
れ、それぞれの色のレーザー光出射装置12Bk,12C,12M,1
2Yに送られる。 プリンタ部には、図の例では4組の記録装置13Bk,13
C,13M,13Yが並んで配置されている。各記録装置13はそ
れぞれ同じ構成部材よりなっているので、説明を簡単化
するためC用の記録装置について説明し、他の色につい
ては省略する。尚各色用について、同じ部分には同じ符
号を付し、各色の構成の区別をつけるために、符号に各
色を示す添字を示す。 記録装置13Cはレーザ光出射装置12Cの外に感光体14
C、例えば感光体ドラムを有する。 感光体14Cには、帯電チャージャ15C、レーザ光出射装
置12Cによる露光装置、現像装置16C、転写チャージャ17
C等が公知の複写装置と同様に付設されている。 帯電チャージャ15Cにより一様に帯電された感光体14C
は、レーザ光出射装置12Cによる露光により、シアン光
像の潜像を形成し、現像装置16Cにより現像して顕像を
形成する。給紙コロ18により給紙部19、例えば2つの給
紙カセットの何れかから供給される複写紙は、レジスト
ローラ20により先端を揃えられタイミングを合わせて転
写ベルト21に送られる。転写ベルト21により搬送される
複写紙は、それぞれ顕像を形成された感光体14Bk,14C,1
4M,14Yに順次送られ、転写チャージャ17の作用下で顕像
を転写される。転写された複写紙は、定着ローラ22によ
り定着され、排紙ローラ23により排紙される。 複写紙は、転写ベルト21に静電吸着されることによ
り、転写ベルトの速度で精度よく搬送されることができ
る。 第2図は各記録装置13Bk,13C,13M,13Yの支持手段の一
例の側面図である。第1図に示した部材と同一の部材は
同一の符号を付してある。又、各記録装置はそれぞれ同
一の支持手段で支持されているので、以下の説明では1
つの記録装置13Cを例に挙げ、他の記録装置に関しては
説明を省略する。 潜像担持体としての感光体14C,帯電チャージャ15C,現
像装置16C,転写チャージャ17C,クリーニング装置27Cよ
り成る記録装置13Cは、支持手段としての面板25Cに支持
されている。即ち、帯電チャージャ15C,現像装置16C,転
写チャージャ17Cおよびクリーニング装置27Cからなるユ
ニットが面板25Cを介して感光体14Cに一体的に取付けら
れている。面板25Cは、その上部において複写機機枠24
に形成した二本の基準ピン26C1,26C2によって、複写機
機枠24に取付けられている。二本の基準ピン26Cの一方2
6C1(以下回動側基準ピンという)は面板25Cに設けた基
準穴と直接係合しており、基準ピン26Cの他方26C2(以
下調整側基準ピンという)は面板25Cに取付けられた位
置調節手段30Cを介して面板25Cを支持している。 位置調節手段30について、第3図(a),(b)によ
り説明する。位置調節手段30は各記録装置13(13Bk,13
C,13M,13Y)に対応して設けられている面板25(25Bk,25
C,25M,25Y)に夫々一個ずつ、機枠24への取付部である
一方の調整側基準ピン262の部分に配置されている。 位置調節手段30は、面板25Cに固定され、上部に調節
螺子38を螺入しうる雌螺子部35aを形成したホルダ35
と、ホルダ35の内部に位置し、機枠24に形成した調整側
基準ピン262と穴部36bで係合し、圧縮発条37と調節螺子
38との間に挟持され、面板25Cに設けられた案内穴25aに
係合するガイド突起36aにより、ホルダ35に対して第2
図におけるAB方向と略直角方向である図中のCD方向へ移
動可能なスライダ36と、ホルダ35の雌螺子入部35aに結
合可能な螺子部38aを有し、その端部をスライダ36に当
接している調節螺子38と、スライダ36を調節螺子38の方
向へ付勢するため、スライダ36とホルダ35との間に配置
された圧縮発条37とから構成されている。 このような位置調節手段30を、機枠24に対する各面板
25の取付部である調整側基準ピン262の部分に設けた本
発明の構成において、各記録装置13毎に面板25を備えて
いるため、感光体の平行度のずれた特定の面板の調節螺
子38を回動することにより、第2図において記録装置13
をAまたはBの方向に僅かに移動させ、その感光体の平
行度を正確に調節することができる。 すなわち、第3図において、調節螺子38を時計方向で
あるE方向に回動すると、調節螺子38は下方向(C方
向)に移動し、この調節螺子38の移動は、スライダ36を
ホルダ35,面板25に対してC方向に押下げる作用を生じ
る。しかし、スライダ36は機枠24の調整側基準ピン262
に係合していることにより、実際にはホルダ35・面板25
がスライダ36に対して上方向であるD方向へと移動する
ことになる。面板25は前述したように、機枠24に対して
二つの基準ピン261,262により支持され、一方の回動側
基準ピン261側では面板25と機枠24の位置は変らず、し
たがって、面板25は回動側基準ピン261を中心に調整側
基準ピン262側における面板25の移動量に基づき反時計
方向に回動し、結果的に感光体支持軸28は、第2図にお
いてB方向に移動する。 また、調節螺子38をE方向と逆方向に回転することに
よって、同様、感光体支持軸28は、第2図においてA方
向に移動することができる。 本発明の実施例において、調整側基準ピンの位置での
面板の移動が回動側基準ピンを中心として面板を回動さ
せることによって、感光体支持軸の傾きを調節し、感光
体相互間の平行度を調節する手段を開示したが、調節手
段として直接A又はB方向へ移動させることにより、感
光体相互間の平行度を得ることも可能であり、また、螺
子機構によりスライダを移動して、機枠に対して面板を
駆動する調節手段の代りに、偏心カム等の微小な位置変
位できる機構を用いて機枠に対して面板を移動させるこ
ともでき、実施例に限定されるものではない。 (発明の効果) 本発明の構成により、複数の感光体を用いた画像形成
装置において、各感光体および各感光体ごとに設けられ
た帯電手段等のユニットが一体的に取付けられた面板を
各感光体ごとに設け、該面板に、取付けられた感光体を
互いに接離しうる方向に調整可能にする位置調整手段を
設けたので、帯電手段と感光体表面との距離を一定に保
ちながら、感光体間の距離を調整することができ、各感
光体間の平行度を正確に保持して色ずれ等の画像ずれの
発生を生じることなく、しかも組み付け性を損なうこと
を防止することができる。 また、異常が起きた場合やメンテナンスを行う場合に
おいても各面板単位で取り外して作業を行うことがで
き、他の装置に影響を与えることなく作業を容易に行う
ことができる。 さらに、破損・劣化等により、複数の感光体のうちか
ら、例えば1つの感光体を取り替える必要が生じた場
合、交換する感光体に対応した面板のみを取り外せばよ
く、面板を取り外して感光体を交換した後、その交換し
た1つの感光体についてのみ調整すればよいので、調整
が極めて簡単であり交換作業が容易であるという利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用されるカラー画像形成装置の一
例を示す概略断面図、 第2図は、第1図における各記録装置の支持手段と複写
機機枠との関連を示す側面図、 第3図(a)(b)は、本発明の位置調節手段の断面図
及び正面図である。 13Bk,13C,13M,13Y……各記録装置、24……機枠、25Bk,2
5C,25M,25Y……支持手段、26Bk1,2,26C1,2,26M1,2,26Y
1,2……基準ピン、30Bk,30C,30M,30Y……位置調節手
段。
例を示す概略断面図、 第2図は、第1図における各記録装置の支持手段と複写
機機枠との関連を示す側面図、 第3図(a)(b)は、本発明の位置調節手段の断面図
及び正面図である。 13Bk,13C,13M,13Y……各記録装置、24……機枠、25Bk,2
5C,25M,25Y……支持手段、26Bk1,2,26C1,2,26M1,2,26Y
1,2……基準ピン、30Bk,30C,30M,30Y……位置調節手
段。
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
G03G 15/01 - 15/01 117
G03G 15/00 550
G03G 21/00 350
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.複数の感光体により順次画像を形成するカラー画像
形成装置において、 各感光体および各感光体ごとに設けられた帯電手段等の
ユニットが一体的に取付けられた面板を各感光体ごとに
設け、 前記面板ごとに取付けられた感光体を互いに接離しうる
方向に調整可能にする位置調整手段を前記面板ごとに設
けたことを特徴とするカラー画像形成装置。 2.前記面板を機枠に対して二つの基準ピンにより枢支
すると共に、一方の基準ピンに前記位置調整手段を設け
たことを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62240700A JP2763884B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | カラー画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62240700A JP2763884B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6484263A JPS6484263A (en) | 1989-03-29 |
JP2763884B2 true JP2763884B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=17063400
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62240700A Expired - Fee Related JP2763884B2 (ja) | 1987-09-28 | 1987-09-28 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2763884B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008145622A (ja) | 2006-12-08 | 2008-06-26 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置、潜像担持体位置調整方法 |
JP5211847B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2013-06-12 | コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、および画像形成装置の制御プログラム |
JP6160084B2 (ja) * | 2013-01-09 | 2017-07-12 | 株式会社リコー | 定着ユニットの位置調整装置及び画像形成装置 |
Family Cites Families (5)
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---|---|---|---|---|
JPS53142245A (en) * | 1977-05-17 | 1978-12-11 | Minolta Camera Co Ltd | Electrophotographic copier |
JPS58207069A (ja) * | 1982-05-27 | 1983-12-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 複写装置 |
JPS62129871A (ja) * | 1985-11-30 | 1987-06-12 | Ricoh Co Ltd | カラ−記録装置 |
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-
1987
- 1987-09-28 JP JP62240700A patent/JP2763884B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6484263A (en) | 1989-03-29 |
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