JPH06177811A - 移動無線装置 - Google Patents
移動無線装置Info
- Publication number
- JPH06177811A JPH06177811A JP43A JP33151992A JPH06177811A JP H06177811 A JPH06177811 A JP H06177811A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 33151992 A JP33151992 A JP 33151992A JP H06177811 A JPH06177811 A JP H06177811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- time
- connection
- reception
- wireless device
- mobile radio
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動無線装置の呼び出しに対する受付可能時
間を各移動無線装置毎に限定することにより、待ち受け
時の低消費電力化を図る。 【構成】 移動無線装置に、タイマ11と、あらかじめ
接続受付開始時刻および終了時刻を決定するデータを収
納するメモリ12と、タイマ11の計時動作とメモリ1
2から読出されたデータとによって電源のオン/オフを
制御するCPU13とからなる電源制御部10を備え、
接続受付開始時刻には移動無線装置の送信部と受信部の
電源をオンとし、終了時刻にはオフとすることによっ
て、移動無線装置を接続受付開始時刻と終了時刻の間の
時間においてだけ待ち受け状態とする。
間を各移動無線装置毎に限定することにより、待ち受け
時の低消費電力化を図る。 【構成】 移動無線装置に、タイマ11と、あらかじめ
接続受付開始時刻および終了時刻を決定するデータを収
納するメモリ12と、タイマ11の計時動作とメモリ1
2から読出されたデータとによって電源のオン/オフを
制御するCPU13とからなる電源制御部10を備え、
接続受付開始時刻には移動無線装置の送信部と受信部の
電源をオンとし、終了時刻にはオフとすることによっ
て、移動無線装置を接続受付開始時刻と終了時刻の間の
時間においてだけ待ち受け状態とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低消費電力の例えば携
帯電話機等の移動無線装置に関する。
帯電話機等の移動無線装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の移動無線装置の構成を示す
ものである。ここでは前記移動無線装置の例として携帯
電話機の構成を示している。図2において、1および2
はそれぞれアンテナであり、アンテナ1は受信アンテ
ナ、アンテナ2は送信時には送信アンテナとして動作
し、受信時には受信アンテナとして動作してアンテナ1
とともにダイバーシティ受信を行うようになっている。
3は受信回路であり、受信データの増幅を行う。4は復
調回路であり、受信データをベースバンド信号に再生を
行い、クロックを再生する。5は音声復号化回路であ
り、再生ベースバンド信号をアナログ音声信号に変換す
る。6は音声符号化回路であり、アナログ音声信号をベ
ースバンド信号に変換する。7は変調回路であり、ベー
スバンド信号を各変調方式に従って変調を行う。8は送
信回路であり、送信データを増幅する。14はタイミン
グ制御回路であり、移動無線装置全体に対してタイミン
グを制御する。
ものである。ここでは前記移動無線装置の例として携帯
電話機の構成を示している。図2において、1および2
はそれぞれアンテナであり、アンテナ1は受信アンテ
ナ、アンテナ2は送信時には送信アンテナとして動作
し、受信時には受信アンテナとして動作してアンテナ1
とともにダイバーシティ受信を行うようになっている。
3は受信回路であり、受信データの増幅を行う。4は復
調回路であり、受信データをベースバンド信号に再生を
行い、クロックを再生する。5は音声復号化回路であ
り、再生ベースバンド信号をアナログ音声信号に変換す
る。6は音声符号化回路であり、アナログ音声信号をベ
ースバンド信号に変換する。7は変調回路であり、ベー
スバンド信号を各変調方式に従って変調を行う。8は送
信回路であり、送信データを増幅する。14はタイミン
グ制御回路であり、移動無線装置全体に対してタイミン
グを制御する。
【0003】次に、図2に示す移動無線装置の動作のう
ち、特に待ち受け時の間欠受信モードと位置登録の動作
について説明する。待ち受け時には、タイミング制御回
路14からのクロックの供給対象を最小限にし、受信回
路3および復調回路4は、必要な情報のスロットに対し
てのみ電源がオンになり、また、音声復号化回路5、音
声符号化回路6、変調回路7および送信回路8は、スタ
ンバイモードに移行する。このようにして移動無線装置
は間欠受信モードに切換わる。間欠受信モードでは、数
百msに数回の間欠受信を行い、必要な情報だけを受信
して、待ち受け中の消費電力を低減させ、電池の充電1
回についての待ち受け可能時間を長くしている。また、
移動無線装置の所持者が移動することによる受信レベル
の変化に応じて、自己の所属する一斉呼び出しエリヤが
切換えられたとき、その一斉呼び出しエリヤの携帯電話
網の基地局に移動無線装置の位置を認知させるための位
置登録が必要であり、その位置登録のために送信が行わ
れる。この送信は位置登録の動作時にのみ行われるもの
であり、1回の送信時間はさして長いものではない。こ
のように、従来の携帯電話機を例とする移動無線装置に
おいても、消費電力をできるだけ少なくするようになっ
ている。
ち、特に待ち受け時の間欠受信モードと位置登録の動作
について説明する。待ち受け時には、タイミング制御回
路14からのクロックの供給対象を最小限にし、受信回
路3および復調回路4は、必要な情報のスロットに対し
てのみ電源がオンになり、また、音声復号化回路5、音
声符号化回路6、変調回路7および送信回路8は、スタ
ンバイモードに移行する。このようにして移動無線装置
は間欠受信モードに切換わる。間欠受信モードでは、数
百msに数回の間欠受信を行い、必要な情報だけを受信
して、待ち受け中の消費電力を低減させ、電池の充電1
回についての待ち受け可能時間を長くしている。また、
移動無線装置の所持者が移動することによる受信レベル
の変化に応じて、自己の所属する一斉呼び出しエリヤが
切換えられたとき、その一斉呼び出しエリヤの携帯電話
網の基地局に移動無線装置の位置を認知させるための位
置登録が必要であり、その位置登録のために送信が行わ
れる。この送信は位置登録の動作時にのみ行われるもの
であり、1回の送信時間はさして長いものではない。こ
のように、従来の携帯電話機を例とする移動無線装置に
おいても、消費電力をできるだけ少なくするようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の携帯電話機を例とする移動無線装置では、電池の充
電1回についての待ち受け可能時間を長くするために間
欠受信を行ってはいるが、その待ち受け可能時間は数十
時間程度しかなく、頻繁な充電が必要となる。さらに、
自己の所在位置が所属する一斉呼び出しエリヤが切換わ
る毎に、そのエリヤの携帯電話網の基地局に認知させる
ための位置登録が必要であり、その位置登録のための送
信1回の時間は短いとはいいながら、送信毎の電力消費
は大きく、装置全体の消費電力をより低くすることを図
るためには大きな課題となる。
来の携帯電話機を例とする移動無線装置では、電池の充
電1回についての待ち受け可能時間を長くするために間
欠受信を行ってはいるが、その待ち受け可能時間は数十
時間程度しかなく、頻繁な充電が必要となる。さらに、
自己の所在位置が所属する一斉呼び出しエリヤが切換わ
る毎に、そのエリヤの携帯電話網の基地局に認知させる
ための位置登録が必要であり、その位置登録のための送
信1回の時間は短いとはいいながら、送信毎の電力消費
は大きく、装置全体の消費電力をより低くすることを図
るためには大きな課題となる。
【0005】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、移動無線装置の電源を通常はオフとし、
限定された時間においてのみオンとすることにより、間
欠受信を行う時間を短縮すると同時に位置登録の頻度を
減少させて消費電力を低減し、かつ1つのゾーンにおけ
るトラヒックの時間的集中を避けることができる優れた
移動無線装置を提供することを目的とする。
るものであり、移動無線装置の電源を通常はオフとし、
限定された時間においてのみオンとすることにより、間
欠受信を行う時間を短縮すると同時に位置登録の頻度を
減少させて消費電力を低減し、かつ1つのゾーンにおけ
るトラヒックの時間的集中を避けることができる優れた
移動無線装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、基地局が移動無線装置に対して、各移動
無線装置毎に限られた時間に呼びを受け付けることが可
能となるように、間欠受信状態となる時間、すなわち接
続受付時間を定める接続受付開始時刻と同じく終了時刻
とからなる接続指定時刻を割当てることにより、移動無
線装置の接続受付時間を限定するようにしたものであ
る。また発信側に対してそれらの接続指定時刻を知らせ
ておくようにしたものである。さらに基地局からの制御
信号によって上記接続指定時刻を割当てるようにしたも
のである。
成するために、基地局が移動無線装置に対して、各移動
無線装置毎に限られた時間に呼びを受け付けることが可
能となるように、間欠受信状態となる時間、すなわち接
続受付時間を定める接続受付開始時刻と同じく終了時刻
とからなる接続指定時刻を割当てることにより、移動無
線装置の接続受付時間を限定するようにしたものであ
る。また発信側に対してそれらの接続指定時刻を知らせ
ておくようにしたものである。さらに基地局からの制御
信号によって上記接続指定時刻を割当てるようにしたも
のである。
【0007】
【作用】したがって本発明によれば、自局あるいは基地
局によって各移動無線装置の接続受付開始時刻と同じく
終了時刻が指定され、各移動無線装置は定められた時間
においてのみ待ち受け状態となり、他の時間においては
オフ状態となるので、移動無線装置は低消費電力で動作
し、また、発信側に各移動無線装置それぞれの接続受付
開始時刻と終了時刻とを知らせることにより、無駄な呼
び出しが減少する。さらに本発明によれば、基地局がト
ラヒック状態を検出し、各移動無線装置に対して接続受
付時間を均等に指定することにより、トラヒックの時間
的な集中を避けることが可能となる。
局によって各移動無線装置の接続受付開始時刻と同じく
終了時刻が指定され、各移動無線装置は定められた時間
においてのみ待ち受け状態となり、他の時間においては
オフ状態となるので、移動無線装置は低消費電力で動作
し、また、発信側に各移動無線装置それぞれの接続受付
開始時刻と終了時刻とを知らせることにより、無駄な呼
び出しが減少する。さらに本発明によれば、基地局がト
ラヒック状態を検出し、各移動無線装置に対して接続受
付時間を均等に指定することにより、トラヒックの時間
的な集中を避けることが可能となる。
【0008】
【実施例】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例に
おける移動無線装置の構成を示すものである。図1にお
いて、符号1〜8によって示される各ブロックは、図2
において示す各ブロックとそれぞれ同一であるので、同
一符号を付して説明を省略する。9はタイミング制御回
路であり、移動無線装置全体に対してタイミングを制御
する。10は電源制御部であり、符号11〜13によっ
て示されるブロックからなり、接続指定時刻に基づいて
移動無線装置の電源をオン/オフするように制御する。
11はタイマであり、接続受付開始時刻と同じく終了時
刻を計時する。12はメモリであり、接続受付開始時刻
と同じく終了時刻とからなる接続指定時刻のデータを記
憶する。メモリ12は例えばROMあるいは電源がバッ
クアップされたRAMのように記憶が持続されるもので
ある。13はCPUであり、タイミング制御回路9より
制御信号を受け取り、タイマ11とメモリ12とデータ
を授受し、タイミング制御回路9を制御して移動無線装
置の電源をオン/オフするための制御を行う。
おける移動無線装置の構成を示すものである。図1にお
いて、符号1〜8によって示される各ブロックは、図2
において示す各ブロックとそれぞれ同一であるので、同
一符号を付して説明を省略する。9はタイミング制御回
路であり、移動無線装置全体に対してタイミングを制御
する。10は電源制御部であり、符号11〜13によっ
て示されるブロックからなり、接続指定時刻に基づいて
移動無線装置の電源をオン/オフするように制御する。
11はタイマであり、接続受付開始時刻と同じく終了時
刻を計時する。12はメモリであり、接続受付開始時刻
と同じく終了時刻とからなる接続指定時刻のデータを記
憶する。メモリ12は例えばROMあるいは電源がバッ
クアップされたRAMのように記憶が持続されるもので
ある。13はCPUであり、タイミング制御回路9より
制御信号を受け取り、タイマ11とメモリ12とデータ
を授受し、タイミング制御回路9を制御して移動無線装
置の電源をオン/オフするための制御を行う。
【0009】次に上記第1の実施例の動作について説明
する。移動無線装置の使用者は、まず図示されない移動
無線装置の電源をオンにする。移動無線装置は電源オン
時に初期設定を行う。すなわち基地局に対して位置登録
を行い同期確保を行う。このとき移動無線装置は基地局
から時刻情報を受信する。次に、CPU13はメモリ1
2に収納されている接続指定時刻のデータと基地局から
送られてきた時刻情報とを比較し、その時が接続指定時
刻であれば移動無線装置は待ち受け状態に移行し、間欠
受信を行って着信を待つ。すなわち移動無線装置は接続
受付が可能な状態となる。その時が接続指定時刻でなけ
れば電源制御部10以外の他の回路の電源をオフとす
る。これにより、電源制御部10のタイマ11が動作を
開始し、接続受付開始時刻になるまでの間は、移動無線
装置の電源制御部10を除く他の回路の電源はオフにな
る。タイマ11の計時動作により接続受付開始時刻にな
ると移動無線装置の電源がオンされ、位置登録等を再度
行い、待ち受け状態に移行し、間欠受信を行って着信を
待つ。すなわち移動無線装置は接続受付が可能な状態と
なる。そして、接続受付終了時刻になると電源制御部1
0の制御により、再び移動無線装置の電源制御部10を
除く他の回路の電源はオフとなり、接続は受付けられな
くなる。
する。移動無線装置の使用者は、まず図示されない移動
無線装置の電源をオンにする。移動無線装置は電源オン
時に初期設定を行う。すなわち基地局に対して位置登録
を行い同期確保を行う。このとき移動無線装置は基地局
から時刻情報を受信する。次に、CPU13はメモリ1
2に収納されている接続指定時刻のデータと基地局から
送られてきた時刻情報とを比較し、その時が接続指定時
刻であれば移動無線装置は待ち受け状態に移行し、間欠
受信を行って着信を待つ。すなわち移動無線装置は接続
受付が可能な状態となる。その時が接続指定時刻でなけ
れば電源制御部10以外の他の回路の電源をオフとす
る。これにより、電源制御部10のタイマ11が動作を
開始し、接続受付開始時刻になるまでの間は、移動無線
装置の電源制御部10を除く他の回路の電源はオフにな
る。タイマ11の計時動作により接続受付開始時刻にな
ると移動無線装置の電源がオンされ、位置登録等を再度
行い、待ち受け状態に移行し、間欠受信を行って着信を
待つ。すなわち移動無線装置は接続受付が可能な状態と
なる。そして、接続受付終了時刻になると電源制御部1
0の制御により、再び移動無線装置の電源制御部10を
除く他の回路の電源はオフとなり、接続は受付けられな
くなる。
【0010】(実施例2)第2の実施例における移動無
線装置の構成は、図1に示す第1の実施例における構成
と同一であるが、メモリ12は、例えばRAMのように
書込みと読出しが可能なものである。その他のブロック
の機能は図1に示すものと同一であるので、説明を省略
する。
線装置の構成は、図1に示す第1の実施例における構成
と同一であるが、メモリ12は、例えばRAMのように
書込みと読出しが可能なものである。その他のブロック
の機能は図1に示すものと同一であるので、説明を省略
する。
【0011】次に上記第2の実施例の動作について説明
する。第2の実施例においては、接続指定時刻が基地局
によって指定される点が上記第1の実施例と異なる。移
動無線装置の使用者は、まず移動無線装置の初期設定を
行う。すなわち、あらかじめ接続受付開始時刻と同じく
終了時刻とからなる接続指定時刻を決定するために移動
無線装置の電源をオンにし、基地局より接続指定時刻の
指定を受ける。移動無線装置は、電源オン時に位置登録
や同期確保を行う。この初期設定時に、使用者に対して
は基地局から従来使用している制御信号を利用して接続
受付開始時刻および終了時刻が指定される。移動無線装
置は、基地局からの制御信号を受信し、復調回路4でデ
ータ再生を行い、基地局から指定された接続指定時刻を
CPU13に知らせ、その接続指定時刻のデータをメモ
リ12に収容する。これにより、電源制御部10のタイ
マ11が動作を開始し、接続受付開始時刻になるまでの
間は、移動無線装置の電源制御部10を除く他の回路の
電源はオフになる。タイマ11の計時動作により接続受
付開始時刻になると移動無線装置の電源がオンされ、位
置登録等を再度行い、待ち受け状態に移行し、間欠受信
を行って着信を待つ。すなわち移動無線装置は接続受付
が可能な状態となる。そして、接続受付終了時刻になる
と電源制御部10の制御により、再び移動無線装置の電
源制御部10を除く他の回路の電源はオフとなり、接続
は受付けられなくなる。
する。第2の実施例においては、接続指定時刻が基地局
によって指定される点が上記第1の実施例と異なる。移
動無線装置の使用者は、まず移動無線装置の初期設定を
行う。すなわち、あらかじめ接続受付開始時刻と同じく
終了時刻とからなる接続指定時刻を決定するために移動
無線装置の電源をオンにし、基地局より接続指定時刻の
指定を受ける。移動無線装置は、電源オン時に位置登録
や同期確保を行う。この初期設定時に、使用者に対して
は基地局から従来使用している制御信号を利用して接続
受付開始時刻および終了時刻が指定される。移動無線装
置は、基地局からの制御信号を受信し、復調回路4でデ
ータ再生を行い、基地局から指定された接続指定時刻を
CPU13に知らせ、その接続指定時刻のデータをメモ
リ12に収容する。これにより、電源制御部10のタイ
マ11が動作を開始し、接続受付開始時刻になるまでの
間は、移動無線装置の電源制御部10を除く他の回路の
電源はオフになる。タイマ11の計時動作により接続受
付開始時刻になると移動無線装置の電源がオンされ、位
置登録等を再度行い、待ち受け状態に移行し、間欠受信
を行って着信を待つ。すなわち移動無線装置は接続受付
が可能な状態となる。そして、接続受付終了時刻になる
と電源制御部10の制御により、再び移動無線装置の電
源制御部10を除く他の回路の電源はオフとなり、接続
は受付けられなくなる。
【0012】このように上記第1および第2の実施例に
よれば、移動無線装置の接続指定時刻を指定し、接続指
定時刻によって定められた時間外においては、移動無線
装置の電源制御部10のみを動作させ、他の回路の電源
をオフとすることにより、間欠受信や位置登録のための
送信等による移動無線装置の電力消費を大幅に低減させ
ることができるという効果がある。
よれば、移動無線装置の接続指定時刻を指定し、接続指
定時刻によって定められた時間外においては、移動無線
装置の電源制御部10のみを動作させ、他の回路の電源
をオフとすることにより、間欠受信や位置登録のための
送信等による移動無線装置の電力消費を大幅に低減させ
ることができるという効果がある。
【0013】なお、発信側に対しては、電源制御部10
のタイマ11が計時動作中に発信側が発信を行った場
合、すなわち接続指定時刻外に発信を行った場合には、
基地局がその発信を受けた移動無線装置の接続受付開始
時刻および終了時刻を音声等を含む表示手段により知ら
せるようにして、以降の無駄な呼び出しを減少させるこ
ともできる。
のタイマ11が計時動作中に発信側が発信を行った場
合、すなわち接続指定時刻外に発信を行った場合には、
基地局がその発信を受けた移動無線装置の接続受付開始
時刻および終了時刻を音声等を含む表示手段により知ら
せるようにして、以降の無駄な呼び出しを減少させるこ
ともできる。
【0014】また、第2の実施例においては、基地局が
常にトラヒックを検出し、その結果に基づいてトラヒッ
クの時間的集中を避けるように均等に接続指定時刻を各
移動無線装置に対して割り当てるようにすることもでき
る。
常にトラヒックを検出し、その結果に基づいてトラヒッ
クの時間的集中を避けるように均等に接続指定時刻を各
移動無線装置に対して割り当てるようにすることもでき
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は上記実施例より明らかなよう
に、以下に示す効果を有する。 1.移動無線装置に対して接続受付開始時刻と同じく終
了時刻とからなる接続指定時刻を移動無線装置毎に割当
て、移動無線装置の接続受付時刻を限定することによ
り、移動無線装置の接続指定時刻を指定し、接続指定時
刻によって定められた時間外においては、移動無線装置
の電源制御部のみを動作させ、他の回路の電源をオフと
するので、間欠受信や位置登録のための送信等による移
動無線装置の電力消費を大幅に低減させることができ
る。 2.発信側が接続指定時刻外に発信を行った場合には、
その発信側に対して、基地局がその発信を受けた移動無
線装置の接続受付開始時刻および終了時刻を音声等を含
む表示手段により知らせるので、以降の無駄な呼び出し
を減少させることができる。 3.基地局がトラヒック状態を検出し、各移動無線装置
に対して接続指定時刻を均等に指定することにより、1
つのゾーンにおけるトラヒックの時間的な集中を避ける
ことができる。
に、以下に示す効果を有する。 1.移動無線装置に対して接続受付開始時刻と同じく終
了時刻とからなる接続指定時刻を移動無線装置毎に割当
て、移動無線装置の接続受付時刻を限定することによ
り、移動無線装置の接続指定時刻を指定し、接続指定時
刻によって定められた時間外においては、移動無線装置
の電源制御部のみを動作させ、他の回路の電源をオフと
するので、間欠受信や位置登録のための送信等による移
動無線装置の電力消費を大幅に低減させることができ
る。 2.発信側が接続指定時刻外に発信を行った場合には、
その発信側に対して、基地局がその発信を受けた移動無
線装置の接続受付開始時刻および終了時刻を音声等を含
む表示手段により知らせるので、以降の無駄な呼び出し
を減少させることができる。 3.基地局がトラヒック状態を検出し、各移動無線装置
に対して接続指定時刻を均等に指定することにより、1
つのゾーンにおけるトラヒックの時間的な集中を避ける
ことができる。
【図1】本発明の第1および第2の実施例における移動
無線装置のブロック図
無線装置のブロック図
【図2】従来の移動無線装置のブロック図
10 電源制御部 11 タイマ(計時手段) 12 メモリ(記憶手段) 13 CPU
Claims (3)
- 【請求項1】接続受付開始時刻と接続受付終了時刻のデ
ータを収納する記憶手段と、前記接続受付開始時刻と前
記接続受付終了時刻とを計時する計時手段と、前記デー
タと前記計時の結果によって前記接続受付開始時刻と前
記接続受付終了時刻との間の時間において送信部と受信
部とに電源を供給し前記時間以外の時間においては前記
送信部と前記受信部との電源を供給しないように制御す
るCPUとを設けてなる電源制御部を備えた移動無線装
置。 - 【請求項2】基地局から接続受付開始時刻と接続受付終
了時刻とを指定するデータ信号を受け、そのデータ信号
によって指定された前記接続受付開始時刻と前記接続受
付終了時刻とのデータを記憶手段に収納する請求項1記
載の移動無線装置。 - 【請求項3】他の移動無線装置が接続受付開始時刻と接
続受付終了時刻との間の時間以外に呼び出しをした場合
は前記他の移動無線装置に対して前記接続受付開始時刻
と前記接続受付終了時刻とを報知する信号を送信する請
求項1または2記載の移動無線装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06177811A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 移動無線装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06177811A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 移動無線装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06177811A true JPH06177811A (ja) | 1994-06-24 |
Family
ID=18244560
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Pending JPH06177811A (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | 移動無線装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06177811A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08172668A (ja) * | 1994-12-16 | 1996-07-02 | Nec Corp | メッセージの出力方法 |
JP2000253323A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-14 | Hitachi Ltd | 受信装置およびテレビジョン受信機 |
KR100315941B1 (ko) * | 1999-11-24 | 2001-12-20 | 서평원 | 이동통신 단말기의 전원 제어 장치 |
JP2006521051A (ja) * | 2003-03-05 | 2006-09-14 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 無線ネットワークにおける肯定応答時間切れ付きフレーム同期 |
JP2010283756A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Sony Corp | 無線通信装置、通信制御装置、無線通信システム、無線通信方法および通信制御方法 |
JP2013179667A (ja) * | 2013-05-07 | 2013-09-09 | Sony Corp | 通信制御装置、無線通信システムおよび通信制御方法 |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP43A patent/JPH06177811A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08172668A (ja) * | 1994-12-16 | 1996-07-02 | Nec Corp | メッセージの出力方法 |
JP2000253323A (ja) * | 1999-02-25 | 2000-09-14 | Hitachi Ltd | 受信装置およびテレビジョン受信機 |
KR100315941B1 (ko) * | 1999-11-24 | 2001-12-20 | 서평원 | 이동통신 단말기의 전원 제어 장치 |
JP2006521051A (ja) * | 2003-03-05 | 2006-09-14 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 無線ネットワークにおける肯定応答時間切れ付きフレーム同期 |
JP2010283756A (ja) * | 2009-06-08 | 2010-12-16 | Sony Corp | 無線通信装置、通信制御装置、無線通信システム、無線通信方法および通信制御方法 |
US8804673B2 (en) | 2009-06-08 | 2014-08-12 | Sony Corporation | Radio communication device, communication control device, radio communication system, radio communication method, and communication control method |
JP2013179667A (ja) * | 2013-05-07 | 2013-09-09 | Sony Corp | 通信制御装置、無線通信システムおよび通信制御方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0601820B1 (en) | Mobile radio apparatus with arrangement for power control | |
JP3390442B2 (ja) | 無線システム | |
US4736461A (en) | Method of transmitting terminating call signals within a restricted duration and a base station and a portable unit for use in the same | |
US7653419B2 (en) | Mobile phone with power saving function | |
JPH06177811A (ja) | 移動無線装置 | |
JPH05327586A (ja) | 間欠受信方式 | |
JP3119565B2 (ja) | 無線通信装置 | |
JPH04241528A (ja) | ディジタル移動通信端末 | |
JP2001036958A (ja) | 待受け受信方式 | |
JPH07254872A (ja) | ディジタル移動端末の電源制御方式 | |
JPS645780B2 (ja) | ||
JPH11234919A (ja) | 充電制御回路及び携帯端末 | |
JPS5912055B2 (ja) | 移動通信方式 | |
JPH06311101A (ja) | 携帯無線電話装置 | |
KR100525366B1 (ko) | 휴대용 단말기의 자동전원 제어 방법 | |
KR20010103975A (ko) | 지역무선망 통신 시스템 단말기의 전력 제어 방법 | |
KR20010055777A (ko) | 이동 통신 시스템에서 이동 통신 단말기의 전원 절약 방법 | |
KR20000044463A (ko) | 무선 단말기의 전원 제어 방법 | |
JPS63175530A (ja) | バツテリ−セ−ビングモ−ド切り替え方式 | |
JP2000138628A (ja) | 通信装置とその待ち受け方法 | |
JP3040898B2 (ja) | デジタル・コードレス電話装置の移動局 | |
JP3438061B2 (ja) | 携帯端末 | |
JPH0970070A (ja) | 携帯型電話機 | |
JPH08116301A (ja) | パーソナル・ハンディ・フォン・システム | |
JPH11234193A (ja) | 携帯端末装置及びその制御方法 |