JP2020135581A - ポイント管理システム及びポイント管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】既存のポイントシステムを最大限活用し、導入・運用コストを増大させることなく、独自ブランドのポイントカードを用いたサービスを継続させつつ、他社のポイントサービスとの連携を可能とする。【解決手段】購入した商品に関する決済処理を行うPOSレジ装置7と、自社ポイントカード6を識別する第1識別情報と、広域ポイントカード8を識別する第2識別情報とを、関連付けて連係情報として記憶する連携情報データベース132と、広域ポイントカード8から第2識別情報を取得し、取得された第2識別情報に紐付けられた価値情報のうち利用者の操作に応じて決定された値を、POSレジ装置7に転送可能に出力するサービス提供装置5と、サービス提供装置5から出力された価値情報の値を取得し、取得された価値情報の値に応じて、前記決済処理における支払額を変更し、変更された支払い額により前記決済処理を実行させる割引処理部222aとを備える。【選択図】 図6

Description

本発明は、来店した顧客に配布したポイントカードや、多数の加盟店で利用できる広域ポイントカードなど、複数種のポイントカードとを相互に紐付けて運用するためのポイント管理システム及びポイント管理方法に関する。
従来、小売業では、店舗に来店する顧客の囲い込みを目的として、例えば、ポイントやクーポンなどの価値情報を付与するためのポイントカードを発行しており、顧客は商品購入時にポイントカードを提示することで、カードに蓄積されたポイントサービスを受けたり、ポイントを貯めたりできるようになっている(例えば、特許文献1)。
ところで、近年、大手コンビニエンスストアや、大手電子商取引(EC)サイト、大手通信事業者が加盟店を募り、加盟店で共通のポイントを利用可能とする広域ポイントサービスが全国規模で展開され、そのサービス利用のためのポイントカードやスマートフォン用アプリケーションなどが提供されている。また、地域のスーパーや商店などでも、従前から各店舗で独自ブランドのポイントカードを発行している一方で、上述した広域ポイントサービスと連携することで、顧客の来店機会を増大させようとするマーケティング戦略も広まりつつある。
特開2008−83903号公報
上述した広域ポイントサービスでは、ポイントカードに蓄積されたポイント数等の情報は通信ネットワークを通じて、中央データベースサーバーで集中的に管理されているめ、広域ポイントサービスの加盟店は、ポイントに関する情報を中央データベースに反映させるための通信設備や専用のカードリーダー、及びそのための店舗スタッフによるオペレーションを完備する必要がある。
しかしながら、店舗によっては、これまでに展開してきた既存の独自ブランドのポイントカードも継続させたいという要請がある一方で、2種類のポイントカードを取り扱う際には、店舗でのオペレーションが複雑になり店舗スタッフの負担が大きくなるという問題がある。また、広域ポイントサービスの仕組みを現在のPOSレジ端末に直接組み込もうとすると、POSレジ端末の改修や、POSレジ端末そのものの交換が必要となり、多大な導入コストが発生することとなる。
そこで、本発明は、上記のような問題を解決するものであり、既存のポイントシステムを最大限活用することによって新規ポイントサービスを導入する際のコスト増大を抑えるとともに、システムの運用・保守及びスタッフの労力を極力軽減させ、独自ブランドのポイントカードを用いたサービスを継続させつつ、他社のポイントサービスとの連携を可能とするポイント管理システム及びポイント管理方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るポイント管理システムは、購入した商品に関する情報を取得するとともに、取得された情報に係る商品に対する支払い額を算出し決済処理を行う決済処理装置と、第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、第2のカード媒体を識別する第2識別情報とを、関連付けて連係情報として記憶する連係情報記憶部と、第2のカード媒体から第2識別情報を取得し、取得された第2識別情報に紐付けられた価値情報のうち利用者の操作に応じて決定された値を、決済処理装置に転送可能に出力するサービス提供装置と、サービス提供装置から出力された価値情報の値を取得し、取得された価値情報の値に応じて、決済処理における支払額を変更し、変更された支払い額により決済処理を実行させる償還処理部と、第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、決済処理装置における決済処理又は償還処理部による支払額の変更履歴(買物券利用履歴)とを関連付けて決済履歴として記録する決済履歴記録部とを備える。
また、本発明に係るポイント管理方法は、
・第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、第2のカード媒体を識別する第2識別情報とを、関連付けて連係情報として連係情報記憶部が記憶する連係情報記憶ステップと、
・サービス提供装置が、第2のカード媒体から第2識別情報を取得し、取得された第2識別情報に紐付けられた価値情報のうち利用者の操作に応じて決定された値を、決済処理装置に転送可能に出力する価値情報表示ステップと、
・購入した商品に関する情報を決済処理装置が取得するとともに、償還処理部が、サービス提供装置から出力された価値情報の値を取得し、取得された価値情報の値に応じて、購入した商品に対する支払い額を変更し、変更された支払い額により決済処理装置による決済処理を実行させる償還処理ステップと、
・第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、決済処理装置における決済処理又は償還処理部による支払額の変更履歴とを関連付けて決済履歴として決済履歴記録部が記録する決済履歴記録ステップと
を含む。
上記発明において、決済処理装置は、物体の表面に表示された識別情報を光学的に読み取るリーダー装置によって、商品に関する情報を取得し、サービス提供装置は、第2のカード媒体の表面に表示された第2識別情報を読み取ることによって取得する読取手段と、第2識別情報に紐付けられた価値情報を選択可能に表示する表示手段と、利用者の操作に応じて決定された値を、リーダー装置に対して読み取り可能に表示することによって、決済処理装置に転送可能に出力することが好ましい。
上記発明において、商品に関する情報には、商品の商品名及び価格が含まれ、決済処理装置における決済処理には、商品に関する情報に基づいて取得された価格を加算する処理が含まれ、償還処理部における支払額を変更する処理には、サービス提供装置から取得された価値情報の値に基づく価格を減算する処理が含まれることが好ましい。
上記発明において、一定期間の間に記録された決済履歴に基づいて、付与すべき価値情報の値を第1識別情報ごとに算出する付与ポイント算出部と、第1識別情報と当該第1識別情報について付与ポイント算出部が算出した価値情報の値とを付与処理情報として取得する付与処理情報取得部と、付与処理情報に基づいて、連係情報記憶部に記憶された連係情報を参照し、当該第1識別情報に関連付けられた第2識別情報を読み出し、読み出された当該第2識別情報に関連付けられた価値情報を、付与処理情報に基づいて変更するポイント付与部とをさらに備えることが好ましい。
上記発明において、商品に関する情報には、商品の商品名及び価格が含まれ、決済履歴には、購入された商品の商品名及び価格が、その購入に係る第1識別情報と関連付けられて記録され、付与ポイント算出部で算出される付与すべき価値情報の値は、各第1識別情報に関連付けられた決済履歴に含まれる、一定期間の間に購入された商品の価格を加算した値に基づいて算出されることが好ましい。
以上述べたように、この発明によれば、既存のポイントシステムを最大限活用することによって新規ポイントサービスを導入する際のコスト増大を抑えるとともに、システムの運用・保守及びスタッフの労力を極力軽減させ、独自ブランドのポイントカードを用いたサービスを継続させつつ、他社のポイントサービスとの連携が可能となる。
実施形態に係るポイント管理システムの全体構成を示す概念図である。 実施形態に係るサービス提供装置の外観を示す斜視図である。 実施形態に係るサービス提供装置の内部構造を示すブロック図である。 実施形態に係る店舗管理サーバー及びPOSレジ装置の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る自社ポイント管理サーバーの内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るポイント管理システムにおける各装置間におけるデータ処理を示すブロック図である。 実施形態に係るポイント管理方法におけるポイント償還時の動作を示すフロー図である。 実施形態に係るポイント管理方法における紐付けチェック時の動作を示すフロー図である。 実施形態に係るポイント管理方法におけるポイント付与時の動作を示すフロー図である。 実施形態に係るポイント管理システムにおける画面構成を示す説明図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るポイント管理システムの実施形態を詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るシステムの全体構成を示す概念図である。なお、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
(ポイント管理システムの全体構成)
図1に示すように、本実施形態に係るポイント管理システムSは、店舗9において商品を購入又はサービスの提供を受ける顧客Csに対して発行される価値情報であるポイントを管理するシステムである。本実施形態では、店舗9が独自に発行している自社ポイントカード(第1のカード媒体)と、全国規模で展開され、多数の加盟店で共通のポイントを利用可能とする広域ポイントカード(第2のカード媒体)を併用する場合を例に説明する。本実施形態において「価値情報」とは、商品の販売又はサービスの提供に対して付加価値を有する計数可能な情報であって、ポイントや引換券、割引券(本実施形態における買物券)、回数券、及び入場券等の電子クーポン情報等が含まれる。
そして、ポイント管理システムSは、図1に示すように、通信ネットワーク4上に、店舗が独自に展開している自社ポイントを管理する自社ポイント管理サーバー1と、各店舗に対して決済処理サービスを提供する店舗管理サーバー2と、多数の加盟店で共通のポイントを管理する広域ポイントサービス運営サーバー3とが分散配置されている。なお、本実施形態では、サーバーを単一の装置としてたが、本発明はこれに限定するものではなく、機能別にサーバー装置を設けて、複数のサーバー装置で構成させてもよい。
また、ポイント管理システムSは、店舗9に設置されたサービス提供装置5及びPOSレジ装置7とを備えており、来店客は、店舗9が独自に発行している自社ポイントが利用可能な自社ポイントカード6と、広域ポイントカード8を所有している。自社ポイントカード6は、POSレジ装置7に備えられたバーコードリーダー7aや磁気カードリーダー7bで読み取りが可能なカードであり、店舗9が独自に展開している自社ポイントが、自社ポイント管理サーバー1によって記録され、管理・運用されている。一方、広域ポイントカード8は、サービス提供装置5との間でデータの受け渡しが可能な記録媒体であり、本実施形態では、カード媒体の表面に当該カードの識別情報がコード化されたバーコード8aが印刷がされており、このバーコード8aをサービス提供装置5のバーコードリーダーで読み取ることにより、当該カードの識別情報がサービス提供装置5側で取得されるようになっている。なお、この広域ポイントカード8とサービス提供装置5との間におけるデータの受け渡しは、NFC(Near field communication)等の近距離無線通信で行うこともできる。
通信ネットワーク4は、通信プロトコルTCP/IPを用いて種々の通信回線(電話回線やISDN回線、ADSL回線、光回線などの公衆回線、専用回線、無線通信網)を相互に接続して構築される分散型の通信ネットワークであり、この通信ネットワークには、10BASE−Tや100BASE−TX等によるイントラネット(企業内ネットワーク)や家庭内ネットワークのLANの他、各種IP網が含まれる。また、通信ネットワーク4には、有線接続やWifi通信を介しての接続が可能であり、例えば、店舗9内に設置したWifiルーター41や無線LANルーターなどをアクセスポイントとして、これらと無線通信が可能な端末装置を接続することができる。
自社ポイント管理サーバー1は、主としてサービス提供装置5と接続され、自社ポイントサービスと広域ポイントサービスとの連携を行うサーバー装置である。また、この自社ポイント管理サーバー1は、自社ポイントサービスをWeb上に展開するためのWebサーバーとしての機能も果たし、このWebサーバー機能は、自社ポイントに関する情報を提供するWebサイトを管理・運用するWebサーバーであり、WWW(World Wide Web)などのドキュメントシステムにより、HTML(Hyper Text Markup Language)ファイルや画像ファイルから構成されるWebサイトやポイントなどの情報送信を行うサーバーコンピュータ又はその機能を持ったソフトウェアにより実現され、Webブラウザなどのクライアントソフトウェアの要求に応じ、通信ネットワークを通じてWebサイトや電子クーポン等を配信する。
また、広域ポイントサービス運営サーバー3は、広域ポイントの発行や、その利用状況の収集等を行う広域ポイントサービス提供者が運用するサーバー装置であり、例えば、Webサーバー及びアプリケーションサーバー、データベースサーバーなど機能を分配された複数の装置からなるサーバー群で構成されている。本実施形態では、広域ポイントに関する情報を専用のビューアーソフトやブラウザソフトにより、当該バーコードのURLにアクセスすることによって提示可能としている。また、この広域ポイントサービス運営サーバー3で管理されている広域ポイントに関する情報は、所有者である顧客Csによる承認操作に基づいて、他のサービス、例えば店舗9による自社ポイントサービスとの連携を設定することができ、この連携設定に応じて、自社ポイント管理サーバー1からの問い合わせに対して、特定のユーザーの広域ポイントに関する情報を回答するようになっている。
店舗管理サーバー2は、例えば、店舗9における商品管理や価格設定管理、販売売上げ管理、その他の経理処理を支援するサーバー装置であって、店舗9に設置されたPOSレジ装置7と接続され、POSレジ装置7に内蔵されたデータ送信手段から通信網を通じて、店舗9での商品の販売実績やポイントカードの利用履歴を収集する。
店舗9は、例えば、スーパーマーケットや、コンビニエンスストア、飲食店等において、商品の販売サービスを提供する施設であり、店員Opがレジ等の決済作業を担当している。この店舗9には、サービス提供装置5と、POSレジ装置7とが配置されている。この店舗9では、独自の自社ポイントを発行しているとともに、商品の会計の際に、個々の商品の表面に貼られたバーコードを読み取り、このバーコードを通じて購入に係る商品の商品名や販売価格をPOSレジ装置7に入力するとともに、自社ポイントカード6の識別情報を読み取ることによって、どの来店客が、いつ、何をいくらで購入したかが記録されるようになっている。さらに、この店舗9では、紙媒体や電子データを通じて「買物券」と呼ばれるクーポンを発行しており、このクーポンを来店客が会計の際に提示することにより、そのクーポンを特定する識別子をコード化したバーコードを、POSレジ装置7に読み取らせることで、当該バーコードで特定された買物券の額による割引サービス、商品引換サービス等を提供している。
サービス提供装置5は、広域ポイントカード8の表示画面に表示されたバーコード8aを光学的に読み取り、読み取ったバーコードに基づく価値情報である「買物券」を表示部512aに出力する専用装置である。このサービス提供装置5は、POSレジ装置7の脇など、顧客Csと店員Opの両者が操作できる位置に配置され、無線LANや有線等を通じて通信ネットワーク4に接続されている。
POSレジ装置7は、例えば汎用的なレジスター装置であり、商品の価格などを光学的に読み取り利用者の支払い代金を計算したり、金銭の管理をする機能に加えて、自社ポイントカードの読み取り機能を備えている。具体的にPOSレジ装置7には、自社ポイントカード6等から自社ポイントカードの識別子(本発明の第1識別子)である自社ポイントカードIDを読み取る接触式、又は非接触式のカードリーダーが接続されており、自社ポイントカード6等に対してポイントを発行するポイント付与手段としての機能を果たす。
このPOSレジ装置7には、POSレジ装置7が読み取った自社ポイントカードIDと、購入に係る商品の情報を関連付けて、通信ネットワーク4上へ送信する機能を備え、POSレジ装置7には、紙媒体に印刷された買物券の情報(クーポンID等)を読み取るバーコードリーダー7aが接続されており、読み取った買物券の情報に応じて、商品等に対して、自社独自の割引サービスや商品引換サービス、又は入場サービスなどを提供する。
自社ポイントカード6は、顧客Csが所持し、自社ポイントを蓄積するためのカード媒体であり、本実施形態では店舗9で利用可能なカードである。そして、この自社ポイントカード6内には、カード固有であって、カードを識別する第1の識別情報である自社ポイントカードIDが記録されている。この自社ポイントカードIDを記録する手法としては、自社ポイントカードIDをコード化したバーコードを媒体表面に印刷したり、磁気部6aの他、ICチップや、RFIDのように、非接触通信によりデータの読み出し書き込みが行えるような記録部を設けるなどが挙げられる。
広域ポイントカード8は、顧客Csが所持し、広域ポイントを蓄積するためのカード媒体であり、本実施形態では店舗9の他、全国各地の加盟店で利用可能なカードである。そして、この広域ポイントカード8内には、カード固有であって、カードを識別する第2の識別情報である広域ポイントカードIDが記録されている。この広域ポイントカードIDを記録するために、本実施形態では、広域ポイントカードIDをコード化したバーコード8aを媒体表面に印刷している。なお、この広域ポイントカードIDを記録する手法としては、バーコードの他、磁気やICチップ、RFIDのように、非接触通信によりデータの読み出し書き込みが行えるような記録部を設けるなどが挙げられる。
(各装置の内部構成)
次いで、各装置の内部構成について説明する。図2は、本実施形態に係るサービス提供装置5の外観を示す斜視図であり、図3は、本実施形態に係るサービス提供装置5の内部構造を示すブロック図である。なお、説明中で用いられる「モジュール」とは、装置や機器等のハードウェア、或いはその機能を持ったソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成され、所定の動作を達成するための機能単位を示す。
(1)サービス提供装置5の構成
サービス提供装置5は、主として第2のカード媒体である広域ポイントカード8の表面に印刷又は貼り付けられた第2の識別情報であるバーコード8aを光学的に読み取り、読み取ったバーコード8aに基づく広域ポイントに関する情報を表示部512aに表示させる専用装置である。
サービス提供装置5には、広域ポイントカード8の表面に表示された第2識別情報であるバーコード8aを読み取ることによって、そのカードID等の識別情報を取得する読取手段としてバーコードリーダー部515を備えている。また、サービス提供装置5は、第2識別情報である広域ポイントカードのカードIDに紐付けられた価値情報、すなわち広域ポイントカードのポイント数を、自社ポイントのレートに変換したうえでその変換されたポイント数を買物券の金額として選択可能に表示するタッチパネル51cを備えている。
このタッチパネル51cには、利用者の操作に応じて選択され決定された値、即ち買物券の金額が、POSレジ装置7側のリーダー装置に対して読み取り可能に表示される。POSレジ装置7には、物体の表面に表示された識別情報を光学的に読み取るリーダー装置としてスキャナ7aによって商品に関する情報を取得する機能が備えられており、タッチパネル51cで選択された買物券が、バーコードとしてコード化されて表示されることによって、買物券の金額がPOSレジ装置7に転送可能に出力されることとなる。すなわち、タッチパネル51cに表示された買物券のバーコードをスキャナ7aによって光学的に読み取り、その読み取った買物券バーコードが示す金額を割り引いて決算する。
このようなサービス提供装置5の具体的な構成は、図2(a)及び(b)に示すように、広域ポイントカード8を挿入可能な所定容積の読取空間5dを有する筐体であり、表示部512aを上面に備えた本体5aと、本体5aを水平に且つ所定の高さ位置に支持する支持部5bと、支持部5bを垂直に保持すべく本体5aの下方において水平に配置される平板状の基台部5cとから概略構成される。同図(b)に下方から示すように、本体5aの下面、すなわち読取空間5d内上部には、空間内部に挿入された広域ポイントカード8のバーコード8aと対向するように、バーコードリーダー部515が下方に向けて保持されている。
本実施形態において、バーコードリーダー部515は、例えば、レーザー光を往復させて投光することによりカード媒体上のバーコードを照射し、その反射光をCCDセンサーが受光することで、バーコードの情報を読み取るリーダー装置となっている。バーコードリーダー部515には、バーコードから反射された反射光を集光レンズで受光し、受光された反射光を電気信号に変換し、CCDセンサーによって変換された電気信号がCPU等の制御部によって処理され、デジタルデータに変換される。本体5aの上面には、タッチパネル51cが配置され、ユーザーに対する操作ガイドや、広域ポイントの残高等が表示されるとともに、買物券の金額を選択するなどのユーザー操作を受け付ける。
そして、図3に示すように、サービス提供装置5は、制御部524と、通信インターフェース521と、メモリ523と、入力インターフェース513と、出力インターフェース512とを備えている。
通信インターフェース521は、データ通信を行うための通信インターフェースであり、無線等による非接触通信や、ケーブル,アダプタ手段等により接触(有線)通信をする機能を備えている。また、通信インターフェース521として、NFCやWifi(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の近距離通信を行う機能を設けて、広域ポイントカード8の識別子を非接触で取得する受信するようにしてもよい。本実施形態において、通信インターフェース521は、読み取ったバーコードの情報や、当該バーコードに基づき表示された買物券に対する操作情報を店舗管理サーバー2に送信するとともに、店舗管理サーバー2から当該広域ポイントカード8に関する広域ポイントに関する情報を受信する。
メモリ523は、ファームウェアやOS(Operating System)、アプリケーション、その他のデータ等などを記憶する記憶装置である。入力インターフェース513は、タッチパネル51cのタッチセンサー513aなどユーザー操作を入力するデバイスであり、出力インターフェース512は、ディスプレイである表示部512aやスピーカーなど、映像や音響を出力するデバイスである。
制御部524は、CPUやDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算モジュールであり、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、構築された各機能モジュールによって種々の処理を実行する。本実施形態において、制御部524には、価値情報管理部524aと、駆動制御部524bとが仮想的に構築される。
価値情報管理部524aは、広域ポイントに関する情報を自社ポイント管理サーバー1に対して問い合わせたり、それに対する応答(広域ポイントの残高等)を表示部512aに表示させる機能全体を制御するモジュールであり、例えば、店舗管理サーバー2との間でデータを送受し、店舗管理サーバー2から受信した情報に基づいて残高を表示部512aに表示させる。駆動制御部524bは、サービス提供装置5内の各機能の動作を制御するモジュールであり、バーコードリーダー部515を駆動させて、広域ポイントカード8表面のバーコード8aを読み取ったりする。
(2)店舗管理サーバー2及びPOSレジ装置7の内部構成
次いで、店舗管理サーバー2及びPOSレジ装置7の構成について説明する。POSレジ装置7は通信ネットワーク4を通じて店舗管理サーバー2に接続されており、POSレジ装置7における来店客の決済処理及び自社ポイント処理の他、買物券等のクーポンに関する処理が、店舗管理サーバー2との連携により実行される。具体的には、図4に示すように、店舗管理サーバー2は、通信インターフェース21と、制御部22と、自社カード情報データベース23と、商品情報データベース24と、会計情報データベース25とを備えている。
通信インターフェース21は、通信ネットワーク4を通じて、POSレジ装置7やその他のサーバー装置との間でデータの送受信を行う通信インターフェースである。この通信インターフェース21を通じて、例えば、POSレジ装置7から決済に係るカードIDや購入した商品に関する情報を取得し、これらの情報を他のサーバー装置に送信したり、ポイント情報をPOSレジ装置に返信したりする。
制御部22は、CPU(Central Processing Unit.)やDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算モジュールであり、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、構築された各機能モジュールによって、各部の動作制御など種々の処理を行っている。そして、本実施形態では、会計処理部221及び自社ポイント処理部222とが構築される。
会計処理部221は、POSレジ装置7において実行された決済処理を集計し、決済処理の履歴のである会計情報として会計情報データベース25に蓄積するとともに、各顧客の自社ポイントの利用履歴を自社カード情報データベース23に蓄積するモジュールである。また、日ごとの閉店後に実行されるバッチ処理も、この会計処理部221で実行される。このバッチ処理では、その日に実行された決済処理を集計し、その日の販売実績、売上、買物券等のクーポンの利用履歴などを集計し、会計情報は会計情報データベース25に蓄積する。
自社ポイント処理部222は、自社ポイントの発行や利用に関する処理を実行するモジュールである。来店客が商品購入の決済に際し、自社ポイントを貯める場合には、自社カード情報データベース23に蓄積されたカードIDに紐付けられた自社ポイント残高に購入代金に応じた自社ポイントを加算し、自社ポイントの利用をする場合には、自社カード情報データベース23に蓄積された自社ポイント残高から利用ポイント数分を減算する。また、自社ポイント処理部222は、同図(b)に示すように、外部ポイントカードサービスと連携を行うモジュールとして割引処理部222aと、バッチ処理実行部222bと、外部ポイントシステム通信処理部222cとを備えている。
割引処理部222aは、POSレジ装置7で読み込まれた自社ポイントカード或いは買物券のバーコードデータD5に基づいて、店舗管理サーバー2に問い合わせを行い、自社ポイントカードに紐付けられた外部ポイントカードの外部ポイントカードIDを取得するモジュールである。なお、読み込まれたバーコードが買物券である場合には、サービス提供装置5側で読み込まれた広域ポイントカードの識別子と、買物券バーコードとの関連付けを行う。この関連付けられたデータは、自社ポイント管理サーバー1側にフィードバックされ、データベース管理部126を通じて記録され、カード情報D71及び買物券バーコード情報D72として外部ポイント連携処理部123に引き渡される。ここで、自社カードIDは、図6に示すように、POSレジ装置7からはバーコードデータD5として取得される。取得された外部ポイントカードIDは、バッチ処理実行部222b及び外部ポイントシステム通信処理部222cに入力される。なお、この外部ポイントカードとは、自社ポイントカード以外のポイントカードを指し、本実施形態では広域ポイントカードとなる。
バッチ処理実行部222bは、自社ポイント処理部222で実行される会計に関するバッチ処理に際し、外部ポイントカード(広域ポイントカード)を利用した来店客に対する広域ポイントの付与を実行するモジュールである。具体的に、このバッチ処理実行部222bは、一定期間の間に記録された決済履歴に基づいて、付与すべき外部ポイント数を、自社ポイントの自社カードID(第1識別情報)ごとに付与処理情報として算出する付与ポイント算出部としての機能を果たす。例えば、バッチ処理実行部222bは、毎日の閉店後など定期的に実行される会計に関するバッチ処理に際し、その日の広域ポイントカード利用者による購入額を集計し、その購入額に応じて、付与すべき外部ポイント(広域ポイント)を算出し、その算出された結果が付与処理情報として、付与処理情報取得部としての外部ポイントシステム通信処理部222cに入力される。
外部ポイントシステム通信処理部222cは、広域ポイントサービス運営サーバー3に対して、割引処理部222aによって検索された外部ポイントカードIDを指定し、指定した外部ポイントカードIDに関するポイント照合や、ポイント付与、ポイント進呈を依頼するモジュールである。この外部ポイントシステム通信処理部222cは、バッチ処理実行部222bの付与ポイント算出部としての機能が算出した結果を付与処理情報として取得し、付与処理情報に基づいて、連係情報記憶部である連携情報データベース132に記憶された連係情報を参照し、当該自社ポイントカードのカードID(第1識別情報)に関連付けられた外部ポイントカードのカードID(第2識別情報)を読み出し、読み出された外部ポイントカード(ここでは、広域ポイントカード)のカードIDを指定して、広域ポイントサービス運営サーバー3側のポイント付与部36に対してポイントの付与を依頼する。ポイント付与部36は、この広域ポイントカードのカードID(当該第2識別情報)に関連付けられた広域ポイントのポイント数を増加させるべく、上記付与処理情報に基づいて広域ポイントデータベース31に記録されたポイント数の値を変更する。
上記自社カード情報データベース23は、発行された自社ポイントカードのカードIDに、カードの利用者を識別する顧客ID、利用者の購入履歴情報(購入した商品、店舗情報、決済金額、決済日時等)、ポイント情報(ポイント残高、ポイントの利用履歴等)、当該顧客の個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、年齢など)及び使用したクーポンIDなど、顧客に関する情報を関連付けて蓄積するデータベースである。商品情報データベース24は、店舗で取り扱っている商品に関する情報を蓄積するデータベース装置であり、商品に関する情報としては、各商品の商品名、商品コード、商品属性、販売価格等が含まれる。また、商品情報データベース24は、買物券や割引券等のクーポンに関する情報も蓄積されている。このクーポンに関する情報としては、各クーポンのサービス名、クーポンコード、クーポン属性、割引価格等が含まれる。なお、このクーポンの割引価格は、マイナスの値が設定されており、会計処理においてクーポンが使用されると、支払額は減算されることとなる。
会計情報データベース25は、店舗全体における決済処理の履歴を記録するデータベース装置であり、POSレジ装置7において実行された会計処理における、決済処理実行日、購入商品、決済金額、クーポン利用履歴、購入者に関する情報等が蓄積される。なお、購入者に関する情報としては、決済時にポイントカードなどが提示され購入者を特定できる場合にはその顧客ID、購入者を特定できない場合には、年齢、性別など決済時に取得可能な情報を含めることができる。
一方、POSレジ装置7は、来店客(顧客)が購入した商品に関する情報(商品コードや商品名、値段)を取得するとともに、取得された情報に係る商品に対する支払い額を算出し決済処理を行う決済処理装置であり、本実施形態では、通信インターフェース71と、制御部72と、メモリ73と、操作キー74とを備えている。
通信インターフェース71は、通信ネットワーク4を通じて、店舗管理サーバー2との間でデータの送受信を行う通信インターフェースである。スキャナ7a,7bは、識別情報を取得する機能を備えたリーダーライタ装置であり、本実施形態では、自社ポイントカード6からカードIDを読み取る、接触式、非接触式の装置などが用いられる。バーコードリーダー7aは、商品バーコード又は紙媒体に出力された買物券、又はサービス提供装置5の表示部512aに表示された買物券のバーコードを光学的に読み取る読取装置であり、これらの情報は制御部72に送信される。
メモリ73は、商品コードに商品名や値段等関連付けて記録したり、電子クーポンの情報に基づいたサービス内容を記憶するメモリ装置である。制御部72は、商品の決済を行ったり、装置全体の制御を行うCPU等の演算処理装置であり、本実施形態では、読み取った商品コードに基づいて販売価格を画面上に表示させて決済処理を実行したり、電子クーポンの情報に基づいて割り引きなどの処理を実行する。また、制御部72は、スキャナ7a,7bで読み取った電子クーポンを識別するクーポンIDと、スキャナ7a,7bが読み取ったカードIDとを関連付けて、通信ネットワーク4上へ送信する情報連結手段としての機能を有している。
制御部72は、CPU等の演算処理装置であり、メモリ73に格納されたOS(Operating System:基本ソフト)や、ファームウェア等が実行されることにより、各種の機能モジュールが仮想的に構築される。本実施形態において制御部72には、決済処理部72aと、ポイント処理部72bとが構築される。ポイント処理部72bは、サービス提供装置5のタッチパネルに表示された買物券バーコード等の価値情報を取得し、取得された買物券の金額(価値情報の値)に応じて、例えば、買物券の金額に応じて割り引くなどして、決済処理における支払額を変更する償還処理部としての機能を果たす。一方、決済処理部72aは、顧客が購入した商品の金額を合算して支払額を計算し、決済処理を実行するモジュールであり、本実施形態では、ポイント処理部72bによって変更された支払い額により決済処理を実行するとともに、自社ポイントカードを識別する第1識別情報(自社ポイントカードID)と、POSレジ装置における決済処理、又はポイント処理部72bによる支払額の変更履歴(買物券利用履歴)とを関連付けて決済履歴として記録する決済履歴記録部としての機能を果たす。この決済履歴はメモリ73に一時的に保存され、定期的に或いは必要に応じて店舗管理サーバー2の会計処理部221又は自社ポイント処理部222へ送り出され、集計されて会計情報として会計情報データベース25に蓄積される。
(3)自社ポイント管理サーバー1の内部構成
次いで、自社ポイント管理サーバー1について説明する。図5及び図6に自社ポイント管理サーバー1の内部構成、及び周辺のサーバーとの関係を示す。自社ポイント管理サーバー1は、制御部12と、記憶部13と、通信インターフェース11とを備えている。
記憶部13は、各データを蓄積するデータベース群であり、本実施形態では、コード情報データベース131と、連携情報データベース132と、顧客情報データベース133と、端末情報データベース134とを備えている。これらの各データベースは、相互にリレーションシップが張られており同期処理により情報の共有が可能となっている。
顧客情報データベース133は、外部ポイントカードの利用者に関する情報として、利用者を特定する顧客IDや、カードの利用履歴を蓄積するデータベースであり、顧客IDに、当該顧客の購入履歴情報、個人情報、ポイント情報、及び使用したクーポン情報(クーポンID)等が関連付けられて蓄積される。連携情報データベース132は、外部ポイントカードと自社ポイントカードとを紐付ける情報を蓄積するデータベースであり、外部ポイントカードのカード識別子と、自社ポイントカードのカード識別子とを関連付けるとともに、これらの組み合わせに対して顧客情報を紐付けるリレーションが設定されている。コード情報データベース131は、バーコードなどコード化された情報を蓄積するデータベースであり、各社のカードを識別するコードに関する情報や、買物券やその他の電子クーポンに関する情報を蓄積している。端末情報データベース134は、各店舗に設置されたサービス提供装置5に関する情報を蓄積するデータベースであり、サービス提供装置5を識別する識別情報に、店舗の位置や電話番号等の店舗情報等が関連付けて蓄積されている。
自社ポイント管理サーバー1の通信インターフェース11は、通信ネットワーク4を通じてサービス提供装置5や、その他のサーバーとの間でデータの送受信を行う通信インターフェースである。この通信インターフェース11を通じて、例えば、店舗管理サーバー2から自社ポイントカードに関する情報を取得したり、サービス提供装置5で読み取られたバーコード情報を取得したり、店舗管理サーバー2から顧客に関する情報を取得したりする。
制御部12は、CPUやDSP等のプロセッサ、メモリ、及びその他の電子回路等のハードウェア、或いはその機能を持ったプログラム等のソフトウェア、又はこれらの組み合わせなどによって構成された演算モジュールであり、プログラムを適宜読み込んで実行することにより種々の機能モジュールを仮想的に構築し、構築された各機能モジュールによって、各部の動作制御、ユーザー操作に対する種々の処理を行っている。本実施形態において、制御部12には、スキャンデータ解析部121と、外部端末制御部122と、外部ポイント連携処理部123と、リアルタイム処理部124と、端末情報管理部125と、データベース管理部126とが構築される。
スキャンデータ解析部121は、サービス提供装置5で読み取られたスキャンデータD1を取得し、解析するモジュールであり、スキャンデータD1を解析することにより、暗号化されていたテキスト文字を平文に復号し、外部ポイント連携処理部123に入力する。外部端末制御部122は、サービス提供装置5の動作を制御するモジュールであり、サービス提供装置5における操作データ、例えば外部ポイント処理要求D2を受信したり、サービス提供装置5のタッチパネル51cに表示させる画像である、操作画面表示データD3などを送信する。この操作画面表示データD3としては、例えば図10(a)に示すような、ポイント残高D31や、外部ポイントを償還する際に使用する買物券の金額を選択させるボタンD32などを表示するウィンドウW1、同図(b)に示すような、選択された使用する買物券の内容をコード化したバーコードD33や、その確定又はキャンセルを選択するボタンD34,D35などが表示されたウィンドウW2が含まれる。
外部ポイント連携処理部123は、サービス提供装置5で読み取られた外部ポイントカードの情報から、当該外部カードに紐付けられた自社ポイントカードの識別子を呼び出し、双方の情報を紐付ける処理を実行するモジュールであり、カード情報抽出部123aと、バーコード管理部123bとを備えている。カード情報抽出部は、スキャンデータ解析部121が解析した文字列から、その読み取られたカードのカードID等のカード情報D61を抽出し、そのカード情報D61に基づいて連携情報データベース132を検索し、その読み取られたカードに関するカード種別、発行元などのカード情報D71を取得し抽出するモジュールであり、抽出された抽出結果は、リアルタイム処理部124に渡される。他方、バーコード管理部123bは、利用者が外部ポイントサービスを利用した履歴情報であるバーコード利用履歴D62をカード情報D61とともに、記憶部13に登録するモジュールである。また、バーコード管理部123bは、利用者が外部ポイントの償還を要求した場合に、コード情報データベース131又は店舗管理サーバー2に対して、償還に係るカード情報D61に基づいて、償還するポイント数(金額)を示すバーコードに関する情報を問い合わせ、取得された買物券バーコード情報D72を外部端末制御部122を通じてサービス提供装置5に表示させる機能も備えている。
リアルタイム処理部124は、例えば、外部ポイントの償還処理などのように、即時性が要求される処理を実行するモジュールであり、外部ポイントシステム通信処理部222cを通じて、広域ポイントサービス運営サーバー3に対して、ポイントの紹介や、ポイントの償還を要求する。端末情報管理部125は、自社ポイント管理サーバー1による管理対象となるサービス提供装置5を管理するモジュールであり、端末情報データベース134に端末IDの登録を要求する端末登録要求D4に応じて、その端末ID及び個々の認証情報を紐付けてデータベースに登録し、これらの端末情報に基づいてセキュリティの管理を実行する。
データベース管理部126は、各モジュールからの検索要求に応じて各データベースを検索したり、指定されたデータベースの値を更新したりするモジュールである。なお、データベース管理部126は、アクセス者の各データベースに対するアクセス権限も管理しており、アクセス者の権限に応じてそのアクセスを規制する機能も備えている。
(4)広域ポイントサービス運営サーバー3の内部構成
次いで、広域ポイントサービス運営サーバー3について説明する。広域ポイントサービス運営サーバー3が運用するサーバー装置であり、広域ポイントサービスの対外的な機能として、広域ポイントデータベース31の照合・照会、ポイント進呈、ポイント補正などの処理が実行可能となっている。
具体的に広域ポイントサービス運営サーバー3は、広域ポイントデータベース31を備え、リアルタイム処理系のモジュールとして、リアルタイム処理対応部32と、ポイント償還部33と、ポイント照会部34とを備え、バッチ処理系のモジュールとして、バッチ処理対応部37と、ポイント照合・補正部35と、ポイント付与部36とを備えている。
上記広域ポイントデータベース31は、発行された広域ポイントカードのカードIDに、カードの利用者を識別する顧客ID、利用者の購入履歴情報(購入した商品、店舗情報、決済金額、決済日時等)、ポイント情報(ポイント残高、ポイントの利用履歴等)、当該顧客の個人情報(氏名、住所、電話番号、メールアドレス、性別、年齢など)及び使用したクーポンIDなど、顧客に関する情報を関連付けて蓄積するデータベースである。
リアルタイム処理系のモジュールは、ポイントの照会や、ポイントの償還(進呈)など即時性が必要な処理を実行するモジュールであり、店舗管理サーバー2の外部ポイントシステム通信処理部222cからの問い合わせや、償還処理の要求に応じて、即時に処理を実行する。一方、バッチ処理系のモジュールは、一日一回、例えば閉店後の定時に、その日一日分の決済処理の集計や、ポイントの付与処理などをまとめて実行する。例えば、バッチ処理において算出された付与すべき広域ポイント数が付与処理情報として店舗管理サーバー2側から送信されたときには、広域ポイントカードのカードID(当該第2識別情報)に関連付けられた広域ポイントのポイント数を増加させるべく、上記付与処理情報に基づいて、ポイント付与部36が広域ポイントデータベース31に記録されたポイント数の値を変更する。
(ポイント管理方法)
以上の構成を有するポイント管理システムSを動作させることによって、本発明のポイント管理方法を実施することができる。図7は、実施形態に係るポイント管理方法の紐付け動作を示す説明図であり、図8は、本実施形態に係るポイント管理方法の広告配信動作を示す説明図である。
図5に示すように、来店客は、会計処理に際し、自社ブランドポイントカードを店舗スタッフに提示し、店舗スタッフは、来店客が提示した自社ブランドポイントカードをPOSレジのバーコードリーダー7a又は磁気カードリーダー7bでスキャンする(S101)。ここで、来店客が他社ポイントカード(ここでは、広域ポイントカード)を利用すべく提示があったときには(S102における「Y])、その他社ポイントカードが自社ポイントカードと紐付けがなされているか否かをチェックする(S103)。
上記ステップS103における自社ポイントカードと他社ポイントカードとが紐付けられているか否かのチェックは、図7に示すように、来店客が提示した他社ポイントカードをサービス提供装置5にてスキャンする(S401)。このスキャンによって自社ポイントカードが他社ポイントカードに紐付けされていない場合(S402における「N」)、サービス提供装置5にて自社カードをスキャンさせ(S403)、スキャンした情報を自社ポイント管理サーバー1側に送信し、この情報を受信した自社ポイント管理サーバー1側では、自社ポイントカードと他社ポイントカードとの紐付けを登録する(S404)。
一方、ステップS402において当該広域ポイントカードが自社ポイントカードに既に紐付けされている場合は(S402における「Y」)、紐付けされた広域ポイントカードに関する登録情報について、広域ポイントサービス運営サーバー3に対して照会を行い(S405)、自社の記憶部13に登録された情報との照合を行う。このとき、自社の記憶部13において、自社ポイントカードに紐付けられている広域ポイントカードのカードID等が異なる場合には、新規のカードIDを上書き補正して情報を更新する。
このように、当該広域ポイントカードが自社ポイントカードに既に紐付けされている場合(S402における「Y」)、或いはステップS403及びS404を経て当該他社ポイントカード(広域ポイントカード)の自社ポイントカードへの紐付けが完了した後には、登録が完了している旨を結果応答ととしてサービス提供装置5に通知する(S406)。この通知を受けてサービス提供装置5では、広域ポイントカードについてポイント残高の表示をすべく、自社ポイント管理サーバー1側に対し、広域ポイントカードについてデータベースの検索をさせ、ポイント残高の問い合わせを実行させるとともに(S201,S202)、取得されたサービス提供装置5にて他社ポイント残高を表示する(S104)。
詳述すると、図5に示すように、ステップS103で紐付けチェックが完了した後、サービス提供装置5にてスキャンされた他社ポイントカードの識別情報が自社ポイント管理サーバー1に送信され、自社ポイント管理サーバー1側で他社ポイントカードについてデータベースを検索する(S201)。この検索結果に基づいて広域ポイントサービス運営サーバー3側に、当該他社ポイントカードのポイント残高を問い合わせる(S202)。このポイント残高の問い合わせに応じて、広域ポイントサービス運営サーバー3側では、問い合わせのあったカードについてポイント残高を検索して、自社ポイント管理サーバー1側に回答する(S301)。このポイント残高の回答を受けて、自社ポイント管理サーバー1側では、当該店舗9のサービス提供装置5に対して、広域ポイントサービス運営サーバー3が回答したポイント残高の表示を指示する(S203)。この表示指示を受けて、店舗9のサービス提供装置5は、当該他社ポイントの残高をタッチパネル51cに表示させる(S104)。このタッチパネル51cによるポイント残高の表示に際し、蓄積されたポイントを支払いに利用するか否かの問い合わせも表示される。
来店客が他社ポイントの利用、すなわち蓄積されたポイントを償還して、今回の支払いに充てることを選択した場合には(S105における「Y])、サービス提供装置5のタッチパネル51cにおいて、来店客に対してポイントの利用金額の選択を促す(S106)。そして、来店客の選択操作に応じて、選択されたポイント数(金額)のポイント償還取引が、自社ポイント管理サーバー1側で実行され(S204)、ポイント償還データが広域ポイントサービス運営サーバー3側に送信され、このポイント償還データを受けて、広域ポイントサービス運営サーバー3側では、使用されたポイント減算処理を実行する(S302)。
ステップS204のポイント償還取引が実行された後、店舗9内では、選択されたポイント利用金額に従った買物券バーコードが表示され(S107)、表示された買物券バーコードを店舗スタッフがPOSレジ側のバーコードリーダーでスキャンし、確定操作を実行する(S108)。これにより、POSレジ装置7側では、来店客が買物券を利用した場合と同じ処理が実行され、その買物券分の割引がなされた決済処理が実行される(S109)。
上述したステップS102において他社ポイントカードの提示がなかった場合(S102における「N」)、ステップS105において来店客が他社ポイントの利用を希望しなかった場合(S105)には、通常の決済処理がなされる(S110)。このステップS110における通常の決済処理では、例えば、来店客が他社ポイントカードを提示していない場合においてその来店客が他社ポイントカードを自社ポイントカードと紐付けしないときには、自社ポイントカードに対するポイントのみが付与される。一方、来店客が他社ポイントカードを提示していない場合であっても、その来店客が他社ポイントカードを自社ポイントカードと紐付けしているときには、自社ポイントカードに対するポイントとが付与されるとともに、他社ポイントカードに対しても自動的にポイントが付与される。ステップS105において他社ポイントの利用を希望しないときにも(S105における「N」)自社ポイントカードに対するポイントとが付与されるとともに、他社ポイントカードに対しても自動的にポイントが付与される。
次いで、ポイントを付与する場合の処理について説明する。図8に示すように、ポイントの付与は、例えば閉店後など、定期的にバッチ処理として行われる売り上げ集計処理時に、その日に付与されたポイントをまとめて計算する(S501)。具体的には、閉店後に売り上げを集計する際、自社ポイントカードごとに利用履歴を集計し、利用金額に応じた自社ポイント及び他社ポイントを算出し(S502)、紐付けられた他社ポイントカードを検索し、検索された他社ポイントカードシステムにアクセスして加算すべき付与ポイントを通知する(S503)。付与ポイントの通知を受けた広域ポイントサービス運営サーバー3では、該当するポイントカードに対してポイント加算処理を実行する(S504)。この広域ポイントサービス運営サーバー3側におけるポイント加算処理の実行を受けてWebサイト等における開示情報を更新する(S505)。
(作用・効果)
このような本実施形態によれば、既存のポイントシステムを最大限活用することによって新規ポイントサービスを導入する際のコスト増大を抑えるとともに、システムの運用・保守及びスタッフの労力を極力軽減させ、独自ブランドのポイントカードを用いたサービスを継続させつつ、他社のポイントサービスとの連携が可能となる。特に、本実施形態では、サービス提供装置5を既存のPOSレジ装置7の周辺に設置し、従来の会計作業における店舗スタッフの商品・買物券のバーコードを読み取るという一連の流れに大きな変更を加えることなく、自社ブランドのポイントカードと、広域ポイントカードとを紐付けることができる。これにより、既存のPOSレジシステムの業務オペレーションに大きな変更を加える必要がなく、導入・運用コストを最低限に抑えつつ、両カードの間で自社ポイントの付与や決済処理、広域ポイントの付与や償還を連携させることができる。
S…ポイント管理システム
1…自社ポイント管理サーバー
2…店舗管理サーバー
3…広域ポイントサービス運営サーバー
4…通信ネットワーク
5…サービス提供装置
6…自社ポイントカード
7…POSレジ装置
8…広域ポイントカード
9…店舗
11…通信インターフェース
12…制御部
13…記憶部
21…通信インターフェース
22…制御部
23…自社カード情報データベース
24…商品情報データベース
25…会計情報データベース
31…広域ポイントデータベース
32…リアルタイム処理対応部
33…ポイント償還部
34…ポイント照会部
35…ポイント照合・補正部
36…ポイント付与部
37…バッチ処理対応部
71…通信インターフェース
72…制御部
73…メモリ
74…操作キー
121…スキャンデータ解析部
122…外部端末制御部
123…外部ポイント連携処理部
124…リアルタイム処理部
125…端末情報管理部
126…データベース管理部
131…コード情報データベース
132…連携情報データベース
133…顧客情報データベース
134…端末情報データベース
221…会計処理部
222…自社ポイント処理部
512…出力インターフェース
513…入力インターフェース
515…バーコードリーダー部
521…通信インターフェース
523…メモリ
524…制御部

Claims (10)

  1. 購入した商品に関する情報を取得するとともに、取得された情報に係る商品に対する支払い額を算出し決済処理を行う決済処理装置と、
    第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、第2のカード媒体を識別する第2識別情報とを、関連付けて連係情報として記憶する連係情報記憶部と、
    第2のカード媒体から前記第2識別情報を取得し、取得された前記第2識別情報に紐付けられた価値情報のうち利用者の操作に応じて決定された値を、前記決済処理装置に転送可能に出力するサービス提供装置と、
    前記サービス提供装置から出力された価値情報の値を取得し、取得された価値情報の値に応じて、前記決済処理における支払額を変更し、変更された支払い額により前記決済処理を実行させる償還処理部と、
    前記第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、前記決済処理装置における決済処理又は前記償還処理部による支払額の変更履歴とを関連付けて決済履歴として記録する決済履歴記録部と、
    を備えることを特徴とするポイント管理システム。
  2. 前記決済処理装置は、物体の表面に表示された識別情報を光学的に読み取るリーダー装置によって、前記商品に関する情報を取得し、
    前記サービス提供装置は、
    前記第2のカード媒体の表面に表示された前記第2識別情報を読み取ることによって取得する読取手段と、
    前記第2識別情報に紐付けられた価値情報を選択可能に表示する表示手段と、
    前記利用者の操作に応じて決定された値を、前記リーダー装置に対して読み取り可能に表示することによって、前記決済処理装置に転送可能に出力する
    ことを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
  3. 前記商品に関する情報には、商品の商品名及び価格が含まれ、
    前記決済処理装置における前記決済処理には、前記商品に関する情報に基づいて取得された価格を加算する処理が含まれ、
    前記償還処理部における前記支払額を変更する処理には、前記サービス提供装置から取得された価値情報の値に基づく価格を減算する処理が含まれる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のポイント管理システム。
  4. 一定期間の間に記録された前記決済履歴に基づいて、付与すべき価値情報の値を前記第1識別情報ごとに算出する付与ポイント算出部と、
    前記第1識別情報と当該第1識別情報について付与ポイント算出部が算出した価値情報の値とを付与処理情報として取得する付与処理情報取得部と、
    前記付与処理情報に基づいて、前記連係情報記憶部に記憶された連係情報を参照し、当該第1識別情報に関連付けられた第2識別情報を読み出し、読み出された当該第2識別情報に関連付けられた価値情報を、前記付与処理情報に基づいて変更するポイント付与部と
    をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のポイント管理システム。
  5. 前記商品に関する情報には、商品の商品名及び価格が含まれ、
    前記決済履歴には、前記購入された商品の商品名及び価格が、その購入に係る第1識別情報と関連付けられて記録され、
    前記付与ポイント算出部で算出される付与すべき価値情報の値は、各第1識別情報に関連付けられた決済履歴に含まれる、一定期間の間に購入された商品の価格を加算した値に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項4に記載のポイント管理システム。
  6. 第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、第2のカード媒体を識別する第2識別情報とを、関連付けて連係情報として連係情報記憶部が記憶する連係情報記憶ステップと、
    サービス提供装置が、前記第2のカード媒体から前記第2識別情報を取得し、取得された前記第2識別情報に紐付けられた価値情報のうち利用者の操作に応じて決定された値を、決済処理装置に転送可能に出力する価値情報表示ステップと、
    購入した商品に関する情報を決済処理装置が取得するとともに、償還処理部が、前記サービス提供装置から出力された価値情報の値を取得し、取得された価値情報の値に応じて、前記購入した商品に対する支払い額を変更し、変更された支払い額により決済処理装置による決済処理を実行させる償還処理ステップと、
    前記第1のカード媒体を識別する第1識別情報と、前記決済処理装置における決済処理又は前記償還処理部による支払額の変更履歴とを関連付けて決済履歴として決済履歴記録部が記録する決済履歴記録ステップと
    を含むことを特徴とするポイント管理方法。
  7. 前記償還処理ステップにおいて、前記決済処理装置は、物体の表面に表示された識別情報を光学的に読み取るリーダー装置によって、前記商品に関する情報を取得し、
    前記価値情報表示ステップにおいて、前記サービス提供装置は、前記第2のカード媒体の表面に表示された前記第2識別情報を、読み取ることによって取得するとともに、前記第2識別情報に紐付けられた価値情報を選択可能に表示手段に表示し、前記利用者の操作に応じて決定された値を、前記リーダー装置に対して読み取り可能に表示することによって、前記決済処理装置に転送可能に出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載のポイント管理方法。
  8. 前記償還処理ステップにおいて、前記商品に関する情報には商品の商品名及び価格が含まれ、前記決済処理装置における前記決済処理には前記商品に関する情報に基づいて取得された価格を加算する処理が含まれるとともに、前記償還処理部における前記支払額を変更する処理には前記サービス提供装置から取得された価値情報の値に基づく価格を減算する処理が含まれる
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のポイント管理方法。
  9. 一定期間の間に記録された前記決済履歴に基づいて、付与すべき価値情報の値を、付与ポイント算出部が前記第1識別情報ごとに算出する付与ポイント算出ステップと、
    前記第1識別情報と当該第1識別情報について付与ポイント算出部が算出した価値情報の値とを付与処理情報として、付与処理情報取得部が取得する付与処理情報取得ステップと、
    前記付与処理情報に基づいて、前記連係情報記憶部に記憶された連係情報を参照し、当該第1識別情報に関連付けられた第2識別情報を読み出し、読み出された当該第2識別情報に関連付けられた価値情報を、ポイント付与部が、前記付与処理情報に基づいて変更するポイント付与ステップと
    をさらに含むことを特徴とする請求項6に記載のポイント管理方法。
  10. 前記償還処理ステップにおいて、前記商品に関する情報には商品の商品名及び価格が含まれ、前記決済履歴には前記購入された商品の商品名及び価格が、その購入に係る第1識別情報と関連付けられて記録され、
    前記付与ポイント算出ステップで算出される付与すべき価値情報の値は、各第1識別情報に関連付けられた決済履歴に含まれる、一定期間の間に購入された商品の価格を加算した値に基づいて算出される
    ことを特徴とする請求項9に記載のポイント管理方法。
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