JP2002041990A - 顧客認証システム、該顧客認証システムを利用した顧客紹介料課金システム、及び記録媒体 - Google Patents

顧客認証システム、該顧客認証システムを利用した顧客紹介料課金システム、及び記録媒体

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JP2002041990A
JP2002041990A JP2001135167A JP2001135167A JP2002041990A JP 2002041990 A JP2002041990 A JP 2002041990A JP 2001135167 A JP2001135167 A JP 2001135167A JP 2001135167 A JP2001135167 A JP 2001135167A JP 2002041990 A JP2002041990 A JP 2002041990A
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    • G06Q50/10Services

Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録店舗に来店した顧客を簡易に認証する顧
客認証システム、及びそのために用いる記録媒体を提供
すると共に、この顧客認証システムを利用することによ
り、顧客紹介に対する正当な成功報酬を課金できる顧客
紹介料課金システムを提供する。 【解決手段】 顧客紹介料課金システム1では、サービ
スセンタ3によりインターネット2上にショッピングサ
イトが構築され、登録顧客に対して割引販売等のサービ
スを行う登録店舗を紹介する。そして、本システムを利
用する顧客であることの情報を、登録顧客が保有するシ
ール上に記録された識別情報の入力により判別する。サ
ービスセンタ3は、登録店舗に対し、この顧客紹介によ
る売上高に応じた料金を徴収する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定多数の登録店
舗に来店した顧客を簡易に認証する顧客認証システム、
及び該顧客認証システムを利用した顧客紹介料課金シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
予め登録された店舗等の情報をインターネット上のショ
ッピングサイトを介して一般消費者に開示し、その代償
としてこれらの登録店から店舗の紹介料を徴収するシス
テムが知られている。
【0003】しかし、このようなショッピングサイトに
店舗情報を開示しても、来店した顧客が当該ショッピン
グサイトの利用者であることを認証する術が無かったた
め、その開示によりどの程度の集客力が認められるかは
定かでなかった。しかも、その紹介料の徴収形態のほと
んどは月額固定であったため、登録店にショッピングサ
イトの良さ十分に実感してもらえなかった。このため、
ショッピングサイトへの加入に躊躇する店舗が多かっ
た。
【0004】また、各種会員カード事業を行なう場合に
は、カード本体に本人を認証するための情報、ポイント
情報、或いは購買情報等の種々の情報を蓄積させるの
で、カード自体を小型化できなかった。また、カード自
体にポイント等を印字するためにカードとカードリーダ
ーとを物理的に接触させざるを得ず、カードリーダーの
保守管理に多くの費用を必要とした。また、カードに記
録された情報をカードリーダーに読み込ませるためにカ
ードをカードリーダーの読取部に挿通することが必要と
なるため、カードの形を単体で維持せざるを得なかっ
た。
【0005】さらに、非接触型のICカード等は、1枚
当たりの製造コストが高く、また、サイズの小型化も難
しかった。また、現状、このような会員カードやポイン
トカードの発行店舗が激増している。このため、少し買
い物をすれば、財布に何十枚もの会員カードがすぐ溜ま
ってしまう。そして、あまりにかさばり、実際にそのす
べてを持っていられないので、一部のカードだけを所持
し残りのカードは持ち歩かないというのが通常のスタイ
ルである。この様な事情から、いざ買い物の段に会員カ
ードを持っていないことが多々あり、電話番号等を告げ
確認したり、ポイント用にレシートを保管するように指
示され、また次回の買い物の際にポイント精算の手続き
を余儀なくされる。このため、ますます財布が膨らむこ
とにもなる。このことは、ユーザーにとっても、店舗に
おいても過度な負担を強いていることを意味する。
【0006】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、登録店舗に来店した顧客を簡易に認証す
る顧客認証システム、及びそのために用いる記録媒体を
提供すると共に、この顧客認証システムを利用すること
により、顧客紹介に対する正当な成功報酬を課金するこ
とを可能とする顧客紹介料課金システムを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題に鑑み、請求項
1に記載の顧客認証システムにおいては、記憶手段が登
録店舗の店舗情報と登録顧客の個別情報を記憶してい
る。ここでいう「登録店舗の店舗情報」には、登録店舗
の店名、住所、電話番号、メールアドレス、取扱商品又
はサービス等の属性を表す情報の他、バーゲン情報や特
典等の情報が含まれ得る。また、「登録顧客の個別情
報」には、登録顧客の氏名、住所、電話番号、メールア
ドレス等の個人情報の他、本システムの利用者に付与さ
れた識別情報等が含まれ得る。
【0008】そして、この店舗情報を取得して来店した
顧客(来店顧客)の商品購入の際に、店舗端末からこの
来店顧客の識別情報が広域ネットワークを介して入力さ
れると、認証手段が、この識別情報に基づいて当該来店
顧客が登録顧客であることを認証する。
【0009】かかる構成によれば、例えば顧客紹介サー
ビスの事業主や登録店舗自らが特定の登録顧客に宣伝広
告をした場合に、登録店舗側で上記認証情報を受け取る
ことにより、商品等の購入者がこの登録顧客であること
を容易に確認することができる。このため、登録店舗
は、その宣伝の効果を明確かつ容易に把握することがで
きると共に、後述するポイント制度の導入等が容易にな
り、自己の商品又はサービスの販売促進を図ることがで
きる。
【0010】また、請求項2に記載の顧客紹介料課金シ
ステムは、上記顧客認証システムを利用して顧客紹介に
対する顧客紹介料を課金するものである。この顧客紹介
料課金システムにおいては、情報提供手段が、登録店舗
から依頼された特定の店舗情報を広域ネットワークを介
して(例えばホームページやEメールを介して)顧客端
末に提供する。そして、この店舗情報を取得して来店し
た顧客(来店顧客)の商品購入の際に、店舗端末からこ
の来店顧客の識別情報が広域ネットワークを介して入力
されると、上記認証手段が、この識別情報に基づいて当
該来店顧客が登録顧客であることを認証する。
【0011】そして、この認証手段により来店顧客が登
録顧客であるとの認証がなされた場合に、課金手段が、
予め定める条件に基づき、登録店舗に対して当該来店顧
客の紹介料を課金する。かかる構成によれば、商品等の
購入者が登録顧客であり、本システムが提供した店舗情
報を受け取って来店した者であることを明確に認定する
ことができる。このため、登録店舗側も本システムによ
る顧客紹介の成果を、所謂売上傾斜家賃のように正当に
評価することができ、納得してその対価を支払うことが
できる。その結果、登録店舗が躊躇なく本システムに加
入することができる。一方、本システムの運営者側は、
ネットワークを介した情報通信により、妥当な成功報酬
を簡易に得ることができる。
【0012】また、広域ネットワークを介して集客した
顧客の、購買活動の場所、及び、代金決済方法に左右さ
れず(現金払い、クレジット払い、さらにデビットカー
ド払い等の区別なく)に紹介料を集計できて効率がよ
い。さらに、かかる構成は、広域ネットワーク上で紹介
した店舗等に、一般消費者が直接訪問して購買活動を行
なうことを想定しているので、登録店舗を特定地域限定
とする場合に特に効果的である。
【0013】上記情報提供手段は、新製品の紹介やバー
ゲン情報等の登録店舗の要望に従った情報を顧客端末に
任意に送信するように構成することもできるが、顧客の
ニーズに合致した情報提供ができれば、登録店舗の売上
に直接結びつくことにもなり好ましい。また、登録顧客
側も、お得な情報とはいえ自己が興味のない情報の確認
に労を煩わせられるのは迷惑である。
【0014】そこで、請求項3に記載のように、情報提
供手段が、顧客端末から広域ネットワークを介して入力
された要求に従って、記憶手段に記憶された登録店舗の
個別情報を参照することにより、登録店舗の中から登録
顧客の希望商品を販売する特定店舗を抽出し、この特定
店舗の店舗情報を顧客端末に提供するようにするのも良
い。
【0015】かかる構成により需要と供給が一致し、よ
り効果的な販売網を構築することができる。或いは、請
求項4に記載のように、情報提供手段が、登録顧客が来
店した際に提供される登録店舗の商品又はサービス(以
下「商品等」)の情報を上記店舗情報として提供するの
も効果的である。この場合、認証手段は、店舗端末から
広域ネットワークを介して入力された来店顧客の識別情
報と、記憶手段に記憶された登録顧客の個別情報とを照
合することにより、この来店顧客が登録顧客であること
を認証する。そして、店舗側は、認証された登録顧客に
対して約束の商品等を提供する。
【0016】かかる構成を採用した場合、一見店舗側が
一方的な損失を被るようにも見えるが、この商品等を目
当てに来店した顧客の大半は、所謂「ついで買い」をす
るというのが実際の市場調査からも分かっている。この
ため、たとえ特定の商品を顧客に無料で提供したとして
も、この「ついで買い」により、店舗側はトータル的に
十分な利益を上げることができると考えられる。例え
ば、ハンバーガーショップを例に挙げると、そのメイン
の販売商品であるハンバーガー1個を無料で提供したと
しても、顧客がそれに加えてポテトやジュース、或いは
他のバーガーをついで買いすると、それで利益が上がる
場合もある。そのとき、この顧客が複数人分を購入すれ
ばなおさらである。特に、販売チェーンを多数有する企
業であれば、その「ついで買い」による利益の累積額は
計り知れない。
【0017】こうした観点からは、商品の値段にもよる
が、店舗側は自己のヒット商品を無料で提供することに
より最も効果を発揮させることができ、ひいては顧客の
囲い込みを図ることもできると考えられる。また、この
「ついで買い」による効果は、ハンバーガーショップに
限らず、焼肉店にて「牛カルビ1人前、ビール1本を無
料」としたり、或いは、カラオケ店にて「1時間1部屋
無料」とする等、その応用範囲は広い。このことは、正
規商品の商品価値(価格)を維持しながら、登録店舗に
大きな利益をもたらすと共に、その利益に応じた顧客紹
介料を徴収することにより、本システムの運営者側にも
それ相応の利益をもたらすことになる。
【0018】また、本システムを具体的に運用する際に
は、上述のように来店した顧客が登録顧客であることを
認証する手続きが必要となるが、この手続は簡易になさ
れるのが好ましい。そこで、請求項5に記載の顧客紹介
料課金システムでは、来店顧客の識別情報が記録された
コードを読み取るための読取装置が店舗端末に接続され
ている。そして、認証手段が、この読取装置を介して店
舗端末から入力された来店顧客の識別情報を用いて認証
を行う。
【0019】上記コードとしては、例えば所謂バーコー
ドや二次元コード、書換可能な非接触タグ、或いはIC
カードに記録された識別コード等が考えられ、これらを
読取可能な読取装置が店内に設置されることになる。登
録顧客は、このコードが記録された媒体(カード、シー
ル、或いはタグ等)を店員に提示することになる。
【0020】かかる構成によれば、簡易な読取装置によ
り登録顧客であることの認証を迅速に行うことができ、
本システムを円滑に運用することができる。また、課金
処理に際して用いる上記予め定める条件としては様々に
考えられるが、来店した顧客が商品を何も購入しなかっ
た場合、或いは購入金額が小さい場合に、顧客が来店し
た事実のみをもって紹介料を課金するのは登録店舗に酷
である。また、そのような設定では本システムに加入す
る登録店舗を集めることが困難である。
【0021】そこで、例えば請求項6に記載のように、
店舗端末から入力された登録顧客の購入金額に応じて設
定された金額を、紹介料として課金するように設定する
ことが考えられる。例えばこの購入金額に比例した紹介
料を設定したり、購入金額に閾値を設けて購入金額が大
きくなる程比例係数を小さくすることが考えられる。
【0022】かかる設定によれば、店舗側は、当該シス
テムの利用により一定以上の利益が上げられた場合にそ
れ相応の紹介料を支払うだけでよい。従って、売上がな
い場合には紹介料もないということになり、売上実績に
応じた正当な成功報酬として紹介料を課金することがで
きる。このため、登録店舗側も紹介料の支払いを懸念し
て本システムの加入に躊躇するといったもともなくな
る。また、購入金額に応じた金額を支払うわけであるか
ら、店舗側の負担以上に利益が上がっていると考えら
れ、店舗側に不利益は発生しない。一方、本システムの
運営者側も、本システムを介した登録店舗の売上に応じ
た紹介料を徴収することができるため、その効果が発揮
された場合に大きな対価を得ることができる。
【0023】ただし、登録店舗の売上が大きくなったと
はいっても、実際には当該店舗の企業努力等が大きく関
わってることも考えられる。そこで、請求項7に記載の
ように、上記予め定める条件として、紹介料が予め定め
る金額を超える場合には、課金処理を行わないように設
定してもよい。
【0024】かかる構成によれば、登録店舗側は、一定
以上の売上については全て自己の利益になるとの考えか
ら、本システムをより積極的に利用するようになると考
えられ、本システムの運営者側にとっても都合がよい。
運営者側は、一定額の紹介料までは取得することがで
き、一定の利益を確保することができる。また、かかる
システムを利用する登録店舗の増加により、トータル的
には運営者側の利益を高めることができるとも考えられ
る。
【0025】ところで、上記のようにして登録店舗側の
利益が上がることにより運営者側もそれ相応の正当な対
価が得られるはずであるが、店舗側が不誠実である場合
には必ずしもそうは言い切れない。すなわち、上記構成
によれば、登録顧客が本システムを利用して登録店舗に
来店しても、店舗端末からの入力により来店情報(購入
情報等)が得られなければ、本システムの正規の運用は
困難となる。例えば、登録店舗側で来店した登録顧客に
対し、あたかもシステム側に通知をしたかのようなふり
をしたり、或いは来店者に特典を与える等の便宜を図
り、これにより、システム側への非通知を黙認させる等
の不正が発生する可能性が考えられる。
【0026】このような問題に対処するために、例えば
リサーチ隊を結成し、登録店舗が不正行為を行っていな
いかを調査する等の人為的解決を図ることも考えられる
が、人件費やその調査の煩わしさを考慮すると、システ
ムの中でかかる不正行為を自然防止できるようにするの
が望ましい。
【0027】そこで、請求項8に記載のようなポイント
制度を採用するのが有効である。すなわち、ポイント管
理手段が、登録顧客の登録店舗における購入金額に応じ
たポイント数を与え、このポイント数を登録顧客の商品
購入毎に積算した積算値を管理する。そして、特典提供
手段が、このポイント管理手段により管理されたポイン
ト数に応じて、登録顧客に対して特典を提供するように
構成することが考えられる。
【0028】かかる構成によれば、ポイント管理手段
は、登録店舗からの購入金額の通知がなければポイント
が加算されない。このため、登録顧客側でも店舗側で購
入金額の通知が正当にされているか否かを注意してチェ
ックすることになると予想される。この注意の程度は、
システム運営者側でポイントを介して提供する景品の内
容を工夫して設定することで大きくすることができると
考えられる。つまり、店舗側の不正行為の通報を登録顧
客に促すことができ、これに対処することで、店舗側は
正当な紹介料の徴収を確保することができる。特に、登
録店舗のチェーン店が全国的規模で多数ある場合にその
効果が顕著に得られる。
【0029】また、その具体的運用としては、請求項9
に記載のように、特典提供手段が、ポイント数に応じて
設定された特典情報を記憶した第2の記憶手段と、上記
ポイント管理手段により管理されたポイント数に基づい
て、第2の記憶手段から登録顧客に提供可能な特典情報
を抽出し、この抽出された特典情報を広域ネットワーク
を介して、登録顧客端末に提供する特典情報提供手段と
を備える構成が考えられる。この場合、その特典情報を
参照した登録顧客が顧客端末から入力した指定に従っ
て、この登録顧客が指定した特典が登録顧客に提供され
る。
【0030】また、特典としては、必ずしも商品やサー
ビスである必要はなく、例えば請求項10に記載のよう
な金銭(金券)でもよい。すなわちこの場合、第2の記
憶手段には、ポイント管理手段により管理されたポイン
ト数に応じて設定された金額情報が記憶され、ポイント
管理手段は、店舗端末から広域ネットワークを介して入
力された購入商品の割引情報に相当するポイント数を、
ポイント数の積算値から減算する。
【0031】このため、顧客の割引情報をポイント数に
より精算することができ、煩雑な課金処理や金銭の受け
渡しが軽減又は省略される分、システムの運用効率を高
めることができる。またその場合、請求項11に記載の
ように、課金手段が、紹介料から割引額を減額して課金
処理を行うようにしてもよい。
【0032】かかる構成により、同様にシステム運用の
効率化が図れる。また、請求項12に記載のように、上
記識別情報として、少なくとも登録顧客本人を特定する
ための認証情報を記録した記録媒体を用意しておくと、
上記各システムの利用上便利である。より好ましくは、
認証情報としての個人認証のみが記録されているのがよ
い。この記録媒体としては、カードやシール或いは書換
可能な非接触タグ等、種々のものが考えられる。
【0033】かかる構成によれば、例えば上記識別情報
を記録媒体としてのカードにバーコード等で記録した場
合、非接触のバーコードリーダ等を利用して、上記シス
テムのデーターベースにアクセスする構成とすることに
より、カード自体にはポイント情報や、購買情報等をも
たせず、これらの情報を上記データーベースから引っ張
ってくるようにすることができる。また、利用者は財布
の中に、会員カード、ポイントカードを何枚も持つ必要
がなくなる。
【0034】このため、カードへの各種情報の印字を不
要とし、カードとカードリーダーの物理的接触をなくし
て保守費用の低減を図ることができる。また、カードリ
ーダーに読み込ませる必要がなくなったため、カードの
サイズや形状を自由に選択することができる。
【0035】また、ポイント情報や購買情報を持たず、
表示する情報を例えばバーコードとIDコードのみとす
ることでカードを小型化でき、さらに単に本人確認する
だけに留まる事となった為、結果的に、複数のポイント
制度での蓄積ポイントや、異なる販売店での購買情報等
をそれぞれのデーターベースから1枚のカードで引き出
すことが容易になる。また、カードの発行量が減るた
め、消耗品代が削減できる。
【0036】また、請求項13に記載のように、特に上
記記録媒体をシールとして構成し、このシールに識別情
報を記録する態様とすれば、記録媒体をカード単体で維
持する必要がなく、例えば携帯電話等の裏側に貼り付け
たままで利用することも可能となる。当然、シールのコ
ストは、それ自体の形を維持する必要のあるカードより
安価である。
【0037】特に、小型のシールの形にし、複数の会員
カード、ポイントカードの役割を兼ね備えることによっ
て、何十枚もの会員カードやポイントカードを財布から
一掃出来る。具体的には、上記コードのみの記録とした
場合、例えば15〜18mm×22〜25mm程度のシ
ールにすることもできる。この場合、一般的なカードの
大きさが54mm×85mm程度であることから、面積
比が10分の1程度に小さくなる。
【0038】このように、各種の会員カードやポイント
カードを1枚に統合し、カードサイズを小さくし、粘着
性のシール素材にして常に持ち歩く物品に付帯させるこ
とは、極めて効果的である。例えば、携帯電話、PA
D、手帳、財布等に貼り付けることが考えられる。
【0039】また、ICカード等のように、蓄積できる
データ量に制限のある場合には、例えば、共通カード、
商店街カード、自治体カードのように複数の情報を蓄積
しようとするときの、その導入にあたって仕様決定が非
常に重要な項目となる。また、導入後の仕様変更はほと
んど不可能に近い。しかし、個人認証のみとすることに
よって、後からの仕様変更が簡単となり、仕様決定が非
常に楽になり、導入コストが削減できる。
【0040】特に、物流の生じないものの決済に応用で
きる。例えば、ネット上のシェアウェアーソフトの継続
使用のパスワード等を取得するために、クレジットカー
ド番号を入力することを躊躇する人は多い。この場合、
事前にその代金を支払いたい旨と、自分のIDをサイト
に報告しておくと、システム側は、その人に対する請求
情報をデーターベース上にアップロードする。後は、携
帯電話等に貼り付けた本人認証カードを、コンビニ等で
提示し、レジ又は端末がそのデーターベースから請求情
報を取得し、請求額を表示することによって簡単なコン
ビニ決済システムが完成する。
【0041】この場合、支払は現金等で行なうことも出
来るので、高セキュリティーなシステムが不要であり、
セキュリティーコストを低く抑えることが出来る。本人
の意思により支払がされれば、データーベース上に支払
のフラグが立ち、継続使用のパスワードが送られて来
る。もしそのとき、手持ち現金の不足があれば、次回支
払うことにすれば良い。コンビニの店頭において、自分
が誰であり、どのような商品を注文したのかという情報
を店頭端末に入力し、その結果リストを印刷しレジに提
示することは不要であり、自分が誰なのかということを
直接レジ等の端末に提示するだけで、データーベースか
ら注文情報を取得でき、決済が完了することになる。
【0042】また、不定期な特典情報を携帯電話に配信
する場合に、その特典情報を記載したバーコードを配信
することも考えられるが、店頭レジ前で携帯電話の操作
をし、特典画面を呼び出して、それを店員に提示するの
は非常に面倒である。特にユーザーが並んでいる忙しい
レジの場合には利用しづらい。この点、携帯電話に貼り
付けたシールを見せるだけなら非常に簡単である。
【0043】また、映画のチケット等を携帯電話にバー
コード配信することも考えられるが、これも、上記と同
じである。しかも、ある一定以上の価値をもつバーコー
ドになると、バーコード自体を偽造される恐れがある。
しかし、上記のような個人認証を行なうバーコードであ
れば、簡単なパスワードとの組み合わせでこの点をクリ
アすることができ、かかる映画のチケットにもなり得
る。尚、特定の場所での入場者の認証の場合、広域ネッ
トワーク上のデーターベースから取得したバーコードの
コピーを会場に持ち込むことで、通信さえ不要となる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。尚、本発明の実施の形態は、下
記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的
範囲に属する限り種々の形態をとり得ることはいうまで
もない。 [第1実施例]本実施例に係る顧客紹介料課金システム
は、インターネット上にショッピングサイトを構築し、
登録顧客に対して割引き販売等を行う登録店舗を紹介
し、その売上高に応じた顧客紹介料を徴収するものであ
る。図1は、当該顧客紹介料課金システムの全体構成を
表すブロック図である。
【0045】同図に示すように、顧客紹介料課金システ
ム1は、広域ネットワークとしてのインターネット2に
接続されたサービスセンタ3から登録顧客の端末に対し
て所定の店舗情報を提供するシステムとして構築されて
いる。尚、顧客紹介料課金システム1は、多数の会員に
より利用され得るが、本実施例においては説明の便宜
上、サービスセンタ3に顧客の紹介を依頼するある登録
店舗と、ある登録顧客により利用された例を示す。従っ
て、同図においては、当該登録店舗の端末である店舗端
末4と当該登録顧客の端末である顧客端末5とが、IS
P(Internet Service Provider)6を介してインター
ネット2に接続されている。また、同図では、説明の便
宜上、ISP6一つを示しているが、各端末が異なるI
SPを介してインターネット2に接続してもよいことは
いうまでもない。
【0046】サービスセンタ3は、専用のWWW(Worl
d Wide Web)サーバを保有しており、ISP6を介して
インターネット2に接続された店舗端末4又は顧客端末
5からの要求に従って情報を提供すると共に、店舗端末
4又は顧客端末5との間で所定の通信を行う。
【0047】一方、店舗端末4及び顧客端末5には、キ
ーボードやマウス等の入力装置や、サービスセンタ3の
WWWサーバから提供される情報を表示するための表示
装置が設けられている。また、店舗端末4には、本シス
テムの利用に際し、来店顧客の識別情報や購入情報等を
読み取ってサービスセンタ3側に送信するための後述す
る読取装置4aが接続されている。
【0048】このため、顧客紹介料課金システム1の利
用者は、表示装置に表示される画面に従って入力装置に
より入力することにより、所定の手続を行ったり、所望
の情報を入手することができる。尚、店舗端末4及び顧
客端末5とISP6とを接続する通信手段としては、一
般的な電話回線網を使ってISP6に接続するためのモ
デムやターミナルアダプタ等の電話用通信装置でもよい
し、或いは、携帯電話、PHS等の無線電話用通信装置
であってもよい。
【0049】以下、この顧客紹介料課金システム1の具
体的な運用方法について、図2、図3に示すフローチャ
ート、及び図4に基づいて説明する。まず、利用者(顧
客)が顧客紹介料課金システム1を利用するために行わ
れる登録処理について、図2のフローチャートに沿って
説明する。
【0050】利用者は、顧客紹介料課金システム1を利
用するために、まず自己の顧客端末5をISP6を介し
てインターネット2に接続し、サービスセンタ3への接
続指令を入力する(S110)。サービスセンタ3側で
は、顧客端末5からの接続があるか否かを判断し(S2
10)、その接続があったと判断すると(S210:Y
ES)、個別情報を要求する(S220)。この個別情
報には、利用者の氏名、住所、携帯電話番号、メールア
ドレス等の情報等が含まれる。尚、この個別情報は、利
用者が顧客端末5に表示された選択画面に従って入力す
る。
【0051】このとき、顧客端末5から個別情報の入力
がなく、その受信が確認されない場合には(S230:
NO)、サービスセンタ3は、当該利用者に会員登録の
意思がないと判断し、登録処理を終了する。一方、顧客
端末5から個別情報が入力され(S120)、サービス
センタ3においてその受信が確認された場合には(S2
30:YES)、サービスセンタ3は、当該利用者を登
録顧客として認定し、その個別情報を自身のデータベー
スに格納する。そして、利用者が顧客紹介料課金システ
ム1を利用する際の認証等に用いる識別情報(識別ID
等)を決定する(S240)。
【0052】そして、サービスセンタ3は、顧客端末5
に対してこの識別情報を発行し(S250)、利用者は
これを取得する(S130)。その後、この識別情報が
バーコードとして記録されたメンバーポイントカード
が、郵送や宅配等の手段により登録顧客のもとに届けら
れる。
【0053】次に、顧客紹介料課金システム1による課
金処理について、図3に示すフローチャート及び図4に
沿って説明する。サービスセンタ3のデータベース(記
憶手段)には、登録店舗情報として、店名、住所、電話
番号、メールアドレス、取扱商品又はサービス等の属性
を表す情報の他に、登録店舗からの依頼によるバーゲン
情報や特典等の情報が格納されている。また、登録顧客
情報として、登録顧客の氏名、住所、電話番号、メール
アドレス等の個人情報の他、上記識別情報等が格納され
ている。
【0054】そして、サービスセンタ3は、登録店舗か
ら依頼された特定の店舗情報をインターネット2上に開
示し、顧客端末5から上記識別情報を入力してアクセス
した登録顧客に対してその店舗情報を提供する。或い
は、登録顧客にメールにて配信する。尚、かかるサービ
スセンタ3の処理が情報提供手段としての処理に該当す
る。
【0055】今仮に、登録店舗がハンバーガーショップ
である場合の一つの事例を示す。サービスセンタ3は、
このハンバーガーショップとの取り決めにより、「来店
したお客様に当店のMバーガー1個を無料でプレゼント
します」等の店舗情報を、定期的に顧客端末5にメール
にて送信していたものとする。
【0056】ハンバーガーショップには、顧客紹介料課
金システム1の利用に際して登録顧客の購入情報(識別
情報及び購入金額)を入力するための専用の店舗端末4
が設置されている。この店舗端末4には、図4(a)に
示す画面が表示され、常時サービスセンタ3への入力待
ち状態となっており(S610)、この店舗端末4に接
続された読取装置4aから上記購入情報を入力できるよ
うになっている。
【0057】そして、登録顧客がこのメールを見てハン
バーガーショップに来店し、飲食・購入等の代金精算を
する際に上記メンバーポイントカードを提示すると、店
員又は顧客自身が、カードリーダーにメンバーポイント
カードを挿入することにより、登録顧客の識別情報を入
力する(S510)。
【0058】サービスセンタ3は、店舗端末4からの識
別情報の入力を確認すると(S620:YES)、その
識別情報を用いて来店顧客が本システムの登録顧客であ
ることの認証処理を行う(S630)。このとき、認証
が行われない場合には(S640:NO)、来店顧客が
登録顧客ではなく本システムの利用ができない旨を、店
舗端末4に通知する(S710)。
【0059】一方、認証が正常に行われた場合には(S
640:YES)、同図(b)に示す画面に顧客の情報
が表示される。この例では、顧客情報として顧客の会員
ID、氏名、利用店名、サービス内容とその期間等が表
示されており、顧客は、3月末日までMバーガー1個
を、4月末日までMチーズ及びMチキン各1個を特典と
して夫々プレゼントされるようになっている。
【0060】このため、顧客は、この少なくともいずれ
かを無料で飲食又は持ち帰りできることになる。そし
て、顧客が選択した特典をチェックすると、その情報が
サービスセンタ3に送信され、使用済みの特典情報は消
去される。続いて、同図(c)に示す画面が表示され、
今回の購入情報(金額)の入力が要求される(S65
0)。このとき、所定時間経過しても購入情報の入力が
行われず、これを受信できない場合には(S660:N
O)、店舗端末4に対してエラー通知を行い(S71
0)、処理を終了する。
【0061】一方、店舗端末4から上記入力がなされ
(S520)、サービスセンタ3がこれを受け取った場
合には(S660:YES)、サービスセンタ3は、購
入金額に応じた顧客紹介料を計算すると共に、当該顧客
に今回付与するポイント数と累積ポイント数を計算し、
データベース(第2の記憶手段)に格納する(S67
0)。
【0062】そして、店舗側にこの顧客紹介料の課金を
行い(S680)、その課金情報とポイント情報を店舗
端末4に送信する(S690)。店舗端末4は、この課
金情報及びポイント情報を取得し(S530)、カード
リーダーに装填された顧客のメンバーポイントカードに
上記今回のポイント数と累積ポイント数を記録する。ま
た、このとき、同図(d)に示す画面が表示される。つ
まり、今回本システムを利用したことに対して付与され
るポイント(10℃:10ポイント)、店舗での購入金
額に対して付与されるポイント(120℃)、及び、現
在までの累積ポイント(300℃)が表示される。
【0063】ここで、このポイント利用分(10℃)
は、顧客が顧客紹介料課金システム1を利用したことを
識別するためのものであり、購入分(120℃)は、そ
れによる売上金額を計るためのものである。従って、サ
ービスセンタ3の運営者は、このポイント利用分のポイ
ントがある場合にのみ紹介料を取得する。そして、その
紹介料は、購入分のポイントに所定の係数をかけて算出
される。
【0064】また、サービスセンタ3は、本システムを
利用した顧客の個人別購入履歴と累積ポイントをアップ
ロードする(S700)。登録顧客は、顧客端末5から
サービスセンタ3にアクセスして自己の識別情報を入力
することにより、これらの情報を取得し、ポイント数に
応じたプレゼントをサービスセンタ3側に請求すること
ができる。
【0065】以上のように処理されることで、ハンバー
ガーショップの来店顧客が顧客紹介料課金システム1が
提供した店舗情報を受け取って来店した者であることを
明確に認定することができる。このため、ハンバーガー
ショップ側も本システムによる顧客紹介の成果を正当に
評価することができ、その紹介料を成功報酬として支払
うことができる。
【0066】また、ハンバーガーショップ側は、登録顧
客に対して約束の特典(ハンバーガー)を提供すること
になるが、このハンバーガーを目当てに来店した顧客の
大半は、所謂「ついで買い」をすると考えられ、トータ
ル的に十分な利益を上げることができると考えられる。
【0067】さらに、ポイント制を採用することで、店
舗側による購入金額の通知の正当性を、実質的に登録顧
客にチェックさせる構成をとるため、店舗側の不正行為
を未然に防止することができる。尚、本実施例におい
て、図3のフローチャートに示されたS630の処理が
認証手段としての処理に該当し、S650〜S680の
処理が課金手段及びポイント管理手段としての処理に該
当し、さらに、S700の処理が特典提供手段(特典情
報提供手段)としての処理に該当する。 [第2実施例]上記第1実施例では、店舗情報として登
録店舗のメイン商品を無料で提供するように設定した例
を示したが、本実施例は、店舗情報として商品の割引情
報を設定した場合の例を示す。尚、本実施例の顧客紹介
料課金システムの全体構成等については、上記第1実施
例にて説明したものとほぼ同様であるため、その説明に
ついては省略する。
【0068】登録顧客は、登録店舗で飲食・購入等の代
金精算をする際にメンバーポイントカードを提示するこ
とにより、ポイントと共に店舗情報として提供された割
引(例えば5%:例えば50円)を受けることができ
る。すなわち、登録店舗の店員は、読取装置4aとして
のカードリーダーにメンバーポイントカードを挿入し、
購入金額、割引金額又は精算金額を基準としたメンバー
ポイント(メンバーの購入情報に応じて発行されるポイ
ント:例えば「購入100円につき1ポイント」等)を
カードリーダーに入力する。このとき、カードリーダー
に蓄積された顧客情報及びメンバーポイントの情報がイ
ンターネット2を通じて、サービスセンタ3のデーター
ベースに格納される。また、このときメンバーポイント
カードには累積ポイントが記入され、顧客に返却され
る。
【0069】顧客は、自宅に帰ってから顧客端末5から
インターネット2を介してサービスセンタ3にアクセス
し、メンバーポイントカードに記入された日付とポイン
ト等をサービスセンタ3に報告する。またこのとき、顧
客は、自分の購入履歴、累積ポイント、或いは過去の割
引額累計等の情報を閲覧することができる。
【0070】サービスセンタ3は、消費者から報告され
た、顧客コード、日付、ポイントをデーターベース内の
情報とマッチングさせ、整合したものに適正値(サイト
上で、消費者の持ってるカードのポイントと、サーバー
のポイントの一致が確認できた旨)を返信する。この適
正値を受け取った登録顧客は、サービスセンタ3のサイ
ト上に陳列されたポイントに応じた景品を選択して受け
取ることができる。
【0071】ただしこの場合、サイト上で、プレゼント
あげるという企画だけで、顧客を繋ぎとめておくことも
できるので、この適正値の返信処理を省略してもよい。
このような構成をとることにより、小売店舗等が、ショ
ッピングサイトに登録する際の、登録料、月会費を、固
定費でなく、ショッピングサイトに関わる売上高に応じ
た成功報酬として収受することができる。
【0072】またこの場合、インターネット2を通じた
顧客の売上がなければ月会費は発生しない完全成功報酬
制も可能である。ポイントカードの提示があった場合、
登録店舗は、消費者に5%の割引を与え、その場でポイ
ントカードにポイントを蓄積する。サービスセンタ3の
運営者は、通信を介して蓄積されたポイントを取得し、
そのポイントに応じて例えば購入額の10%を紹介料
(又は、無料とした月会費)として登録店舗から収受す
ることができる。
【0073】収受する紹介料は、想定月会費(例えば3
万円)を上限として徴収するとすることも可能である。
また、登録顧客にサイト上でプレゼント等の特典を与
え、ポイント蓄積とカードの回収催促をさせるシステム
であるため、紹介料の計算根拠となるポイントカードに
ポイントを蓄積させることを促すことができる。また、
消費者にあっては、1枚のポイントカードがあれば、地
域の数千件の異なる店舗で、割引が受けられることにな
る。
【0074】また、登録顧客は、1枚のカードで多数の
店舗の会員となることができる(統一カード発行サイト
機能)。これにより、カードの不便を解消できる。さら
に、消費者は、支出を記入した家計簿が作れる。これ
に、必要事項を手入力すれば、家計簿が完成する(半自
動家計簿作成サイト機能)。 [変形例]また、本実施例の変形例として、以下の手法
をとることもできる。 1)景品の中に登録店舗で利用できる金券がある場合、
登録顧客は、インターネット2を介してサービスセンタ
3にポイントと金券の交換の希望を申し出る。
【0075】このポイントと金券との関係は、例えば図
5に示す表のような換算表を設定することにより可能と
なる。この例では、いずれも1000ポイントで500
円の金券が提供されるが、ポイント付与率を適宜設定す
ることが可能に構成され、このポイント付与率により顧
客の購入金額に対する金券の還元率を異なるように設定
できる。例えば、表の最上段の例について説明すると、
付与率が10%に設定されているため、顧客が100円
の購入をすると10ポイント付与される。このため、1
0000円の購入をすれば、500円の金券と引き替え
られることになる。この場合の還元率は、5%である。 2)登録顧客は、金券情報を受け取り、その控えをプリ
ンターで出力できる。 3)サービスセンタ3は、この金券情報をデーターベー
スに格納する。 4)登録顧客は、店舗に金券の利用と利用金額を申し出
る。 5)店員は、店舗端末4からサービスセンタ3にアクセ
スして、この金券利用希望金額を送信し、サービスセン
タ3からの返信により金券残高以内であることが確認さ
れると、金券利用を受諾する。 6)店舗端末4からは、この金券利用に関する情報(利
用金額等)がサービスセンタ3に送信される。
【0076】上記手法は、本システム利用のプレゼント
(景品)として、店舗で金券を使用できるようにしたも
のである。尚、プレゼントとして金券を希望する場合に
は、金券がサイト上に表示されるようにして、登録顧客
がその金券の控えを自分のプリンタに出力することもで
きる。
【0077】上記手法によれば、地域数千の店舗で通用
する統一カード(カードナンバー)が発行できる。これ
は、大きなメリットであり、このシステムを全国に広げ
ていけば、最後には、全国の小売店等で統一したカード
(カードナンバー)が発行できることになる。クレジッ
トカード以外で統一カードを発行できることになれば、
消費者は、割引カード、診察券、アスレチッククラブの
会員カードなど、1枚のカードを持つだけでメリットが
享受できる。財布に、何枚もカードを入れる必要がな
い。また、このカード自体は、既存のクレジットカード
会社と提携して、複数のクレジットカードをこのカード
1枚で処理することも可能であると考えられる。また、
上記手法を利用して家計簿サイトが作れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る顧客紹介料課金システ
ムの全体構成を表すブロック図である。
【図2】 実施例の顧客紹介料課金システムの具体的運
用方法を説明するフローチャートである。
【図3】 実施例の顧客紹介料課金システムの具体的運
用方法を説明するフローチャートである。
【図4】 実施例の顧客紹介料課金システムの具体的運
用方法の説明図である。
【図5】 実施例の顧客紹介料課金システムの具体的運
用方法の説明図である。
【符号の説明】
1・・・顧客紹介料課金システム、 2・・・インター
ネット、3・・・サービスセンタ、 4・・・店舗端
末、 4a・・・読取装置、5・・・顧客端末

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録店舗の店舗情報及び登録顧客の個別
    情報を記憶する記憶手段と、 前記店舗情報を受け取った来店顧客の前記登録店舗にお
    ける商品購入の際に、該登録店舗の店舗端末から広域ネ
    ットワークを介して入力された該来店顧客の識別情報に
    基づいて前記記憶手段を参照し、該来店顧客が前記登録
    顧客であることを認証する認証手段と、 を備えたことを特徴とする顧客認証システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の顧客認証システムを含
    み、該顧客認証システムを利用した顧客紹介料課金シス
    テムであって、 前記記憶手段に記憶された登録店舗の特定の店舗情報
    を、広域ネットワークを介して前記登録顧客の顧客端末
    に提供する情報提供手段と、 前記認証手段により、前記来店顧客が該情報提供手段が
    提供した店舗情報を受け取った登録顧客であるとの認証
    がなされた場合に、予め定める条件に基づき、前記登録
    店舗に対して該来店顧客の紹介料を課金する課金手段
    と、 を備えたことを特徴とする顧客紹介料課金システム。
  3. 【請求項3】 前記情報提供手段は、前記顧客端末から
    前記広域ネットワークを介して入力された要求に従っ
    て、前記記憶手段に記憶された前記登録店舗の個別情報
    を参照することにより、前記登録店舗の中から前記登録
    顧客の希望商品を販売する特定店舗を抽出し、該特定店
    舗の店舗情報を前記広域ネットワークを介して前記顧客
    端末に提供することを特徴とする請求項2記載の顧客紹
    介料課金システム。
  4. 【請求項4】 前記情報提供手段は、前記登録顧客が来
    店した際に提供される前記登録店舗の商品情報を前記店
    舗情報として提供し、 前記認証手段は、前記店舗端末から前記広域ネットワー
    クを介して入力された前記来店顧客の識別情報と、前記
    記憶手段に記憶された前記登録顧客の個別情報とを照合
    することにより、該来店顧客が前記商品情報を提供した
    登録顧客であることを認証することを特徴とする請求項
    2記載の顧客紹介料課金システム。
  5. 【請求項5】 前記店舗端末には、前記来店顧客の識別
    情報が記録されたコードを読み取るための読取装置が接
    続され、 前記認証手段は、該読取装置を介して前記店舗端末から
    入力された前記来店顧客の識別情報を用いて、前記認証
    を行うことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載
    の顧客紹介料課金システム。
  6. 【請求項6】 前記予め定める条件は、前記店舗端末か
    ら入力された前記登録顧客の購入金額に応じて設定され
    た金額を、前記紹介料として課金するように設定された
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載の顧客
    紹介料課金システム。
  7. 【請求項7】 前記予め定める条件は、前記紹介料が予
    め定める金額を超える場合には、前記課金処理を行わな
    いように設定されたことを特徴とする請求項2〜6のい
    ずれかに記載の顧客紹介料課金システム。
  8. 【請求項8】 請求項2〜7のいずれかに記載の顧客紹
    介料課金システムにおいて、さらに、 前記登録顧客の前記登録店舗における購入金額に応じた
    ポイント数を与え、該ポイント数を前記登録顧客の商品
    購入毎に積算した積算値を管理するポイント管理手段
    と、 該ポイント管理手段により管理されたポイント数に応じ
    て、前記登録顧客に対して特典を提供する特典提供手段
    と、 を備えたことを特徴とする顧客紹介料課金システム。
  9. 【請求項9】 前記特典提供手段は、 前記ポイント数に応じて設定された特典情報を記憶した
    第2の記憶手段と、 前記ポイント管理手段により管理されたポイント数に基
    づいて、前記第2の記憶手段から前記登録顧客に提供可
    能な特典情報を抽出し、該抽出された特典情報を前記広
    域ネットワークを介して、前記登録顧客端末に提供する
    特典情報提供手段と、 を備え、 前記特典情報を参照した前記登録顧客が前記顧客端末か
    ら入力した指定に従って、該登録顧客が指定した特典を
    該登録顧客に提供することを特徴とする請求項8記載の
    顧客紹介料課金システム。
  10. 【請求項10】 前記第2の記憶手段には、前記ポイン
    ト管理手段により管理されたポイント数に応じて設定さ
    れた金額情報が記憶され、 前記ポイント管理手段は、前記店舗端末から前記広域ネ
    ットワークを介して入力された前記購入商品の割引情報
    に相当するポイント数を、前記ポイント数の積算値から
    減算することを特徴とする請求項9に記載の顧客紹介料
    課金システム。
  11. 【請求項11】 前記課金手段は、前記紹介料から前記
    割引情報に相当する金額を減額して前記課金処理を行う
    ことを特徴とする請求項10記載の顧客紹介料課金シス
    テム。
  12. 【請求項12】 請求項1の顧客認証システム又は請求
    項2〜11のいずれかに記載の顧客紹介料課金システム
    の認証手段による認証に用いられ、前記識別情報として
    少なくとも前記登録顧客本人を特定するための認証情報
    を記録した記録媒体。
  13. 【請求項13】 シールからなることを特徴とする請求
    項12記載の記録媒体。
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