JP3495886B2 - 携帯情報端末 - Google Patents

携帯情報端末

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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線通信機能の省
電力化を行うことができる携帯情報端末に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、個人情報管理等の各種アプリ
ケーションといった情報管理を行う携帯情報端末に無線
通信機能をもたせ、外出先からでも自分宛ての電子メー
ル等のデータを受信することができるようにした携帯情
報端末が知られている。
【0003】この携帯情報端末は、電子メール等の情報
を処理する情報処理部、および各種操作のためのキー入
力部やLCD表示部を備え、これらをバッテリによって
駆動するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例において、キー入力部やLCD表示部等について
は、その操作時にのみ駆動電源をオンして用いることと
なるが、電子メール等のデータを受信するために、無線
通信機能を常時動作状態とし、常に受信待ちの状態にさ
せて使用すると、バッテリの消耗が激しいという欠点が
あった。
【0005】 そこで、本発明は、無線通信機能の省電
力化を行うことができる携帯情報端末を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、予め決められ
た時刻になると、蓄積されている電子メールを、網を介
して送信するサーバから、網に接続されている無線基地
局と無線回線とを介して、上記電子メールを受信可能な
携帯情報端末において、電子メールの受信待ち受け動作
を継続する期間を設定する期間設定手段と、電子メール
の受信待ち受け動作を開始する開始時刻を認識する開始
時刻認識手段と、上記無線基地局と上記無線回線とを介
して、データ通信を行う無線通信部と、上記開始時刻認
識手段が認識した開始時刻に基づいて、上記期間設定手
段が設定した期間に、上記無線通信部を動作させる制御
手段とを有する携帯情報端末である。
【0007】 また、待ち受け動作を行う期間内におい
て、所定時間おきに所定時間だけ上記無線通信部を動作
させて待ち受け動作状態にする携帯情報端末である。
【0008】
【発明の実施の形態および実施例】本発明の実施例とし
て、無線媒体がパーソナル・ハンディホン・システム
(PHS)である場合を例にして説明する。
【0009】図1は、本実施例による携帯情報端末の構
成を示すブロック図である。
【0010】この携帯情報端末は、電波を送受信するア
ンテナ1と、送受信データの送受信を行うRF部2と、
送信データの変調および受信データの復調を行う変復調
部3と、フレームの分解/組立等のTDMA処理、誤り
検出処理、スクランブル処理およびデータの秘話処理を
行うチャネルCODEC部4と、データ通信の際の誤り
訂正/再送処理および送受信データを所定の形に変換す
るデータ処理部5と、PHSのレイヤ1からレイヤ3ま
での通信プロトコル処理およびRF部2、変復調部3、
チャネルCODEC部7、データ処理部5の電源制御を
行う通信制御処理部6を有する。
【0011】また、この携帯情報端末は、各種キー入力
の操作を司るキー操作部7と、前記キー操作部7からの
入力および無線回線からの受信データを元に各種情報処
理を行う情報処理部8と、各種情報の表示を行うLCD
表示部9と、前記情報処理部8からのデータを元に前記
表示部9の表示の制御を行う表示制御部10と、各部の
制御を行う制御部11と、時計機能を司るタイマ部12
を有する。
【0012】さらに、この携帯情報端末は、各部に電源
を供給するバッテリ13と、前記バッテリ13の電圧を
監視するバッテリ電圧監視部14と、前記バッテリ13
の充電を行う充電回路部15と、携帯情報端末が充電台
(図示せず)に置かれたときに、充電台からの電源を前
記充電回路部15に供給するための充電端子16とを有
する。
【0013】図2は、本実施例におけるPHS無線通信
システムの構成を示すブロック図である。
【0014】このPHS無線通信システムにおいて、公
衆網101には、通信回線105、106を介して公衆
無線基地局(CS1、CS2)102、103が接続さ
れ、また、通信回線107を介して電子メール等のデー
タの送信、受信、蓄積を行うサーバ104が接続されて
いる。
【0015】そして、公衆無線基地局102は無線ゾー
ンA108を有し、公衆無線基地局103は無線ゾーン
B109を有する。そして、図示の例では、公衆無線基
地局102の無線ゾーンA108内に携帯情報端末11
0が位置している。
【0016】このようなPHS無線通信システムにおい
て、サーバ104は、予め使用登録された使用者のアド
レスを指定した電子メールを受信することにより、この
電子メールのデータを蓄積する。そして、このような電
子メールのデータが1件以上蓄積されると、所定のタイ
ミング(例えば所定時間おき、かつ決められた時刻)に
より、該当する宛先の携帯情報端末まで公衆網101経
由で無線回線を介して発呼し、蓄積された電子メールの
データを送信するものである。
【0017】なお、データ送信時に送信先の携帯情報端
末が無線ゾーン圏外、または電源OFFのために携帯端
末がデータを受信できなかった場合は、次の送信時刻に
再送する。
【0018】したがって、本実施例では、サーバ104
と携帯情報端末110との間の使用登録において、携帯
情報端末110が電子メールの受信を行う待ち受け期間
を予め設定しておき、この待ち受け期間だけ携帯情報端
末110の無線通信部を動作状態とし、サーバ104側
では、待ち受け期間内に電子メールのデータの送信を行
うようにする。
【0019】図3は、本実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【0020】最初に無線通信を行うRF部2、変復調部
3、チャネルCODEC部4、データ処理部5(これら
を総称して無線通信部という)が電源供給されない停止
状態であるとして説明する。
【0021】まず、タイマ部12は、待ち受け状態を起
動するための所定の時刻になると、制御部11にその旨
を通知する(S1)。制御部11では、この通知を受信
すると、通信制御処理部6に無線の待ち受け状態に移行
するように指示を出す(S2)。
【0022】通信制御処理部6は、この指示を受信する
と、RF部2の受信側および変復調部3の受信側である
復調部を、無線基地局102からの報知信号BCCHを
受信するために連続受信状態にする。また、これと同時
に、チャネルCODEC部4に待ち受け状態にするよう
に指示を出す(S3)。
【0023】チャネルCODEC部4は、この指示を受
信すると、変復調部3からの信号から報知信号BCCH
を探して、無線基地局102と最初に同期をとる動作を
する(S4)。
【0024】そして、BCCHを受信して、通信制御処
理部6により報知信号PCHの受信タイミングを計算
し、報知信号PCHの間欠受信動作を行う(S5)。
【0025】同時に、通信制御処理部6は、報知信号P
CHの受信タイミングのときだけ、RF部2の受信側お
よび変復調部3の受信側である復調部が動作するように
制御して、無線の待ち受け状態になる。
【0026】すなわち、本実施例の通信制御処理部6
は、待ち受け期間の全期間を通じて無線通信部を動作状
態とするのではなく、報知信号PCHの受信タイミング
に応じて間欠的(所定時間おきに所定時間だけ)に無線
通信部を動作させて待ち受け動作状態にすることから、
さらにバッテリの節約を期すものである。
【0027】そして、待ち受け状態のときに着信がある
と(S6)、所定の応答動作を行い、データの受信を行
う(S8)。
【0028】この後、制御部11は、待ち受け状態が予
め定められた時間続いたら(S7)、通信制御処理部6
に待ち受け状態の停止、すなわち、無線通信動作の停止
の指示を出す。通信制御処理部6は、この指示を受信す
ると、RF部2、変復調部3、チャネルCODEC部4
を停止状態にする(S8)。以降、タイマ部12と制御
部11により、同様の動作を行う。
【0029】なお、以上の実施例では、無線媒体をPH
Sを例に説明したが、他の無線媒体のシステムでも同様
の効果を得ることができる。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、所定時刻になると、無
線通信部を動作させて電子メールの受信待ち受け動作を
開始するので、たとえば、無線通信部の動作を開始する
時刻を、サーバが電子メールを送信する時刻に合わせる
ことによって、バッテリを節約することができ、バッテ
リの寿命を向上することができるという効果を奏する。
また、請求項2記載の発明によれば、設定した期間の
間、無線通信部を動作させるので、サーバが携帯情報端
末宛の電子メールを送信する時刻と、携帯情報端末が無
線通信部の動作を開始させる時刻とのずれを、ある程度
は許容することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による携帯情報端末の構成を
示すブロック図である。
【図2】上記実施例による無線通信システムの構成を示
すブロック図である。
【図3】上記実施例の動作を説明するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
101…公衆網、 102、103…公衆無線基地局、 104…サーバ、 105〜107…通信回線、 108、109…無線ゾーン、 110…携帯情報端末。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め決められた時刻になると、蓄積され
    ている電子メールを、 網を介して送信するサーバから、網に接続されている無
    線基地局と無線回線とを介して、 上記電子メールを受信可能な携帯情報端末において、 電子メールの受信待ち受け動作を継続する期間を設定す
    る期間設定手段と; 電子メールの受信待ち受け動作を開始する開始時刻を認
    識する開始時刻認識手段と; 上記無線基地局と上記無線回線とを介して、データ通信
    を行う無線通信部と; 上記開始時刻認識手段が認識した開始時刻に基づいて、
    上記期間設定手段が設定した期間に、上記無線通信部を
    動作させる制御手段と; を有することを特徴とする携帯情報端末。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記制御手段は、上記待ち受け動作を継続する期間内に
    おいて、所定時間おきに所定時間だけ、上記無線通信部
    を動作させて待ち受け動作状態にすることを特徴とする
    携帯情報端末。
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JP4652640B2 (ja) * 2000-10-17 2011-03-16 キヤノン株式会社 通信機能を有する装置、その制御方法およびその装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体
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