JP6326848B2 - 通学定期券発行システム、および登録データ管理サーバ - Google Patents

通学定期券発行システム、および登録データ管理サーバ Download PDF

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Description

この発明は、学生に対して通学定期券を発行する技術に関する。
従来、鉄道会社は、学生に対して通学定期券を販売している。通学定期券は、通勤定期券よりも格安であることから、購入時に通学を証明する通学証明書の提出を義務づけている。学生は、通学証明書の発行を学校側に申請し、発行された通学証明書を通学定期券販売窓口で係員に提出していた。特に、鉄道会社が継続定期券を発行しない年度初めの4月は、窓口で通学定期券を購入する学生が多く、通学定期券を販売する窓口が混雑する。このため、通学定期券を販売する係員の負担が大きかった。
また、通学定期券を販売する窓口の混雑を緩和する目的で、通学証明書にかかる証明書データを事前に鉄道会社のサーバに登録することによって、証明書データがサーバに登録された学生であれば、通学証明書を提示することなく、券売機で通学定期券を購入できるようにしたシステムもある(特許文献1参照)。
特開2010−97268号公報
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、通学証明にかかる証明書データがサーバに登録されたことを、通学定期券を購入する学生に通知する構成ではなかった。学生が通学証明書の発行を学校側に申請してから、その学生にかかる証明書データが鉄道会社のサーバに登録されるまでに、ある程度の時間を要する。このため、証明書データがサーバに登録されていない学生(通学証明書の発行を学校側に申請した学生)が、券売機で通学定期券の購入にかかる操作を行うことがあった。この場合、学生は、通学定期券を購入できないので、通学定期券の購入にかかる操作を無駄に行ったことになる。すなわち、特許文献1に記載された発明は、通学定期券の購入にかかる操作を学生に無駄に行わせることがあり、通学定期券を購入する学生に対するサービスがよくなかった。
この発明の目的は、学定期券を販売する係員負担を低減するだけでなく、学定期券を購入する学生対するサービスの向上を図った技術を提供することにある。
この発明は、上述の目的を達するために、以下のように構成している。
券売機と、登録データ管理サーバと、はデータ通信可能に接続されている。
通学定期券の購入にかかる通学証明の発行を学校に申請した対象者について、学校から送信されてきた通学証明に基づく通学定期券の購入にかかる登録データの登録要求を受信部で受信すると、この登録データを登録データ記憶部に記憶する。また、読取コード生成部は、登録データ記憶部に記憶する登録データにかかる光学的読取コード(例えば、一次元バーコードや二次元バーコード)を生成する。そして、通知部が、読取コード生成部が生成した光学的読取コードを対象者に通知する。
したがって、対象者は、この通知を受け取ることで、自身にかかる登録データが登録データ記憶部に記憶されたことを認識する。この通知は、電子メールや郵送等で行えばよい。
券売機は、登録データ読取部において、光学的読取コードを読み取ると、処理部が読み取ったコードを含む認証要求を登録データ管理サーバに送信し、この登録データ管理サーバからの応答に応じて通学定期券の発行処理を行う。
このため、対象者が、自身にかかる登録データ(学校から提供された通学証明に基づく通学定期券の購入にかかる登録データ)が登録データ記憶部に記憶されていないときに、券売機で通学定期券を購入するための操作を行うのを防止できる。具体的には、自身にかかる登録データがサーバに登録されたことを、通学定期券を購入する学生に通知することができるので、自身にかかる登録データが登録データ管理サーバに登録されていない学生(通学証明書の発行を学校側に申請したが、未だ登録されていない学生)が、券売機で通学定期券の購入にかかる操作を行うのを防止できる。したがって、通学定期券を購入する対象者に対するサービスの向上が図れる。また、自身にかかる登録データが登録データ管理サーバに登録されていない学生が、券売機で通学定期券の購入にかかる操作を行わなくなるので、券売機が利用者で混雑するのを抑えられる。
この発明によれば、通学定期券を販売する係員の負担を低減するだけでなく、通学定期券を購入する学生に対するサービスの向上が図れる。
通学定期券発行システムを示す図である。 登録データ管理サーバの主要部の構成を示すブロック図である。 通学証明に基づく登録データを示す図である。 券売機の概観を示す図である。 券売機の主要部の構成を示すブロック図である。 登録処理を示すフローチャートである。 券売機における通学定期券の発行処理を示すフローチャートである。 登録データ管理サーバにおける通学定期券の発行認証処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施形態である通学定期券発行システムについて説明する。
図1は、この例にかかる通学定期券発行システムを示す図である。この通学定期券発行システムは、登録データ管理サーバ1と、券売機2と、を備えている。登録データ管理サーバ1は、鉄道会社に設置されている。券売機2は、駅の改札口周辺に設置されている。登録データ管理サーバ1と、券売機2とは、ネットワーク3を介してデータ通信可能に接続されている。図1では、ある駅に設置されている1台の券売機2を図示しているが、各駅に設置されている券売機2がネットワーク3を介して登録データ管理サーバ1に接続されている。また、各駅に設置されている券売機2の台数は、1台であってもよいし、複数台であってもよい。また、各駅に設置されている駅サーバ等の他の装置を介して、登録データ管理サーバ1と、券売機2と、が接続される構成であってもよい。
登録データ管理サーバ1は、通学定期券の発行を許可する対象者(学生)毎に、学校側で発行された通学証明に基づく登録データを記憶する。券売機2は、通学定期券を発行する機能を有する。
この通学定期券発行システムは、
(1)学生が、通学定期券の購入に必要な通学証明の発行を学校に申請する。
(2)学校が、学生からの発行申請に応じて、鉄道会社に通学証明に基づく登録データの登録要求を行う。
(3)鉄道会社が、学校からの登録要求に応じて、登録データを登録データ管理サーバ1に登録する。
(4)鉄道会社が、登録データの登録完了を学生に通知する。
(5)学生が、券売機2で通学定期券を購入する。
という流れで使用される。
図2は、登録データ管理サーバの主要部の構成を示すブロック図である。登録データ管理サーバ1は、制御部11と、入力部12と、登録データ記憶部13と、通信部14と、を備える。
制御部11は、登録データ管理サーバ1本体各部の動作を制御する。また、制御部11は、この発明で言う読取コード生成部や、登録データ更新部にかかる処理を行う。すなわち、この例では、制御部11が、この発明で言う読取コード生成部や、登録データ更新部に相当する構成を有する。
入力部12は、通学証明にかかるデータの入力を受け付ける。入力部12は、キーボードやマウス等の入力デバイスを有する構成であってもよいし、CD、USBメモリ、SDカード等のメディアに記録されているデータを読み取る構成であってもよい。また、後述する通信部14で代用してもよい。
図3は、通学証明に基づく登録データを示す図である。登録データには、図3に示すように、識別コード、パスワード、登録年月日、有効期限、発駅、着駅、経由駅、月数、氏名、年齢(生年月日)、性別、学校名、学年、住所、電話番号、メールアドレス、通知方式(メール/郵送)、および、二次元バーコード(2DBC)データが含まれている。識別コードは、学生を識別するコードである。パスワードは、なりすましによる通学定期券の不正購入を防止するためのものである。登録年月日は、この登録データを登録データ管理サーバ1に登録した(登録データ記憶部13に記憶した)年月日である。有効期限は、この登録データの有効期限を示す。発駅は、発行する通学定期券による通学区間の一方の駅であり、着駅は通学区間の他方の駅である。通学区間は、自宅最寄駅と、学校最寄駅とである。経由駅は、通学区間において経由する駅である。月数は、発行する通学定期券の有効期間である。氏名、年齢、性別、学校名、学年、住所、電話番号、およびメールアドレスは、学生の個人情報である。通知方式(メール/郵送)は、登録完了の通知を電子メール、または郵送のどちらで行うかを定めた情報である。2DBCデータは、この登録データにかかる2DBCの画像データである。2DBCは、登録データとの対応付けが取れる情報(例えば、識別コード)を含んでいればよく、上述の登録データに含まれている全ての項目を含んでいる必要はない。
なお、登録データには、入力された通学証明にかかるデータと、登録時に作成したデータとが含まれている。
登録データ記憶部13は、図3に示した登録データを記憶する。通信部14は、ネットワーク3を介した券売機2とのデータ通信を行う。また、対象者である、学生に対して電子メールを送信する機能も有する。
図4は、券売機の概観を示す図であり、図5は、券売機の主要部の構成を示すブロック図である。券売機2は、制御部21と、表示部22と、操作部23と、乗車券発行部24と、硬貨処理部25と、紙幣処理部26と、2DBC読取部27と、通信部28と、を備えている。この券売機2は、乗車券を発行(販売)する。乗車券には、キップ、通学定期券、通勤定期券、ICカード等がある。また、券売機2は、ICカードに対するチャージ(入金)も行える。
制御部21は、券売機2本体各部の動作を制御する。表示部22は、図5に示すように、本体正面に設けた表示器22aを有し、この表示器22aにおける画面表示を制御する。操作部23は、表示器22aの画面上に貼付したタッチパネル23aや、テンキー等を有するキー操作部等の入力デバイスを有する。操作部23は、入力デバイスにおける利用者の入力操作を検出し、これを制御部21に通知する。
乗車券発行部24は、キップの発行、通学定期券の発行、通勤定期券の発行、ICカードの発行、ICカードに対するチャージ(入金)等を処理する。券売機2は、発券口24a、およびカード挿入/放出口24bを本体正面に設けている。乗車券発行部24は、利用者に対して発行するキップを発券口24aに放出する。乗車券発行部24は、利用者に対して発行する定期券やICカードをカード挿入/放出口24bに放出する。また、乗車券発行部24は、カード挿入/放出口24bに挿入されたクレジットカードやICカードを取り込み、このカードに記録されているカードデータの読み取りや、このカードに対するカードデータの書き込み(カードデータの更新)等を行い、その後、利用者に返却するために、カード挿入/放出口24bに放出する。乗車券発行部24が、この発明で言う処理部、媒体受付部に相当する構成を有する。
硬貨処理部25は、乗車券の発券等にかかる取引金額の精算に用いる硬貨を受け付けるとともに、利用者に対して釣銭硬貨の放出を行う。券売機2は、投入硬貨受皿25a、および釣銭硬貨受皿25bを本体正面に設けている。硬貨処理部25は、利用者が投入した投入紙幣や、利用者に対して釣銭として放出する釣銭硬貨について、金種や真偽を識別する硬貨識別部(不図示)を有している。投入硬貨受皿25aは、底面に硬貨処理部25の投入口に連通するスリットを形成している。利用者が投入硬貨受皿25aに入れた硬貨は、このスリットを通って、硬貨処理部25に投入される。硬貨処理部25の釣銭放出口(不図示)は、釣銭硬貨受皿25bの上方に位置している。この釣銭放出口から放出された硬貨(釣銭硬貨や、金種等が識別できなかった投入硬貨)は、釣銭硬貨受皿25bに溜まる。
紙幣処理部26は、乗車券の発券等にかかる取引金額の精算に用いる紙幣を受け付けるとともに、利用者に対して釣銭紙幣の放出を行う。券売機2は、紙幣挿入口26a、および紙幣放出口26bを本体正面に設けている。紙幣処理部26は、紙幣挿入口26aにおいて利用者が挿入した投入紙幣や、紙幣放出口26bにおいて利用者に対して放出する釣銭紙幣について、金種や真偽を識別する紙幣識別部(不図示)を有している。また、本体内部には、紙幣を金種別に分けて収納する紙幣スタッカ(不図示)が設けられている。紙幣処理部26は、紙幣挿入口26aに挿入された紙幣を紙幣搬送路に沿って搬送し、該当する金種の紙幣スタッカに収納する。また、紙幣処理部26は、この紙幣スタッカから、利用者に対して放出する釣銭紙幣を繰り出し、紙幣搬送路に沿って搬送し、紙幣放出口26bに放出する。
2DBC読取部27は、本体正面に設けた読取センサ27aに翳された2DBCを光学的に読み取る。通信部28は、ネットワーク3を介した登録データ管理サーバ1とのデータ通信を行う。2DBC読取部27が、この発明で言う登録データ読取部に相当する。
次に、この通学定期券発行システムの動作について説明する。
まず、学生が、通学定期券の購入に必要な通学証明の発行を学校側に申請する。このとき、学生は、学校側で用意されている所定の申し込み用紙に必要事項を記入する。学生は、通学定期券の発駅、着駅、経由駅、月数、氏名、年齢(生年月日)、性別、学校名、学年、住所、電話番号、メールアドレス、および通知方式(メール/郵送)を、必要事項として記入する。このとき、学校は、自校の生徒でない人からの申請を受け付けないことは言うまでもない。
学校は、学生からの通学証明の発行申請を集計し、鉄道会社に通学証明に基づく登録データの登録要求を行う。このとき、学校は、学生が必要事項を記入した申し込み用紙を通学証明書として鉄道会社に渡してもよいし、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置を利用して、学生からの通学証明の発行申請に基づいて作成した通学証明データを鉄道会社に渡してもよい。通学証明データを鉄道会社に渡す場合には、ネットワーク3を利用した通信で登録データの登録要求を行ってもよい。
鉄道会社は、学校からの登録要求に応じて、登録データを登録データ管理サーバ1に登録する。登録データ管理サーバ1における登録データの登録処理について説明する。図6は、この登録処理を示すフローチャートである。図6は、1人の学生に対する登録処理を示しており、登録データ管理サーバ1は、学校側から登録データの登録要求があった学生毎に、この登録処理を行う。
登録データ管理サーバ1は、入力部12において、通学証明データの入力を受け付ける(s1)。この通学証明データは、通学定期券の発駅、着駅、経由駅、月数、氏名、年齢(生年月日)、性別、学校名、学年、住所、電話番号、メールアドレス、および通知方式(メール/郵送)であり、学生が記入したものである。学校側から学生が必要事項を記入した申し込み用紙が通学証明書として渡されている場合には、オペレータがキーボード等を操作して入力する。
登録データ管理サーバ1は、s1で入力された通学証明データに基づいて、登録データを生成する(s2)。s2では、図3に示した登録データを生成する。具体的には、識別コードを付与するとともに、パスワードを設定する。また、処理当日を登録年月日にするとともに、この登録年月日を基準にした有効期限(例えば1ヶ月)を設定する。さらに、この登録データにかかる2DBCを生成する。2DBCは、登録データとの対応付けが取れる情報(例えば、識別コード)を含んでいる。2DBCは、セキュリティを向上させる場合、元データ(識別コード等)を暗号化したコードで生成するのが好ましい。
登録データ管理サーバ1は、s2で生成した登録データを登録データ記憶部13に記憶する(s3)。登録データ管理サーバ1は、登録データを登録データ記憶部13に記憶した学生に対して、登録完了を通知する(s4)。s4では、通知方式が電子メールである学生については、指定されているメールアドレスをあて先とする電子メールで登録完了を通知する。また、通知方式が郵送である学生については、指定されている住所をあて先とした郵便物(圧着はがき等)の印刷データを生成する。この登録完了通知では、少なくとも2DBCの画像を学生に通知する。
なお、この完了通知において、登録データにかかる全ての項目を学生に通知し、登録内容に誤りがないかを確認させるようにしてもよい。
学生は、登録データ管理サーバ1からの登録完了通知によって、通学定期券の購入が可能になったことを認識する。いいかえれば、学生は、登録データ管理サーバ1から登録完了通知が届くまで、通学定期券が購入できない状態であることを認識している。
次に、学生が、券売機2で通学定期券を購入するときの動作について説明する。上述したように、券売機2は、通学定期券の発行だけでなく、キップの発行、通勤定期券の発行、ICカードの発行、ICカードに対するチャージ(入金)も処理することができるが、キップの発行、通勤定期券の発行、ICカードの発行、ICカードに対するチャージ(入金)等にかかる処理については、公知の券売機と同様であるので、ここでは説明を省略する。
図7は、券売機における通学定期券の発行処理を示すフローチャートである。図8は、登録データ管理サーバにおける通学定期券の発行認証処理を示すフローチャートである。
券売機2は、操作部23において、通学定期券の購入操作が行われると、図7に示す処理を開始する。
券売機2は、2DBC読取部27において、通学定期券を購入する学生が読取センサ27aに翳した2DBCの読み取りが行われるのを待つ(s11)。このとき、表示部22が、通学定期券を購入する学生に対して、2DBCを読取センサ27aに翳すことを案内する案内画面を表示器22aに表示する。上述したように、登録データが登録データ管理サーバ1に登録された学生には、その登録データにかかる2DBCが通知されている。また、券売機2は、適正な2DBCを所持していない人に対して、通学定期券を発行しない。
券売機2は、2DBC読取部27において、通学定期券を購入する学生が読取センサ27aに翳した2DBCを読み取ると、通信部28において、登録データ管理サーバ1に通学定期券の発行可否の認証要求を送信し(s12)、登録データ管理サーバ1からの認証結果を待つ(s13)。s12では、2DBC読取部27が2DBCから読み取ったコードを含む認証要求を送信する。
登録データ管理サーバ1は、通信部14において、券売機2からの認証要求があると、登録データ記憶部13に記憶している登録データを検索し、通学定期券を購入する学生が読取センサ27aに翳した2DBCが適正であるかどうかを判定する認証処理を行う(s31、s32)。s32では、券売機2から送信されてきた認証要求に含まれているコード(通学定期券を購入する学生が読取センサ27aに翳した2DBCから読み取ったコード)から対応する学生の識別番号を抽出し、該当する登録データの有無や、通学定期券の発行状態(未発行、または既発行)を確認し2DBCが適正であるかどうかを判定する。登録データ管理サーバ1は、登録データが登録データ記憶部13に記憶されており、且つ、その状態が未発行であれば、2DBCが適正であると判定し、その他の場合に不適正であると判定する。
登録データ管理サーバ1は、s32の判定結果に基づく認証結果を券売機2に送信する(s33)。登録データ管理サーバ1は、2DBCが適正であると判定した場合、通学定期券の発行を許可する認証結果を券売機2に送信する。一方、2DBCが不適正であると判定した場合、通学定期券の発行を禁止する認証結果を券売機2に送信する。また、登録データ管理サーバ1は、通学定期券の発行を許可する認証結果を券売機2に送信するとき、該当する登録データも含めて券売機2に送信する。
券売機2は、登録データ管理サーバ1からの認証結果が通学定期券の発行禁止であれば、表示部22が通学定期券を発行することができない旨を表示器22aに表示する発行中止処理を行って(s15)、本処理を終了する。また、このとき、表示器22aに通学定期券が発行できない理由(登録データが登録データ記憶部13に記憶されていない、または、通学定期券が既発行である。)もあわせて表示してもよい。
券売機2は、登録データ管理サーバ1からの認証結果が通学定期券の発行許可であれば、発行する通学定期券にかかる情報を表示器22aに表示する(s16)。s16では、発行許可とともに送信されてきた登録データに含まれている、発駅、着駅、経由駅、月数、氏名、年齢(生年月日)、性別等である。
学生は、これらの情報に間違いがないかを確認する。学生は、間違いが無ければ表示器22aに表示されている確認ボタンを押下し、間違いあれば表示器22aに表示されている中止ボタンを押下する。
券売機2は、中止ボタンが押下されると(s17)、本処理を終了する。この場合、学生は、登録データが間違っていることを駅係員等に問い合わせることになる。
券売機2は、確認ボタンが押下されると(s18)、通学定期券の使用開始日の入力を受け付ける(s19)。s19では、表示部22が、通学定期券を購入する学生に対して、通学定期券の開始日の入力を促す案内画面を表示器22aに表示する。
券売機2は、操作部23において、学生による通学定期券の開始日の入力を受け付けると、通学定期券とする媒体の種別の選択入力を受け付ける(s20)。s20では、表示部22が、通学定期券を購入する学生に対して、通学定期券とする媒体の種別の選択入力を促す案内画面を表示器22aに表示する。s20では、磁気券、新規購入ICカード、または、既所有ICカードのいずれかを選択する。
券売機2は、s20で選択された媒体の種別が既所有のICカードであれば、学生がカード挿入/放出口24bに挿入したICカードを受け付ける(s21、s22)。券売機2は、s20で選択された媒体の種別が既所有のICカードでなければ(新規ICカード、または磁気券であれば)、s22にかかる処理を行わない。
券売機2は、表示部22が通学定期券の発行にかかる金額を表示器22aに表示し(s23)、硬貨処理部25、および紙幣処理部26において貨幣(硬貨や紙幣)の投入を受け付ける(s24)。券売機2は、s23で表示器22aに表示した通学定期券の発行にかかる金額以上の貨幣が投入されると、通学定期券を発行する(s25)。s25では、通学定期券をs20で選択された種類の媒体で発行する。通学定期券は、カード挿入/放出口24bに放出される。また、券売機2は、硬貨処理部25、および紙幣処理部26が必要に応じて、つり銭の放出を行う。
券売機2は、通学定期券の発行が完了すると、登録データ管理サーバ1に発行完了を通知し(s26)、本処理を終了する。この発行完了通知には、今回通学定期券を発行した学生を識別する識別コードが含まれている。
登録データ管理サーバ1は、通信部14において、券売機2からの発行完了通知を受信すると、登録データ記憶部13に記憶している該当する学生の登録データに発行済みを登録する(s34、s35)。
このように、この例にかかる通学定期券発行システムでは、券売機2で通学定期券が発行できるので、通学定期券を発行にかかる人手を低減できる。また、通学定期券を購入する学生は、券売機2で通学定期券が購入できる状況になったことを登録完了通知によって認識できるので、券売機2で通学定期券の購入にかかる操作を無駄に行うことがない。したがって、通学定期券を購入する学生に対するサービスの向上が図れる。
また、券売機2で通学定期券が購入できる状況でない学生(登録データ管理サーバ1に登録データが登録されていない学生)が、券売機2で通学定期券の購入にかかる操作を行わなくなるので、券売機2が利用者で混雑するのを抑えられる。
また、登録データ管理サーバ1側で通学定期券の発行にかかる認証を行うので、通学定期券の重複発行を防止することができる。
また、券売機2は、s12の処理を行う前に、登録完了通知において通知したパスワードを入力させ、このパスワードも含む認証要求を登録データ管理サーバ1に送信する構成としてもよい。この場合、登録データ管理サーバ1は、入力されたパスワードが適正であるかどうかも含めて、通学定期券の発行可否を判定する。これにより、なりすましに対するセキュリティの向上も図れる。
また、通学定期券を購入する学生が、通学定期券の媒体の種別を選択できる。
1−登録データ管理サーバ
2−券売機
3−ネットワーク
11−制御部
12−入力部
13−登録データ記憶部
14−通信部
21−制御部
22−表示部
23−操作部
25−硬貨処理部
26−紙幣処理部
27−2DBC読取部
27−読取部
27a−読取センサ
28−通信部

Claims (6)

  1. 券売機と、登録データ管理サーバと、がデータ通信可能に接続され、
    前記登録データ管理サーバは、
    通学定期券の購入にかかる通学証明の発行を学校に申請した対象者について、学校から送信されてきた通学証明に基づく通学定期券の購入にかかる登録データの登録要求を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した前記登録要求にかかる前記登録データを記憶する登録データ記憶部と、
    前記登録データ記憶部に記憶する前記登録データにかかる光学的読取コードを生成する読取コード生成部と、
    前記読取コード生成部が生成した前記光学的読取コードを対象者に通知する通知部と、を備え、
    前記券売機は、
    前記光学的読取コードを読み取る登録データ読取部と、
    前記登録データ読取部が前記光学的読取コードから読み取ったコードを含む認証要求を前記登録データ管理サーバに送信し、この登録データ管理サーバからの応答に応じて前記通学定期券の発行処理を行う処理部と、を備えている、
    通学定期券発行システム。
  2. 前記登録データ管理サーバは、
    前記券売機からの前記認証要求に応じて、前記登録データ記憶部に記憶している登録データを検索し、前記通学定期券の発行可否を認証する認証部を備えている、
    請求項1に記載の通学定期券発行システム。
  3. 前記券売機は、
    無線通信機能を有する非接触媒体を受け付ける媒体受付部を備え、
    前記処理部は、登録データ管理サーバからの応答に応じて発行する前記通学定期券にかかる定期券データを、前記媒体受付部が受け付けた非接触媒体に記録する、請求項1、または2に記載の通学定期券発行システム。
  4. 前記通知部は、前記読取コード生成部が生成した前記光学的読取コードを、該当する対象者に対応付けられている電子メールアドレスをあて先とした電子メールで送信する、請求項1〜3のいずれかに記載の通学定期券発行システム。
  5. 前記登録データ管理サーバは、
    前記券売機の前記処理部における前記通学定期券の発行にかかる処理結果に応じて、前記登録データ記憶部に記憶している登録データを更新する登録データ更新部を備える、
    請求項1〜4のいずれかに記載の通学定期券発行システム。
  6. 通学定期券の購入にかかる通学証明の発行を学校に申請した対象者について、学校から送信されてきた通学証明に基づく通学定期券の購入にかかる登録データの登録要求を受信する受信部と、
    前記受信部で受信した前記登録要求にかかる前記登録データを記憶する登録データ記憶部と、
    前記登録データ記憶部に記憶する前記登録データにかかる光学的読取コードを生成する読取コード生成部と、
    前記読取コード生成部が生成した前記光学的読取コードを対象者に通知する通知部と、
    データ通信可能に接続された券売機から、前記光学的読取コードから読み取ったコードを含む認証要求を受信したとき、この認証要求に応じて前記登録データ記憶部に記憶している登録データを検索し、前記通学定期券の発行可否を認証する認証部と、を備えている登録データ管理サーバ。
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