JP2003223525A - チケット発券システム、方法およびチケット - Google Patents

チケット発券システム、方法およびチケット

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JP2003223525A
JP2003223525A JP2002024599A JP2002024599A JP2003223525A JP 2003223525 A JP2003223525 A JP 2003223525A JP 2002024599 A JP2002024599 A JP 2002024599A JP 2002024599 A JP2002024599 A JP 2002024599A JP 2003223525 A JP2003223525 A JP 2003223525A
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ticket
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data carrier
reservation
mount
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JP2002024599A
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English (en)
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Yasuaki Yoshioka
康明 吉岡
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チケット販売所に出向くことなく、時間、場所
に制約されることなしにチケットを購入可能で、安価で
ありながらチケットの偽造防止効果および利便性が高い
チケット発券システム、方法およびチケットを提供す
る。 【解決手段】会員を一意に特定する会員IDを付与して
会員情報を登録する会員登録手段と、会員IDが記録さ
れたデータキャリアと、データキャリアが貼付されたチ
ケット台紙と、インターネットを介してチケットの予約
を行うチケット予約手段と、会員情報および予約情報を
記録するデータベースと、予約したチケットの情報を会
員自らが印刷しチケットを作成するチケット作成手段
と、会場においてチケットに貼付されたデータキャリア
を読み取り照合するチケット照合手段とを備えることを
特徴とするチケット発券システム、方法およびチケット
を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チケット発行会社
が登録された会員に対して、インターネットを介してチ
ケットの申し込みを受け、チケットを発券するチケット
発券システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンサート、スポーツ、映画、博覧会、
展示会など各種イベント用入場券は、1)予め発行済み
のチケットを保有している特定のチケット売場に出向
き、直接購入する、2)電話、ファクシミリなどでチケ
ットの申し込みを行い、郵送またはチケット売場に出向
いてチケットを受け取る、などの方法で発券あるいは購
入がなされていた。
【0003】前者は、チケット売場の数や場所が限定さ
れ、遠隔地の者は購入することが難しく、後者は、発売
直後から電話が通じ難かったり、毎回チケットの郵送料
が必要か、または結局はチケット売場に出向く必要があ
る、などの問題があった。
【0004】近年、情報通信技術の発達により、店舗数
の多いコンビニエンスストアなどに設置された特定の発
券端末でチケットを直接購入することも可能になるな
ど、チケットの発券および体裁も多様化してきているた
め、入場時の目視だけではチケットの正当性を確認する
ことが難しいという問題もある。
【0005】チケット購入に係る制約とチケットの正当
性を保証するために、特開2000−113238号公
報のような、ICカードなどを用いた電子チケット方式
も提案されているが、チケット情報を格納する媒体とし
ては高価であり、ICカードの中に記録された予約内容
を簡単に確認する方法はなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とする
ところは、チケット販売所に出向くことなく、時間、場
所に制約されることなしにチケットを購入可能で、安価
でありながらチケットの偽造防止効果および利便性が高
いチケット発券システム、方法およびチケットを提供す
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の態様は、チケット発行会社が登録会
員に対してチケットを発券するシステムにおいて、会員
を一意に特定する会員IDを付与して会員情報を登録す
る会員登録手段と、前記会員IDが記録されたデータキ
ャリアと、前記データキャリアを貼付するチケット台紙
と、インターネットを介してチケットの予約を行うチケ
ット予約手段と、会員情報および予約情報を記録するデ
ータベースと、予約したチケットの情報を会員自らが印
刷しチケットを作成するチケット作成手段と、会場にお
いて前記チケットに貼付された前記データキャリアを読
み取り照合するチケット照合手段とを設けたものであ
る。
【0008】本発明の第2の態様は、上述の第1の態様
に係るチケット発券システムにおいて、前記データキャ
リアが、非接触ICタグにより構成するようにしたもの
である。
【0009】本発明の第3の態様は、上述の第1の態様
に係るチケット発券システムにおいて、前記データキャ
リアが、バーコードにより構成するようにしたものであ
る。
【0010】本発明の第4の態様は、チケット発行会社
が登録会員に対してチケットを発券する方法において、
チケットの発券を希望する者に会員を一意に特定する会
員IDを付与し会員情報をデータベースに記録し会員と
して登録する段階と、前記会員に対して前記会員IDが
記録された前記データキャリアと前記データキャリアを
貼付するチケット用台紙を送付する段階と、チケットを
使用して入場するまでに前記チケット台紙に前記データ
キャリアを貼付する段階と、前記会員がインターネット
を介してチケットの予約を行う段階と、前記会員IDと
前記予約に係る情報を対にしてデータベースに記録する
段階と、前記予約に係る情報を会員に伝送する段階と、
前記予約に係る情報に基づいて会員自らチケットを印刷
する段階と、会場において前記チケットに貼付されたデ
ータキャリアを読み取り前記データベースに記録した情
報と照合する段階とを行うようにしたものである。
【0011】本発明の第5の態様は、上述の第4の態様
に係るチケット発券方法において、一人の会員が複数枚
のチケットを予約した場合、予約した枚数分の前記予約
に係る情報を伝送する段階と、前記予約した枚数分の前
記チケットを印刷する段階とを行うようにしたものであ
る。
【0012】本発明の第6の態様は、上述の第4または
5の態様に係るチケット発券方法において、前記予約に
係る情報を伝送する際に、前記データベースに記録され
た会員情報およびチケットの予約に係る情報に基づき会
員の興味や嗜好に応じて提供する情報を伝送する段階
と、前記提供する情報を前記チケットに印字する段階と
を行うようにしたものである。
【0013】本発明の第7の態様は、上述の第4から6
の態様に係るチケット発券方法において、前記チケット
に印字する段階において、チケットの背景および領域配
置位置の変更を指示する段階と、独自のメッセージを入
力する段階と、前記チケットの背景および領域配置位置
の変更の指示および前記入力したメッセージに基づいて
チケットを印字する段階とを設け、会員独自のチケット
のデザインが可能であるようにしたものである。
【0014】本発明の第8の態様は、上述の第4から7
の態様に係るチケット発券方法において、前記データキ
ャリアが非接触ICタグの場合に、チケットを使用して
入場するまでに前記チケット台紙に前記データキャリア
を貼付する段階が、チケット発行会社が前記会員IDが
記録された非接触ICタグを貼付した前記チケット台紙
を会員に送付する、または、前記非接触ICタグのアン
テナ部だけを有した前記チケット台紙および前記会員I
Dが記録された前記非接触ICタグのIC部を分離して
送付し会員自らが前記IC部を貼付する、または、白紙
の前記チケット台紙および前記会員IDが記録された前
記非接触ICタグを分離して送付し会員自らが前記非接
触ICタグを貼付することを特徴とする。
【0015】本発明の第9の態様は、チケット発行会社
が登録会員に対して発券するチケットにおいて、チケッ
ト台紙と、前記予約に係る情報を印字する予約情報印字
領域と、前記データキャリアを貼るデータキャリア貼付
領域とを設けたものである。
【0016】本発明の第10の態様は、上述の第9の態
様に係るチケットにおいて、前記チケット台紙に、前記
データベースに記録された会員情報およびチケットの予
約に係る情報に基づき、会員の興味や嗜好に応じて提供
された情報を印字する提供情報印字領域を設けたもので
ある。
【0017】本発明の第11の態様は、上述の第9また
は10の態様に係るチケットにおいて、前記チケット台
紙に、前記チケット作成手段により入力された独自のメ
ッセージを印字するメッセージ印字領域を設けたもので
ある。
【0018】本発明の第12の態様は、上述の第9から
11の態様に係るチケットにおいて、チケットの背景お
よび領域配置位置の変更の指示に基づいて、チケットを
印字する都度、または複数のチケット1枚毎に、背景や
レイアウトが異なることを特徴とする。
【0019】本発明の第13の態様は、上述の第9から
12の態様に係るチケットにおいて、 正規に予約さ
れたチケットであることの確認を行う際に使用する前記
データベースに照会するための前記会員IDを記録した
前記データキャリアが貼付されていることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施例に
基づき説明する。図1は、本発明のチケット発券システ
ムの一実施形態を示す構成図であり、会員を一意に特定
する会員IDを付与して会員情報を登録する会員登録手
段1と、会員IDが記録されたデータキャリア2が貼付
されたチケット台紙3と、インターネット4を介してチ
ケットの予約を行うチケット予約手段5と、会員情報お
よび予約情報を記録するデータベース6と、予約したチ
ケットの情報を会員自らが印刷し、チケット7を作成す
るチケット作成手段8と、会場においてチケット7に貼
付されたデータキャリア2を読み取り、照合を行うチケ
ット照合手段9を備えている。
【0021】会員登録手段1は、実際にはコンピュータ
システムであり、ハードウェアの観点からみると、情報
を記録するコンピュータ用の記録装置(磁気ディスク、
光ディスクなど)、コンピュータに指示を与える入力装
置(キーボード、マウス、バーコードリーダなど)、演
算を行うCPU、結果を表示するCRTなどの表示装
置、他装置と情報を交換するインタフェース、データキ
ャリア2に情報を書き込むデータキャリア・リーダライ
タなどから実現されている。
【0022】会員登録手段1は、予め設置された会員申
込所で記載したもの、事前に配布した申込書を郵送やフ
ァクシミリで回収したものをチケット発行会社で入力す
る、またはインターネット3を介して会員になろうとす
る者自身が情報を入力する、などの方法を用いて会員に
なろうとする者の情報をデータベース6へ記録する。
【0023】データキャリア2は、非接触ICタグまた
は2次元形態のものを含むバーコードなどの、複数桁の
データを記録可能で、会場において照合の際に手早く読
み取り可能な媒体である。
【0024】チケット予約手段5は、インターネット4
を介して、チケット発行会社のサーバと会員が利用する
パソコンなどの情報端末がチケット予約に係る情報を交
換するコンピュータシステムである。イベントなどの内
容および空席情報を提示し、予約の入力を行い、予約が
成立した場合、予約情報をデータベース6へ記録するも
のである。
【0025】チケット7は、図2に一実施例を示すよう
に、予め配布されているチケット台紙3に、チケット情
報を印字する予約情報印字領域10、データキャリア2
を貼付するデータキャリア貼付領域11、チケット発行
会社が会員に提供する情報を印字する提供情報印字領域
12、独自の入力したメッセージを印字するメッセージ
印字領域13を設けたものである。
【0026】チケット作成手段8は、実際には会員が使
用する情報端末および情報端末に接続されたプリンタで
ある。チケット発行会社のサーバから予約が完了したチ
ケット情報を受け取り、予め配布されているチケット台
紙3に予約情報などを印字して、チケット7を作成す
る。
【0027】照合手段9は、データキャリア・リーダラ
イタを備え、会員が持参したチケット7に貼付されたデ
ータキャリア2から会員IDを読み出し、データベース
6に記録した予約情報と照合するコンピュータシステム
である。
【0028】図3を用いて本発明のチケット発券システ
ムの動作を詳細に説明する。まず、本発明のチケット発
券システムにおいて、チケットの発券および購入を行う
者は、会員登録を行う。会員登録手段1は、会員を一意
に特定する会員IDを付加して、入力された情報をデー
タベース6に記録する。
【0029】チケット代金の支払は、クレジットカード
による決済、金融機関からの引き落とし、金融機関への
振込みなど、購入の際に公知の方法から選択することが
可能であるが、本発明のチケット発券システムの利便性
を活かすには、会員登録時に金融機関の口座番号やクレ
ジットカード番号などを記録し、チケット購入時に会員
IDと暗証番号を用いて照合するなど、現金を取り扱う
ことなく決済する方法が好ましい。
【0030】チケット発行会社は、予め定めてある数の
分のチケット台紙3に対して、会員IDを記録したデー
タキャリア2を貼付する。データキャリア2が貼付され
た複数枚のチケット台紙3と、チケット台紙3へ印刷を
行うソフトウェアなどを同梱して、会員がチケットの購
入を行う前に送付する。
【0031】会員は、インターネット4を介して、チケ
ット予約手段5へ接続し、チケットを予約および購入を
行う。チケット予約手段5は、例えば、会員IDとパス
ワードの入力またはWebブラウザのcookieと呼
ばれる仕組みを利用した会員の認証、イベントなどの一
覧の表示、イベントの選択、空席状況の表示、座席の指
定、などの手順で予約を成立させる。
【0032】予約が成立した場合、チケット予約手段5
は、購入された枚数分のチケットIDを自動生成し、会
員IDと各チケットIDを一対にして、データベース6
へ記録する。例えば、チケットの購入枚数が4枚なら、
4つのチケットIDを生成し、会員IDとチケットID
が対になった4件の予約データをデータベース6に記録
する。
【0033】更に、チケット予約手段5は、イベントな
どの内容、チケットIDなどを会員の情報端末に伝送す
る。この時、会員IDにより会員の個人情報や過去の予
約に係る情報を参照し、会員の興味や嗜好に応じた情報
を同時に伝送することが可能である。
【0034】会員は、事前に配布された印刷用ソフトウ
ェアを組み込んだチケット作成手段8により、受け取っ
た予約情報から開催場所、開催日、座席番号などを、予
め送付されているチケット台紙3の予約情報印字領域1
2に印字する。更に、会員の興味や嗜好に応じた情報が
伝送されてきた場合、提供された情報をチケット台紙3
の提供情報印字領域14に印字する。
【0035】チケット作成手段8は、チケット7の背景
の指示、予約情報印字領域12、提供情報印字領域1
4、メッセージ印字領域15の配置の指示、メッセージ
印字領域15に印字するメッセージの入力を行うことが
できる。しかしながら、チケット7として必須の内容で
ある予約情報印字領域12をチケット台紙3から削除す
ることはできない。提供情報印字領域14およびメッセ
ージ印字領域15は、不要であれば、削除可能にしても
よい。
【0036】伝送された予約情報がチケット7に印字さ
れているるため、チケット7だけで予約の内容が確認可
能であり、チケット発行会社から提供された情報もチケ
ット7に印字することができるので、会員の興味や嗜好
に合った新たな情報を得ることが可能である。
【0037】チケット7は、チケットIDと対になる会
員IDを記録したデータキャリア2が貼付されており、
会場に入場する際に完全なチケットとして機能する。し
たがって、友人などに譲渡することも可能である。更
に、メッセージ印字領域15に入力した内容を印字でき
るため、例えば、お祝いのメッセージなどを印字して、
チケット7を贈答品とすることもできる。
【0038】会員などは、イベントなどの当日、チケッ
ト7を会場に持参する。会場では、照合手段9のデータ
キャリア・リーダライタにより、チケット7に貼付され
ているデータキャリア2に記録されている会員IDを読
み出し、データベース6に照会し、正規のチケットであ
ることを確認する。データキャリア2を用いることによ
り入場の手続を迅速に行うことができる。
【0039】例えば、購入した枚数が複数枚の場合は、
各々のチケット7に貼付されているデータキャリア2に
は同じ会員IDが記録されているので、照合手段9は、
データベース6に記録されている予約情報のチケットI
Dの小さいものから順次消し込みを行うなどの方法を用
いて、予約情報として記録されている枚数の範囲で、チ
ケット7の正当性を確認する。
【0040】会員IDだけを記録したデータキャリア2
による入場管理の簡便性を活かすため、本実施例では会
員IDによる予約枚数内の照合を行っているが、更に、
チケットIDを機械読み取り可能なOCRやバーコード
などでチケット台紙3に印字して、チケット1枚単位で
データベース6に記録された予約情報と完全に照合する
ことも可能である。
【0041】データキャリア2およびチケット台紙3
は、チケットを購入および印刷する度に消費される。し
たがって、会員がデータキャリア2およびチケット台紙
3の追加発行を依頼する手段や、配布枚数と使用枚数を
把握して、ある一定枚数になった時点でチケット発行会
社がチケット台紙3を追加発行する手段などを備えるこ
とは当然のことである。
【0042】本明細書においては、チケット発行会社が
データキャリア2をチケット台紙3に貼付し、会員に送
付しているが、データキャリア2とチケット台紙3をチ
ケット台紙3を会員に送付しているが、個別に送付して
もよい。
【0043】データキャリア2が、図4に一実施例を示
すようにIC部15とアンテナ部16から構成されてい
る非接触ICタグ14である場合、会員を一意に特定す
る会員IDはIC部15に記録し、ICタグ・リーダラ
イタにより非接触の状態で情報の読み書きを行うことが
できる。
【0044】非接触ICタグ14は、様々な形態のもの
があるが、アンテナ部16が導電性のインキで印刷で
き、その中央にIC部15を貼付したものであれば、チ
ケット発券会社は、アンテナ部16をチケット台紙3に
印刷し、そのアンテナ部16の中央にIC部15を形成
し、登録された会員情報に基づきIC部15に会員ID
を記録することができる。
【0045】また、予めアンテナ部16を導電性インキ
で印刷し、アンテナ部16の中央にIC部15を貼付し
たチケット台紙3を会員に送付するだけでなく、1)白
紙のチケット台紙3と会員IDを記録した非接触ICタ
グ14を個別に送付、2)アンテナ部16の印刷だけを
行ったチケット台紙3と会員IDを記録したIC部15
を個別に送付、などの送付方法も可能である。
【0046】チケット台紙3と非接触ICタグ14また
はIC部15を個別に送付する方法は、会員が自ら非接
触ICタグ14またはIC部15をチケット台紙3に貼
付しなければならないが、チケット7が作成し易く、読
み取り精度に影響を与えない範囲で、運用形態に合わせ
て実施することができる。
【0047】以上、本発明を実施の形態に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明によるチケット発券システム
は、上述の実施の形態に何ら限定されるものではなく、
本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更が
可能なことは当然のことである。
【0048】更に、本発明の基本概念は、必ずしもイベ
ントなどのチケットへの利用に限定されるものではな
く、搭乗券、乗車券などに適用することが可能である。
すなわち、本発明の基本概念は、インターネットを介し
てチケットを購入し、事前に配布されている会員IDが
記録されたチケット台紙に予約情報を印刷してチケット
を発券する手法にあり、この発券手法は、任意のチケッ
トに対しても適用可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の通りであるから、本発明に係るチ
ケット発券システム、方法およびチケットによれば、チ
ケット売場に出向くことなく、時間、場所などに制約さ
れることなしにチケットを購入することが可能になり、
チケットを郵送する手間と費用が削減できる。
【0050】また、予約内容が印字されるため、従来と
同様にチケットだけで予約内容を確認することが可能で
ある。更に、会員IDにより個人属性や利用履歴に応じ
た情報をチケットに印字することで、会員の各々に特化
した情報の提供または入手も可能になる。更に、チケッ
トを作成する都度、あるいは複数のチケットの1枚1枚
を異なる背景やレイアウトにすることが可能で、会員個
人の独自性のあるチケットを得ることができる。
【0051】チケットの予約内容は、データキャリア・
リーダライタでしか読み取れないデータキャリアに記録
された会員IDと、チケット発行会社のデータベースの
照合により管理されているため、チケットの偽造は困難
であるが、チケットの譲渡などは可能で、利便性が高
い。
【0052】データキャリアは、非接触ICタグやバー
コードを用いることができるため、ICカードなどと比
較して安価に入手できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のチケット発券システムの一実施例を
示す構成図である。
【図2】 本発明のチケットの一実施例を示す構成図で
ある。
【図3】 本発明のチケット発券システムの動作を示す
模式図である。
【図4】 本発明のデータキャリアとして利用する非接
触ICタグの一実施例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 会員登録手段 2 データキャリア 3 チケット台紙 4 インターネット 5 チケット予約手段 6 データベース 7 チケット 8 チケット作成手段 9 照合手段 10 予約情報印字領域 11 データキャリア貼付領域 12 提供情報印字領域 13 メッセージ印字領域 14 非接触ICタグ 15 IC部 16 アンテナ部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チケット発行会社が登録会員に対してチ
    ケットを発券するシステムであって、会員を一意に特定
    する会員IDを付与して会員情報を登録する会員登録手
    段と、前記会員IDが記録されたデータキャリアと、前
    記データキャリアを貼付するチケット台紙と、インター
    ネットを介してチケットの予約を行うチケット予約手段
    と、会員情報および予約情報を記録するデータベース
    と、予約したチケットの情報を会員自らが印刷し、チケ
    ットを作成するチケット作成手段と、会場において前記
    チケットに貼付された前記データキャリアを読み取り、
    照合するチケット照合手段と、を備えることを特徴とす
    るチケット発券システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のチケット発券システムで
    あって、前記データキャリアを、非接触ICタグにより
    構成する、ことを特徴とするチケット発券システム。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のチケット発券システムで
    あって、前記データキャリアを、バーコードにより構成
    する、ことを特徴とするチケット発券システム。
  4. 【請求項4】 チケット発行会社が登録会員に対してチ
    ケットを発券する方法であって、チケットの発券を希望
    する者に会員を一意に特定する会員IDを付与し、会員
    情報をデータベースに記録し、会員として登録する段階
    と、前記会員に対して、前記会員IDが記録された前記
    データキャリアと、前記データキャリアを貼付するチケ
    ット用台紙を送付する段階と、チケットを使用して入場
    するまでに前記チケット台紙に前記データキャリアを貼
    付する段階と、前記会員がインターネットを介してチケ
    ットの予約を行う段階と、前記会員IDと前記予約に係
    る情報を対にしてデータベースに記録する段階と、前記
    予約に係る情報を会員に伝送する段階と、前記予約に係
    る情報に基づいて、会員自らチケットを印刷する段階
    と、会場において、前記チケットに貼付された前記デー
    タキャリアを読み取り、前記データベースに記録した情
    報と照合する段階と、を設けたことを特徴とするチケッ
    ト発券方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のチケット発券方法であっ
    て、一人の会員が複数枚のチケットを予約した場合、予
    約した枚数分の前記予約に係る情報を伝送する段階と、
    前記予約した枚数分の前記チケットを印刷する段階と、
    を設けたことを特徴とするチケット発券方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または5記載のチケット発券方
    法であって、前記予約に係る情報を伝送する際に、前記
    データベースに記録された会員情報およびチケットの予
    約に係る情報に基づき、会員の興味や嗜好に応じて提供
    する情報を伝送する段階と、前記提供する情報を前記チ
    ケットに印字する段階と、を設けたことを特徴とするチ
    ケット発券方法。
  7. 【請求項7】 請求項4から6のいずれかに記載のチケ
    ット発券方法であって、前記チケットに印字する段階に
    おいて、チケットの背景および領域配置位置の変更を指
    示する段階と、独自のメッセージを入力する段階と、前
    記チケットの背景および領域配置位置の変更の指示およ
    び前記入力したメッセージに基づいてチケットを印字す
    る段階とを設け、会員独自のチケットのデザインが可能
    である、ことを特徴とするチケット発券方法。
  8. 【請求項8】 請求項4から7のいずれかに記載のチケ
    ット発券方法であって、前記データキャリアが非接触I
    Cタグの場合において、チケットを使用して入場するま
    でに前記チケット台紙に前記データキャリアを貼付する
    段階が、チケット発行会社が前記会員IDが記録された
    非接触ICタグを貼付した前記チケット台紙を会員に送
    付する、または、前記非接触ICタグのアンテナ部だけ
    を有した前記チケット台紙および前記会員IDが記録さ
    れた前記非接触ICタグのIC部を分離して送付し、会
    員自らが前記IC部を貼付する、または、白紙の前記チ
    ケット台紙および前記会員IDが記録された前記非接触
    ICタグを分離して送付し、会員自らが前記非接触IC
    タグを貼付する、ことを特徴とするチケット発券方法。
  9. 【請求項9】 チケット発行会社が登録会員に対して発
    券するチケットであって、チケット台紙と、前記予約に
    係る情報を印字する予約情報印字領域と、前記データキ
    ャリアを貼るデータキャリア貼付領域と、を備えること
    を特徴とするチケット。
  10. 【請求項10】 請求項9記載のチケットであって、前
    記チケット台紙が、前記データベースに記録された会員
    情報およびチケットの予約に係る情報に基づき、会員の
    興味や嗜好に応じて提供された情報を印字する提供情報
    印字領域と、を備えることを特徴とするチケット。
  11. 【請求項11】 請求項9または10記載のチケットで
    あって、前記チケット台紙が、前記チケット作成手段に
    より入力された独自のメッセージを印字するメッセージ
    印字領域と、を備えたことを特徴とするチケット。
  12. 【請求項12】 請求項9から11のいずれかに記載の
    チケットであって、前記チケットの背景および領域配置
    位置の変更の指示および前記独自のメッセージの入力に
    基づいて、チケットを印字する都度、または複数のチケ
    ット1枚毎に、背景やレイアウトが異なる、ことを特徴
    とするチケット。
  13. 【請求項13】 請求項9から12のいずれかに記載の
    チケットであって、正規に予約されたチケットであるこ
    との確認を行う際に使用する、前記データベースに照会
    するための前記会員IDを記録した前記データキャリア
    が貼付されている、ことを特徴とするチケット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006107368A (ja) * 2004-10-08 2006-04-20 Oki Electric Ind Co Ltd 電子チケットシステム
KR101086250B1 (ko) 2011-05-03 2011-11-23 에이큐 주식회사 메시지를 이용한 티켓 발급 시스템 및 그 방법
KR101126605B1 (ko) 2011-06-10 2012-03-23 에이큐 주식회사 메시지를 이용한 티켓 발급 시스템 및 그 방법

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