JP2021076917A - 取引装置、カード切り替え制御方法、およびカード切り替え制御プログラム - Google Patents

取引装置、カード切り替え制御方法、およびカード切り替え制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ICカードの普及を促進させる。【解決手段】一実施形態に係る取引装置は、磁気ストライプカードの挿入を検出すると、表示画面にICカードへの切り替えを促す情報を表示させる表示制御部と、ICカードへの切り替え指示の入力を受け付けると、管理サーバにICカードの発行依頼を送信し、管理サーバからの応答に基づいて、磁気ストライプカードから切り替えて用いられるICカードの発行処理をICカード発行機において識別するための受付情報を出力する出力部と、を含む。【選択図】図8

Description

本発明は、取引装置、カード切り替え制御方法、およびカード切り替え制御プログラムに関する。
近年、金融機関の現金自動預け払い機(ATM:automated/automatic teller machine)などの取引を行うための取引装置のIC(integrated circuit)カード対応が進んでおり、ほとんどの金融機関でICカードを利用可能な取引装置が配備されている。また、顧客は、最寄りの金融機関でICカードの発行申請を行うことで、後日、書留郵送などによりICカードを受け取ることができる。
これに関し、ICカードの発行に関連する技術が知られている(例えば、特許文献1から特許文献3参照)。
特開2011−145994号公報 特開平11−219412号公報 特開2004−355132号公報
しかしながら、ICカードの利用環境が整いつつある状況で、いまだにMS(Magnetic Stripe:磁気ストライプ)カードを利用し続ける顧客も多く、ICカードの普及は伸び悩んでいる。
1つの側面では、本発明は、ICカードの普及を促進させることを目的とする。
本発明の一つの態様の取引装置は、磁気ストライプカードの挿入を検出すると、表示画面にICカードへの切り替えを促す情報を表示させる表示制御部と、ICカードへの切り替え指示の入力を受け付けると、管理サーバにICカードの発行依頼を送信し、管理サーバからの応答に基づいて、磁気ストライプカードから切り替えて用いられるICカードの発行処理をICカード発行機において識別するための受付情報を出力する出力部と、を含む。
ICカードの普及を促進させることができる。
実施形態に係るICカード発行システムを例示する図である。 実施形態に係る取引装置の外観を例示する図である。 実施形態に係る取引装置の構成例を示す図である。 実施形態に係るICカード発行機の外観を例示する図である。 実施形態に係るICカード発行機の構成例を示す図である。 実施形態に係る管理サーバの構成例を示す図である。 実施形態に係る制御部を実現するためのコンピュータのハードウェア構成の一例を示す図である。 実施形態に係るICカード発行処理の流れを示すシーケンス図である。 実施形態に係る電文を例示する図である。 例示的な顧客情報を示す図である。 実施形態に係るICカードへの切り換えを促す表示画面を例示する図である。 実施形態に係る別な電文を例示する図である。 実施形態に係る発行情報を例示する図である。 実施形態に係る取引制御処理の動作フローを例示する図である。 実施形態に係るICカードの発行処理の動作フローを例示する図である。 実施形態に係るICカードの交換を促す表示画面を例示する図である。
以下、図面を参照しながら、本発明のいくつかの実施形態について詳細に説明する。なお、複数の図面において対応する要素には同一の符号を付す。
上述のように、取引装置での取引に用いるICカードの普及が伸び悩んでいる。その原因の一つとして、ICカードの発行手続きが煩雑なことがあげられる。一般に、ICカードを発行する場合、顧客は金融機関においてICカードの発行の申請書を記入し、窓口でICカードの発行手続きを行う。その後、金融機関がICカードの発行機を店舗内で保持していない場合、金融機関は、別の場所にあるICカード発行機でICカードを発行し、そのICカードを、後日、顧客のもとへ書留郵送などで届けることが行われる。この場合、顧客は、ICカードを入手するまでに期間を待つことになり、また、ICカードの受け取りの手間も発生する。そのため、ICカードへの切り替えをためらう顧客を生んでいる。
また、金融機関の店舗にICカード発行機が配備されている場合、顧客はその店舗で申請操作を行えばICカードを即時に受け取ることができる。しかしながら、ICカードが用いられる取引装置での取引では、MSカードでも支障がないことも多く、また、取引の間に顧客がICカードへの切り替え促されることもないため、顧客にICカードへの切り替えを行おうという動機が生じにくい状況がある。
また、ICカードはMSカードよりもコストがかかることが知られている。金融機関では、ICカードの発行にかかるコストを肩代わりするキャンペーンを実施しているところもあるが、発行に費用がかかると思っている顧客も多く、ICカードへの切り替えの妨げになっていることがある。
例えば、以上のように、ICカードへの切り替えを行う必要性を感じていなかったり、様々な理由から切り替えをためらっていたりする顧客がおり、ICカードの普及が伸び悩んでいる。
一方で、実際には、MSカードよりもICカードを利用した方が、セキュリティが強化されたり、磁気破損などで取引が滞ったりするリスクを低減できたりするメリットがある。また、ICカードでは、MSカードよりも記憶領域に余裕があるため、ポイントの付与などのMSカードでは提供できなかった新たなサービスを受けることも可能になる。そのため、ICカードが普及することで、金融機関および顧客の双方にメリットがあり、ICカードの普及が進むことが望まれている。
以下で述べる実施形態では、ATMなどの取引装置でMSカードが検出された場合、取引装置の表示画面にICカードへの切り替えを促すメッセージなどの情報が表示される。そのため、顧客は、ICカードへの切り替えが促され、ICカードの普及率を向上させることができる。以下、実施形態を更に詳細に説明する。
図1は、実施形態に係るICカード発行システム100を例示する図である。ICカード発行システム100は、例えば、取引装置101、ICカード発行機102、および管理サーバ103を含む。取引装置101、ICカード発行機102、および管理サーバ103は、例えば、金融機関の構内に配備されたネットワーク150を介して互いに接続されている。なお、ネットワーク150は、勘定系の処理を実行するためのネットワークであってよい。
取引装置101は、例えば、ATMであってよく、顧客の預貯金口座の取引に関する機能を提供する。例えば、取引装置101は、MSカードやICカードなどの顧客を識別するためのカードの挿入を受け付け、カードと対応する顧客の認証が完了した場合、顧客の預貯金口座に対する取引の実行を管理サーバ103に指示する。なお、取引は、例えば、預貯金口座に対する預け入れ、引き出し、残高照会などを含む。ICカード発行機102は、ICカードを発行する機能を有する。管理サーバ103は、顧客の預貯金口座の取引を管理するサーバである。以下、取引装置101、ICカード発行機102、および管理サーバ103のそれぞれの装置について更に詳細に説明する。
図2は、実施形態に係る取引装置101の外観を例示する図である。取引装置101の筐体201には、タッチパネル202、カード出入口203、通帳出入口204、紙幣出入口205、硬貨出入口206および生体認証処理部207が備え付けられている。タッチパネル202は、表示画面に情報を表示し、および顧客からの入力を受け付ける。カード出入口203は、例えば、カードを出し入れするために設けられた出入口である。通帳出入口204は、例えば、通帳を出し入れするために設けられた出入口である。紙幣出入口205および硬貨出入口206は、例えば、紙幣および硬貨をそれぞれ出し入れするために設けられた出入口である。なお、取引装置101には、他の機構や装置等が備えられてもよいし、上記の各部のうち一部を含んでいなくてもよい。
図3は、実施形態に係る取引装置101の構成例を示す図である。取引装置101は、例えば、制御部301、記憶装置302、タッチパネル202、カード/レシート処理部304、通帳処理部305、紙幣処理部306、硬貨処理部307、ジャーナル処理部308、および生体認証処理部207を備える。
制御部301は、例えば、記憶装置302、タッチパネル202、カード/レシート処理部304、通帳処理部305、紙幣処理部306、硬貨処理部307、ジャーナル処理部308、および生体認証処理部207とそれぞれ接続されている。制御部301は、取引装置101の各部を制御して、各種の処理を実行する。制御部301は、例えば、後述する表示制御部311および出力部312および通信部313として動作する。記憶装置302は、例えば、ハードディスク、またはフラッシュメモリ等の半導体メモリである。記憶装置302は、取引装置101を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。例えば、記憶装置302は、後述するように、ICカード発行機102を識別するための装置識別情報と、その装置識別情報で識別されるICカード発行機102に顧客を案内する案内情報とを対応づける情報を記憶している。また、記憶装置302には、その他の情報が記憶されてもよい。
タッチパネル202は、制御部301と連携して、顧客に口座の取引に関する情報を表示するとともに、顧客からの取引に関する指示の入力を受け付ける。
カード/レシート処理部304は、制御部301と連携して、カード出入口203から挿入されたMSカードやICカード等のカードに読み込みや書き込みを行うカードリーダライタ装置を含む。また、カード/レシート処理部304は、制御部301と連携して、レシートへの印字を行う印字装置を含む。
通帳処理部305は、制御部301と連携して、通帳への印字を行う印字装置である。紙幣処理部306は、不図示の紙幣入出金機構、紙幣識別機構、および紙幣収納機構を備える。紙幣入出金機構は、顧客が紙幣出入口205から挿入した紙幣を入金し、または紙幣出入口205から顧客へ紙幣を出金する機構である。紙幣識別機構は、入出金された紙幣の真贋や金種を識別する機構である。紙幣収納機構は、入出金のための紙幣を収納する。
硬貨処理部307は、不図示の硬貨入出金機構、硬貨識別機構、および硬貨収納機構を備える。硬貨入出金機構は、顧客が硬貨出入口206から挿入した硬貨を入金し、または硬貨出入口206から顧客へ硬貨を出金する機構である。硬貨識別機構は、入出金された硬貨の真贋や金種を識別する機構である。硬貨収納機構は、入出金のための硬貨を収納する。
ジャーナル処理部308は、取引の情報を記録等するジャーナル処理を実行する。生体認証処理部207は、例えば、指紋認証や手のひら静脈認証等の所定の生体認証に関する処理を行う生体認証装置である。
図4は、実施形態に係るICカード発行機102の外観を例示する図である。ICカード発行機102の筐体401には、タッチパネル402およびカード出入口403が備えられている。タッチパネル402は、例えば、表示画面に情報を表示し、および顧客からの入力を受け付ける。カード出入口403は、例えば、カードを出し入れするために設けられた出入口である。なお、ICカード発行機102には、他の機構や装置等が備えられてもよいし、上記の各部のうち一部を含んでいなくてもよい。
図5は、実施形態に係るICカード発行機102の構成例を示す図である。ICカード発行機102は、制御部501、記憶装置502、タッチパネル402、カード処理部504、カード搬送部505、およびジャーナル処理部506を備える。
制御部501は、例えば、記憶装置502、タッチパネル402、カード処理部504、カード搬送部505、およびジャーナル処理部506のそれぞれと接続されている。制御部501は、ICカード発行機102の各部を制御して、各種の処理を実行する。また、通信部511としてネットワーク150を介し、管理サーバ103と通信を行う。記憶装置502は、例えば、ハードディスク、またはフラッシュメモリ等の半導体メモリである。記憶装置502は、ICカード発行機102を制御するためのプログラムおよびデータを記憶する。記憶装置502には、その他の情報が記憶されてもよい。
タッチパネル402は、制御部501と連携して、ICカードの発行に関する情報を表示し、および顧客からのICカードの発行に関する指示の入力を受け付ける。
カード処理部504は、制御部501と連携して、ICカードに読み込みや書き込み等を行う。カード処理部504は、例えば、カードリーダライタ装置である。
カード搬送部505は、制御部501の指示に従って、カードを搬送する。例えば、カード搬送部505は、収納部511に格納されているICカードをカード処理部504の処理領域を経由してカード出入口403から排出する。また、カード搬送部505は、カード出入口403に挿入されたカードをカード処理部504の処理領域を経由して回収部512に搬送する。収納部511は、例えば、未使用のICカードを収納しており、顧客に新たにICカードを発行する場合、収納部511に収納されたICカードが使用される。また、回収部512は、例えば、新たなICカードの発行の結果、不要となる顧客の所持する古いカードを収納する。
ジャーナル処理部506は、ICカードの発行および回収に関する処理の情報を記録するジャーナル処理を実行する。
図6は、実施形態に係る管理サーバ103の構成例を示す図である。管理サーバ103は、例えば、制御部601および記憶装置602を含む。制御部601は、管理サーバ103の各部を制御する。また、通信部611としてネットワーク150を介し、取引装置101とICカード発行機102と通信を行う。記憶装置602は、例えば、ハードディスク、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、または外部記憶装置である。管理サーバ103の制御部601は、ICカード発行機102と通信し、ICカード発行機102の状態を収集して記憶装置602に記憶してよい。ICカード発行機102の状態は、例えば、起動処理中、ICカードの発行処理中、ICカードの発行指示を受け付けるスタンバイ、ICカードの受取待ちなどの状態を含んでよい。また、記憶装置602は、後述する顧客情報1000、および取引装置101で受け付ける様々な取引の手数料の情報を記憶していてよい。
続いて、上述の取引装置101の制御部301、ICカード発行機102の制御部501、および管理サーバ103の制御部601のハードウェア構成について説明する。図7は、実施形態に係る取引装置101の制御部301、ICカード発行機102の制御部501、および管理サーバ103の制御部601を実現するためのコンピュータ700のハードウェア構成の一例を示す図である。図7に示すハードウェア構成は、例えば、プロセッサ701、メモリ702、記憶媒体703、通信インタフェース704、および入出力インタフェース705を含み、これらはバス750を介して互いに接続されている。
プロセッサ701は、シングルプロセッサであっても、マルチプロセッサやマルチコアであってもよい。プロセッサ701の一例は、CPU(Central Processing Unit)である。
メモリ702は、例えば半導体メモリであり、RAM(Random Access Memory)領域およびROM(Read Only Memory)領域を含んでよい。記憶媒体703は、例えば、可搬型記録媒体であってよく、可搬型のメモリ(例えば、半導体メモリ)や光学式ディスク(例えば、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)等)を含んでよい。
通信インタフェース704は、例えば、外部との通信を行うインタフェースである。通信インタフェース704は、一例ではネットワーク150と接続されている。例えば、取引装置101の通信インタフェース704は、プロセッサ701の指示に従って管理サーバ103と通信する。また、ICカード発行機102の通信インタフェース704は、プロセッサ701の指示に従って管理サーバ103と通信する。管理サーバ103の通信インタフェース704は、プロセッサ701の指示に従って取引装置101およびICカード発行機102と通信する。
入出力インタフェース705は、例えば、入力装置および出力装置との間のインタフェースである。例えば、取引装置101の入出力インタフェース705は、制御部301が接続されている各部(例えば、タッチパネル202、記憶装置302〜ジャーナル処理部308、および生体認証処理部207)と接続されてよく、プロセッサ701の指示に従って各部を制御する。また、ICカード発行機102の入出力インタフェース705は、制御部501が接続されている各部(例えば、タッチパネル402、記憶装置502〜ジャーナル処理部506)と接続されてよく、プロセッサ701の指示に従って各部を制御する。管理サーバ103の入出力インタフェース705は、キーボードやマウスなどの入力装置、およびディスプレーやスピーカなどの出力装置と接続されてもよい。
なお、図7を参照して述べたハードウェア構成は、例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述のハードウェア構成は一部が、置換されても、または削除されてもよく、或いは、新たな構成要素が追加されてもよい。また、別の実施形態では、上述の制御部301、制御部501、および制御部601の一部または全部の機能がFPGAおよびSoCなどによるハードウェアとして実装されてもよい。なお、FPGAは、Field Programmable Gate Arrayの略称である。SoCは、System-on-a-chipの略称である。
続いて、実施形態に係るICカード発行処理の流れを説明する。図8は、実施形態に係るICカード発行処理の流れを示すシーケンス図である。
例えば、取引装置101においてタッチパネル202に取引の内容を指示する取引指示が入力されると、取引装置101の制御部301は取引を開始する。S801において取引装置101の制御部301は、顧客によるカードが挿入を受け付ける。S802において取引装置101の制御部301は、顧客から更に取引指示の入力を受け付け、入力された取引指示に応じて取引要求電文901を生成し、管理サーバ103に送信する。
図9は、実施形態に係る電文を例示する図である。図9(a)には、S802で送信される取引要求電文901が例示されている。取引要求電文901は、例えば、ヘッダ部と、データ部とを含む。
ヘッダ部には、カード区分と、取引種別の情報が登録されていてよい。カード区分には、例えば、挿入されたカードがMSカードであるか、またはICカードであるかを示す情報が登録される。取引種別は、顧客が取引装置101に入力した取引指示で対象とする取引の種別を示す情報である。例えば、取引種別には、引き出し、入金、残高照会などの取引装置101で実行可能な取引と対応づけられた値が登録される。
また、データ部は、例えば、口座情報、暗証番号、および取引金額の情報を含む。口座情報には、例えば、挿入されたカードから読み取られた口座に関する情報が登録される。一例では、口座情報は、銀行番号、支店番号、および口座番号を含む。暗証番号には、例えば、取引指示の入力の際に顧客により入力された暗証番号が登録される。取引金額には、例えば、取引指示の入力の際に顧客により入力された取引の金額が登録される。
取引装置101の制御部301はS802において、例えば、以上の情報を含む取引要求電文901を生成し、管理サーバ103に送信する。
S803において管理サーバ103の制御部601は、取引要求電文901に含まれる口座情報および暗証番号と、記憶装置に記憶されている顧客情報1000に登録された顧客の情報と比較して、認証を行う。
図10は、例示的な顧客情報1000を示す図である。図10の例では、顧客情報1000には、口座情報、暗証番号、カード区分、年齢、残高を対応づけるレコードが登録されている。口座情報は、例えば、レコードと対応する顧客の銀行番号、支店番号、および口座番号を含む。暗証番号は、例えば、レコードと対応する顧客の口座の取引で用いる暗証番号である。カード区分は、例えば、レコードと対応する顧客が利用するカードの区分を示す情報であり、MSカードであるか、またはICカードであるかを示す情報が登録される。年齢には、例えば、レコードと対応する顧客の年齢が登録される。残高には、例えば、レコードと対応する顧客の口座の残高を示す情報が登録される。また、顧客情報1000は、その他の顧客の情報を含んでもよい。
そして、管理サーバ103の制御部601は、取引要求電文901に含まれる口座情報および暗証番号と、顧客情報1000に登録されているレコードの口座情報および暗証番号が一致した場合、認証成功と判定してよい。この場合、S804で管理サーバ103の制御部601は、顧客情報1000に登録された顧客の情報に基づいて、取引要求電文901の取引種別に指定される取引を実行する。
また、S805で管理サーバ103の制御部601は、顧客に対してICカードを即時に発行が可能か否かを判定する。例えば、管理サーバ103の制御部601は、取引要求電文901のカード区分がMSカードを示す値であり、かつ、取引装置101が配備されている店舗にICカード発行機102がある場合、ICカードを即時に発行可能と判定してよい。一方、取引要求電文901のカード区分がICカードを示す値であったり、または、ICカード発行機102が配置されていない店舗であったりする場合、管理サーバ103の制御部601は、ICカードを即時に発行不可と判定してよい。
S806において管理サーバ103の制御部601は、S803の認証に成功している場合、取引許可電文902を取引装置101に送信する。図9(b)は、例示的な取引許可電文902を示す図である。図9(b)の例では、取引許可電文902は、ヘッダ部と、データ部とを含む。ヘッダ部は、例えば、取引種別を含む。なお、取引許可電文902の取引種別には、例えば、取引要求電文901で通知された取引種別が登録される。また、データ部は、例えば、口座情報、取引金額、手数料、残高、取引日付、取引時刻、IC発行区分、および受付情報を含む。口座情報および取引金額には、取引要求電文901で通知された口座情報および取引金額がそれぞれ登録されてよい。手数料には、例えば、実行した取引でかかる手数料が登録されてよい。なお、取引と対応する手数料の情報は例えば記憶装置602に記憶されていてよい。残高には、例えば、取引の実行後の残高が登録されてよい。取引日付および取引時刻には、例えば、取引を実行した日付と時間帯が登録されてよい。IC発行区分には、例えば、S805の判定の結果に基づいて、ICカードの即時発行が可能か否かを示す情報が登録されてよい。受付情報には、例えば、ICカードの発行を受け付ける場合に、ICカードの発行処理を他の発行処理と識別するために割り振った番号や記号が登録されてよい。
管理サーバ103の制御部601はS806において、例えば、以上の情報を含む取引許可電文902を取引装置101に送信する。
S807において取引装置101の制御部301は、受信した取引許可電文902のIC発行区分が発行可能を示す情報である場合、ICカードの発行を促す表示画面1100をタッチパネル202に表示し、ICカードの発行依頼の入力を受け付ける。
図11は、実施形態に係るICカードへの切り換えを促す表示画面1100を例示する図である。図11の例では、ICカードへの切り替えを促す表示画面1100は、ICカードを即時発行することが可能なことを示す情報を含んでよい。それにより、顧客はICカードの発行にかかる負担が小さいことを知ることができる。また、ICカードへの切り替えを促す表示画面1100は、ICカードに変更することで得られるメリットを示す情報を含んでもよい。メリットを示す情報は、例えば、ICカードの方がMSカードよりも破損しにくいこと、セキュリティが強化されること、ポイント付与や限度額を高く設定できるなどの固有のサービスを受けられること、などを示す情報を含む。また、ICカードへの切り替えを促す表示画面1100は、ICカードへの切り替えに手数料がかからないなどの金融機関で実施しているキャンペーンの情報を含んでもよい。例えば、以上の情報を含む表示画面1100を顧客に見せることで、ICカードへの切り替えを促すことができる。
そして、S808において取引装置101の制御部301は、顧客からICカードの発行依頼が入力された場合、ICカードの発行を依頼するICカード発行依頼電文1201を管理サーバ103に送信する。
図12は、実施形態に係る別な電文を例示する図である。図12(a)は、ICカード発行依頼電文1201を例示する図である。ICカード発行依頼電文1201は、例えば、ヘッダ部と、データ部とを含む。ヘッダ部は、例えば、カード区分、および取引種別の情報を含む。カード区分には、例えば、取引で挿入されたカードがMSカードであるか、またはICカードであるかを示す情報が登録される。また、ICカード発行依頼電文1201は、ICカードの発行を依頼するために用いられる電文であるため、取引種別にはICカードの発行依頼を示す値が登録されていてよい。また、データ部は、例えば、口座情報、および受付情報を含む。口座情報は、例えば、S801で挿入されたカードから読み取られた口座情報が登録される。受付情報には、例えば、取引許可電文902で通知された受付情報が登録される。
取引装置101の制御部301はS808において、例えば、以上の情報を含むICカード発行依頼電文1201を管理サーバ103に送信する。
S809において管理サーバ103の制御部601は、ICカード発行依頼電文1201を受信すると、ICカード発行機102に、ICカード発行指示電文1202を送信し、S813においては取引装置101にはICカード発行応答電文1203を送信する。
図12(b)は、実施形態に係るICカード発行指示電文1202および発行応答電文1203を例示する図である。ICカード発行指示電文1202および発行応答電文1203は、例えば、ヘッダ部と、データ部とを含む。ヘッダ部は、例えば、取引種別を含む。なお、ICカード発行指示電文1202および発行応答電文1203は、ICカードの発行を指示および応答するために用いられる電文であるため、取引種別にはICカードの発行指示を示す値や応答を示す値が登録されていてよい。また、ICカード発行指示電文1202および発行応答電文1203のデータ部は、例えば、口座情報、受付情報、装置識別情報、取引日付、および取引時刻を含む。口座情報は、ICカードの発行対象の顧客の口座情報であってよく、ICカード発行依頼電文1201の口座情報が登録されてよい。受付情報は、例えば、顧客がMSカードから切り替えて利用するICカードの発行処理を、他のICカードの発行処理と識別するための情報である。後述するように、ICカード発行機102で、ICカードの発行の際に受付情報の入力を受け付けることで、発行対象の顧客を特定し、特定した顧客の情報に基づいてMSカードと対応するICカードを生成することが可能になる。装置識別情報は、例えば、ICカード発行システム100に複数のICカード発行機102が含まれている場合に、それぞれのICカード発行機102を識別するための情報である。取引日付および取引時刻には、例えば、管理サーバ103でICカード発行指示電文1202および発行応答電文1203を生成する際に取得した日付と時刻が登録されてよい。
管理サーバ103の制御部601はS809において、例えば、以上の情報を含むICカード発行指示電文1202をICカード発行機102に送信し、ICカードの発行に関する情報を通知し、S813においては取引装置101にはICカード発行応答電文1203を送信し、ICカードの発行に関する応答情報を通知する。
S810において取引装置101の制御部301は、受信したICカード発行応答電文1203に基づいて、ICカードの発行に関する発行情報1300を出力する。
図13は、実施形態に係る発行情報1300を例示する図である。発行情報1300は、例えば、取引の日付、時刻、口座情報、および受付情報を含む。これらの情報は、ICカード発行指示電文1202に基づいて取得することが可能である。また、発行情報1300は、装置識別情報と対応するICカード発行機102へと案内する案内情報を含んでよい。取引装置101の制御部301は、記憶装置302に記憶された装置識別情報と、その装置識別情報で識別されるICカード発行機102に顧客を案内する案内情報とを対応づける情報に基づき、顧客を案内する案内情報を含む発行情報1300に出力することができる。なお、発行情報1300は、一例では、カード/レシート処理部304によりレシートとして出力されてよい。また、別の実施形態では、発行情報1300はタッチパネル202の表示画面に表示されてもよい。
また、S811において取引装置101の制御部301は、取引許可電文902に含まれる情報に基づいて、取引の完了をタッチパネル202の表示画面に表示し、顧客に取引の結果を出力する。なお、取引の結果は、一例では、カード、現金、およびカード/レシート処理部304により取引金額、手数料、残高、取引日付、取引時刻などが印字されたレシートなどの少なくとも1つを含んでよい。その後、顧客は、S810で出力された発行情報1300に含まれる案内情報に従って、ICカード発行機102の設置場所に移動する。
S812においてICカード発行機102の制御部501は、顧客から発行情報1300に含まれる受付情報が入力されると、入力された受付情報を含むICカード発行指示電文1202から顧客の情報を取得し、その顧客のICカードを発行する。
以上の述べたように、実施形態では顧客がMSカードを挿入して取引を行った場合に、顧客にICカードへの切り替えを促す情報を表示する。そのため、顧客はICカードへの切り替えが促される。
また、例えば、ICカードへの切り替えを促す情報として、即時にICカードの発行が可能なことを示す情報を表示することで、顧客はICカードの切り替えにかかる負担が小さいことを知ることができる。また、例えば、ICカードへの切り替えを促す情報として、顧客がICカードへの切り替えで得るメリットを表示することで、顧客にICカードへの切り替えを行う更なる動機付けを行うことができる。
また、上述の実施形態では、取引装置101、ICカード発行機102、および管理サーバ103が連携してICカードの発行を行っている。そのため、取引装置101で暗証番号に基づいて行った認証により管理サーバ103が特定した顧客の情報を、ICカードの発行の際に利用することができる。その結果、顧客は、ICカードの発行のために申請書などに記入を行うなどの作業をしなくても、ICカードの発行を受けることができる。
従って、実施形態によれば、ICカードの普及を促進させることができる。
また、上述の実施形態では、装置識別情報に応じたICカード発行機102の設置場所へと案内する案内情報を顧客に提供している。そのため、店舗に複数のICカード発行機102が含まれる場合にも、顧客はICカードの発行が行われるICカード発行機102まで容易にたどり着くことができる。
続いて、取引装置101の制御部301が実行する処理について更に詳細に説明する。図14は、実施形態に係る取引装置101の制御部301が実行する取引制御処理の動作フローを例示する図である。取引装置101の制御部301は、例えば、顧客から取引の開始指示が入力されると図14の動作フローを開始する。一例では、取引の開始指示は、引き出し、入金、残高照会などの取引に応じたキーを、タッチパネル202においてタップすることで入力される。
S1401において取引装置101の制御部301は、例えば、カード出入口203を介して顧客からカードの挿入を受け付ける。S1402において制御部301は、例えば、タッチパネル202を介して暗証番号の入力を受け付ける。
S1403において制御部301は、取引の種類に応じた取引情報を取得する。例えば、取引の種別が引き出しであれば、制御部301は、タッチパネル202を介して引き出す金額の情報を顧客に入力させ、取引情報として取得してよい。また、取引の種別が入金であれば、制御部301は、顧客に入金された金額を紙幣処理部306および硬貨処理部307でカウントし、入金金額を取引情報として取得してよい。
S1404において制御部301は、カード区分を判定する。例えば、制御部301は、挿入されたカードの情報をカード/レシート処理部304で読み取り、MSカードであるか、ICカードであるかを判定する。挿入されたカードがMSカードである場合、フローはS1405に進み、制御部301は、取引要求電文901のカード区分を、MSカードを示す値に設定する。一方、S1404において挿入されたカードがICカードである場合、フローはS1406に進み、制御部301は、取引要求電文901のカード区分を、ICカードを示す値に設定する。
S1407において制御部301は、取引要求電文901のその他の項目を顧客から入力された取引情報に基づいて設定し、得られた取引要求電文901を管理サーバ103に送信して応答を受信する。なお、管理サーバ103は、取引要求電文901を受信すると、上述のS803〜S806の処理を実行し、取引装置101に取引許可電文902を返信する処理を行う。
S1408において制御部301は、受信した取引許可電文902に基づいて、ICカードの発行が可能か否かを判定する。例えば、制御部301は、取引許可電文902のIC発行区分が発行不可を示す情報に設定されている場合、S1408でNOと判定してよく、フローはS1410に進む。一方、取引許可電文902のIC発行区分が発行可能を示す情報に設定されている場合、制御部301は、S1408でYESと判定してよく、フローはS1409に進む。
S1409において制御部301は、タッチパネル202にICカードへの切り替えを促す情報を含む表示画面1100を表示し、顧客から切り替え実行の有無を示す入力を受け付ける。
S1410において制御部301は、顧客から切り替え指示が入力されたか否かを判定する。入力された指示が切り替え指示でなく、ICカードへの切り替えを実行しない場合(S1411がNO)、フローはS1413に進む。一方、入力された指示が切り替え指示であり、ICカードへの切り替えを実行する場合(S1410がYES)、フローはS1411に進む。
S1411において制御部301は、管理サーバ103にICカード発行依頼電文1201を送信して管理サーバ103に顧客のICカードの発行を依頼し、その応答のICカード発行応答電文1203を受信する。なお、管理サーバ103は、ICカード発行依頼電文1201を受信すると、上述のS809の処理でICカード発行指示電文1202をICカード発行機102に送信する。
S1412において制御部301は、受信したICカード発行応答電文1203に基づいて、ICカードの発行のための発行情報1300を出力する。
S1413において制御部301は、引き出し、入金、残高照会などの取引に応じた処理を行い、その取引の結果を出力し、本動作フローは終了する。取引の結果は、一例では、取引に用いたカード(例えば、MSカードまたはICカード)、取引のレシート、現金などの少なくとも1つを含んでよい。なお、顧客は、その後、S1412で出力された発行情報1300に含まれる案内に従ってICカード発行機102に移動し、ICカードの発行を受けることができる。
以上で述べたように、図14の動作フローによれば、取引装置101の制御部301は、MSカードを検出した場合、顧客にICカードへの切り替えを促す情報を表示する。そのため、顧客はICカードへの切り替えが即時に実行可能であることなどを知ることが可能であり、顧客にICカードへの切り替えを促すことができる。
また、ICカードへの切り替えを促す情報は、表示画面1100に示すように、ICカードに変更することで得られるメリットを示す情報を含んでよい。一例として、ICカードへの切り替えを促す情報は、ICカードの方がMSカードよりも破損しにくいこと、セキュリティが強化されること、ポイント付与や限度額を高く設定できるなどの固有のサービスを受けられること、などの情報を含んでよい。また、ICカードへの切り替えを促す情報は、ICカードへの切り替えに手数料がかからないなどの金融機関で実施しているキャンペーンの情報を含んでもよい。
続いて、ICカード発行機102の制御部501が実行する処理について更に詳細に説明する。図15は、実施形態に係るICカード発行機102の制御部501が実行するICカードの発行処理の動作フローを例示する図である。ICカード発行機102の制御部501は、例えば、カード出入口403にMSカードが挿入されると、図15の動作フローを開始してよい。
S1501においてICカード発行機102の制御部501は、受付情報の入力を受け付ける。顧客は、例えば、取引装置101から出力された発行情報1300に含まれる受付情報をタッチパネル402より入力してよい。
S1502において制御部501は、入力された受付情報が管理サーバ103から受信したICカード発行指示電文1202の受付情報と一致する場合、挿入されたカードをカード搬送部505により回収部512へと搬送し、カードを回収する。
S1503において制御部501は、入力された受付情報を含むICカード発行指示電文1202の情報に基づいて、収納部511に格納されている未使用のICカードに、カード処理部504により顧客の情報を登録して、新たな顧客のICカードを生成する。S1504において制御部501は、生成したICカードをカード搬送部505で搬送してカード出入口403から放出し、本動作フローは終了する。
以上で述べたように、取引装置101から出力された発行情報1300に基づいて、ICカード発行機102は、顧客にICカードを発行することができる。また、受付情報の入力を求めることで、本人以外の人によるICカードの受取を抑止しつつ、ICカードを発行することができる。更には、取引装置101と管理サーバ103との間の取引処理で認証を行い特定した個人の情報が、受付情報の入力によりICカード発行機102でも利用可能になるため、顧客は申請書などに記入をしなくても、ICカードの発行を受けることができる。
以上において、実施形態を例示したが、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、上述の動作フローは例示であり、実施形態はこれに限定されるものではない。可能な場合には、動作フローは、処理の順番を変更して実行されてもよく、別に更なる処理を含んでもよく、または、一部の処理が省略されてもよい。
また、上述の実施形態は、MSカードからICカードへの切り替えだけでなく、ICカードの交換の際にも適用することができる。例えば、ICカードが所定の条件を満たす交換対象である場合にICカードの交換を促すために実施形態が適用されてよい。一例として、ICカードには暗号鍵が含まれており、セキュリティ向上のために暗号鍵は定期的に変更されている。そのため、ICカードには有効期限が設定されており、有効期限が近づいていたり、過ぎていたりするICカードは交換が必要になる。或いは、ICカードのICに記憶されているアプリケーションに更新が行われるなど、ICカードのバージョンが更新された場合、古いバージョンのICカードは交換が必要になる。このようにICカードが所定の条件を満たし、ICカードの交換が必要なる場合に、実施形態が適用されてもよい。この場合、S1409の処理では、取引装置101の制御部301は、ICカードの交換を促す表示画面を表示させてもよい。
図16は、実施形態に係るICカードの交換を促す表示画面を例示する図である。図16(a)は、有効期限が切れた場合の表示画面を例示しており、また、図16(b)は、新しいバージョンが公開された場合の表示画面を例示している。これらの表示画面を表示することで、顧客にICカードの交換を促すとともに、ICカードの即時発行が可能なことを通知することができる。
また、上述の実施形態では、MSカードの回収をICカード発行機102で実行する例を述べているが、実施形態はこれに限定されるものではなく、代りに取引装置101で実行してもよい。
なお、上述の実施形態において、例えば、S807およびS1409の処理では、取引装置101の制御部301は、表示制御部311として動作する。また、例えば、S810およびS1412の処理では、取引装置101の制御部301は、出力部312として動作する。また、例えば、S802およびS1407の処理では、取引装置101の制御部301は、通信部313として動作する。
また、上述の実施形態に係る各種プログラムは、例えば、下記の形態で取引装置101、管理サーバ103、およびICカード発行機102に提供される。
(1)記憶装置302、記憶装置502、および記憶装置602に予めインストールされている。
(2)プログラムサーバなどのサーバから提供される。
(3)可搬型記録媒体などの記憶媒体703により提供される。
以上において、いくつかの実施形態が説明される。しかしながら、実施形態は上述の実施形態に限定されるものではなく、上述の実施形態の各種変形形態および代替形態を包含するものとして理解されるべきである。例えば、各種実施形態は、その趣旨および範囲を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できることが理解されよう。また、前述した実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることにより、種々の実施形態が実施され得ることが理解されよう。更には、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してまたは置換して、或いは実施形態に示される構成要素にいくつかの構成要素を追加して種々の実施形態が実施され得ることが当業者には理解されよう。
100 ICカード発行システム
101 取引装置
102 ICカード発行機
103 管理サーバ
150 ネットワーク
201 筐体
202、402 タッチパネル
203、403 カード出入口
204 通帳出入口
205 紙幣出入口
206 硬貨出入口
207 生体認証処理部
301、501、601 制御部
302、502、602 記憶装置
304 レシート処理部
305 通帳処理部
306 紙幣処理部
307 硬貨処理部
308 ジャーナル処理部
311 表示制御部
312 出力部
313、511、611 通信部
700 コンピュータ
701 プロセッサ
702 メモリ
703 記憶媒体
704 通信インタフェース
705 入出力インタフェース
750 バス

Claims (6)

  1. 磁気ストライプカードの挿入を検出すると、表示画面にICカードへの切り替えを促す情報を表示させる表示制御部と、
    前記ICカードへの切り替え指示の入力を受け付けると、管理サーバに前記ICカードの発行依頼を送信し、前記管理サーバからの応答に基づいて、前記磁気ストライプカードから切り替えて用いられる前記ICカードの発行処理を、ICカード発行機において識別するための受付情報を出力する出力部と、
    を含む、取引装置。
  2. 前記ICカードへの切り替えを促す情報は、前記ICカードの即時発行が可能なこと、前記ICカードへの切り替えに手数料がかからないこと、および前記ICカードへの切り替えによるメリットのうちの少なくとも1つの情報を含む、請求項1に記載の取引装置。
  3. 前記表示制御部は、更に、所定の条件を満たす交換対象のICカードの挿入を検出した場合、前記表示画面に前記ICカードの交換を促す情報を表示させる、請求項1または請求項2に記載の取引装置。
  4. 前記管理サーバからの応答は、複数のICカード発行機のうちで、前記ICカードの発行処理を実行するICカード発行機を識別する装置識別情報を含み、
    前記出力部は、前記装置識別情報に基づいて、顧客を前記装置識別情報で識別されるICカード発行機の設置場所へと案内する案内情報を更に出力する、
    ことを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の取引装置。
  5. 磁気ストライプカードの挿入を検出すると、表示画面にICカードへの切り替えを促す情報を表示させ、
    前記ICカードへの切り替え指示の入力を受け付けると、管理サーバに前記ICカードの発行依頼を送信し、前記管理サーバからの応答に基づいて、前記磁気ストライプカードから切り替えて用いられる前記ICカードの発行処理を、ICカード発行機において識別するための受付情報を出力する、
    ことを含む、コンピュータが実行するカード切り替え制御方法。
  6. 磁気ストライプカードの挿入を検出すると、表示画面にICカードへの切り替えを促す情報を表示させ、
    前記ICカードへの切り替え指示の入力を受け付けると、管理サーバに前記ICカードの発行依頼を送信し、前記管理サーバからの応答に基づいて、前記磁気ストライプカードから切り替えて用いられる前記ICカードの発行処理を、ICカード発行機において識別するための受付情報を出力する、
    処理をコンピュータに実行させるカード切り替え制御プログラム。
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