JP2006344072A - カード繰越システム - Google Patents

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Abstract

【課題】有効期限が切れようとするICカードの新カード繰越発行システム。
【解決手段】顧客の操作によりセンタ装置との間で情報を授受し取引を行う顧客操作端末3と、顧客操作端末3及びセンタ装置から受信した情報に基づきICカードを発行するカード発行装置1と、からなる。顧客操作端末3はセンタ装置へICカードの繰越発行が必要か否かを問い合わせ、必要な場合は以下を行う。1.ICカードから読み取った生体情報をカード発行装置1へ送信し、2.ICカードを回収し、3.センタ装置へ、口座情報の通知および新たなICカードの発行を依頼する。この場合さらにカード発行装置1は、該センタ装置から通知された該口座情報に基づいて作成されたICカード発行情報と、該顧客操作端末3から受信した該生体情報と、を記憶させたICカードを発行する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、金融機関等で使用されるICカードの有効期限の到来等により新たなICカードを発行するカード繰越システムに関する。
従来、金融機関等で使用されるIC(Integrated Circuit)カードを有効期限の到来等により新たなICカードを発行する場合、その金融機関等が有効期限等を更新した新たなICカードを作成して郵送等により顧客へ送付していた。
また、電子マネーシステムで使用されるICカードを誤ったデータが記憶されることなく発行できるカード発行装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−306825号公報(段落「0013」〜段落「0024」、図1)
近年、金融機関等の自動取引装置を利用して他人の口座から不正に現金を引き出す等の金融犯罪が増加する状況下において、こうした犯罪を防止する目的で自動取引装置等を利用する顧客の本人認証を確実に行なうため顧客の指紋、静脈や虹彩等の生体情報を記憶させたICカードが急速に普及し始めてきている。このように生体情報を使用して本人認証を行なう場合、個人情報保護の観点から顧客の生体情報は金融機関等のホストコンピュータ等に記憶させることなく、顧客が所持するICカードのみに記憶させるようにしている。
したがって、上述した従来の技術においては、顧客に送付する新たなICカードには生体情報を記憶させることができず、顧客は送付されたICカードを金融機関等の営業店に持参して顧客の生体情報を記憶させる必要があるという問題がある。
また、金融機関等はすべての顧客にICカードを送付すると膨大な送料がかかってしまうという問題がある。
さらに、顧客が住所を変更しているにもかかわらず金融機関等に届け出ていない場合、その顧客に新たなICカードを発行することができないという問題もある。
本発明は、このような問題を解決することを課題とする。
そのため、本発明は、顧客の操作によりセンタ装置との間で情報を授受し取引を行う顧客操作端末と、顧客操作端末及びセンタ装置から受信した情報に基づきICカードを発行するカード発行装置とから構成されるカード繰越システムにおいて、前記顧客操作端末は、顧客が挿入したICカードに対して情報の読取りならびに書込みを行うカードリードライト手段とカードを回収するカード取り込み手段からなるカードリーダプリンタ部、本人確認のためにICカードに記録された生体情報と比較するため顧客の生体情報を取得する生体情報取得部および通信回線を介して情報の送受信を行う制御部を備え、前記カード発行装置は、発行用のICカードを収納したカードスタッカ部、該カードスタッカ部から繰り出されるICカードに対して情報の読取りならびに書込みを行うカードリーダライタ部および通信回線を介して情報の送受信を行う制御部を備え、取引を行う際、該顧客操作端末がICカードから読み取った口座情報をセンタ装置へ送信し、口座情報の送信に応じてセンタ装置から受信した、該口座情報に対応して記憶された該顧客のICカードの有効期限が所定の期間内にあることによりICカード繰越が必要である旨の情報に基づき、顧客操作端末がICカードから読み取った生体情報をカード発行装置へ送信するとともに該ICカードを回収し、さらに顧客操作端末が該センタ装置へ該口座情報および新たなICカードを発行することを依頼する電文を送信し、該カード発行装置が該センタ装置から受信した該口座情報に基づいて作成されたICカード発行情報と、該顧客操作端末から受信した該生体情報とを記憶させたICカードを発行するようにしたことを特徴とする。
このようにした本発明は、顧客が新たに発行されたICカードを金融機関等の営業店に改めて持参して顧客の生体情報を記憶させる必要がなく、顧客操作端末で現金支払い等の取引を行なった営業店において顧客の生体情報が記憶された新たなICカードの交付を受けることができるという効果が得られる。
また、顧客へ送付等するICカードの枚数を減少させることができるため、金融機関等はICカードを顧客に送付するために必要な送料を削減することができるという効果が得られる。
さらに、住所を変更しているにもかかわらず金融機関等に届け出ていない顧客にも新たなICカードを発行することができるという効果が得られる。
以下、図面を参照して本発明によるカード繰越システムの実施例を説明する。
図1は実施例におけるカード繰越システムの構成を示すブロック図、図2は実施例におけるカード発行装置の構成を示すブロック図、図3は実施例における顧客操作端末の構成を示すブロック図である。
まず、カード繰越システムの構成を図1に基づいて説明する。
図1において、1はカード発行装置であり、銀行等の金融機関の営業店等に設置されるものである。このカード発行装置1は他の機器と通信可能に通信回線2に接続され、他の機器からの指示を受信してICカード等を発行することができるものである。ここで、ICカードとはICメモリ付きカードをいう。
3は顧客操作端末であり、銀行等の金融機関の営業店等に設置される現金自動入出金機や無人契約端末等である。この顧客操作端末3は通信回線2に通信可能に接続され、顧客の操作により現金の入金や出金、残高照会等の取引ができるものである。また、本人確認のために顧客の指紋、虹彩、静脈等の生体情報を読取ることができるものである。なお、カード発行装置1および顧客操作端末3の詳細は後述する。
4はホストコンピュータであり、銀行等の金融機関の事務センタ等のセンタに設置されるものである。このホストコンピュータ4は顧客の口座の金融機関コード、店舗コード、口座種別コード、口座番号等で構成される口座情報および口座残高等を磁気ディスク等の記憶手段に記憶して、顧客操作端末3との間で現金支払い、現金入金等の取引電文の送受信を行い、口座の残高を確認したり、口座への入金・引き落とし等の取引情報の更新や、顧客の取引を成立させるか否かを判断等する。なお、ホストコンピュータ4は通信回線2を介して顧客操作端末3等と相互に通信可能に接続されている。
また、ホストコンピュータ4は日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も備え、顧客に発行したICカードの有効期限の確認や発行したICカードを更新するための処理等も行う。
5はカード発行サーバであり、銀行等の金融機関の事務センタ等のセンタに設置されるものである。このカード発行サーバ5はICカードを発行するための情報を格納するデータベースを備え、また、通信回線2に通信可能に接続されている。カード発行サーバ5はホストコンピュータ4等からの指示を受信しICカードを発行するための情報を作成してデータベースに格納し、ホストコンピュータ4等へ返信する。
このカード発行サーバ5はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の演算および制御手段、磁気ディスク、半導体メモリ等の記憶手段および通信手段等を備えるものである。
6はカード発行データベースであり、カード発行サーバ5に備えられた記憶手段である。このカード発行データベース6にはICカードを発行するための情報であるカード発行データが格納される。なお、センタに設置されるホストコンピュータ4、カード発行サーバ5、カード発行データベース6等を総称してセンタ装置と呼ぶことにする。
ここで、カード発行データを説明する。
カード発行データは口座情報、公開鍵、秘密鍵、発行者情報および使用者情報等で構成され、口座情報に関連付けて公開鍵、秘密鍵、発行者情報および使用者情報等を記憶したものである。口座情報は上述したのでその説明を省略する。公開鍵および秘密鍵は公開鍵暗号方式でICカードに記憶されたデータを暗号化および復号化するために使用されるものである。発行者情報はICカードを発行する者に関する情報であり、ICカードを発行する者を識別する発行者コード、ICカードを発行した年月日時分秒等の発行日および発行したICカードが有効に使用できる期限である年月日時分秒等を示す有効期限等で構成されたものである。使用者情報はICカードを使用する顧客に関する情報であり、顧客の性別、生年月日、氏名、住所、電話番号等で構成されたものである。
ここで、本実施例では、カード発行サーバ5およびカード発行データベース6を備えたカード繰越システムとして説明するが、このカード発行サーバ5およびカード発行データベース6の機能をホストコンピュータ4に備える構成としてもよい。
次に、カード発行装置1の構成を図2に基づいて説明する。
図2において、21は表示部であり、CRTディスプレイや液晶ディスプレイ等で構成されたものである。この表示部21には文言や図柄等を表示し、係員等の操作を誘導する。また、係員等が入力した情報等を表示する。
22は操作部であり、操作ボタンやタッチパネル、キーボード等で構成されたものである。この操作部22から係員等は各種情報等を入力する。
なお、操作部22は表示部21上にタッチパネル等の操作盤を配置して構成したものであってもよい。
23はカード受渡し部であり、発行したICカードを搬送する搬送路およびモータ等の駆動手段等で構成された搬送機構およびICカード放出口等で構成され、発行したICカードをそのカード放出口から放出して係員等に受け渡すものである。
24はカードリーダライタ部であり、ICカードとの間でデータの送受信を行なう通信機構やカードの磁気ストライプに記録されたデータを読み取りまたは書込みする磁気ヘッド等で構成されたものである。この通信機構によりICカードのメモリの記憶されたデータを読み取り、また、メモリにデータを記憶させることができる。なお、本実施例で説明するICカードは磁気ストライプを備えたカードであってもよく、備えていないカードであってもよい。
25はエンボス部であり、適切な熱および押圧等によりICカードの表面に凹凸を形成する機構で構成されたものである。
26はカードスタッカ部であり、新規に発行するICカードを集積しておく収納箱等で構成されたカード集積機構および集積されたICカードを一枚ずつ分離してカード搬送路へ繰出すローラ等の機構で構成され、新規にカードを発行することができるようにしたものである。
27はカード取込み部であり、カード搬送路の奥部等に設けられた回収箱等で構成され、有効期限が経過して使用することができなくなったカード等を回収するためのものである。
28は制御部であり、CPU、MPU等の演算および制御手段や図示しない記憶部、通信部等で構成されている。この制御部28は表示部21、操作部22、カード受渡し部23、カードリーダライタ部24、エンボス部25、カードスタッカ部26およびカード取込み部27を含めてカード発行装置1全体の動作を記憶部に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。
なお、記憶部は、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を格納して記憶し、記憶した情報を読取ることができるものであり、また、通信部は通信回線2を介して接続されたホストコンピュータ4等と相互にする通信を制御する手段であり、任意の情報を送信および受信することができる。さらに、日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も有している。
次に、顧客操作端末3の構成を図3に基づいて説明する。
図3において、31は顧客操作表示部であり、タッチパネル等の操作部および液晶ディスプレイ等の表示部で構成されたものである。この顧客操作表示部31はCRTディスプレイや液晶ディスプレイ等の表示部上にタッチパネルを配置し顧客が入力操作等を行なうものであり、また、取引選択画面、顧客が選択した取引に対して顧客の入力操作等の誘導を行なう画面および入力された情報等を表示するものである。
32はカードリーダプリンタ部であり、カード読取り書込み機構および明細票印刷機構を備えたものである。このカードリーダプリンタ部32は、顧客がカード挿入口に挿入したカードの磁気ストライプやICチップ等から口座番号等の顧客情報を読取り、また、顧客が行なった取引の内容を明細票に印刷する。口座番号等を読取ったカードはカード排出口から排出して顧客に返却し、また、取引内容を印刷した明細票は明細票排出口から排出して顧客に渡す。さらに、カードリーダプリンタ部32は挿入されたカードを取り込む取込み箱を備え、カードを回収することができる。
33は入出金部であり、紙幣入出金機および硬貨入出金機で構成されたものである。この入出金部33は現金支払い取引や現金入金取引に伴う紙幣や硬貨の入出金処理を行なう。ここで、入金処理とは顧客が紙幣入出金口に入れた紙幣を紙幣入出金機で計数して金庫に収納し、硬貨入出金口に入れた硬貨を硬貨入出金機で計数して金庫に収納することである。また、出金処理とは顧客の操作により指定した金額に相当する紙幣および硬貨をそれぞれ紙幣入出金機および硬貨入出金機の金庫から繰り出して計数し紙幣入出金口および硬貨入出金口に搬送して顧客に払い出すことである。
34は生体情報読取部であり、画像撮影装置等の生体情報読取手段で構成されている。この生体情報読取部34は人の虹彩、指紋、網膜、指静脈、手のひら静脈または顔等の情報を取得し、取得した生体情報を図示しない記憶部に記憶することができるものである。
35は制御部であり、CPU、MPU等の演算および制御手段や図示しない記憶部、通信部等で構成されている。この制御部35は顧客操作表示部31、カードリーダプリンタ部32、入出金部33および生体情報読取部34を含めて顧客操作端末3全体の動作を記憶部に格納されたソフトウェアに基づいて制御する。
なお、記憶部は、半導体メモリや磁気ディスク等で構成され情報を格納して記憶し、記憶した情報を読取ることができるものであり、また、通信部は通信回線2を介して接続されたホストコンピュータ4等と相互にする通信を制御する手段であり、任意の情報を送信および受信することができる。さらに、日時や時刻等を計測する手段であるカレンダーおよび時計機能等も有している。
上述した構成の作用について説明する。
なお、以下に説明する各部の動作は、図示しない記憶部に格納されたプログラム(ソフトウェア)に基づいて図示しない制御部により制御される。
ICカードの繰越しの動作を図4の実施例におけるICカード繰越動作を示すフローチャートのSで示すステップにしたがって説明する。
S1:顧客操作端末3の顧客操作表示部31は「カードを入れてください」等の案内文言で構成されたカード挿入誘導画面を表示し、顧客はそのカード挿入誘導画面にしたがってICカードをカード挿入排出口に挿入する。顧客がICカードをカード挿入排出口に挿入するとカードリーダプリンタ部32はそのICカードを引き込みICメモリ等に記録された金融機関コード、店舗コード、口座種別コード、口座番号の口座情報および生体情報等を読取る。
S2:ICカードの挿入をカードリーダプリンタ部32で検知すると顧客操作表示部31は取引選択画面を表示する。この取引選択画面には「現金支払い」、「入金」、「残高照会」等の取引ボタンが表示され、顧客は「現金支払い」の取引ボタンを押下する。
S3:顧客が取引選択画面の「現金支払い」ボタンを押下すると顧客操作表示部31は生体情報読取誘導画面を表示する。この生体情報読取誘導画面には「手を読取機に置いてください」等の文言が表示され、顧客が手を生体情報読取部34に置くと生体情報読取部34は顧客の生体情報を読み取り図示しない記憶部に記憶する。制御部35はICカードから読み取った生体情報と生体情報読取部34で読み取った生体情報を照合して本人確認を行なう。なお、生体情報読取部34で読み取った生体情報と照合するための生体情報は、個人を判別するための情報であるため、ホストコンピュータ等の金融機関側の装置には一切保有させず、顧客が保有するICカードにのみ記憶させることで、他の用途に使用できない状態にし、顧客に無用な不安を与えないようにしている。
S4:本人確認の結果、本人であることが確認できると顧客操作表示部31は支払い金額の入力を誘導する支払い金額入力画面を表示する。この支払い金額入力画面には「1」から「9」および「0」ボタン等で構成されるテンキーおよび「確認」ボタン等の操作ボタンを表示する。顧客操作表示部31が支払い金額の入力を誘導する支払い金額入力画面を表示すると、顧客はテンキー等の操作ボタンを押下して希望する支払い金額を入力する。
S5:顧客が支払い金額を入力すると顧客操作表示部31は入力された支払い金額を表示する。顧客は表示された支払い金額を確認し、「確認」ボタン等を押下する。
S6:顧客操作表示部31が「確認」ボタン等の押下を検知すると制御部35はICカードから読み取った口座情報および入力された支払い金額等をホストコンピュータ4へ送信する。
S7:顧客操作端末3から口座情報および支払い金額等を受信したホストコンピュータ4は当該顧客の口座残高を確認し、支払い金額を引き落とす処理を行う。
S8:ホストコンピュータ4が当該顧客の口座から支払い金額を引き落とす処理を行うと口座番号に対応付けて記憶手段に既に記憶してあるICカードの有効期限を確認し、ICカードの繰越が必要であるか否かを判断する。この有効期限の確認は、例えば、顧客操作端末3で取引を行なう年月日時分秒が記憶したICカードの有効期限である年月日時分秒までが所定の期間内(有効期限まで2ヶ月等)であるかまたは経過している否か等を確認する。所定の期間内であればICカードの繰越が必要であると判断する。
ホストコンピュータ4は口座情報および支払い金額等とともに上記の判断の結果を顧客操作端末3へ送信する。
なお、本実施例ではICカードの有効期限をホストコンピュータ4の記憶手段に記憶するように説明したが顧客が所持するICカードに記憶させ顧客操作端末3のカードリーダプリンタ部32で読取りホストコンピュータ4へ送信するようにしてもよい。
また、ホストコンピュータ4が取引日時等をカード発行サーバ5へ送信し、カード発行データベース6に記憶したICカードの有効期限と照合してICカードの有効期限まで所定の期間内であるか否かを問い合わせるようにしてもよい。
さらに、本実施例ではICカードの繰越が必要であるか否かをICカードの有効期限で確認するようにしたが、ICカードに版数を記憶させ、その版数が所定の版数と一致等した場合、ICカードの繰越が必要であると判断するようにしてもよい。
S9:口座情報および支払い金額等とともに上記の判断の結果を受信した顧客操作端末3は支払い金額に相当する現金を入出金部33で出金処理を行い、カードリーダプリンタ部32で取引内容を明細票に印刷し、その現金および明細票を放出して顧客に渡す。
S10:現金および明細票を放出するとホストコンピュータ4から受信した判断結果がICカードの繰越を必要とする場合、顧客操作表示部31は「カードの有効期限が近づきました。カードを更新発行しますか?」等のICカードの更新が必要な旨の文言および「更新了解」、「更新不要」等の操作ボタンを表示する。
なお、ホストコンピュータ4から受信した判断結果がICカードの繰越を必要としない場合または顧客が「更新不要」の操作ボタンを押下した場合、顧客操作端末3はカードを放出して現金支払い取引を終了させる。
S11:顧客により顧客操作表示部31に表示された「更新了解」の操作ボタンが押下されるとカードリーダプリンタ部32はICカードから生体情報を読取り、または、既にS1で読み取ったその生体情報を口座情報等とともにカード発行装置1へ送信する。
S12:カード発行装置1は生体情報を顧客操作端末3から受信すると生体情報を受信した旨の電文を顧客操作端末3へ送信する。
S13:顧客操作端末3のカードリーダプリンタ部32はICカードに記憶された生体情報を消去するとともにICカードに記憶された口座情報等やその他の情報の全部または一部を消去する。
S14:カードリーダプリンタ部32はICカードに記憶された情報の全部または一部を消去するとそのICカードを取り込み箱に取り込み回収し、顧客操作表示部31に取引の完了を知らせる文言とともに顧客を窓口に誘導する文言を表示する。
なお、カードリーダプリンタ部32にICカードを物理的に破壊する(例えば、ICカードに孔を開け、破断等させる)機構を備えICカードを破壊するようにしてもよい。この場合、S13での生体情報等の消去は必須でなくなる。
S15:顧客操作端末3のカードリーダプリンタ部32は「お客様のカードを預かりました。窓口で新規カードを受取ってください。」等の文言等で構成された図5に示す預かり書を印刷し放出して顧客に渡す。
なお、ここで、顧客操作表示部31に係員が来る旨を表示し、係員が顧客操作端末3を一時停止させ、カード取込み部27から回収したカードを顧客に返却するようにしてもよい。
S16:預かり書を印刷し放出した顧客操作端末3は当該顧客の口座情報等を含むICカードを更新する旨の「ICカード繰越」の電文をホストコンピュータ4へ送信する。
なお、「ICカード繰越」の電文はS11において「更新了解」の操作ボタンが押下された際に送信することも可能である。
S17:ICカードを更新する旨の電文を受信したホストコンピュータ4は当該顧客の口座情報等を含むICカード発行データ作成を依頼する旨の電文をカード発行サーバ5へ送信する。
なお、このICカード発行データ作成を依頼する旨の電文はS11でホストコンピュータ4へ送信し、さらに、ホストコンピュータ4がカード発行サーバ5へ送信するようにしてもよい。
S18:ICカード発行データ作成を依頼する旨の電文を受信したカード発行サーバ5は受信した当該顧客の口座情報等に基づきICカード内のデータを暗号化するための公開鍵および秘密鍵等を生成し、前述した発行者情報である発行日および有効期限等を更新し、使用者情報をカード発行データベース6から抽出し、その公開鍵、発行者情報および使用者情報で構成されるICカード発行データをホストコンピュータ4へ送信する。
S19:ホストコンピュータ4は受信したICカード発行データとともにICカードの発行を指示する電文をカード発行装置1へ送信する。
S20:ICカード発行データとともにICカードの発行を指示する電文を受信したカード発行装置1はカードスタッカ部26から新たなICカードを1枚繰出してカードリーダライタ部24へ搬送する。カードリーダライタ部24でS11において顧客操作端末3から受信した生体情報およびホストコンピュータ4から受信したICカード発行データを公開鍵および秘密鍵で暗号化して新たなICカードに記憶させる。
なお、公開鍵に替えて証明書情報を用いてもよい。この証明書情報はバージョン、シリアル番号、署名アルゴリズム、署名者情報、有効期限、所有者情報、公開鍵等で構成されたものであり、上記公開鍵を生成した後、通信回線2に接続された図示しない認証局ホストコンピュータへその公開鍵を送信して登録し、その認証局ホストコンピュータが作成するものである。
また、必要に応じて新たなICカードの磁気ストライプに口座情報等を記録する。さらに、エンボス部25へ搬送し、このエンボス部25で新たなICカードにエンボスを形成させる。
このICカードをカード受渡し部23へ搬送し、放出して新たなICカードを発行する。発行された新たなICカードは係員が受取る。
S21:新たなICカードを発行するとカード発行装置1はICカードが発行できた旨の「処理完了」の電文をホストコンピュータ4へ送信する。
S22:ホストコンピュータ4は新たなICカードが発行できた旨の電文を受信すると当該顧客の口座から更新手数料を引き落とす処理を行う。
S23:係員は顧客が持参した預かり書と引き換えに発行されたICカードを顧客に渡す。このようにしてICカードの繰越動作を完了させる。
なお、本実施例の変形例を以下に示す。
S15において顧客に顧客操作端末3の顧客操作表示部31に暗証番号入力画面を表示し、その暗証番号入力画面から暗証番号を入力させ、入力された暗証番号をカード発行装置1へ送信しておき、その暗証番号とS23においてカード発行装置1の操作部22で顧客に入力させた暗証番号が一致することを確認して新たなICカードを係員が顧客に渡すようにしてもよい。
また、S15において顧客に顧客操作端末3の顧客操作表示部31から暗証番号を入力させその暗証番号を預かり書にバーコード化または二次元コード化等して印刷しておき、その預かり書に印刷したバーコード化等した暗証番号をカード発行装置1に接続等された預かり書読取装置で読取り、その読み取った暗証番号とS23においてカード発行装置1の操作部22から顧客に入力させた暗証番号が一致することを確認して新たなICカードを係員が顧客に渡すようにしてもよい。
さらに、カード発行装置1に生体情報読取部を備え、S23において顧客の生体情報を読み取り、ICカードに記憶した生体情報と照合して本人確認ができた場合、係員が新たなICカードを顧客に渡すようにしてもよい。これによりICカードに記憶した生体情報の確認もできる。
また、S20においてカード発行装置1が新たなICカードを放出して係員に渡すようにしているが、S20においてICカードを放出せず、S23において係員が顧客から預かり書を受取り、その預かり書を確認した後、操作部22でカード放出指示を入力して新たなICカードを放出させるようにし、顧客がそのカードを受け取るようにしてもよい。
さらにまた、S20においてICカードを放出せず、S15において顧客に顧客操作端末3の顧客操作表示部31から暗証番号を入力させその暗証番号をカード発行装置1へ送信しておき、その暗証番号とS23においてカード発行装置1の操作部22から顧客に入力させた暗証番号が一致することを確認して新たなICカードを放出させるようにし、顧客がそのカードを受け取るようにしてもよい。
また、S20においてICカードを放出せず、カード発行装置1に生体情報読取部を備え、S23において顧客の生体情報を読み取り、ICカードに記憶した生体情報と照合して本人確認ができた場合、新たなICカードを放出させるようにし、顧客がそのカードを受け取るようにしてもよい。
さらにまた、S15において顧客に顧客操作端末3の顧客操作表示部31から暗証番号を入力させその暗証番号をカード発行装置1へ送信しておき、その暗証番号とS23においてカード発行装置1の操作部22で顧客に入力させた暗証番号が一致すること、および、カード発行装置1に生体情報読取部を備え、S23において顧客の生体情報を読み取り、ICカードに記憶した生体情報と照合して本人確認ができたことを併用して新たなICカードを係員が顧客に渡すようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、営業店に設置された顧客操作端末3で取引を行なう顧客はICカードの有効期限が迫るとその営業店で生体情報が記憶された新たなICカードの交付を受けることができるという効果が得られる。
また、顧客へ送付等するICカードの枚数を減少させることができるため、金融機関等はICカードを顧客に送付するために必要な送料を削減することができるという効果が得られる。
さらに、住所を変更しているにもかかわらず金融機関等に届け出ていない顧客にも新たなICカードを発行することができるという効果が得られる。
実施例におけるカード繰越システムの構成を示すブロック図 実施例におけるカード発行装置の構成を示すブロック図 実施例における顧客操作端末の構成を示すブロック図 実施例におけるICカード繰越動作を示すフローチャート 実施例における預かり書の説明図
符号の説明
1 カード発行装置
2 通信回線
3 顧客操作端末
4 ホストコンピュータ
5 カード発行サーバ
6 カード発行データベース
21 表示部
22 操作部
23 カード受渡し部
24 カードリーダライタ部
25 エンボス部
26 カードスタッカ部
27 カード取込部
28、35 制御部
31 顧客操作表示部
32 カードリーダプリンタ部
33 入出金部
34 生体情報読取部

Claims (5)

  1. 顧客の操作によりセンタ装置との間で情報を授受し取引を行う顧客操作端末と、顧客操作端末及びセンタ装置から受信した情報に基づきICカードを発行するカード発行装置とから構成されるカード繰越システムにおいて、
    前記顧客操作端末は、顧客が挿入したICカードに対して情報の読取りならびに書込みを行うカードリードライト手段とカードを回収するカード取り込み手段からなるカードリーダプリンタ部、本人確認のためにICカードに記録された生体情報と比較するため顧客の生体情報を取得する生体情報取得部および通信回線を介して情報の送受信を行う制御部を備え、前記カード発行装置は、発行用のICカードを収納したカードスタッカ部、該カードスタッカ部から繰り出されるICカードに対して情報の読取りならびに書込みを行うカードリーダライタ部および通信回線を介して情報の送受信を行う制御部を備え、
    取引を行う際、該顧客操作端末がICカードから読み取った口座情報をセンタ装置へ送信し、口座情報の送信に応じてセンタ装置から受信した、該口座情報に対応して記憶された該顧客のICカードの有効期限が所定の期間内にあることによりICカード繰越が必要である旨の情報に基づき、顧客操作端末がICカードから読み取った生体情報をカード発行装置へ送信するとともに該ICカードを回収し、さらに顧客操作端末が該センタ装置へ該口座情報および新たなICカードを発行することを依頼する電文を送信し、該カード発行装置が該センタ装置から受信した該口座情報に基づいて作成されたICカード発行情報と、該顧客操作端末から受信した該生体情報とを記憶させたICカードを発行するようにしたことを特徴とするカード繰越システム。
  2. 顧客の操作によりセンタ装置との間で情報を授受し取引を行う顧客操作端末と、顧客操作端末及びセンタ装置から受信した情報に基づきICカードを発行するカード発行装置と、顧客操作端末から受信した情報に基づき情報を更新するセンタ装置から構成されるカード繰越システムにおいて、
    前記顧客操作端末は、顧客が挿入したICカードに対して情報の読取りならびに書込みを行うカードリードライト手段とカードを回収するカード取り込み手段からなるカードリーダプリンタ部、本人確認のためにICカードに記録された生体情報と比較するため顧客の生体情報を取得する生体情報取得部および通信回線を介して情報の送受信を行う制御部を備え、前記カード発行装置は、発行用のICカードを収納したカードスタッカ部、該カードスタッカ部から繰り出されるICカードに対して情報の読取りならびに書込みを行うカードリーダライタ部および通信回線を介して情報の送受信を行う制御部を備え、前記センタ装置は、口座情報ならびにICカードの有効期限等のICカード発行情報を格納するカード発行データベースおよび通信回線を介して情報の送受信を行う通信手段を備え、
    取引を行う際、該顧客操作端末がICカードから読み取った口座情報をセンタ装置へ送信し、該センタ装置が受信した該口座情報に対応してカード発行データベースに記憶された該顧客のICカードの有効期限が所定の期間内にあることによりICカード繰越が必要である旨を該顧客操作端末へ送信し、該顧客操作端末がICカードから読み取った生体情報を該カード発行装置へ送信するとともに該ICカードを回収し、さらに顧客操作端末が該センタ装置へ該口座情報および新たなICカードを発行することを依頼する電文を送信し、該センタ端末が該口座情報に基づいて作成したICカード発行情報を該カード発行装置へ送信し、該カード発行装置が受信した該生体情報およびICカード発行情報を記憶させたICカードを発行するようにしたことを特徴とするカード繰越システム。
  3. 請求項1または請求項2のカード繰越システムにおいて、
    顧客に情報の表示を行うとともに顧客による入力操作を可能とした顧客操作表示部をさらに有する顧客操作端末と、操作者に情報の表示を行う表示部および操作者による入力操作を可能とした操作部をさらに有するカード発行装置とを備え、
    前記ICカード繰越が必要である旨を受信した該顧客操作端末が、暗証番号入力画面を該顧客操作表示部に表示し、顧客により該顧客操作表示部で入力された暗証番号を該カード発行装置へ送信し、該暗証番号を受信した該カード発行装置が暗証番号入力画面を表示部に表示し、顧客により操作部で入力された暗証番号と受信した暗証番号を照合し、一致したとき該ICカードを発行するようにしたことを特徴とするカード繰越システム。
  4. 請求項1または請求項2のカード繰越システムにおいて、
    顧客の生体情報を読み取る生体情報読取部をさらに有するカード発行装置を備え、
    前記生体情報を受信したカード発行装置が、該生体情報と該生体情報読取部で読み取った生体情報を照合し、本人確認できたとき該ICカードを発行するようにしたことを特徴とするカード繰越システム。
  5. 請求項1、請求項2、請求項3または請求項4のカード繰越システムにおいて、
    前記顧客操作端末が、挿入されたICカードから読み取った該生体情報をカード発行装置へ送信した後、カードリーダプリンタ部で該ICカードに記憶された該生体情報を消去するようにしたことを特徴とするカード繰越システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021076917A (ja) * 2019-11-05 2021-05-20 富士通フロンテック株式会社 取引装置、カード切り替え制御方法、およびカード切り替え制御プログラム

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