JP2944135B2 - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2944135B2
JP2944135B2 JP8494990A JP8494990A JP2944135B2 JP 2944135 B2 JP2944135 B2 JP 2944135B2 JP 8494990 A JP8494990 A JP 8494990A JP 8494990 A JP8494990 A JP 8494990A JP 2944135 B2 JP2944135 B2 JP 2944135B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、例えば選択呼出受信機のような移動通信用
の無線通信装置に関する。
(従来の技術) 従来、移動無線システムの一つとして、選択呼出シス
テムが知られている。選択呼出システムは、例えば第7
図に示すような選択呼出信号を使用する。すなわち、選
択呼出信号は1フレームが(a)に示すように複数のグ
ループ(図ではnグループ)に時分割され、これらのグ
ループがさらに(b)に示す如く同期ワードと複数の呼
出ワード(図ではmワード)とに時分割されている。ま
た、これらの呼出ワードは、(c)に示す如く選択呼出
受信機の個別番号符号(IDコード)と、メッセージコー
ドとから構成される。
所望の選択呼出受信機を呼出す場合、発呼者はこの選
択呼出受信機に対応する電話番号をダイヤルして基地局
を呼出し、この基地局へメッセージ情報を送る。そうす
ると、基地局は先ず上記選択呼出受信機に予め付与され
ているIDコードと、上記メッセージ情報を符号化したメ
ッセージコードとを発生する。そして、1フレームを構
成する複数のグループのうち上記選択呼出受信機が所属
するグループの空きの呼出ワードに、上記IDコードおよ
びメッセージコードをそれぞれ挿入して送信する。
一方、第8図は選択呼出受信機の構成の一例を示すも
のである。同図において、基地局から送信された選択呼
出信号は、アンテナ1を介して無線回路2で受信された
のち復調回路3で復調されて制御回路4に導入される。
制御回路4は、上記復調された選択呼出信号に含まれる
IDコードを、個別番号符号メモリ(ID−ROM)5に予め
記憶されている自機のIDコードと照合する。そして、こ
の照合により両符号の一致が検出されると、自機への呼
出しが発生したものと認識して、駆動回路6を介してス
ピーカ7へ鳴音信号を供給する。このため、スピーカ7
からは呼出音が発生され、これにより所持者に呼出しの
発生が報知される。尚、上記呼出音は停止スイッチ11を
押すことにより停止される。
また、上記制御回路4は、上記IDコードの一致が検出
されると、IDコードに続いて受信されたメッセージコー
ドを誤り訂正処理したのち復号し、さらにこと復号によ
り得られたメッセージデータを表示駆動回路8に供給す
る。このため、液晶表示器(LCD)9にはメッセージ情
報が表示される。したがって、所持者は呼出報知時に上
記LCD9を見ることにより、発呼者からのメッセージを知
ることができる。また、上記受信メッセージコードは、
メッセージメモリ(M−RAM)10に転送され記憶され
る。このM−RAM10に記憶されたメッセージコードは、
後に表示スイッチ12の操作により読み出されてLCD9に再
表示される。
(発明が解決しようとする課題) ところで、この種の選択呼出受信機はバッテリ13を電
源とし、手動操作式の電源スイッチ14を所持者が操作す
ることにより電源のオンオフを行なうように構成されて
いる。このため、所持者が電源スイッチ14を切り忘れる
と、例えば深夜等のように実質的に使用されていない時
間帯にも電力が消費され、この結果バッテリが無駄に消
耗されて寿命が短くなるという問題点を生じていた。ま
た、反対に所持者が電源スイッチを入れ忘れた場合に
は、発呼者が呼出しを行なってもこの呼出しを受信でき
なくなるという問題を生じ、非常に好ましくなかった。
本発明は上記事情に着目し、その目的とするところ
は、電源スイッチの操作を忘れても、バッテリの無駄な
消耗や呼出し不能等の不具合が発生しないようにし、し
かも必要に応じてユーザが随時通信動作状態に復帰させ
ることができる無線通信装置を提供することにある。
また本発明の他の目的は、電源供給制御を既存の制御
手段により行なえるようにし、これにより簡単な回路構
成にて実現できる無線通信装置を提供することである。
また本発明の別の目的は、バッテリの無駄な消耗や呼
出し不能等の不具合が発生しないようにしたうえで、電
源を断とした状態での消費電力をさらに低減し、これに
よりバッテリの消耗をより一層低減することができる無
線通信装置を提供することである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明は、基地局から送信
された呼出信号を受信し、この呼出信号が自機に対応す
る場合に呼出し報知を行なう無線通信装置本体と、電源
出力を発生するバッテリ電源とに加えて、電源供給時刻
に関する情報を記憶するための記憶手段と、時刻情報を
出力する計時手段と、第1及び第2の電源供給制御手段
とを備える。上記記憶手段には、無線通信装置本体に対
する前記電源出力の供給開始時刻及び供給終了時刻を表
す情報を記憶しておく。そして、第1の電源供給制御手
段により、計時手段から出力された時刻情報が前記記憶
手段に記憶された供給終了時刻情報と一致した場合に、
無線通信装置本体に対する電源出力の供給を停止して電
源オフ動作状態に設定し、この電源オフ動作状態におい
て計時手段から出力された時刻情報が記憶手段に記憶さ
れた供給開始時刻情報と一致した場合に、無線通信装置
本体に対する電源出力の供給を再開して電源オン動作状
態に設定するようにし、かつ第2の電源供給制御手段に
より、電源オフ動作状態において機能スイッチの操作を
監視し、機能スイッチの操作が検出された時点で電源オ
フ動作状態を解除して電源オン動作状態に復帰させるよ
うにしたものである。
また上記目的を達成するために他の本発明は、時刻情
報を出力する計時手段を新たに備え、かつ少なくとも呼
出しの検出および報知に関する所定の制御を実行する既
存の制御手段により、上記計時手段から出力された時刻
情報と、予め設定された電源供給開始時刻および供給終
了時刻のうちの少なくとも一方を表わす情報とに基づい
て、電源のオンオフ制御を行なうようにしたものであ
る。
さらに上記他の目的を達成するために別の本発明は、
制御手段の動作に必要なクロックを発生する手段とし
て、第1のクロックを発生する第1のクロック発生手段
と、上記第1のクロックよりも周波数が低い第2のクロ
ックを発生する第2のクロック発生手段とを備える。そ
して、制御手段は、計時手段から出力された時刻情報
と、予め設定された電源出力の供給開始時刻および供給
終了時刻のうちの少なくとも一方を表わす情報とに基づ
いて、現在時刻が電源供給時間帯に対応する場合には、
全ての手段に対し電源出力の供給を行なうとともに上記
第1のクロックにより動作し、現在時刻が電源非供給時
間帯に対応する場合には、上記制御手段を除いた各手段
のうちの少なくとも上記受信手段に対する上記電源出力
の供給を断とするとともに上記第2のクロックにより動
作するようにしたものである。
(作 用) この結果本発明によれば、所持者がたとえ電源スイッ
チの操作を忘れたとしても、予め記憶しておいた時刻に
なると電源供給が自動的にオフあるいはオンとなる。こ
のため、電源スイッチの切り忘れにより無駄な電力が消
費される心配はなくなり、これにより電池の無駄な消耗
は低減され電池の長寿命化が可能となる。また、電源ス
イッチの入れ忘れにより呼出し不能となる不具合も確実
に防止される。
さらにこの発明によれば、電源オフ動作期間中にユー
ザが機能スイッチを操作すると、この操作が検出された
時点で電源オフ状態が解除されて装置は受信動作状態に
復帰する。このため、例えば夜間に電源供給が自動的に
オフとなるように設定してある場合でも、ユーザが機能
スイッチを操作することで装置を即時通信動作状態に復
旧させることができる。したがって、例えば夜間におい
て緊急連絡を行う必要が生じた場合にも対応できる。
また他の本発明によれば、電源供給の制御が、呼出し
の発生を検出するための制御などを行なっている既存の
制御手段により行なわれるので、電源供給を制御するた
めに新たな制御回路を設ける必要がない。したがって、
比較的簡単な回路構成にて実現できる。
さらに別の本発明によれば、制御手段は、電源供給時
間帯では高速の第1のクロックにより動作し、電源の非
供給時間帯では低速の第2のクロックにより動作する。
このため、制御手段を常に高速の第1のクロックにより
動作させる場合に比べて、電源の非供給時間帯において
制御手段で電源供給制御のために消費される電力は低減
され、これにより電池の消耗をさらに少なくすることが
できる。
(実施例) 第1の実施例 第1図は、本発明の第1の実施例に関わる選択呼出受
信機の構成を示すものである。尚、同図において前記第
7図と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略
する。
本実施例の選択呼出受信機は、電源系統が互いに独立
した回路ブロックAと回路ブロックBとから構成され
る。回路ブロックAは、、アンテナ1、無線回路2、復
調回路3、スピーカ駆動回路6、スピーカ7、表示駆動
回路8およびLCD9を備える。一方回路ブロックBは、制
御回路40と、その周辺回路であるID−ROM5、M−RAM1
0、停止スイッチ11、表示スイッチ12、タイマ16、機能
スイッチ17および電源供給時間メモリ(T−RAM)18と
を備える。
このうちタイマ16は、計時動作を行なって現在時刻を
表わす情報を出力する。機能スイッチ17は、受信機を電
源供給時間の入力モードに設定するとともに、時刻を入
力するために使用するスイッチである。電源供給時間メ
モリ18は、電源供給時間入力モードにおいて入力された
電源供給開始時刻(電源オン時刻)および電源供給終了
時刻(電源オフ時刻)のそれぞれ記憶するものである。
電源回路部は、バッテリ13と、手動操作式の第1の電
源スイッチ14と、後述する制御回路40の制御によりオン
オフする第2の電源スイッチ15との直列回路により構成
される。そして、第1の電源スイッチ14を経て出力され
た電源電圧Vccを上記回路ブロックBに供給し、一方第
1および第2の電源スイッチ14,15を経て出力された電
源電圧Vccを上記回路ブロックAへ供給している。
ところで、制御回路40は例えばマイクロプロセッサ
(CPU)を主制御部として有したもので、自機が属する
グループの受信期間のみ受信状態とするバッテリセービ
ング制御やIDコードの照合、呼出報知制御、メッセージ
の表示制御等の通常の制御機能に加えて、電源供給時間
設定制御手段41と、電源供給制御手段42とを備えてい
る。電源供給時間設定制御手段41は、機能スイッチ17に
より電源供給時間設定モードが設定された場合に、機能
スイッチ17および表示スイッチ12の操作を監視して、電
源オン時刻および電源オフ時刻の情報を発生し、この情
報をT−RAM18に記憶するための制御を行なう。電源供
給制御手段42は、呼出待機中に、タイマ16の現在時刻が
T−RAM18に記憶されている電源オン時刻または電源オ
フ時刻と一致したか否かを監視し、一致した場合に第2
の電源スイッチ15をそれぞれオン状態およびオフ状態に
制御する。
次に、以上のように構成された選択呼出受信機の動作
を制御回路40の制御手順に従って説明する。
第1の電源スイッチ14が投入されると、制御回路40は
第2図に示す如くステップ2aで第2の電源スイッチ15を
オンさせ、以後呼出待機状態に移行する。
この呼出待機状態において制御回路40は、先ずステッ
プ2bでバッテリセービングのための制御を行なってい
る。すなわち、自機が属するグループ以外の受信期間で
は、図示しないバッテリセービング用のスイッチ回路に
より、無線回路2および復調回路3に対する電源電圧Vc
cの供給を断とし、これにより受信動作を停止させてい
る。そして、自機が属するグループの受信期間になる
と、上記スイッチ回路をオンとして無線回路2および復
調回路3に電源電圧Vccを供給させ、これにより受信動
作状態に設定するようにしている。
また制御回路40は、次にステップ2cおよびステップ2d
でそれぞれ表示スイッチ12および機能スイッチ17の操作
監視を行なっている。そして、この状態で例えば表示ス
イッチ12が押されると、メッセージ表示制御に移行す
る。このメッセージ表示制御では、表示スイッチ12の操
作に従ってM−RAM10に記憶されている受信メッセージ
コードが順次読出され、LCD9に表示される。
一方機能スイッチ17が押されると、制御回路40は電源
供給時間の設定制御に移行する。すなわち、第3図に示
す如く、先ずステップ3aでT−RAM18から記憶中の電源
オン時刻を読出し、この時刻をLCD9に点滅表示させる。
そして、ステップ3b,3cによりそれぞれ表示スイッチ12
および機能スイッチ17の操作監視を繰り返し行なう。こ
の状態で、いま仮に所持者が表示スイッチ12を押したと
する。そうすると制御回路40は、ステップ3dに移行して
ここで上記電源オン時刻を例えば1時間進める。そし
て、ステップ3aにてT−RAM18のオン時刻をこの新たな
時刻に書き換えるとともに、LCD9に点滅表示させる。こ
の制御は表示スイッチ12が1回押されるごとに繰り返さ
れる。したがって、所持者は表示スイッチ12により所望
のオン時刻を設定することができる。
そうしてオン時刻の設定を終了し、次に所持者が機能
スイッチ17を押したとする。そうすると制御回路40は、
電源オン時刻の設定が終了したと判断してステップ3eに
移行し、ここで今度はT−RAM18から記憶中の電源オフ
時刻を読出し、このオフ時刻をLCD9に点滅表示させる。
そして、ステップ3f,3gによりそれぞれ表示スイッチ12
および機能スイッチ17の操作監視を繰り返し行なう。こ
の状態で、所持者が表示スイッチ12を押すと、制御回路
40はステップ3hに移行して、ここで前記オン時刻の設定
の場合と同様に上記電源オフ時刻を例えば1時間進め
る。そして、ステップ3eにてT−RAM18のオフ時刻をこ
の新たな時刻に書き換えるとともに、LCD9に点滅表示さ
せる。この制御は表示スイッチ12が1回押されるごとに
繰り返される。したがって、所持者は表示スイッチ12に
より所望のオフ時刻を設定することができる。そして、
このオン時刻の設定終了後に所持者が機能スイッチ17を
押すと、制御回路40はこの操作をステップ3gで検出して
呼出待機状態に戻る。
さて、この様にしてT−RAM18に電源オン時刻および
電源オフ時刻が設定された状態において、制御回路40は
呼出待機中に次のように電源供給制御を実行する。すな
わち、呼出待機中において、先ずステップ2eでタイマ16
から現時刻を取込み、またステップ2fでT−RAM18から
電源オフ時刻を読出す。そしてステップ2gで上記現時刻
が上記電源オフ時刻と一致したか否かを判定し、一致し
なければ現時刻はまだ電源オフ時刻に達していないと判
断してステップ2bに戻る。
これに対し現時刻が電源オフ時刻に達したとすると、
制御回路40はこれをステップ2gで検出してステップ2hに
移行し、ここで第2の電源スイッチ15を断とする。この
ため、無線回路2や復調回路3等を含む回路ブロックA
への電源電圧Vccの供給は断たれ、この結果選択呼出受
信機は非受信動作状態となる。したがって、例えばいま
電源オフ時刻を23時に設定しておいたとすれば、たとえ
所持者が電源スイッチ14のオフ操作を忘れたとしても、
時刻が上記23時になった時点で、選択呼出受信機は自動
的に非受信動作状態に移行する。このため、実質的にほ
とんど呼出しが発生しない23時以降では、回路ブロック
Aにおいて電力は全く消費されないことになり、これに
よりバッテリ13の消耗は抑制されてバッテリ13の寿命は
延長される。
一方、電源オフ期間中において、制御回路40はステッ
プ2iで現時刻を取り込むとともに、ステップ2jでT−RA
M18から電源オン時刻を読出す。そして、ステップ2kで
現時刻が上記電源オン時刻と一致したか否かを判定し、
一致しなければ現時刻はまだ電源オン時刻に達していな
いと判断して、ステップ2lに移行する。このステップ2l
では、機能スイッチ17が押されたか否かが判定され、押
されなければステップ2iに戻る。そして、以後制御回路
40はステップ2i〜ステップ2lにより電源オフ期間中の制
御を繰り返す。
これに対し現時刻が上記電源オン時刻と一致すると、
制御回路40はこれをステップ2kで検出してステップ2aに
戻り、ここで第2の電源スイッチ15をオンさせる。この
ため、回路ブロックAには電源電圧Vccが供給され、選
択呼出受信機は呼出しを受け付けることが可能な状態に
なる。したがって、いま仮に電源オン時刻を7時に設定
しておいたとすれば、この7時になった時点で選択呼出
受信機は自動的に受信動作状態に復帰する。このため、
電源スイッチの入れ忘れにより呼出し不能になる心配は
ない。
尚、電源オフ期間中に所持者が機能スイッチ17を押し
た場合にも、制御回路40はステップ2aに戻って第2の電
源スイッチ15をオンにする。このため、所持者は電源オ
フ期間中でも、機能スイッチ17を操作することにより、
必要に応じて電源オフ動作状態を解除することができ
る。
このように本実施例であれば、予め電源オン時刻およ
び電源オフ時刻を設定しておくことにより、所持者が電
源スイッチ14を操作しなくても、選択呼出受信機を自動
的に受信動作状態および受信停止状態に設定することが
できる。このため、例えば実質的に呼出しがほとんど発
生しない夜間では、受信動作を停止して無駄な電力消費
が一切行なわれないようにすることができ、これにより
バッテリ13の寿命を延長することができる。また、呼出
しが発生する時間帯では選択呼出受信機を確実に受信動
作状態に設定することができる。このため、呼出し不能
になる心配は全く無くなる。
さらに本実施例では、選択呼出信号の受信制御やIDコ
ードの照合、呼出し報知制御などの通常の制御を行なっ
ている既存の制御回路40を用いて、電源供給時間の設定
制御および電源供給制御をそれぞれ行なうようにしたの
で、新たなハード回路を殆ど設けずに簡単な回路構成で
実現できる利点がある。
第2の実施例 第4図は、本発明の第2の実施例に関わる選択呼出受
信機の要部構成を示すものである。尚、選択呼出受信機
の他の部分については、前記第1図に示した構成と同一
であるため図では省略してある。
この実施例の制御回路400は、2クロックタイプのマ
イクロコンピュータからなり、マイクロプロセッサ(CP
U)401と、クロック発生回路402と、タイミング発生回
路403と、クロック選択回路404とを備えている。このう
ちクロック発生回路402は、第1のクロック発生回路402
Hと、第2のクロック発生回路402Lとから構成され、こ
れらのクロック発生回路402H,402Lにはそれぞれ水晶発
振器410H,410Lが接続されている。第1のクロック発生
回路402Hは、水晶発振器410Hの発振出力に基づいて、例
えば1.2MHzの高周波クロックを発生する。これに対し第
2のクロック発生回路402Lは、水晶発振器410Lの発振出
力に基づいて、例えば32KHzの低周波クロックを発生す
る。
クロック選択回路404は、CPU401から出力された選択
制御信号に従って、上記第1のクロック発生回路402Hお
よび第2のクロック発生回路40を択一的に動作させる。
タイミング発生回路403は、上記各クロック発生回路402
H,402Lから発生された高周波クロックまたは低周波クロ
ックに基づいて複数のタイミング信号を生成するもの
で、これらのタイミング信号はCPU401に供給される。
次に、以上のような制御回路400を備えた選択呼出受
信機の動作を説明する。
第1の電源スイッチ14が投入されると、制御回路400
のCPU401は第5図(a)に示す如くステップ5aで第2の
電源スイッチ15をオンさせ、かつステップ5mでクロック
選択回路404にクロック選択指示を出力して、これによ
り第1のクロック発生回路402Hを動作状態に設定する。
そして、以後呼出待機状態に移行する。したがって、こ
の呼出待機状態では、CPU401は上記第1のクロック発生
回路402Hから発生された高周波クロックを基に生成され
たタイミング信号に同期して高速に動作する。
さて、この呼出待機状態において制御回路400は、先
ずステップ5bでバッテリセービングのための制御を行な
っている。すなわち、自機が属するグループ以外の受信
期間では、図示しないバッテリセービング用のスイッチ
回路により、無線回路2および復調回路3に対する電源
電圧Vccの供給を断とし、これにより受信動作を停止さ
せている。そして、自機が属するグループの受信期間に
なると、上記スイッチ回路をオンとして無線回路2およ
び復調回路3に電源電圧Vccを供給させ、これにより受
信動作状態に設定するようにしている。
また制御回路400は、次にステップ5cおよびステップ5
dでそれぞれ表示スイッチ12および機能スイッチ17の操
作監視を行なっている。そして、この状態で例えば表示
スイッチ12が押されると、メッセージ表示制御に移行す
る。このメッセージ表示制御では、表示スイッチ12の操
作に従ってM−RAM10に記憶されている受信メッセージ
コードが順次読出され、LCD9に表示される。
一方機能スイッチ17が押されると、制御回路400は電
源供給時間の設定制御に移行する。この制御は前記第3
図に示したものと同一なので、ここでは説明を省略す
る。
T−RAM18に電源オン時刻および電源オフ時刻が設定
された状態において、制御回路400は呼出待機中に次の
ように電源供給制御を実行する。すなわち、呼出待機中
において、先ずステップ5eでタイマ16から現時刻を取込
み、またステップ5fでT−RAM18から電源オフ時刻を読
出す。そしてステップ5gで上記現時刻が上記電源オフ時
刻と一致したか否かを判定し、一致しなければ現時刻は
まだ電源オフ時刻に達していないと判断してステップ5b
に戻る。
これに対し現時刻が電源オフ時刻に達したとすると、
制御回路400はこれをステップ5gで検出して第5図
(b)に示すステップ5hに移行する。そして、このステ
ップ5hで第2の電源スイッチ15を断とする。このため、
無線回路2や復調回路3等を含む回路ブロックAへの電
源電圧Vccの供給は断たれ、この結果選択呼出受信機は
非受信動作状態となる。したがって、例えばいま電源オ
フ時刻を23時に設定しておいたとすれば、たとえ所持者
が電源スイッチ14のオフ操作を忘れたとしても、時刻が
上記23時になった時点で、選択呼出受信機は自動的に非
受信動作状態に移行する。このため、実質的にほとんど
呼出しが発生しない23時以降では、回路ブロックAにお
いて電力は全く消費されないことになり、これによりバ
ッテリ13の消耗は抑制されてバッテリ13の寿命は延長さ
れる。
また制御回路400のCPU401は、ステップ5nでクロック
選択回路404に対しクロックを高周波クロックから低周
波クロックに変更するための指示を出力する。このた
め、それまで動作していた第1のクロック発生回路402H
に代わって、以後は第2のクロック発生回路402Lが動作
状態となり、この結果CPU401には上記低周波クロックを
基に生成されたタイミング信号が供給される。すなわ
ち、以後CPU401は省電力動作状態となる。
この電源オフ期間中において、制御回路400はステッ
プ5iで現時刻を取り込むとともに、ステップ5jでT−RA
M18から電源オン時刻を読出す。そして、ステップ5kで
現時刻が上記電源オン時刻と一致したか否かを判定し、
一致しなければ現時刻はまだ電源オン時刻に達していな
いと判断して、ステップ5lに移行する。このステップ5l
では、機能スイッチ17が押されたか否かが判定され、押
されなければステップ5iに戻る。そして、以後制御回路
400はステップ5i〜ステップ5lにより電源オフ期間中の
制御を繰り返す。
これに対し現時刻が上記電源オン時刻と一致すると、
制御回路400はこれをステップ5kで検出してステップ5a
に戻り、ここで第2の電源スイッチ15をオンさせる。こ
のため、回路ブロックAには電源電圧Vccが供給され
る。また、制御回路400のCPU401は、ステップ5mでクロ
ック選択回路404に対しクロックを高周波クロックに変
更させるための指示を供給する。このため、クロック発
生回路402からは高周波クロックが出力され、CPU401は
以後この高周波クロックに基づいて生成されたタイミン
グ信号に同期して動作する。すなわち、CPU401は高速動
作状態となり、これにより呼出しを受け付けることが可
能な状態になる。
したがって、いま仮に電源オン時刻を7時に設定して
おいたとすれば、この7時になった時点で選択呼出受信
機は自動的に受信動作状態に復帰する。このため、電源
スイッチの入れ忘れにより呼出し不能になる心配はな
い。
尚、電源オフ期間中に所持者が機能スイッチ17を押し
た場合にも、制御回路400はステップ5aに戻って第2の
電源スイッチ15をオンにする。このため、所持者は電源
オン期間中でも、機能スイッチ17を操作することによ
り、必要に応じて電源オフ動作状態を解除することがで
きる。
このように本実施例であれば、前記第1の実施例と同
様に、電源のオンおよびオフが自動的に行なわれるの
で、夜間等のように実質的に呼出しが発生しない時間帯
での無駄な電力消費を低減して、バッテリ13の長寿命化
を図ることができ、また電源スイッチの入れ忘れにより
呼出し不能となる不具合を確実に防止することができ
る。
さらに本実施例であれば、電源供給時間帯では高速ク
ロックに基づいてCPU401を動作させ、電源の非供給時間
帯では低速クロックを選択し、この低速クロックに基づ
いてCPU401を動作させるようにしている。ここで、一般
にマイクロコンピュータは、動作クロックが高速化する
に従って消費電力が増加する傾向がある。このため、本
実施例のように低速クロックを使用することにより、電
源の非供給時間帯における制御回路400の消費電力をさ
らに低減することができ、これによりバッテリ13の寿命
をより一層延ばすことができる。尚、制御回路400は、
電源の非供給時間帯には電源供給制御しか行なっていな
いため、低速クロックを使用しても動作上で支障を生じ
ることはなく、十分に動作可能である。
第3の実施例 第6図は、本発明の第3の実施例に関わる選択呼出受
信機の構成を示す回路ブロック図である。尚、同図にお
いて、前記第8図と同一部分には同一符号を付して詳し
い説明は省略する。
この実施例の選択呼出受信機は、選択呼出受信機本体
を構成する回路ブロックCに加えて、電源供給制御ユニ
ットを構成する回路ブロックDを設けたものである。こ
の回路ブロックDは、上記回路ブロックCに対し電源系
統が独立している。すなわち、回路ブロックCへは、バ
ッテリ13の出力電圧Vccが手動操作式の第1の電源スイ
ッチ14と、電源供給制御ユニットによりオンオフする第
2の電源スイッチ15とを直列に介して供給される。これ
に対し回路ブロックDには、バッテリ13の出力電圧Vcc
が手動操作式の第1の電源スイッチ14のみを介して供給
される。
上記電源供給制御ユニットは、制御用LSIからなる電
源供給制御回路21と、現時刻情報を発生するタイマ22
と、予め電源オン時刻および電源オフ時刻が記憶された
電源供給時間メモリ(T−ROM)23と、機能スイッチ24
とを有している。電源供給制御回路21は、機能スイッチ
24がオンとなっている期間に動作し、タイマ22の現時刻
とT−ROM23の電源オン時刻または電源オフ時刻とが一
致した時点で、上記第2の電源スイッチ15をオンまたは
オフに設定する。
したがってこのような構成であれば、タイマ22の現時
刻がT−ROM23に予め設定された電源オフ時刻になる
と、電源供給制御回路21により第2の電源スイッチ15が
オフとなり、これにより選択呼出受信機本体への電源電
圧Vccの供給が断たれる。このため、選択呼出受信機本
体は非動作状態となり、電力が全く消費されない状態と
なる。
一方、この非動作状態で、タイマ22の現時刻がT−RO
M23に設定された電源オン時刻になると、電源供給回路2
1により第2の電源スイッチ15がオンに設定される。こ
のため、選択呼出受信機本体へは電源電圧Vccの供給が
開始され、この結果選択呼出受信機本体は以後動作状態
となる。
このように本実施例であれば、T−ROM23に記憶され
た電源オン時刻および電源オフ時刻に応じて、選択呼出
受信機本体に対する電源供給が自動的にオンおよびオフ
されることになる。したがって、特に所持者が電源スイ
ッチ14を操作しなくても、実質的に呼出しがほとんど発
生しない夜間等では、受信動作を停止して無駄な電力消
費が一切行なわれないようにすることができ、これによ
りバッテリ13の寿命を延長することができる。また、呼
出しが発生する時間帯では選択呼出受信機を確実に受信
動作状態に設定することができる。このため、呼出し不
能になる心配は全く無くなる。
さらに、本実施例であれば、既存の選択呼出受信機本
体の構成を全く変更せずに実現することができる。この
ため、例えば既存の受信機に僅かな改造で電源の自動供
給機能を持たせることが可能となる。
尚、本発明は上記各実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記各実施例では本発明を選択呼出受信機
に適用した場合を例にとって説明したが、携帯電話装置
や自動車電話装置、コード列電話装置などの他の移動無
線通信機器に適用してもよい。その他、制御回路の構成
や電源供給時間設定制御手段および電源供給制御手段の
制御手順や制御内容等についても、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施できる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、基地局から送信された
呼出信号を受信し、この呼出信号が自機に対応する場合
に呼出し報知を行なう無線通信装置本体と、電源出力を
発生するバッテリ電源とに加えて、電源供給時刻に関す
る情報を記憶するための記憶手段と、時刻情報を出力す
る計時手段と、第1及び第2の電源供給制御手段とを備
えている。上記記憶手段には、無線通信装置本体に対す
る前記電源出力の供給開始時刻及び供給終了時刻を表す
情報を記憶しておく。そして、第1の電源供給制御手段
により、計時手段から出力された時刻情報が前記記憶手
段に記憶された供給終了時刻情報と一致した場合に、無
線通信装置本体に対する電源出力の供給を停止して電源
オフ動作状態に設定し、この電源オフ動作状態において
計時手段から出力された時刻情報が記憶手段に記憶され
た供給開始時刻情報と一致した場合に、無線通信装置本
体に対する電源出力の供給を再開して電源オン動作状態
に設定するようにし、かつ第2の電源供給制御手段によ
り、電源オフ動作状態において機能スイッチの操作を監
視し、機能スイッチの操作が検出された時点で電源オフ
動作状態を解除して電源オン動作状態に復帰させるよう
にしたものである。
したがって本発明によれば、電源スイッチの操作を忘
れても、バッテリの無駄な消耗や呼出し不能等の不具合
が発生しないようにすることができ、しかも必要に応じ
てユーザが随時通信動作状態に復帰させることができる
無線通信装置を提供することができる。
また他の本発明は、時刻情報を出力する計時手段を新
たに備え、かつ少なくとも呼出しの検出および報知に関
する所定の制御を実行する既存の制御手段により、上記
計時手段から出力された時刻情報と、予め設定された電
源供給開始時刻および供給終了時刻のうちの少なくとも
一方を表わす情報とに基づいて、電源のオンオフ制御を
行なうようにしたものである。
したがってこの他の本発明によれば、バッテリの無駄
な消耗や呼出し不能等の不具合が発生しないようにでき
ることは勿論のこと、電源供給制御を既存の制御手段に
より行なうことができ、これにより簡単な回路構成にて
実現できる無線通信装置を提供することができる。
さらに別の本発明は、制御手段の動作に必要なクロッ
クを発生する手段として、第1のクロックを発生する第
1のクロック発生手段と、上記第1のクロックよりも周
波数が低い第2のクロックを発生する第2のクロック発
生手段とを備える。そして、制御手段は、計時手段から
出力された時刻情報と、予め設定された電源出力の供給
開始時刻および供給終了時刻のうちの少なくとも一方を
表わす情報とに基づいて、現在時刻が電源供給時間帯に
対応する場合には、全ての手段に対し電源出力の供給を
行なうとともに上記第1のクロックにより動作し、現在
時刻が電源非供給時間帯に対応する場合には、上記制御
手段を除いた各手段のうちの少なくとも上記受信手段に
対する上記電源出力の供給を断とするとともに上記第2
のクロックにより動作するようにしたものである。
したがってこの別の本発明によれば、バッテリの無駄
な消耗や呼出し不能等の不具合が発生しないようにした
上で、電源を断とした状態での消費電力をさらに低減す
ることができ、これによりバッテリの消耗をより一層低
減することができる無線通信装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に関わる選択呼出受信機
の構成を示す回路ブロック図、第2図および第3図は同
受信機における制御回路の制御手段および制御内容を示
すフローチャート、第4図は本発明の第2の実施例に関
わる選択呼出受信機の要部構成を示す回路ブロック図、
第5図は同受信機における制御回路の制御手順および制
御内容を示すフローチャート、第6図は本発明の第3の
実施例に関わる選択呼出受信機の構成を示す回路ブロッ
ク図、第7図は選択呼出信号の構成の一例を示す図、第
8図は従来の選択呼出受信機の構成の一例を示す回路ブ
ロック図である。 1……アンテナ、2……無線回路、3……復調回路、5
……個別番号符号メモリ(ID−ROM)、6……駆動回
路、7……スピーカ、8……表示駆動回路、9……液晶
表示器(LCD)、10……メッセージメモリ(M−RAM)、
11……停止スイッチ、12……表示スイッチ、13……バッ
テリ、14……手動操作式の第1の電源スイッチ、15……
第2の電源スイッチ、16,22……タイマ、17,24……機能
スイッチ、18……電源供給時間メモリ(T−RAM)、21
……電源供給制御回路、40,400……制御回路、41……電
源供給時間設定制御手段、42……電源供給制御手段、40
1……CPU、402……クロック発生回路、402H……第1の
クロック発生回路、402L……第2のクロック発生回路、
403……タイミング発生回路、404……クロック選択回
路、410H,410L……水晶発振器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基地局から送信された呼出信号を受信し、
    この呼出信号が自機に対応する場合に呼出報知を行う無
    線通信装置本体と、 電源出力を発生するバッテリ電源と、 前記無線通信装置本体に対する前記電源出力の供給開始
    時刻及び供給終了時刻を表す情報を記憶する記憶手段
    と、 時刻情報を出力する計時手段と、 前記計時手段から出力された時刻情報が前記記憶手段に
    記憶された供給終了時刻情報と一致した場合に、前記無
    線通信装置本体に対する前記電源出力の供給を停止して
    電源オフ動作状態に設定し、この電源オフ動作状態にお
    いて前記計時手段から出力された時刻情報が前記記憶手
    段に記憶された供給開始時刻情報と一致した場合に、前
    記無線通信装置本体に対する前記電源出力の供給を再開
    して電源オン動作状態に設定するための第1の電源供給
    制御手段と、 前記電源オフ動作状態において機能スイッチの操作を監
    視し、機能スイッチの操作が検出された時点で前記電源
    オフ動作状態を解除して電源オン動作状態に復帰させる
    第2の電源供給制御手段とを具備したことを特徴とする
    無線通信装置。
  2. 【請求項2】基地局から送信された呼出信号を受信する
    受信手段と、 電源出力を発生するバッテリ電源と、 時刻情報を出力する計時手段と、 制御部とを備え、 この制御部は、 前記受信手段により受信された呼出信号に基づいて、少
    なくとも呼出しの検出に関する所定の制御を実行する手
    段と、 前記計時手段から出力された時刻情報が予め定められた
    供給終了時刻情報と一致した場合に、前記制御部を除い
    た各手段のうちの少なくとも前記受信手段に対する前記
    電源出力の供給を停止して電源オフ動作状態に設定し、
    この電源オフ動作状態において前記計時手段から出力さ
    れた時刻情報が予め定められた供給開始時刻情報と一致
    した場合に、前記停止した電源出力の供給を再開して電
    源オン動作状態に復帰させるための第1の電源供給制御
    手段と、 前記電源オフ動作状態において機能スイッチの操作を監
    視し、機能スイッチの操作が検出された時点で前記電源
    オフ動作状態を解除して電源オン動作状態に復帰させる
    第2の電源供給制御手段とを備えたことを特徴とする無
    線通信装置。
  3. 【請求項3】基地局から送信された呼出信号を受信する
    受信手段と、 電源出力を発生するバッテリ電源と、 時刻情報を出力する計時手段と、 制御部と、 この制御部の動作に必要な第1のクロックを発生する第
    1のクロック発生手段と、 前記制御部の動作に必要でかつ前記第1のクロックより
    も周波数が低い第2のクロックを発生する第2のクロッ
    ク発生手段とを備え、 前記制御部は、前記受信手段により受信された呼出信号
    に基づいて、少なくとも呼出しの検出に関する所定の制
    御を実行し、前記計時手段から出力された時刻情報と、
    予め設定された前記電源出力の供給開始時刻及び供給終
    了時刻のうちの少なくとも一方を表す情報とに基づい
    て、現在時刻が電源供給時間帯に対応する場合には、全
    ての手段に対し前記電源出力の供給を行うと共に前記第
    1のクロックにより動作し、現在時刻が電源非供給時間
    帯に対応する場合には、前記制御手段を除いた各手段の
    うちの少なくとも前記受信手段に対する前記電源出力の
    供給を断とすると共に前記第2のクロックにより動作す
    ることを特徴とする無線通信装置。
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