JPS62129871A

JPS62129871A - カラ−記録装置

Info

Publication number: JPS62129871A
Application number: JP27004385A
Authority: JP
Inventors: Hideya Furuta; 古田　秀哉; Hidetoshi Yano; 英俊矢野; Yutaka Koizumi; 豊小泉; Yoshihiro Sakai; 良博堺; Mitsuru Mamizuka; 馬見塚　満; Fumitaka Fujieda; 藤枝　文隆
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1985-11-30
Filing date: 1985-11-30
Publication date: 1987-06-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】く技術分野〉本発明は、複数のベルト感光体を有する高速カラー記録
装置における重ね画像の位置合わせ調整機構に関する。

〈従来技術〉一回の露光により多色分解画像を重ね合わせたツチした
分光感度その他の特性が自由に選択使用できるようにし
たカラー複写機は、たとえば特公昭５３−３４４９４号
公報に記載され、従来から知ら゛れている。すなわち、
第３図に、その概要を示すように、１つのカラー原画を
カラーフィルタにより３原色に色分解し、それぞれの分
解色を複数のベルト感光体上に同時に露光する。これに
より、それぞれの感光体上には各分解色に応じた静電画
像が形成され、さらに分解色に対応した色トナーによっ
て現像することによって各色トナー画像を得ることがで
きる。前記各色トナー画像を同一転写紙上に重ね合わせ
て転写し、最終的に一つのコピーが得られる。上記プロ
セスにおいて転写紙は各感光体と順次接触してトナー画
像の重ね転写が行われる。３原色に色分解したときには
、３つの独立した感光体ａ、ｂおよびＣが用いられ、転
写紙は、その３つの感光体ａ、ｂおよびＣと順次接触し
てトナー画像の重ね転写が行われるが、各感光体上のト
ナー画像は転写紙上の同一場所に転写される必要上、感
光体す上の画像は、感光体ａ上の画像よりも、転π紙が
感光体ａから感光体ｂｂへ移動する時間、すなわち一定
距離だけ遅れて転写位置に運ばれるようにするため、感
光体ａ上の露光位置から転写位置迄の距離（感光体周長
における）ｔａと感光体す上の露光位置から転写位置迄
の距離（感光体周長における）　ｔｂとの差、ｔｂ　　
ｌａｋ、転写紙が感光体ａの転写位置から感光体すの転
写位置迄移動する距離に等しくなるようにしておかねば
ならない。感光体すと感光体Ｃとの間の関係についても
上記と同様でおる。

したがって、上述プロセスでの主要な特徴は、ｌ　ｂ　
　Ｌ　ａ　”　ｔａ　ｂｌｃ−６ｂ＝ｔｂｃただし、ｊａｂ＝転写紙が感光体ａの転写位置から感光
体すの転写位置迄移動する時の移動距離、ｔｂｃ＝転写紙が感光体すの転写位置から感光体Ｃの転写位置迄移動する時の移動距離、とした事にある。

上述構成の複写機において、各感光体間の露光（結像）
位置での光学像の倍率合わせの為、ミラー位置の調整を
行うと結像位置が変ることになり、結像位置から転写位
置迄の距離が本来の寸法とは異なってきて各色トナー画
像の転写紙上での重ね転写像に位置ズレが生じてしまう
。

く目　　的〉゛そこで本発明は、ベルト感光体を備えたカラー複写機、
プリンタ等の重ね転写画像の位置ズレの簡単な防止機構
を提供しようとするものである。

〈構　　成〉本発明は上記目的を達成するため前述した構成要件を具
備するが、以下に添付図面に沿って、その実施例および
作用、効果を詳述する。

実施例第１図は、本発明を適用する３ベルト感光体カラー複写
機の構造概要を示すもので、ｍそれぞれ周長の異なる３つのベルト感光体５ｃ。

５ｍおよび５ｙに対して、照明ランプ３５、第１ミ゛ラ
一群３６、レンズ３７、第２ミラーあの光学像を、第１
ハーフミラ−３９、第２ハーフミラ−４０および第３ミ
ラー４１によシ光路分割して、ベルト５ｙにはブルー光
、ベル）５ｍにはグリーン光、ベルト５Ｃにはレッド光
の色分解像を結像するよう構成しである。なお、各感光
体の前記露光結像位置と、転写位置との間のベルト周距
離と、ベルト５ｃ、５ｍおよび５ｙの各転写位置間距離
の本来の基本的関係は従来の装置、たとえば特公昭５３
−３４４９４号公報記載のカラー複写機の転写装置と同
様に、（１）ベル）５ｍの露光位置から転写位置迄の周長−ベ
ルト５ｙの露光位置から転写位置迄の周長＝ベルト５ｙ
の転写位置とベル）５ｍの転写位置との間の距離。

（２）ベルト５ｍとベルｔ−５ｃとの間の構成関係も、
また上記（１）と同様である。

ｆＩＩ）光学系について、さらに説明すると、特公昭５
３−３４４９４号公報記載の複写機の場合も同様である
が、第１図で、ミラー３９とベルト感光体５ｙ結像位置
間光路長と、ミラ−３９〜ミラー４０〜感光体５ｍ結像
位置間光路長およびミラ−３９〜ミラー４１〜感光体５
Ｃ結像位置間光路長の３者は等しくなければならない。

しかし、現実には、これらミラーを含む光学系構成部品
の精度や組付精度等に原因して、必ずしもこ、のように
完全状態にはならず、３つの光学像の倍率偏差や、ある
いは倍率は同一でも本来位置からの結像位置の狂いが生
じてしまい、結果として転写紙上の重ね画像に位置ズレ
が発生することがある。その内容としては（Ａ）　　倍率偏差発生、（Ｂ）　　感光体進行の前後方向への結像位置のシフト
発生、（Ｃ）　　感光体奥行方向への結像位置シフト発生、（
Ｄ）　　感光体進行の前後方向への結像位置が、感光体
奥行方向の場所で異なるスキュー結像発生、が挙げられるが、その原因との関係は、次のようになる
。　　　　　　　　　　１（１）ミラー４０．４１が光軸の前後方向に位置シフト
していると（第１図で左、右方向のズＶ）、感光体５ｍ
、５Ｃの像が、上記（Ａ）と（Ｂ）になる。

＋ｉｂ　ミラー３９が同様に位置シフトしていると（第
１図で上、下方向のズレ）、感光体５ｍ、５Ｃの像が（
Ｂ）になる。

ｑ＋ｂ　ミラー３９．４０および４１の光軸に対する傾
斜角が、本来よりも僅かにでも異なっていると感光体５
ｍ、５ｃの像が（Ｂ）になる。

４１１＋　ミラー３９．４０および４１が奥行方向に傾
斜があると感光体５ｍと５Ｃの像が（Ａ）と（Ｃ）にな
る。

Ｍミラー３９．４０および４１に、ねじれがあると感光
体５ｍと５Ｃの像が（Ｄ）になる。

これらの対策を、光学系のミラー設定のみで厳密に行う
ことは調整が複雑で至難なことである。

０そこで本発明では、前記（Ａ）と（Ｃ）との対策を光
学系ミラー調整で行い、（Ｂ）と（Ｄ）はベルト感光体
側で行うことにより、重ね画像の位置合わせを確実にし
ようとするものである。

（１）前記（り〜（１１）により発生する（Ｂ）の結像
位置の本来位置からのズレ量の分を、（Ｂ−イ）ベルト感光体を支持し従動するローラ４５ヲ
左、右方向に平行移動させ、結像位置を、本来位置に設定調整する。

（Ｂ−口）または同じく従動ロー２４４を、たとえば４
５°方向に平行移動させ、結像位置〜転写位置間の感光体周長を変えてやることにより、他の感光体画像と転写紙上での位置合わせができるようにする。′ （Ｂ−ハ）感光体駆動ローラ４３ヲ左、右に平行移動さ
せ、転写位置間距離を変えてやることにより、他の感光体画像と転写紙上で位置合わせできるようにする。

の、いずれかを行って補正する。

（２）また、前記Ｍで発生する（Ｄ）のスキュー結像に
よる。ズレ量の分は、（Ｄ−イ）従動ローラ４５ヲ、左、右方向に首振り調整
することで、感光体奥行方向の、どの位置でも、結像位置〜転写位置間距離が本来寸法になるようにする。

（Ｄ−（’）感光体駆動ロー２４３を、左、右方向に首
振り調整をすることで、転写位置間距離を変えてやり、他の感光体画像と転写紙上で位置合わせできるようにする。

の、いずれかを行って補正する。

（３）以上の（Ｂ−イ）、（Ｂ−・・）と（Ｄ−イ）、
（Ｄ−口）の各１項目を組合わせることで、光学系側に
起因する画像の位置ズレを感光体側で分担、補正するこ
とができる。

第２図は、これらの調整が可能な機構（Ｍ部）の一実施
例の斜視図である。図中、Ｍ部はベルト感光体駆動支承
機構の前後に設けられる。まず、感光体の従動ローラ４
５を平行移動させるには、従動ローラ４５ヲ支承するブ
ラケット４７の締付ネジを緩めマイクロヘッド５０で目
盛を読みながら前記ブラケットを移動させ、ネジを旧通
り締め固定する。同じ作業を、もう片方でも行い、マイ
クロヘット５０の目盛を同じにして調整してやれば、ロ
ーラ４５を平行移動させることができる。

また、従動ロー２４４を動かす場合も同様で、マイクロ
ヘッド５０で目盛を読みながら移動量を設定する。

なお、マイクロヘッド５０のヘッド端面は、従動ローラ
４５．４４の軸に当接していて、ヘッド端面に回転軸を
押し当てるようにしてブラケットの締付ネジを固定する
ようにする。

以上の第２図示のものの説明は、従動ローラ４５．４４
の調整方式についてであったが、例えばローラ４３また
はローラ４５の補正のみでスキュー量と平行シフト成分
のズレ量の両方を調整することもできる。

（４）以上の説明は、第１図示の構成の複写光学系を用
いて行ったが、これは他の構成の複写光学系、たとえば
２色、４色等の光学系であっても複数のベルト感光体へ
の結像位置の本来位置からのズレは、本発明同様の構成
により補正し、位置ズレの無い画像を得ることができる
。

また、複写光学系ではなく、Ｖ−ザ光学系等を用いたプ
リンタの場合であっても同様である。

く効　果〉本発明装置によれば、ベルト感光体の駆動または従動ロ
ーラの調整で重ね画像の位置合わせ補正を分担すること
により、そのための光学系調整項目が低減し、従来、不
可能に近かった良好な重ね画像の位置合わせが実現でき
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明装置を適用する３ベルト感光体カラー
複写機の一実施例概要図、第２図は、本発明装置の要部
斜視説明図、第３図は従来公知の３ベルト感光体カラー
複写機の構造概要図である。５・・・ベルト感光体　　４３・・・感光体駆動ローラ
４４．４５・・・従動ローラ　　４６・・・テンション
ローラ４７・・・従動ローラブラケ４８・・・軸受ット
　　　　　　　４９・・・マイクロヘッドプ５０・・・
マイクロヘッド　　　　ラケット５１・・・テンション
ローラ５２…テンシヨンローラブラケツト　　　　　　
軸受５３・・・テンショシバネ

Claims

【特許請求の範囲】

１、複数のベルト感光体に、それぞれ色分解された光像
を投影して静電画像を形成し、対応する色トナーで顕像
化して、これを一枚の転写紙に順次重ね転写するように
したカラー記録装置において、各ベルト感光体への本来
の光像形成位置からの狂いを、感光体の光像形成位置か
ら転写位置までの間の、ベルト感光体駆動ローラおよび
従動ローラのうちの一個または複数個のローラの位置調
整により補正することを特徴とするカラー記録装置。