JP2763006B2 - 単信無線装置 - Google Patents

単信無線装置

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【発明の詳細な説明】 〔概要〕 市町村防災無線等に用いられる単信無線機とこの無線
機と協働して種々のサービスを提供するCPUを有する制
御装置とから成る単信無線装置に関し、 種々の要因により惹起されるCPUの異常動作を実質的
に低減させることを目的とし、 スケルチ回路を有する単信無線機と、該単信無線機と
協働する制御装置とを有する単信無線装置において、キ
ヤリア受信に応じて出力されるスケルチ回路からの信号
に応答して前記制御装置を起動するように構成する。
〔産業上の利用分野〕 本発明は単信無線機とこの無線機と協働して種々のサ
ービスを提供するためCPUを有する制御装置(メッセー
ジ伝送とその記録を行う制御装置)とから成る単信無線
装置に関するものであり、特に、種々の要因により惹起
されるCPUの異常動作を実質的に低減させるようにす
る。
本発明の単信無線装置は、例えば、種々の防災無線等
に用いられる。
尚、単信無線装置は、同時双方通信はできないが、相
手局からのキヤリヤに応じて受信できる一方、この受信
タイミングとは異なる(重複しない)タイミングでプレ
ス・ツー・トーク(Press-to-talk)等の送信要求操作
に基いて送信も可能なシステムをいう。
〔従来の技術〕
市町村防災無線通信方式(システム)等は従来、アナ
ログ方式のものが用いられてきたが、周波数に限界があ
ること、防災無線の稼動率(利用率)が低くその空き時
間と既存の設備を活用して種々の住民サービスを行うニ
ーズから、最近ディジタル化が図られてきている。
ディジタル化に従って、種々のサービス、例えばメッ
セージ伝送との自動記録、を行わせるべく、単信無線機
に制御装置を併設するようにしている。このため、制御
装置には、マイクロプロセッサのCPU等が内蔵されてい
る。またCPU内蔵の制御装置を併設することで、防災情
報そのものの質、内容を向上させることが可能となる。
ところが、このような無線機と制御装置は、例えば行
政防災に用いられる場合、自動車に搭載されて災害現場
で用いられるようなことが多い。この場合、無線機及び
制御装置は自動車車載のダイナモ等から電力供給される
場合が多く電源電圧が著しく変動する場合が多く、電源
電圧変動に敏感なCPUはしばしば停止又は暴走などの異
常動作が起き易い。あるいは、周囲環境に外乱となる要
因が多く、移動することにより無線波の着信レベルが不
安定となり、やはりCPUの異常動作が生じ易い。後者の
異常動作は、電源として乾電池を用いた場合にもまぬが
れ得ない。また、乾電池を用いたとしても、乾電池の寿
命に基づく電源電圧の低下によりCPUが動作不良となる
ことがある。
従来、CPUは電源電圧の変化に対しては、電圧変化を
検出して一旦動作を終了させて、割込をかけて自動再起
動をかける手段がとられている。また、異常動作に対し
てはウオッチドックタイマを設けて異常検出し、割込を
かけて自動再起動をかけるようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記電源電圧変動による電圧検出にもとづく自動再起
動は、電源電圧変動の検出には有効であるが、他の外的
要因にもとづく異常動作に対しては対応できない。従っ
てウオッチドックタイマを併設しなければならないとい
う問題がある。
またウオッチドックタイマにによる自動再起動は、専
用の回路を必要とする上CPU自体に複雑なソフト処理を
設けなければならないという問題がある。
以上に鑑みて、単信無線装置の特殊性を活かしつつ、
簡単な回路構成で上述の問題を解決することが要望され
ている。
〔課題を解決するための手段〕
以上の問題を解決するため、本発明は、無線機には、
入力がないときに生ずる大きな雑音を消去するためにス
ケルチ回路が必ず設けられていることに着目し、このス
ケルチ回路を活用すること、且つ、防災等における無線
機の利用度の低さに着目し、簡単な回路構成によりCPU
の異常動作を実質的に低減させるものである。
請求項1の発明においては、受信信号がないとき受信
部とスピーカを切り離すよう制御するスケルチ回路を有
する単信無線機と、該単信無線機と協働して種々のサー
ビスを行う制御装置とを有する単信無線装置において、
前記スケルチ回路の制御を監視することにより受信信号
がない状態を検出し、前記制御装置を再起動するように
した単信無線装置が提出される。
請求項2の発明においては、送信部と、受信部と、受
信信号がないとき受信部とスピーカを切り離すよう制御
するスケルチ回路を有し、送信要求時に受信部への給電
を行わない単信無線機と、該単信無線機と協働して種々
のサービスを行う制御装置とを有する単信無線装置にお
いて、前記受信部への給電の有無に応じて前記スケルチ
回路への給電の有無を制御し、前記スケルチ回路の制御
を監視することにより受信部への給電がされない状態を
検出し、前記制御装置を再起動するようにした単信無線
装置が提供される。
〔作用〕
スケルチ回路はキヤリア受信によりスケルチゲート信
号をCPUのリセット端子に印加し、CPUを起動し、CPUは
所定の動作を行うとスリープモードに入る。スリープモ
ードとは、電源供給されて何時でも動作可能な状態であ
るが、実質的処理を行っていない状態をいう。
一方、送信時は、プレス・ツー・トーク等の送信要求
によってもスケルチ回路がスケルチゲート信号をCPUの
リセット端子に印加し、CPUをスリープモードから実質
的に動作させる。CPUは所定の動作終了後はスリープモ
ードに入る。
防災用に用いられる場合、また補助サービスを行う場
合でも、無線機およびCPUを内蔵した制御装置が実質的
に稼動するのは、全体の時間からすれば僅かである。従
ってこの実質的休止状態に異常動作が生じさせるような
要因が発生したとしてもCPUは感応せず、異常動作が生
じる可能性は著しく低下する。
また、万一、キヤリア受信直後に異常動作を生じさせ
るような要因が発生して一旦異常動作が生じたとして
も、一般にかかるキヤリア受信は同一要求に対しくり返
されるから、実質的に自動復帰される。送信要求時にか
かる異常動作が生じた場合再度送信要求を行えばよい。
このように、既知の設備、機能を用いて、CPUの異常
動作を実質的に低減させることが可能となる。
〔実施例〕
第1図を参照して本発明の1実施例を述べる。
同図において、単信無線機100は、アンテナ111、高周
波増幅機112、1次ミキサ113、1次局部発振器114、1
次中間周波(IF)回路115、2次ミキサ116、2次局部発
振器117、2次IF回路118、ディスクリミネータ119を有
する。このように、本実施例は、2重スーパーの場合を
示す。単信無線機100は更に、ハイパスフィルタ120、検
波器121、スケルチ回路122、インバータ126、スイッチ1
23を有する。スイッチ123の後段にアンプ124およびスピ
ーカ125が接続されている。単信無線機100には、AVR
(自動電圧制御回路)130が設けられており、例えば、
1=+13.8VDCの入力電圧をV2=+8VDCの安定した電
圧に調整する。
上記単信無線機100と協働する制御装置200は、CPU20
1,AVR240,コンパレータ203が図示の如く設けられてい
る。CPU201にはコンパレータ203の出力が接続されるリ
セット端子202が設けられている。またコンパレータ203
は、一方の入力端子にスケルチ回路122のゲート出力を
反転したインバータ126の出力が印加され、他方の入力
端子に基準電圧REFが印加されている。CPU201は、入力
電圧V1=+13.8VDCに基いてV3=+5Vを出力するAVR20
4から給電されている。
スケルチ回路122は、受信信号がないときに雑音がス
ピーカ125から出力されないように、スイッチ123をオフ
し、ディスクリミネータ119の出力をスピーカに印加し
ないようにしている。一方、キヤリアが受信されるとス
ケルチ回路122は、スイッチ123をオンにし、受信信号が
スピーカ125を介して出力させるようにしている。
第2図を参照して、キヤリア受信時のCPU起動動作に
ついて述べる。
キヤリアを受信すると、ノードa Naの電圧Vaがハイレ
ベルになる。AVR130の出力電圧V2はハイレベルであ
る。キヤリア受信によりスケルチ回路122からスイッチ1
23をオンにするゲート信号がほぼt1=100ms程度おくれ
て出力される。スケルチ回路122のゲート信号がインバ
ータ126で反転されてコンパレータ203に印加される。こ
の信号をVcで示す。コンパレータ203の動作時間t2
けおくれてコンパレータ203の出力部のノードd Ndがハ
イレベルとなり、この信号がCPU201のリセット端子202
に印加され、CPU201が「スリープモード」から「動作モ
ード」に入る。
受信信号は、ほゞt=1秒継続するから、CPU201はこ
の間動作し、その後、再び「スリープモード」に移行す
る。AVR204からは常時電圧V3が供給されており、「ス
リープモード」を維持する。
次いで、第3図を参照してプレス・ツー・トーク等の
CPU起動動作について述べる。
単信無線機100のプレス・ツー・トーク(PTT)ボタン
を押すと、AVR130の電圧V2がローレベルになる。これ
により、スケルチ回路122の出力段のインバータ126の出
力の電圧Vcもプレス・ツー・トークボタンが押されて
いる間ローレベルとなる。これにより、コンパレータ20
3の出力電圧Vdがハイレベルとなり、CPU201を「スリー
プモード」から「動作モード」に移行させる。以上の動
作の間、AVR204は常時、電圧V3をCPU201に給電し続け
る。
CPU201はプレス・ツー・トークボタンが押されている
間動作し、その後再び「スリープモード」に移行する。
AVR204が、この「スリープモード」を可能ならしめる。
単信無線通信方式であるから、上記キヤリア受信とプ
レス・ツー・トーク操作がタイミング的に重なることは
ない。
以上から明らかなように、種々のサービスを行うよう
に構成されたCPU201も、全体の時間に対し、実質的に動
作するのは僅かの時間であるから、「スリープモード」
において異常動作を惹起させるような原因が生じたとし
ても、「スリープモード」では動作していないので、プ
ログラムが暴走するようなことは生じない。また、上記
動作時に、異常動作を惹起させる原因が生じ、万一異常
動作が生じても、キヤリアは複数回受信されるので、こ
れにより自動的に再起動される。また、プレス・ツー・
トーク時の異常動作は、再びプレス・ツー・トークを行
えばよい。
以上を実現するに当って、既存のスケルチ回路活用す
ることで、電圧検出およびリセット回路、ウォッチドッ
クタイマおよびそのソフト処理などを必要とせず、CPU2
01は、単にリセット動作をする従来の回路でよい。
〔発明の効果〕
以上に述べたように、本発明によれば、単信無線通信
方式という状態の下、既存のスケルチ回路を活用するこ
とにより、単信無線機と協働するCPUを間欠的に起動さ
せて、実質的にCPUの異常動作を著しく低減させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の単信無線装置のブロック図、 第2図および第3図は、第1図のCPUの起動タイミング
図、 である。 (符号の説明) 100……単信無線機、111……アンテナ、112……高周波
増幅器、113……1次ミキサ、114……1次局部発振器、
115……1次IF回路、116……2次ミキサ、117……2次
局部発振器、118……2次IF回路、119……ディスクリミ
ネータ、120……ハイパスフィルタ、121……検波器、12
2……スケルチ回路、123……スイッチ、124……アン
プ、125……スピーカ、126……インバータ、130……AV
R、200……制御装置、201……CPU、202……CPUリセット
端子、203……コンパレータ、204……AVR。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号がないとき受信部とスピーカを切
    り離すよう制御するスケルチ回路を有する単信無線機
    と、該単信無線機と協働して種々のサービスを行う制御
    装置とを有する単信無線装置において、 前記スケルチ回路の制御を監視することにより受信信号
    がない状態を検出し、前記制御装置を再起動するように
    したことを特徴とする単信無線装置。
  2. 【請求項2】送信部と、受信部と、受信信号がないとき
    受信部とスピーカを切り離すよう制御するスケルチ回路
    を有し、送信要求時に受信部への給電を行わない単信無
    線機と、該単信無線機と協働して種々のサービスを行う
    制御装置とを有する単信無線装置において、 前記受信部への給電の有無に応じて前記スケルチ回路へ
    の給電の有無を制御し、前記スケルチ回路の制御を監視
    することにより受信部への給電がされない状態を検出
    し、前記制御装置を再起動することを特徴とする単信無
    線装置。
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JPS58164332A (ja) * 1982-03-24 1983-09-29 Hitachi Denshi Ltd 自動録音方式
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