JP2004145519A - サービス起動システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】サービス起動システムにおいて、公衆無線通信端末30とサービスサイト40との間に複数の異なる無線通信手段を含む通信路の中で一つの通信路を特定する通信路特定情報を前記公衆無線通信端末に備えた読み取り口をかざし、または、タッチしたときに無線タグ20が送出する送出データに含め、前記公衆無線通信端末で読み取った前記無線タグ20の送出データの通信路特定情報から特定する通信路を選択し設定する通信路選択設定手段を備えている。この通信路選択設定手段により選択設定される通信路を通して前記公衆無線通信端末30と前記サービスサイト40とが交信を行えるように構成した。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、公衆無線端末を用いてサービス提供マシンを駆動するためのサービス起動システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の技術としては、次のようなものがある。
【0003】
まず、従来技術による一例においては、店舗等において顧客の商品に関する質問等に対して即座に対応できる情報システムの提供のために、店舗の売場にそれぞれ設置された無線局と情報を送受信可能な携帯端末を店員が所持し、例えば一つの売場に陳列された商品の情報を無線局から自動的に受信し、各商品には無線タグが取り付けられ、無線タグが発信するID値を無線局を経由してサーバに送信し、サーバはこのID値を基に商品情報を生成し無線局を経由して携帯端末1に送信し、顧客からの問合せにも即座に対応できるもので、携帯端末は傾き操作等片手操作ができる操作手段と、操作手段に適した情報表示手段を備えている構成である。
【0004】
また、従来技術のもう一つの例においては、より効率の良い顧客支援のため、顧客が試着室に持ち込んだ商品品目を追跡し認識するためのシステムを提供するために、各商品品目には、製品識別子を含む無線タグが取付けられ、試着室の中に持ち込まれた品目の無線タグに呼掛ける送受信機が具備され、サーバーは製品識別子に基づいて品目についての情報を検索し、該情報を店内端末を通して店員に提示する。さらにサーバーは、顧客が興味をもつ可能性のあるその他の製品を推奨する。サーバーには、各品目のスタイル、カラーおよびブランドを分析して推奨する分析および推奨エンジンが含まれる。サーバーは上記店内端末を介して店員に推奨を提示するものである。
【0005】
さらに、従来技術の別の例においては、スーパーマーケット、百貨店、パソコンショップなどの各種大規模店舗における商品や家具等の大型商品の売買において顧客や販売者にとって、利便性の高いサービスを提供するために、商品に添付された情報を入力する手段と、その入力情報に顧客の情報を付加する手段と、それらの情報を伝送する無線通信手段とを有して前記顧客が購入に関する情報の授受を行う通信機と、前記通信機より伝送された前記情報を受信する手段と、受信した前記情報を顧客ごとに管理するデータベースと、顧客が商品を購入したときにこの商品の配送を連絡する手段とを有する商品販売者により用意されたサーバーとを備え、顧客が商品を購入するときの利便性を向上させるように支援する構成である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来の携帯電話、携帯情報端末のような公衆無線通信端末を用いてサービス提供マシンを起動させる、チケットの予約や購入、入退出の管理、等では、サービス提供マシンとの通信やサービス内容の指定のために、利用者が公衆無線通信端末に入力しなければならないデータが多く、利用する上で操作が面倒であった。
【0007】
したがって、携帯電話、携帯情報端末のような公衆無線通信端末を用いる入退出管理装置、チケットの予約や販売、広告と広告に関連する詳細情報の提供、利用料金の徴収等の無人化システムにおける利用者の公衆無線通信端末の操作の簡素化と迅速化の手段が求められていた。
【0008】
特に、従来技術の一例においては、情報収集に無線タグを用いている。しかしながら、従来技術の一例においては、売り場に商品が存在するか否かの情報をサーバが無線局を介して、無線タグが行う応答をもとに自動的に収集し、データベースに格納されている商品情報を更新するために用いられており、無線タグが公衆無線通信端末にどのサービスサイトへアクセスするか等の情報を直接与えるものではなく、前述の操作の簡略化には程遠いものであった。
【0009】
そこで、本発明の第1の技術的課題は、無線タグと無線タグの読み取り機能を備えた公衆無線通信端末を使用し、無線タグから公衆無線通信端末へ、公衆無線通信端末がサービスサイトにサービスを起動させるに必要なデータを自動的に入力する手段を備えたサービス起動システムを提供することにある。
【0010】
また、本発明の第2の技術的課題は、公衆無線通信端末が無線タグの送出データをもとにして、無線タグが指定するサービスサイトに自動的にアクセスし、サービスサイトのサービスを起動させる手段を備えたサービス起動システムを提供することにある。
【0011】
また、本発明の第3の技術的課題は、公衆無線通信端末が無線タグの送出データをもとにして、サービスサイトからバーコードの発行を受けて表示し、バーコード読み取り口を備えるサービス提供マシンにバーコードの表示を読み取らせることによって、サービス提供マシンから特定のサービスを受けられる手段を備えたサービス起動システムを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のサービス起動システムは、(1)無線タグと、前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と、前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトとを備えて構成するサービス起動システムにおいて、前記公衆無線通信端末と前記サービスサイトとの間に複数の異なる無線通信手段を含む通信路の中で一つの通信路を特定する通信路特定情報を前記公衆無線通信端末に備えた読み取り口をかざし、または、タッチしたときに前記無線タグが送出する送出データに含め、前記公衆無線通信端末で読み取った前記無線タグの送出データの通信路特定情報から特定する通信路を選択し設定する通信路選択設定手段を備え、前記通信路選択設定手段により選択設定される前記通信路を通して前記公衆無線通信端末と前記サービスサイトとが交信を行う。
【0013】
本発明のサービス起動システムは、(2)無線タグと、前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と、前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトとを備えて構成するサービス起動システムにおいて、バーコードの読み取り口を備えたサービス提供マシンを設け、前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざすこと、または、タッチすることで送出される前記無線タグの送出データから特定する前記サービスサイトの特定のサービス内容に対応するバーコードを前記公衆無線通信端末向けに発行するバーコード発行手段を備え、前記バーコード発行手段によって前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを前記サービス提供マシンに備えたバーコード読み取り口から読み取らせることによって特定のサービス内容に対応するサービスの提供を可能ならしめる。
【0014】
また、本発明のサービス起動システムは、(3)前記(2)に記載のサービス起動システムにおいて、サービス提供マシンをPOS端末とし前記POS端末に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記POS端末上で会員割引やポイントの積算、クーポンの処理などのサービスの提供を可能にする。
【0015】
本発明のサービス起動システムは、(4)前記(2)に記載のサービス起動システムにおいて、サービス提供マシンを改札口とし、前記改札口に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記改札口で改札サービスの提供を可能にする。
【0016】
本発明のサービス起動システムは、(5)前記(4)に記載のサービス起動システムにおいて、商品広告その他情報提供媒体に前記無線タグを貼付し、映画演劇その他催事の入場券に代わるバーコードの発行を可能ならしめる。
【0017】
本発明のサービス起動システムは、(6)前記(2)に記載のサービス起動システムにおいて、サービス提供マシンを錠付き入退室口とし、前記錠付き入退室口に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記錠付き入退室口で開扉の諾否判定と解錠・施錠の提供を可能にする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照し説明する。
【0019】
図1は本発明の第1の実施の形態を説明するシステムの構成例を示すブロック図である。また、図2は公衆無線通信端末30の構成例を示すブロック図である、また、図3は無線タグ20と公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31の内部構成例を示すブロック図である。
【0020】
図1を参照すると、本発明によるサービス起動システムは、公衆無線通信端末30、無線タグ(#1〜m)20、サービスサイト40、および、携帯電話やPHS等の公衆無線通信を含み、インターネットや電子メールなどの非音声系通信も可能とした通信網50から構成される。
【0021】
図2は図1のサービス起動システムで使用される公衆無線通信端末30の構成例を示す図である。図2に示すように、公衆無線通信端末30は、携帯電話やPHS等の公衆無線通信手段を複数備え、インターネットや電子メールなどの非音声系通信を可能とした機器であり情報処理機能を備える。前記の公衆無線通信手段には、公衆通信網との間でデータ通信可能な無線LAN、Bluetooth等の局所的な無線通信手段も使用出来る。公衆無線通信端末30はプロセッサ33、メモリ34、キーボード35、ディスプレイ36、音声入出力部/スピーカ/マイク37、電池38、携帯電話/PHS/無線LAN等の無線通信を行うを無線通信送受信部(#1〜#n)32、無線タグ20と交信するための無線タグ読み取り口31を備えて構成される。無線通信送受信部(#1〜#n)32はそれぞれ送受信用のアンテナを備えている。
【0022】
メモリ34には公衆無線通信端末30を通信端末装置として機能させるための通信制御ソフトウエアと、無線タグ読み取り制御部、ディスプレイの表示、音声入出力、キーボード入力等を制御し演算を行うソフトウエアが内蔵され、プロセッサ33が該ソフトウエアを実行する。
【0023】
公衆無線通信端末30は、前記の複数の無線通信手段の中から、無線タグ20から読み出したデータの通信路特定情報が特定する無線通信手段を一つ選択し、選択した無線通信手段を通してサービスサイトとデータの送受信を行う。
【0024】
無線タグ20は、図3に構成を例示するように、アンテナコイル204、メモリ203、プロセッサ202、および、メモリ203に搭載される演算と通信制御用のプログラム、および、電源生成部201から構成され、他の物品に貼付または付加し易いように小さなモジュール構造に作られている。超小型のものでは幅、奥行、厚さ共に1ミリメートル以下のものがあり、印刷パンフレット等の紙や商品広告等の情報提供媒体に貼り付けたり、輸送用に梱包された貨物、入退室管理機器、改札機器、ロッカーの扉等の機器に組み込むような使い方も可能である。
【0025】
無線タグ20は公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31がアンテナコイル311から発生する13MHz帯、2.45GHz帯等の交流磁界をアンテナコイル204で受けて電磁誘導で電力を発生し自己の回路を動作させる。無線タグ20はプロセッサ202がメモリ203に予め格納されている演算と通信制御用のプログラムを実行し、前記の交流磁界による電磁結合に情報信号を重畳して公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31との間で制御用とデータ用のディジタル信号を送受信する。メモリ203には前記の演算と通信制御用のプログラムの他に、外部の無線タグ読み取り装置が無線タグ20に対して送信を要求したとき送信する無線タグの自己を特定するID等のデータが予め書き込まれている。メモリ203はROM等の不揮発性メモリが使用される。
【0026】
公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31と無線タグ20との電磁結合による送受信可能な距離は、無線タグ読み取り口31がアンテナコイル311から発生する交流磁界の強度や無線タグ20のアンテナコイル204の構造等によって異なり、数ミリメートルから数メートルであり、前記の距離によって、公衆無線通信端末30からの無線タグ20の読み取りは、公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31を無線タグ20に対してかざしたりタッチする方法で行われる。
【0027】
サービスサイト40は情報処理装置であり、前記の通信手段を介して公衆無線通信端末30との間でインターネットや電子メールなどの非音声系通信を行う。サービスサイト40は公衆無線通信端末30から公衆無線通信端末30が無線タグ20から読み出したデータを受信し、該データにもとづき要求されたサービスの処理を起動する。サービスサイト40は自装置内で前記の起動されたサービスの処理を実行したり、または、通信等を介して他の情報処理装置等と処理を分担してサービスの処理を実行したり、または、他のサービスサイト40にサービスの処理を依頼し実行させたりする。
【0028】
次に動作について説明する。
【0029】
無線タグ20には、予め無線タグ書込装置を使用するか、ROMに作り込む方法で、公衆無線通信端末30がサービスサイト40との交信に使用する通信路特定情報、無線タグ20の個々に割り当てられた固有のID番号を含むデータをメモリ203に記憶させておく。前記の通信路特定情報にはサービスサイト40の通信アドレスを特定する電子メールアドレスやサーバー名が含まれる。
【0030】
公衆無線通信端末30を無線タグ20に対してかざし、または、タッチすると無線タグ読み取り口31に接続されたアンテナコイル311から発生する交流磁界を無線タグ20がアンテナコイル204で受けて内部に電力を発生し自己の内蔵回路を動作させる。無線タグ20はプロセッサ202がメモリ203に記憶している演算と通信制御用のプログラムを実行し、前記の交流磁界による電磁結合に情報信号を重畳して公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31と交信し、通信制御用とデータ用のディジタル信号を送受信する。前記のデータには、前記の通信路特定情報と個々の無線タグに付された固有のID番号が含まれる。
【0031】
公衆無線通信端末30は、自己が備える携帯電話やPHS等の公衆無線通信、無線LAN、Bluetooth等の無線通信送受信部32の中から前記の通信路特定情報に適合する無線通信送受信部32をソフトウエアにて選択して起動し、インターネットサービスプロバイダを介してインターネット経由で前記のサーバー名や電子メールアドレス等の情報により特定されるサービスサイト40へ、無線タグ20の個々に付された固有のID番号を送信する。サービスサイト40は、公衆無線通信端末30から受信した前記の無線タグ20の個々に付された固有のID番号に対応するサービス内容をデータベース等から検索し、該サービス内容のサービスの処理を起動する。
【0032】
前記の無線タグ20の個々に付された固有のID番号に対応するサービス内容の検索は、例えば、サービスサイト40の中にサービス内容特定データベース41を設け、例えば、「ID番号2F3A03」と「http://www.inf.service.com/info2のWEBページを公衆無線通信端末へ送信し表示させる」を対応づけてデータベース化しておくことにより行われる。
【0033】
前記において、無線タグ20のメモリに予め書き込んでおく通信路特定情報は異なる通信路や電子メールアドレスを指定するものを複数個書き込んでおいてもよい。該複数個の情報を読み出した公衆無線通信端末30は、例えば、複数個の通信路特定情報の中から一つを選択して該通信路に対応する無線通信送受信部32を、内蔵するソフトウエアにて選択して起動し、インターネットサービスプロバイダ経由でサービスサイト40のサーバーへのアクセスを試みる。もし、前記の情報の送信が通信経路の異常等により一定時間が経過した後も無応答であったり、電子メールが不達になった場合には、公衆無線通信端末30は通信路特定情報で指定される複数個の通信路や電子メールアドレス等の中から別の一つを選択し、再度、サービスサイト40へのアクセスを試みる。
【0034】
前記において、無線タグ20のメモリに予め書き込んでおく前記の複数個の通信路特定情報には一定の利用の優先順位を設け、公衆無線通信端末30が該優先順位にしたがって、順に1つずつ選択し送信を試みるようにしてもよく、また、公衆無線通信端末30の通信路選択設定手段に利用の優先順位を付けさせてもよい。
【0035】
本発明により、通信路やインターネットのサーバー等の異常等による送信の不可や遅延が解消され、サービスの利用不可や待ちの発生を防止でき、システムの利便性が保たれる。
【0036】
図4は、本発明の無線タグからの送出データによるサービス内容特定のプロセスを例示し、公衆無線通信端末30を演劇公演の広告板に公演案内請求用に貼付された無線タグ20に対してかざし、または、タッチすると、公衆無線通信端末30が自動的に公演案内のインターネットのWEBページhttp://www.inf.service.com/info2を表示するサービス起動システムのサービス内容特定のプロセスを説明している。
【0037】
無線タグ20のメモリには、公衆無線通信端末30がサービスサイト40へアクセスするときに使用するサーバー名等の通信路特定情報51、無線タグに付された固有のID番号52を含むデータを予め書き込んでおく。
【0038】
公衆無線通信端末30を広告板や通信販売のカタログ等に対してかざし、または、タッチすると、公衆無線通信端末30は無線タグ20から前記のデータを読み取り、先ず、公衆無線通信端末30の無線通信送受信部32を起動して,インターネットサービスプロバイダBを介してWEBサーバーwww.inf.service.comと交信し、無線タグ20から読み出した固有のID番号の2F3A03を送信する。サービスサイト40はサービス内容特定データベース41を検索し、2F3A03に対応するサービス内容を「/info2.htmlのファイルにアクセスする」を抽出しサービスを起動する。前記のサービスの起動をかけられたWEBサーバは、/info2.htmlのファイルを読み出して、サービス要求元の公衆無線通信端末30へ送信し公衆無線通信端末30のWEBブラウザがhttp://www.inf.service.com/info2のWEBページを表示する。
【0039】
もし、前記の情報の送信に対してサービスサイト40が一定時間が経過した後も無応答であった場合は、公衆無線通信端末30は通信路を別のインターネットサービスプロバイダに切替え、再度、www.inf.service.comとの交信と、無線タグ20に付された固有のID番号2F3A03の送信を試みる。
【0040】
また、公衆無線通信端末30から演劇公演の広告板に予約用に貼付された無線タグ20を使い予約する場合の例を説明すると、無線タグ20にサービスサイト40のアドレスwww.yoyaku.service.comと無線タグ20固有のID番号を記憶させておき、公衆無線通信端末30に読み取らせる。
【0041】
公衆無線通信端末30は、先ず、携帯電話用の無線通信送受信部32を起動してインターネットのプロバイダBを介してサービスサイトwww.yoyaku.service.comと交信し、無線タグ20から読み出した固有のID番号52FE03を送信する。サービスサイト40はサービス内容特定データベース41を前記のID番号52FE03を用いて検索し、52FE03に対応するサービス内容「/mail3.htmlのファイルにアクセスする」を抽出しサービスを起動する。サービスサイト40は/service3.htmlのファイルをサービス要求元の公衆無線通信端末30へ送信し、公衆無線通信端末30はWEBブラウザにてhttp://www.yoyaku.service.com/mail3の予約用WEBページを表示する。公衆無線通信端末30の操作者は、表示された予約用WEBページの内容を確認し、予約人数等をキーボード35を用いて入力しサービスサイト40へ送信する。サービスサイト40は予約の処理を行い確認のメッセージを公衆無線通信端末30へ送信する。
【0042】
前記において、公衆無線通信端末30が無線タグ20から読み出した固有のID番号を送信するサービスサイト40とは別にサーバーを設け、該サーバーをWEBサーバーとして、サービスサイト40から該WEBサーバーに対して前記の/mail3.htmlのファイルを公衆無線通信端末30へ送信させるようにしてもよい。
【0043】
次に本発明の第2の実施の形態について説明する。
【0044】
図5は本発明の第2の実施の形態を説明するシステムの構成例を示すブロック図である。図5を参照すると、本発明のサービス起動システムは、第1の実施の形態を説明した図1のシステムの構成例に対して、レーザ光線によるバーコードの読み取り口を備え、サービスサイト40と交信可能なサービス提供マシン10を追加し、また、サービスサイト40には無線タグの送出データから特定されるサービス内容に対応するバーコードを公衆無線通信端末30向けに発行し送信する機能を付加して構成する。
【0045】
次に動作について説明する。
【0046】
無線タグ20のメモリ203には、予め、公衆無線通信端末30がサービスサイト40との交信に使用する通信路を選択するための通信路特定情報と無線タグ20の個々に割り当てられた固有のID番号を含むデータを記憶させておく。また、サービスサイト40等に設けたサービス内容特定データベース41には、前記の無線タグ20の個々に付された固有のID番号に対するサービスとして、固有のID番号に対応してサービス提供マシン10にバーコードの発行を起動させるコマンドを記憶させておく。
【0047】
公衆無線通信端末30を無線タグ20に対してかざし、または、タッチすると、無線タグ20から公衆無線通信端末30へ、前記の通信路特定情報と無線タグ20の個々に割り当てられた固有のID番号を含むデータが送信される。
【0048】
公衆無線通信端末30は通信路特定情報に対応する無線通信送受信部32を起動し、インターネットサービスプロバイダのサーバーを介して、サービスサイト40へ前記の無線タグ20の個々に割り当てられた固有のID番号を送信する。
【0049】
前記の無線タグ20の個々に割り当てられた固有のID番号を受信したサービスサイト40は、サービス内容特定データベース41から対応するサービスコマンドを検索し、サービス内容に対応するバーコード情報を要求元の公衆無線通信端末30向けに発行し送信する処理を起動する。公衆無線通信端末30は受信したバーコードをブラウザで画像としてディスプレイ36に表示する。
【0050】
サービスサイト40は、前記バーコード情報を、サービス提供マシン10へも送信し、サービス提供マシン10は該情報を記憶する。
【0051】
前記のバーコードを受信しブラウザでディスプレイ36に表示している公衆無線通信端末30をサービス提供マシン10に近づけて、ディスプレイ36上のバーコード画像をサービス提供マシン10に読み込ませると、サービス提供マシン10は、該公衆無線通信端末30がサービス対象の公衆無線通信端末30であることを認識し、所定のサービスを実行する。前記のサービスは入退出管理口の扉の電気錠の解錠や、自動販売機の商品の排出、自動機による住民票の発行等である。
【0052】
前記において、サービス提供マシン10が自動機による住民票の発行のようにセキュリティー確保が必要な場合は、公衆無線通信端末30がサービスサイト40へ無線タグ20から読み出したデータを送信するとき、住民基本台帳番号や暗証番号等の本人確認情報をキーボード35から入力するように操作者に要求し、該情報を無線タグ20から読み出したデータと共にサービスサイト40へ送信しサービスサイト40が本人確認に利用する。また、更に、サービスサイト40からサービス提供マシン10へ本人確認情報を送信し、サービス提供マシン10がバーコード画像を読み込み、サービスを実行する前に、公衆無線通信端末30の操作者に対して暗証番号等のキーボード入力を要求し本人確認を行うようにしてもよい。
【0053】
前記において、バーコードは一次元バーコードのみならず、二次元バーコードも利用することにより、一つのバーコードで数キロバイト程度までのデータを扱うことが可能になり、サービスの実行に関する情報を増やすことが可能になる。また、二次元バーコードのデータ誤り訂正機能による読み取りの信頼性の向上や、データの暗号化や目視によるバーコードの読み取り困難による不正使用の防止が可能になる。
【0054】
次に本発明の第3の実施の形態について説明する。
【0055】
本発明のサービス起動システムは本発明の第2の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10をPOS端末とし、例えば、店頭やホテルのフロント等に前記POS端末を備え、前記POS端末に本発明の第2の実施の形態について説明したバーコード読み取り口を備えて構成する。
【0056】
本発明の実施の一例として、広告やチラシ等に優待割り引きの案内を表示し、前記の優待割り引きの表示がある部分には無線タグ20を貼付する。該無線タグ20には無線タグの個々に割り当てられた固有のID番号と通信路特定情報を含むデータを記憶させておく。また、サービスサイト40等に設けたサービス内容特定データベース41には、前記の無線タグ20の個々に割り当てられた固有のID番号に対するサービスとして、POS端末がバーコード画像の表示を検出した公衆無線通信端末30の操作者に対して、POS端末上で会員割引やポイントの積算、クーポンの処理などのサービスを提供するためのバーコードの発行処理を起動させるコマンドを記憶させておく。
【0057】
顧客が広告やチラシを見て、優待割り引きの表示がある部分に公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31をかざし、または、タッチすると、無線タグ上のデータが公衆無線通信端末30に読み取られ、公衆無線通信端末30から正常読み取り完了のクリック音が出る。公衆無線通信端末30は無線タグ20から読み取ったデータを公衆無線通信を含む通信手段を通してサービスサイト40であるPOSセンターへ送信し、POSセンターは無線タグ20のデータから該当するPOS端末の特定を行い、公衆無線通信端末30の電子メールアドレスから顧客を特定する。POSセンターは前記の広告やチラシに該当するPOS端末へ顧客情報と優待割り引きのサービスのコマンドやサービス有効期間等のデータを送り、顧客の公衆無線通信端末30へは公衆無線通信を含む通信手段を通して優待割り引きのサービスを受けるためのバーコードを送信する。
【0058】
顧客が店頭やホテルのフロント等で利用代金の精算を行う際に、前記のバーコードを公衆無線通信端末30のディスプレイ36に表示させ、POS端末にバーコードをスキャン入力させると、POS端末はPOSセンターから送信されたサービスのコマンドとバーコードを照合し、バーコードを表示している公衆無線通信端末30がサービスの提供を行うべきものであると確認出来ると、利用代金からの料金割り引き、利用ポイント加算等の処理を行い、結果を売上データとして顧客情報と共にPOSセンターへ送り、POSセンターは該データを用いて顧客情報データベースを更新する。前記と同様の方法でPOS端末上で会員割引やクーポンの処理などのサービスの提供を行う。
【0059】
次に本発明の第4の実施の形態について説明する。
【0060】
本発明のサービス起動システムは、本発明の第2の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を鉄道の改札口ゲートに置き換え、公衆の集まる場所に掲示される広告やチラシ等に改札用バーコードの販売の案内を表示し、前記の表示がある部分に無線タグ20を貼付する。また、前記の無線タグ20には改札用バーコードを発行するサービスサイト40の電子メールアドレスと改札用バーコードを発行するコマンドのデータを含め、前記データから特定されるサービスサイト40には、前記データを送信してきた公衆無線通信端末30の所有者が前記改札用バーコードの発行を受ける条件を有するか否かを確認する手段、および、改札用バーコードを発行し前記の公衆無線通信端末30へ公衆無線通信を含む通信手段を通して送信する機能を付加して構成する。また、改札口ゲートには、公衆無線通信端末30が表示する改札用バーコードを読み取りゲートを通過させる条件が満たされていれば改札口ゲートを開く機能を付加して構成する。
【0061】
顧客が広告やチラシ上の改札用バーコード購入の表示がある部分に公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31をかざし、または、タッチさせると、無線タグ上のデータが公衆無線通信端末30に読み取られ、公衆無線通信端末30から正常読み取り完了のクリック音が出る。
【0062】
公衆無線通信端末30は無線タグ20から読み取ったバーコード発行コマンドのデータと公衆無線通信端末30の電子メールアドレスを公衆無線通信を含む通信手段を通してサービスサイト40へ転送する。
【0063】
サービスサイト40は前記データから特定される公衆無線通信端末30の所有者の顧客情報を調査し改札用バーコード発行の条件を満たしているかを確認する。満たしていれば前記の公衆無線通信端末30へ乗車区間、乗車期間を入力する画面を送信する。
【0064】
利用者は公衆無線通信端末30に表示された画面にて乗車区間、乗車期間を入力し、公衆無線通信を含む通信手段を通してサービスサイト40へ送信する。
【0065】
サービスサイト40は前記利用条件に対する料金を計算し、決済機関に対して支払い可否を確認し、支払い可なら前記の乗車区間と乗車期間に対応するバーコードを発行し公衆無線通信を含む通信手段を通して公衆無線通信端末30へ送信する。
【0066】
利用者は、前記のバーコードを公衆無線通信端末30のディスプレイ36に表示させ、改札口ゲートに読み込ませゲートを開かせる。
【0067】
本発明によれば、利用者は定期券等の購入のために駅等へ出かける必要がなくなり、また、通信販売で購入のためのアクセス先をいちいち調べて公衆無線通信端末30に入力し送信する煩わしさが解消される。
【0068】
次に本発明の第5の実施の形態について説明する。
【0069】
本発明のサービス起動システムは、本発明の第4の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を映画演劇その他の催事場の改札口ゲートに置き換え、映画演劇その他の催事の広告媒体に貼付した無線タグ20を介して入場の申し込みを受付け、自動改札用入場券となるバーコードをインターネットを通して申し込み者へ送付し、申し込み者は公衆無線通信端末30で受信したバーコードを改札口ゲートにかざして読み込ませて入場する。
【0070】
座席にいくつかのランクがある場合は、広告に記載された座席表の区画ごとに、区画の種類を表す情報を公衆無線通信端末30への送信データとして記憶させた無線タグ20を貼付する。
【0071】
申し込み者は希望の区画に公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31をかざし、または、タッチさせる。公衆無線通信端末30は無線タグ20から区画の種類を表す情報と通信路特定情報を読み取り、ディスプレイ36に読み取った区画の種類を表す情報等を確認のために表示し読み取り完了のクリック音を発する。申し込み者が表示された内容を確認し、キーボード35から確認の情報を入力すると、公衆無線通信端末30は読み取った希望の区画の情報をサービスサイト40へ送信する。
【0072】
サービスサイト40は希望の区画の空席を調べ、空席があれば公衆無線通信端末30へ購入可能のメッセージと購入数を入力するための画面を送信する。申し込み者は購入数を入力しサービスサイト40へ送信する。サービスサイトは公衆無線通信端末30の所有者の顧客情報をもとに決済機関へ支払いを請求し、決済機関から支払可能の通知を受けると、前記の公衆無線通信端末30へ自動改札用入場券となるバーコードを申し込み数だけ送信する。
【0073】
申し込み者が改札口ゲートから入場するときは、申し込み者は公衆無線通信端末30に受信したバーコードを表示させて改札口ゲートのスキャナに読み込ませてゲートを開かせる。
【0074】
申し込み者が複数の座席をまとめて購入した場合は、サービスサイト40へ転送を要求し、他の者の公衆無線通信端末30へ一部の枚数のバーコードを転送する。転送を受けた者は受信したバーコードを自分の公衆無線通信端末30に表示させて改札口ゲートのスキャナに読み込ませゲートを開かせる。前記において、一台の公衆無線通信端末30で複数の者が入場する場合は、公衆無線通信端末30はバーコードを人数情報も含めて表示し、改札口ゲートはバーコードの中の人数情報により表示された人数だけ続けて改札口ゲートを開ける。前記において、他の者の公衆無線通信端末30へ一部の枚数のバーコードを転送した場合は、サービスサイト40は、人数情報を更新したバーコードを転送元の公衆無線通信端末30へ送信しバーコードを更新する。
【0075】
次に本発明の第6の実施の形態について説明する。
【0076】
本発明のサービス起動システムは、本発明の第2の実施の形態について説明したサービス起動システムであって、サービス提供マシン10を錠付き入退室口に置き換え、前記錠付き入退室口に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末30に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記錠付き入退室口で開扉の諾否判定と解錠・施錠の提供を可能にする。
【0077】
入退室用バーコードの発行を申請する者は、勤務マニュアル等に貼付されている入退室用バーコード発行申請用の無線タグ20に自己が所有する公衆無線通信端末30の無線タグ読み取り口31をかざし、または、タッチする。前記の無線タグ20には入退室用バーコード発行の処理を起動するサービスサイト40の電子メールアドレスと入退室用バーコードの発行を指令するコマンドのデータが記憶されている。
【0078】
公衆無線通信端末30は無線タグ20から前記データを読み取りインターネットでサービスサイト40へ送信する。サービスサイト40は公衆無線通信端末30へ申請者の本人確認用の社員番号と暗証番号の入力を要求し、公衆無線通信端末30は入力された社員番号と暗証番号をサービスサイト40へ送信し、サービスサイト40は社員データベースへ照会し確認する。サービスサイト40は申請者が前記入退室用バーコードの発行を行う条件を有するか否かを確認し、発行の条件を満たしていれば入退室用バーコードを発行し前記の公衆無線通信端末30へ公衆無線通信を含む通信手段を通して送信する。
【0079】
入退室口には、公衆無線通信端末30が表示する入退室用バーコードを読み取り入退室口の扉の解錠を行う条件が満たされていれば解錠し、入退室完了後は速やかに施錠する機能を付加して構成する。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、無線タグと無線タグの読み取り機能を備えた公衆無線通信端末を使用し、人手を介さずにサービスを要求するのに必要なデータを無線タグから公衆無線通信端末へ自動的かつ正確に入力可能になり、また、公衆無線通信端末が無線タグの送出データをもとにしてサービスサイトに自動的にアクセスし、サービスサイトが前記のデータをもとに要求されたサービスを起動可能になり、携帯電話、携帯情報端末のような公衆無線通信端末を用いる入退出管理装置、チケットの予約や販売、広告と広告に関連する詳細情報の提供、利用料金の徴収等の無人化システムにおける利用者の公衆無線通信端末の操作の簡素化と迅速化がはかられる。
【0081】
また、公衆無線通信端末が無線タグの送出データをもとにして、サービスサイトからバーコードの発行を受けて表示し、バーコード読み取り口を備えるサービス提供マシンにバーコードの表示を読み取らせることによって、サービス提供マシンから特定のサービスを受けられ、入場券に代わるバーコードの利用、POS端末によるバーコード読み込みによるサービスの自動化等が可能になり、無人化サービス提供システムにおける公衆無線通信端末の利用の簡素化と迅速化がはかられるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるサービス起動システムの構成例を示す図である。
【図2】図1の公衆無線通信端末の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1の無線タグと公衆無線通信端末に備えられる無線タグ読み取り口の構成例を示すブロック図である。
【図4】図1の無線タグからの送出データによるサービス内容特定のプロセスを例示する図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態によるサービス起動システムの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 サービス提供マシン
20 無線タグ
30 公衆無線通信端末
31 無線タグ読み取り口
32 無線通信送受信部
33、202 プロセッサ
34 メモリ
35 キーボード
36 ディスプレイ
37 音声入出力部/スピーカ/マイク
38 電池
40 サービスサイト
41 サービス内容特定データベース
50 通信網
60 携帯電話無線基地局
61 PHS無線基地局
62 無線LANホットスポット
201 電源生成部
203 メモリ
204、311 アンテナコイル
312 送受信部
313 読み取り制御部
Claims (6)
- 無線タグと、前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と、前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトとを備えて構成するサービス起動システムにおいて、前記公衆無線通信端末と前記サービスサイトとの間に複数の異なる無線通信手段を含む通信路の中で一つの通信路を特定する通信路特定情報を前記公衆無線通信端末に備えた読み取り口をかざし、または、タッチしたときに前記無線タグが送出する送出データに含めて前記公衆無線通信端末で読み取った前記無線タグの送出データの通信路特定情報から特定する通信路を選択し設定する通信路選択設定手段を備え、前記通信路選択設定手段により選択設定される前記通信路を通して前記公衆無線通信端末と前記サービスサイトとが交信を行えるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
- 無線タグと、前記無線タグの読み取り口を備えた公衆無線通信端末と、前記公衆無線通信端末と交信可能なサービスサイトとを備えて構成するサービス起動システムにおいて、バーコードの読み取り口を備えたサービス提供マシンを設け、前記無線タグに前記公衆無線通信端末の無線タグ読み取り口をかざし、または、タッチしたときに送出される前記無線タグの送出データから特定する前記サービスサイトの特定のサービス内容に対応するバーコードを前記公衆無線通信端末向けに発行するバーコード発行手段を備え、前記バーコード発行手段によって前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを前記サービス提供マシンに備えたバーコード読み取り口から読み取らせることによって前記特定のサービス内容に対応するサービスの提供を可能ならしめることを特徴とするサービス起動システム。
- 請求項2に記載のサービス起動システムにおいて、サービス提供マシンをPOS端末とし前記POS端末に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記POS端末上で会員割引やポイントの積算、クーポンの処理などのサービスを提供できるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
- 請求項2に記載のサービス起動システムにおいて、サービス提供マシンを改札口とし、前記改札口に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記改札口で改札サービスの提供をできるように構成したことを特徴とするサービス起動システム。
- 請求項4に記載のサービス起動システムに於いて、商品広告その他情報提供媒体に前記無線タグを貼付し、映画演劇その他催事の入場券に代わるバーコードの発行を可能ならしめることを特徴とするサービス起動システム。
- 請求項2に記載のサービス起動システムに於いて、前記サービス提供マシンを錠付き入退室口とし、前記錠付き入退室口に備えるバーコード読み取り口から前記公衆無線通信端末に受信表示するバーコードを読み取らせことによって前記錠付き入退室口で開扉の諾否判定と解錠・施錠の提供を可能にすることを特徴とするサービス起動システム。
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2002
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