JP2010097268A - 割引定期券発売システムおよび割引定期券発売方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】たとえば、通学定期券の発売において、自動定期券発売機の利用を促進し、特に学校の新学期に対する駅窓口業務の繁忙を抑制し、駅係員の負担が著しく軽減できる割引定期券発売システムおよび割引定期券発売方法を提供する。
【解決手段】利用者(学生)からの通学証明書発行要求に基づき、学校に設置されインタネット回線11に接続されたパソコン16を用いて、当該通学証明書に相当する証明書データを、鉄道事業者の本社に設置されインタネット回線11に接続された証明書管理サーバ13に登録しておき、証明書管理サーバ13に通信回線14を介して接続された自動定期券発売機15での通学定期券の発売時、利用者から取得したカードID番号に基づき該当する証明書データを証明書管理サーバ13から検索し、検索した証明書データに基づいた通学定期券を発行する。
【選択図】 図1
【解決手段】利用者(学生)からの通学証明書発行要求に基づき、学校に設置されインタネット回線11に接続されたパソコン16を用いて、当該通学証明書に相当する証明書データを、鉄道事業者の本社に設置されインタネット回線11に接続された証明書管理サーバ13に登録しておき、証明書管理サーバ13に通信回線14を介して接続された自動定期券発売機15での通学定期券の発売時、利用者から取得したカードID番号に基づき該当する証明書データを証明書管理サーバ13から検索し、検索した証明書データに基づいた通学定期券を発行する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、たとえば、学生を対象として発売が許可される割引定期券としての通学定期券や身体障害者を対象として発売が許可される割引定期券を発売する割引定期券発売システムおよび割引定期券発売方法に関する。
一般に、たとえば、学生を対象とした通学定期券の発売時には、通学定期券を購入するための利用条件等が記載された通学証明書の提出が必要であり、提出された通学証明書は駅係員の目視による確認のうえ回収を行なっている(たとえば、特許文献1参照)。
このため、新規の定期券については原則として自動定期券発売機では発売せず、係員操作により定期券発行機で発行するようになっている。また、継続定期券に限っては、年度をまたがない期間であれば、通学証明書の確認を省略して自動定期券発売機でも発売している。
さらに、新規の定期券についても、自動定期券発売機の係員操作部に設けたスイッチの設定により、通学定期券の新規発売を許可するモードに切換えられる機能を設けているものがあり、この場合、許可している間は駅係員が立ち会って、通学証明書を目視確認する運用を取っている。
特開2005−234870号公報
通学定期券は通学証明書の確認が必要であることから、年度初めには自動定期券発売機で購入できないため、定期券発行機の設置された駅窓口で購入することになり、駅窓口が混雑して購入者が列をなす場合がある。
また、必ずしも定期券発行機は全駅に設置されてはおらず、購入者が最寄駅では購入できず他駅まで出向かなければいけない場合がある。また、その際、購入者が他駅に移動するための運賃を事業者側が負担する制度をとっている例があるが、事実の確認や金銭のやり取りが事業者に煩雑であり、購入者には分かりにくい。
また、上記のような問題からできるだけ自動定期券発売機で発売を取扱うために、一般に自動定期券発売機では、年度をまたがなければ通学定期券の継続発売を許可している。その場合、通学証明書が確認されないので、たとえば、年度途中で退学した場合でも通学での継続発売ができてしまうとう問題がある。
前述したように、駅係員が自動定期券発売機に立ち会って通学定期の新規発売を扱う事例では、年度初めのピーク時は駅係員が付きっきりとなってしまい、駅係員の負担になるとともに、購入者によっては個人情報の入力時に駅係員がそばで見ていることに不快感を持つ場合がある。
そこで、本発明は、たとえば、通学定期券の発売において、自動定期券発売機の利用を促進し、特に学校の新学期に対する駅窓口業務の繁忙を抑制し、駅係員の負担が著しく軽減できる割引定期券発売システムおよび割引定期券発売方法を提供することを目的とする。
本発明の割引定期券発売システムは、利用者からの割引定期券を購入するための利用条件等が記載された証明書の発行要求に基づき、当該証明書の記載事項に相当するデータ項目および前記利用者固有の識別情報からなる証明書データを記憶手段に登録する証明書データ登録手段と、割引定期券の発売時、利用者から固有の識別情報を取得する識別情報取得手段と、この識別情報取得手段により取得された識別情報に基づき該当する識別情報を有する証明書データを前記記憶手段から検索する証明書データ検索手段と、この証明書データ検索手段により検索された証明書データの内容に基づいた割引定期券を発行する定期券発行手段とを具備している。
また、本発明の割引定期券発売方法は、利用者からの割引定期券を購入するための利用条件等が記載された証明書の発行要求に基づき、当該証明書の記載事項に相当するデータ項目および前記利用者固有の識別情報からなる証明書データを記憶手段に登録する第1のステップと、割引定期券の発売時、利用者から固有の識別情報を取得する第2のステップと、この第2のステップにより取得された識別情報に基づき該当する識別情報を有する証明書データを前記記憶手段から検索する第3のステップと、この第3のステップにより検索された証明書データの内容に基づいた割引定期券を発行する第4のステップとを具備している。
本発明によれば、たとえば、通学定期券の発売において、自動定期券発売機の利用を促進し、特に学校の新学期に対する駅窓口業務の繁忙を抑制し、駅係員の負担が著しく軽減できる割引定期券発売システムおよび割引定期券発売方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る割引定期券発売システムの構成を模式的に示すものである。図1において、交通機関の特定部位(たとえば、鉄道事業者の本社)には、インタネット回線11に接続され、自社の社外向けホームペイジを運用するホストサーバ12および通学証明書データを管理する記憶手段としての証明書管理サーバ13が設置されていて、これらは互いに通信可能に接続されている。ホストサーバ12および証明書管理サーバ13には、通信回線(たとえば、社内LAN)14を介して、各駅に設置された自動定期券発売機15が接続されている。
図1は、本発明の実施の形態に係る割引定期券発売システムの構成を模式的に示すものである。図1において、交通機関の特定部位(たとえば、鉄道事業者の本社)には、インタネット回線11に接続され、自社の社外向けホームペイジを運用するホストサーバ12および通学証明書データを管理する記憶手段としての証明書管理サーバ13が設置されていて、これらは互いに通信可能に接続されている。ホストサーバ12および証明書管理サーバ13には、通信回線(たとえば、社内LAN)14を介して、各駅に設置された自動定期券発売機15が接続されている。
一方、証明書発行者側(たとえば、学校)には、インタネット回線11に接続された端末装置としてのパーソナルコンピュータ(以降、パソコンと略称する)16が設置されていて、このパソコン16を用いて鉄道事業者のホームペイジにアクセスすることで、証明書データを証明書管理サーバ13に登録するようになっている。
自動定期券発売機15は、鉄道事業者の各駅にそれぞれ設置されていて、各種券の購入を希望する利用者が操作するもので、たとえば、普通券、回数券、磁気式あるいはICカード式のSFカード、磁気式あるいはICカード式の定期券などを販売する利用者操作型の券売機である。
自動定期券発売機15は、たとえば、図2に示すように、利用者が操作する接客部21、ICカード式の通常定期券、割引定期券(通学定期券や身障者定期券など)およびSFカードを発行したり、既に発行されているICカード式の定期券やSFカードを受入れてデータ書換処理などを行なうICカード部22、各種磁気券(普通券、回数券、SFカード、定期券など)を発行する磁気発券部23、紙幣を受入れたり釣銭紙幣を放出したりする紙幣部24、硬貨を受入れたり釣銭硬貨を放出したりする硬貨部25、受入れたり紙幣や硬貨を収納する金庫部26、各種データを記憶する記憶部27、係員が操作する係員操作部28、各種データをプリントアウトするジャーナルプリンタ29、これらを制御するとともに外部装置との間で通信を行なう制御部30、および、これらに対し電源を供給する電源部31を有して構成される。
次に、このように構成された割引定期券発売システムによる割引定期券発売処理について説明する。
まず、鉄道事業者から通学割引の適用される沿線の各学校に対し、システム利用の意思を確認する。システムを利用することに同意した学校に対し、学校責任者印等により、正当性が確認できる書面の提出を求める。その受領後に学校ごとに固有の識別情報(以降、学校IDと称す)およびパスワードを付与し、郵送で学校に通知する。
学校では、学生から通学証明書発行の申請を受けると、既に通学定期券として使用するICカードを所持している学生に対しては、パソコン16を用いて鉄道事業者のホームペイジから証明書データを証明書管理サーバ13に登録する。証明書データの登録の際には、鉄道事業者から付与された学校IDとパスワードにより正当性をチェックする。
すなわち、パソコン16を用いて鉄道事業者のホームペイジをアクセスし、まず、学校IDとパスワードを入力することで、ホストサーバ12において正当性がチェックされる。正当性が認められると、パソコン16から証明書データを入力することで、入力された証明書データはホストサーバ12を介して証明書管理サーバ13に送信され、証明書管理サーバ13に保存(登録)される。
上記証明書データは、当該通学証明書の記載事項に相当するデータ項目および利用者固有の識別情報からなる。具体的には、たとえば、図3にそのフォーマット例を示すように、利用者固有の識別情報としてのカードID番号、通学証明書に記載されるべき内容、すなわち、証明書発行日、証明書有効期限、学校名、証明書番号、氏名、年齢、性別、住所、電話番号、部科、学年、通学区間(発駅、着駅、経由駅)、有効期間、有効開始日から構成されている。
証明書データの登録が正常に終了した場合、その証明として学校が保管するために、登録内容を「通学証明受領記録」のような書面として印刷できるように、ホストサーバ12はその印刷データをパソコン16へ送信する。これを受信したパソコン16は、接続された図示しないプリンタにより上記書面を印刷出力する。印刷フォーマットの一例を図4に示す。
なお、証明書データの登録については、以下のような方法も考えられる。
まず、学生が利用する鉄道事業者の駅に設置された自動定期券発売機15で、既に所持している通学定期券として使用するICカードの内容を読ませた上で、証明書番号と証明書有効期限を除く証明書データの各データ項目を入力する。この入力の際には、ICカードが既に持っているデータ項目(氏名、通学区間等)は参照して利用し、入力を簡略化することもできる。
まず、学生が利用する鉄道事業者の駅に設置された自動定期券発売機15で、既に所持している通学定期券として使用するICカードの内容を読ませた上で、証明書番号と証明書有効期限を除く証明書データの各データ項目を入力する。この入力の際には、ICカードが既に持っているデータ項目(氏名、通学区間等)は参照して利用し、入力を簡略化することもできる。
入力された証明書データの一部は、ICカードから読取ったカードID番号とともに、自動定期券発売機15から証明書管理サーバ13へ送信され、そこに保存(登録)される。この場合、受入れたICカードは、データ書込み処理等は行なわずに返却する。
次に、上記のように証明書データの一部を登録した後、学生は学校に通学証明書発行の申請書を提出する。申請書にはカードID番号が記載される。学校は学生からの申請書を受取り、前述同様に、鉄道事業者のホームペイジから証明書データを登録するが、その際、先に学生が登録した証明書データの一部が証明書管理サーバ13から、カードID番号により検索され参照できるので、学校はその正当性をパソコン16の画面で確認する。確認して問題なければ、未登録項目である証明書番号と証明書有効期限をパソコン16から入力することで、当該証明書データを完成させ、証明書管理サーバ13へ保存(登録)する。
このようにして、証明書データの登録が済んだ学生は、利用する鉄道事業者の駅に通学証明書の申請をした際のICカードを持参し、そこに設置された自動定期券発売機15で通学定期券を購入する。
自動定期券発売機15の購入者の操作を主体とした動作について、図5に示すフローチャートおよび図6〜図10に示す接客部21のタッチパネルに表示される操作画面を参照して説明する。
利用者の待機時、図6に示す待機画面が表示されており(ステップS1)、この待機画面において定期券購入ボタンを押下すると(ステップS2)、図7に示す新規/継続選択画面が表示される(ステップS3)。この新規/継続選択画面において、新規または継続(図7では新規とする)を選択する(ステップS4)。
新規を選択すると、図8に示す通勤/通学選択画面が表示されるので(ステップS5)、この通勤/通学選択画面において通学を選択する(ステップS6)。通学を選択すると、図9に示す媒体選択画面が表示されるので(ステップS7)、この媒体選択画面においてIC定期券を選択し、持参したICカードを接客部21の券挿入口から挿入する(ステップS8)。
自動定期券発売機15では、ICカードが挿入されると、挿入されたICカードの情報をICカード部22で読取り、読取った情報内のカードID番号により証明書管理サーバ13に対し照会が行なわれる(ステップS9)。
証明書管理サーバ13では、自動定期券発売機15からの照会を受けると、該当するカードID番号の証明書データを検索し、取得できた場合、その証明書データを照会のあった自動定期券発売機15へ送信する。
自動定期券発売機15では、証明書管理サーバ13から送信された証明書データを受信すると(ステップS10)、接客部21のタッチパネルに個人情報確認画面を表示し(ステップS11)、表示された個人情報がよければ画面上の確認ボタンを押下する(ステップS12)。
個人情報の確認ボタンが押下されると、接客部21のタッチパネルに購入条件確認画面を表示し(ステップS13)、表示された購入条件がよければ画面上の確認ボタンを押下する(ステップS14)。
購入条件の確認ボタンが押下されると、接客部21のタッチパネルに現金投入案内画面を表示し(ステップS15)、ここで現金が現金投入口に投入されると(ステップS16)、それを受け付け、接客部21のタッチパネルに現金投入完了画面を表示する(ステップS17)。
ここで表示された投入金額がよければ、確認ボタンを押下することで(ステップS18)、客部21のタッチパネルに発券中画面を表示し(ステップS19)、挿入されたICカードに対しICカード部22で証明書データに基づく所定のデータを書込むことで、通学定期券を発行する(ステップS20)。
通学定期券の発行が終了すると、接客部21のタッチパネルに発行完了画面を表示し(ステップS21)、発行した通学定期券(ICカード)および釣銭があれば釣銭を返却する(ステップS22)。
自動定期券発売機15は、通学定期券を正常発行すると、証明書管理サーバ13に対しカードID番号を含む正常発行終了を通知する電文を送信する(ステップS23)。証明書管理サーバ13は、当該証明書データを発行済みデータに登録し、未発行データの中から削除する。この再、発行済みデータに、登録しようとするカードID番号と重複するカードID番号を持った証明書データが既に登録されている場合は、それを削除して今回の証明書データを登録する。
なお、証明書管理サーバ13は、該当するカードID番号の証明書データを検索しても存在しなければ、自動定期券発売機15に対し該当なしとの結果を送信する。自動定期券発売機15は、証明書管理サーバ13から該当なしの結果を受信すると、図10に示すような通学証明なし画面を接客部21のタッチパネルに表示し、受入れたICカードを返却する。
また、ステップS3の新規/継続選択画面で継続を選択した場合、挿入されたICカードの通学定期券が継続期間中なら受付け、継続期間外の場合はICカードを返却し、接客部21のタッチパネルに「継続のお取り扱いはできません。有効期間をご確認ください。」などの文言を表示する。
ICカードを受付けた場合、証明書管理サーバ13への照会で証明書データを受信し、通学区間が、挿入されたICカードにある定期券の通学区間と一致するか比較し、一致すれば個人情報確認以降、新規の場合と同様である。通学区間が一致しなければICカードを返却し、接客部21のタッチパネルに「継続のお取り扱いはできません。有効区間が異なります。」などの文言を表示する。
証明書管理サーバ13では、登録された証明書データの証明書有効期限が過ぎた場合、通学定期券が発行されていなくとも当該証明書データを登録から削除して、有効期限無効データに登録しておく。このため、夜間のシステム利用がない時間帯にサービスを停止し、有効期限が前日もしくはそれ以前の証明書データを削除する処理を、日ごとに自動で実行する。
さらに、証明書管理サーバ13は、発行済みデータ内の証明書データを常に監視し、発行された通学定期券の有効期間が到来した場合、削除された当該通学定期券に対応する証明書データを発行済みデータの中から検索し、内容(証明書発行日、証明書有効期限、有効期間等)を更新したうえ再度登録してもよい。
以上説明したように上記実施の形態によれば、証明書管理サーバ13に通学証明書に相当する証明書データを登録しておき、自動定期券発売機15での通学定期券の発売時に登録されている証明書データを自動的に確認することにより、従来は駅係員が行なっていた通学証明書の目視確認が不要となり、自動定期券発売機15で通学定期券の新規発売が可能となる。このため、自動定期券発売機15の利用を促進し、新学期の窓口業務の繁忙を抑制し、駅係員の負担を著しく軽減できる。
また、通学定期券を購入する学生が自動定期券発売機15が設置されている駅まで定期券を購入するために列車に乗車したり、学校が発行した通学証明書を学校事務所に受取りに行く必要をなくすことができる。
また、通学定期券の購入に先立って入手した通学定期券として使用するICカードのカードID番号に対して学校が通学証明を行ない、通学証明書相当の証明書データを証明書管理サーバ13に登録することにより、本人確認の代用とするため、システムの悪用、誤用が防げ、また学校においては、本人確認のための新たな設備を設ける必要がない。
さらに、通学定期券を発売する際に、先に登録されている通学証明書相当の証明書データを参照することにより、購入者が入力しなければならないデータ項目を最小限とすることができる。
なお、前記実施の形態では、割引定期券が通学定期券の場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、たとえば、身障者定期券の場合にも同様に適用できる。
11…インタネット回線、12…ホストサーバ、13…証明書管理サーバ(記憶手段)、14…通信回線、15…自動定期券発売機、16…パソコン(端末装置)。
Claims (6)
- 利用者からの割引定期券を購入するための利用条件等が記載された証明書の発行要求に基づき、当該証明書の記載事項に相当するデータ項目および前記利用者固有の識別情報からなる証明書データを記憶手段に登録する証明書データ登録手段と、
割引定期券の発売時、利用者から固有の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
この識別情報取得手段により取得された識別情報に基づき該当する識別情報を有する証明書データを前記記憶手段から検索する証明書データ検索手段と、
この証明書データ検索手段により検索された証明書データの内容に基づいた割引定期券を発行する定期券発行手段と、
を具備したことを特徴とする割引定期券発売システム。 - 前記定期券発行手段により割引定期券が発行されると、当該割引定期券の発行に用いた証明書データを前記記憶手段から削除する証明書データ削除手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の割引定期券発売システム。
- 前記記憶手段に登録された証明書データには有効期限が設定されていて、その有効期限を経過すると当該証明書データを前記記憶手段から削除する証明書データ削除手段をさらに具備したことを特徴とする請求項1記載の割引定期券発売システム。
- 前記定期券発行手段により発行された割引定期券の有効期間が到来すると、前記削除された当該割引定期券に対応する証明書データを前記記憶手段に再度登録する証明書データ再登録手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2または請求項3記載の割引定期券発売システム。
- 交通機関の特定部位に設置されたサーバと、このサーバと通信回線を介して接続され、前記交通機関の駅に設置された自動定期券発売機と、前記サーバと通信回線を介して接続され、証明書発行者側に設置された端末装置とを有し、
前記端末装置を用いて、利用者からの割引定期券を購入するための利用条件等が記載された証明書の発行要求に基づき、当該証明書の記載事項に相当するデータ項目および前記利用者固有の識別情報からなる証明書データを前記サーバに登録する証明書データ登録手段と、
前記自動定期券発売機において、割引定期券の発売時、利用者から固有の識別情報を取得する識別情報取得手段と、
この識別情報取得手段により取得された識別情報を前記サーバへ送信する識別情報送信手段と、
前記サーバにおいて、前記自動定期券発売機の識別情報送信手段から送信される識別情報を受信し、この受信した識別情報に基づき該当する識別情報を有する証明書データを検索する証明書データ検索手段と、
この証明書データ検索手段により検索された証明書データを前記自動定期券発売機へ送信する証明書データ送信手段と、
前記自動定期券発売機において、前記サーバの証明書データ送信手段から送信される証明書データを受信し、この受信した証明書データの内容に基づいた割引定期券を発行する定期券発行手段と、
を具備したことを特徴とする割引定期券発売システム。 - 利用者からの割引定期券を購入するための利用条件等が記載された証明書の発行要求に基づき、当該証明書の記載事項に相当するデータ項目および前記利用者固有の識別情報からなる証明書データを記憶手段に登録する第1のステップと、
割引定期券の発売時、利用者から固有の識別情報を取得する第2のステップと、
この第2のステップにより取得された識別情報に基づき該当する識別情報を有する証明書データを前記記憶手段から検索する第3のステップと、
この第3のステップにより検索された証明書データの内容に基づいた割引定期券を発行する第4のステップと、
を具備したことを特徴とする割引定期券発売方法。
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120110 |