JPH1124451A - 多色画像形成装置 - Google Patents

多色画像形成装置

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JPH1124451A
JPH1124451A JP9187425A JP18742597A JPH1124451A JP H1124451 A JPH1124451 A JP H1124451A JP 9187425 A JP9187425 A JP 9187425A JP 18742597 A JP18742597 A JP 18742597A JP H1124451 A JPH1124451 A JP H1124451A
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roller
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color
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Satoshi Uchida
智 内田
Katsuya Kawagoe
克哉 川越
Toshiaki Motohashi
俊昭 本橋
英雄 ▲ゆう▼
Hideo Yuu
Mitsuru Takahashi
充 高橋
Hiroshi Ono
博司 小野
Shinichi Namekata
伸一 行方
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間転写ベルト上の重ねトナー像を一括して
転写紙上に転写するために、中間転写ベルトを支持する
ローラの一つと対向配置された転写ローラを備えた画像
形成装置において、両ローラのニップ幅、ニップ位置、
ニップ圧を常に一定に保持することにより、画質の低下
を防止した多色画像形成装置を提供する。 【解決手段】 中間転写ベルト上のカラーの重ね画像を
転写紙上に一括転写してカラー画像を得る多色画像形成
装置であって、重ねトナー像を転写紙上に一括転写する
手段として、対向ローラにより支持された中間転写ベル
ト面に対して進退可能に配置された紙転写バイアスロー
ラを用いたものにおいて、該紙転写バイアスローラ23
−1が中間転写ベルト面に接触したときに、対向ローラ
21との間の位置決めを行う位置ずれ防止機構40を設
け、該位置ずれ防止機構は、該紙転写バイアスローラを
支持して中間転写ベルトに対して進退させるブラケット
41の一部に設けた嵌合部43と、該紙転写バイアスロ
ーラが中間転写ベルト面に接触したときに該嵌合部が嵌
合する対向ローラの芯金44と、から成る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ装置等の電子写真式画像形成装置に関
し、詳細には感光体および中間転写体を有し、感光体上
に形成したカラーのトナー像を中間転写体に順次転写し
て重ね転写画像を形成し、この重ね転写画像を転写ロー
ラを用いて転写紙上に一括転写するタイプの画像形成装
置の改良に関する。更に、詳細には、中間転写体上の重
ね転写画像を一括転写するために使用する紙転写ローラ
と中間転写体側に対向配置された対向ローラとの位置関
係を常に一義的に設定することにより、両者のずれに起
因した画質の低下を解消するようにした多色画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多色画像形成装置としては、回転
駆動されるドラム形状の感光体と、この感光体の外周面
に対向配置されていて感光体の外周面と接した状態で該
感光体と同じ周速度で回転されるベルト状の中間転写体
と、この中間転写体の一部に設けたマークと、該マーク
の通過領域に設けた該マーク検知用のセンサとを有する
とともに、前記感光体と中間転写体とが接触する一次転
写部に一次転写手段を、前記一次転写手段の配設位置よ
りも感光体の回転方向上流の帯電位置に帯電手段を、一
次転写手段の下流側の二次転写位置に二次転写手段(紙
転写手段)をそれぞれ配置したものが知られている。こ
の多色画像形成装置による画像形成に際しては、感光体
および中間転写体の回転中に前記センサが前記マークを
検知した時点から一定のタイミングの後に作像プロセス
を開始し、前記帯電位置を通過して帯電された感光体の
帯電領域に光書込みおよび現像により任意の色のトナー
像を形成する。続いて、この任意の色のトナー像を一次
転写部にて一次転写手段により中間転写体に転写する、
という工程を異なる色ごとに繰り返して中間転写体上に
カラーの重ねトナー像を形成した後で、この重ねトナー
像を二次転写位置に於て転写紙上に一括転写してカラー
画像を得る工程が実施される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記二次転
写手段として転写ローラを用いる場合には、転写ローラ
と中間転写ベルトとの間で作られるニップ幅、ニップ位
置、ニップ圧のずれにより、画質が左右されることがあ
った。即ち、転写ローラは、中間転写ベルトの内側に配
置された支持ローラの一つと対向配置されていて、中間
転写ベルト面に向かって進退可能に構成されているが、
上記支持ローラや、その軸受、支持部材等の各種部品の
精度バラツキ等に起因して支持ローラの軸方向両端部の
位置がベルトの移動方向、その他の方向にずれを起こし
ている場合には、転写ローラとの間に最適なニップ状態
を得ることが不可能となる為、転写画像が劣化する虞れ
が高くなる。例えば、支持ローラの軸の方向が、ベルト
の移動方向と直交する方向(幅方向と平行な方向)では
なく、ベルトの移動方向、或はベルトの面方向に傾きを
有している場合には、転写画像は理想的な状態とはなら
ない。また、この問題は支持ローラと転写ローラとの間
の相対的な問題であり、転写ローラ側の部品精度等に起
因して同様のニップ幅、ニップ位置、ニップ圧のばらつ
きの問題も発生し得る。本発明は上記に鑑みてなされた
ものであり、その課題は、中間転写ベルト上の重ねトナ
ー像を一括して転写紙上に転写するために、中間転写ベ
ルトを支持するローラの一つと対向配置された転写ロー
ラを備えた画像形成装置において、両ローラのニップ
幅、ニップ位置、ニップ圧を常に一定に保持することに
より、画質の低下を防止した多色画像形成装置を提供す
ることにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】上記課題を解決する為、請
求項1の発明は、回転体からなる感光体と、この感光体
の外周面と接した状態で該感光体と同じ狙いの周速度で
回転される中間転写ベルトとを有し、該感光体と接した
状態の該中間転写ベルトが構成する一次転写部に一次転
写手段を、前記一次転写手段の配設位置よりも感光体の
回転方向上流側の帯電位置に帯電手段をそれぞれ配置
し、帯電位置を通過した時に帯電された感光体の帯電領
域に光書込みおよび現像により任意の色のトナー像を形
成し、次いでこの任意の色のトナー像を一次転写手段に
より前記中間転写ベルト上に転写する、という工程を異
なる色ごとに繰り返して、前記中間転写ベルト上にカラ
ーの重ね画像を形成し、この重ねトナー像を転写紙上に
一括転写してカラー画像を得る多色画像形成装置であっ
て、上記重ねトナー像を転写紙上に一括転写する手段と
して、対向ローラにより支持された中間転写ベルト面に
対して進退可能に配置された紙転写バイアスローラを用
いたものにおいて、該紙転写バイアスローラが中間転写
ベルト面に接触したときに、対向ローラとの間の位置決
めを行う位置ずれ防止機構を設け、該位置ずれ防止機構
は、該紙転写バイアスローラを支持して中間転写ベルト
に対して進退させるブラケットの一部に設けた嵌合部
と、該紙転写バイアスローラが中間転写ベルト面に接触
したときに該嵌合部が嵌合する対向ローラの芯金と、か
ら成ることを特徴とする。
【0005】請求項2の発明では、回転体からなる感光
体と、この感光体の外周面と接した状態で該感光体と同
じ狙いの周速度で回転される中間転写ベルトとを有し、
該感光体と接した状態の該中間転写ベルトが構成する一
次転写部に一次転写手段を、前記一次転写手段の配設位
置よりも感光体の回転方向上流側の帯電位置に帯電手段
をそれぞれ配置し、帯電位置を通過した時に帯電された
感光体の帯電領域に光書込みおよび現像により任意の色
のトナー像を形成し、次いでこの任意の色のトナー像を
一次転写手段により前記中間転写ベルト上に転写する、
という工程を異なる色ごとに繰り返して、前記中間転写
ベルト上にカラーの重ねトナー像を形成し、この重ねト
ナー像を転写紙上に一括転写してカラー画像を得る多色
画像形成装置であって、上記重ねトナー像を転写紙上に
一括転写する手段として、対向ローラにより支持された
中間転写ベルト面に対して進退可能に配置された紙転写
バイアスローラを用いたものにおいて、該紙転写バイア
スローラが中間転写ベルト面に接触したときに、対向ロ
ーラとの間の位置決めを行う位置ずれ防止機構を設け、
上記位置ずれ防止機構は、上記対向ローラを支持する上
側ブラケットの一部と、上記紙転写バイアスローラを支
持する上記ブラケットの一部とから成り、両ブラケット
の一部同士が嵌合することにより、紙転写バイアスロー
ラと対向ローラとの接触時の位置決めを行うように構成
したことを特徴とする。
【0006】請求項3の発明は、上記紙転写バイアスロ
ーラを支持したブラケットの一部であって、上記対向ロ
ーラの芯金、又は上側ブラケットの一部と嵌合する部分
を、低摩擦材料から成る嵌合部材としたことを特徴とす
る。請求項4の発明は、上記嵌合部材を絶縁材料にて構
成したことを特徴とする。請求項5の発明は、上記嵌合
部材に対して、上記紙転写バイアスローラの軸受部を一
体化したことを特徴とする。請求項6の発明は、上記紙
転写バイアスローラを支持するブラケットと、上記嵌合
部材を予め一体化した構成としたことを特徴とする。請
求項7の発明では、請求項6記載のブラケットは、転写
紙のガイド板を兼ねていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例により詳細に説明する。図1は本発明を適用する多色
画像形成装置(カラーコピー機)の一例の概略図であ
る。 [多色画像形成装置の構成、動作]同図において、カラ
ー画像読み取り装置(以下、カラースキャナという)1
は、コンタクトガラスCG上の原稿3の画像を照明ラン
プ4、ミラー5−1、5−2、5−3及びレンズ6を介
してカラーセンサ7に結像し、原稿のカラー画像情報
を、例えばBlue,Green,Redの色分解光毎に読み取り、電
気的な画像信号に変換する。カラーセンサ7は、この例
ではB、G、Rの色分解手段とCCDのような光電変換
素子で構成されており、3色同時読み取りを行う。この
カラースキャナ1で得たB、G、Rの色分解画像信号強
度レベルを基にして、画像処理部(図示しない)で色変
換処理を行い、Black(以下、 Bkという)、Cyan
(C),Magenta (M),Yellow(Y)のカラー画像デ
ータを得る。このカラー画像データに対して、次に述べ
るカラー画像記録装置(以下、カラープリンタと称す
る)2によって、Bk,C,M,Yの顕像化を行い、最
終的なカラーコピーとする。なお、Bk,C,M,Yの
画像データを得るためのカラースキャナ1の動作方式
は、カラープリンタ2の動作とタイミングをとったスキ
ャナスタート信号を受けて、図1において照明・ミラー
光学系が左矢印方向へ原稿走査し、一回走査す度に一色
の画像データを得る。この動作を合計4回繰り返すこと
により、順次の4色画像データを得る。そして、その都
度、カラープリンタ2で順次顕像化しつつ、これを重ね
合わせて4色フルカラー画像を形成する。
【0008】次に、カラープリンタ2の概要を説明す
る。書込み光学ユニット8は、カラースキャナ1からの
カラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応
した光書込みを行い、感光体ドラム9に静電潜像を形成
する。該ユニット8は、半導体レーザ8−1とその発光
駆動制御部(図示しない)、ポリゴンミラー8−2とそ
の回転用モータ8−3、f/θレンズ8−4や反射ミラ
ー8−5等で構成されている。感光体ドラム9は、矢印
のごとく反時計廻り方向に回転するが、その廻りには感
光体クリーニングユニット10、除電ランプ11、帯電
器12、電位センサ13、Bk現像器14、C現像器1
5、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検
知器18、中間転写ベルト19等が配置されている。感
光体ドラム、帯電器、現像器、転写ベルト等は作像部を
構成している。各現像器は、静電潜像を現像する為に現
像剤の穂を感光体9の表面に接触させて回転する現像ス
リーブ(14−1、15−1、16−1、17−1)等
を有する。
【0009】待機状態では、4個の現像器全てにおい
て、現像スリーブ上の剤は穂切り(現像不作動)状態に
なっているが、現像動作の順序(カラー画像形成順序)
が、Bk,C,M,Yであるものを例として以下に説明
する。但し、画像形成順序はこれに限定される訳ではな
い。コピー動作が開始されると、カラースキャナ1で所
定のタイミングからBk画像データの読み取りがスター
トし、この画像データに基づきレーザ光による光書込み
・潜像形成が始まる。このBk潜像の先端部から現像可
能とすべく、Bk現像器14の現像位置に潜像先端部が
到達する前に、現像スリーブ14−1を回転開始して剤
の穂縦を行い、Bk潜像をBkトナーで現像する。以
後、Bk潜像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部が
Bk現像位置を通過した時点で、速やかにBk現像スリ
ーブ14−1上の剤穂切りを行い、現像不作動状態にす
る。これは少なくとも、次のC画像データによるC潜像
先端部が到達する前に完了させる。なお、穂切りは現像
スリーブ14−1の回転方向を、現像動作中とは逆方向
に切り替えることで行う。感光体9に形成したBkトナ
ーは、感光体と等速駆動されている中間転写ベルト19
の表面に転写する。このベルト転写は、感光体9と中間
転写ベルト19が接触状態において、転写バイアスロー
ラ20に所定のバイアス電圧を印加することで行う。
【0010】なお、中間転写ベルト19には、感光体9
に順次形成するBk,C,M,Yのトナー像を、同一面
に順次位置合わせして、4色重ねのベルト転写画像を形
成し、その後、転写紙に一括転写を行う。この中間転写
ベルトユニットの構成、動作については後述する。とこ
ろで、感光体9側ではBk工程の次にC工程に進むが、
所定のタイミングからカラースキャナ1によるC画像デ
ータ読み取りが始まり、その画像データによるレーザ書
込みで、C潜像形成を行う。C現像器15は、その現像
位置に対して、先のBk潜像後端部が通過した後で、か
つ、C潜像の先端が到達する前に現像スリーブ15−1
を回転開始して剤の穂立てを行い、C潜像をCトナーで
現像する。以後、C潜像領域の現像を続けるが、潜像後
端部が通過した時点で、先のBk現像器の場合と同様に
C現像スリーブ15−1上の剤穂切りを行う。これもや
はり次のM潜像先端部が到達する前に完了させる。な
お、M及びYの工程については、夫々の画像データ読み
取り、潜像形成、現像の動作が上記のBk,Cの工程と
同様であるので、説明は省略する。
【0011】次に、中間転写ベルトユニット19は、駆
動ローラ21、紙転写ユニット23、及び従動ローラ群
に張架されており、図示しない駆動モータにより駆動制
御される。ベルトクリーニングユニット22は、ブラシ
ローラ、ゴムブレード、及びベルトからの離接機構等で
構成されており、一色目のBk画像をベルト転写した後
の、2・3・4色目をベルト転写している間は、離接機
構によってベルト面から離間させておく。紙転写ユニッ
ト23は、紙転写バイアスローラ(紙転写ローラ)23
−1、ローラクリーニングブレード及びベルトからの離
接機構等で構成されている。該紙転写バイアスローラ2
3−1は、通常はベルト19面から離間しているが、中
間転写ベルト19面に形成された4色の重ね画像を、転
写紙に一括転写する時にタイミングをとって切離機構で
押圧され、該紙転写バイアスローラ23−1に所定のバ
イアス電圧を印加して転写紙への転写を行う。なお、転
写紙は、給紙ローラ25、レジストローラ26によっ
て、中間転写ベルト面の4色重ね画像の先端部が、紙転
写位置に到達するタイミングに合わせて給紙される。中
間転写ベルト面から4色重ねトナー像を一括転写された
転写紙は、紙搬送ユニット27で定着器28に搬送され
所定温度にコントロールされた定着ローラ28−1と加
圧ローラ28−2で、トナー像を溶融定着されてコピー
トレイ29に搬出されフルカラーコピーを得る。
【0012】リピートコピーの時は、カラースキャナ1
の動作、及び感光体9への画像形成は、一枚目のY(4
色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目
のBk(1色目)画像工程に進む。また、中間転写ベル
ト19の方は、一枚目の4色重ね画像の転写紙への一括
転写工程に引き続き、表面をクリーニングユニット22
でクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像が
ベルト転写されるようにする。その後は、一枚目と同様
の動作になる。上記においては、4色フルカラーを得る
コピーモードについて説明したが、3色コピーモード、
2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分に
ついて、上記同様の動作を行うことになる。また、単色
コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、
その色の現像器のみを現像作動(剤穂立て)状態にし
て、中間転写ベルト19は、感光体9表面に接触したま
ま往動方向に一定速駆動し、更にベルトクリーナ22も
ベルト19に接触したままの状態でコピー動作を行う。
【0013】[本発明の特徴的な構成、動作の説明]図
2は本発明の特徴的な構成を備えた形態例の要部説明図
であり、紙転写バイアスローラ23−1が、対向配置さ
れた駆動ローラ(対向ローラ)21に対して中間転写ベ
ルト19を介して接触する際に、両者の位置関係を一義
的に決定して、ニップ幅、ニップ位置、ニップ圧のず
れ、変動を防止するための、位置ずれ防止機構40を設
けた構成が特徴的である。この形態例の位置ずれ防止機
構40は、紙転写バイアスローラ23−1を先端側で軸
41aによって回転自在に支持すると共に基端部を軸4
2により上下方向に回動自在に支持されたブラケット4
1(ベルトからの離接機構)と、このブラケット41の
上面適所に設けた凹形状の嵌合部43と、この嵌合部4
3内に嵌合する駆動ローラ21の芯金44とから成る。
ブラケット41の外観斜視図は、後述する他の形態例の
図6(a) (b) を参照。なお、嵌合部43及び嵌合部43
が嵌合する芯金44は、夫々紙転写バイアスローラ23
−1及び駆動ローラ21の軸方向両端部側に配置されて
いることは勿論である。即ち、この形態例では、非転写
時にはブラケット41が軸42を中心として下方に回動
して退避位置にある一方で、転写時にはブラケット41
が上方に回動することにより紙転写バイアスローラ23
−1と駆動ローラ21とがベルト19(及び転写紙)を
介してニップするが、転写時に嵌合部43が駆動ローラ
の芯金44に嵌合することにより、両ローラ23−1、
21間の位置関係を一義的に確定することができる。つ
まり、両ローラ23−1、21間の位置関係がベルト1
9の移動方向(図2の左右方向)にずれたり、或はベル
トの面方向(図2の上下方向)位置がずれる等の不具合
を解消することができる。このため、ニップ幅、ニップ
位置、ニップ圧を常に理想的な状態に保持することがで
き、理想的な転写条件を確保することができる。特に、
精度確保を求められる部品は、紙転写バイアスローラを
支持するブラケットのみであるため、コストダウンを図
ることができ、転写ローラの位置決めをよりよく実現で
きる。また、嵌合部43或はブラケット41全体を絶縁
材料によって構成することにより、転写ローラ23−1
からの電流のリークを防止できる。
【0014】次に、図3は本発明の他の形態例であり、
図2の形態例における駆動ローラ側の構成を変形した位
置ずれ防止機構40に関するものである。この位置ずれ
防止機構40は、紙転写バイアスローラ23−1側の構
成、即ち、嵌合部43等の構成は図2のものとほぼ同一
であるが、駆動ローラ21側の構成を異ならせている。
即ち、この形態例では、嵌合部43を駆動ローラ21の
芯金に嵌合させるのではなく、芯金44の両端部を回転
自在に支持する上側ブラケット50の底部に設けた突起
50aを嵌合部43に嵌合させることにより、両ローラ
23−1、21間の位置決めを実現するようにした点が
特徴的である。従って、この形態例では、突起50aと
嵌合部43の凹所の形状が整合し合うように予め設計す
る。突起50aとしては図示のごとき矩形ではなく、半
円形、多角形、不定形、等々種々の形状を選定すること
ができ、この場合には相手方の嵌合部43の形状も、突
起50aと整合する形状にする。また、この形態例に於
ては、上側ブラケット50の底部に、突起に代わりに凹
陥部を設け、ブラケット41側にこの凹陥部と嵌合し合
う突起を設けることも可能である。
【0015】次に、図4は本発明の他の形態例の位置ず
れ防止機構の要部構成を示す斜視図であり、この形態例
では、上記嵌合部43としてブラケット41とは別体の
嵌合部材55を用いた構成が特徴的である。この嵌合部
材55は相手方となる芯金44或は突起50aと整合す
る形状の凹部55aを有した摩擦抵抗の少ない材料から
構成し、この嵌合部材55は例えばブラケット41の上
部適所に設けた切欠き41b内に圧入することにより固
定する。なお、図3の形態例における突起50aの代わ
りに受け側ブラケット50に凹陥部を設けた場合には、
嵌合部材55側には該凹陥部と整合する突起を設けるこ
とは勿論である。上記、突起、凹陥部の形状が、図示の
ものに限定されないことは上述のとおりである。この形
態例では、嵌合部材55として摩擦抵抗の少ない材料を
用いたので、嵌合部材55と相手方部材との嵌合、離脱
時の各動作が極めてスムーズ化する利点を提供すること
となる。また、上記嵌合部材55を絶縁材料によって構
成することにより、紙転写バイアスローラ23−1から
の電流のリークと、それに起因した事故等を避けること
ができる。
【0016】次に、図5は本発明の位置ずれ防止機構の
他の形態例であり、この位置ずれ防止機構は、ブラケッ
ト41に対して後付けする嵌合部材55の下部に中空円
筒状の軸受部55bを予め一体化しておき、この軸受け
部55bの軸受孔55c内に紙転写バイアスローラ23
−1の軸23−1’を軸支させた構成が特徴的である。
その他の構成、即ち、嵌合部材の凹部55aが低摩擦材
料から構成されている点等は、上記形態例と同等であ
る。また、嵌合部材55を紙転写バイアスローラ23−
1の軸方向両端部に設ける点も上記各形態例の場合と同
等である。この形態例によれば、格別の軸受を設ける必
要がなく、部品点数を低減できるので、コストダウン、
構成の簡潔化、生産性向上を図ることができる。次に、
図6(a) 及び(b) は、ブラケット41に対して、予め低
摩擦材料から成る嵌合部60と、軸受部61を夫々一体
的に形成した構成例を示している。この形態例のブラケ
ット41を用いれば、更に低コストの転写ユニットを製
作することができる。図6(a) のブラケットと(b) のブ
ラケットとの相違は、(b) のブラケットの一部が転写紙
ガイド面65となっている点である。このように転写ロ
ーラを支持すると共に位置ずれ防止機構を構成するブラ
ケットによって、転写紙の搬送ガイド面をも兼用させれ
ば、部品点数を減少してコスト、生産性を向上できるこ
とは明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明の位置ずれ防止機構
を備えた紙転写ユニットを有した画像形成装置は、次の
ような効果を奏する。まず、紙転写ユニットを所定のタ
イミングで中間転写ベルト側へ上昇させてから、紙転写
バイアスローラに任意の転写バイアス電圧を印加するこ
とによって、中間転写ベルト上に作像された重ねトナー
画像を転写紙上に一括転写するが、紙転写バイアスロー
ラを上昇させるときに、紙転写バイアスローラの位置が
転写ベルト(対向ローラ)に対して、左右、上下等にず
れを起こすと、転写ニップ幅、ニップ位置、ニップ圧に
偏差が生じ、その結果転写画像に乱れが生じることにな
る。そこで本発明では、位置ずれ防止機構を設けること
により、図2に示すように紙転写ユニットが回転中心を
中心に回転上昇して、紙転写バイアスローラが中間転写
ベルトに接した時に、自動的に位置決めが行われるよう
にした。このような位置ずれ防止機構としては、まず、
中間転写ベルトを巻き付けている対向ローラの芯金部の
一部に対して、紙転写ユニット側に設けた嵌合部を嵌合
することにより、対向ローラ(中間転写ベルト)に対す
る紙転写バイアスローラの位置ずれ(両ローラの軸線の
非平行化、特にベルト移動方向へのずれ、傾斜、上下方
向へのずれ、傾斜、)をなくして、安定した転写条件を
確保するようにした。この構成により、ベルトに対する
紙転写バイアスローラの前後偏差が解消できることにな
る。また、この時、転写ユニット側の構成として、上下
動するブラケットの先端上部に嵌合部を予め一体化して
おいてもよいし、或はブラケット先端上部に対して低摩
擦材料から成る嵌合部材を固着(圧入)するようにして
もよい。低摩擦材料により構成することにより、相手側
の対向ローラの芯金に対する着脱が円滑化する。また、
この嵌合部、嵌合部材は、紙転写バイアスローラからの
電流のリークを避けるため絶縁とするのが好ましい。ま
たさらにこの嵌合部材と転写ローラの軸受け部とを一体
とすることでコストダウンを狙うことが可能である。同
様に、この紙転写ユニット(ブラケット)を軸受け、嵌
合部材から成る一体構造とすることにより、さらなるコ
ストダウンを狙うことが可能となる。以上のように本発
明の各形態例によれば、精度確保が必要とされる部品が
紙転写バイアスローラを取り付けているブラケットのみ
となるため、コストダウンを図ることができ、かつ、紙
転写バイアスローラの位置決めがより精度良く行われ
る。また、部品統一化によるコストダウンを図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する多色画像形成装置の一例の構
成図。
【図2】本発明の第1の形態例の位置ずれ防止機構の構
成説明図。
【図3】本発明の第2の形態例の位置ずれ防止機構の構
成説明図。
【図4】本発明の第3の形態例の位置ずれ防止機構の構
成説明図。
【図5】本発明の第4の形態例の位置ずれ防止機構の構
成説明図。
【図6】(a) 及び(b) は夫々本発明の第5の形態例の位
置ずれ防止機構の構成説明図。
【符号の説明】
1 カラー画像読み取り装置(カラースキャナ)、2
カラー画像記録装置(カラープリンタ)、3 原稿、4
照明ランプ、5−1、5−2、5−3 ミラー、6
レンズ、7 カラーセンサ、8 書込み光学ユニット、
9 感光体ドラム、10 感光体クリーニングユニッ
ト、11 除電ランプ、12 帯電器、13電位セン
サ、14 Bk現像器、15 C現像器、16 M現像
器、17 Y現像器、18 現像濃度パターン検知器、
19 中間転写ベルト、21 駆動ローラ、23 紙転
写ユニット、23−1 紙転写バイアスローラ(紙転写
ローラ)、25 給紙ローラ、26 レジストローラ、
27 紙搬送ユニット、28 定着器、40 位置ずれ
防止機構、41 ブラケット、41a 軸、42 軸、
43 嵌合部、44 芯金、50 上側ブラケット、5
0a 突起、55 嵌合部材、55a 凹所、55b
軸受部、55c 軸受孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ▲ゆう▼ 英雄 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 高橋 充 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 小野 博司 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 行方 伸一 東京都大田区中馬込一丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転体からなる感光体と、この感光体の
    外周面と接した状態で該感光体と同じ狙いの周速度で回
    転される中間転写ベルトとを有し、該感光体と接した状
    態の該中間転写ベルトが構成する一次転写部に一次転写
    手段を、前記一次転写手段の配設位置よりも感光体の回
    転方向上流側の帯電位置に帯電手段をそれぞれ配置し、
    帯電位置を通過した時に帯電された感光体の帯電領域に
    光書込みおよび現像により任意の色のトナー像を形成
    し、次いでこの任意の色のトナー像を一次転写手段によ
    り前記中間転写ベルト上に転写する、という工程を異な
    る色ごとに繰り返して、前記中間転写ベルト上にカラー
    の重ねトナー像を形成し、この重ねトナー像を転写紙上
    に一括転写してカラー画像を得る多色画像形成装置であ
    って、上記重ねトナー像を転写紙上に一括転写する手段
    として、対向ローラにより支持された中間転写ベルト面
    に対して進退可能に配置された紙転写バイアスローラを
    用いたものにおいて、 該紙転写バイアスローラが中間転写ベルト面に接触した
    ときに、対向ローラとの間の位置決めを行う位置ずれ防
    止機構を設け、 該位置ずれ防止機構は、該紙転写バイアスローラを支持
    して中間転写ベルトに対して進退させるブラケットの一
    部に設けた嵌合部と、該紙転写バイアスローラが中間転
    写ベルト面に接触したときに該嵌合部が嵌合する対向ロ
    ーラの芯金と、から成ることを特徴とする多色画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】 回転体からなる感光体と、この感光体の
    外周面と接した状態で該感光体と同じ狙いの周速度で回
    転される中間転写ベルトとを有し、該感光体と接した状
    態の該中間転写ベルトが構成する一次転写部に一次転写
    手段を、前記一次転写手段の配設位置よりも感光体の回
    転方向上流側の帯電位置に帯電手段をそれぞれ配置し、
    帯電位置を通過した時に帯電された感光体の帯電領域に
    光書込みおよび現像により任意の色のトナー像を形成
    し、次いでこの任意の色のトナー像を一次転写手段によ
    り前記中間転写ベルト上に転写する、という工程を異な
    る色ごとに繰り返して、前記中間転写ベルト上にカラー
    の重ねトナー像を形成し、この重ねトナー像を転写紙上
    に一括転写してカラー画像を得る多色画像形成装置であ
    って、上記重ねトナー像を転写紙上に一括転写する手段
    として、対向ローラにより支持された中間転写ベルト面
    に対して進退可能に配置された紙転写バイアスローラを
    用いたものにおいて、 該紙転写バイアスローラが中間転写ベルト面に接触した
    ときに、対向ローラとの間の位置決めを行う位置ずれ防
    止機構を設け、 上記位置ずれ防止機構は、上記対向ローラを支持する上
    側ブラケットの一部と、上記紙転写バイアスローラを支
    持する上記ブラケットの一部とから成り、両ブラケット
    の一部同士が嵌合することにより、紙転写バイアスロー
    ラと対向ローラとの接触時の位置決めを行うように構成
    したことを特徴とする多色画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記紙転写バイアスローラを支持したブ
    ラケットの一部であって、上記対向ローラの芯金、又は
    上側ブラケットの一部と嵌合する部分を、低摩擦材料か
    ら成る嵌合部材としたことを特徴とする請求項1又は2
    記載の多色画像形成装置。
  4. 【請求項4】 上記嵌合部材を絶縁材料にて構成したこ
    とを特徴とする請求項3記載の多色画像形成装置。
  5. 【請求項5】 上記嵌合部材に対して、上記紙転写バイ
    アスローラの軸受部を一体化したことを特徴とする請求
    項3又は4記載の多色画像形成装置。
  6. 【請求項6】 上記紙転写バイアスローラを支持するブ
    ラケットと、上記嵌合部材を予め一体化した構成とした
    ことを特徴とする請求項3、4又は5記載の多色画像形
    成装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のブラケットは、転写紙の
    ガイド板を兼ねていることを特徴とする多色画像形成装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005316320A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
US7346287B2 (en) * 2001-10-29 2008-03-18 Ricoh Company, Ltd. Transfer device for forming a stable transfer electric field, and an image forming apparatus including the transfer device
JP2011197506A (ja) * 2010-03-23 2011-10-06 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2013097372A (ja) * 2011-11-03 2013-05-20 Toshiba Corp 画像形成装置

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