JP2762624B2 - 取引処理システム - Google Patents

取引処理システム

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JP2762624B2
JP2762624B2 JP28911189A JP28911189A JP2762624B2 JP 2762624 B2 JP2762624 B2 JP 2762624B2 JP 28911189 A JP28911189 A JP 28911189A JP 28911189 A JP28911189 A JP 28911189A JP 2762624 B2 JP2762624 B2 JP 2762624B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 現金、小切手等の金融取引を行うシステムに関し、取
引処理に要する時間の為に窓口に取引待ちが生ずること
を簡単なシステムで減少させることを目的とし、 顧客操作面に対して開閉自在に構成された複数の扉及
び、錠機構を備えた取引媒体を収容する複数の収容部
と、各々の該収容部の空き又は閉塞の状態を記憶する記
憶手段と、該複数の収容部の内の所定の収容部を使用す
る顧客を識別する顧客識別情報を入力する第一の入力手
段と、該顧客に対して案内出力する出力手段と、該顧客
識別情報と該記憶手段の記憶情報に基づいて、該所定の
収容部の開錠と施錠を錠機構に供給する駆動信号により
制御する取引処理制御手段と、オペレータにより操作さ
れ、該錠機構を開錠する開錠制御手段とを設け、顧客識
別情報の入力により所定の収容部を開錠して取引を該収
容部で受付け、該開錠制御手段で収容部から取引媒体を
取り出して取引処理を行って収容部に取引結果を収容す
るとともに、 再度入力された顧客識別情報に対応する取引の処理状
況に応じて錠機構の開錠または該出力手段への案内出力
をする様構成する。
〔従来の技術〕
こうした窓口の混雑緩和の為、従来、窓口に置ける簡
単な窓口取引、即ち、現金支払い取引、両替取引、預金
取引、振込取引を顧客操作型の自動化機器で自動化し、
通常の取引カウンタとは別途にロビーや外壁にこれらの
自動化機器を配置して取引カウンタに立ち寄らなくとも
取引を可能とすることで実質的な窓口数を増やすこと、 更には、行員が行う処理も可能な限り自動化、単純化
して、個々の取引処理時間を短縮する等の対策が講じら
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、こうした従来の対策であっても、自動
化機器にて取引を行う為には、自動化機器は製品が高価
で、設置手続きが複雑であるばかりか取引処理を完了す
るまで、顧客はその場で待機しなければならない。
又、窓口での取引時間の短縮の場合も顧客は取引処理
の完了をその場で待つ必要があり、結局、窓口業務の特
定時刻の混雑緩和に不充分であるとい 本発明は、金融機関における窓口の取引業務を効率化
する取引処理システムに関し、特に、窓口の混雑を緩和
することが可能な取引処理システムに関する。
通常、銀行業務等の金融機関の業務においては、現金
支払い取引、預金取引、振込・送金取引、為替取引等の
所謂窓口取引が中心となっている。一方、窓口取引の時
刻毎の頻度をみると、特定の時間帯・曜日・時刻等に窓
口が混雑し、取引が集中する為、この時間帯のサービス
低下を招いている。このため、窓口の混雑を解消するこ
とが要望されてきている。
う欠点がある。
本発明の目的は、従来の欠点を取り除き、集中する取
引処理を簡単なシステムで時間的に分散できる取引処理
システムを提供することにある。
本発明の他の目的は、多数の平行して行われる取引処
理に対して誤りなく取引媒体、取引結果の顧客への受け
渡しを可能とすることにある。
本発明の更に他の目的は、一つの取引を取引処理中で
も他の取引の受付処理を遂行可能にすることにある。
本発明の更に他の目的は、重要顧客に対するサービス
を上げることが可能で、且つ多数の取引処理を並行して
遂行可能な取引処理システムを提供することにある。
本発明の更に他の目的は、当該取引処理システムにお
いて取引に関する事故が発生した時にも原因の追跡を可
能とする手段を提供するにある。
本発明の上記以外の目的は、以下に記載される実施例
の記載から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
第1図が本発明の原理図である。
収容部L#1〜L#nは、取引を遂行する為の、小切
手、手形、現金等の有価証券や、取引依頼伝票、レシー
ト等の取引媒体、取引結果を収容するもの。
各収容部L#iには、開閉自在な扉2と、扉2を施錠
する為の錠3を有し、取引媒体或いは取引結果が収容部
に収容されている状態では、扉2は施錠され、開放不可
能になる。
錠3は電子錠等、駆動信号を供給されることにより施
錠、開錠ができる。
入力手段5はキーボード、タッチキー、或いはカード
リーダ等で、顧客が操作できる位置に設けられ、口座番
号や暗証番号等の顧客識別情報等、取引に必要な情報を
入力する為の手段。
出力手段9は、CRT表示装置、プリンタ等であり、操
作している利用者に対する操作案内表示、取引情報を表
示する等の案内表示、レシート、預かりカード等の印
刷、情報のカードへの記録、その印刷物等の発行を行
う。
記憶手段7は、半導体メモリ、磁気ディスク等書き込
み可能な記憶手段であり、収容部L#1〜L#nの各々
に対して、取引の状態、例えば、顧客からの依頼を受付
け、収容部に依頼さた依頼伝票や、有価証券が存在する
状態、行員が取り出し、取引処理中である状態、銀行側
の処理が終わり収容部に取引結果が収容されている状
態、等を記憶する。
取引処理制御手段8は、入力手段5、出力手段6、記
憶手段7に接続されている。
取引処理制御手段は、取引の受付の段階では、所定の
取引条件を満足したことを条件に、記憶手段7を検索し
空き状態にある収容部を検索して、出力手段9に出力す
る。
顧客が取引結果を受け取る段階では、取引処理制御手
段8は、入力手段5から入力された顧客識別情報Pを基
に該当する収容部を検索し、取引結果が有る場合、該当
収容部L#iを開錠すべく錠機構4を作動させる。
開錠制御手段10は、行員により操作される手段であ
り、行員が収容部L#iに格納される取引媒体を取り出
す為、操作された時点で、該当する収容部の開錠/施錠
を指示する様に制御する手段である。
〔作用〕
本発明では、利用者に取ってみれば、取引結果の受取
りはその場では特に必要がない場合が往々にして存在す
ることに着眼し、取引処理を、受付処理、取引処理、結
果受取処理を取引として完全分離可能にした点に特徴が
ある。
即ち、一旦、多数の窓口で受付し、所定時間後に利用
者が訪れた際にその結果を誤りなく自在に受け取ること
を可能にすることで、一時期に集中する多数の取引を緩
和しようとするものである。
取引の手順としては、 利用者は入力手段5で自己の顧客識別情報を入力する
と、取引処理制御手段8が空きの収容部を記憶手段7を
使用して検出し、該当収容部の錠を開錠する。
利用者は開錠された収容部L#xに取引媒体を挿入し
て取引を一旦終了する。取引処理制御手段8は、取引媒
体が収容された収容部の扉3を施錠する。この時、取引
処理制御手段8は、開錠し、施錠した収容部 に対応する記憶手段7の記憶領域に、受付状態になった
事、顧客識別情報、時刻等の状態情報を記憶する。
所定の時刻に、行員は開錠制御手段10を使用して、収
容手段を開錠する。
この際、記憶手段7に記憶された各収容部毎の状態情
報を参照しながら最も旧い、或いは最も重要な取引に関
わる取引媒体を収容する収容部 から取引媒体を取り出し、取引処理を行う。
開錠制御手段10は、開錠した収容部に対応する記憶手
段7の領域に取引処理中の状態であること、取引媒体を
取り出した時刻、取引処理の担当者識別情報等状態情報
記憶する。
取引処理完了し、その取引結果は、開錠制御手段10を
使用して行員が所定の収容部 を開錠して、取引結果を収容する。この場合、先に該当
取引媒体が収容されていた収容部 を開錠する方が事故の際の追跡調査が容易である。開錠
に当たっては、記憶手段7が記憶している収容部の情報
を元に、該当する収容部を開錠する。この際、開錠制御
手段は、記憶手段7に対して、取引結果を収容した状態
である事、収容した時刻等の状態情報を記憶する。
利用者が適宜の時刻に取引結果の受取りの為に入力手
段5を操作する。
入力手段5で入力された顧客識別情報Pは取引処理制
御手段8に供給される。取引処理制御手段8は、記憶手
段7を検索し、該当する収容部の状態情報を読み出す。
この状態情報が、未だ、取引処理が完了していない事
を示す場合には、取引処理制御手段8は、出力手段9
に、取引未完了の旨、案内表示する。
一方、取引完了を示す場合には、入力手段5から入力
された情報が所定の条件を満足し、不正が無いことを取
引処理制御手段8が確認して該当する収容部の位置を出
力手段9に表示すると共に、錠機構4を介して錠3を開
錠し、扉2が開閉できる様にする。
利用者は該当する扉を開閉して取引結果を取り出すこ
とで取引が完結する。
以下実施例に基づいて詳細に説明する。
〔実施例〕
第2図(a)、(b)は本発明の実施例の装置正面斜
視図、及び裏面斜視図である。
又、第3図は実施例のブロック図である。
図中、第1図に示したものと同じものは同一番号同一
記号で示してある。
様者操作部は、表示装置91、後述の預かりカードの書
込/読取器(リーダライタと称する)92、銀行カード、
キャッシュカード等の顧客カードの書込/読取器(リー
ダライタと称する)94、表示装置91の表面に透明電極で
形成されたタッチパネル51を持つ。
又、収容部(以下ロッカと称する) は、各々正面及び裏面に扉20,21を有し、更に各々の扉
には錠30,33が設けられている。
更にロッカ内には装脱可能なトレー32が配置され、こ
のトレー32に取引媒体や、取引結果を収容する。これら
の各々の錠を個別に電気的に開錠、施錠するためロッカ
錠制御部40が設けられ、更に、されらを制御するMPU80
を備える。
MPU80に接続されたメモリ81には、利用者の操作案内
制御や、表示装置51への表示画面データ、その他の処理
プログラムが格納され、又、メモリ70は第4図を使用し
て後述するが個別のロッカ毎、利用者毎に取引状態情報
を記憶している。
開錠制御手段として行員操作部10が装置筐体の裏側に
配置される。
この行員操作部は、表示装置13,カードリーダ14,キー
ボード15,読み取りペン16を備えたバーコードリーダ17,
プリンタ及びメモリ12とMPU11とから成るプログラムに
よって作動する本体装置とから成り、例えば市販のパー
ソナルコンピュータ、オフィスコンピュータをこの本体
部として使用することができる。
第5図乃至第8図は本発明の実施例のフローチャート
である。
以下フローチャートを元に装置の動作及び取引動作を
個別の処理毎に説明する。
〔〔取引処理依頼〕〕 利用者が取引媒体を持参して取引の処理を依頼する場
合を第5図のフローチャートを元に説明する。第5図に
おいて、左側がフローチャートであり、右側の(a)乃
至(f)は第2,3図の表示装置91に表示する表示画面の
パターンである。
ステップS1: 最初にMPU80はメモリ81から第5図の画面(a)を取
り出し、表示装置91に供給することで、「いらっしゃい
ませ。御利用カードを投入してください。」を表示し、
カードの挿入を促す。
ステップS2: 利用者はこの表示を見て、自己の所有するカード、こ
の場合は銀行にて予め発行しているキャッシュカード等
のカード(顧客カードと称する)を2図の操作面のカー
ドリーダライタ94の挿入口に挿入する。
挿入されたカードについては、第3図におけるカード
リーダライタ94にてカードに記録されているデータが読
み取られ、MPU80に供給され、メモリ81中の図示されな
いレジスタに顧客識別情報として格納される。
ステップS3: MPU80は、読みだされた顧客識別情報を、自己が持つ
図示されない登録情報と照合して、本発明装置を使用で
きる顧客かどうかを検査する。
即ち、例えば、この装置を使用できる顧客を制限する
為、銀行において予め顧客の口座番号等を登録し、装置
のメモリ81に記憶しておきておき、これを読みだして、
カードリーダライタ94からよみだされた顧客識別情報と
付き合わせで該当口座の有無を調べる。
登録情報が存在しない場合は、ステップS1に移行して
最初の画面に戻る。
登録情報に顧客識別情報が存在する場合には、MPU81
はメモリ81かさ第5図の画面(b)を読み出し、表示装
置91に供給する。
ステップS4: 上記ステップS3によって、表示装置91には、顧客が選
択する取引の種類が表示される。
顧客がこの時点で、「投函」指示、即ち、取引の処理
依頼の部分をタッチパネル51に触れて指示入力する。
この指示入力に基づいて、ステップS5移行の取引処理
依頼のフローで動作する。
ステップS5: MPU80は投函指示されると、メモリ70を走査して、空
き状態にあるロッカを検索する。
メモリ70のロッカ状態テーブルのデータが第4図
(a)に示される。
ロッカ状態テーブルには、ロッカ番号(ロッカNo.と
して図示)、ロッカの処理状態(状態として図示)、顧
客識別情報(利用者コードと図示)、利用年月日で、顧
客が取引処理依頼した年月日、時刻、と取引結果を顧客
が受け取った年月日、時刻、更には、銀行の行員(事務
処理者・時刻と図示)の欄には、行員の扉の開放時の担
当者コード及び時刻と、閉じた時の担当者コード及び時
刻とを格納する欄を持つ。
ロッカの状態としては、 (a)「空き」の状態と、 (b)顧客から処理依頼があり行員がロッカから媒体を
取り出さない状態である「処理待」の状態、 (c)行員がロッカから取引媒体を取り出し、取引処理
を実行中の状態である「処理中」の状態 (d)取引処理が終わり、行員が顧客に渡すべき取引結
果をロッカに収容した状態「処理済」が存在する。
この為、ロッカ状態テーブルの「状態」欄には、
(a)〜(d)のそれぞれの状態に対応する1つの状態
コードが格納されている。
MPU80は、本ステップS5にて、この「状態」欄を走査
して「空き」の状態コードの存在するロッカを検出す
る。
この走査で、ロッカが満杯である場合、即ち、「空
き」のコードが内場合は、メモリ81から第5図(c)に
示す画面データを読出し、表示装置91に供給して表示せ
しめる。
これにより、顧客に、ロッカが満杯状態であることを
知らせ、カードリーダライタ94を起動して顧客カードを
返却する。
ロッカ状態テーブルに空きが有る場合には、MPU80
は、空き状態にあるロッカ番号を読出し、メモリ81の所
定のエリアAに記憶する。
ステップS6,S7: 次いでMPU80は、メモリ81から第5図に示す画面
(d)に相当するデータを読出し、表示装置91に供給す
る。この画面は、顧客に暗証番号の入力を案内する画面
である。
これにより、顧客がタッチパネル51を使用して暗証番
号を入力する。
暗証番号が入力されると、入力された暗証番号使用し
て、MPU80は公知の手法で利用者の正当性を確認する。
例えば、先に顧客カードから読み取り、メモリ81に格納
している顧客識別情報から公知のDESアルゴリズムを使
用して暗証番号を導き、入力された暗証番号と比較する
等の手法が使用できる。
暗証照合の回数は3回迄繰り返され、それでも暗証番
号が一致しない場合は、MPU80は顧客カードリーダライ
タ94を起動して顧客カードを返却するか若しくは装置内
部に取り込み、当該カードを使用したそれ以上の取引走
査を禁止する。
一方暗証番号が一致するとMPU80は、メモリ81のエリ
アAに格納した空き状態のロッカ番号と、メモリ81に格
納される第5図(e)に図示の画面データとを合致し、
表示装置91に表示する。これにより利用すべきロッカ番
号を指定する。例えば、表示画面としては、第5図
(e)に示す様に記号「〔 〕」内にメモリ81のエリア
Aのロッカ番号をうめこむことで、「12番のロッカをご
使用下さい」の旨表示案内できる。
ステップS8: この時点で、MPU80は、ロッカ錠制御部40にロッカ番
号と開錠命令を発する。
ロッカ錠制御部40は該当するロッカのランプ4′を点
灯するとともに、そのロッカの錠前30を開錠状態にし、
扉20が開放できる様にする。
ステップS9〜S11: 顧客はランプの点灯しているロッカの扉20を開け、ロ
ッカ中に設置されているトレー内に取引媒体を収容する
(S9,S10)。この取引媒体としては、取引依頼伝票や、
有価証券、メモその他を入れることができる。
収容後、トレーを閉じ、扉20を閉じる(S11)。
ステップS12: 扉20を閉じると、これを扉の位置に設けられたセンサが
これを検出してロッカ錠制御部40に扉閉じを通知する。
これに基づいて、ロッマ錠制御部40はランプ4′を消灯
する。
又、ロッカ錠制御部40はMPU80に該当ロッカが施錠さ
れた事を通知する。
ステップS13: MPU80はこの施錠通知を受けて、メモリ70に記憶され
るロッカ状態テーブルの該当するロッカ番号の格納領域
の各欄に次の様に情報を格納する。
即ち、カードリーダライタ94から読みだしている口座
番号を「利用顧客コード」欄に記憶し、又、時計82が示
す、年月日、時刻を「利用年月日・時刻」欄の「処理依
頼」欄に記憶する。
次いで、MPU80は口座番号、ロッカー番号、投函年月
日・時刻をテーブルに書込むのと同様にして得、預かり
カードリーダライタのプリンタ92及びリーダライタ93に
供給する。これにより、プリンタが預かりカードにそれ
らの情報を印字し、又、預かりカードに貼付けられた磁
気ストライプにも同様の情報を記録して第2図(a)の
リーダライタ93の挿入排出口より排出する。
又、同時に、第」図(f)に示す画面をメモリ81より
読出し、表示装置91に供給して、受付取引を完了する。
〔〔行員取出し処理〕〕 第6図は行員による取引媒体の取り出し操作のフロー
チャートを示す。
本フローチャートを元に取り出し処理時の装置の動作
を説明する。
行員操作部においてMPU11は最初に表示器13に業務メ
ニューを表示する。この表示情報は、メモリ12に格納さ
れており、MPU11はメモリ12から第9図(a)に示す表
示パターンのデータを読出し、表示装置13に供給する。
ステップS14〜S16: この表示メニューに対して、行員が取り出し処理をキ
ーボード15より指定すると、MPU11はロッカの第9図
(b)で示す様な状態表示を行う。
この状態表示は、個別のロッカに対して各々、ロッカ
番号の表示エリアrと、そのロッカの状態を表示するエ
リアsとを備えている。又、状態表示エリアsの内、処
理待ちの状態に有るロッカに対しては、処理依頼を受付
た時刻が表示される。
この情報を表示する為に、MPU11はMPU80に対してメモ
リ70のロッカ状態テーブルの情報の転送を要求し、MPU8
0はこれを受けて、メモリ70からロッカ状態テーブルをM
PU11に転送する。
MPU11はこのロッカ状態テーブルをメモリ12に展開
し、ロッカNo.1から順番に状態を読出し、処理中、処理
済である場合にはその旨の情報をメモリ12の他の部分に
記憶されている第9図(b)に示す画面情報に格納す
る。
又、処理待ち状態である場合は、テーブルの「利用年
月日・時刻」の「処理依頼」の欄における時刻の桁を読
出し、同様にして画面情報の該当する部分に時刻情報を
格納する。
この場合、MPU11が処理待ち状態のロッカの時刻情報
を取り出し、処理依頼時刻の最も旧い、即ち、最も長時
間経過しているロッカの部分を区別できる様に表示し
て、処理優先順位を表示しても良い。
ステップS17,18: 次いで、行員は自己に渡されており、行員の識別番号
が記憶されている行員カードをカードリーダ14に読み取
らせる。カードリーダ14は読み取りデータをMPU11に供
給する。
MPU11は読み取られた行員識別番号が、メモリ12が記
憶している登録行員フアイルに存在するかどうかを検査
することで操作行員を検査する。
ステップS19: 登録行員である場合には、キーボード15からのロッカ
指定を可能とする。行員は、キーボード15から表示装置
13に表示された第9図(b)に示す表示情報を見て、開
錠所望のロッカ番号を指定する。
ステップS20,21: MPU11はキーボード15から指定されたロッカ番号と、
行員識別番号と、ロッカ開錠依頼MPU80に通知する。
MPU80は、受信に応答して、ロッカ錠制御部40にロッ
カ番号とロッカの裏扉21(第2図(b)に図示)に対す
る開錠指令を発行する(S20)。
ロッカ錠制御部40は、この命令を受けて、該当するロ
ッカの錠前31を開錠する。
MPU80は、時計82から時刻を読み出す。次いで、メモ
リ70を検索して、指定の合ったロッカに対応するロッカ
状態テーブルの領域の「事務処理者・時刻」欄の
「「開」処理」欄に、行員識別番号と、時計の時刻情報
とを記憶し、又「状態」欄を「処理中」に更新する。
ステップS22,23: 行員は、開錠されたロッカの裏扉21を開け、その中に
収容されるトレー32を引き出す(S22)。
次いで、トレー32内に収容されている取引媒体を通常
の取引処理を行うべく取り出し、トレーを取り出し状態
にして裏扉21を閉じる。
この裏扉の閉成を図示されないセンサが検出して、ロ
ッカ錠制御部40に通知する。ロッカ錠制御部40は、該当
の錠前を施錠状態にするとともに、MPU80に通知する。
ステップS24: 行員が更に他のロッカの処理を行う場合、この時点で
次のロッカ番号を指定すると以下、以上と同様にしてロ
ッカが開錠・施錠される。
ステップS25: トレーの取り出しが全て終わった段階で、行員がキー
ボード15より取り出し終了の指示入力を行う。これによ
り、MPU11は先に説明した業務メニューの表示状態に移
行して、処理を終了する。
〔〔トレー戻し処理〕〕 第7図はトレーの戻し処理のフローチャートである。
尚、トレーの戻し処理のステップS14乃至S18は第6図で
説明した手順と、選択内容が異なるのみで同一である。
ステップS18で登録行員であることが確認されると、
行員操作部10のMPU11はバーコード読み取り待ちの状態
となる。
ステップS26: 行員は読み取りペン16を使用して、トレーに貼られた
バーコードを読み取らせる。トレーに貼られたバーコー
ドは、トレーが収容されるべきロッカ番号をバーコード
化したものである。
読み取りペン16から供給されるバーコード信号はバー
コードリーダ17にて、数値コード化されて、ロッカ番号
に変換される。
ステップS27: MPU11は先に説明した取引媒体の取り出し処理の際にM
PU11がMPU80に発行した開錠依頼とは異なる第2の開錠
依頼と、ロッカ番号と、行員識別情報とをMPU80に供給
する。
MPU80は第2の開錠依頼を受信すると、該当するロッ
カの錠前を開錠すべく、ロッカ錠制御部40にロッカ番号
と閉錠指令を発行する。これにより、ロッカ錠制御部40
は該当のロッカの錠前31を開錠するとともに、その扉に
設けられたランプ4″を点灯する。
ステップS27: 開錠と並行して、MPU11は該当ロッカの状態情報の更
新を行う。
即ち、メモリ70に記憶されたロッカ状態テーブルの該
当エリア、この場合第4図(a)の「事務処理者・時
刻」欄の「閉処理」の担当者、及び時刻欄に、行員識別
情報と、時計82から時刻を読みだして時刻情報を記憶す
ると共に、「状態」欄を処理済に変更する。
ステップS29,30: 行員は、取引処理した取引結果をトレーに収納し、ラ
ンプの点灯する裏扉を開け、トレーをその中に収容す
る。
トレーの収容及び裏扉の開閉はロッカ内に配置された
図示されないセンサが検出する。
このセンサの検出出力により、トレー収容後の裏扉の
閉成をロッカ錠制御部40が検出して該当するロッカの錠
前を閉じ、施錠する。
ステップS31: 行員が更に他のロッカの処理を行う場合、この時点で
次のロッカ番号を指定すると以下、以上と同様にしてト
レー収納の為のロッカの開錠・施錠処理がなされる。
ステップS32: トレーの収納が全て終わった段階で、行員がキーボー
ド15より取り出し終了の指示入力を行う。これにより、
MPU11は先に説明した業務メニューの表示状態に移行し
て、処理を終了する。
〔〔取引結果受取〕〕 第8図は取引結果の受取時点のフローチャートを示
す。図中、第6図で使用したものと同じものは同一記号
で示してある。
以下手順を説明する。
ステップS1〜S3: 本ステップは取引依頼時点のステップと同一の画面
(a)及び(b)がそれぞれのステップに表示される。
ステップS34: このステップで顧客は、画面(b)の内「結果受取」
をしめす表示のタッチキー51を操作する。この操作によ
って、タッチキー51の出力は制御回路52を介してMPU80
に供給される。
ステップS35: 本ステップにおいて、MPUはステップS2にてカードリ
ーダ93によって読み取っている顧客識別情報によって、
メモリ70の取引状態情報を検索し、該当する顧客情報の
取引状態を読み取る。
即ち、第4図(a)における「利用者コード」欄にて
利用者を検索し、該当するロッカ番号の「状態」欄を検
索して処理中である場合、及び、処理待ちである場合に
処理済ではないとこのステップでMPU80が判断する。
ステップS36: 処理済では内と判断されると本ステップにて、MPU80
はメモリ81の画面データから、第8図(g)の画面を読
出し、ロッカ番号をその画面情報に合成するとともに表
示装置91に供給する。これにより、顧客にその操作時点
では取引結果を受け取ることができない旨通知する。
ステップS37,38: 該当するロッカが処理済の状態である場合、顧客に暗
証番号を入力させるべく、MPUは第8図(d)に示す画
面情報をメモリ81から読出し表示装置91に供給する。
顧客がこの情報を見て、タッチキー51を使用して暗証
番号を入力する(S37)。入力された暗証番号は制御部5
2を介してMPU80に通知される。
MPU80はステップS2にて読み取っている顧客識別情報
とこの入力された暗証番号とを基に公知の個人認証手法
を使用して比較照合し、顧客の正当性を確認する(S3
8)。
ステップS39: ステップS38による個人認証の結果、正当な顧客の受
取処理であることが確認されると、MPU80は、先に読み
出しているロッカ番号と、正面扉の開錠指令をロッカ錠
制御部40に供給する。
ロッカ錠制御部40は、この指令に従って、該当するロ
ッカL#iの錠30を開錠するとともにランプ4′を点灯
する。
一方、MPU80はメモリ81より、第8図(h)に示す画
面データを読出し、ロッカ番号情報をこの画面に編集す
るとともに、表示装置91に供給する。これにより、顧客
に受け取るべきロッカ番号を知らせる。
ステップS40〜S42: 顧客は、この画面を見てランプの点灯しているロッカ
の位置へ行き、ロッカ を平木、内部のトレーを開き、取引結果を受け取る(S4
0,41)。
次いでトレーを閉じ、扉を閉じ(S42)取引を終了す
る。
ステップS43: 扉には、図示されない開閉センサが設けられており、
この開閉センサの開閉動作をロッカ錠制御部40に通知す
る。ロッカ錠制御部40には、一旦、MPU80より解放され
た後、開放され、閉じされた事を検出するフリップフロ
ープとゲートで構成された論理回路が設けられており、
この検出により、ランプ4′を消灯し、MPU80に取引終
了の旨通知する。
MPU80は取引が、有価証券の特定口座への預金、もし
くは支払いである場合には、カードリーダ93に挿入され
ている顧客カードにこの取引にて更新されるべき残高を
記録更新して、カードを返却する。
一方、メモリ70に記憶されているロッカ状態テーブル
における、該当ロッカの状態情報を一式、MPU80が読出
す。MPU80は次に時計82が示す時刻を読出し、先に読み
出している一式の情報の欄「利用年月日・時刻」の「結
果受取」欄に編集する。次いで、編集された情報一式を
MPU80は、MPU11に転送する。MPU80は転送終了後、該当
するロッカの「状態」領域を「空き」のコードを格納し
て空き状態にしその他の欄はクリア(オールゼロの記
入)を行う。
MPU11は転送されてきた処理済となったロッカの一式
の情報をメモリ12、或いは図示されない外部記憶装置に
格納する。
格納状態が第4図(b)に示されている。
以上の様にして、個々の取引は遂行される。
〔〔管理処理〕〕 銀行側は、日毎にメモリ12又は外部記憶装置に格納さ
れたこの情報をプリンタ18に出力しておく。利用者から
本システムを使用して事故があった事を訴えられた時に
は、この出力、即ち、第4図(b)に示される情報で、
利用者の識別情報「利用顧客コード」日時等から、各種
時刻、銀行担当者が読み取れ、事故時の取引の追跡調査
が可能となる。又、キーボード15から、現在の利用情況
の表示指示を入力すると、MPU11は、MPU80に対してメモ
リ70のロッカ状態テーブル(第4図(a)に図示)の読
取命令を発行する。MPU80はこの命令を受け、メモリ70
からロッカ状態テーブルを読出し、これをMPU11に供給
する。MPU11はこのロッカ状態テーブルをメモリ12に格
納するとともに表示装置13に供給して第4図(a)のパ
ターンで表示する。
これにより、行員は、何れのロッカが空きであるか、
何れのロッカが処理途中か、等、時刻を含み読み取れ
る。このため、処理中なのに時間が必要以上にかかって
いる状態、相当時間経っても処理待ちである状態、相当
前に処理済となっても結果の受取がない状態等、事故発
生前に未然に取引状態が管理できることになる。
又、キーボード15より、銀行の閉店時刻に取引の締め
処理を行う際には、この旨キーボード15より役職等の所
定の行員が操作すると、MPU11は同様にしてMPU80がわに
ロッカ状態テーブルを要求し、受信してメモリ12に格納
する。
次にMPU11はメモリ12に格納したロッカ状態テーブル
を編集し、取引結果を収容したロッカについてのみ、
「閉」処理した時刻を付加して、他のロッカの「状態」
欄の情報と一緒に表示し、取り出されていない取引結果
について管理する。
〔〔発明の応用例〕〕 尚、上記の実施例においては、下記ロッカの割当て
を、空き状態のコードがロッカ状態テーブルに存在する
場合、最初に見つけた空き状態のロッカを使用する様に
説明した。この場合は、個々のロッカが多数の人により
教養できるので、多数の人の取引を可能にする。
しかしながら、重要顧客、例えば、取引楽の大きい顧
客、企業、取引頻度の多い顧客等、銀行にとってサービ
スを向上すべき顧客が存在する。
この場合、ロッカの一部をこうした需要顧客に割当る
べく、次の手法を採用する。
ロッカ状態テーブル中に重要顧客に対応するロッカで
あることを識別する識別情報(第4図(a))に「ロッ
カ識別」として表示」を付加する。又、メモリ70中に、
これらの重要顧客の識別情報を重要顧客ファイルとして
格納しておく。
一方、処理手順として、上記第5図のステップS5の段
階で、MPU80はステップS2の段階で読み取られている顧
客識別情報が、重要顧客ファルムに存在するか否か識別
する。次いで、重要顧客ファイルに該当する顧客識別情
報が存在する場合には空き状態に有る全てのロッカを空
きロッカの調査対象とする。
一方、重要顧客ファイルに該当する顧客識別情報が存
在しない場合には、メモリ70に格納されるロッカ状態フ
ァイル中の上記「ロッカ識別」欄に重要顧客用ロッカで
あることを識別する情報が入っていないロッカ番号の中
で空き状態のロッカを検出する様にする。
これにより、通常顧客に対するロッカ割当数が制限さ
れ、重要顧客へのサービスが向上したことになる。
〔効果〕
以上説明した様に、本発明によれば、顧客は自己の空
き時間に本システムを使用して取引を依頼し、銀行側は
空き時間に各ロッカに投入された取引媒体を取り出して
取引し、又、顧客は以後の空き時間に取引を受取に来る
ことで良い。このため、実質的な窓口がロッカ数分増加
したことになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図 第2図(a)(b)は本発明の実施例の正面斜視図、裏
面斜視図、 第3図は、本発明の実施例のブロック図 第4図(a)(b)は本発明の実施例のロッカ状態テー
ブル及びメモリ状態図である。 第5図〜第8図は、本発明の実施例のフローチャート 第9図(a)(b)は本発明の実施例の画面パターン図
である。 図中、L#1〜L#nは収容部(ロッカ)、2は扉、3
は錠、4は錠機構、5は入力手段、7は記憶手段、8は
取引処理制御手段、9は出力手段、10は開錠制御手段で
ある。

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】顧客操作面に対して開閉自在に構成された
    複数の扉(2)及び、該扉の各々に設けられ駆動信号に
    よって施錠及び開錠が可能な錠機構(3,4)を備え、取
    引媒体を収容可能な複数の収容部(L#i)と、 各々の該収容部の空き又は閉塞の状態を記憶する記憶手
    段(7)と、 該複数の収容部の内の所定の収容部を使用する顧客を識
    別する顧客識別情報(P)を入力する第一の入力手段
    (5)と、 該顧客に対して案内出力する出力手段(9)と、 該顧客識別情報(P)と該記憶手段の記憶情報に基づい
    て、該所定の収容部の開錠と施錠を錠機構に供給する駆
    動信号により制御する取引処理制御手段(8)と、 オペレータにより操作され、該錠機構を開錠する開錠制
    御手段とを設け、 顧客識別情報の入力により所定の収容部を開錠して取引
    を該収容部で受付け、該開錠制御手段で収容部から取引
    媒体を取り出して取引処理を行って収容部に取引結果を
    収容するとともに、 再度入力された顧客識別情報に対応する取引の処理状況
    に応じて錠機構の開錠または該出力手段への案内出力を
    することを特徴とする取引処理システム。
  2. 【請求項2】該収容部の各々は、取り外し状態で該収容
    部を機械識別可能な機械読取情報を備えた着脱可能なト
    レー手段により構成するとともに、 該開錠手段により開錠されて抜き取られるトレー手段の
    機械読取情報を読み取る読取手段と、 該読取手段により読み取られた情報に基づいて、該トレ
    ー手段が該当収容部に収容されるべき所定のトレー手段
    であることを確認する手段とを備えることを特徴とする
    請求項(1)記載の取引処理システム。
  3. 【請求項3】上記トレー手段を、上記収容部の数以上設
    けるとともに、 収容部に装着すべき該トレー手段の機械読取情報を読取
    る手段と、 該読み取られた機械読取情報に基づいて、該トレー手段
    を装着すべき収容部を検索する手段と、 検索結果に応じた収容部を表示する手段とを備えること
    を特徴とする請求項(2)記載の取引処理システム。
  4. 【請求項4】該取引処理制御手段は、 取引を該入力手段で受け付ける都度、空き状態の収容部
    を検出し、 使用されるべき収容部を該記憶手段の記憶情報に基づい
    て該空き状態の収容部に割当てる ことを特徴とする請求項(1)記載の取引処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】該取引処理制御手段は、 該複数の収容部の内、一部の収容部を予約状態として管
    理し、 入力手段から入力される顧客識別情報から、特定の顧客
    の識別情報を検出し、 検出された識別情報に対応する顧客に対しては上記予約
    状態に管理された収容部の施錠を開錠し、その他の顧客
    識別情報の場合は、予約状態として管理されない収容部
    の内、空き状態にある収容部を開錠制御することを特徴
    とする請求項(1)記載の取引処理システム。
  6. 【請求項6】該取引処理制御手段は、 該複数の収容部の内、一部の収容部を予約状態として管
    理し、 入力手段から入力される顧客識別情報から、特定の顧客
    の識別情報を検出し、検出された識別情報に対応する顧
    客に対しては上記予約状態に管理されたトレー手段が収
    容された収容部の施錠を開錠し、その他の顧客識別情報
    の場合は、予約状態として管理されない収容部の内、空
    き状態にある収容部を開錠制御することを特徴とする請
    求項(1)記載の取引処理システム。
  7. 【請求項7】時計手段と、 該収容部ごとに時刻を記憶する時刻記憶手段とを設ける
    と共に、 取引処理制御手段は、 該取引を受付け時刻、該開錠制御手段で開錠した取引完
    了時刻、収容部から取引結果を取り出した時刻の少なく
    とも一つを、各々の処理時点で該時計手段から読取り該
    時刻記憶手段に記憶することを特徴とする請求項(1)
    記載の取引処理システム。
  8. 【請求項8】表示出力手段を設けるとともに、 該開錠制御手段は、前記記憶手段が記憶する各収容部の
    取引の状態を一括して該表示出力手段に表示するととも
    に、受付が終了し、取引の為に取り出しがなされていな
    い収容部について、取引の受付時刻を記憶手段より読み
    出して該表示出力手段に表示出力することをを特徴とす
    る請求項(1)記載の取引処理システム。
  9. 【請求項9】表示出力手段を設けるとともに、 該開錠制御手段は、前記記憶手段が記憶する各収容部の
    取引の状態を一括して該表示出力手段に表示するととも
    に、取引結果を収容した収容部について収容時刻を記憶
    手段より読出して該表示出力手段に表示出力することを
    特徴とする請求項(1)記載の取引処理システム。
  10. 【請求項10】表示出力手段と、 前記錠機構を開錠する操作者を識別する操作者識別情
    報、及び、取引媒体を取出す収容部を指定する情報を入
    力する開錠情報入力手段と、 開錠情報入力手段から入力された操作者識別情報を、該
    取引媒体を取出した収容部に対応させて記憶する操作者
    記憶手段と、 出力起動手段を有し、収容部の状態を管理する管理手段
    とを設け、 出力起動手段による起動に基づいて管理手段は該操作者
    記憶手段の記憶している収容部毎の操作者識別情報を表
    示出力手段に出力することを特徴とする請求項(1)記
    載の取引処理システム。
  11. 【請求項11】表示出力手段と、 時計手段と、 前記収容部毎に、前記入力手段より入力された該収容部
    の使用顧客の顧客識別情報と、前記収容部に対する該顧
    客の取引の状態と、各処理がなされた時の該時計手段の
    示す時刻情報を記憶する記憶手段と、 表示出力起動手段とを備え、 表示出力起動手段の起動により該表示出力手段に該記憶
    手段に記憶された収容部毎の顧客識別情報と、取引状態
    と、時刻とを出力することを特徴とする請求項(1)記
    載の取引処理システム。
  12. 【請求項12】操作者に操作案内表示する表示出力手段
    と、 前記収容部毎に、該収容部に受付けられた取引の処理完
    了未完了状態を示す情報を記憶する取引状態記憶手段
    と、 前記入力手段から入力される顧客識別情報の有効性を確
    認する有効性確認手段とを設け、 前記取引処理手段は、前記入力手段から依頼済の取引の
    結果の回収の為の操作入力がされた場合、該当する収容
    部の取引状態記憶手段の格納情報が未完了を示す場合、
    該有効性確認手段による取引の有効性の確認の前に、該
    表示出力手段に取引未完了を示す情報を表示することを
    特徴とする請求項(1)記載の取引処理システム。
  13. 【請求項13】少なくとも顧客識別情報及び取引残額情
    報が機械読取可能に記録されたカードと、 カードの記録情報を読取り、所定の情報を記憶するカー
    ド装置と、 該カード装置が読み取った情報と、当該取引に割り当て
    た収容部の情報とを顧客に表示出力する手段と、 取引結果の受取の為の入力手段への操作およびカード装
    置へのカード挿入に基づいて、 前記取引処理手段は、取引残額情報を該取引結果に対応
    して更新し、該カードを返却することを特徴とする請求
    項(1)記載の取引処理システム。
  14. 【請求項14】少なくとも顧客を認定する為の認定用情
    報を備えたカードを使用するとともに、 該カードの読取手段と、 前記入力手段に暗証情報を入力する為の手段と、 取引依頼時に他の暗証情報を登録する為の手段と、 登録された該他の暗証情報を記録した預かりカードを発
    行する手段と、 該預かりカードが挿入された暗証情報を再生するカード
    暗証再生手段とを備え、 前記取引処理手段により入力された暗証情報と、 上記認定用情報とにより利用者の正当性を確認して所定
    の上記収容部を開錠して取引依頼を行わしめて、上記預
    かりカードを該登録手段で登録した暗証情報を記録して
    発行すると共に、 上記預かりカードから再生された暗証情報と、上記入力
    手段で入力された暗証情報とに基づいて、利用者の正当
    性確認を行って、該当する収容部を開錠することを特徴
    とする請求項(1)記載の取引処理システム。
  15. 【請求項15】前記認定用情報は口座番号である請求項
    (14)記載の取引処理システム。
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JP4508747B2 (ja) * 2004-06-30 2010-07-21 沖電気工業株式会社 顧客操作型情報発信端末及びシステム
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